JP6577837B2 - ドリンクホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、外面に樹脂コーティングされた、滑りにくいLサイズやSサイズの紙コップ、外面に横筋凹凸条が形成された紙コップ、ずん胴又は胴のくびれた500mlサイズのペットボトル或いは細缶から通常サイズの缶コーヒまであらゆるサイズの飲料容器の収容及び取り出しをスムーズに行うことができるドリンクホルダーに関する。
近年、飲料水を持ち運びするための水筒に代わり、飲料水を充填したペットボトルがコンビニエンスストアなどで売られている。また、最近では店頭販売で熱いコーヒやスープなどが蓋つきの紙コップに入れて売られている。このような飲料容器を保持するための後付のドリンクホルダーが自動車のエアコン吹き出し口に一般に取り付けられている(特許文献1参照)。このような従来のドリンクホルダーは、飲料容器が収容される収容凹部を有するホルダー本体と、エアコン吹き出し口に取り付けられるクリップ状の取付具とで大略構成されている。
飲料容器は飲料水もさることながら需要者の注意を惹くものであり、最近ではずん胴円筒形の胴体を持つものや、胴のくびれたものなど様々な形状のペットボトルが出現している。紙コップでは、サイズの違いだけでなく、熱いコーヒやスープを収納しても熱が伝わらないように外表面に毛羽立った薄い断熱樹脂コーティングがなされたものもあらわれている。この断熱樹脂コーティングは非常に滑りにくい。
ドリンクホルダーは上記のように各種飲み物が充填された飲料容器を出し入れ可能に保持するものであるが、主として運転者が走行中に使用するという特殊性を有している。即ち、運転者は常時前方を注意した状態を保ったまま、ドリンクホルダーの方を殆ど見ることなく飲料容器を出し入れする。特に飲料容器をドリンクホルダーに収納する場合、飲料容器が上手く入らないと飲み物を運転席にこぼしてしまう。従って、飲料容器のドリンクホルダーへの収納に当たってはある程度飲料容器の底部がドリンクホルダーの収納凹部に入れば、その後は自動的に飲料容器が収納凹部に収納されるという事が求められる。
また、ドリンクホルダーに飲料容器を収納した場合、収容した飲料容器が車両の走行中の振動等によって倒れないようにする事は勿論、該振動により飲料容器がドリンクホルダーの収容凹部の硬い内周縁に接触してカタカタという耳障りな異音が発生させないことも要求される。そのためには飲料容器にドリンクホルダーの収容凹部が接触して収容凹部内で飲料容器が踊らないようにしなければならない。換言すれば、ドリンクホルダーの収容凹部と飲料容器との間に隙間が生じてはならない。
実開平5−62332号公報
ドリンクホルダーは上記のように様々な飲料容器に対応する必要があるが、従来のドリンクホルダーではせいぜい大小2種類の形の単純な飲料容器に対応することができる程度で、1つのドリンクホルダーでこのような多様な飲料容器に対応することは到底出来なかった。例えば、ずん胴のペットボトルを収納できるようにこれに合わせて収納凹部を大きな内径で形成すると、胴のくびれたペットボトルを収納しようとすると収納凹部の開口部とペットボトルのくびれた胴との間に隙間が生じ、走行中にペットボトルの胴と開口部とが接触してカタカタという異音を生じるというような問題があった。また、隙間が大き過ぎるとペットボトルが倒れやすくなる。
また、前述の収納凹部の開口部は単なる円形であったため、その開口部に正確にペットボトルを挿入しなければならないが、走行中、前方を注視しながら左手だけでペットボトルをその開口部に正確に挿入することはかなり難しいというような使用上の問題もあった。そして、ペットボトルの底が収納凹部の壁に引っ掛かって挿入しずらい場合には、走行中であるにもかかわらず自然とドリンクホルダーの方に目が行き、前方の注視がおろそかになるようなことも指摘されていた。
本発明は1つのドリンクホルダーで、大小は勿論、ずん胴又は胴がくびれたペットボトル、缶コーヒや缶ジュース、滑りにくい紙コップ迄、ドリンクホルダーに目をやる必要がなく前方を注視したままで一回の片手動作で収容できる画期的なドリンクホルダーを提供することをその課題とする。
請求項1に記載した発明は、
自動車のエアコン吹き出し口110に取り付けられ、飲料容器100を保持するためのドリンクホルダーAであって、
飲料容器100を支える底部10と、底部10の両サイドから立設された左右一対の本体脚部5b及び該本体脚部5bの上端に架設され、クリップ3を介してエアコン吹き出し口110に取り付けられるクリップ取付部5aとで門形に構成されたホルダー本体1と、
