JP6573209B1 - 練習用バット - Google Patents

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Abstract

【課題】実際に球を打つバッティング練習で使用することができる練習用バットを提供すること。【解決手段】練習用バット100は、バット本体120の内部に形成されている空間内に配置された芯棒170と、その空間内で移動可能である重り130と、重り130に付勢力を作用させるための付勢手段とを備える。付勢手段は、コイル状の第1の圧縮バネ150とコイル状の第2の圧縮バネ160とを含む。芯棒170は、第1の圧縮バネ150のコイルの中および重り130の貫通孔の中および第2の圧縮バネ160のコイルの中を通るように構成されている。重り130は、初期位置と先端位置との間で移動可能である。付勢手段は、重り130が先端位置にある場合には、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力が重り130に作用するように構成されている。【選択図】図1B

Description

本発明は、練習用バットに関し、特に、トスバッティング、ティーバッティング、フリーバッティングなどのバッティング練習(すなわち、実際に球を打つバッティング練習)で使用することができる練習用バットに関する。
従来、練習用バットとして通常のバットよりも重いバット(いわゆるマスコットバット)が知られていた。マスコットバットを用いて素振りをすることにより、スイングスピードの向上に役立つことが知られている。
また、従来、練習用バットとして有限会社内田販売システムが販売する「パワースラッガー」という製品が知られている(非特許文献1を参照)。この製品を用いて素振りをする際に、重りを移動させてインパクトのタイミングで音を鳴らすことが出来るように練習することによって、インパクトの瞬間に球に力を伝達することができるスイングが身に付くとされている。
有限会社 内田販売システム、"PRODUCT−BASEBALL野球トレーニング器具"、[online]、[平成30年5月12日検索]、インターネット<URL:http://www.uchida−power.jp/product/baseball/#power>
しかしながら、従来の練習用バットは、「素振り」に使用されるものに限定されていた。すなわち、従来の練習用バットを使用して球を打つバッティング練習を行うことはできなかった。このため、従来の練習用バットを使用して望ましいスイングを会得することができたとしても、実際のバッティング練習で球を打つ際には、従来の練習用バットとは異なるバットで球を打つ必要があった。このため、実際のバッティング練習において、会得することができた望ましいスイングで打てているのかどうか、打てていたとして打球に変化が生じているのかどうかを実感しにくいという課題があった。
本発明は、この課題を解決するためになされたものであり、トスバッティング、ティーバッティング、フリーバッティングなどのバッティング練習(すなわち、実際に球を打つバッティング練習)で使用することができる練習用バットを提供することを目的とする。
本発明の練習用バットは、グリップ部分と、バット本体であって、前記バット本体の少なくとも一部の内部には空間が形成されている、バット本体と、前記空間内に配置された芯棒と、前記空間内で移動可能である重りと、前記重りに付勢力を作用させるための付勢手段であって、コイル状の第1の圧縮バネとコイル状の第2の圧縮バネとを含む付勢手段とを備え、前記重りには、前記重りの中を前記芯棒が通過することができるように貫通孔が設けられており、前記芯棒は、前記第1の圧縮バネが前記重りよりも前記グリップ部分に近い位置に配置され、かつ、前記第2の圧縮バネが前記重りよりも前記練習用バットの先端に近い位置に配置されるように、前記第1の圧縮バネのコイルの中および前記重りの貫通孔の中および前記第2の圧縮バネのコイルの中を通るように構成されており、前記重りは、初期位置と先端位置との間で移動可能であり、前記先端位置は、前記練習用バットの長手軸方向に沿って前記初期位置よりも前記練習用バットの先端に近い位置であり、前記付勢手段は、前記重りが前記先端位置にある場合には、前記先端位置から前記初期位置に戻る方向の付勢力が前記重りに作用するように構成されている。これにより、上述した目的が達成される。
本発明の1つの実施形態では、前記重りが前記初期位置にある場合には、前記第1の圧縮バネが圧縮されている状態にあり、かつ、前記第2の圧縮バネが圧縮されている状態またはニュートラルな状態にある。
