JP6576005B2 - レーザ歯科治療における撮像のためのシステムおよび方法 - Google Patents

レーザ歯科治療における撮像のためのシステムおよび方法 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、2013年3月15日に出願され、“System and Method for Imaging in Laser Dental Treatment”と題された、米国仮特許出願第61/793,117号に対する優先権の利益を主張するものであり、その開示の全体は、参照により本明細書中に援用される。
本発明は、概して、3次元(3D)走査に関し、特に、歯科構造等の不均等な形状物体のモデルを生成することに関する。
歯科では、3D走査および撮像が、鋳造および印象材を使用する、古い技術に急速に取って代わりつつある。走査は、典型的には、古い方法と比較して、高速であり、デジタルファイルを瞬間的に提供することができ、実質的に全ての鋳引けを排除し、鋳造および印象材と関連付けられる問題を取扱うことができる。加えて、デジタル画像は、歯冠等の好適な歯科修復構成要素を生成するために、歯科技工室または歯科コンピュータ数値制御(CNC)フライス盤に容易に伝送されることができる。
スキャナは、概して、物体表面から情報を捕捉かつ記録するためのデバイスである。
非接触式光学的方法を使用して、物体の3D表面輪郭を判定する(例えば、その3Dモデルを作成する)スキャナの使用は、歯科構造のインビボ走査を含む多くの用途において重要である。典型的には、3D表面輪郭が、特定の時間において、集合/群中の各点の相対位置が走査された物体の表面の近似輪郭を表す、点集合(多くの場合、点群と呼ばれる)から形成される。
これらの光学的方法では、点位置データの集合を使用して、輪郭測定の根底にある一般的原理は、三角測量である。各三角形の基線が2点の光心を含み、各三角形の交点が標的物体表面上またはその近傍の特定点である、1つまたはそれを上回る三角形を前提とすると、光心のそれぞれから標的物体表面の上またはその近傍のその特定点範囲は、光学的分離と、光心から特定の点に伝送される光の角度および/または特定の点から光心において受信された光の角度に基づいて判定されることができる。規定の基準座標系(例えば、デカルトX、Y、Z基準座標系)における光心の座標位置が、既知である場合、交点の相対X、Y、Z座標位置、すなわち、標的表面上またはその近傍の点は、同一の基準座標系において算出されることができる。典型的には、照射光源から標的上の点までの光線は、三角形の一辺、すなわち、縁を形成し、標的点から画像センサまで反射される光線は、三角形の他の辺、すなわち、縁を形成する。単一の画像センサを使用するシステムでは、二辺の間の角度は、照射光源およびセンサの位置と、照射光のビームが走査された表面に指向される角度とが既知であるため、判定されることができる。これらの既知のパラメータおよび反射の算出角度を使用して、輪郭に合致される表面上の反射点の予期される位置が、判定されることができる。それぞれのいくつかの反射点の位置を判定するために、この手順を繰り返すことによって、反射表面の曲率、すなわち、その3D輪郭が、判定されることができる。
三角測量方法は、受動的三角測量および能動的三角測量に分割されることができる。受動的三角測量(また、立体解析としても知られる)は、典型的には、周辺光を利用し、三角形の基線に沿った2点の光心は、2個のカメラ/画像センサを含む。2つのセンサの受動的システムでは、走査される物体に応じて入射する照射光の角度の知識が、要求されない。対照的に、能動的三角測量は、典型的には、基線に沿って三角形の一方の光心として一方のカメラを使用し、他方の光心における第2のカメラの代わりに、能動的三角測量は、制御された照射光源(また、構造化光としても知られる)を使用する。上記に説明されるように、一方の光心は、光源であり、他方の光心は、撮像デバイスである。
立体/受動的解析は、概念的に分かりやすいが、例えば、異なるカメラ画像内において観察される特徴の間で一致を取得する際の困難に起因して、広範囲に使用されない。ブロック等の明確に画定された縁および角を伴う物体の表面輪郭は、立体解析を使用して、比較的容易に測定することができる。皮膚および歯の表面等の平滑可変表面を有する物体は、角および縁点等、容易に識別可能な着目点が比較的より少ない。これは、立体解析技術に有意な課題を提示し得る。能動的三角測量は、したがって、多くの場合、平滑可変表面を有するそのような物体の3D輪郭を生成する際に、好ましい。
能動的三角測量または構造化光方法は、その形状を判定するために、物体上に1つまたはそれを上回る既知の光のパターンを投影することによって、立体一致問題を克服する、または少なくともそれを最小限にすることができる。例示的構造化光は、光のスポットであり、典型的には、レーザによって生成される。輪郭判定の正確性は、例えば、ジグザグパターンおよび/またはスパイラルパターンで、線に沿って、既定のパターンで微小スポットを移動させることによって、増加されることができる。しかしながら、1つの大きなスポットもまた、使用されることができる。光投影機と、標的物体の表面から反射される光のスポットを観察するカメラとの設定の幾何学形状は、上記に説明されるように、例えば、三角測量計算を介して、光スポットが一方または両方の光心(すなわち、光投影機およびカメラ)から反射される、点の範囲の判定を可能にすることができる。ストライプ等の光投影パターンまたは光点のグリッド等の2次元パターンが、標的表面の画像を捕捉および/または分析するために要求される時間を短縮させるために使用されることができる。
構造化光を使用した標的物体の表面の測定の分解能は、概して、反射光を観察するために使用される、光パターンの微細度と、カメラの分解能とに依存する。典型的には、3Dレーザ三角測量走査システムの全体の正確性は、2つの目的を満たすために、その能力に基づく(すなわち、(i)標的表面から反射される照射光の中心を正確に測定することと、(ii)照射光源と、画像を取得するためにスキャナによって使用される位置のそれぞれにおけるカメラとの位置を正確に測定することである)。
