JP6582219B1 - スタッフ用支持台の構造と、スタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法 - Google Patents

スタッフ用支持台の構造と、スタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の、複数の人が水糸に係わって所作し、かつ複数の人の目で確認所作し、平坦を確認、修正等をする手段として、従来技術と、文献で挙げた構造では不可能と考えられる。【解決手段】スタッフを立設できる支持台は、スタッフを受入れる受け部を形成するとともに、受け部の後側に、ゴム製の水糸を張装かつ取付けできる係止手段を突出形成し、係止手段を用いて、水糸を、支持台のスタッフのスケール面に添接後に、所定の水平位置に係止可能としたスタッフ用支持台の構造と、スタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法である。水糸の張装で、水平かつ均等な厚みの土砂の素材基礎施工と、コンクリート又はアスファルトの厚みの基層施工ができる。作業者の健康管理と、疾病等発生回避に有益である。【選択図】 図10−1

Description

本発明は、スタッフ用支持台の構造と、このスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法に関する。
道路設置用(道路用)、又はブロック施工用、或いは庭施工用の何れかの工事の施工に当たっては、設計指図書に示す形状寸法に合格するように、出来形を管理する。例えば、一般に道路舗装の場合には、基準高さ、幅、延長、平坦性等について管理を行うが、その際に必要なことは、各工程の路面の平坦である。この平坦を確認、修正等をする手段として、スタッフ、水糸(弾性ゴム糸)等の器具(道具)がある。
この器具を有効利用し、簡易にする方法は、例えば、図面の図14−1〜図14−3に示した一例がある。即ち、道路設置用(道路用)の工事において、第1の人が、第1スタッフを保持し、これを道路の一方の端に立設し、かつ水糸の環(輪っか)を、第1スタッフの上から被嵌(輪投げのように)係止する。この際に、第1の人は、この第1スタッフを保持し、併せて、スタッフの表面スケール数値に水糸を保持する。次に、第2の人は、同じように、第2スタッフを保持し、かつこれを道路の中央に立設する。この第2の人は、この第2スタッフを保持し、併せて、スタッフの表面スケール数値に、第1スタッフから延長した水糸を添接する(被嵌も有り得る)。そして、第3の人は、道路の他方の端に第3スタッフを立設し、かつ道路の端に立設した杭(釘針杭)に、第2スタッフから延長した水糸の環(一個又は複数個)、或いは水糸の端を、杭の丁張りと杭の隙間に差込み支持する(被嵌も有り得る)。この差込み支持の際に、図14−2の如く、第3の人が、水糸を手に二重捲きし、かつ緊張した状態で保持し、水糸を係止するために、通常は、差込み支持する。この差込みは、図14−2・図14−3の如く、丁張りの隙間を探し、この隙間に水糸を差込み支持する。図14−2・図14−3のようになるが、この差込み等の作業は手に負担をかけることと、作業環境が劣悪の際には、更に厄介なことであって、解決すべき問題である。
そして、前述の図14−2・図14−3の如く、即ち、水糸を、手のひらに二重捲きし、かつ緊張した状態で保持することは、第3の人の手に圧迫感を与え、場合により、しびれる等の疾病、又は負担、及び/又は、疲労を与えることになる。本発明者も経験する処であり、問題の解決策が要望されていると考えられる。
また、この第3の人の手への疾病、又は負担軽減と、この種の作業の効率化、或いは、場合により、疾病等発生回避が要望されているのが現況と考えられる。
これに鑑み、本発明は、例えば、図1〜図13に示した、「スタッフ用支持台の構造と、スタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法」を提供し、前述の問題をなくすことを意図する。
