JP6583717B2 - まつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器 - Google Patents

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Description

本発明は、まつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器に係り、特に送風器から送られてくる空気の流れにより、まつげの近傍を乾燥させることが可能で、コンパクトなまつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器に関する。
従来から送風装置として、頭部の髪を乾燥させるヘアードライヤーや、冷却などを目的とした扇風機などは広く知られている。
しかし、これらのヘアードライヤーや扇風機は、幅広く髪の毛を乾かし、幅広く身体を冷却などするため、全体に風が行き渡り、まつげメイク(マスカラ、アイラインなど)の乾燥、まつげエクステ施術後のグルー(接着成分)の乾燥(即ち揮発を促す)、つけまつげのグルー乾燥などに用いるには適さない。
つまり、従来のヘアードライヤーや扇風機を、顔やまつげに向けて操作すると、これらによって生じる空気の流れ(風)が、顔全体に当ってしまい、まつげだけではなく目の周りが乾燥してしまい、まつげだけにあてることができないという不都合があった。
このため、従来は、まつげメイクの乾燥、まつげエクステ施術後のグルーの乾燥、つけまつげのグルー乾燥などは、放置して、自然に乾くのを待つ以外に方法がなかった。
しかし、まつげメイクの乾燥、まつげエクステ施術後のグルーの乾燥、つけまつげのグルー乾燥などは、接着成分などが自然に乾燥するまで待つ間、目に染み、化粧が崩れるなどの問題があるばかりでなく、乾いていない状態でアイメイクをすると、アイメイクの失敗が頻発する。また乾いてからアイメイクを行うと、乾く時間が必要であり、それだけアイメイクの時間が長くなって、施術時間が長時間となってしまう。
特に、頬、目の周りの表皮は非常に薄く乾燥し易い箇所で、美容の観点から見ても、むやみな風を当てる行為は避けたい所である。このため、アイメイクの施術時間を短縮でき、失敗が少なく、早く乾かすことができる技術が望まれていた。
また従来のヘアードライヤーや扇風機はまつげに送風するには不向きであるだけでなく、大きく、持ち運びが困難であり、コンパクトなハンディタイプの技術が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、マスカラ、アイラインなどのアイメイクや、まつげエクステのグルーやつけまつげのグルー(接着成分)を早く乾かし、目に染みる時間を短縮し、化粧の崩れを防止できる、コンパクトなまつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器を提供することにある。
本発明の他の目的は、アイメイクの失敗を減らし、アイメイクの時間を短縮でき、まつげエクステサロンの施術時間短縮が行える、コンパクトなまつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器を提供することにある。
前記課題は、本発明のまつげ専用送風器用ノズルによれば、長辺と短辺とからなる開口から構成され、空気を風として吹き出す吹き出し口からなるまつげ専用送風器用ノズルであって、前記吹き出し口は、開口の前記長辺が瞼のカーブに沿って湾曲して形成され、前記長辺方向の幅が5mm〜50mmの範囲で、且つ前記短辺方向が0.5mm〜20mmの範囲で形成されたこと、により解決される。
一般に、アジア人(日本人)の目幅は、平均30mm前後であり、本発明の吹き出し口は、長辺方向の幅が5mm〜50mmの範囲であり、開口の長辺が瞼のカーブに沿って湾曲して形成されているので、上記平均30mm前後のまつげの根元に集中して、吹き出し口から出た風が当たるように構成することができる。そして、開口の短辺方向が0.5mm〜50mmの範囲であるので、吹き出される風が細いペーパーのような風になり、これによって、集中的にまつげの根本やグルーの位置に当てることができる。しかも、瞼のカーブに沿って細く薄い空気の流れ(風)が吹き出るため、他の部位の乾燥を併発することがないように構成することが可能である。
そして、前記吹き出し口と連結された空気の吸い込み口を有し、前記吹き出し口は、少なくとも前記短辺方向が先細りに形成すると好適である。
このように構成すると、細いペーパーのような風を、確実に吹き出させることが可能となり、瞼のカーブに沿って細く薄い風によって乾燥がグルーを的確に捉え、他の部位の乾燥をより防止することが可能となる。
さらに、筐体の吹き出し口の短辺方向を形成する対向する両面の先端側端面は、一方の面側と他方の面側とで、所定の長さの差を設けて形成されていると好適である。
このように、吹き出し口の短辺方向の吹出口を形成する先端側端面の一方が、所定の長さの差を設けて形成されているので、風が外側に巻くように噴出される。つまり、「頬」側ではなく、頬から離れる方向へ風が流れ、細いペーパーのような風によって、集中的にまつげの根本やグルーの位置だけに当てることができるので、「頬」や「瞼」への影響を少なくできる。
さらに、前記吹き出し口は、開口の短辺方向に風仕切り部が、長辺方向に所定間隔で形成されていると好ましい。このようにすると、吹き出し口からの風を、吹き出し口の位置に拘わらず、空気の流れが風仕切り部によって規制され、一定の風速に規制することが可能となるので、グルーなどの乾燥を均一に行うことが可能となる。