本発明の1つの実施形態では、前記第1の圧縮バネの両端は、自由端であり、かつ、前記第2の圧縮バネの両端は、自由端である。
本発明の1つの実施形態では、前記第2の圧縮バネの単位長さあたりの巻数は、前記第1の圧縮バネの単位長さあたりの巻数に等しい。
本発明の1つの実施形態では、前記第2の圧縮バネの単位長さあたりの巻数は、前記第1の圧縮バネの単位長さあたりの巻数よりも少ない。
本発明の1つの実施形態では、前記第2の圧縮バネは、円錐形のコイル状の圧縮バネであり、前記第2の圧縮バネは、前記練習用バットの先端の近づくにつれて前記第2の圧縮バネのコイルの半径が単調増加するように構成されている。
本発明の1つの実施形態では、前記練習用バットは、前記芯棒の長手軸方向が前記練習用バットの長手軸方向に一致するように前記芯棒をガイドするためのガイド部をさらに備えている。
本発明の1つの実施形態では、前記練習用バットの先端は、開閉可能なように構成されており、前記練習用バットは、前記練習用バットの先端が開いている間に、前記第1の圧縮バネ、前記重り、前記第2の圧縮バネのうちの少なくとも1つを交換可能であるように構成されている。
本発明の1つの実施形態では、前記練習用バットは、金属バットである。
本発明によれば、トスバッティング、ティーバッティング、フリーバッティングなどのバッティング練習(すなわち、実際に球を打つバッティング練習)で使用することができる練習用バットを提供することが可能である。
重り130が初期位置にあるときの練習用バット100の内部構造の一例を示す図 重り130が先端位置にあるときの練習用バット100の内部構造の一例を示す図 重り130が初期位置にあるときの練習用バット100の内部構造の他の一例を示す図 重り130が先端位置にあるときの練習用バット100の内部構造の他の一例を示す図 重り130が初期位置にあるときの練習用バット100の内部構造の他の一例を示す図 重り130が先端位置にあるときの練習用バット100の内部構造の他の一例を示す図 打者が練習用バット100を構えてトップの位置を作ったときの様子を示す図 打者が練習用バット100を振り出した瞬間の様子を示す図 打者が練習用バット100で球を打った瞬間の様子を示す図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
1.本発明の練習用バット
以下、本発明の練習用バットの一例としての練習用バット100を説明する。練習用バット100は、硬式野球の練習用バットであるが、本発明はこれに限定されない。本発明は、準硬式野球の練習用バットや軟式野球の練習用バットにも適用することが可能である。また、本発明は、ソフトボールの練習用バットにも適用することが可能である。
練習用バット100は、グリップ部分110とバット本体120とを含む。グリップ部分110は、練習用バット100の根本部分であり、手で握る部分である(通常、すべり防止のため布やゴムが巻かれている部分である)。バット本体120は、練習用バット100のうちグリップ部分110以外の部分である。バット本体120の少なくとも一部の内部には空間が形成されている。本発明は、バット本体120の内部に形成されているこのような空間を利用するものである。
練習用バット100は、重り130をさらに含む。重り130は、バット本体120の内部に形成されている空間内に配置されている。重り130は、バット本体120の内部に形成されている空間内で、初期位置と先端位置との間で移動可能である。ここで、初期位置とは、練習用バット100をグリップ部分110を下にして直立させたときに重り130が位置する位置として定義される。先端位置とは、練習用バット100の長手軸方向に沿って初期位置よりも練習用バット100の先端140に近い位置として定義される。
重り130は、どのように成型されたものであるかを問わない。例えば、重り130は、金属製の塊を加工したものでもあってもよい。あるいは、重り130は、ポリ塩化ビニル製の管状の部材の中に金属粉を封入したものであってもよい。
練習用バット100は、重り130に付勢力を作用させるための付勢手段をさらに含む。この付勢手段は、重り130が先端位置にある場合には、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力が重り130に作用するように構成されている。
以下、図1Aおよび図1Bを参照して、コイル状の圧縮バネ150およびコイル状の圧縮バネ160が付勢手段として機能する場合における練習用バット100の内部構造の一例を説明する。
