JP6581468B2 - 回転磁気治療器 - Google Patents

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本発明は、回転磁気治療器に関する。より詳細には、磁石を回転することにより回転磁場を生じさせる回転磁気治療器に関する。
従来、使用者の血行を良くし、肩こりや腰痛の症状を緩和するために、磁石が固定された絆創膏等を使用者の皮膚に貼り付けて使用する磁気治療器が広く普及している。そして、このように固定磁石を利用して固定磁場を生じさせる磁気治療器だけでなく、たとえば特許文献1に開示されているような、磁石を回転することにより変動磁場を生じさせる回転磁気治療器も提案されている。変動磁場は、固定磁場よりも高い磁気治療効果を有しているとして期待されている。
特許文献1の回転磁気治療器101は、図4(a)に示されるように、プラスチック製の固定枠102と、回転方向に2部分に区分して1方をN極103a、他方をS極103bに着磁した円柱状の磁性回転体103と、磁性回転体103に固定された回転軸104と、固定枠102の外周面に、回転軸104が延びる方向に捲回されたコイル105とを備えている。この回転磁気治療器101では、コイル105に正負のパルス電圧を印加することによって、コイル105に一定周期で正逆方向に切り替わる電流が流れ、一定周期で磁性回転体103が回転して、その周期で回転(変動)磁場が発生する。
実公平3−1009号公報
ところが、引用文献1の回転磁気治療器101では、図4(b)に示されるように、磁性回転体103に固定された回転軸104の両端が、固定枠102に設けられた軸受部102a、102bの周壁にその全周が当接することなく、軸受部102a、102bに遊嵌されているため、磁性回転体103が回転した時に回転軸104の両端が軸受部102a、102b内で震動し、動作音が生じるという問題を有している。これは、固定枠102の製造時点において、軸受部102a、102bに、高い同軸精度を持たせることが難しく、回転軸104の両端に対して十分なクリアランスを確保する必要があり、回転軸104の両端の直径よりも大きい直径を有するように軸受部102a、102bを設計・製造する必要があるためである。回転磁気治療器101は、使用者の就寝中に使用されることが多く、このようにして生じる動作音は、使用者の就寝の妨げになっていた。
本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、従来の回転磁気治療器と比べて回転磁場発生時の動作音を低減することができる回転磁気治療器を提供することを目的とする。
本発明の回転磁気治療器は、筐体と、該筐体に回転可能に収容され、回転方向に磁化された磁石と、該磁石の外周に配置されたコイルとを備える回転磁気治療器であって、前記回転磁気治療器が、前記筐体に固定された支持軸を備え、前記支持軸のまわりを前記磁石が回転するように構成され、前記磁石の内部に、樹脂で構成された軸受部材を具備することを特徴とする。
また、前記軸受部材が、前記磁石の回転中心軸に沿って前記磁石の一端から他端に延び、前記軸受部材の延在方向の略中央領域に、前記支持軸と摺接する軸受部を備えることが好ましい。
また、前記軸受部材が、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成されることが好ましい。
また、前記軸受部材の開口部に、前記軸受部材の内側で生じる音が前記軸受部材の外側に伝搬するのを抑制する遮音部材が設けられることが好ましい。
また、前記遮音部材が、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成されることが好ましい。
本発明によれば、従来の回転磁気治療器と比べて回転磁場発生時の動作音を低減することができる回転磁気治療器を提供することができる。
本発明の一実施形態の回転磁気治療器の全体図であり、(a)は、外観を示す正面図であり、(b)は、蓋体を取り除いた状態を示す正面図である。 図1の回転磁気治療器の磁石が設けられた部分の側面断面図である。 本発明の他の実施形態の回転磁気治療器の磁石が設けられた部分の側面断面図である。 従来の回転磁気治療器の磁石が設けられた部分を示す図であり、(a)は、正面図であり、(b)は、側面断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態の回転磁気治療器を詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る回転磁気治療器1は、図1(a)および図1(b)に示されるように、筐体2と、筐体2に回転可能に収容され、回転方向に磁化された磁石3と、磁石3の外周に配置されたコイル4とを備えている。回転磁気治療器1は、コイル4に電流を流すことによって生じる磁界により磁石3を回転させて、回転(変動)磁場を生じさせる。回転磁気治療器1は、人体に適用されて、回転磁場の作用により、血行促進、肩こりや腰痛などの症状の緩和、代謝促進などの磁気治療効果をもたらす。回転磁気治療器1は、人体に適用して磁気治療効果をもたらすことができれば、適用される人体の部位は、肩や腰など人体のいかなる部位であってもよく、またその適用方法は、粘着テープにより人体の皮膚に直接貼り付ける方法や、サポータなどを介して人体の皮膚に取り付ける方法など、いかなる方法を採用してもよい。