前記課題は、本発明に係るまつげ専用送風器によれば、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のまつげ専用送風器用ノズルを備えているまつげ専用送風器であって、空気の吸い込み口と、吹き出し口を有する手で握れる大きさの筐体と、前記吸い込み口から空気を吸い込み、前記吹き出し口へ送風する送風手段と、前記送風手段を駆動する電源と、を備えたこと、により解決される。
以上のように構成することにより。請求項1乃至4のいずれか1項に記載の特徴を備えたコンパクトなまつげ専用送風器を提供することができる。すなわち、マスカラ、アイラインなどのアイメイクや、まつげエクステのグルーやつけまつげのグルー(接着成分)を早く乾かし、目に染みる時間を短縮し、化粧の崩れを防止でき、アイメイクの失敗を減らし、アイメイクの時間を短縮でき、まつげエクステサロンの施術時間短縮が行える。
このとき、前記空気の吸い込み口は、前記筐体の吹き出し口の対向する両面の先端側端面の短い方の筐体面側に形成されていると好適である。
このように構成すると、まつげ専用送風器を手で持って、長い方の面を皮膚(顔側)側に位置させるようにすると、空気の吸い込み口が皮膚(顔側)側と反対側に位置し、持ち手や皮膚(顔側)側で遮られることがなく、吹き出し口から出た空気(風)が、再び空気の吸い込み口から入るように構成できるので、「頬」や「瞼」への影響をより確実に少なくできる。
さらに、空気の吸い込み口は、前記筐体の吹き出し口と反対側の端面側に形成されているように構成することができる。このようにすると、空気の取入れを顔から離すことが可能となり、施術中に顔等への影響を少なくすることができる。
前記課題は、本発明に係るまつげ専用送風器によれば、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のまつげ専用送風器用ノズルを備えているまつげ専用送風器であって、空気の吸い込み口から空気を吸い込み、吹き出し口へ送風する送風手段と、前記送風手段を駆動する電源と、を備え、前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載のまつげ専用送風器用ノズルは、前記送風手段と送風管を介して連結されたこと、により解決される。
このように、まつげ専用送風器用ノズルが、前記送風手段と送風管を介して連結された構成にすると、ノズルを移動することで、乾燥が行えることや、送風手段の音などを顔から離した位置におけるので、異音を伝えることなく、施術が行える。また送風管の長さを調整することで、より送風手段から遠ざけることが可能であるだけでなく、ノズルだけの重さで施術が可能となり、送風管の太さで空気の流量を調整可能となるので、より好適である。
本発明によれば、まつげの根元に集中して、吹き出し口から出た風が当たるように構成することができる。そして風が、細いペーパーのような風になり、これによって、集中的にまつげの根本やグルーの位置に当てることができる。そして、まつげの根本やグルー以外の他の部位の乾燥を併発することがないように構成することが可能である。
また、短辺方向の吹出口を形成する先端側端面の一方が、所定の長さの差を設けて形成すると、風が外側に巻くように噴出される。つまり、「頬」側ではなく、グルーから頬を離れる方向へ風が流れ、細いペーパーのような風によって、集中的にまつげの根本やグルーの位置だけに当てることができるので、「頬」や「瞼」への影響を少なくできる。
さらに、吹き出し口を備えた筐体は手で握れる大きさで形成されているので、コンパクトなものとなる。
以上のように、本発明によれば、マスカラ、アイラインなどのアイメイクや、まつげエクステやつけまつげにおけるグルー(接着成分)を早く乾かし、目に染みる時間を短縮し、化粧の崩れを防止でき、アイメイクの失敗を減らし、アイメイクの時間を短縮でき、まつげエクステサロンの施術時間短縮が行えるコンパクトなまつげ専用送風器ノズル及びまつげ専用送風器を提供することができる。
まつげ専用送風器の概略を示す正面図である。 図1の側面図である。 図2のA部の部分断面の拡大図である。 図1の吹き出し口側から見た図である。 図1の斜視図である。 使用状態の説明図である。 他の実施形態を示す図1と同様な正面図である。 図7の持ち手のカバーを外した状態の説明図である。 更に他のまつげ専用送風器の概略を示す正面図である。 図9の吹き出し口側から見た図である。 図9の斜視図である。 使用状態の説明図である。 他の実施形態を示す概略部分断面図である。 図13の上方から下方に向けた矢印から見た部分正面図である。 図13及び図14で示す吹き出し口を備えた実施形態を示す斜視図である。 図15の他の実施形態を示す斜視図である。 他の実施形態を示す吹き出し口(ノズル)の説明図である。 図17の吹き出し口を備えたまつげ専用送風器の説明図である。 図17の他の例を示す説明図である。 図19のII‐II線による概略断面図である。 図19の概略側面図である。 キャップ付き専用送風器の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 他のつけまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 充電器の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 まつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。 