練習用バット100は、バット本体120の内部に形成されている空間内に配置されている芯棒170をさらに含む。重り130には、重り130の中を芯棒170が通過することができるように貫通孔が設けられている。芯棒170は、圧縮バネ150が重り130よりもグリップ部分110に近い位置に配置され、かつ、圧縮バネ160が重り130よりも練習用バット100の先端140に近い位置に配置されるように、圧縮バネ150のコイルの中、重り130の貫通孔の中、圧縮バネ160のコイルの中を通るように構成されている。これにより、重り130は、芯棒170の長手軸方向に沿って、初期位置と先端位置との間で移動可能である。
図1Aおよび図1Bに示される例では、圧縮バネ150の一端は、自由端であり、圧縮バネ150の他端もまた自由端である。すなわち、圧縮バネ150の両端は、何かに接続されたり固定されたりする必要がない。なぜなら、圧縮バネ150の移動は芯棒170によって規制されるため、圧縮バネ150の一端が重り130に接続されている必要がなく、圧縮バネ150の他端が芯棒170またはグリップ部分110またはバット本体120に固定されている必要がないからである。
図1Aおよび図1Bに示される例では、圧縮バネ160の一端は、自由端であり、圧縮バネ160の他端もまた自由端である。すなわち、圧縮バネ160の両端は、何かに接続されたり固定されたりする必要がない。なぜなら、圧縮バネ160の移動は芯棒170によって規制されるため、圧縮バネ160の一端が重り130に接続されている必要がなく、圧縮バネ160の他端が芯棒170または練習用バット100の先端140またはバット本体120に接続されている必要がないからである。
図1Aおよび図1Bに示される例では、芯棒170の一端には、芯棒170から外周方向に突出したテーパ状部分180が形成されている。例えば、テーパ状部分180の中心部に形成された孔に芯棒170の一端を差し込むことによって、テーパ状部分180と芯棒170とを一体化するようにしてもよい。テーパ状部分180は、ゴムなどの弾性体で形成されることが好ましいが、テーパ状部分180の材料はこれに限定されない。芯棒170は、ある程度の強度が必要とされるため、ジュラルミン製のような強固の材料で形成されることが好ましいが、芯棒170の材料はこれに限定されない。テーパ状部分180は、テーパ状部分180の外壁がグリップ部分110の内壁またはバット本体120の内壁に接触するように、グリップ部分110またはバット本体120の中に挿入されることが可能である。これにより、テーパ状部分180は、芯棒170の長手軸方向が練習用バット100の長手軸方向に一致するように芯棒170をガイドするためのガイド部として機能する。さらに、練習用バット100の先端140の裏側には、芯棒170の他端を受け入れるための凹部が設けられていてもよい。例えば、練習用バット100の先端140の裏側の中心部に形成された凹部に芯棒170の他端を差し込むことによって、凹部と芯棒170とを一体化するようにしてもよい。これにより、この凹部もまた、芯棒170の長手軸方向が練習用バット100の長手軸方向に一致するように芯棒170をガイドするためのガイド部として機能する。あるいは、テーパ状部分180および練習用バット100の先端140の裏側の中心部に形成された凹部の両方が、芯棒170の長手軸方向が練習用バット100の長手軸方向に一致するように芯棒170をガイドするためのガイド部として機能するようにしてもよい。重り130は、芯棒170の長手軸方向に沿って初期位置と先端位置との間を移動可能なように構成されている。従って、重り130は、練習用バット100の長手軸方向に沿って初期位置と先端位置との間を移動可能である。
なお、芯棒170は、練習用バットの先端140の材料と同一の材料で練習用バットの先端140と一体的に形成されていてもよいが、これに限定されない。例えば、芯棒170とは練習用バットの先端140とは別個の部材であり、芯棒170と練習用バットの先端140とが互いに接着されていてもよい。
重り130が初期位置にある場合には、圧縮バネ150が圧縮されている状態にあり、かつ、圧縮バネ160が圧縮されている状態にある。この場合において、重り130が初期位置から先端位置に向かって移動すると、圧縮バネ150が圧縮されている状態からニュートラルな状態に向かって遷移し、かつ、圧縮バネ16が圧縮されている状態からさらに圧縮されている状態に向かって遷移する(すなわち、重り130により圧縮バネ160がさらに圧縮される)。圧縮バネ150がニュートラル状態に到達した後、重り130が先端位置に向かってさらに移動すると、圧縮バネ150の一端から重り130が離れ、重り130により圧縮バネ160がさらに圧縮されることになる。重り130が先端位置にある場合には、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力が重り130に作用する。ここで、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力は、圧縮バネ160による付勢力(すなわち、先端位置から初期位置に向かう方向の力であって、圧縮バネ160の圧縮の大きさに比例する力)である。先端位置では、圧縮バネ150による付勢力は重り130に作用しないからである。
