JP6572172B2 - 関係データ作成装置、関係データ作成方法、および、関係データ作成プログラム - Google Patents

関係データ作成装置、関係データ作成方法、および、関係データ作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、関係データ作成装置、関係データ作成方法、および、関係データ作成プログラムの技術に関する。
家電などのモノがインターネットに接続し、スマートフォンから操作を受け付けるなどのスマートホームサービスが、IoT(Internet of Things)として普及し始めている。
非特許文献1に記載のように、スマートホームサービスに用いられる各制御コマンドの詳細が提案されている。
非特許文献2に記載のように、外出先からエアコンなどの遠隔操作を受け付けることにより、家電の使い方の幅が広がる。
増田健司、"無線対応スマートアプライアンスサービス"、Panasonic Technical Journal Vol.58 No.3, Oct 2012 Panasonic、"スマート家電のはじめ方(生活家電・美容・健康)"、[online]、[2016年5月24日検索]、インターネット〈URL:http://panasonic.jp/pss/ap/kaden/〉
スマートホームサービスを利用するユーザに対して、ホームネットワークに接続された家電を介してスマートホームサービスを提供するためには、スマートホームサービスを提供するクラウドサービスの側が、どのモノ(家電)がどのヒト(ユーザ)に関係するかというヒト・モノ関係を適切に知る必要がある。
しかし、家族全員で冷蔵庫を共用するなどヒトとモノとの関係は多様である。よって、ヒト・モノ関係をユーザ自身に設定させる手間が負担となってしまう。また、ヒトの申告にもとづくヒト・モノ関係の入力データでは、入力ミスなどにより信頼レベルが低いこともある。さらに、モノの設置位置が変更されるなど、ヒト・モノ関係は変更されるデータであるので、その変更のための入力も負担になる。
そこで、本発明は、スマートホームサービスを実現するためのヒト・モノ関係データを、自動的に作成することを、主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の変換ルール生成装置は、以下の特徴を有する。
つまり、関係データ作成装置は、関係データを作成するために利用するヒト情報、モノである家電機器についてのモノ情報、および、それらの情報から関係データを作成する方法を規定するポリシ情報を管理するポリシ情報管理部と、
前記ポリシ情報に従った前記家電機器の前記モノ情報が登録されているモノ情報データベースと、
スマートホームを利用する前記家電機器のユーザであるヒトを登録するヒト利用登録データベースと、
前記ヒト利用登録データベースに登録されたヒトについての活動状況を保有しているヒト情報データベースから前記ポリシ情報に従ったヒト情報を収集するヒト情報収集部と、
収集された前記ヒト情報をキーに、前記モノ情報データベースから前記キーとなるヒト情報に対して所定の関係を満たす前記モノ情報が検索できたときに、前記ヒト情報で示されるヒトと前記モノ情報で示されるモノとを関係データとして対応付け、その対応付けた結果の関係データを、前記スマートホームを提供するクラウドサービスに提供する関係データ作成部とを有することを特徴とする。
これにより、家電機器のユーザであるヒトは、自身が使用するモノ(家電機器)を直接指定する必要は無くなる。代わりに、関係データ作成部がヒト情報をキーに、スマートホームサービスを実現するためのヒト・モノ関係データを、自動的に作成する。
本発明は、関係データを作成するために利用するヒト情報、モノである家電機器についてのモノ情報、および、それらの情報から関係データを作成する方法を規定するポリシ情報を管理するポリシ情報管理部と、
前記ポリシ情報に従った前記家電機器の前記モノ情報が登録されているモノ情報データベースと、
スマートホームを利用する前記家電機器のユーザであるヒトを登録するヒト利用登録データベースと、
前記ヒト利用登録データベースに登録されたヒトについての活動状況として、モノの利用状況を保有しているヒトの活動情報データベースから、前記モノの利用状況を前記ポリシ情報に従ったモノ情報として収集するモノ情報収集部と、
収集された前記モノ情報をキーに、前記ヒト利用登録データベースから前記キーとなるモノ情報に対して所定の関係を満たす前記ヒト情報が検索できたときに、前記ヒト情報で示されるヒトと前記モノ情報で示されるモノとを関係データとして対応付け、その対応付けた結果の関係データを、前記スマートホームを提供するクラウドサービスに提供する関係データ作成部とを有することを特徴とする。
これにより、家電機器のユーザであるヒトは、自身が使用するモノ(家電機器)を直接指定する必要は無くなる。代わりに、関係データ作成部がモノ情報をキーに、スマートホームサービスを実現するためのヒト・モノ関係データを、自動的に作成する。