図22のキャップ付き専用送風器の他の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 キャップを外した状態の図28の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 更に他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。 更に他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)はキャップを外した説明図である。 携帯用まつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は底面図、(E)は左側面図、(F)はキャップを外した正面図、(G)はキャップを外した右側面図である。 口紅型の携帯用まつげ専用送風器であり、(A)は正面図、(B)は側面からみた説明図である。 図33の使用状態の説明図である。 さらに他のまつげ専用送風器の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は概略斜視図である。 両目を同時に対象としたまつげ専用送風器の説明図である。
図1乃至図6は一実施形態で、図1はまつげ専用送風器の概略を示す正面図、図2は図1の側面図、図3は図2のA部の部分断面の拡大図、図4は図1の吹き出し口側から見た図、図5は図1の斜視図、図6は使用状態の説明図である。図7は他の実施形態を示す図1と同様な正面図、図8は図7の持ち手のカバーを外した状態の説明図である。
本実施形態に係るまつげ専用送風器Sは、図1で示すように、筐体10と、空気の吸い込み口20と、空気の吹き出し口30と、送風手段40と、電源50と、電源投入手段60と、を備えている。
本実施形態の筐体10は、収納部11と蓋体12とから構成されており、これら収納部11と蓋体12は、接合部13で嵌め込まれて一体に固着されるように形成されている。
上記接合部13での嵌め込みは、公知の技術によって行われている。なお、嵌め込みではなく、収納部11と蓋体12を接合部13で突き当てて、ねじ等によって固着できるように構成してもよい。
収納部11には、送風手段40としての小型のブロワモータ41と、このブロワモータ41の出力軸に直接或いは間接的に連結された回転軸に羽根42が取り付けられている。本実施形態では羽根42は、複数のカーブした板体がブロワモータ41を中心としてブロワモータ41から所定空間を置いてカップ状に配設されている。このカップ状の羽根42は回転方向に傾斜角度を持って、所定間隔で配設されている(これらの構成は公知であるので詳細は省略する)。
また収納部11には、送風手段40を駆動する電源50としての電池が収納されており、本例の電源50は複数の電池を直列に接続している。これら電源50と送風手段40は電源投入手段60としてのスイッチを介して接続されている。この電源投入手段60には、不図示の電流の流れ量を複数段に調整することのできる送風速調整手段(可変抵抗などを用いて構成される)が形成されている。これによって、ブロワモータの回転速度を複数段に調整することができる(これらの電源投入手段、送風速調整手段の構成は公知であるので詳細は省略する)。このため、細いペーパーのような空気の流れ(風)の風力を強・弱等の複数段を選んで使えるため、送風速(風量)を適宜調整できる。
本実施形態では、電源50として電池を用いた例を示しているが、電池の代わりに充電式電池、蓄電池で代替してもよい。この場合、充電式電池又は蓄電池への充電は、商用電源等によって充電したりするが、コンセントに直接接続したり、充電器を介して接続したり、或いはUSBなどによってPC等と接続しったりして行うなど各種、公知の技術を用いることができることは勿論である。
本実施形態の蓋体12は、図1及び図2で示すように、外面側で中央より先端側に寄った位置に空気の吸い込み口20が形成されている。この空気の吸い込み口20は、筐体10の空気の吹き出し口30を形成する収納部11と蓋体12の対向する両面の先端側端面の短い方の筐体面側に形成されている。このように構成すると、まつげ専用送風器Sを手で持って、長い方の面(本実施形態では収納部11側)を皮膚(顔側)側に位置させるようにして、親指等で電源投入手段60を操作する。
このように操作すると、蓋体12に設けられた空気の吸い込み口20が皮膚(顔側)側と反対側に位置し、持ち手や皮膚(顔側)側で遮られることがなく、また吹き出し口30から出た空気(風)が、再び空気の吸い込み口20から入るように、空気の流れを瞼や皮膚(顔側)側に当てることなく、渦を巻くような空気流を構成できる。
本実施形態の空気の吸い込み口20は、筐体10の一面側である表面側(外表面)に円状の穴21で形成され、この穴21には、穴21の内部が触れないように且つ空気を取り入れることが可能なように空間を開けた保護部22が形成されている。本実施形態では、保護部22は、ブロワモータ41によって回転される羽根42の傾斜角度と反対の回転方向に形成されている。なお、保護部22は網目状のような形態であってもよい。
本実施形態の蓋体10の外表面で、上記空気の吸い込み口20より中央よりには、電源50をON−OFFする電源投入手段60であるスイッチが形成されている。本実施形態のスイッチは、タクテイルスイッチなどを用いている。また送風速調整手段としてはスライドスイッチなどを用いているが、このスライドスイッチをタクテイルスイッチに隣接して設けるなど各種公知の技術が用いられる。