あるいは、重り130が初期位置にある場合には、圧縮バネ150が圧縮されている状態にあり、かつ、圧縮バネ160がニュートラルな状態(すなわち、バネの伸縮量がゼロの状態)にあってもよい。この場合において、重り130が初期位置から先端位置に向かって移動すると、圧縮バネ150が圧縮されている状態からニュートラルな状態に向かって遷移し、かつ、圧縮バネ160がニュートラルな状態から圧縮されている状態に向かって遷移する(すなわち、重り130により圧縮バネ160が圧縮される)。圧縮バネ150がニュートラル状態に到達した後、重り130が先端位置に向かってさらに移動すると、圧縮バネ150の一端から重り130が離れ、重り130により圧縮バネ160がさらに圧縮されることになる。重り130が先端位置にある場合には、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力が重り130に作用する。ここで、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力は、圧縮バネ160による付勢力(すなわち、先端位置から初期位置に向かう方向の力であって、圧縮バネ160の圧縮の大きさに比例する力)である。先端位置では、圧縮バネ150による付勢力は重り130に作用しないからである。
なお、圧縮バネ150および圧縮バネ160のいずれも、単一のバネであってもよいし、複数のバネを連結したものであってもよい。
図1Aは、重り130が初期位置にあるときの練習用バット100の内部構造の一例を示す。
圧縮バネ150および圧縮バネ160は、重り130が初期位置にある場合には、圧縮バネ150が圧縮されている状態にあり、かつ、圧縮バネ160が圧縮されている状態(または、ニュートラルな状態)にあるように構成されている。例えば、練習用バット100をグリップ部分110を下にして直立させたときに、圧縮されている状態の圧縮バネ150と圧縮されている状態(または、ニュートラルな状態)の圧縮バネ160との間に重り130が配置されるようにすることによって、重り130が初期位置に配置されるようにしてもよい。
図1Bは、重り130が先端位置にあるときの練習用バット100の内部構造の一例を示す。
圧縮バネ160は、重り130が先端位置にある場合には、先端位置から初期位置に戻る方向の付勢力が重り130に作用するように構成されている。後述するように、練習用バット100をスイングすると、重り130に遠心力が作用する。この重り130に作用する遠心力と重り130に作用する付勢力とがつり合うように圧縮バネ150のバネ係数または圧縮バネ160のバネ係数が予め設計される。
図1A、図1Bに示される実施形態によれば、上述したように、圧縮バネ150、160の両端を自由端とすることが可能である。これにより、圧縮バネ150、160の両端を何かに接続したり固定したりする必要がない。これにより、練習バット100の製造プロセスを格段に簡略化することが可能である。すなわち、芯棒170に 圧縮バネ150、重り、圧縮バネ160をこの順番で通した状態で、その芯棒170を練習用バット100の内部に形成されている空間内に配置することによって、圧縮バネ150、160の両端を何かに接続したり固定したりする工程を必要とすることなく、練習用バット100を簡単に製造することが可能である。
なお、図1A、図1Bに示される例では、圧縮バネ160の単位長さあたりの巻数は、圧縮バネ150の単位長さあたりの巻数に等しいが、圧縮バネ160の単位長さあたりの巻数は、圧縮バネ150の単位長さあたりの巻数よりも少なくてもよい。圧縮バネ160の単位長さあたりの巻数が圧縮バネ150の単位長さあたりの巻数よりも少ない構成もまた本発明の範囲内である。このような構成によれば、圧縮バネ160が圧縮されたときの圧縮バネ160の体積をより小さくすることが可能である。従って、重り130の先端位置を練習バット100の先端140により近づけることが可能である点で有利であるといえる。