ホルダー本体1の本体脚部5bの下部にそれぞれ設けられた軸受5eに挿入された回転軸2eにて起倒自在に取り付けられ、起立時にホルダー本体1との間で飲料容器100の
収納凹部12を構成する可動部2と、
可動部2とホルダー本体1との間に配設され、可動部2を起こす方に弾発付勢するばね8と、
前記クリップ取付部5aの収納凹部12側の面(前面)5gに回転自在且つ該面5gに露出するように設けられた球体4とで構成され、
可動部2は、回転軸2eが設けられた左右一対のアーム部2bと、アーム部2bの上端を繋ぐ容器挟持部2cとで門形に構成され、
可動部2の容器挟持部2cの上面2jはホルダー本体1の上面5jより高く形成されており、且つ容器挟持部2cの収納凹部12側の面(内面)2dは長手方向に凸畝状で縦断面がなだらかな凸円弧状に形成されており、アーム部2bのホルダー本体側端面と本体脚部5bのアーム部側端面のいずれか一方に位置決め凸条2fが形成され、いずれか他方に可動部2が起立した時に嵌まり込む位置決め凹部5fが設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は請求項1において、
ばね8は回転軸2eに装着されていることを特徴とする。
本発明は、可動部2の容器挟持部2cの上面2jはホルダー本体1の上面5jより高く形成されているので、飲料容器100を収納しようとすると、収納容器100の底部101がまず可動部2の容器挟持部2cの上面2jのいずれかの部分に接触する。これによりばね8が撓んで可動部2が倒れ、縦断面がなめらかな凸円弧状に形成された容器挟持部2cの収納凹部12側の面(内面)2dに沿って収納容器100が自然と収納凹部12内に落ち込む。この途中で飲料容器100の底部101がホルダー本体1の収納凹部12側の面(内面)5gに接触した場合、球体4は回転して飲料容器100の底部101を収納凹部12内にガイドする。これにより、収納時にドリンクホルダーAを殆ど見なくても片手で収納操作を完了させることができる。
そして前述のように、ホルダー本体1の前面5gには球体4が回転自在且つ該前面5gから露出するように設けられているので、たとえ滑りにくい断熱樹脂コーティング紙コップ100を収納する場合でも、この球体4が回転して断熱樹脂コーティング紙コップ100を収納凹部12内にスムーズに案内する。
また、ホルダー本体1に対して可動部2が起倒し、起立した可動部2の容器挟持部2cの内面2dとホルダー本体1のクリップ取付部5aの前面5gとで飲料容器100の収納凹部12の開口部を構成することになるので、ホルダー本体1に対する可動部2の開き具合を調整することによって、大小様々な飲料容器100を収納できる。その際、ばね8の弾発作用により、収納された飲料容器100は起立した可動部2の容器挟持部2cの内面2dとホルダー本体1のクリッブ取付部5aの前面5gとで挟まれるので、走行中の振動により飲料容器100がガタガタして異音を出すようなことがない。
また、ホルダー本体1と可動部2は門形に構成されているで、胴部102のくびれた飲料容器100を収納凹部12に収納した場合、飲料容器100の太い底部101は門形の空間部分1k・2kに位置し、くびれた胴部102はクリップ取付部5aと容器挟持部2cとで挟みつけられ、ガタなく収納される。
本発明の実施例の斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の拡大半断面図である。 図1の底面の斜視図である。 図1の収納凹部に飲料容器を収納した状態の側面図である。 図1の実施例において飲料容器を収納する状態を示した断面図である。
以下、本発明を図示実施例に基づいて詳述する。本発明のドリンクホルダーAは、車内のエアコン吹き出し口110に取り付けて飲料容器100を保持できるように構成されたものであり、ホルダー本体1及びホルダー本体1の背面に設けられているクリップ取付部5aに取り付けられる別体の一対のクリップ3、ホルダー本体1に起倒自在に取り付けられている可動部2及びホルダー本体1の底面に取り付けられる調整板6より構成されている。
