JP4743774B2 - 挟み込み式ケーブル引留工法とその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、既存共架柱に無数に存在する配電部門の既存のバンドである、例えば、引留用装柱バンドや配電バンド等を使用して、通信ケーブルである、例えば、FTTH用のドロップケーブルを引き留め固定するための挟み込み式ケーブル引留工法とその装置に関するものである。
FTTHの電気通信事業における供給サービスの迅速化が課題となっている。
通信ケーブルである、例えば、FTTH用の光ドロップケーブルKを引き留め固定するためには、図10(a)に示すように、電柱Pに装着される自在型の引留用装柱バンド100と、L字片状のフック金具101を使用する。
すなわち、引留用装柱バンド100は、左右一対の帯板それぞれの中間部分が互いに分離し、それぞれの長手方向に沿って等間隔に複数の孔が設けられている。そして、引留用装柱バンド100を電柱Pに巻装させ、この帯板の分離した箇所同士を重ね合わせた状態で適当な長さとなるようにスライドさせてから、互いに合致した孔同士にボルトを挿入し、さらに、フック金具101のL字片一端側に形成された孔に挿入してから、反対側からナットで締め付けて固定する。
このとき、フック金具101のL字片他端側が、電柱Pに対して外方向に突出した状態となる。そして、このL字片他端側に設けられた略U字状のフックアーム102に、FTTH用のドロップケーブルKを引き留め固定する。
上記したFTTH用の光ドロップケーブルKの具体的な構成は、約2mm〜3.3mm程度の太径の支持線と本体ケーブルとがシースによって被覆されており、この本体ケーブルは、複数の光ファイバ素線の上下両側を、テンションメンバでシースを介して支持された構造となっている。
また、保安通信線である丸ケーブルは、円柱状のスロットロッドを、例えば、難燃性を有するポリエチレンシースによって被覆された、直径約14mm〜30mm程度に形成された光ケーブルである。このスロットロッドの中心部にはテンションメンバが内装され、その周囲等間隔位置には、例えば、4心のテープ心線が付設された構造となっている。
特になし
しかしながら、従来においては、構造や強度上の理由から、FTTH用の光ドロップケーブルKの引留可能条数に制限があった。
例えば、引留可能条数が3条までであるとき、4条目以降はメッセンジャー側に布設する必要があることから、図10(b)に示すように、支持部104を介して突き出された起立状のフック金具105の上端から横向きに配した略U字状のフックアーム106を備えて成る持出装柱バンド103へ取り替えるか、あるいは、この持出装柱バンド103の増設を行っているのが実状である。
また、光ドロップケーブルKのみの区間に丸ケーブルを布設する場合も、同様にして持出装柱バンド103への取り替えが必要となっている。
しかも、持出装柱バンド103自体は、電子通信部門にて採用している自在型のバンドを使用しているため、非常に割高となるという問題点を有していた。
そこで、本発明は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、光ドロップケーブルの増設対応の際に、既存の引留用装柱バンドを取り外さずに、もしくは、取り外した際でも簡単に丸ケーブル用のメッセンジャーワイヤーの取り付けが可能となり、しかも、引留用装柱バンドの替わりに既存の配電バンドをも利用することができる挟み込み式ケーブル式留工法とその装置を提供することを目的とする。
本発明は、電柱に添架するケーブルを固定する挟み込み式ケーブル引留工法であって、電柱に取り付けるバンド、または、既存に取り付けられているバンドの内側にケーブル引留具を差し込み、帯片を略L字状に屈曲させ、垂直部分の左右両端部に、バンドの縦幅員に相当する上下間隔をもって上側に2個の係止片、下側に2個の係止片をそれぞれ備えたケーブル引留具の上側に形成された左右の係止片をバンドの上端に係合するように配置し、下側に形成された左右の係止片をバンドの下端に係合させてバンドを締め付けることにより、水平部分の先端に設けられた孔部に、ケーブルを引留固定するフックアームの先端が突出しているケーブル引留具を固定する工程と、
方形状の板片を略L字状に屈曲させ、垂直部分にボルト挿通孔が設けられると共に、水平部分の先端部を上方に向けて屈曲させ、その先端部に溝部を形成し、この溝部にL字状のボルトとナットから成る治具を取り付けて、メッセンジャーワイヤーを掛け留めするための掛架部を設けているケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を、ケーブル引留具に対向するように、バンドの外側から当てがい、
ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)ボルト挿通孔に、バンドに取り付けられたボルトを挿入してナットをねじ込んで、ケーブル引留具にケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を固定することにより、バンドをケーブル引留具とケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)とで挟み込んだ状態にする工程と、
ケーブル引留具に、強度が保てる許容固定条数のケーブルを引留固定する工程と、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)の掛架部に、前記ケーブル引留具における強度が保てない分の固定条数のケーブルをメッセンジャーワイヤーを利用して固定する工程を有することで、上述した課題を解決した。
さらに、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)の掛架部へのケーブルの固定は、掛架部にメッセンジャーワイヤーを掛け留めする工程と、メッセンジャーワイヤーにスパイラルハンガーを介してケーブルを張設する工程とを含むことで、同じく上述した課題を解決した。
一方、本発明は、電柱に添架するケーブルを固定する挟み込み式ケーブル引留装置であって、電柱に取り付けるバンド、または、既存に取り付けられているバンドの内側に差し込まれるケーブル引留具と、ケーブル引留具に対向するように、バンドの外側から当てがって固定されるケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)とを備え、ケーブル引留具は、帯片を略L字状に屈曲させ、垂直部分の左右両端部には、バンドの縦幅員に相当する上下間隔を有する上下一対の係止片が突設され、水平部分の先端に設けられた孔部に、ケーブルを引留固定するフックアームの先端が突出し、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、方形状の板片を略L字状に屈曲させ、垂直部分に設けられたボルト挿通孔に、バンドに取り付けられたボルトを挿入してナットをねじ込んで、ケーブル引留具に固定され、水平部分の先端部を上方に屈曲させた部分に形成された溝部に、ボルトとナットでメッセンジャーワイヤーを掛け留めすることで、同じく上述した課題を解決した。
また、ケーブル引留具は、垂直部分と水平部分の接合部の全体に係止片を延設し、この係止片は、下方に向けて楔状の突起を備えていることで、同じく上述した課題を解決した。
さらに、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、方形状の板片の長手方向の両端部を若干下向きに湾曲させ、板片の全体を略L字状に屈曲させていることで、同じく上述した課題を解決した。
また、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、水平部分の先端部を上方に向けて屈曲させ、その先端部に溝部を形成し、この溝部にL字状のボルトとナットから成る治具を取り付けて、メッセンジャーワイヤーを掛け留めするための掛架部を設けていることで、同じく上述した課題を解決した。
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本発明によれば、ケーブルの増設対応の際に、既存の引留用装柱バンドを取り外さずに、もしくは、取り外した際でも簡単に丸ケーブル用のメッセンジャーワイヤーの取り付けが可能となり、しかも、引留用装柱バンドの替わりに既存の配電バンドをも利用することができ、これによって、材料コストの削減、工期短縮の実現等を可能にした。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る挟み込み式ケーブル引留装置は、図1乃至図3に示すように、強度が保てる範囲の複数条の通信ケーブルである、例えば、光ドロップケーブルKを引留固定するためのケーブル引留具2と、スパイラルハンガーSを介して、強度が保てない分の光ドロップケーブルKを張設するメッセンジャーワイヤーMを掛け留めするためのケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3を備えた装置本体1により概ね構成されている。
尚、説明を判り易くするため、ケーブル引留具2は、強度が保てる範囲として、3条の光ドロップケーブルKを引留固定するものとする。また、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3は、通信ケーブル4条目以降の光ドロップケーブルKを張設するメッセンジャーワイヤーMを掛け留めするものとする。勿論、当該条数は一例であって、本発明はこの条数に限定されるものではない。