図2A、図2Bは、図1A、図1Bに示される圧縮バネ160を圧縮バネ160’に置換した場合における練習用バット100の内部構造の一例を示す。圧縮バネ160’の単位長さあたりの巻数は、圧縮バネ160の単位長さあたりの巻数よりも少ない。図2Bに示される構成によれば、(図2Bに示されるL)<(図1Bに示されるL)とすることが可能である。なぜなら、圧縮バネ160’の単位長さあたりの巻数が圧縮バネ160の単位長さあたりの巻数よりも少ないため、重り130の先端位置を練習バット100の先端140により近づけることが可能であるからである。少なくともこの点で、図2A、図2Bに示される構成は、図1A、図1Bに示される構成に比較して有利であるといえる。ここで、Lは、図2Bに示される構成において、重り130が先端位置にあるときの重り130と練習用バット100の先端140との距離を表し、Lは、図1Bに示される構成において、重り130が先端位置にあるときの重り130と練習用バット100の先端140との距離を表す。
なお、図1A、図1B、図2A、図2Bに示される例では、圧縮バネ160のコイルの半径は一定であるが、練習用バット100の先端140に近づくにつれて圧縮バネ160のコイルの半径が単調増加するように(すなわち、コイルの半径が等しいかもしくは増加するように)圧縮バネ160を構成するようにしてもよい。練習用バット100の先端140に近づくにつれて圧縮バネ160のコイルの半径が単調増加する構成もまた本発明の範囲内である。このような構成によれば、圧縮バネ160の半径が一定である構成に比較して、重り130をゆっくりと練習用バット100の先端140に向かって移動させることが可能であり、重り130が練習用バット100の先端140に近づくにつれて重り130の移動速度を徐々に減少させることが可能である。
図3A、図3Bは、図2A、図2Bに示される圧縮バネ160’を圧縮バネ160”に置換した場合における練習用バット100の内部構造の一例を示す。圧縮バネ160”は、円錐形のコイル状の圧縮バネである。圧縮バネ160”のコイルの半径は、練習用バット100の先端140に近づくにつれて増加する。図3A、図3Bに示される構成によれば、図1A、図1Bに示される構成および図2A、図2Bに示される構成に比較して、重り130をゆっくりと練習用バット100の先端140に向かって移動させることが可能であり、重り130が練習用バット100の先端140に近づくにつれて重り130の移動速度を徐々に減少させることが可能である。少なくともこの点で、図3A、図3Bに示される構成は、図1A、図1Bに示される構成および図2A、図2Bに示される構成に比較して有利であるといえる。
なお、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A、図3Bに示される例では、グリップ部分110が中実であり、かつ、バット本体120の一部が中空であるように形成されているが、グリップ部分110およびバット本体120の内部構造はこれに限定されない。バット本体120の少なくとも一部の内部に空間が形成されており、その空間内で重り130が初期位置と先端位置との間で移動可能である限り、バット本体120は、任意の内部構造を有することが可能である。
さらに、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A、図3Bに示される例では、付勢力を発生させる付勢手段の一例として圧縮バネ150および圧縮バネ160を説明したが、本発明はこれに限定されない。圧縮バネ150および/または圧縮バネ160の代わりに、付勢力を発生させる任意の付勢手段を使用することが可能である。
さらに、図1A、図1B、図2A、図2B、図3A、図3Bに示される練習用バット100において、練習用バット100の先端140が開閉可能なように構成されていてもよい。この場合、練習用バット100の先端140が開いている間に、重り130を交換可能であるように練習用バット100が構成されていてもよい。例えば、重り130として各種の重さ(例えば、500g、250g、100g)の重りを用意しておき、これらを交換可能とすることによって、一本の練習用バット100を重さの異なる複数本の練習用バットであるかのように使用することが可能になる。あるいは、練習用バット100の先端140が開いている間に、圧縮バネ150および圧縮バネ160のうちの少なくとも一方を交換可能であるように練習用バット100が構成されていてもよい。なお、練習用バット100の先端140を開閉可能にする構成は問わない。例えば、練習用バット100の先端140を着脱可能にして、その先端140に形成されたネジ山(またはネジ溝)とバット本体120に形成されたネジ溝(またはネジ山)とを係合するようにしてもよいし、その先端140に形成された凸部をバット本体120に形成された凹部に押し込むようにしてもよい。