筐体2は、磁石3を回転可能に収容する部材である。筐体2は、図1(a)、図1(b)および図2に示されるように、回転磁気治療器1が図示しない人体の皮膚に取り付けられる際に、人体の皮膚に直接的または間接的に接触する底壁2aと、底壁2aとともに磁石3を収容する空間を形成する蓋体2bと、底壁2aおよび/または蓋体2bに固定され、磁石3を回転可能に支持するための支持軸5が固定される固定枠2cとを備えている。ただし、筐体2は、磁石3を収容することができれば、図示された形状に限定されることはなく、他の形状であってもよい。また、筐体2は、特に限定されることはないが、外部から力を受けたときに変形して磁石3の回転を阻害することがないような強度を有し、磁石3の磁力線が容易に透過できる材料により成形されることが好ましく、その材料としては、たとえばアクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)やポリカーボネートアクリロニトリルブタジエンスチレン(PC−ABS)などを好適に用いることができる。
磁石3は、コイル4に通電されて生じる磁界により回転して、回転磁場を生じさせる部材である。磁石3は、図2に示されるように、筐体2に固定された支持軸5のまわりを回転するように筐体2に収容されている。磁石3は、本実施形態では、回転中心軸Xに沿って延びる、中空の略円筒状に形成されており、磁石3の内部(中空の空間内)に、樹脂で構成された軸受部材6を具備している。磁石3は、中空の空間内に具備された軸受部材6内に支持軸5が挿通されて、支持軸5に回転可能に支持される。
磁石3は、図2に示されるように、回転中心軸Xに対して略垂直な方向で、回転中心軸Xを中心に略対称となる位置に異なる磁極を有し、回転中心軸Xに対して略垂直な方向に沿って磁界を生じさせるように構成されている。より詳細には、磁石3は、回転方向に沿って2つの部分に区分けされて、一方がN極3a、他方がS極3bに磁化されている。したがって、磁石3は、回転中心軸Xを中心に回転すると、回転中心軸Xに対して略垂直な方向に沿った磁界が回転して、回転磁場を生成する。
磁石3は、本実施形態では回転方向に沿って2つの磁極3a、3bが設けられているが、回転方向に磁化されていればよく、たとえば回転方向に4つなどの偶数の部分に区分けされて、回転方向にN極およびS極が交互に配置されるように磁化されていてもよい。また、磁石3は、回転して回転磁場を生成することができれば、その形状や材質は特に限定されることはない。たとえば、磁石3の形状としては、略角筒状などの他の形状を採用することもできるし、磁石3の材質としては、たとえばフェライト、ネオジウム、サマリウムコバルト、人工磁性材料などを採用することができる。ただし、その出力レベルが、厚生労働省の認証基準である35〜180mTの範囲内が望ましい。
コイル4は、電流が流されることにより、磁石3を回転するための磁界を生成する部材である。コイル4は、図1(b)および図2に示されるように、磁石3の回転中心軸Xに対して略平行になるように、磁石3の外周(筐体2の固定枠2cの外周)に巻回される。コイル4は、筐体2内に設けられた電源(電池)8から電気回路9を介して電流が流されることにより、コイル4の捲回方向に対して略垂直な方向に磁界を生成する。コイル4に流される電流は、電気回路9によって一定周期で正逆交互に切り替えられるので、生成する磁界の向きが一定周期で反転する。磁石3は、一定周期で反転する磁界により、一定周期で回転して、一定周期で回転する回転磁場を生成する。このような一定周期で回転する回転磁場は、上に例示した磁気治療効果に加えて、人体の組織内の細胞を刺激して、炎症などの細胞機能障害を治癒する効果をもたらすこともできる。ただし、回転磁気治療器1は、コイル4に電流を流すことにより磁石3を回転することができればよく、たとえば、異なる周期で正逆交互に電流方向を切り替えるなど、他の方法でコイル4に電流を流してもよい。コイル4としては、磁石3を回転するための磁界を生成することができるものであれば特に限定されることはなく、公知のエナメル線などを用いることができる。
