JP6575914B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明は、電力変換装置に関する。
従来、太陽電池や蓄電池等の電力供給装置と、系統電源との間で電力を変換する電力変換装置がある。電力変換装置では、動作時に発熱量が比較的大きくなる電子部品が筐体に収納されている。そのため、収納された電子部品で発生した熱を放熱する方法として、筐体に設けられた吸気孔から外部の空気を吸気し、吸気した空気が筐体内部を通過し、筐体に設けられた排気孔から排出する方法を用いた冷却構造がある(特許文献1参照)。
特開平7−95771号公報
しかしながら、特許文献1に記載された冷却構造は、吸気孔の傍に電子部品が配置されており、雨水が侵入した場合には電子部品が誤動作する可能性がある。また、吸気孔と排気孔とは隣接するように設けられているので、吸気孔は、排気孔から排出された空気(筐体内部を通過し、温まった空気)を吸気する可能性がある。そのため、放熱効果を十分に得ることができない可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、雨水の侵入対策を施し、かつ放熱効果を十分に得ることができる電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の態様に係る電力変換装置は、筐体と、前記筐体の下面に設けられ、吸気口及び排気口のうち一方を形成する第1開口部と、前記筐体の一の側面の上方に設けられ、前記吸気口及び前記排気口のうち他方を形成する第2開口部と、前記第1開口部と前記第2開口部との間の風路を形成するダクト部と、前記排気口に向けて空気を送風する送風ファンとを備え、前記ダクト部は、第1ダクト、第2ダクト及び第3ダクトを有し、前記第1ダクトは前記第1開口部から前記筐体の上面の方向に向って形成されており、前記第3ダクトは前記第2開口部から前記筐体の下面の方向に向って形成されており、前記第2ダクトは前記第1ダクトと前記第3ダクトとの間に形成されており、前記第1ダクトと前記第2ダクトとで形成される風路に、電力変換回路に用いられる複数の電子部品が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、雨水の侵入対策を施し、かつ放熱効果を十分に得ることができる。
図1Aは、本発明の実施形態に係る電力変換装置の斜視図であり、図1Bは、同上の電力変換装置のY−Y断面図である。 図2は、同上の電力変換装置のX−X断面図である。 図3は、同上の電力変換装置を下方から見た電力変換装置の斜視図である。 図4は、同上の電力変換装置の回路構成の一例を示す図である。 図5は、同上の電力変換装置において、低発熱及び高発熱の電子部品の配置を説明する正面図である。 図6は、同上の電力変換装置において、制御基板の配置を説明する正面図である。
以下の実施形態は、一般に電力変換装置に関し、より詳細には、収納された電子部品で発生した熱を空冷により放熱する電力変換装置に関する。
(実施形態)
本実施形態の電力変換装置10について、図1A〜図6を用いて説明する。
本実施形態の電力変換装置10は、屋外に設置され、太陽電池及び蓄電池の少なくとも一方から出力される直流電力を交流電力に変換して、照明器具等の電気負荷に電力を供給する。電力変換装置10が出力する電力は、系統電源から受電しているときは系統に連系し、系統電源が停電しているときには自立端子から電気負荷に出力される。さらに、系統電源、太陽電池に由来する電力は蓄電池の充電に用いられることも可能である。
本実施形態の電力変換装置10の外観の斜視図を図1Aに、図1AのY−Y断面を図1Bに、図1AのX−X断面を図2に、それぞれ示す。なお、図1Aに示す上下方向、左右方向及び前後方向に基づいて、以下説明する。図1Aには、これらの方向(上、下、右、左、前、後)を表す矢印が記載されているが、これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実態を伴わない。
電力変換装置10は、筐体11と、電力変換回路を構成する電子部品を備えている。
筐体11は、直方体形状であり、内部に電力変換回路を構成する電子部品を収納している。また、筐体11には、下面11aに第1開口部12が、右側面11bの上方に第2開口部13が、左側面11cの上方に第3開口部14が、それぞれ設けられている(図1A、図3参照)。
第2開口部13及び第3開口部14は、空気を筐体11の内部に吸い込む吸気口であり、第1開口部12は、筐体11の内部の空気を外部に排出する排気口である。
筐体11の内部では、第1開口部12と第2開口部13との間で空気が流れる第1ダクト部20と、第1開口部12と第3開口部14との間で空気が流れる第2ダクト部24とが、それぞれ形成されている。
第1ダクト部20、第2ダクト部24について、図1B、図2を用いて説明する。
第1ダクト部20は、第1ダクト21、第2ダクト22及び第3ダクト23から構成される。第1ダクト21は、第1開口部12から筐体11の上面11dの方向に向って形成されている。第3ダクト23は第2開口部13から筐体11の下面11aの方向に向って形成されている。第2ダクト22は第1ダクト21と第3ダクト23との間で形成されている。
