JP6580839B2 - 通信機、通信システム、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信機、通信システム、通信方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信機、通信システム、通信方法およびプログラムに関するものである。
携帯電話やスマートホン、或いはモバイルルータなどの無線通信機の多くは、SIM(Subscriber Identity Module)を搭載してPLMN(public land mobile network;地上波公共移動通信ネットワーク)と接続する。SIMにはSIMカードが挿入され、SIMカードはPLMNの運用者から提供される。また、SIMカードには国番号、事業者番号、カード番号などが記憶されている。
また、これら無線通信機には、固定回線に接続された無線LAN(Local Area Network)とも接続可能な機種が多く存在する。そこで、外出時はSIMを利用してPLMNとデータ通信を行い、自宅では自宅内の固定回線に接続され、利用料金が極めて低廉な無線LANを利用してデータ通信をすることにより、通信料金を節約する方法が一般的に行われている。
しかし、自宅において無線通信機がデータ通信のために無線LANと接続していたが、無線LANとの接続が何らかの原因で切断された場合に、無線通信機はデータ通信の接続を無線LANからPLMNの接続に自動的に切り替える。その結果、使用者が意識しない内にPLMNと大量のデータ通信が行われる場合がある。
ここで、SIMカードの契約形態として、月々のデータ通信量が一定量までは高速通信であるが、一定量を超えると低速通信になる高速通信用SIMカードがある。この高速通信用SIMカードを利用して、先に示した例のように無意識のうちに大量のデータ通信が行なわれると、データ量が高速通信に許される一定量を超過して、その後は低速通信しか使用できなくなってしまう。
また、SIMカードの別の契約形態として、高速通信は出来ないが使用料金が低料金で、通信量に制限のない低速通信用SIMカードがある。
一方、無線通信機にはデュアルSIM機とも呼ばれる2つのSIMを搭載した機種がある。
そこで、デュアルSIM機に高速通信用SIMカードと低速通信用SIMカードの2枚が挿入され、自宅では低速通信用SIMカードに、自宅外では高速通信用SIMカードに切り換えて使用されることを考える。
このようにすると、使用者が自宅で無線LANを用いてデータ通信をしていて、何らかの理由で無線LANが切断されても、自宅においては低速通信用SIMカードを使用してPLMNと接続されるため、データ通信が行えなくなる事態は避けられる。また、使用者が無意識のうちに、高速通信用SIMカードが使用されることも無い。
尚、無線LANの接続から低速通信用SIMカードによるPLMNへの接続に移行すると、使用者はデータ通信が低速になったために不便を感じる。しかし、使用者は無線通信機の表示によって接続先が替わったことを確認できて、使用者は無線LANとの接続を確認し、復旧することが出来る。
しかし、このように2枚のSIMカードを使い分けるためには、使用者がSIMの切り換えを手動で行う必要があり、使用者の操作忘れを回避するために、SIMの切り換えの自動化が望まれる。
無線通信機がSIMの切り換えを自動で行う方法として、特許文献1に関連技術が示されている。特許文献1では、デュアルSIM機が2枚のSIMカードのどちらを選択して通信するかについて、無線通信機が置かれている場所で通信可能なPLMNに対応するSIMカードを、無線通信機が選択して接続する方法が示されている。
例えば、無線通信機に国内のPLMN用のSIMカードと海外のPLMN用のSIMカードが挿されていて、使用場所が国内か海外のどちらかを無線通信機が判断して、無線通信機が使用するSIMカードを選択する。
特表2009-542149号公報
しかし、特許文献1には、自宅内無線LANのようなPLMN以外の無線システムとの接続状況を判断して、複数のSIMカードのどれかを選択して切り換える方法は示されていない。
本発明の無線通信機は、使用者が外出時に高速通信用SIMカード、在宅時に低速通信用SIMカードに自動的に切り換えてPLMNと通信することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の通信機は、第1の通信条件または第2の通信条件を選択して第1の接続先と通信を行う第1の通信部と、第2の接続先と通信を行う第2の通信部と、前記通信機の状態を監視するセンサ部と、前記第1の通信部が前記第1の通信条件を用いて接続中に前記第2の通信部が接続すると前記第2の通信条件に切換え、前記第1の通信部が前記第2の通信条件を用いて接続中に前記第2の通信部の接続していないと前記通信機の状態を含む所定の条件に基づいて前記第1の通信条件に切り換える制御部とを備える。
本発明によれば、無線通信機は、使用者が外出時に高速通信用SIMカード、在宅時に低速通信用SIMカードに自動的に切り換えてPLMNと通信することができる。