本実施形態のまつげ専用送風器Sは、図3で示すように、先端側(図1の前側)に開口からなる空気の吹き出し口30が形成されている。本実施形態の開口からなる空気の吹き出し口30は、収納部11の先端側端面11aと蓋体12の先端側端面12aとで形成されている。
この空気の吹き出し口30は、長辺方向(図1の左右方向)と短辺方向(図3の上下方向)の開口から形成され、少なくとも短辺方向が先細り形状に形成されている。この先細り形状は、開口の長辺側が瞼のカーブに沿って湾曲して形成され、長辺方向の幅が5mm〜50mmの範囲で、且つ短辺方向が1mm〜20mmの範囲で形成されている。このように構成すると、空気の吹き出し口30から瞼のカーブに沿って細く薄い空気の流れ(風)が吹き出るように構成できる。ここで、本例では、長辺方向の幅及び短辺方向を上述のように記述しているが、長辺方向の幅が25mmで短辺方向の幅が1.5mmであってもよく、ノズルや装置のバリエーションにおいて、上述の範囲で、適宜選択することが可能である。
なお、吹き出し口30は、後述する形態において、ペーパー状の風(吹き出し口から出る風が恰も薄いペーパーのように吹き出す風)と認識される範囲であることが好ましく、吹き出し口30の開口についても、適用するノズルやまつげ専用送風器の形態に応じて改変できるものを含むものである。
本実施形態では、空気の吹き出し口30を構成する開口は、ペーパー状の風(吹き出し口から出る風が恰も薄いペーパーのように吹き出す風)と認識される範囲で形成されている。これによって、空気の吹き出し口30が狭く細い状態となり、ここから吹き出る空気を、細いペーパーのような風となって吹き出させることが可能となる。
また筐体10の空気の吹き出し口30の短辺方向を形成する対向する両面の先端側端面は、一方の面側と他方の面側とで、所定の段差を設けて形成されている。つまり、本実施形態では、図3及び図5で示されるように、収納部11側の先端側端面11aが、蓋体12側の先端側端面12aより所定の量だけ長く形成されている。このように構成すると、空気の吹き出し口30の上下に差があることにより、吹き出した空気(風)が、短い方である外側(蓋体12方向)に巻くように流れる。よって「頬」や「瞼」への影響を少なくできる。頬や目まわりの皮膚は非常に薄く乾燥し易い箇所で、美容の観点から見ても、むやみに目まわりの皮膚(表皮)に風を当てることなく、渦を巻くような空気流を構成できる。
なお、本実施形態では収納部11側の先端側端面11aが、蓋体12側の先端側端面12aより所定量だけ長く形成されている例を示したが、蓋体12側の先端側端面12aが収納部11側の先端側端面11aより所定量だけ長く形成するように構成してもよい。ここで、本例では所定の長さ(所定量)は1.5mmとしているが、これに限定されない。
また、空気の吹き出し口30には、開口の短辺方向に風仕切り部31が、長辺方向に所定間隔で形成されている。このように構成すると、吹き出し口30の位置に拘わらず、空気の吹き出し口30からの空気の流れ(風)が風仕切り部31によって規制され、一定の風速に規制することが可能となるので、吹き出し口30によって、グルーなどの乾燥を均一に行うことが可能となる。
図7は他の実施形態を示す図1と同様な正面図、図8は図7の持ち手のカバーを外した状態の説明図である。本実施形態では、上記実施形態と同様部材・同様配置・同様機能等には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の筐体10は、図8で示すように、収納部71と、この収納部71を覆うように筒状の蓋体部72と、空気の吹き出し口形成部73で構成されている。前述した空気の吹き出し口30を除き、一方の辺の長さは筐体10を持つ長さ方向の辺であり、他方の辺は、手のひらに収まるように、握り易い形状を意図したものである。また本実施形態では、一方の辺である長い方の辺は断面円形に形成されている。なお、本例において、キャップを取り付けて吹き出し口を露見しないようにしても良い。これにより吹き出し口を保護することができる。
本実施形態では、図8で示すように、収納部71は、上面側が開口された空洞となっており、この収納部71に電源50が収納されて、筒状の蓋体部72によって収納部71を覆うように形成されている。また先端側(前側)には、空気の吹き出し口形成部73が形成されている。吹き出し口形成部73には送風手段40が形成されており、この送風手段40は、前述説明したものと同様であるので、説明を省略する。
また収納部71と吹き出し口形成部73との間で、送風手段40より収納部71側には、ストッパ部70が形成されている。このストッパ部70は、筐体10を形成する収納部71と空気の吹き出し口形成部73との間に形成されるが、収納部71の外径より若干大きく形成されている。またストッパ部70には電源をON−OFFする電源投入手段60であるスイッチが形成されている。なお、複数段の送風速調整手段は、空気の吹き出し口形成部73の適宜箇所に設けられている。
収納部71には、電源50である電池が収納できるように形成されており、この収納部71は、蓋体部72内に収納部71が入り、収納部71より外径が大きく形成された蓋体部72とストッパ部70が当接して、両者が嵌まり込むように構成されている。また、図7及び図8で示すように、筐体10のストッパ部70より先端側に空気の吸い込み口20が形成されている。なお、空気の吹き出し口30の構成は前記した実施形態と同様であり、さらには後述する実施形態のように構成することもできる。