また、本発明の構造と張装方法を提案するに際し、先行文献を調査した結果を、以下に説明する。
第1は、スタッフに糸掛け部を設けた構成として、実用新案登録第3154329号の考案がある。領域に複数本設けた杭と、この杭にそれぞれ設けたスタッフを保持するスタッフホルダーと、このスタッフホルダーに設けた水掛け部(切欠き部)を備える取付具と、水掛け部は、取付具の辺部に設けた構造であり、水掛け部に水糸を係止可能とする。スタッフと取付具は、十文字の配置で、スタッフの上下動で、取付具に設けた水糸を所定の水準位置にセットすることにある。従って、複数の人が、水糸に係わって所作し、かつ複数の人の目で確認所作し、平坦を確認、修正等をする手段としては不向きである。
その他、スタッフに関する文献として、幾つか挙げられる。しかし、具体的に、関連がある記述は見当たらなかった。
実用新案登録第3154329号
前述した如く、従来の、複数の人が水糸に係わって所作し、かつ複数の人の目で確認所作し、平坦を確認、修正等をする手段、或いは前述した、例えば、第3の人の手への疾病、又は負担軽減と、この種の作業の効率化、或いは、場合により、疾病等発生回避が要望されているのが現況と考えられる。
しかしながら、従来技術と、文献1では不可能と考えられる。
上記に鑑み、本発明は、複数の人が、水糸に係わって所作し、かつ複数の人の目で確認所作し、確実、かつ容易に水糸をセットできるスタッフ用支持台と、このスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法の提供であり、請求項1−7の開示である。
請求項1の発明は、スタッフを立設できる支持台は、スタッフを受入れる受け部を形成するとともに、受け部の後側に庇部を形成し、庇部に、外側から中心に向かってゴム製の水糸を張装、かつ取付けできる対の係止手段を形成し、対の係止手段は、同じ高さ位置に形成し、水糸を、支持台に立設したスタッフのスケール面に添接し、添接後に対の係止手段の何れか一つに係止し、水糸を、所定の水平位置に取付け可能としたスタッフ用支持台の構造である。
請求項2の発明は、スタッフを立設できる支持台は、スタッフを受入れる受け部を形成するとともに、受け部の後側に突出形成した、ゴム製の水糸を張装、かつ取付けできる係止手段を形成し、水糸を、支持台に立設したスタッフのスケール面に添接し、添接後に係止手段に係止し、水糸を、所定の水平位置に係止可能としたスタッフ用支持台の構造である。
従って、請求項1、又は請求項2では、スタッフと、その支持台を介して、例えば、複数の人が、水糸に係わって所作し、かつ複数の人の目で確認所作し、確実、かつ容易に水糸をセットできる。また、水糸の張装で、水平、かつ均等な厚み(所定厚み)の土砂等の素材基礎施工と、コンクリート、又はアスファルト等の所定の厚みの基層施工ができる。さらに、作業者(人)の健康管理と、疾病等発生回避に有益である。
請求項3の発明は、係止手段は、導入部と、導入部に続く掛止部で構成されているスタッフ用支持台の構造である。
従って、請求項3では、請求項1、又は請求項2の目的、かつ特徴の達成と、最適な係止手段の構造を提供できる。
請求項4の発明は、係止手段は、水糸が張装状態で係止できるように、掛止部が導入部より、大きな孔径であるスタッフ用支持台の構造である。
従って、請求項4では、請求項1、又は請求項2の目的、かつ特徴の達成と、最適な係止手段の構造を提供できる。
請求項5の発明は、支持台は、少なくとも、三人使用の三本の第1〜第3スタッフの端の第3スタッフを立設するものであって、かつ水糸の終端を止めるためのものであるスタッフ用支持台の構造である。
従って、請求項5では、請求項1、又は請求項2の目的、かつ特徴の達成と、支持台を利用するに最適な第3スタッフを選択できる利点がある。
請求項6の発明は、請求項1又は2のスタッフ用支持台の構造を利用した水糸の張装方法であって、道路設置用、又はブロック施工用、或いは庭施工用の何れかの工事において、