底板9は収納される飲料容器100の最大のサイズのもの(例えば、500mリットルサイズのペットボトル)を載置することができる大きさのもので、本実施例では略円形である。そしてその中央には中央片の中央側の端が接続した状態で弾性掛止片9aが十字に切り抜かれている。弾性掛止片9aは前記接続部分を中心にして両側に腕が張り出した形で、張り出した腕の先端が下に折れ曲がり、その折れ曲がり部分(この部分を折曲端部9cとする)の内寸が後述する調整板6のスライド板部6gの横幅に等しくなっている。そして、弾性掛止片9aの中央片の自由端下面には掛止突起9bが突設されている。弾性掛止片9aの前後には前述の折曲端部9cの内寸に等しい幅で内側に曲がった左右対称のL形係止突起9dが底板9の下面に突設されている。L形係止突起9dのL形は内向きで調整板6のスライド板部6gが4つのL形係止突起9dに係止されてスライドするようになっている。
リングフレーム7は底板9の外周に装飾的に嵌め込まれて使用されるもので、両サイドにサイド突起7aが突設されている。
本実施例の本体脚部5bは底板9の外周側縁から上に伸びた板状の部材とその外側に設けられた板状の部材の2重構造で、内側部材の内周面の横断面形状は底板9の円弧に沿う凹円弧状である。本実施例の本体脚部5bはデザイン上、2重構造としているが、勿論、これに限られず1重構造でもよいことは言うまでもない。本体脚部5bの内面側前縁の中段には前縁に開いている四角形の掘り込みが形成されており、この掘り込みが位置決め凹部5fである。そして本体脚部5bの前縁下部には軸受アーム部5dが前方に向けて突設されており、この軸受アーム部5dの対向内面に同軸にて軸受5eが形成されている。この位置決め凹部5fと後述する位置決め凸部2fとは設ける位置を逆にしてもよい。
左右一対の前記本体脚部5bの上端にはクリップ取付部5aの下半分を構成する取付部下部5a1が一体的に架設されている。この取付部下部5a1の上面と前面5gのコーナー部分には中心左右振り分けで球体収納穴11の下半分が凹設されている。これを下半穴11aとする。下半穴11aは球体4の1/4強の大きさである。取付部下部5a1の前面5gは、本体脚部5bの横断面凹円弧状の内周面に合わせて凹円弧状に形成されている。
そして、取付部下部5a1の背面には横一列にて左右に伸びたクリップ取付孔5a2が穿設されている。
前述の取付部下部5a1の上面には取付部上部5a3が取り付けられるようになっており、取付部下部5a1と取付部上部5a3とでクリップ取付部5aが構成される。そして取付部上部5a3の前面5gと下面のコーナー部には前述の球体収納穴11の下半穴11aに合わせて球体収納穴11の上半分が形成されている。これを上半穴11bとする。上半穴分11bも球体4の1/4強の大きさで、両者を合わせて球体収納穴11が形成される。球体収納穴11の前面開口の直径は球体4より小さく形成されており、球体収納穴11内に回転可能に収納された球体4は球体収納穴11から一部が露出するが飛び出さないようになっている。なお、上記の実施例ではクリップ取付部5aを上下に分割した例を示したが、これに限られるものでなく、球体をクリップ取付部の背面側から球体収納穴の収納するようにして一体的に構成することも可能である。
球体4は表面が円滑な樹脂製の部材で、球体収納穴11内でいずれの方向にも円滑に回転するように収納されている。
クリップ3は公知のもので様々な形があるが、一例を示すと、その先端部分は上下二股に形成されており、上側の長いクリップ爪3aと、下側の短い抑え爪3bとで構成されており、上側のクリップ爪3aと下側の抑え爪3bの先端の間にルバー挿入間隙が形成されている。そしてその元部には前述のクリップ取付孔5a2に係合する取付頭3cが設けられている。上側のクリップ爪3aはエアコン吹き出し口110のルバー(図示せず)に掛け止することができるようにフック状に形成されている。
可動部2は、左右一対のアーム部2bとその上端に架設された容器挟持部2cとで構成された門形のもので、容器挟持部2cの内面(収納凹部12側の面)2dは、長手方向に凸畝状で縦断面がなだらかな凸円弧状に形成されている。横長凸畝部分は容器挟持部2cの内面2dからなだらかに盛上っていてもよいし、縦断面が全体的になだらかな凸円弧状となっていてもよい。
アーム部2bは逆L形でその上部は外側に伸びたグースネック状を呈している。そして、可動部2の容器挟持部2cの上面2jの中央部分はホルダー本体1の上面5jより高く形成されている。これを高さHで示す。そして上面2jの中央部分から両側に下がり方向に傾斜し、ホルダー本体1の上面5jの前端に至る。従って、容器挟持部2cの上面2jは朝顔状に外に拡がった状態となっている。