筐体11は、電力変換回路に含まれる電子部品が配置される仕切板101を有している。
筐体11には、第1開口部12の中央部から上方に平板状の仕切壁31が、右端部から上方に平板状の仕切壁32が、仕切板101にそれぞれ設けられている。仕切壁31と仕切壁32と、後述する制御基板が配置された仕切板100と、仕切板101とで筐体11の上方から第1開口部12へ空気が流れる風路である第1ダクト21が形成される。仕切壁31及び仕切壁32の上方側の端は、筐体11の上面11dとは接していない。つまり、仕切壁31及び仕切壁32の上下方向の長さは、右側面11b、左側面11cの上下方向の長さよりも短い。これにより、筐体11の内部の上部に空気が通る隙間を設けることができる。
また、筐体11には、第2開口部13の上方の縁から左方向に突出する平板状の仕切壁36と、仕切壁36の先端から下方に延びる平板状の仕切壁35と、仕切壁36の前後の縁から下方に延びる平板状の仕切壁37,38が設けられている。仕切壁35〜38と右側面11bとで第2開口部13から下方に空気が流れる風路である第3ダクト23が形成される。仕切壁35,37,38の上下方向の長さは同じであり、仕切壁35,37,38の下端部は、下面11aとは接していない。これにより、筐体11の内部の下部に、第2開口部13から吸気された空気が通る隙間を設けることができる。
また、筐体11には、仕切壁32と仕切壁35との間に、上下方向に延びる平板状の仕切壁33,34が仕切板101に設けられている。仕切壁32と仕切壁33との間及び仕切壁33と仕切壁34と仕切板100と仕切板101とで第2ダクト22が形成される。仕切壁33の上端は上面11dと接しておらず、下端は下面11aと接していない。これにより、第3ダクト23に流れた空気を、第1ダクト21へ送ることができる。
また、第1ダクト21の上方には、第1開口部12に向けて空気を送風する送風ファン60が仕切板101に設けられている(図1B参照)。送風ファン60が動作することで、第2開口部13から空気を吸い込み、第3ダクト23、第2ダクト22を流れた空気を、第1ダクト21を介して第1開口部12へ送り込むことができる。
筐体11には、筐体11の下面11aのうち第3ダクト23で形成される風路の延長上の部位に水抜き孔16が設けられている(図1B、図3参照)。これにより、第2開口部13から雨が入り込んだとしても、水抜き孔16から外部へ排出できる。
筐体11には、第2ダクト22と第3ダクト23との間に、具体的には仕切壁35の下端と、筐体11の下面11aの間に、塵埃等の異物を捕集するフィルタ50が設けられている。なお、フィルタ50は、水抜き孔16が設けられた位置よりも下面11aの中央寄りに配置される。
また、仕切壁32と仕切壁33との間で形成される風路の下方に、第1開口部12に向けて空気を送風するための送風ファン62が仕切板101に設けられている(図1B参照)。
第2ダクト部24は、第4ダクト25、第5ダクト26及び第6ダクト27から構成される。第4ダクト25は、第1開口部12から筐体11の上方に形成されている。第6ダクト27は第2開口部13から筐体11の下方に形成されている。第5ダクト26は第4ダクト25と第6ダクト27との間で形成されている。
筐体11には、第1開口部12の左端部から上方に平板状の仕切壁42が仕切板101に設けられている。仕切壁31と仕切壁42と仕切板100と仕切板101とで筐体11の上方から第1開口部12へ空気が流れる風路である第4ダクト25が形成される。仕切壁42の上方側の端は、筐体11の上面11dとは接していない。つまり、仕切壁42の上下方向の長さは、右側面11b、左側面11cの上下方向の長さよりも短い。これにより、筐体11の内部の上部に空気が通る隙間を設けることができる。
また、筐体11には、第3開口部14の上方の縁から右方向に突出する平板状の仕切壁46と、仕切壁46の先端から下方に延びる平板状の仕切壁45と、仕切壁46の前後の縁から下方に延びる平板状の仕切壁47,48が設けられている。仕切壁45〜48と左側面11cとで第3開口部14から下方に空気が流れる風路である第6ダクト27が形成される。仕切壁45,47,48の上下方向の長さは同じであり、仕切壁45,47,48の下端部は、下面11aとは接していない。これにより、筐体11の内部の下部に、第3開口部14から吸気された空気が通る隙間を設けることができる。
また、筐体11には、仕切壁42と仕切壁45との間に、上下方向に延びる平板状の仕切壁43が仕切板101に設けられている。仕切壁42と仕切壁43と仕切板100と仕切板101とで第5ダクト26が形成される。仕切壁43の上端は上面11dと接しておらず、下端は下面11aと接していない。これにより、第6ダクト27に流れた空気を、第4ダクト25へ送ることができる。
また、第4ダクト25の上端部には、第1開口部12に向けて空気を送風する送風ファン61が仕切板101に設けられている(図1B、図3参照)。送風ファン61が動作することで、第3開口部14から空気を吸い込み、第6ダクト27、第5ダクト26を流れた空気を、第4ダクト25を介して第1開口部12へ送り込むことができる。