第1の実施形態の構成例を示す図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第1の実施形態の動作を説明する図である。 第2の実施形態の動作を説明する図である。 第3の実施形態の動作を説明する図である。 第4の実施形態の動作を説明する図である。 変形例の動作を説明する図である。 変形例の動作を説明する図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1に第1の実施形態の構成を示す。
本実施形態の無線通信機100は、スマートホン、モバイルルータ等である。無線通信機100は、WAN(Wide Area Network)無線部101、SIM−A 102、SIM−B 103、LAN無線部104から構成される。更に、無線通信機100は表示部105、入力部106、制御部107、記憶部108、センサ部109から構成される。
WAN無線部101は、PLMNの基地局と無線で通信する回路で、IMT-2000(International Mobile Telecommunication 2000)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの通信方式を用いる。
そして、SIM−A 102、およびSIM−B 103は、それぞれSIMカードを挿入するモジュールである。このSIMカードは、WAN無線部101がPLMNに接続するために必要な識別情報が通信条件として記憶されているICカードである。
本実施形態では、これらのSIMに挿入されるSIMカードは、PLMNの運用者と次の契約を結んでいることとする。即ち、SIM−A 102に挿入されるSIMカードは月毎の累積使用データ量が、予め決められた一定量までは高速通信が行われ、一定量を超えると月末まで低速通信になるものとする。また、SIM−B 103に挿入されるSIMカードは使用料金が低廉であるが、ずっと低速通信であるとする。
更に、LAN無線部104は、自宅内などに設置されたホットスポットやホームルータと呼ばれるLAN基地局と無線で通信する回路である。そして、LAN無線部104の通信方式は、無線LANの規格であるIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)が定めるIEEE802.11があるが、それ以外のBluetooth(登録商標)などであっても良い。
また、表示部105は使用者に情報を知らせるための液晶表示器等による表示手段であり、入出力部106は使用者が情報を入力するためのキーボードやタッチパネル等による入力手段である。そして、制御部107は無線通信機100の各構成要素と接続され、各構成要素を制御するCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)であり、記憶部108は情報を記憶するための記憶素子である。
更に、センサ部109は、無線通信機100本体の加速度を監視するセンサや、位置を監視するセンサ等のような、無線通信機100の移動を推測するためのセンサである。そして、センサ部109が加速度センサであれば加速度情報を数値として出力し、位置監視センサであれば、緯度経度などの位置情報を数値として出力する。これらのセンサの出力情報は、無線通信機100の使用者が、自宅に在宅か否かの判断の根拠となる情報を提供する。
[動作の説明]
次に、本実施形態の動作について図2、図3、および図4を参照して詳細に説明する。
まず、無線通信機100を使用開始前に、予め使用者が記憶部108に必要な情報を記憶する。ここで、記憶部108に記憶する情報を図2を用いて説明する。図2は、記憶部108に記憶する情報を示した図である。
記憶部108へ記憶する情報は、SIM−A情報111、SIM−B情報112、ホームネットワーク情報113である。そして、SIM−A情報111は、SIM−A 102に挿入されているSIMカードを外出用か自宅用の何れに用いるかの情報、SIM−B情報112はSIM−B 103に挿入されているSIMカードを外出用か自宅用の何れに用いるかの情報である。
また、ホームネットワーク情報113は、ホームネットワークとして登録する基地局を識別するSSID(Service Set Identifier)、或いはBluetoothデバイス名等の情報である。
これらの情報を、使用者が記憶部108へ記憶させる際の、表示部105の具体的なイメージを図3に示す。表示部105はタッチパネルであり入力部106を兼ねていても良いし、表示部105とは別に入力部106としてキーボードを備えていても良い。使用者は表示部105を見ながら入力部106を操作して、記憶部108に情報を記憶する。
図3で、まずホームネットワーク用SIM、即ち自宅用SIMの選択を行う。ここではSIM−A 102に高速通信用SIMが挿入され、SIM−B 103に低速通信用SIMが挿入されているとして、自宅用にSIM−Bを選択した。
次に、ホームネットワークの登録を行う。ホームネットワークが無線LANであればホームネットワーク基地局のSSID、Bluetoothであればホームネットワーク基地局のBluetoothデバイス名等を登録しておく。図3では、複数個のホームネットワーク基地局を登録して、複数個所のホームネットワークに対応している。
以上のようにして、予め使用者は情報を記憶部108へ記憶する。
尚、センサ情報114は、ホームネットワークとの接続が無い時に、自宅用SIMから外出用SIMに切り換える判断に用いる情報である。即ち、無線通信機100の移動を検知する際、センサ部109がどのような値を出力したら移動と判定するかの基準を記憶している。このセンサ情報114は、予め記憶部108に記憶されているものとする。