そして、この装置本体1は、電柱Pに締結固定されている既存の引留用装柱バンド・配電バンド4を取り外すことなく、引留用装柱バンド・配電バンド4を挟み込むようにして取り付けられる。
この引留用装柱バンド・配電バンド4は、図1乃至図3に示すように、略半円弧状を成す前後一対の帯板4a,4bを互いに対向させた状態とし、電柱Pを帯板4a,4bにより挟み込んでから、その端部同士をボルト7とナット8により締め付けて固定するようにしている。
また、両帯板4a,4bの中央には、内側から外方へ向けて窪ませた、略矩形状の凹部5が形成されている。そして、この凹部5の中央に穿設された取付孔6に内側からボルト7が挿入され、ボルト頭部が凹部5内に配置された状態で、ボルトの先端だけが両帯板4a,4bの外側に突出するようにしている。
尚、装置本体1が取り付けられる前側の帯板4aに対向する後側の帯板4bの略中央には、足場ステップ用バンド9が取り付けられる。
電柱Pへの引留用装柱バンド・配電バンド4の取り付けに際し、両帯板4a,4bは、ボルト7とナット8を外して互いに開放させた状態にしておき、電柱Pを抱き込むように互いに閉塞してから、帯板4a,4bの両端部分同士を、再度、ボルト7とナット8で締め付けることで、引留用装柱バンド・配電バンド4が電柱Pにしっかりと固定されるのである。
ケーブル引留具2は、電柱Pに取り付けた引留用装柱バンド・配電バンド4において、電柱Pと引留用装柱バンド・配電バンド4の間に挟み込んで固定するものである。
ケーブル引留具2は、図6・図7に示すように、帯片を略横L字状に屈曲させ、垂直部分の左右両端部には、4個の係止片10が突設されている。この係止片10は、上方に2個、下方に2個存在し、引留用装柱バンド・配電バンド4の縦幅員に相当する、上下間隔を備えている。
そして、ケーブル引留具2の水平部分の先端には、孔部11が設けられている。この孔部11には、光ドロップケーブルKを引留固定するためのフックアーム12を配置している。フックアーム12の基端部は、水平部分の下面略中央に固定され、略U字状に形成されたフックアーム12の先端が、この孔部11に下方から突出するように配置されているのである。
図8・図9には、ケーブル引留具2の他の実施例が示されている。このケーブル引留具2は、帯片を略横L字状に屈曲させ、垂直部分と水平部分の接合部の全体に係止片10を延設している。この係止片10は、中央部に円弧凹部13を設けている。また、円弧凹部13に隣接して、下方に向けて楔状の突起14を突設させることで、引留用装柱バンド・配電バンド4に対する係合を強固なものとしている。
このケーブル引留具2を、引留用装柱バンド・配電バンド4の内側に上方から差し込む際には、先ず、上側の係止片10の突起14を、引留用装柱バンド・配電バンド4の上端に係合するように配置し、その後、下側における左右の係止片10のそれぞれを、引留用装柱バンド・配電バンド4の下端に係合させる。
ケーブル固定金具(丸ケーブル要ひと押し金具)3は、電柱pに取り付けた印流用装柱バンド・配電バンド4において、引留用装柱バンド・配電バンド4に配置したボルト7を介して固定するものである。
ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3は、図4・図5に示すように、方形状の板片の長手方向の両端部を若干下向きに湾曲させ、板片の全体を略L字状に屈曲させている。また、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3の垂直部分には、ボルト挿通孔15が設けられている。このボルト挿通孔15は、引留用装柱バンド・配電バンド4の凹部5内に配置されたボルト7の先端部を挿通させるものである。
また、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3の水平部分の先端部を、上方に向けて屈曲させている。この屈曲した先端部には、中央部分に長目の溝部16を形成している。この溝部16に、L字状のボルト17とナット18から成る治具を取り付けることで、スパイラルハンガーSを介して通信ケーブル4条目以降の光ドロップケーブルKを張設するメッセンジャーワイヤーMを掛け留めするための掛架部19が形成されている。
この掛架部19において、L字状のボルト17とナット18から成る治具は、取り付け・取り外しが自在となっている。例えば、L字状のボルト17に配置したワッシャとナット18により、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3の溝部16を挟み込み、この状態でナット18を締め付けることで、治具を簡単に取り付けることができる。
次に、以上のように構成された本発明について、使用・組立の一例を説明する。