オペレータ携帯用かつペンタイプスキャナを組み込むことによって、様々なヒトの歯列に適応する、商業用に利用可能である3Dスキャナシステムが、歯科市場のために開発されている。これらのシステムでは、オペレータは、典型的には、走査される部位にわたってスキャナを移動させ、一連の画像フレームを収集する。しかしながら、この場合、画像フレームの間の位置の一致が、典型的には、維持されず、代わりに、各フレームは、前の1つまたはそれを上回る画像フレームが捕捉された時点で、ペンの位置および配向から独立した未知の座標位置から捕捉される。加えて、治療に先立った走査からの照射光源および撮像デバイスに関する全ての配向情報ならびにその参照は、概して、スキャナが、治療のために使用される他の器具類を用いた治療の間、口内に連続的に位置することができないため、治療後の走査に利用可能ではない。
これらのハンドヘルドシステムは、したがって、シーン登録または走査される部位にわたる正確な基準セットの適用に依拠しなければならない。しかし、歯等の3D構造に関して、フレーム登録のためのパターン認識または基準の使用は、歯の表面が常に高精度シーン登録を可能にする十分な登録特徴を提供しないため、誤差を起こしやすい可能性がある。多くの場合、要求される分解能に対する基準の正確な設置は、概して、典型的な歯のサイズにわたって、非実用的である。
別の3D測定方法は、画像認識を用いた自動焦点深度測定を含む。短被写界深度である場合、カメラは、事前に定義された深度(例えば、Z1)において集束され、画像が、捕捉される。画像は、次いで、画像の「焦点」区分が判定されることができるように、例えば、画像認識ソフトウェアを使用して処理される。別の画像は、次いで、第2の事前に定義された深度(例えば、Z2)において捕捉され、第2の画像内の「焦点」区分が識別される。Z深度位置付け、画像捕捉、および画像認識は、要求される分解能に従って、繰り返される。いったん画像の全てが捕捉されると、個々の画像スライスは、物体の3D画像を作成するために、ともに積層されることができる。
治療部位を走査かつモデル化することに関連して、本方法は、多くの場合、要求される正確性のレベルが欠如する3D走査を生成する。これは、多くの場合、画像が治療の前後のみに捕捉されるためであり、治療および撮像デバイスの交換を要求するため、画像が、治療の間捕捉されず、これが、治療時の遅延、患者に不便性をもたらし、また、治療時、特に、レーザが治療時に使用されるときに伴われる全てのものに対する安全性リスクを呈し得る。したがって、システムおよび方法の改善が、治療される部位/領域を走査するために必要である。
硬組織切断の間、従来の3D測定の品質を改善するために、レーザ切断システムの種々の実施形態が、光走査および測定システムと、レーザベースのアブレーションシステムとを統合する。スキャナは、能動的三角測量測定技術、または焦合画像認識技術、またはその両方を含むことができる。しかしながら、従来のシステムとは異なり、統合されるシステムの種々の実施形態は、いくつかの本質的に2次元(2D)の画像と、これらの2D画像に基づく2D輪郭とを使用して、除去された組織の3D画像の再構成を可能にする。2D画像および輪郭は、組織の薄スライスに対応することができ、すなわち、スライス厚が、例えば、約0.02mm、0.05mm、0.1mm、および0.5mm等であることができる。種々の2D画像およびそこから生成される輪郭は、治療の間に除去される組織の正確な3Dモデルを提供するように、治療の間に撮影された画像に対応する。
従来のスキャナおよびレーザベースの治療システムは、典型的には、相互に互換性がない光学構成要素を含む。したがって、これらの2つタイプのシステムは、容易に組み合わせられることはできない。走査システムおよび治療システムの統合を促進するために、種々の実施形態では、レーザ送達のための光学サブシステムの少なくともいくつかの構成要素(また、ビームガイダンスサブシステムとも呼ばれる)は、同様に、走査/測定機能の少なくともいくつかを実施するように適合される。加えて、または代替として、走査/測定システムのいくつかの構成要素は、レーザビームの送達への走査システムの構成要素の任意の干渉を最小限にしながら、2つのサブシステムの組み合わせられた幾何学形状が、表面輪郭の算出に使用され得るように、ビームガイダンスシステムの構成要素に対して、選択された場所および配向に位置付けられてもよい。
したがって、一側面では、歯科治療部位の輪郭を判定するためのデバイスが、レーザビームガイダンスシステムおよび少なくとも1つの撮像システムを含む。レーザビームガイダンスシステムは、ハンドピースを介して、レーザビームを歯科治療部位に誘導することができる。撮像システムは、そこから反射され、ハンドピースを介して進行する、光線に基づいて、歯科治療部位の画像を取得することができる。本デバイスはまた、撮像システムによって取得される画像に基づいて、歯科治療部位の表面の輪郭を判定するために適合される算出システムを含む。算出は、レーザビームガイダンスシステムのうちの1つまたはそれを上回る構成要素および/あるいは撮像システムと関連付けられる光学構成要素の幾何学形状に基づいてもよい。本デバイスは、2つまたはそれを上回る撮像システムを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、撮像システムは、調節可能焦点レンズを含む。本デバイスはまた、調節可能焦点レンズの焦点距離を調節するためのジョイスティックおよび/またはフットペダルを含んでもよい。調節可能焦点レンズは、電動のレンズスタックおよび液体レンズのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。全体としての撮像システムまたはそのいくつかの構成要素は、ハンドピース内に位置してもよい。算出システムは、画像の焦点部を判定するために適合されてもよい。代替として、算出システムは、少なくとも部分的に、レーザビームガイダンスシステムの構成要素の幾何学形状および/または撮像システムの構成要素の幾何学形状に基づいて、輪郭を判定するために適合されてもよい。