一方の端に第1の人手により立設した第1スタッフに、ゴム製の水糸を捲装し、又は結び目を係止し、水糸を中間に第2の人手により立設した第2スタッフに添接し、他方の端に第3の人手により、及び/又は、自立により立設した第3スタッフを、支持台にセットし、かつ水糸を張装する際に、第3の人手を介して、支持台に備えた係止手段に差込み係止し、何れかの工事において、水糸の張装を確保することを特徴とするスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法である。
従って、請求項6では、請求項1、又は請求項2の目的、かつ特徴の達成に、最適なスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法を提供できる。
請求項7の発明は、請求項3のスタッフ用支持台の構造を利用した水糸の張装方法であって、係止手段は、水糸が張装状態で係止できるように、掛止部が導入部より、大きな孔径である請求項6に記載のスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法である。
従って、請求項7では、請求項6の目的、かつ特徴の達成に、最適な、水糸係止用の係止手段を提供できる。
支持台の正面俯瞰図 支持台の背面俯瞰図 支持台に何れかのスタッフを挿入した状態の要部の正面俯瞰図 支持台に何れかのスタッフを挿入した状態の要部の背面俯瞰図 支持台に第3スタッフを挿入し、水糸が、第3スタッフの裏面に添接し、かつ係止手段に係止された状態の正面俯瞰図 支持台に第3スタッフを挿入し、水糸が、第3スタッフの裏面に添接し、かつ係止手段に係止された状態の背面俯瞰図 (イ)〜(二)は、庇部に形成した係止手段の好ましい、各例を説明した模式図 他の支持台の正面俯瞰図であり、(イ)は、支持台に直付けした係止手段、(ロ)は、支持台に直付けした他の係止手段、(ハ)は、支持台に着脱自在に設けた別の係止手段 図8の支持台に係止手段を取付けた側面図であり、(イ)は、支持台に磁石で取付けた係止手段、(ロ)は、支持台に止め具(ビス)で取付けた他の係止手段、(ハ)は、支持台に差込み式で取付けた別の係止手段 水糸の一端に支持台を設けた場合の、支持台と、水糸、及び複数のスタッフ・人の関係を示した縮尺俯瞰図 水糸の両端に支持台を設けた場合の、支持台と、水糸、及び複数のスタッフ・人の関係を示した縮尺俯瞰図 道路工事においてスタッフを利用して施工する状態の模式図であり、砂利を施工する寸法の確認作業 道路工事においてスタッフを利用して施工する状態の模式図であり、砂利の施工の良否を確認する作業 道路工事においてスタッフを利用して施工する状態の模式図であり、アスファルトを施工する寸法の確認作業 道路工事においてスタッフを利用して施工する状態の模式図であり、アスファルトの施工の良否を確認する作業 スタッフを利用して仮寸法を確定する状況の説明図であり、道路の傾斜を測定しており、側溝である スタッフを利用して仮寸法を確定する状況の説明図であり、道路の傾斜を測定しており、中央である 支持台の別の一例を示した正面俯瞰図 従来の丁張りと、水糸、及び複数のスタッフ・人の関係を示した縮尺俯瞰図 図14−1に示した丁張りと、水糸の関係を示した要部の正面俯瞰図 図14−2の裏面俯瞰図
以下、本発明の、好ましい、一実施例を説明する。
請求項1に関しては、図1〜図7を基に説明する。スタッフ2の支持台1は、スタッフ2を受けるための受け部100と水糸3を係止するための係止部101を有する。受け部100は、平面視して(立設状態で)偏平形状のCチャン(C型鋼)A、A1を一組とし、この一組のCチャンA、A1を、背中100a、100b合わせに形成するとともに、両対峙側(背中の反対側)には開口部100c、100dを備えた構造である。そして、図1の如く、受け部100の一方の空間100−1(CチャンA1の空間)には、後述するスタッフ2が差込み係止される。また、受け部100の他方の空間100−2(CチャンAの空間)には、後述する庇部102でなる係止部101が設けられる。以下、一方の空間100−1に設ける(差込み支持する)スタッフ2と、空間100−2に設ける庇部102について説明する。