尚、引留用装柱バンド・配電バンド4は、ボルト7が当該バンド4の取付孔6に予め挿入された状態で、電柱Pに取り付けられていることを前提とする。
先ず、図1に示すように、引留用装柱バンド・配電バンド4が電柱Pに取り付けられた状態で、ボルト7とナット8を若干緩めて、引留用装柱バンド・配電バンド4と電柱Pとの間に隙間を生じさせる。そして、この隙間に、ケーブル引留具2を上方から差し込み、上側における左右の係止片10を引留用装柱バンド・配電バンド4の上端に係合させ、また、下側における左右の係止片10を引留用装柱バンド・配電バンド4の下端に係合させる。
このとき、引留用装柱バンド・配電バンド4の凹部5内にボルト7を配置し、ボルト7の先端部を突出させた状態にしておく。この状態で、引留用装柱バンド・配電バンド4を電柱Pにしっかりと固定する。
次いで、図2に示すように、ケーブル引留具2の4個の係止片10の内側に合致するよう、引留用装柱バンド・配電バンド4の外側からケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3を当てがう。
このとき、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3のボルト挿通孔15に前記ボルト7を挿入し、反対側からナット8をねじ込んで、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3を固定する。すなわち、ケーブル引留具2とケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3により、引留用装柱バンド・配電バンド4を挟み込んだ状態とし、全体が固定されるのである。
そして、図3に示すように、ケーブル引留具2のフックアーム12に通信ケーブル3条の光ドロップケーブルKを引留固定する。また、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)3の掛架部19にメッセンジャーワイヤーMを掛け留めする。さらに、メッセンジャーワイヤーMに、スパイラルハンガーSを介して通信ケーブル4条目以降の光ドロップケーブルKを張設する。
本発明に係る挟み込み式ケーブル引留工法とその装置は、既存共架柱に無数に存在する配電部門の既存のバンドを使用して、通信ケーブルを固定するための種々の配電工法として、幅広く活用できるものである。
本発明に係る挟み込み式ケーブル引留装置において、引留用装柱バンド・配電バンドと電柱との間に、ケーブル引留具を差し込んで固定した状態を示す斜視図である。 引留用装柱バンド・配電バンドと電柱との間に固定したケーブル引留具に、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を取り付ける状態を示す斜視図である。 ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)の掛架部に、メッセンジャーワイヤーを掛け留めし、メッセンジャーワイヤーにスパイラルハンガーを介して通信ケーブル4条目以降の光ドロップケーブルを張設した状態の斜視図である。 ケーブル引留具にケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を合致させた状態を示す斜視図である。 ケーブル引留具にケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を合致させた状態を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 ケーブル引留具の斜視図である。 ケーブル引留具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 ケーブル引留具の他の実施例を示す斜視図である。 ケーブル引留具の他の実施例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 従来技術を説明したもので、(a)は電柱に装着される自在型の引留用装柱バンドとL字片状のフック金具を使用している場合の斜視図、(b)は持出装柱バンドへ取り替えるか、あるいは、この持出装柱バンドの増設を行った場合の斜視図である。
P…電柱
K…光ドロップケーブル
M…メッセンジャーワイヤー
S…スパイラルハンガー
1…装置本体
2…ケーブル引留具
3…ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)
4…引留用装柱バンド・配電バンド
5…凹部
6…取付孔
7…ボルト
8…ナット
9…足場ステップ用バンド
10…係止片
11…孔部
12…フックアーム
13…円弧凹部
14…突起