本実施形態の筐体10の大きさは、手で握れる大きさのものであり、空気の吹き出し口30を除き、使用時に、筆記具を持つような感覚で操作することが可能となり、乾燥させやすいだけでなく、吹き出し口の特徴を保ったまま、まつげ専用送風器を、よりコンパクトにすることができ、女性の化粧ポーチ等に入れて、持ち運びも便利となる。
図9乃至図12は更に他の実施形態を示すものであり、図9はまつげ専用送風器の概略を示す正面図、図10は図9の吹き出し口側から見た図、図11は図9の斜視図、図12は使用状態の説明図である。本実施形態では、上記各実施形態と同様部材・同様配置・同様機能等には同一符号を付してその説明を省略する。
前記各実施形態は、吹き出し口30を突状に形成した例を示しているが、本実施形態では、吹き出し口30を凹状に形成した例を示すものである。この吹き出し口30を凹状に形成した以外は、前記図1乃至5で示す実施形態と同様である。
このように構成すると、まつ毛の根本に風を集中的に当てることが可能となり、空気の流れが、まつ毛の根元から眉の方向へ流れ、「頬」や「眼球」への影響を少なくできる。頬は風を敏感に感じるため、頬に当てずに不快感が生じるのを防止し、眼球の乾燥などを防止することが可能となる。
なお、本実施形態においても、空気の吹き出し口を除いて、図7及び図8で示されるような持ち易く、操作のし易い実施形態とすることができるのは、勿論である。
図13乃至図16は、まつげ専用送風器の他の実施形態を示すものであり、図13はまつげ専用送風器ノズルとしても適用できる吹き出し口の概略部分断面図、図14は図13の吹き出し口を図13の矢印から見た部分正面図、図15は図13及び図14で示す吹き出し口を備えたまつげ専用送風器の実施形態を示す斜視図、図16は図15の他の実施形態を示す斜視図である。
図13で示す実施形態では、吹き出し口30を形成する先端側端面12aを湾曲(カーブ)した形状にしている。このように湾曲して形成することにより、グルーを乾燥させるために吹き出させた空気(風)が湾曲した面に沿って流出するので、空気の流れが湾曲面によってグルーに接触することが多くなると共に、吹き出し口30から流出する前に、吹き出し口30内の空間部に滞留させることができるので、空気を均一に吹き出すことが可能となる。
さらに、吹き出し口30を形成する先端側端面12aを湾曲(カーブ)した形状にすると、図2及び図3で示すまつげ専用送風器Sに比して、よりデザイン性が良好にでき、スタイリッシュな製品とすることができる。
図15で示すまつげ専用送風器Sは、上記図13及び図14で示す吹き出し口30を用いたものであり、空気の吸い込み口20、スイッチなどの電源投入手段60、送風速調整手段などは前記各実施形態と同様のものを採用することができる。また、本実施形態の筐体10は、収納部11と蓋体12とを接合した図1乃至図6の実施形態とは異なり、収納部11が板状で形成されており、この板状の収納部11を覆うように、蓋体12が形成されている。
したがって吹き出し口30は、前記実施形態と同じく収納部11側の先端側端面11aと、蓋体12側の先端側端面12aで構成され、収納部11側の先端側端面11aが、蓋体12側の先端側端面12aより所定量だけ長く形成されている。
なお、本実施形態の空気の吸い込み口20は格子状(網目)の形状をしており、異物の侵入を防止できるように構成している。
図16は、図15で示すまつげ専用送風器Sの変形例であり、図15に示す実施例と同様部材・同様配置・同様機能等には同一符号を付してその説明を省略し、図15で示す実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図16で示す実施形態では、空気の吸い込み口20が、空気の吹き出し口30と反対側の端面に形成された例を示すものである、端面側の形状が矩形であるために、空気の吸い込み口20を構成する格子(網目)の形状も矩形形状としている。
なお、前記図15及び図16で示すまつげ専用送風器Sは、矩形体で構成した例を示しているが、円柱体(円筒体)で形成すると、より持ち易く、鉛筆など筆記用具的な持ち方で施術することができるように構成できる。
図17乃至図21は、まつげ専用送風器用ノズルNについての説明であり、図17は他の実施形態を示す吹き出し口の説明図、図18は図17の吹き出し口を備えたまつげ専用送風器の説明図、図19は図17の他の例を示す説明図、図20は図19のII‐II線による概略断面図、図21は図19の概略側面図である。基本的には、既に説明した空気(風)の吹き出し口30と同様であるので、既に説明した内容については、同じ符号を付してその説明を省略する。
前記各実施形態では、空気の吸い込み口20と、吹き出し口30を有する筐体10と、吸い込み口20から空気を吸い込み、吹き出し口30へ送風する送風手段40と、送風手段40を駆動する電源50と、電源50をON−OFFする電源投入手段60と、を有するまつげ専用送風器Sとして説明したが、以下の実施形態では、上記まつげ専用送風器に用いるノズルN(吹き出し口30)部分を単独で構成できるものである。
本実施形態のまつげ専用送風器用ノズルNは、図17で示すように、吹き出し口30と、ノズル本体80と、この本体から空気をノズル本体80に取り入れるための接続部81とを有している。ノズル本体80は下側と上側の各板体80a,80bで空間を形成するようになっている(この点は図20及び図21を参照)。吹き出し口30の構成は前記各実施形態のものを適用できるものである。また、ノズルNの大きさは、吹き出し口30の幅が、手で持って施術するときに支障が生じない大きさで構成される。