筐体11には、筐体11の下面11aのうち第6ダクト27で形成される風路の延長上の部位に水抜き孔17が設けられている(図1B参照)。これにより、第3開口部14から雨が入り込んだとしても、水抜き孔17から外部へ排出できる。
筐体11には、第5ダクト26と第6ダクト27との間に、具体的には仕切壁45の下端と、筐体11の下面11aの間に、塵埃等の異物を捕集するフィルタ51が設けられている。なお、フィルタ51は、水抜き孔17が設けられた位置よりも下面11aの中央寄りに配置される。
第1ダクト21と第2ダクト22とで形成される風路において、直流電力を交流電力に変換する電力変換に用いられる複数の回路を形成する複数の電子部品が仕切板101に配置される。以下、電子部品の配置について説明する。電力変換装置10は、第1ダクト21で形成される風路に沿ってヒートシンク63が設けられている(図1B、1C参照)。また、第1ダクト部20及び第2ダクト部24の前側、具体的には第1ダクト部20及び第2ダクト部24と、筐体11の前面11eとの間に、電力変換の制御を行う制御回路が形成された制御基板72を設けた仕切板100が設けられている(図2参照)。さらに、ヒートシンク63と制御基板72が設けられた仕切板100との間には、電力変換の動作時に高熱を発する複数の電子部品を含む部品群70が配置される。具体的には、ヒートシンク63は、板63aと、板63aから後方に延びる複数のフィン63bで構成されている。部品群70は、板63a上に配置されている。第2ダクト部24で形成される風路には、電力変換の動作時に低熱を発する複数の電子部品を含む部品群73,74,75が配置される。以下、電力変換回路を構成する電子部品のうち発熱量が大きい電子部品を高発熱の電子部品、発熱量が小さい電子部品を低発熱の電子部品という。ここで、高発熱の電子部品とは、基準となる電子部品(例えば、コンデンサ)に比べて電力変換時に発熱する温度が高くなる電子部品である。低発熱の電子部品とは、電力変換時に発熱する温度が基準となる電子部品(例えば、コンデンサ)が電力変換時に発熱する温度以下となる電子部品である。
また、第4ダクト25と第5ダクト26とで形成される風路に、電力変換に用いられる別の複数の電子部品が仕切板101に配置される。具体的には、第4ダクト25で形成される風路には、複数の高発熱の電子部品を含む部品群71が仕切板101に配置される。第5ダクト26で形成される風路には、複数の低発熱の電子部品を含む部品群76が仕切板101に配置される。
次に、本実施形態の電力変換装置10の電力変換に係る回路構成について簡単に説明する。
電力変換装置10は、図4に示すように、端子t1,t2を有している。端子t1、t2は、直流電力の供給元である直流電源(例えば、太陽電池、蓄電池)に電気的に接続される。
電力変換装置10は、図4に示すように、さらに、端子t11,t12,t13を有している。端子t11,t12,t13は、交流電力の供給先である系統電源及び電気負荷に電気的に接続される。
電力変換装置10は、図4に示すように、直流用IPM(Intelligent Power Module)回路70a、ブリッジダイオード70b及び交流用IPM回路70cを含んでいる。直流用IPM回路70aは、高発熱の半導体素子(電子部品)である複数の絶縁ゲートバイボーラトランジスタ(IGBT)80aを備え、直流電力の制御を行う。ここでは、直流用IPM回路70aは、4つのIGBT80aを備えており、2つのIGBT80aが直列接続された2つの直列回路が並列に接続されている。ブリッジダイオード70bは、高発熱の電子部品である複数のダイオード81aでブリッジ回路を形成する。交流用IPM回路70cは、高発熱の半導体素子(電子部品)である複数のIGBT82aと、コンデンサ82bとを備え、交流電力の制御を行う。ここでは、交流用IPM回路70cは、6つのIGBT82aを備えており、それぞれ2つのIGBT82aが直列接続された3つの直列回路とコンデンサ82bが並列に接続されている。
電力変換装置10は、図4に示すように、さらに、直流リアクトル(DCL)71a及び高周波絶縁トランス(以下、単に「トランス」という)71bを含んでいる。高発熱の電子部品であるDCL71aは、直流電源に直列に接続され、電流の脈動を平滑化する。トランス71bは、第1の巻線83aと第2の巻線83bとを有し、直流電流と交流電流とを絶縁する回路である。なお、本実施形態では、第1の巻線83aと第2の巻線83bとを、高発熱の電子部品の概念に含める。
第1の巻線83aの一端は、直流用IPM回路70aの含まれる2つの直列回路のうち一方の直列回路の接続点と接続している。第1の巻線83aの他端は、直流用IPM回路70aの含まれる2つの直列回路のうち他方の直列回路の接続点と接続している。第2の巻線83bは、ブリッジダイオード70bと接続している。