さらに、練習用バット100は、典型的には、金属バットである。金属バットは、元来、グリップ部分およびバット本体の両方が中空であるため、バット本体の内部に空間を形成する工程を必要としない。従って、金属バットは、本発明の練習用バットの製造に適しているといえる。ただし、本発明の練習用バットは、金属バットに限定されない。本発明の練習用バットは、バット本体の少なくとも一部の内部に空間が形成されている限り、任意の材料で形成されたバットであり得る。例えば、本発明の練習用バットは、バット本体の少なくとも一部の内部をくり抜くことによってその内部に空間が形成された木製バットであってもよい。
2.本発明の練習用バットを使用したバッティング練習
図1A、図1Bに示される内部構造を有する練習用バット100は、外見上は、通常のバットと同一である。従って、通常のバットと同様に、練習用バット100を使用して、トスバッティング、ティーバッティング、フリーバッティングなどのバッティング練習(すなわち、実際に球を打つバッティング練習)を行うことが可能である。図2A、図2Bに示される内部構造を有する練習用バット100についても同様である。図3A、図3Bに示される内部構造を有する練習用バット100についても同様である。
図4A〜図4Cは、打者が練習用バット100を構え、振り出し、スイングする様子を示す。
図4Aは、打者が練習用バット100を構えてトップの位置を作ったときの様子を示す。このとき、練習用バット100の内部では、重り130は初期位置にある。図4Aに示されるトップの位置からバットを振り出す直前に、打者は、一瞬、練習用バット100を練習用バット100の長手軸方向(図4Aに示される矢印Aの方向)に振る動作を行う。この動作によって、練習用バット100の内部にある重り130が、初期位置から先端位置に向かって移動する。このとき、重り130には先端位置から初期位置に戻る方向に付勢力が作用するが、同時に、打者が練習用バット100を振り出すことによって、重り130に遠心力が作用する。このようにして、重り130に作用する付勢力と重り130に作用する遠心力とがつり合って、重り130は先端位置付近に留まることになる。これにより、打者は、練習用バット100を振り出してから球を打ってフォロースルーを終えるまでの間、練習用バット100の先端140付近に重さを感じ続けながら、練習用バット100をスイングすることが可能である。
図4Bは、打者が練習用バット100を振り出した瞬間の様子を示し、図4Cは、打者が練習用バット100で球を打ったインパクトの瞬間の様子を示す。
練習用バット100を使用したバッティング練習によれば、打者は、「バットを振り出す直前に、バットの先端付近に重みを感じ、その重みを感じたままバットを振り切る感覚」を身に付けることが可能である。この感覚こそが重要なのである。この感覚を身に付けることによって、バットの振り出しおよびバットのスイングの軌道を改善することができるからである。
図1A、図1B、図2A、図2B、図3A、図3Bに示される内部構造を有する練習用バット100によれば、圧縮バネ150、160(または、圧縮バネ150、160’、または、圧縮バネ150、160”)の存在により、重り130が初期位置から先端位置に向かって移動する際に、打者が重り130の「浮遊感」を感じることが可能である。これにより、打者は、自然な感覚で重みの移動を感じることが可能であり、バットの先端付近に重みを感じつつスイングすることが可能である。さらに、引張バネではなく、圧縮バネを用いることにより、圧縮バネの両端を固定することなく自由端とすることが可能である。これにより、練習バット100の製造プロセスを格段に簡略化することが可能である。
特に、図3A、図3Bに示される内部構造を有する練習用バット100によれば、円錐形のコイル状の圧縮バネ160”の存在により、図1A、図1B、図2A、図2Bに示される内部構造を有する練習用バット100に比較して、重り130をゆっくりと練習用バット100の先端140に向かって移動させることが可能であり、重り130が練習用バット100の先端140に近づくにつれて重り130の移動速度を徐々に減少させることが可能である。これにより、図3A、図3Bに示される内部構造を有する練習用バット100によれば、打者は、練習用バット100をトップの位置から振り出した後でさえも、依然として、バットの先端付近に重みを感じ続けることが可能である。従って、図3A、図3Bに示される内部構造を有する練習用バット100によれば、図1A、図1B、図2A、図2Bに示される内部構造を有する練習用バット100に比較して、バットの先端付近に重みをより長く感じつつ、その重みを感じたままバットを振り切る感覚を身に付けることが可能である。このように、バットの振り出しからスイングの過程において、バットの先端付近に重みを感じる時間が長いことが重要である。この感覚を身に付けることによって、バットの振り出しおよびバットのスイングの軌道をさらに改善することができるからである。