まつげ専用送風器用ノズルNは、図18で示すように、低圧コンプレッサー100と接続されたエアホース91を、ノズルNの接続部81と、接続部分90で接続して構成する。
エアホースは所定の直径の自由に曲げることのできる各種フレキシブル金属、合成樹脂、ゴムなどで構成されている。
接続部分90は、ステンレス等の金属、合成樹脂、ゴム、シリコンなどで構成されており、この部分に絞り弁等を設けて、空気(風)の流用を調整できるように構成することもできる。
図19乃至図21はまつげ専用送風器用ノズルNの他の実施形態を示すものであり、図19は図17の他の例を示す説明図、図20は図19のII‐II線による概略断面図、図21は図19の概略側面図である。この実施形態では、上記各実施形態と同様部材・同様配置・同様機能等には同一符号を付してその説明を省略する。
図19で示すまつげ専用送風器用ノズルNは、上側の板体80aと下側の板体80bで形成される空間(板体内部)に仕切り板83が形成されている。この仕切り板83は、空間を確保すると共に、ノズルNに流入する空気をノズル本体80に均等に行き渡らせるためである。
また図22はキャップ付き専用送風器Sの例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。この実施形態において、前記各実施形態と同様部材、同様配置等には同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、筐体10と、この筐体10に係合するキャップKが着脱自在になっており、使用しないときには、キャップKによって吹き出し口がカバーされるように形成されている。
本実施形態では、筐体10の内部にはニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、リチウムポリマー電池など公知の充電式電池が用いられているが、小型化の要請から電源等は各種選定される。記号J1は充電端子であり、公知のものが用いられている。
なお使い切りであっても、小型化の要請に合致するものであれば、勿論使用することが可能である。他の内部構造は、既に説明したものと同様構成である。なお充電器は、例えば図24で示されるようなものを利用することが可能である。このように充電中は勿論、充電器に立てて使用することも可能である。
図23で示す例は、図2の他の実施形態を示すものであり、キャップを外した状態の説明図であって(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。本実施例において、構成その他は図22で示す例を略同様であり、形状等が異なるものである。
図24は充電器110の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。
本実施形態の充電器110では、まつげ専用送風器Sに形成された充電端子J1と接続されるように、立体的な概略矩形状の基台110aの上部には、連結端子J2が形成され、この連結端子J2を囲むように半円状の縦壁110bが形成されている。また、充電器110の基台110aの上面には、充電器110のスイッチ110cと、充電状態を表示するLED110dが形成されており、LEDは充電中を意味する赤色と充電完了を意味する緑色から構成されている。これによって、安定的にまつげ専用送風器Sの充電ができるように構成されている。なお本例の連結端子J2には、不図示の電源コードから供給された電気を基台110a内に配置された不図示の装置によって、変圧・変電して供給するように構成されている。しかし、これに限ることなく、USBの接続端子であってもよく、その場合には、まつげ専用送風器SにUSBの接続端子が形成され、まつげ専用送風器S内に変圧・変電できる公知の基板等が配設されるように構成している。そして充電器に相当するものはUSB端子を保持するプラスチック等でもよい。
なお、図24(D)に示すように、基台110aを支持する支持部110eが4つ形成されている。
図25は、まつげ専用送風器Sの説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図であり、以下図25乃至図36の各実施態様において、前記各実施形態と同様機能、部材、配置には同一符号を付して、その説明を省略する。
図25で示すように、本実施形態のまつげ専用送風器Sでは、立てておくことが便利なスタンド型であり、筐体120は手で握れる大きさのものであり、下部122と上部121から構成されている。本実施形態では、細長い形状でペンのように握ることができるので、繊細な角度の調整などができる機能重視のまつげエクステ用のものである。
本実施形態のまつげ専用送風器Sでは、安定性を重視して下部122が末広がりとなり、下部122は上部121と回転可能に構成されている。上部121の上端には、前記実施形態のように二つに分かれた吹き出し口30が形成され、底面にはファン40や空気の吸い込み口20が形成されている。上部121の下部側はなだらかに細くなるように直径が小さく形成され、持ち易く形成されている。また上部121の下部側には、丸みのあるストーン(本例ではLED等が3つ)を形成し、充電状態やファンの強弱の状態を表示するように形成されている。つまり、下部122を回転させることによって、スイッチ(不図示)がON,OFFできるように形成され(例えば、右回し1回でON、左回し1回でOFF)、さらに、スイッチONの状態からさらに右に回すと、弱、強、イオン発生(マイナスイオンの発生)などが行えるように形成されている。