前記CチャンAの立上部Abの開口部100c側を、内側に向かって折曲げた対の前側100a1には、適宜箇所に庇部102を突出し形成し、係止部101とする。この一例では、庇部102の上面は、望ましくは、CチャンAの上面に面一に形成することで、形成し易くすること、又は後述する係止手段103を視認し易くすることと、水糸3の挿入係止を容易とする。そして、庇部102の左右端部(符号なし)には、それぞれ係止手段103、103が、中心方向Qに向かって形成されている。係止手段103は、差入れ側が導入部103aで、導入部103aから続く掛止部103bは中心方向Qに向かって形成される。それが為、例えば、ゴム製の水糸3を緊張(伸ば)して差入れる際に、スムーズに差入れ可能とすることと、水糸3の摩耗等の問題発生を防ぐ構造である。そして、図7(イ)〜(二)は、係止手段103の好ましい、各一例であり、これらを説明すると、(イ)は、導入部103aが長孔で、掛止部103bが大小の環状孔(半截円弧の組合せ)とする。この一例では、長孔の導入部103aより差入れて、環状孔の掛止部103bに差込み固定する構造である。環状孔は、中心方向Qに向かって、大小とする(他の例も同じ)。水糸3の伸長を有効利用し、かつ抜け防止が図れる。(ロ)は、前記(イ)と同じ形態であり、掛止部103bの環状孔を、中心方向Qに向かって小大とする形態である。この環状孔の小大の効果等は、(イ)と同じであるが、水糸3の抜け防止は(イ)の効果より優れている。また、(ハ)は、導入部103aは均等の長孔で、掛止部103bが鋸形状のギザギザ孔であり、原則として、同じギザギザとするが、限定されない。例えば、順に、中心方向Qに向かって、幅狭とか、幅広とする構造も有り得る(他の例も同じ)。その特徴と効果は前述の各例に準ずる。さらに、(ニ)の例は、導入部103aは均等の長孔で、掛止部103bを徐々に広幅形態にした一例であり、原則として、中心方向Qに向かって、幅広とするが、限定されない。例えば、中心方向Qに向かって、幅狭とか、均等とする構造も有り得る(他の例も同じ)。その特徴と効果は前述(ロ)の例、又は他の例に準ずる。
続いて、図10−1に示した一例を基に、本発明で提案する支持台1と、スタッフ2等を利用して、水糸3を張装する一例を説明する。
最初に、道路Rの何れか一方R1(端)に、第1のスタッフ2を第1の人H1が手で把持し、かつ水糸3の環300を、第1のスタッフ2の表面2aの所定の数値に合わせて捲装する(被嵌も有り得る)。(この数値合わせは、後で、第2のスタッフ2、及び/又は、第3のスタッフ2と、総合的に修正することも有り得る。以下同じ)。この所作を、第1工程とする。
続いて、道路Rの中心R2(近傍も有り得る。)に第2のスタッフ2を第2の人H2が手で把持し、かつ水糸3の所定の処を、第2のスタッフ2の表面2aの所定の数値に捲装する(前回の後での修正も有り得る)。この所作を、第2工程とする。
そして、最後に、道路Rの他方R3(端)に第3のスタッフ2を第3の人H3が手で把持し、かつ水糸3の所定の端等を、第3のスタッフ2の裏面2bから表面2aに回し、さらに庇部102に至らしめる。その後、裏面2bの数値に合わせた状態で、水糸3を伸ばしながら(伸長しながら)係止手段103の導入部103aに差込み(被嵌も有り得る)、かつ掛止部103bに係止、かつ固止する。この所作を、第3工程とする。
前述したように、第1工程〜第3工程を終了し、第1のスタッフ〜第3のスタッフの数値に、水糸3が添接されていれば、終了であり、記録ボードを立設して記録する(例えば、写真で記録し、保存する)。前記所作で、水糸3が水平に張装されていない場合、及び/又は、それぞれの数値に違い等があれば、施工路面GL1が平坦でないことから、修理が必要となる。
尚、図10−2は、第1のスタッフ2と、第3のスタッフ2に、それぞれ支持台1を利用した場合の一例である。この場合の手順は、道路Rの一方R1(端)に第1のスタッフ2を第1の人H1が手で把持し、かつ水糸3の所定の端等を、第1のスタッフ2の裏面2bから表面2aに回し、さらに庇部102に至らしめる。その後、裏面2bの数値に合わせた状態で、水糸3を伸ばしながら(伸長しながら)係止手段103の導入部103aに差込み(被嵌も有り得る)、かつ掛止部103bに係止、かつ固止する。この所作を、第1工程とする。これに続く第2、第3工程及びその後の手順等は、図10−1の一例に準ずる。