発明者は、長年にわたり、オール枚方ボーイズ小学部の監督を務め、小学校1年生から小学校6年生までにバッティングを指導してきた。小学校高学年の子供と小学校低学年の子供とでは力の差が歴然としているため、小学校低学年の子供のバッティングをどのように指導するかは長年の懸案であった。本発明は、小学校低学年の子供のバッティングがどうしても球の勢いに押されがちになるのを見て、それを解消するためにどのようにバッティングを指導するべきかを考え続けてきた成果に基づくものである。
練習用バット100を使用したバッティング練習を重ねることにより、非力な小学校低学年の子供であっても小学校高学年の子供の投げた球を打ち返すことができるようになる。これは、「バットを振り出す直前に、バットの先端付近に重みを感じ、その重みを感じたままバットを振り切る感覚」を身に付けることによって、力を無駄なく球に伝達するスイングが完成するからであると考えられている。もちろん、練習用バット100を使用したバッティング練習は、小学生だけに有用であるわけではなく、中学生、高校生、大学生、社会人などのすべての野球人に有用である。力を無駄なく球に伝達するスイングは、力があるかないかにかかわらず、すべての野球人に有用であるからである。
このようにして完成されたスイングは、従来のお手本とされたインサイドアウトでインパクトまで最短距離でバットを出すのを良しとするスイングとは異なり、バットはむしろ遠回りして出てくるように見えるがバットの先端を走らせてインパクトに至るのを良しとするスイングであるといえる。このようなスイングは、従来の野球常識からかけ離れたものであり、「フライボール革命」に続く「スイング革命」であるというべきものである。練習用バット100を使用したバッティング練習を重ねることにより、新しいスイング理論に基づく完成されたスイングを手に入れることができるのである。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
本発明は、トスバッティング、ティーバッティング、フリーバッティングなどのバッティング練習(すなわち、実際に球を打つバッティング練習)で使用することができる練習用バット等を提供するものとして有用である。
100 練習用バット
110 グリップ部分
120 バット本体
130 重り
140 練習用バットの先端
150 圧縮バネ
160 圧縮バネ
160’圧縮バネ
160”圧縮バネ
170 芯棒
180 テーパ状部材(ガイド部)

Claims (10)

  1. 練習用バットであって、前記練習用バットは、
    グリップ部分と、
    バット本体であって、前記バット本体の少なくとも一部の内部には空間が形成されている、バット本体と、
    前記空間内に配置された芯棒と、
    前記空間内で移動可能である重りと、
    前記重りに付勢力を作用させるための付勢手段であって、コイル状の第1の圧縮バネとコイル状の第2の圧縮バネとを含む付勢手段と
    を備え、
    前記重りには、前記重りの中を前記芯棒が通過することができるように貫通孔が設けられており、
    前記芯棒は、前記第1の圧縮バネが前記重りよりも前記グリップ部分に近い位置に配置され、かつ、前記第2の圧縮バネが前記重りよりも前記練習用バットの先端に近い位置に配置されるように、前記第1の圧縮バネのコイルの中および前記重りの貫通孔の中および前記第2の圧縮バネのコイルの中を通るように構成されており、
    前記重りは、初期位置と先端位置との間で移動可能であり、前記先端位置は、前記練習用バットの長手軸方向に沿って前記初期位置よりも前記練習用バットの先端に近い位置であり、
    前記付勢手段は、前記重りが前記先端位置にある場合には、前記先端位置から前記初期位置に戻る方向の付勢力が前記重りに作用するように構成されており、
    前記第1の圧縮バネの両端は、自由端であり、かつ、前記第2の圧縮バネの両端は、自由端である、練習用バット。
  2. 前記重りが前記初期位置にある場合には、前記第1の圧縮バネが圧縮されている状態にあり、かつ、前記第2の圧縮バネが圧縮されている状態またはニュートラルな状態にある、請求項1に記載の練習用バット。