ホルダー本体1に対して以上のような可動部2を起立させ、その両サイドを対向させたとき、ホルダー本体1と可動部2との間には飲料容器100を収納する収納凹部12が形成され、その平面空間は円形を構成する。この時の容器挟持部2cの内面2dとホルダー本体1のクリップ取付部5aの間隔は、最も細い飲料容器100の胴部102の太さより狭く構成されている。
ばね8は、可動部2を起立させる方向に押圧付勢させるもので、本実施例ではつるまきばねが使用され、回転軸2eに装着されている。ばね8の一方の端部は可動部2に係止され、他方の端部は本体脚部5bに係止され、可動部2を起立させる方向に押圧付勢させている。勿論、構造を変えることにより、コイルばねを使用することも出来る。
調整板6はL形の部材で、水平のスライド板部6gと、その後端に垂直に取り付けられた当接板部6fとで構成され、スライド板部6gの表裏両面に凹凸6hが長手方向に多段にわたって形成されている。スライド板部6gの横幅は前述の左右一対のL形係止突起9dの内寸法に合わせて形成されている。
次に、本発明の作用に付いて説明する。まず、ドリンクホルダーAのクリップ3を自動車のエアコン吹き出し口110のルーバーに引っ掛け、続いて調整板6を引き出してドリンクホルダーAが水平になるように引き出し代を調節する。この時、弾性掛止片9aの接続部分がばね性を持っており、これによりスライド板部6gのスライドと共にスライド板部6gの表面に形成した凹凸6hに底板9に設けた掛止片9aの掛止突起9bが係脱して最適位置に調整板6を固定する。
なお、調整板6のスライド板部6gは、弾性掛止片9aのアームの折曲端部9cにガイドされ且つ折曲端部9cの前後に設けられた左右一対のL形係止突起9dに抱かれてガイドされる。調整板6の凹凸6hは、スライド板部6gの長手方向に対して直角方向に伸びた畝状に設けられており、前述のようにスライド板部6gの長手方向に複数段設けられているので、掛止突起9bがその内の最適位置に嵌まり込んで固定する。この凹凸6hは、スライド板部6gの片面だけでなく前述のように両面に設けてもよく、その場合は調整板6を裏返して用いることが出来、スライド板部6gの後端から直角に伸びた当接板部6fを図のように上向きで使ったり、図示していないが下向きに使うことも出来る。
このようにドリンクホルダーAのクリップ3を自動車のエアコン吹き出し口110に固定すると、次に飲料容器100を収容することになる。
飲料容器100は前述のように大小および形の異なるものがあるが、その収納の形態を図5〜6に従って説明する。この場合、飲料容器100の収納は前述のように運転者が前方を注視しながらドリンクホルダーAを殆ど見ることなく左手で挿入する場合を代表例として説明する。飲料容器100の代表例として胴のくびれた容器を用いる。ドリンクホルダーAは未収納状態では、ばね8の作用で図5のような閉じた状態になっている。
運転者が飲料容器100をドリンクホルダーAに収納しようとしてドリンクホルダーAの方向を殆ど見ることなく左手で飲料容器100を少し傾け、その底部101を収容凹部12に挿入しようとすると、底部101の側面が可動部2の湾曲した容器挟持部2cの朝顔状に開いた開口縁2c1のいずれかの部分に当たる。これにより可動部2は飲料容器100の重みでばね8が撓み、若干倒れ込む。これにより収容凹部12の口は更に大きく開く。開口縁2c1全体は図1からわかるように半円弧状で、その縦断面形状は図6からわかるように収容凹部12の内側方向に凸カーブしているので、仮に飲料容器100が容器挟持部2cの中央から外れても可動部2の倒れ込みによる口の開きにより開口縁2c1はより水平に倒れて飲料容器100の底部101が収納凹部12内に滑り込みやすくなっているので、底部101の側面が開口縁2c1を滑りながら収容凹部12に落ち込んで行く。
即ち、飲料容器100の底101或いはその側面が開口縁2c1のどの部分に接触しても収容凹部12の内側方向にカーブした開口縁2c1に沿って収容凹部12の内側にスムーズに導かれて収容凹部12に落ち込んで行く。
飲料容器100が斜め上方向から収容凹部12内にある程度滑り込むと、そのまま或いは底部101が球体4に接触し、球体4が回転する。これにより飲料容器100は途中で引っ掛かることなく収容凹部12にスムーズに嵌まり込む。飲料容器100の収容凹部12への嵌まり込み同期して可動部2がばね8の弾発力で起き上がり、可動部2の容器挟持部2cと左右の球体4にて隙間なく挟み込む。図のように胴のくびれたものである場合でも飲料容器100は上記のように挟み込まれることになるので、走行中の振動が伝わったとしても収納凹部12内で踊ることがなく異音を発生しない。またこの時、可動部2の両側面の位置決め凸部2fがホルダー本体1の両サイド内面中段に凹設された位置決め凹部5fに嵌まり込むので、可動部2は左右方向にずれるようなこともない。