いくつかの実施形態では、レーザビームと、撮像システムによって受信される、歯科治療部位から反射される光線との両方は、共通光軸に沿って進行する。本デバイスは、そのような光線をレーザ光源に指向する代わりに、歯科治療部位から反射される光線を撮像システムに指向するためのスプリッタを含んでもよい。いくつかの実施形態では、レーザビームは、第1の軸に沿って、歯科治療部位に誘導され、撮像システムによって受信される、歯科治療部位から反射される光線は、第1の軸に対して傾斜する第2の軸に沿って進行する。本デバイスは、2つまたはそれを上回る撮像システムを含んでもよい。一方の撮像システムは、共通光軸に沿って進行する光を受信してもよく、別の撮像システムは、第2の軸に沿って進行する光を受信してもよい。いくつかの実施形態では、一方の撮像システムは、第2の軸に沿って進行する光を受信してもよく、別の撮像システムは、また、第1の軸に対して傾斜する、異なる第3の軸に沿って進行する光を受信してもよい。
本デバイスは、光を歯科治療部位に提供するための照射システムを含んでもよい。照射システムは、パターンを有する光を提供するために適合されてもよく、パターンは、スポット、1次元パターン、および2次元パターンのうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。いくつかの実施形態では、レーザビームガイダンスシステムは、例えば、規定のパターンに従って、かつ/または規定の形状を伴い、照射システムから光を指向することによって、歯科治療部位を走査するために適合される。
別の側面では、歯科治療部位の輪郭を判定する方法は、(a)撮像システムにおいて、歯科治療部位から反射され、ハンドピースを介して進行する、第1画像を光線の第1のセットに基づいて、受信するステップと、(b)第1の画像に基づいて、歯科治療部位の第1の輪郭を生成するステップとを含む。本方法はまた、(c)ハンドピースを介して、例えば、レーザビームガイダンスシステムを使用して、レーザビームを歯科治療部位に指向するステップを含む。歯科治療部位からの組織の少なくとも一部は、レーザビームを指向する結果として、除去され得る。本方法はさらに、(d)撮像システムにおいて、歯科治療部位から反射され、ハンドピースを介して進行する、光線の第2のセットに基づいて、第2の画像を受信するステップと、(e)第2の画像に基づいて、歯科治療部位の第2の輪郭を生成するステップとを含む。ステップ(c)〜(e)は、繰り返され、治療が完了されるまで、撮像とアブレーションとの間で交互に行ってもよい。第1の輪郭および/または第2の輪郭は、2次元(2D)輪郭を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、第1の画像を受信するステップは、撮像システムと関連付けられる焦点距離を調節するステップを含み、第1の輪郭を生成するステップは、第1の画像の焦点部を判定するステップを含む。焦点距離は、ジョイスティックおよび/またはフットペダルを使用して調節されてもよい。いくつかの実施形態では、レーザビームと、歯科治療部位から反射され、撮像システムによって受信される、光線の第1のセットおよび第2のセットとの両方は、共通光軸に沿って進行する。
いくつかの実施形態では、第1画像を受信するステップは、照射システムから取得される光のパターンに従って、歯科治療部位を走査するステップを含む。レーザビームは、第1の軸に沿って歯科治療部位に誘導されてもよく、歯科治療部位から反射され、撮像システムによって受信される、光線の第1のセットおよび第2のセットは、第1の軸に対して傾斜する第2の軸に沿って進行してもよい。照射光のパターンは、スポット、1次元パターン、および/または2次元パターンを含んでもよい。いくつかの実施形態では、レーザビームガイダンスシステムは、光のパターンに従って、歯科治療部位を走査するように制御される。
いくつかの実施形態では、本方法は、2D輪郭を使用して、歯科治療部位から除去される組織の部分の3次元(3D)モデルを生成するステップを含む。本方法はさらに、3Dモデルを使用して、修復をもたらすステップを含んでもよい。2D輪郭が、異なる治療ステップの間でインターリーブされた組織走査から判定されるため、および本システムが、システムパラメータに従って、これらの治療ステップのそれぞれにおいて、除去される組織の深度を推定することができるため、3Dモデルの再構成は、2D輪郭のそれぞれ1つに対応する推定される深度に基づき、それによって、3Dモデルの正確性を増加させることができる。3Dモデルは、修復をもたらすステップに先立って、修正されてもよい。本方法はまた、修復を歯科治療部位に適用させるステップを含んでもよい。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
歯科治療部位の輪郭を判定するためのデバイスであって、
ハンドピースを介して、レーザビームを歯科治療部位に誘導するためのレーザビームガイダンスシステムと、
前記歯科治療部位から反射され、前記ハンドピースを介して進行する、光線に基づいて、前記歯科治療部位の画像を取得する撮像システムと、
前記撮像システムによって取得される前記画像に基づいて、前記歯科治療部位の表面の輪郭を判定するために適合される算出システムと、
を備える、デバイス。
(項目2)
前記撮像システムは、調節可能焦点レンズを備える、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記調節可能焦点レンズの焦点距離を調節するためのジョイスティックおよびフットペダルのうちの少なくとも1つをさらに備える、項目2に記載のデバイス。
(項目4)
前記調節可能焦点レンズは、電動のレンズスタックおよび液体レンズのうちの少なくとも1つを備える、項目2に記載のデバイス。
(項目5)
前記算出システムは、前記画像の焦点部を判定するために適合される、項目1に記載のデバイス。