尚、図示しないが、場合により、第1のスタッフ2と、第2のスタッフ2等の各スタッフ2に、それぞれ支持台1等を利用することも有り得る。その利点は、例えば、正確性と利便性である。
また、水糸3を取り外す場合には、前述の張装の逆であるが、一例として説明する。例えば、先ず、第2の人H2による水糸3からの第2のスタッフ2の取り外し、及び/又は、第3の人H3による第3のスタッフ2の係止手段103からの水糸3の脱抜、及び/又は、支持台1からの第3のスタッフ2の引き抜きで、水糸3は第2のスタッフ2と第3のスタッフ2からフリーとなる。水糸3の張装がなくなり、併せて、フリーとなる。そこで、第1の人H1は、第1のスタッフ2を取り外し、及び/又は、水糸3の環300を、第1のスタッフ2から離間する。続いて、第1のスタッフ2を整理することで、この施工路面GL1に関する全ての作業は完了する。
また、図示しないが、その他の施工路面とか、道路の表面路面の平坦検査も、前述の説明と同様である。
以上の本発明では、従来問題となっていた、作業者(第1の人H1〜第3の人H3)の健康管理と、疾病等発生回避に有益である。
また、請求項2に関しては、図8、図9を基に説明すると、支持台1は、CチャンAでなる受け部100と、板材A2の組み合わせであり、平面視して(立設状態で)偏平形状のCチャン(C型鋼)Aと、板材A2を一組とし、このCチャンAと、板材A2を、背中合わせに形成するとともに、CチャンAの対峙側(背中100aの反対側)には開口部100cを備えた構造である。そして、支持台1を施工路面GL1に設置、又は固止して用いる。また、CチャンAの空間100−2には、スタッフ2が差込み支持される。
前記板材A2の前側A2aには、掛止部103b(スリットか、係止突起)を備えた係止手段103を、水平方向Yに向かって横設する。この掛止部103bへの水糸3の挿入係止を容易とする目的で、例えば、係止手段103は、差入れ側が導入部103aとなっており、この導入部103aに掛止部103bが繋がる構造である。それが為、例えば、ゴム製の水糸3を緊張(伸ば)して差入れる際に、スムーズに差入れ可能となり、かつ水糸3の摩耗等の問題発生を無くし得る。そして、図8(イ)〜(ハ)は、係止手段103の好ましい、各一例であり、これらを説明すると、(イ)は、板材A2に直付けした導入部103aと掛止部103bを備えた二股係止形態を、(ロ)は、板材A2に直付けした導入部103aと掛止部103b(突起)を備えた形態を、(ハ)は、板材A2に着脱自在に設けた(イ)に準じた形態を示す。この例における特徴と効果は、前述の図7に準ずる。
図9(イ)〜(ハ)は、図8の板材A2に係止手段103を取付ける、好ましい取付方法の各一例であり、これらを説明すると、(イ)は磁石を用いた取付方法、(ロ)はビスを用いた取付方法、(ハ)はレールを用いた着脱自在の取付方法を示す。
尚、支持台1と、第1〜第3のスタッフ2等、及び水糸3との関係と使用等は、前述の図10−1、図10−2等に準ずる。
図11−1〜図11−4は、道路工事において第1〜第4のスタッフ2等を利用して施工する状態の模式図であり、図11−1は、例えば、第4のスタッフ2で、砂利を施工する寸法の確認作業、図11−2は、砂利の施工の良否を確認する作業、図11−3は、例えば、第4のスタッフ2で、アスファルトを施工する寸法の確認する作業、図11−4は、アスファルトの施工の良否を確認する作業を、それぞれ示してあるが、一例である。
また、図12−1〜図12−2は、第5のスタッフ2を利用して仮寸法を確定する状況の説明図であり、道路Rの傾斜を測定しており、図12−1は、側溝近辺(他方R3)であり、水糸3より100mm下がったことを確認する作業であり、また、図12−2は、道路Rの中央R2であり、水糸3より50mm下がったことを確認する作業であり、仮寸法を基準として取り決める。また、道路の施工を図る。