電力変換装置10は、図1B及び図4に示すように、さらに、低発熱の電子部品である平滑コンデンサ84a及び複数の交流用リアクトル(ACL)74a(本実施形態では、3個)を含んでいる。平滑コンデンサ84aは、複数の電解コンデンサ84bが並列、直列またはこれらの組み合わせで構成されており、ブリッジダイオード70b及びコンデンサ82bと並列に接続されている。ACL74aは、交流用IPM回路70cに接続される低発熱の電子部品であり、交流電圧が出力される際のサージ電圧抑制を行う。
さらに、電力変換装置10は、図4に示すように、交流電力を電気的に接続された電力の供給先へ出力するための出力回路75aを含んでいる。
次に、電力変換装置10の回路構成で説明した各電子部品の配置について、図1B、図2、図5及び図6を用いて説明する。図5は、図1Bにおいて、部品群70及び部品群75を配置した図である。図6は、図5において制御基板72を配置、つまり仕切板100を配置した図である。
直流用IPM回路70a、ブリッジダイオード70b及び交流用IPM回路70cは、高発熱の電子部品を含み、これら高発熱の電子部品は、例えば部品群70に含まれる。そこで、直流用IPM回路70a、ブリッジダイオード70b及び交流用IPM回路70cは、第1ダクト21に設けられたヒートシンク63(ヒートシンク63の板63a)の前方に配置される(図2、図5参照)。つまり、電力変換に用いられる高発熱の電子部品が、第1ダクト21に配置されることになる。
DCL71a及びトランス71bは、高発熱の電子部品を含み、これら高発熱の電子部品は、例えば部品群71に含まれる。そこで、DCL71a及びトランス71bは、第4ダクト25に配置される(図1B参照)。つまり、電力変換に用いられる高発熱の電子部品が、第4ダクト25に配置されることになる。
平滑コンデンサ84a及び複数のACL74a(本実施形態では、3個)は、低発熱の電子部品を含み、これら低発熱の電子部品は、例えば部品群73及び74に含まれる。そこで、複数の電解コンデンサ84b及び複数のACL74aは、第2ダクト22に配置される。つまり、電力変換に用いられる低発熱の電子部品が、第2ダクト22に配置されることになる。
また、第5ダクト26には、例えば電力変換に用いられるスナバ回路に含まれる1つ以上のスナバ抵抗が配置される。1つ以上のスナバ抵抗が、上述した部品群76に含まれる。
出力回路75aは、例えば部品群75に含まれ、第2ダクト22において部品群74の前方に配置される(図2、図5参照)。
部品群70及び部品群75の前方には、制御回路が形成された制御基板72を設けた仕切板100が設けられている(図2、図6参照)。
電力変換装置10は、送風ファン60,62を動作させることで、第2開口部13から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を第1ダクト部20を介して第1開口部12から排出する。このとき、第2開口部13から吸い込まれた空気は、第2ダクト22を通過するので、第2ダクト22に配置された部品群73〜75の放熱効果を高めることができる。さらに、送風ファン60により第1ダクト21に空気を送り込むので、第2ダクト22内に比べて、単位時間当たりの風量は多くなる。さらに、第1ダクト21にはヒートシンク63が配置されている。そのため、複数の高発熱の電子部品(部品群70)の放熱効果をより高めることができる。
また、電力変換装置10は、送風ファン61を動作させることで、第3開口部14から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を第2ダクト部24を介して第1開口部12から排出する。このとき、第3開口部14から吸い込まれた空気は、第5ダクト26を通過するので、第5ダクト26に配置された部品群(例えばスナバ抵抗)の放熱効果を高めることができる。さらに、送風ファン61により第4ダクト25に空気を送り込むので、第5ダクト26内に比べて、単位時間当たりの風量は多くなる。そのため、複数の高発熱の電子部品(部品群71)の放熱効果をより高めることができる。
また、第3ダクト23及び第6ダクト27の経路は、筐体11の下面11aに向い、第2ダクト22及び第5ダクト26は筐体の上面11dに向っている。そのため、第2開口部13及び第3開口部14から侵入した雨水は、筐体11の下方に向うが、その後上方に向うことはない。したがって、雨水が筐体内に侵入することにより、内部の回路に水がかかる可能性を低くすることができる。さらに、水抜き孔16,17を設けることで、内部に水が溜まって電子部品に水がかかる可能性をより低減することができる。
また、吸気口と排気口とを近くに設ける場合、排気口から排出された空気が吸気口から吸い込まれる可能性が高い。この場合、筐体内部の温度低減効果、つまりは電子部品の放熱効果を得られにくくなる。そこで、本実施形態では、吸気口を筐体11の右側面11b、左側面11cに設け、排気口を筐体11の下面11aに設けている。そのため、吸気口と排気口とを近くに設ける場合と比較して、筐体11内部の温度低減効果、つまりは電子部品の放熱効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、電力変換装置10は、筐体11の右側面11b、左側面11cに吸気口(第2開口部13、第3開口部14)を、下面11aに排気口(第1開口部12)をそれぞれ設ける構成としたが、この構成に限定されない。下面11aに吸気口を、右側面11b、左側面11cに排気口をそれぞれ設けてもよい。この場合、送風ファン60,62は、下面11aに設けられた吸気口から吸気した空気を、右側面11bに設けられた排気口へ強制的に送り込む。また、送風ファン61は、下面11aに設けられた吸気口から吸気した空気を、左側面11cに設けられた排気口へ強制的に送り込む。