(項目6)
前記算出システムは、少なくとも部分的に、前記レーザビームガイダンスシステムおよび前記撮像システムのうちの構成要素のうちの少なくとも1つの幾何学形状に基づいて、前記輪郭を判定するために適合される、項目1に記載のデバイス。
(項目7)
前記レーザビームと、前記歯科治療部位から反射される光線との両方は、共通光軸に沿って進行する、項目1に記載のデバイス。
(項目8)
前記歯科治療部位から反射される前記光線を前記撮像システムに指向するためのスプリッタをさらに備える、項目7に記載のデバイス。
(項目9)
前記撮像システムは、前記ハンドピース内に位置する、項目1に記載のデバイス。
(項目10)
前記レーザビームは、第1の軸に沿って前記歯科治療部位に誘導され、前記歯科治療部位から反射される光線は、前記第1の軸に対して傾斜して第2の軸に沿って進行する、項目1に記載のデバイス。
(項目11)
光を前記歯科治療部位に提供するための照射システムをさらに備える、項目1に記載のシステム。
(項目12)
前記照射システムは、パターンを有する光を提供するために適合される、項目11に記載のシステム。
(項目13)
前記パターンは、スポット、1次元パターン、および2次元パターンのうちの少なくとも1つを備える、項目12に記載のシステム。
(項目14)
前記レーザビームガイダンスシステムは、前記照射システムから光を指向することによって、前記歯科治療部位を走査するために適合される、項目11に記載のシステム。
(項目15)
歯科治療部位の輪郭を判定する方法であって、
(a)撮像システムにおいて、歯科治療部位から反射され、ハンドピースを介して進行する、光線の第1のセットに基づいて、第1の画像を受信するステップと、
(b)前記第1の画像に基づいて、前記歯科治療部位の第1の輪郭を生成するステップと、
(c)前記ハンドピースを介して、レーザビームガイダンスシステムを使用して、レーザビームを前記歯科治療部位に指向し、前記歯科治療部位から組織の少なくとも一部を除去するステップと、
(d)前記撮像システムにおいて、前記歯科治療部位から反射され、前記ハンドピースを介して進行する、光線の第2のセットに基づいて、第2の画像を受信するステップと、
(e)前記第2の画像に基づいて、前記歯科治療部位の第2の輪郭を生成するステップと、
(f)治療が完了されるまで、(c)〜(e)を繰り返すステップと、
を含む、方法。
(項目16)
前記第1の輪郭および前記第2の輪郭のうちの少なくとも1つは、2次元(2D)輪郭である、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記第1の画像を受信するステップは、前記撮像システムと関連付けられる焦点距離を調節するステップを含み、
前記第1の輪郭を生成するステップは、前記第1の画像の焦点部を判定するステップを含む、項目15に記載の方法。
(項目18)
前記焦点距離は、ジョイスティックおよびフットペダルのうちの少なくとも1つを使用して調節される、項目15に記載の方法。
(項目19)
前記レーザビームと、前記歯科治療部位から反射され、前記撮像システムによって受信される光線の第1のセットおよび第2のセットとの両方は、共通光軸に沿って進行する、項目15に記載の方法。
(項目20)
前記第1の画像を受信するステップは、照射システムから取得される光のパターンに従って、前記歯科治療部位を走査するステップを含む、項目15に記載の方法。
(項目21)
前記レーザビームは、第1の軸に沿って、前記歯科治療部位に誘導され、前記歯科治療部位から反射され、前記撮像システムによって受信される、光線の第1のセットおよび第2のセットは、前記第1の軸に対して傾斜して第2の軸に沿って進行する、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記パターンは、スポット、1次元パターン、および2次元パターンのうちの少なくとも1つを含む、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記レーザビームガイダンスシステムを制御し、前記光のパターンに従って前記歯科治療部位を走査するステップをさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目24)
前記輪郭を使用して、前記歯科治療部位から除去される組織の部分の3次元(3D)モデルを生成するステップをさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目25)
前記3Dモデルを使用して、修復をもたらすステップをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記修復をもたらすステップに先立って、前記3Dモデルを修正するステップをさらに含む、項目25に記載の方法。
(項目27)
前記修復を前記歯科治療部位に適用させるステップをさらに含む、項目25に記載の方法。
本発明は、添付の図面および付随の詳細な説明を考慮して、より明白になるであろう。その中に描写される実施形態は、限定としてではなく、実施例として提供され、同一参照番号は、概して、同一または類似する要素を指す。異なる図面では、同一または類似する要素は、異なる参照番号を使用して、参照されてもよい。図面は、必ずしも、縮尺通りではなく、代わりに、本発明の側面の例証に応じて、強調が置かれている。
図1は、一実施形態による、治療と治療される部位の走査との両方のために適合される全体的レーザベースのシステムを描写する。 図2A−2Cは、異なる実施形態による、走査および治療のための歯科システムを描写する。 図2A−2Cは、異なる実施形態による、走査および治療のための歯科システムを描写する。 図2A−2Cは、異なる実施形態による、走査および治療のための歯科システムを描写する。 図3は、一実施形態による、走査が構造化光を使用して実施される、例示的代替走査およびアブレーション手技を例証する。 図4は、一実施形態による、走査が焦点調節を使用して実施される、別の例示的代替走査およびアブレーション手技を例証する。 図5は、一実施形態による、いくつかの2次元(2D)輪郭およびそれに基づく3次元(3D)モデルの再構成を取得する、例示的代替走査およびアブレーション手技を例証する。