次に、上記の様にして記憶部108に情報が記憶された無線通信機100の動作について、図4を用いて説明する。
無線通信機100が動作を開始すると、制御部107はWAN無線部101から現在使用中のSIM(以下、アクティブSIM)がSIM−A 102であるか、SIM−B 103であるかの情報を取得する(S101)。このアクティブSIMは、通常、無線通信機100が前回最後に使用したSIMが選択されている。次に、制御部107は記憶部108のSIM−A情報111およびSIM−B情報112を参照して、アクティブSIMが外出用のSIMなのか、自宅用のSIMであるかの判断を行う(S102)。
ステップS102において、アクティブSIMがSIM−A 102であり、外出用SIMであると判断されると(S102でY)、ステップS103へすすむ。一方、アクティブSIMがSIM−B 103であり、自宅用SIMであると判断されると(S102でN)、ステップS106へすすむ。
ステップS103では、制御部107はLAN無線部104からLAN接続情報を取得する(S103)。
ここで、制御部107がLAN接続情報を取得する方法は次の通りである。LAN無線部104は他の基地局から一定間隔で発信される識別情報(ビーコン信号)を受信すると、LAN無線部104からビーコン信号を発信する。LAN無線部104と他の基地局がビーコン信号を交換して互いに接続が許可されると、LAN無線部104と他の基地局は接続される。そして、制御部107は、LAN無線部104の接続先の識別情報をLAN無線部104から取得することが可能となる。
尚、無線の受信電界強度が劣化するなどで、LAN無線部とホームネットワーク基地局との間でビーコン信号が交換できなくなると、接続は切断される。
以上の接続プロセスは、一般的に無線LAN通信等で行われているため、詳細の説明は省略する。
ステップS103に続き、制御部107はステップS103で制御部107が取得した接続情報が、記憶部108のホームネットワーク情報113に存在するか否か、即ち無線通信機100がホームネットワークに接続中か否かを判断する(S104)。
ステップS104でネットワークに接続中と判断される(S104でY)と、制御部107は使用SIMを自宅用SIMであるSIM−B 103に切り換えて(S105)、ステップS106にすすむ。一方、ステップS104でネットワークに接続中でないと判断される(S104でN)と、ステップS103に戻る。
一方、ステップS102でアクティブSIMが外出用SIMでない、即ち自宅用SIMであると判断されて(S102でN)、ステップS106にすすむと制御部107はLAN無線部104からLAN接続情報を取得する(S106)。このステップS106の動作は、ステップS103の動作と同じである。
そして、制御部107はステップS106で制御部107が取得した接続情報が、記憶部108のホームネットワーク情報113に存在するか否か、即ち無線通信機100がホームネットワークに接続中か否かを判断する(S107)。
ステップS107でホームネットワークに接続中と判断される(S107でY)と、ステップS106に戻る。一方、ステップS107でホームネットワークに接続中でないと判断される(S107でN)と、制御部107はセンサ部109の監視情報を取得する(S108)。そして、制御部107はステップS108で得たセンサ部の監視情報と、記憶部108のセンサ情報の判定基準に基づいて、無線通信機100が移動中か否かを判断する(S109)。
ここで、無線通信機100が移動中であることを判断する方法の例を示す。無線通信機100が移動中であることを判断する方法として、加速度センサの加速度情報が、一定時間内に変動していれば無線通信機100は移動中と判断する方法がある。或いは、GPS(Global Positioning System)から得られる位置情報が、一定時間内に変化していれば無線通信機100は移動中と判断する方法もある。
また、移動中であることの判断として、加速度情報の変動値とGPSの位置情報の変動値の両方が共に一定値を超えた場合を移動中と判断するようにしても良い。
ステップS109で無線通信機100が移動中であると判断されると(S109でY)、制御部108は使用SIMを外出用SIMであるSIM−A 102に切り換えて(S110)、ステップS103にすすむ。
一方、ステップS109で無線通信機100が移動中でないと判断されると(S109でN)、ステップS106に戻る。
以上のようにすることで、本実施形態の無線通信機100は、ホームネットワークに接続中におけるPLMNとの接続には必ず低速通信用SIMカードを使用する。
そして、無線通信機100は、ホームネットワークに接続していない場合に、無条件で高速通信用SIMカードに切り換えるのではなく、無線通信機100が移動すると高速通信用SIMカードに切り換える。
つまり、ホームネットワークの基地局が、夜間などタイマー機能で一定時間停止中でも、無線通信機100が移動しなければ低速通信用から高速通信用のSIMカードには切り換わらない。
このようにすることで、本実施形態の無線通信機は、使用者が在宅か外出かの状況を判断してSIMを切り換えることが可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