また、本実施形態では、電力変換装置10は、第1ダクト部20と第2ダクト部24とで排気口(第1開口部12)を共用とする構成としたが、この構成に限定されない。電力変換装置10は、第1ダクト部20の排気口と第2ダクト部24の排気口とを個別に設けてもよい。
また、本実施形態では、電力変換装置10は、第1ダクト21にヒートシンク63を設ける構成としたが、この構成に限定されない。ヒートシンク63は、第4ダクト25のみ、または第1ダクト21及び第4ダクト25の双方に設けられる構成であってもよい。ヒートシンク63が、第4ダクト25に設けられる場合、第4ダクト25に配置されるべき高発熱の電子部品は、ヒートシンク63と制御基板72との間(具体的にはヒートシンク63と仕切板100との間)に配置される。または、電力変換装置10は、ヒートシンク63を備えていなくてもよい。
また、本実施形態では、電力変換装置10は、第1ダクト部20に水抜き孔16、フィルタ50及び送風ファン62を設ける構成としたが、この構成に限定されない。電力変換装置10は、第1ダクト部20に水抜き孔16、フィルタ50及び送風ファン62のうち少なくとも1つ設ける構成であってもよい。または、電力変換装置10は、第1ダクト部20に水抜き孔16、フィルタ50及び送風ファン62を設けない構成であってもよい。
また、電力変換装置10は、第2ダクト部24に水抜き孔17及びフィルタ51を設ける構成としたが、この構成に限定されない。電力変換装置10は、第2ダクト部24に水抜き孔17及びフィルタ51のうち少なくとも1つ設ける構成であってもよい。または、電力変換装置10は、第2ダクト部24に水抜き孔16及びフィルタ51を設けない構成であってもよい。
また、本実施形態の電力変換装置10は、右側面11b及び左側面11cの双方に吸気口を設ける構成としたが、この構成に限定されない。右側面11b及び左側面11cのうち少なくとも一方に吸気口を設ける構成であればよい。
また、本実施形態の電力変換装置10は、交流電力を直流電力に変換する構成であったが、この構成に限定されない。電力変換装置10は、直流電力を交流電力に変換する構成であってもよいし、直流電力を他の直流電力に変換する構成であってもよい。
以上説明したように、本発明に係る第1の態様の電力変換装置10は、筐体11と、第1開口部12と、第2開口部13と、ダクト部(第1ダクト部20)と、送風ファン(例えば送風ファン60)とを備える。第1開口部12は、筐体11の下面11aに設けられ、吸気口及び排気口のうち一方を形成する。第2開口部13は、筐体11の一の側面(右側面11b)の上方に設けられ、吸気口及び排気口のうち他方を形成する。第1ダクト部20は、第1開口部12と第2開口部13との間の風路を形成する。送風ファン60は、排気口に向けて空気を送風する。第1ダクト部20は、第1ダクト21、第2ダクト22及び第3ダクト23を有している。第1ダクト21は、第1開口部12から筐体11の上面11dの方向に向って形成されている。第3ダクト23は、第2開口部13から筐体11の下面11aの方向に向って形成されている。第2ダクト22は、第1ダクト21と第3ダクト23との間に形成されている。第1ダクト21と第2ダクト22とで形成される風路に、電力変換回路に用いられる複数の電子部品が配置されている。
第1の態様によれば、電力変換装置10は、第1開口部12を筐体11の下面11aに、第2開口部13を筐体11の一の側面に、それぞれ設けている。第1開口部12が、吸気口及び排気口のうち一方を形成し、第2開口部13が、吸気口及び排気口のうち他方を形成している。そのため、排気口から排出された空気が、吸気口から吸気される可能性が低い。そのため、吸気口と排気口とを近くに設ける場合と比較して、筐体11内部の温度低減効果、つまりは電子部品の放熱効果を得ることができる。また、第2開口部13から入った雨水が、第3ダクトの位置よりさらに内部に侵入するためには、第3ダクト23の端部(筐体11の下方側)から第2ダクト22を介して第1ダクト21の端部(筐体11の上方側)へと上昇する必要がある。しかしながら、雨水が上昇することは困難であるため、雨水が第3ダクト23の位置よりもさらに内部へ侵入する可能性を低くすることができる。したがって、電力変換装置10は、水の侵入対策を施し、かつ放熱効果を十分に得ることができる。