図1を参照すると、レーザ光源が、関節式アームランチ1の中にレーザビームを指向することができる。ビームはさらに、関節式アーム2内に指向されてもよく、ランチに対向する端部において、そこから出射してもよい。このレーザベースの歯科治療システムでは、主チャンバ3が、交換可能ハンドピース4に接続される。一実施形態は、可変速度フットペダル6を含み、レーザ光源および/または歯科システムの種々のパラメータを制御する。ユーザインターフェース(例えば、タッチスクリーン入力デバイス)および/またはモニタ5は、画像を表示することができ、フットペダル6の代わりに、またはそれに加えて、種々のシステムパラメータを制御するために使用されてもよい。
図2Aを参照すると、一実施形態では、歯科レーザシステムの主チャンバ3は、それぞれ、X検流計9およびY検流計11と、X検流計およびY検流計上に搭載される関連付けられた反射ミラー10および12とを格納する。レーザビームは、軸8にほぼ沿ってモジュールに入射し、X検流計9およびY検流計11のそれぞれの反射ミラー10および12に反射し、実質的に軸13に沿ってハンドピース4を通して再指向され、転回ミラー17に反射し、実質的に軸18に沿ってハンドピースから出射する。この実施形態では、画像センサ22A、フィルタ21A、流体レンズ20A、レンズスタック19A、および焦点モータ23Aを含む、カメラアセンブリ30Aが、主チャンバ3内に搭載される。カメラアセンブリ30Aは、ビームスプリッタ25によって分割される光のビームを受信することができる。ビームスプリッタ25は、それを通して治療レーザビーム、および、随意に、実質的に光軸13に沿って、マークレーザビームを伝送することができる。
光学デバイス14が、レンズ16を通して光源15から、非共線的であるが、光軸13に平行に、光を発光することができる。発光される光は、転回ミラー17に反射することができ、治療部位に向かって、光軸18の周囲に折曲を伴うハンドピース4の先端を通して、発光されてもよい。代替として、照射光源は、照射光が治療部位に指向されるように、光ガイドの中に結合され、ハンドピース内の転回ミラー17に向かって発光されることができる。その可視である画像を表す治療部位から反射される光は、実質的にハンドピース軸18に沿って伝搬し、転回ミラー17に反射し、実質的に光軸13に沿って伝搬してもよく、画像センサ22Aの中で光軸24に沿ってビームスプリッタ25に反射されてもよい。レーザビームと治療部位から反射される光との両方が、軸13に沿って進行するため、カメラアセンブリ30Aは、「軸上」カメラアセンブリと称されてもよい。
加えて、画像センサ22Bを含むカメラアセンブリ30Bもまた、フィルタ21B、流体レンズ20B、レンズスタック19B、および焦点モータ23Bとともにハンドピース4内に位置する。画像センサ22Bは、光軸27に沿ってハンドピース4に入射し、転回ミラー26に反射する、治療の部位から反射される光が、軸35に沿って画像センサ22Bに伝搬することができるように、搭載されることができる。一実施形態では、光軸27は、軸18に対して約15°傾斜する。概して、2つの軸18と軸27との間の角度は、約5°から最大約45°の範囲内であることができる。カメラアセンブリ30Bにおいて受信される光の有意な部分は、レーザビームが伝搬する軸(例えば、軸13および軸18)のいずれにも沿って進行しない。したがって、カメラアセンブリ30Bは、「軸外」カメラアセンブリと称されてもよい。各カメラアセンブリ30Aおよび30Bでは、種々の構成要素、すなわち、フィルタ、流体レンズ、レンズスタック、および焦点モータは、選択式である。カメラアセンブリの異なる実施形態が、これらの構成要素のどれも含まず、これらの構成要素の任意の1つあるいはそれらの任意の2つまたはそれを上回る組み合わせを含むことができる。
図2Aは、2つのカメラアセンブリ30Aおよび30B、すなわち、撮像システムを示すが、これは、例証的目的のみのためであることを理解されたい。種々の実施形態は、カメラアセンブリ30Aのみまたはカメラアセンブリ30Bのみを含んでもよい。いくつかの実施形態は、2つまたはそれを上回る軸外カメラアセンブリを含む。例えば、図2Bを参照すると、一実施形態は、軸上センブリ30Aに加えて、2つの軸外カメラアセンブリ30Bおよび30Cを含む。図2Cを参照すると、別の実施形態は、軸上カメラアセンブリ30Aを含まないが、2つの軸外カメラアセンブリ30Bおよび30Cを含む。2つを上回る軸外カメラアセンブリもまた、含まれてもよい。カメラアセンブリ30Bおよび30Cのそれぞれは、ハンドピース4内の異なる場所に位置付けられる。これらのアセンブリのいずれかまたはその両方はまた、主チャンバ3内に位置することができる。カメラアセンブリ30Bは、ミラー26Bに反射される光を受信し、軸27Bに沿ってそこに衝突し、カメラアセンブリ30Cは、ミラー26Cに反射される光を受信し、軸27Cに沿ってそこに衝突する。軸27Bおよび軸27Cは、相互に対して傾斜し、それぞれ、光軸18に対して異なる角度で傾斜する。いくつかの実施形態では、軸外カメラアセンブリ30Bと軸外カメラアセンブリ30Cとの両方は、1つのミラー(例えば、ミラー26Bまたはミラー26C)に反射される光を受信し得るが、相互および光軸18に対して異なる角度で傾斜し、異なる軸に沿って、そこに衝突し得る。2つまたはそれを上回るカメラアセンブリから取得される画像は、対応する画像スライスの深度を正確に判定するために分析されることができる。