第2の実施形態の構成を示す図は、第1の実施形態の構成を示す図1と同じである。
本実施形態におけるセンサ部109は、無線通信機100が充電中か充電中でないかを監視するセンサである。このセンサが充電中か否かを監視する方法は、蓄電池を内蔵する装置において、一般的に使われている技術であるので説明を省略する。
[動作の説明]
次に、第2の実施の形態の動作について図5を参照して説明する。
図5では、第1の実施形態の動作を示す図4におけるステップS109が、ステップS209に替わっている。
第1の実施形態では、ステップS109で、制御部107は無線通信機100が移動中か否かを判断していた。一方、本実施形態のステップS209では、無線通信機100が充電中であるか否かの判断を行う(S209)。
制御部107はステップS209で充電中であると判断すると(S209でY)ステップS206に戻り、制御部107はステップS209で充電中でないと判断すると(S209でN)ステップS210にすすむ。そして、ステップS210で制御部107は使用SIMを外出用SIMであるSIM−A 102に切り換えて(S210)、ステップS203にすすむ。
例えば、スマートホン等の場合、充電は自宅で行い、外出時には充電を行っていないことが一般的である。そこで、充電中であることが、使用者が在宅していることであると判断するのが本実施形態に示す無線通信機100である。
本実施形態に示す無線通信機100は自宅用SIMから外出用SIMへの切り替え判定に、端末の充電状態を使用することで、SIMカードの切り換えタイミングを、第1の実施形態に示す無線通信機と比べてより正確に行うことが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
第3の実施形態の構成を示す図は、第1の実施形態の構成を示す図1と同じである。
[動作の説明]
次に、第3の実施形態の動作について図6を参照して説明する。
図6と、第1の実施形態の動作を示す図4との違いは、図4のステップS104に対応するステップS304の後にステップS305が追加され、更にステップS107に対応するステップS308の後にステップS309が追加されている。
まず、無線通信機100を使用開始前に、予め使用者が記憶部108に必要な情報を記憶する。記憶部108へ記憶する情報は、SIM−A情報111、SIM−B情報112、ホームネットワーク情報113である。これらの情報の記憶方法については、第1の実施形態の動作の説明で説明した通りである。また、センサ情報114は、第1の実施形態の動作の説明と同様に、予め記憶部108に記憶されている
次に、上記の様にして記憶部108に情報が記憶され無線通信機100の動作について、図を用いて説明する。
無線通信機100が動作を開始してからステップS302までは、第1の実施形態で示した図4の開始からステップS102までの動作と同一である。
ステップS302において、アクティブSIMがSIM−A 102であり、外出用SIMであると判断されると(S302でY)、ステップS303へすすむ。一方、アクティブSIMがSIM−B 103であり、自宅用SIMであると判断されると(S302でN)、ステップS307へすすむ。
ステップS303からステップS304までは、図4のステップS103からステップS104の動作と同じである。
ステップS304で無線通信機100がホームネットワークに接続中でないと判断されると(S304でN)、ステップS303へ戻る。
また、ステップS304でホームネットワークに接続中と判断される(S304でY)と、制御部107はLAN無線部104から接続中の電波の受信電界強度を取得する。そして、制御部107は、取得した受信電界強度が予め記憶部108が保有する受信電界強度の設定値以上であるかどうかを判断する(S305)。
そして、ステップS305で設定値以上であれば(S305でY)、制御部107は記憶部108のSIM−A情報111およびSIM−B情報112を参照して、自宅用SIMであるSIM−B 103に切換えて(S306)、ステップS307にすすむ。また、ステップS305で設定値以上でなければ(S305でN)、ステップS303に戻る。
一方、ステップS307では、制御部107はLAN無線部104からLAN接続情報を取得する(S307)。このステップS307の動作は、第1の実施形態で示した図4のステップS103の動作と同じである。そして、制御部107はステップS307で制御部107が取得した接続情報が、記憶部108のホームネットワーク情報113に存在するか否か、即ち無線通信機100がホームネットワークに接続中か否かを判断する(S308)。
ステップS308でホームネットワークに接続中と判断される(S308でY)と、ステップS309にすすむ。一方、ステップS308でホームネットワークに接続中でないと判断される(S308でN)と、ステップS310にすすむ。
ステップS309では、制御部107は、取得した受信電界強度が予め記憶部108が保有する受信電界強度の設定値以上であるかどうかを判断する(S309)。
そして、ステップS309で設定値以上であれば(S309でY)、ステップS307に戻る。また、ステップS309で設定値以上でなければ(S309でN)、ステップS310にすすむ。