  3. 前記第2の圧縮バネの単位長さあたりの巻数は、前記第1の圧縮バネの単位長さあたりの巻数に等しい、請求項1または請求項2に記載の練習用バット。
  4. 前記第2の圧縮バネの単位長さあたりの巻数は、前記第1の圧縮バネの単位長さあたりの巻数よりも少ない、請求項1または請求項2に記載の練習用バット。
  5. 前記第2の圧縮バネは、円錐形のコイル状の圧縮バネであり、前記第2の圧縮バネは、前記練習用バットの先端近づくにつれて前記第2の圧縮バネのコイルの半径が単調増加するように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の練習用バット。
  6. 練習用バットであって、前記練習用バットは、
    グリップ部分と、
    バット本体であって、前記バット本体の少なくとも一部の内部には空間が形成されている、バット本体と、
    前記空間内に配置された芯棒と、
    前記空間内で移動可能である重りと、
    前記重りに付勢力を作用させるための付勢手段であって、コイル状の第1の圧縮バネとコイル状の第2の圧縮バネとを含む付勢手段と
    を備え、
    前記重りには、前記重りの中を前記芯棒が通過することができるように貫通孔が設けられており、
    前記芯棒は、前記第1の圧縮バネが前記重りよりも前記グリップ部分に近い位置に配置され、かつ、前記第2の圧縮バネが前記重りよりも前記練習用バットの先端に近い位置に配置されるように、前記第1の圧縮バネのコイルの中および前記重りの貫通孔の中および前記第2の圧縮バネのコイルの中を通るように構成されており、
    前記重りは、初期位置と先端位置との間で移動可能であり、前記先端位置は、前記練習用バットの長手軸方向に沿って前記初期位置よりも前記練習用バットの先端に近い位置であり、
    前記付勢手段は、前記重りが前記先端位置にある場合には、前記先端位置から前記初期位置に戻る方向の付勢力が前記重りに作用するように構成されており、
    前記第2の圧縮バネの単位長さあたりの巻数は、前記第1の圧縮バネの単位長さあたりの巻数よりも少ない、練習用バット。
  7. 練習用バットであって、前記練習用バットは、
    グリップ部分と、
    バット本体であって、前記バット本体の少なくとも一部の内部には空間が形成されている、バット本体と、
    前記空間内に配置された芯棒と、
    前記空間内で移動可能である重りと、
    前記重りに付勢力を作用させるための付勢手段であって、コイル状の第1の圧縮バネとコイル状の第2の圧縮バネとを含む付勢手段と
    を備え、
    前記重りには、前記重りの中を前記芯棒が通過することができるように貫通孔が設けられており、
    前記芯棒は、前記第1の圧縮バネが前記重りよりも前記グリップ部分に近い位置に配置され、かつ、前記第2の圧縮バネが前記重りよりも前記練習用バットの先端に近い位置に配置されるように、前記第1の圧縮バネのコイルの中および前記重りの貫通孔の中および前記第2の圧縮バネのコイルの中を通るように構成されており、
    前記重りは、初期位置と先端位置との間で移動可能であり、前記先端位置は、前記練習用バットの長手軸方向に沿って前記初期位置よりも前記練習用バットの先端に近い位置であり、
    前記付勢手段は、前記重りが前記先端位置にある場合には、前記先端位置から前記初期位置に戻る方向の付勢力が前記重りに作用するように構成されており、
    前記第2の圧縮バネは、円錐形のコイル状の圧縮バネであり、前記第2の圧縮バネは、前記練習用バットの先端近づくにつれて前記第2の圧縮バネのコイルの半径が単調増加するように構成されている、練習用バット。
  8. 前記練習用バットは、前記芯棒の長手軸方向が前記練習用バットの長手軸方向に一致するように前記芯棒をガイドするためのガイド部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の練習用バット。
  9. 前記練習用バットの先端は、開閉可能なように構成されており、前記練習用バットは、前記練習用バットの先端が開いている間に、前記第1の圧縮バネ、前記重り、前記第2の圧縮バネのうちの少なくとも1つを交換可能であるように構成されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の練習用バット。
  10. 前記練習用バットは、金属バットである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の練習用バット。
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