図3は、構造化光を使用して、アブレーションおよび測定/走査が交互に実施される、例示的治療プロセスを例証する。検流計9および検流計11は、主チャンバ3内に格納され、測定のための可視光(および遠赤外光、例えば、アブレーションのためのレーザビーム)を指向し、治療される組織に向かって光軸8に沿って受信されることができる。可視光は、治療の間、アブレーションレーザを指向するために使用される検流計ミラーに反射され、実質的に光軸13に沿って伝搬し、転回ミラー17に反射し、次いで、光軸18に沿ってハンドピース4から出射してもよい。ハンドピース4は、治療される組織の画像を受信することができる、画像センサ22Bを格納する。特に、組織から反射される光は、光軸27に沿ってハンドピース4に入射し、転回ミラー26に反射することができ、軸35Bに沿ってセンサ22Bによって受信されることができ、これは、光軸13に略平行である。ステップ1は、検流計9および検流計11の移動を例証し、卵状領域29内の歯28上に可視光を指向する。可視光が、検流計9および検流計11によって走査されるため、歯の表面から反射する光は、上記に説明されるように、画像センサ22Bによって捕捉されることができる。捕捉画像を使用して、走査される歯の表面の輪郭が、判定されることができる。
ステップ2は、転回ミラー17に反射し、光軸18に沿って伝播し、パターン30の歯28の一部を焼灼する、アブレーションレーザを示す。ステップ3は、再度、歯28に指向される構造化された(すなわち、走査された)可視光を示す。このステップでは、レーザシステムは、アブレーションレーザビームが治療される部位に指向されないように、オフにされることができる。ステップ3では、画像センサ22Bは、治療部位の輪郭を測定することができ、これは、少なくとも部分的に、ステップ2のアブレーションの後に、アブレーションパターン30に従って治療された歯28の表面を含む。ステップ4は、再アクティブ化され、歯28の付加的部分を焼灼する、アブレーションレーザを示す。ステップ5では、アブレーションレーザは、オフにされ、新しい測定が、ステップ4のアブレーションの後に取得される。アブレーションは、ステップ6で継続することができ、概して、交互に行うアブレーション/輪郭判定ステップを含む、治療プロセスは、選択された治療が完了されるまで継続される。
一実施形態では、走査の間、検流計ミラーは、レーザアブレーションの間は使用されない「パーク」位置の中に回転してもよく、制御された様式で、フラッタリング、すなわち、運動してもよい。これは、制御された照射を用いて治療部位(例えば、歯の表面)を走査するために、ジグザグパターンおよびスパイラルパターン等の規定の走査パターンに従って、構造化光を選択された形状(円、楕円、および長方形等)内の歯科治療部位に指向させることができる。
図4は、光測定のための焦点調節および認識を使用して、交互に行うアブレーションおよび測定ステップを含む、治療プロセスの別の実施形態を例証する。走査は、調節可能焦点距離システムにおいて要求されない。この実施形態では、アブレーションは、検流計によって誘導されるレーザビームを使用して実施され、2D測定は、調節可能焦点を伴う「軸上」カメラを使用して実施される。「軸上」は、概して、少なくとも、画像を捕捉するために使用される光の部分的伝搬と、少なくとも、実質的に一般的な軸(例えば、光軸13)に沿って生じるそれらの画像を表し得る、治療領域から反射される光の部分的伝搬とを意味する。
ステップ1では、画像センサ22Aが、治療部位から反射され、光軸18を介して受信され、転回ミラー17にわたって反射され、実質的に光軸13に沿って伝播し、実質的に軸24に沿ってビームスプリッタ25によって再指向される、光を使用して、歯28を撮像することができる。代替として、または加えて、いくつかの実施形態では、図3を参照すると、センサ22Bは、治療部位から反射され、光軸27を介して受信され、転回ミラー26にわたって反射され、実質的に光軸35Bに沿って伝播する、光を使用して、歯28を撮像することができる。再度、図4を参照すると、ステップ2では、アブレーションレーザは、アクティブ化され、アブレーションレーザビームは、光軸13に沿って進行し、転回ミラー17に反射し、光軸18に沿ってハンドピース4から発光する。レーザビームは、パターン30に従って、治療の部位内の歯28の一部を焼灼してもよい。
ステップ3は、ステップ2のアブレーションの後に、歯28の表面を撮像するセンサ22Aを示す。ステップ3では、レーザビームは、オフにされる。ステップ4およびステップ6は、アブレーションレーザが、再アクティブ化され、したがって、アブレーション領域30が、より大きくなり得ることを例証する。ステップ5では、レーザビームは、オフにされ、測定が、ステップ4のアブレーションの後に、取得される。交互に行う測定およびアブレーションステップを含む、この治療プロセスは、選択された治療が完了されるまで継続することができる。
軸上撮像システムの1つの利点は、オペレータが撮像および測定のためのシステムを整合することができ、次いで、ハンドピースを移動させずに、レーザアブレーションを容易に切り替えることができる。3D測定/走査システムの種々の実施形態が、短被写界深度が達成されることができるように、モータシャフトに搭載されるレンズスタックに結合される、CMOSチップ等の撮像デバイスを含んでもよい。モータは、コントローラと増幅器との両方を含んでもよく、レンズスタックモータ制御は、システムプロセッサに連結されることができる。中央制御システムを通してレンズスタックモータ位置を制御することによって、画像は、ハンドジョイスティックまたはフットペダル、あるいは別の入力デバイスを使用して、集束される、あるいは自動的または遠隔に移動されることができる。フットペダルは、例証にすぎず、下記に説明される任意のパラメータの制御は、マウス、キーボード、ジョイスティック、タッチスクリーンパネル、およびスライダスイッチ等の任意の好適な入力デバイスを使用して、達成されることができる。
モータおよびレンズスタックは、歯アブレーションが、いくつか画像のスライス(例えば、徐々に増加する深度における画像)が捕捉されることができるように継続するにつれて、画像センサの最短被写界深度位置が調節されることを可能にする。いったん画像が取得されると、これらの画像を含むデジタルファイルが、合焦している捕捉画像の部分を判定するように、ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素を使用して、処理されることができる。そのような判定に基づいて、各スライスの深度が、判定されることができ、画像スライス毎の歯科治療領域の輪郭は、対応深度を使用して、算出されることができる。深度判定はまた、ジッタ等のハンドピースの任意の非意図的移動を考慮することができる。