ステップS310では、制御部107はセンサ部109の監視情報を取得する(S310)。そして、制御部107はステップS310で得たセンサ部の監視情報と、記憶部108のセンサ情報の判定基準に基づいて、無線通信機100が移動中か否かを判断する(S311)。ステップS311の判断方法については、第1の実施形態のステップS109の説明と同じである。
ステップS311で無線通信機100が移動中であると判断されると(S311でY)、制御部107は使用SIMを外出用SIMであるSIM−A 102に切り換えて(S312)、ステップS303にすすむ。
第1の実施形態では、ステップS104およびステップS107で制御部107は、無線通信機100がホームネットワークに接続されているか否かを判断していた。
一方、本実施形態では、ステップS304およびステップS308でLAN無線部104がホームネットワークに接続されていると判断された後に、ステップS305およびステップS309の判断が追加されている。そして、ステップS305およびステップS309では、接続中のホームネットワーク基地局の電波の受信電界強度が設定値以上であるか否かの判断が行われる。
このようにすることで、次の効果が得られる。
例えば、使用者が家の近所を素通りする時は無線通信機100のSIMは切り替わらないでほしい。一般的に使用者が家の近所を素通りして、無線通信機100がホームネットワークに接続しても、在宅時の家の中よりホームネットワークの受信電界強度は小さい。そこで、記憶部108が保有する受信電界強度の設定値が高めに設定されていれば、使用者が家の前を素通りして、LAN無線部104がホームネットワークと一時的に接続しても、SIMの切り換えは発生しない。
本実施形態に示す様に、ホームネットワークの接続判断に対して、受信電界強度による判断を加えることで、使用者が帰宅して家の中に戻ったことをより的確に判断することが可能となる。従って、第1の実施形態に示すSIMの切り換え方法より、本実施形態に示すSIMの切り換え方法に従った方が、より適切な切り換えが可能になる。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施の形態について図7を参照して説明する。
本実施形態に示す通信機200は、第1の通信条件または第2の通信条件を選択して第1の接続先と通信を行う第1の通信部201と、第2の接続先と通信を行う第2の通信部202とを備える。また、通信機200は前記通信機200の状態を監視するセンサ部203とを備える。更に通信機200は制御部204とを備える。そして、前記制御部204は前記第1の通信部201が前記第1の通信条件を用いて接続中に前記第2の通信部202が接続すると前記第2の通信条件に切換える。更に、前記制御部204は、前記第1の通信部201が前記第2の通信条件を用いて接続中に前記第2の通信部202が接続していないと前記通信機200の状態を含む所定の条件に基づいて前記第1の通信条件に切り換える。
このようにすることで、無線通信機200は使用者が外出時に高速通信用SIMカード、在宅時に低速通信用SIMカードに自動的に切り換えてPLMNと通信することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように拡張または変形できる。
例えば、変形例として図8のフローチャートに従う動作をする無線通信機を示す。図8では、図6に示す第3の実施形態の動作におけるステップS311の判断が、ステップS411の判断に替わっている。これは、第1の実施形態で示した図4におけるステップS109を、第2の実施形態で示した図5におけるステップS209に替えたことと同様の効果をもたらす。
従って、本変形例の無線通信機は、自宅用SIMから外出用SIMへの切り替え判定に、無線通信機の充電状態を使用することで、第3の実施形態に示す無線通信機と比べてSIMカードの切り換えを、より正確に行うことが可能となる。
更に、第3の実施形態と上記変形例の動作の何れにするかを、使用者が選択できるようしても良い。第3の実施形態に示す動作と変形例の動作の何れにするかを使用者が選択する際の、表示部105の具体的なイメージを図9に示す。
また、これまでの実施形態および変形例で述べた無線通信機は、有線通信機であっても良い。その場合、WAN無線部は有線WAN通信部、LAN無線部は有線LAN通信部として構成される。
100 無線通信機
101 WAN無線部
102 SIM−A
103 SIM−B
104 LAN無線部
105 表示部
106 入力部
107 制御部
108 記憶部
109 センサ部
111 SIM−A情報
112 SIM−B情報
113 ホームネットワーク情報
114 センサ情報
200 通信機
201 第1の通信部
202 第2の通信部
203 センサ部
204 制御部

Claims (10)

  1. 通信機において、
    第1の通信条件を設定する第1のSIMまたは第2の通信条件を設定する第2のSIMを選択してPLMNの第1の接続先と通信を行う第1の通信部と
    PLMN以外の第2の接続先と通信を行う第2の通信部と、
    前記通信機の状態を監視するセンサ部と