また、本発明に係る第2の態様の電力変換装置10では、第1の態様において、複数の電子部品は、複数の高発熱の電子部品と、複数の低発熱の電子部品とを含んでいる。第1開口部12は排気口であり、第2開口部13は吸気口である。送風ファン60は、第1ダクト21及び第2ダクト22のうち少なくとも一方に配置されている。送風ファン60と第1開口部12との間の風路に、複数の高発熱の電子部品が配置されている。第2ダクト22で形成される風路に、複数の低発熱の電子部品が配置されている。
第2の態様によれば、電力変換装置10は、吸気口(第2開口部13)から吸気した空気を複数の電子部品に当てつつ、第2開口部13から侵入した雨水は第2ダクト22、第1ダクト21に入りにくいため、侵入した雨水を下面に落とすことができる。したがって、電力変換装置10は、水の侵入対策を施し、かつ放熱効果を十分に得ることができる。
また、本発明に係る第3の態様の電力変換装置10では、第2の態様において、送風ファン60は、第1ダクト21と第2ダクト22との間に配置されている。第3の態様によれば、電力変換装置10は、送風ファン60を第1ダクト21と第2ダクト22との間に、具体的には第1ダクト21の上方に配置している。また、電力変換装置10は、高発熱の電子部品を第1ダクト21に、低発熱の電子部品を第2ダクトに配置している。これにより、電力変換装置10は、放熱させるために風速が必要な高発熱の電子部品には圧送風を、低発熱の電子部品には風圧が均一な吸込み風を、当てることができる。
また、本発明に係る第4の態様の電力変換装置10は、第2または第3の態様において、送風ファン60とは別の送風ファン62を、さらに備える。送風ファン62は、第2ダクト22内に配置され、第3ダクト23を通る空気を第2ダクト22を介して第1ダクト21へ送風する。第4の態様によれば、電力変換装置10は、第1ダクト部20内の最大静圧を向上させることができる。
また、本発明に係る第5の態様の電力変換装置10は、第2〜第4の態様のいずれかの態様において、筐体11の下面11aのうち第3ダクト23で形成される風路の延長上の部位に水抜き孔16を、さらに備える。第5の態様によれば、電力変換装置10は水抜き孔16を備えることで、第3ダクト23の下に雨水が溜まりにくくなり、第2ダクト22、第1ダクト21に入る可能性を低減できる。そのため、電力変換装置10は、第1ダクト部20内の電子部品に雨水が付着することを低減することができる。
また、本発明に係る第6の態様の電力変換装置10は、第2〜第4の態様のいずれかの態様において、第2ダクト22と第3ダクト23との間に配置された、異物を捕集するフィルタ50を、さらに備える。第6の態様によれば、電力変換装置10はフィルタ50が異物を捕集することで、フィルタ50を通過した空気に含まれる異物が低減される。そのため、電力変換装置10は、第1ダクト部20内の電子部品に異物が付着することを低減することができる。
また、本発明に係る第7の態様の電力変換装置10は、第2〜第4の態様のいずれかの態様において、水抜き孔16と、異物を捕集するフィルタ50とを備える。水抜き孔16は、筐体11の下面11aのうち第3ダクト23で形成される風路の延長上の部位に設けられている。フィルタ50は、第2ダクト22と第3ダクト23との間に配置されている。水抜き孔16は、フィルタ50が設けられた部位よりも第3ダクト23側に配置されている。第7の態様によれば、電力変換装置10は、第2開口部13から入った雨水を確実に水抜き孔16から抜け出すことができるとともに、フィルタ50が異物を捕集することでフィルタ50を通過した空気に含まれる異物が低減される。
また、本発明に係る第8の態様の電力変換装置10は、第2〜第7の態様のいずれかの態様において、第3開口部14と、第1ダクト部20とは別の第2ダクト部24と、送風ファン60とは別の送風ファン61とを備える。第3開口部14は、筐体11の他の側面(左側面11c)の上方に設けられ、吸気口とは別の吸気口である。第2ダクト部24は、第1開口部12と第3開口部14との間の風路を形成する。送風ファン61は、第1開口部12に向けて空気を送風する。第2ダクト部24は、第4ダクト25、第5ダクト26及び第6ダクト27を有する。第4ダクト25は、第1開口部12から筐体11の上面11dの方向に向って形成されている。第6ダクト27は、第3開口部14から筐体11の下面11aの方向に向って形成されている。第5ダクト26は、第4ダクト25と第6ダクト27との間に形成されている。送風ファン61は、第4ダクト25及び第5ダクト26のうち少なくとも一方に配置されている。第4ダクト25と第5ダクト26とで形成される風路に、電力変換回路に用いられ、上述した複数の電子部品とは別の複数の電子部品が配置されている。
第8の態様によれば、電力変換装置10は、吸気口を2つ有しており、吸気口が1つの場合に比べて、風路長を大きくすることができるので、より多くの電子部品を冷却することができる。そのため、電力変換装置10は、筐体11に収納された多くの電子部品に対する放熱効果を高めることができる。また、第1開口部12、第2開口部13及び第3開口部14の大きさ、第1ダクト部20及び第2ダクト部24の形状を変更してもよい。これにより、第1ダクト部20と第2ダクト部24とにおける通風のバランスを変更することができるので、より放熱効果を得たい電子部品と他の電子部品との配置を区別するといった対策をとることができる。ここで、より放熱効果を得たい電子部品は、例えば、より冷却したい電子部品や発熱量の大きい電子部品である。また、他の電子部品は、例えば、耐熱性のある電子部品や発熱量の小さい電子部品である。