15…ボルト挿通孔
16…溝部
17…ボルト
18…ナット
19…掛架部

Claims (6)

  1. 電柱に添架するケーブルを固定する挟み込み式ケーブル引留工法であって、電柱に取り付けるバンド、または、既存に取り付けられているバンドの内側にケーブル引留具を差し込み、帯片を略L字状に屈曲させ、垂直部分の左右両端部に、バンドの縦幅員に相当する上下間隔をもって上側に2個の係止片、下側に2個の係止片をそれぞれ備えたケーブル引留具の上側に形成された左右の係止片をバンドの上端に係合するように配置し、下側に形成された左右の係止片をバンドの下端に係合させてバンドを締め付けることにより、水平部分の先端に設けられた孔部に、ケーブルを引留固定するフックアームの先端が突出しているケーブル引留具を固定する工程と、
    方形状の板片を略L字状に屈曲させ、垂直部分にボルト挿通孔が設けられると共に、水平部分の先端部を上方に向けて屈曲させ、その先端部に溝部を形成し、この溝部にL字状のボルトとナットから成る治具を取り付けて、メッセンジャーワイヤーを掛け留めするための掛架部を設けているケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を、ケーブル引留具に対向するように、バンドの外側から当てがい、
    ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)ボルト挿通孔に、バンドに取り付けられたボルトを挿入してナットをねじ込んで、ケーブル引留具にケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)を固定することにより、バンドをケーブル引留具とケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)とで挟み込んだ状態にする工程と、
    ケーブル引留具に、強度が保てる許容固定条数のケーブルを引留固定する工程と、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)の掛架部に、前記ケーブル引留具における強度が保てない分の固定条数のケーブルをメッセンジャーワイヤーを利用して固定する工程を有することを特徴とした挟み込み式ケーブル引留工法。
  2. ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)の掛架部へのケーブルの固定は、掛架部にメッセンジャーワイヤーを掛け留めする工程と、メッセンジャーワイヤーにスパイラルハンガーを介してケーブルを張設する工程とを含む請求項に記載の挟み込み式ケーブル引留工法。
  3. 電柱に添架するケーブルを固定する挟み込み式ケーブル引留装置であって、電柱に取り付けるバンド、または、既存に取り付けられているバンドの内側に差し込まれるケーブル引留具と、ケーブル引留具に対向するように、バンドの外側から当てがって固定されるケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)とを備え、ケーブル引留具は、帯片を略L字状に屈曲させ、垂直部分の左右両端部には、バンドの縦幅員に相当する上下間隔を有する上下一対の係止片が突設され、水平部分の先端に設けられた孔部に、ケーブルを引留固定するフックアームの先端が突出し、ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、方形状の板片を略L字状に屈曲させ、垂直部分に設けられたボルト挿通孔に、バンドに取り付けられたボルトを挿入してナットをねじ込んで、ケーブル引留具に固定され、水平部分の先端部を上方に屈曲させた部分に形成された溝部に、ボルトとナットでメッセンジャーワイヤーを掛け留めすることを特徴とする挟み込み式ケーブル引留装置。
  4. ケーブル引留具は、垂直部分と水平部分の接合部の全体に係止片を延設し、この係止片は、下方に向けて楔状の突起を備えている請求項に記載の通信ケーブルの挟み込み式引留装置。
  5. ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、方形状の板片の長手方向の両端部を若干下向きに湾曲させ、板片の全体を略L字状に屈曲させている請求項に記載の通信ケーブルの挟み込み式引留装置。
  6. ケーブル固定金具(丸ケーブル用引通し金具)は、水平部分の先端部を上方に向けて屈曲させ、その先端部に溝部を形成し、この溝部にL字状のボルトとナットから成る治具を取り付けて、メッセンジャーワイヤーを掛け留めするための掛架部を設けている請求項またはに記載の通信ケーブルの挟み込み式引留装置。
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