    前記第1の通信部が前記第1のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続すると前記第2のSIMに切換え、前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと前記通信機の状態を含む所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換える制御部とを備えることを特徴とする通信機。
  2. 通信機において、
    第1の通信条件を設定する第1のSIMまたは第2の通信条件を設定する第2のSIMを選択してPLMNの第1の接続先と通信を行う第1の通信部と
    PLMN以外の第2の接続先と通信を行う第2の通信部と、
    前記通信機の状態を監視するセンサ部と
    前記第1の通信部が前記第1のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値以上であれば前記第2のSIMに切換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと、前記通信機の状態を含む所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値より小さいと、前記通信機の状態を含む所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換える制御部とを備えることを特徴とする通信機。
  3. 前記通信機の状態は加速度、所在位置、充電状況のいずれかを含み、
    前記所定の条件は前記加速度が所定の時間内に所定の値以上であるか、前記所在位置の変動が所定の時間内において所定の値以上であるか、または前記充電状況が充電中であるという命題に包含される命題が満足されることであることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の通信機。
  4. 前記第1の接続先と、
    前記第2の接続先と、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信機とを備えることを特徴とする、通信システム。
  5. PLMNと接続する第1の通信部と、PLMN以外と接続する第2の通信部を有する通信機の通信方法であって、
    前記第1の通信部が第1の通信条件を設定する第1のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続すると第2の通信条件を設定する第2のSIMに切換え、前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換えることを特徴とする通信方法。
  6. PLMNと接続する第1の通信部と、PLMN以外と接続する第2の通信部を有する通信機の通信方法であって、
    前記第1の通信部が第1の通信条件を設定する第1のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値以上であれば第2の通信条件を設定する第2のSIMに切換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと、所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値より小さいと、所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換えることを特徴とする通信方法。
  7. 前記所定の条件は前記通信機が移動中であること、充電中であることのいずれか、または両方を満足することを特徴とする請求項5または請求項6のいずれかに記載の通信方法。
  8. PLMNと接続する第1の通信部と、PLMN以外と接続する第2の通信部を有する通信機のプログラムであって、
    前記第1の通信部が第1の通信条件を設定する第1のSIMを用いて接続中に第2の通信部が接続すると第2の通信条件を設定する第2のSIMに切換え、前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換えることをコンピュータに実行させる通信機のプログラム。
  9. PLMNと接続する第1の通信部と、PLMN以外と接続する第2の通信部を有する通信機のプログラムであって、
    前記第1の通信部が第1の通信条件を設定する第1のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値以上であれば第2の通信条件を設定する第2のSIMに切換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続していないと、所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換え、
    前記第1の通信部が前記第2のSIMを用いて接続中に前記第2の通信部が接続し、前記第2の通信部の受信電界強度が所定の値より小さいと、所定の条件に基づいて前記第1のSIMに切り換えることをコンピュータに実行させる通信機のプログラム。
  10. 前記所定の条件は通信機が移動中であること、充電中であることのいずれか、または両方を満足することを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載の通信機のプログラム。
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