また、本発明に係る第9の態様の電力変換装置10は、第2〜第7の態様のいずれかの態様において、第3開口部14と、第4開口部と、第1ダクト部20とは別の第2ダクト部24と、送風ファン60とは別の送風ファン61とを備える。第3開口部14は、筐体11の他の側面(左側面11c)の上方に設けられ、吸気口とは別の吸気口である。第4開口部は、筐体11の下面11aに設けられ、排気口(第1開口部12)とは別の排気口である。第2ダクト部24は、第3開口部14と第4開口部との間の風路を形成する。送風ファン61は、第4開口部に向けて空気を送風する。第2ダクト部24は、第4ダクト25、第5ダクト26及び第6ダクト27を有する。第4ダクト25は、第4開口部から筐体11の上面11dの方向に向って形成されている。第6ダクト27は、第3開口部14から筐体11の下面11aの方向に向って形成されている。第5ダクト26は、第4ダクト25と第6ダクト27との間に形成されている。第2送風ファン61は、第4ダクト25及び第5ダクト26のうち少なくとも一方に配置されている。第4ダクト25と第5ダクト26とで形成される風路に、電力変換回路に用いられ、上述した複数の電子部品とは別の複数の電子部品が配置されている。
第9の態様によれば、電力変換装置10は、筐体11に収納された多くの電子部品に対する放熱効果を高めることができる。また、第8の態様と同様に、第1開口部12、第2開口部13、第3開口部14及び第4開口部の大きさ、第1ダクト部20及び第2ダクト部24の形状を変更してもよい。この場合、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
また、本発明に係る第10の態様の電力変換装置10は、第2の態様において、制御基板72と、ヒートシンク63とを備える。制御基板72は、筐体11に収納されている。制御基板72には、電力変換の制御を行う制御回路が形成されている。ヒートシンク63は、第1ダクト21で形成される風路に沿って設けられる。高発熱の電子部品(例えば、直流用IPM回路70aに含まれる電子部品)は、制御基板72とヒートシンク63との間に配置されている。第10の態様によれば、電力変換装置10は、第1ダクト21にヒートシンク63を配置しているので、複数の高発熱の電子部品(部品群70)の放熱効果をより高めることができる。
また、本発明に係る第11の態様の電力変換装置10では、第2または第10の態様において、複数の高発熱の電子部品には、発熱性の半導体素子(例えば、直流用IPM回路70aに含まれるIGBT80a)が含まれる。また、複数の低発熱の電子部品には、交流用リアクトル74a、及び電解コンデンサ84bが含まれる。
第11の態様によれば、電力変換装置10は、高発熱の電子部品(発熱性の半導体素子)、及び低発熱の電子部品(交流用リアクトル74a、及び電解コンデンサ84b)の双方に対する放熱効果を得ることができる。
10 電力変換装置
11 筐体
11a 下面
11b 右側面
11c 左側面
12 第1開口部
13 第2開口部
14 第3開口部
16,17 水抜き孔
20 第1ダクト部(ダクト部)
21 第1ダクト
22 第2ダクト
23 第3ダクト
24 第2ダクト部
25 第4ダクト
26 第5ダクト
27 第6ダクト
50,51 フィルタ
60 送風ファン(第1送風ファン)
61 送風ファン(第2送風ファン)
62 送風ファン
63 ヒートシンク
72 制御基板
74a 交流用リアクトル(電子部品、低発熱の電子部品)
80a,82a IGBT(電子部品、高発熱の電子部品)
81a ダイオード(電子部品、高発熱の電子部品)
84b 電解コンデンサ

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体の下面に設けられ、吸気口及び排気口のうち一方を形成する第1開口部と、
    前記筐体の一の側面の上方に設けられ、前記吸気口及び前記排気口のうち他方を形成する第2開口部と、
    前記第1開口部と前記第2開口部との間の風路を形成するダクト部と、
    前記排気口に向けて空気を送風する送風ファンとを備え、
    前記ダクト部は、第1ダクト、第2ダクト及び第3ダクトを有し、
    前記第1ダクトは前記第1開口部から前記筐体の上面の方向に向って形成されており、前記第3ダクトは前記第2開口部から前記筐体の下面の方向に向って形成されており、前記第2ダクトは前記第1ダクトと前記第3ダクトとの間に形成されており、
    前記第1ダクトと前記第2ダクトとで形成される風路に、電力変換回路に用いられる複数の電子部品が配置されている
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記複数の電子部品は、複数の高発熱の電子部品と、複数の低発熱の電子部品とを含んでおり、
    前記第1開口部は、前記排気口であり、