支持軸5は、筐体2に固定され、軸受部材6を介して磁石3を回転可能に支持する部材である。より詳細には、支持軸5は、略円柱状に形成され、その延在方向が筐体2の底壁2aに対して略平行になるように、筐体2に設けられた固定枠2cに両端が固定されている。支持軸5は、筐体2に固定されて、磁石3を回転可能に支持することができればよく、その形状、配置、材質は特に限定されることはない。たとえば、支持軸5の形状は、後述するように、軸受部材6が支持軸5のまわりを回転する場合には、軸受部材6が回転しやすいように略円柱状にすることができるし、軸受部材6のまわりを磁石3が回転する場合には、軸受部材6が支持軸5に固定しやすいように略角柱状にすることができる。また、支持軸5の配置は、人体の皮膚に対して略垂直な方向の磁界を得るために筐体2の底壁2aに対して略平行であることが望ましいが、たとえば筐体2の底壁2aに対して角度を有するものであってもよい。また、支持軸5の材質は、磁石3によって磁化されることを避けるためにオーステナイト系ステンレスなどの非磁性材料を用いることができる。
上述したように、回転磁気治療器1は、筐体2に固定された支持軸5を備え、樹脂で構成された軸受部材6を具備する磁石3が支持軸5のまわりを回転するように構成される。したがって、従来の磁気治療器のように、クリアランスを有するために動作音の要因となる軸受を筐体に設ける必要がなくなるので、従来の回転磁気治療器と比べて回転磁場発生時の動作音を低減することができる。
ここで、軸受部材6は、図2に示されるように、両端に開口部6a、6aを有する中空の略円筒状に形成され、磁石3の回転中心軸Xと略同軸になるように磁石3の内部に設けられている。そして、軸受部材6の中空の内部空間に支持軸5が挿通され、支持軸5のまわりを磁石3および軸受部材6が一体的に回転するように構成されている。ただし、回転磁気治療器1は、磁石3が支持軸5のまわりを回転するように構成されていればよく、軸受部材6が支持軸5と一体となって固定されて、軸受部材6のまわりを磁石3が回転するように構成されてもよい。
軸受部材6は、図2に示されるように、磁石3の回転中心軸Xに沿って磁石3の一端から他端に延び、軸受部材6の延在方向の略中央領域に、支持軸5と摺接する軸受部6bを備えている。軸受部6bは、支持軸5の外径と略同一の内径を有し、磁石3の内径と略同一の外径を有している。支持軸5と摺接する軸受部6bが、軸受部材6の略中央領域に配置されることにより、磁石3の回転により生じる、支持軸5と軸受部材6との間の摩擦音が軸受部材6の外側に漏れるのを抑制することができる。軸受部材6はさらに、軸受部6bから軸受部材6の両端側に延び、支持軸5の外径および軸受部6bの内径よりも大きい内径を有する拡径部6c、6cを備えている。拡径部6c、6cは、磁石3の停止時および正常回転時に支持軸5と接触しないように構成されている。軸受部材6が拡径部6c、6cを備えることにより、磁石3の正常回転時には、摩擦音が外部に漏れやすい軸受部材6の端部近傍において、磁石3と軸受部材6とが摺接して摩擦音が生じることがない。さらに、たとえ磁石3の回転中心軸Xが軸受部6b近傍を中心に揺動したとしても、拡径部6c、6cは支持軸5に接触するが、磁石3が支持軸5に直接接触することはないので、磁石3と支持軸5との接触による接触音の発生を回避することができる。
軸受部材6はさらに、両端部から、軸受部材6の径方向外側に延びるフランジ部6d、6eを備えている。フランジ部6d、6eは、内径が拡径部6c、6cの内径と略同一で、外径が磁石3の内径よりも大きくなるように形成されている。軸受部材6がフランジ部6d、6eを備えることにより、磁石3の内部から軸受部材6が抜け出すのを抑制することができるだけでなく、たとえ磁石3が回転中心軸Xに沿って固定枠2c側に移動したとしても、磁石3が固定枠2cに直接接触することなく、フランジ部6d、6eが固定枠2cに接触するので、磁石3と固定枠2cとの接触による接触音の発生を回避することができる。
軸受部材6は、本実施形態では磁石3と一体的に成形されているが、磁石3の内部に具備されていればよく、たとえば磁石3とは別体として成形されたあとに、磁石3の内部に圧入または接着されてもよい。また、軸受部材6は、樹脂により構成されていれば特にその材質は限定されるものではないが、磁石3を回転可能に支持する強度を有し、支持軸5との摩擦力が小さくなるような材質であることが望ましい。より具体的には、軸受部材6は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成されることが望ましい。