図26は他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。本実施形態では、上述の図25の変形例であり、手で握れる大きさの筐体130と、下部側面に形成されたスイッチ等132と、上端面に形成された段差の無い吹き出し口30と、から構成されている。表面はプラスチックの蒸着メッキで仕上げられており、縦方向にスライドするスイッチ等132で構成されており、スイッチ等132によって、ON,OFFできるように形成され、スイッチONの状態からさらにスライドさせると、弱、強、イオン発生などが行えるように形成されている。
図27は他のまつげ専用送風器Sの説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は底面図である。本実施形態のまつげ専用送風器Sは、立てて置くことができるスタイルのものであり、丸みのあるフォルムで、使い勝手がよいものであり、手で握れる大きさの筐体140の中央部にはくびれ141があり、持ち易いものである。他は図5等と同様である。但し、図5で示す例が直線的なフォルムであるのに対し、本実施形態では曲面で形成されているので、吸い込み口20及び送風手段40は、この曲面に合わせた曲面形状をしている点、吹き出し口30が上面中央の端面に形成されている点において相違する。
図28は図22のキャップ付き専用送風器Sの他の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図、図29はキャップを外した状態の図28の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
本実施形態は、蓋付のコンパクトまつげ専用送風器Sであり、キャップKを回して、外して使用する。外した状態は、図29で示すように、円柱体の先端に吹き出し口30が形成されている。この円柱体を回転させて、スイッチ(不図示)がON,OFFできるように形成され(例えば、右回し1回でON、左回し1回でOFF)、さらに、スイッチONの状態からさらに右に回すと、弱、強、イオン発生(マイナスイオンの発生)などが行えるように形成されている。
そして、筐体10を把持して、吹き出し口30をまつげに向けて使用することができ、コンパクトでキャップKが付いているので、化粧ポーチに入れても、吹き出し口が他の化粧品によって汚れ、損傷を防止することができる。
図30は更に他のまつげ専用送風器Sの説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図、(D)は底面図である。本実施形態は、手で握れる大きさの筐体150がマウス型のような形状をしており、左右には手で持ち易いように、指がフィットする緩やかなくぼみ(凹み)151,151を形成している。吸い込み口20には送風手段40(図示せず)が配置されていることは前記各実施形態と同様であるが、吸い込み口20には適宜模様や色彩を付して見た目を工夫している。
なお、スイッチ等は不図示であるが、前述の各実施形態を適宜適用することができるものである。
図31は更に他のまつげ専用送風器の説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)はキャップを外した説明図である。本実施形態は、手で握れる大きさの筐体160は、下部162と上部161とから構成されており、上部161には吸い込み口20と吹き出し口30が形成されている。また上部161にはキャップKが着脱自在に設けられている。本実施形態では、キャップKが半透明であり、吸い込み口20は、模様、色彩を変化させてバリエーションを出せるようにしている。そしてキャップKが半透明であることによって、吸い込み口20のデザインがそのまま外部から目視できるので、バラエティに富んだデザインとすることができる。符号163は下部162の左右には手で持ち易いように、指がフィットする緩やかなくぼみ(凹み)163,163を形成している。
図32は携帯用まつげ専用送風器の説明図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は底面図、(E)は左側面図、(F)はキャップを外した正面図、(G)はキャップを外した右側面図である。手で握れる大きさの筐体170は下部172と上部171とから構成され、上部171を回動させることにより、図28、図29と同様に構成されている。
本実施形態では、ポーチに入れることができるもので、コンパクトな形状であり、どこでも持ち運びが可能な形状となっている。キャップKの部分の色彩、柄、素材などを変えて、ファッション性を向上させ、持ち運びに最適なバリエーションとすることができる。
図33は口紅型の携帯用まつげ専用送風器であり、(A)は正面図、(B)は側面からみた説明図、図34は図33の使用状態の説明図である。
本実施形態では、口紅のようなシルエットで形成されており、女性の持ち物の中でなじむようにデザインしたものである。手で握れる大きさの筐体180は下部182と上部181とから構成されており、キャップKは上部181を覆い、口紅のキャップと同様になっている。また、下部182は持ち手部分となっており、蒸着メッキで形成され、上部181の先端側に形成された吹き出し口30が瞼に沿うような曲線となっている。