また上記のようにホルダー本体1及び可動部2は門型構造であるから、胴のくびれた飲料容器100の膨れた底部101は門型のホルダー本体1及び可動部2の空間部分1k・2kに嵌まり込み、このような形状の飲料容器100の収容もガタなしで可能になる。飲料容器100がずん胴形のものであれば、可動部2は、当然、胴のくびれた飲料容器100より若干開いた状態になるが、収納された飲料容器100の胴部101を同様に可動部2の容器挟持部2cと左右の球体4にて隙間なく挟み込むことになる。この場合も位置決め凸部2fは位置決め凹部5fに少し浅い状態で嵌まり込む。
次に、表面に断熱樹脂コーティングされた、滑りにくい普通の紙コップ(図示せず)の場合に付いて説明する。基本的には上記と同様であるが、この場合は逆円錐台状である。蓋の付いた紙コップを収納凹部の上方から挿入すると、その底が可動部の容器挟持部の内面又は球体に接触する。容器挟持部の内面は前述のようにカーブしているため、そして可動部が開くため、滑りにくい紙コップでもスムーズに挿入できる。球体に接触すれば球体が回転して同様にスムーズに挿入できる。
収納された飲料容器100を取り出す場合、容器100を持って引き上げれば球体4が回転すると共に可動部2が開く方向に動き、飲料容器100の取り出しを阻害しない。
以上のように、本発明にかかるドリンクホルダーAは、どのような形状の飲料容器100でも収納凹部12に無造作に挿入すれば自動的に可動部2が開閉すると共にこれをガイドしてスムーズに収納させることになるし、取り出し時もスムーズに行える。
A:ドリンクホルダー、1:ホルダー本体、1k:空間部分、2;可動部、2b:アーム部、2c:容器挟持部、2c1:開口縁、2d:内面(収納凹部側の面)、2e:回転軸、2f:位置決め凸部、2j:上面、2k:空間部分、3:クリップ、3a:上側のクリップ爪、3b:下側の抑え爪、3c:取付頭、4:球体、5:門形構造体、5a:クリップ取付部、5a1:取付部下部、5a2:クリップ取付孔、5a3:取付部上部、5b:本体脚部、5d:軸受アーム部、5e:軸受、5f:位置決め凹部、5g:前面(収納凹部側の面)、5j:上面、6:調整板、6f:当接板部、6g:スライド板部,6h:凸凹、7:リングフレーム、7a:サイド突起、8:ばね、9:底板、9a:弾性掛止片、9b:掛止突起、9c:折曲端部、9d:L形係止突起、10:底部、11:球体収納穴、11a:下半穴、11b:上半穴、12:収納凹部、100:飲料容器、101:飲料容器の底部、102:胴部、110:エアコン吹き出し口。

Claims (2)

  1. 自動車のエアコン吹き出し口に取り付けられ、飲料容器を保持するためのドリンクホルダーであって、
    飲料容器を支える底部と、底部の両サイドから立設された左右一対の本体脚部及び該本体脚部の上端に架設され、クリップを介してエアコン吹き出し口に取り付けられるクリップ取付部とで門形に構成されたホルダー本体と、
    ホルダー本体の本体脚部の下部にそれぞれ設けられた軸受に挿入された回転軸にて起倒自在に取り付けられ、起立時にホルダー本体との間で飲料容器の収納凹部を構成する可動部と、
    可動部とホルダー本体との間に配設され、可動部を起こす方に弾発付勢するばねと、
    前記クリップ取付部の収納凹部側の面に回転自在且つ該面に露出するように設けられた球体とで構成され、
    可動部は、回転軸が設けられた左右一対のアーム部と、アーム部の上端を繋ぐ容器挟持部とで門形に構成され、
    可動部の容器挟持部の上面はホルダー本体の上面より高く形成されており、且つ容器挟持部の収納凹部側の面は長手方向に凸畝状で縦断面がなだらかな凸円弧状に形成されており、
    前記アーム部のホルダー本体側端面と本体脚部のアーム部側端面のいずれか一方に位置決め凸条が形成され、いずれか他方に可動部が起立した時に嵌まり込む位置決め凹部が設けられていることを特徴とするドリンクホルダー。
  2. 請求項1に記載したドリンクホルダーおいて、
    ばねは回転軸に装着されていることを特徴とするドリンクホルダー。
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