つぎに、本発明の回転磁気治療器の他の実施形態を図3に示す。図3では、上述した実施形態の回転磁気治療器1に含まれる部材と同様の機能を有する部材に同一の符号が付されている。図3に示された実施形態では、軸受部材6の開口部6a、6aに、軸受部材6の内側で生じる音が軸受部材6の外側に伝搬するのを抑制する遮音部材7、7が設けられている。遮音部材7、7は、支持軸5の外径と略同一の内径と、軸受部材6の開口部6a、6a(図2参照)よりも大きな外径を有するリング状またはワッシャー状に形成され、軸受部材6の開口部6a、6aを閉鎖するように、軸受部材6の両端に設けられている。軸受部材6の開口部6a、6aに遮音部材7、7が設けられることにより、軸受部材6の内側で生じた音が軸受部材6の外側に漏れ出すのを抑制することができる。
遮音部材7は、軸受部材6の内側で生じる音が軸受部材6の外側に伝搬するのを抑制することができれば、その形状や材質は特に限定されない。遮音部材7は、本実施形態ではリング状またはワッシャー状に形成されているが、たとえば、軸受部材6の延在方向に延びる略円筒状や略角筒状に形成されてもよい。また、遮音部材7は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成することができる。
以下、本発明の回転磁気治療器を実施例に基づいてより具体的に説明するが、本発明の回転磁気治療器は実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1)
図1(a)、図1(b)および図2に示された実施形態の回転磁気治療器を作製した。
(比較例1)
図4(a)および図4(b)に示された回転磁気治療器を作製した。図4(a)および図4(b)に示された部分以外は、実施例1と同じとした。
(動作音測定)
実施例1および比較例1の回転磁気治療器をそれぞれ、平坦な台の表面に筐体の底壁が面するように、両面テープにより台の上に固定し、回転磁気治療器から上方に20mm離れた位置でその動作音を測定した。動作音の測定には、(株)小野測器製精密騒音計LA−4440を用い、得られたデータの解析には、(株)小野測器製FFT解析ソフトウェアDS−0221を用いた。動作音の測定は、実施例1および比較例1のそれぞれについて4回実施した。
Figure 0006581468
表1に示すとおり、比較例1の回転磁気治療器の動作音の平均が41.1dBであるのに対し、実施例1の回転磁気治療器の動作音の平均が26.6dBであり、実施例1の回転磁気治療器は、比較例1の回転磁気治療器と比べて、動作音が低減されていることがわかる。
1、11 回転磁気治療器
2 筐体
2a 底壁
2b 蓋体
2c 固定枠
21 窓部
22 スライド式スイッチ
3 磁石
3a N極
3b S極
4 コイル
5 支持軸
6 軸受部材
6a 開口部
6b 軸受部
6c 拡径部
6d、6e フランジ部
7 遮音部材
8 電源(電池)
9 電気回路
X 回転中心軸

Claims (4)

  1. 筐体と、該筐体に回転可能に収容され、回転方向に磁化された磁石と、該磁石の外周に配置されたコイルとを備える回転磁気治療器であって、
    前記回転磁気治療器が、前記筐体に固定された支持軸を備え、前記支持軸のまわりを前記磁石が回転するように構成され、
    前記磁石の内部に、樹脂で構成された軸受部材を具備し、
    前記軸受部材が、前記磁石の回転中心軸に沿って前記磁石の一端から他端に延び、前記軸受部材の延在方向の全長に亘って前記支持軸が挿通され、
    前記軸受部材が、前記軸受部材の延在方向の略中央領域において前記支持軸と摺接する軸受部と、前記軸受部から前記軸受部材の両端側に延び、前記支持軸の外径および前記軸受部の内径よりも大きい内径を有する拡径部とを備え、
    前記拡径部の、前記軸受部材の延在方向の長さが、前記軸受部の、前記軸受部材の延在方向の長さよりも長いことを特徴とする回転磁気治療器。
  2. 前記軸受部材が、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成されることを特徴とする請求項記載の回転磁気治療器。
  3. 前記軸受部材の開口部に、前記軸受部材の内側で生じる音が前記軸受部材の外側に伝搬するのを抑制する遮音部材が設けられることを特徴とする請求項1または2記載の回転磁気治療器。
  4. 前記遮音部材が、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリオキシメチレン(POM)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミド66(PA66)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびポリスチレン(PS)からなる群から選択される樹脂により形成されることを特徴とする請求項記載の回転磁気治療器。
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