使用する場合には、図34で示されるように、下部182に対して上部181を回動させ、前述の実施形態と同様に、スイッチ(不図示)がON,OFFできるように形成され(例えば、右回し1回でON、左回し1回でOFF)、さらに、スイッチONの状態からさらに右に回すと、弱、強、イオン発生(マイナスイオンの発生)などが行えるように形成されている。なおキャップKの上端にプラスチックのカット形状を付加すると、よりデザイン性に優れたものとなる。
図35はさらに他のまつげ専用送風器の例を示すもので、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は概略斜視図であり、図30で示すマウス型の変形例である。本実施形態では、手で握れる大きさの筐体190が曲線で形成されており、筐体190の後部(図35右側)が大きく、筐体190の先端側(図35左側)が薄く形成されている。そして筐体190の後部の両側には、吸い込み口20が形成されている。送風手段(不図示)として小型ブロワ、小型シロッコファン等が用いられる。また筐体190内には制御を含む各種基板、充電池等が内蔵されているが前記各実施形態で使用したものが適宜用いられる。
吹き出し口30にはスライド装置191が設けられている。スライド装置191はスライド本体191aと、把持部兼ストッパ191bが形成されており、スライド本体191aをスライドして開閉し、吹き出し口30の開口の大きさを調整することができる。これにより、ホコリ等の侵入を防止すると共に、吹き出し口30の開口幅を調整することができる。この例では、吹き出し口30の先端が凹状になった例を示しているが、図1で示すような凸状の形成をしてもよい。
図36は両目を同時に対象としたまつげ専用送風器の説明図で、両目まつげへ同時に風を送るタイプのイメージ図である。図36(A)〜図36(D)において、両側の中間部分は両目の間隔であり、それぞれの吹き出し口は、前記各実施形態の構成を組み合わせたものとなり、適宜選択することができるものである。
前記各実施形態では、詳細は記述していないが、次のような事柄を制御において行っても良い。小型ブロワ、小型シロッコファン等のファンの強弱については、ファンの回転数を制御基板で制御することができ、制御基板にスイッチからの信号で回転数を制御するように構成することができる。また、ソフトウエアによって、小型ブロワ、小型シロッコファン等のファンの制御を公知の技術によって制御することが可能である。
またスイッチをONにしたときに、公知の制御技術によって、小型ブロワ、小型シロッコファン等が直ちに所定回転数で回転するのではなく、徐々に回転数を上げて、所定の回転数になるように、制御基板で制御するようにすることができる。所定の回転数になるまでの時間や温度を設定すること等によって、制御することができるものである。
前記各実施形態では、電源として、蓄電池、充電器を用いた例やUSBの接続端子を用いた例を示したが、充電器の代わりに非接触充電技術を用いることは勿論であり、電磁誘電方式の他に共鳴時期誘電方式、さらにはワイヤレス充電など、各種の充電技術を用いることができるものである。
以上のように、マスカラ、アイラインなどのアイメイクや、まつげエクステのグルーやつけまつげのグルーの乾燥のときに、上瞼又は下瞼のカーブに合わせて、吹き出し口が異なるまつげ専用送風器用ノズル、または吹き出し口が異なるノズルが形成されたコンパクトなまつげ専用送風器を用いることができる。
また本発明のまつげ専用送風器用ノズル及びまつげ専用送風器においては、複数の実施形態を説明したが、許容される範囲において、各実施形態を適宜組み合わせることが可能であるのは、言うまでもないことである。
10 筐体
11 収納部
12 蓋体
11a,12a 先端側端面
13 接合部
20 吸い込み口
21 穴
22 保護部
30 吹き出し口
31 風仕切り部
40 送風手段
41 ブロワモータ
42 羽根
50 電源
60 電源投入手段
70 ストッパ部
71 収納部
72 蓋体部
73 吹き出し口形成部
80 ノズル本体
80a,80b 板体
81 接続部
83 仕切り板
90 接続部分
91 エアホース
100 低圧コンプレッサー
110 充電器
110a 基台
110b 縦壁
110c スイッチ
110d LED
110e 支持部
120 筐体
121 上部
122 下部
130 筐体
132 スイッチ等
140 筐体
141 くびれ
150 筐体
151 くぼみ
160 筐体
161 上部
162 下部
171 上部
172 下部
170 筐体
180 筐体
181 上部
182 下部
190 筐体
191 スライド装置
191a スライド本体
191b 把持部兼ストッパ
J1 充電端子
J2 連結端子
K キャップ
N ノズル(まつげ専用送風器用ノズル)
S まつげ専用送風器

Claims (1)

  1. 長辺と短辺とからなる開口から構成され、空気を風として吹き出す吹き出し口からなり、前記吹き出し口は、開口の前記長辺が瞼のカーブに沿って湾曲して形成され、前記長辺方向の幅が5mm〜50mmの範囲で、且つ前記短辺方向が0.5mm〜20mmの範囲で形成された専用送風機用ノズルを備えているまつげ専用送風器であって、空気の吸い込み口と前記吹き出し口を有する手で握れる大きさの筐体と、前記吸い込み口から空気を吸い込み、前記吹き出し口へ送風する送風手段と、前記送風手段を駆動する電源と、を備え前記空気の吸い込み口は前記筐体の前記吹き出し口の対向する両面の先端側端の短い方の筐体面側に形成されていることを特徴とするまつげ専用送風器。
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