図5は、交互に行う走査(すなわち、輪郭判定)およびアブレーションステップと、最終の修復デジタルモデルの作成とを含む、例示的治療プロセスを示す。具体的には、ステップ1は、未治療の歯を描写する。ステップ2は、交互に行う手技の4回の反復を例証する。各反復では、実質的に2次元(2D)画像測定、すなわち、歯の輪郭判定があり、その後にアブレーションが続く。歯が焼灼されるにつれて、捕捉画像を分析することによって判定される2D画像スライスおよび対応輪郭502−508が、デジタル的に記憶される。これらのスライスが焼灼された組織を表すため、それらは、アブレーションの後、歯上に実際に存在しない。
ステップ3は、合計8個の実質的に2D画像スライス502−516を例証し、ステップ4は、12個の実質的に2D画像スライス502−524を例証する。ステップ5は、ステップ2−4から取得された12個のデジタル2D画像スライス502−524が、ステップ6に描写されるように、焼灼された、置換される必要がある、組織の立体3D表現(例えば、デジタル画像として)を作成するためにデジタル的に組み合わせられることができることを例証する。12回の走査を含む修復は、例証にすぎず、概して、修復は、より少ない(例えば、2、3、および4等)またはより多い(例えば、50、100、および200等)走査を含み得ることを理解されたい。
統合された走査およびアブレーションシステムの種々の実施形態の1つの利点は、修復がより正確であり得、従来の技術と比較して、元々の歯とより類似する可能性が高いことである。これは、従来の技術では、オペレータが、多くの場合、アブレーションシステムと走査システムとの間で切り替えることが必要であろうように、治療の間に付加的が画像を撮影することが、煩雑かつ/または治療される人に対して潜在的に有害であり得るため、画像が、典型的には、治療の前後のみに撮影されるためである。さらに、従来の走査およびレーザベースのアブレーションシステムは、これらのシステムが、概して、相互に互換性がない光学サブシステムを含むため、容易に統合されることはできない。
本明細書に説明されるいくつかの実施形態では、検流計制御ミラー等のアブレーションシステムの光学サブシステムも同様に、走査のために適合される。加えて、または代替として、走査およびアブレーションシステムは、別個の転回ミラー17および26(図2Aに示される)等の異なる光学構成要素を使用してもよい。種々の実施形態では、その位置および相対角度等のこれらの構成要素の特定の幾何学形状は、治療される領域の輪郭を判定するように、走査される画像を分析する際に使用される。これは、走査およびアブレーション/治療システムを内外で交換することを必要とせずに、治療の前後に捕捉される画像に加えて、治療の間にいくつかの中間スライス(例えば、10、50、100、またはそれを上回る)を取得することを可能にすることができる。2個の連続スライスの深度は、治療の間の切断の合計深度と比較して、小さい(例えば、0.02mm、0.05mm、0.1mm、および0.5mm等)可能性があり、これは、最大約1cmまたはさらにそれを上回る可能性がある。各スライスにおける輪郭が、実質的に2次元輪郭であることができ、3D画像が、図5のステップ5およびステップ6に描写されるように、2D輪郭を使用して、構築されることができる。
治療の間に取得されるスライスが、治療の前後の画像と関連付けられる深度の変化と比較して、深度のわずかな変化(すなわち、2つの連続的画像表面の間の距離)に対応するため、本明細書に説明される種々の実施形態では、わずかな程度の補間のみ、1つの撮像された輪郭から次の撮像された輪郭までの除去された組織の形状を判定するために必要である。これは、処理を簡略化する、および/またはその正確性を増加することができる。さらに、画像は、治療と撮像との両方を促進する単一のハンドピースが患者の口内に保持される間に、取得されることができる。したがって、配向情報および参照の欠如に関連する不正確性は、回避または軽減されることができる。
いくつかの実施形態では、2D輪郭を使用して3Dモデルを生成するプロセッサは、いくつかまたは全ての輪郭および/またはこれらの輪郭に対応するいくつかまたは全ての画像を分析することによって、これらの輪郭に対応するスライスの深度を判定する。この分析は、治療および/または走査の間、ハンドピースの任意の非意図的移動(例えば、ジッタ)を補償することができる。オペレータによって設定されたパラメータに基づいて、主システムコンピュータ/プロセッサは、各治療ステップから切断の深度を推定することができる。2D輪郭が、異なる治療ステップの間でインターリーブされた組織走査から判定されるため、プロセッサは、特定の走査で取得される画像の2D輪郭を正確に判定する際に、事前に実施された治療ステップのうちの1つまたはそれを上回るものの推定される深度を使用してもよい。プロセッサはまた、3Dモデルの再構成の推定される深度を使用してもよく、それによって、その正確性を増加させる。