図13は、支持台1を、L字形の支持ベース104と、受け部100を組み合わせて構成した一例である。受け部100の構成は図1に準ずる。CチャンAの空間100−2に、支持ベース104の立上部104aが差込み係止される。この立上部104aのCチャンAの空間100−2への差込み係止と、支持ベース104のベース部104bの施工路面GL1への設置で、支持台1が、施工路面GL1に確実に設置、又は固止されるが、一例であり、これに限定されない。
図14−1〜図14−3に示した従来の施工における第3の人H3の手における水糸3の捲装では、水糸3による手への圧迫と、疾病等発生の恐れがあり、これが現実の改良点である。
前述した各実施例等は、本発明の好ましい一例の説明である。各実施例とか図面に限定されない。従って、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
1 支持台
100 受け部
100a 背中
100a1 前側
100b 背中
100c 開口部
100d 開口部
100−1 空間
100−2 空間
101 係止部
102 庇部
103 係止手段
103a 導入部
103b 掛止部
2 スタッフ
2a 表面
2b 裏面
3 水糸
300 環
A Cチャン
Aa 空間
Ab 立上部
A1 Cチャン
A2 板材
A2a 前側
H1〜H3 人
R 道路
R1 一方
R2 中心
R3 他方
GL1 施工路面

Claims (7)

  1. スタッフを立設できる支持台は、このスタッフを受入れる受け部を形成するとともに、この受け部の後側に庇部を形成し、この庇部に、その外側から中心に向かってゴム製の水糸を張装、かつ取付けできる対の係止手段を形成し、この対の係止手段は、同じ高さ位置に形成し、前記水糸を、前記支持台に立設したスタッフのスケール面に添接し、この添接後に前記対の係止手段の何れか一つに係止し、前記水糸を、所定の水平位置に取付け可能としたスタッフ用支持台の構造。
  2. スタッフを立設できる支持台は、このスタッフを受入れる受け部を形成するとともに、この受け部の後側に突出形成した、ゴム製の水糸を張装、かつ取付けできる係止手段を形成し、前記水糸を、前記支持台に立設したスタッフのスケール面に添接し、この添接後に前記係止手段に係止し、前記水糸を、所定の水平位置に係止可能としたスタッフ用支持台の構造。
  3. 前記係止手段は、導入部と、この導入部に続く掛止部で構成されている請求項1、又は請求項2に記載のスタッフ用支持台の構造。
  4. 前記係止手段は、前記水糸が張装状態で係止できるように、前記掛止部が前記導入部より、大きな孔径である請求項3に記載のスタッフ用支持台の構造。
  5. 前記支持台は、少なくとも、三人使用の三本の第1〜第3スタッフの端の前記第3のスタッフを立設するものであって、かつ前記水糸の終端を止めるためのものである請求項1、又は請求項2に記載のスタッフ用支持台の構造。
  6. 請求項1又は2のスタッフ用支持台の構造を利用した水糸の張装方法であって、道路設置用、又はブロック施工用、或いは庭施工用の何れかの工事において、
    一方の端に第1の人手により立設した第1スタッフに、ゴム製の水糸を捲装、又は結び目を係止し、この水糸を中間に第2の人手により立設した第2スタッフに添接し、他方の端に第3の人手により、及び/又は、自立により立設した第3スタッフを、前記支持台にセットし、かつ前記水糸を張装する際に、第3の人手を介して、前記支持台に備えた係止手段に差込み係止し、前記何れかの工事において、水糸の張装を確保することを特徴とするスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法。
  7. 請求項3のスタッフ用支持台の構造を利用した水糸の張装方法であって、前記係止手段は、前記水糸が張装状態で係止できるように、前記掛止部が前記導入部より、大きな孔径である請求項6に記載のスタッフ用支持台を利用した水糸の張装方法。
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