    前記第2開口部は、前記吸気口であり、
    前記送風ファンは、前記第1ダクト及び前記第2ダクトのうち少なくとも一方に配置されており、
    前記送風ファンと前記第1開口部との間の風路に、前記複数の高発熱の電子部品が配置されており、
    前記第2ダクトで形成される風路に、前記複数の低発熱の電子部品が配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記送風ファンは、前記第1ダクトと前記第2ダクトとの間に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記送風ファンとは別の送風ファンを、さらに備え、
    前記別の送風ファンは、前記第2ダクト内に配置され、前記第3ダクトを通る空気を前記第2ダクトを介して前記第1ダクトへ送風する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の電力変換装置。
  5. 前記筐体の下面のうち前記第3ダクトで形成される風路の延長上の部位に水抜き孔を、さらに備える
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記第2ダクトと前記第3ダクトとの間に配置された、異物を捕集するフィルタを、さらに備える
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  7. 前記筐体の下面のうち前記第3ダクトで形成される風路の延長上の部位に設けられた水抜き孔と、
    前記第2ダクトと前記第3ダクトとの間に配置された、異物を捕集するフィルタとを、さらに備え、
    前記水抜き孔は、前記フィルタが設けられた部位よりも前記第3ダクト側に配置されている
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  8. 前記筐体の他の側面の上方に設けられ、前記吸気口とは別の吸気口である第3開口部と、
    前記第1開口部と前記第3開口部との間の風路を形成する、前記ダクト部としての第1ダクト部とは別の第2ダクト部と、
    前記第1開口部に向けて空気を送風する、前記送風ファンとしての第1送風ファンとは別の第2送風ファンとを、さらに備え、
    前記第2ダクト部は、第4ダクト、第5ダクト及び第6ダクトを有し、
    前記第4ダクトは前記第1開口部から前記筐体の前記上面の方向に向って形成されており、前記第6ダクトは前記第3開口部から前記筐体の前記下面の方向に向って形成されており、前記第5ダクトは前記第4ダクトと前記第6ダクトとの間に形成されており、
    前記第2送風ファンは、前記第4ダクト及び前記第5ダクトのうち少なくとも一方に配置されており、
    前記第4ダクトと前記第5ダクトとで形成される風路に、前記電力変換回路に用いられ、前記複数の電子部品とは別の複数の電子部品が配置されている
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  9. 前記筐体の他の側面の上方に設けられ、前記吸気口とは別の吸気口である第3開口部と、
    前記筐体の前記下面に設けられ、前記排気口とは別の排気口を形成する第4開口部と、
    前記第3開口部と前記第4開口部との間の風路を形成する、前記ダクト部としての第1ダクト部とは別の第2ダクト部と、
    前記第4開口部に向けて空気を送風する、前記送風ファンとしての第1送風ファンとは別の第2送風ファンとを、さらに備え、
    前記第2ダクト部は、第4ダクト、第5ダクト及び第6ダクトを有し、
    前記第4ダクトは前記第4開口部から前記筐体の前記上面の方向に向って形成されており、前記第6ダクトは前記第3開口部から前記筐体の前記下面の方向に向って形成されており、前記第5ダクトは前記第4ダクトと前記第6ダクトとの間に形成されており、
    前記第2送風ファンは、前記第4ダクト及び前記第5ダクトのうち少なくとも一方に配置されており、
    前記第4ダクトと前記第5ダクトとで形成される風路に、前記電力変換回路に用いられ、前記複数の電子部品とは別の複数の電子部品が配置されている
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  10. 前記筐体に収納され、電力変換の制御を行う制御回路が形成された制御基板と、
    前記第1ダクトで形成される風路に沿って設けられたヒートシンクとを、さらに備え、
    前記高発熱の電子部品は、前記制御基板と前記ヒートシンクとの間に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  11. 前記複数の高発熱の電子部品には、発熱性の半導体素子が含まれ、
    前記複数の低発熱の電子部品には、交流用リアクトル、及び電解コンデンサが含まれる
    ことを特徴とする請求項2または10に記載の電力変換装置。
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