種々の実施形態では、ユーザインターフェース5(図1に描写される)を使用して、多様な硬組織および軟組織手技が、採用されることができる。限定としてではなく、実施例として、オペレータが、ハンドピース4を患者の口の中に挿入し、ユーザインターフェース5または別のモニタ上の硬組織または軟組織の画像を観察してもよい。歯を視認しながら、ハンドピース4は、具体的には、治療される部位等の着目部位を視認するために位置付けられてもよい。レーザビームガイダンスシステムは、光のパターンに従って、歯科治療部位を走査するために使用されることができ、および/または治療の間、レーザビームを誘導するために使用されてもよい。交互に行う走査および治療ステップの間に生成される輪郭を使用して、歯科治療部位から除去される組織の部分の3次元(3D)モデルが作成されることができる。3Dモデルに基づいて、修復が、治療された歯科部位にもたらされ、かつそれに適用されることができる。随意に、3Dモデルは、修復をもたらすステップに先立って、修正されることができる。修正は、除去された組織の部分が欠損部等の欠陥を含む(例えば、細断した歯に起因して)、または任意の点において不足がある場合、有益である可能性がある。これらの欠陥および不足は、随意の修正を使用して、排除または減少されることができる。置換片の製造または修復に先立って、システムモデルを修正するために、触覚ベースの相互作用モデルを含む、様々な3Dモデリングツールおよびシステムのいずれかが、採用されることができる。
本発明は、特に、具体的な実施形態を参照して、示され、かつ説明されているが、形式的かつ詳細における種々の変更が、添付の請求項によって定義されるように、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、本明細書において行われてもよいことが当業者によって理解されるであろう。本発明の範囲は、したがって、添付の請求項によって示され、請求項の均等物の意味および範囲内にある全ての変更は、したがって、包含されるものと意図される。


Claims (17)

  1. 歯科治療部位の輪郭を判定するためのデバイスであって、
    アブレーションレーザビームを生成するためのレーザ光源と、
    前記歯科治療部位の少なくとも一部を焼灼するために、ハンドピースを介して、前記アブレーションレーザビームを前記歯科治療部位に誘導するためのレーザビームガイダンスシステムと、
    前記歯科治療部位から反射される光線に基づいて、前記歯科治療部位の画像を取得する撮像システムと、
    制御システムであって、
    (a)前記撮像システムにおいて受信された第1の画像に基づいて、前記歯科治療部位の第1の2D輪郭を生成することと、
    (b)前記歯科治療部位から組織の少なくとも一部を除去するために、前記アブレーションレーザビームを前記歯科治療部位に送達するように前記レーザビームガイダンスシステムに指示することと、
    (c)前記歯科治療部位からの組織の前記一部の除去の後、前記撮像システムにおいて受信された第2の画像に基づいて、前記歯科治療部位の第2の2D輪郭を生成することと、
    (d)治療が完了するまで、追加の2D輪郭を生成するためにステップ(b)および(c)を繰り返すことと
    を含む動作を行うようにプログラムされている制御システムと
    を備え、前記制御システムは、前記生成された第1の2D輪郭、第2の2D輪郭、および追加の2D輪郭を使用して、前記歯科治療部位から除去される組織の部分の3次元(3D)モデルを生成する、デバイス。
  2. 前記撮像システムは、調節可能焦点レンズを備える、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記調節可能焦点レンズの焦点距離を調節するためのジョイスティックおよびフットペダルのうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記調節可能焦点レンズは、電動のレンズスタックおよび液体レンズのうちの少なくとも1つを備える、請求項2に記載のデバイス。
  5. 前記制御システムは、前記画像の合焦部を判定するために適合される、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記制御システムは、少なくとも部分的に、前記レーザビームガイダンスシステムおよび前記撮像システムの構成要素のうちの少なくとも1つの幾何学形状に基づいて、前記第1の2D輪郭および前記第2の2D輪郭を判定するために適合される、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記アブレーションレーザビームと、前記歯科治療部位から反射される前記光線との両方は、共通光軸に沿って進行する、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記歯科治療部位から反射される前記光線を前記撮像システムに指向するためのスプリッタをさらに備える、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記撮像システムは、前記ハンドピース内に位置する、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記アブレーションレーザビームは、第1の軸に沿って前記歯科治療部位に誘導され、前記歯科治療部位から反射される光線は、前記第1の軸に対して傾斜する第2の軸に沿って進行する、請求項1に記載のデバイス。
  11. 光を前記歯科治療部位に提供するための照射システムをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記照射システムは、パターンを有する光を提供するために適合される、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記パターンは、スポット、1次元パターン、および2次元パターンのうちの少なくとも1つを備える、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記レーザビームガイダンスシステムは、前記照射システムからの光を指向することによって、前記歯科治療部位を走査するために適合される、請求項11に記載のデバイス。
  15. 前記3Dモデルを使用して、修復をもたらすための手段をさらに含む、請求項に記載のデバイス。
  16. 前記修復をもたらす前に、前記3Dモデルを修正するための手段をさらに含む、請求項15に記載のデバイス。
  17. 前記修復は、前記歯科治療部位に適用される、請求項15に記載のデバイス。
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