本発明は、前記ポリシ情報管理部が、前記ポリシ情報として、ホームネットワークに接続するヒトとモノとを関係づける旨のポリシ情報、前記関係データ作成装置にアクセスした際の回線の契約情報が一致するヒトとモノとを関係づける旨のポリシ情報、および、前記モノが接続している通信回線の契約の住所と、ヒトがモバイル通信を行っている場所とが近いヒトとモノを関係づける旨のポリシ情報のうちのいずれか1つのポリシ情報を管理していることを特徴とする。
これにより、多様な情報を活用して、ヒト・モノ関係データを、自動的に作成できる。
本発明は、前記ヒト情報収集部が、前記ヒト情報を繰り返し収集し、その収集した前記ヒト情報の内容が変更されたときには、前記関係データ作成部に対して、前記関係データを更新させることを特徴とする。
これにより、転勤などでヒトの住所が更新されても、ヒト・モノ関係データを効率的に更新できる。
本発明は、前記家電機器を前記クラウドサービスに登録する際に前記ヒトが操作する端末から送信されたモノ識別子と、前記家電機器への設置登録の操作により前記家電機器から送信されたモノ識別子と、を前記クラウドサービスに照合させ、前記照合が一致したときに、前記クラウドサービスにモノを登録させるとともに、前記モノ情報データベースに前記モノ情報を登録することを特徴とする。
これにより、不正者による家電機器へのなりすまし登録を予防できる。
本発明は、前記ヒト情報収集部が、前記ヒト情報データベースから収集するヒト情報として、ヒトの住所情報、ヒトの実家の住所情報、ヒトの家族構成情報、ヒトの光通信回線契約情報、ヒトのモバイル回線契約情報、ヒトのモバイル端末のアクセス状況を示す情報、ヒトのモバイル端末の利用状況を示す情報のうちの少なくとも1つの情報を収集することを特徴とする。
これにより、多様な情報を活用して、ヒト・モノ関係データを、自動的に作成できる。
本発明によれば、スマートホームサービスを実現するためのヒト・モノ関係データを、自動的に作成することができる。
本実施形態に係わるヒト・モノ関係グラフの概要を説明する図である。 本実施形態に係わるヒト・モノ関係グラフの更新を説明する図である。 本実施形態に係わるスマートホームシステムの構成図である。 本実施形態に係わるポリシ情報の登録例である。 本実施形態に係わるポリシ情報の登録例である。 本実施形態に係わるヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図6の続きであり、ヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図7の続きであり、ヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わるモノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図9の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図10の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図11の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わるヒト・モノ関係が変わった時の処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係わる図13の続きであり、ヒト・モノ関係が変わった時の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、ヒト・モノ関係グラフの概要を説明する図である。
符号100は、ユーザが手動でヒトとモノとを対応付ける一例である。ある家庭ではヒトA,B(夫婦)がモノP(電子レンジ)を共用している。この関係は、「ヒト2:モノ1」として2本の接続線で表現できる。なお、別の例では、「ヒト1:モノN」や「ヒトM:モノN」などの関係も考えられる。
また、ヒト・モノ関係を示すデータ表現は図1で例示したグラフ表現(接続線)に限定されず、テーブル表現などの別の表現としてもよい。つまり、ヒト・モノ関係グラフとは、ヒトとモノとの関係の有無を示す「関係データ」の一例である。
符号100のケースでは、ヒトの数やモノの数が少ないから手動で対応付けを入力できるものの、ヒトの数やモノの数が増えてくると、この対応付け作業がユーザの負担となってしまう。
そこで、符号101は、ヒトとモノとの対応付けを自動で行う本実施形態の一例である。符号101では符号100と同じように、「ヒト2:モノ1」の対応付けを行うが、その対応付けの手がかりとして「住所情報(場所情報)」を用いる。
まず、ヒトA(ユーザ)は、対応付けるモノP(電子レンジ)を直接指定する代わりに、対応付けの手がかりとしてどのような情報をどこから入手するかというポリシ情報を指定する。換言すると、ポリシ情報とは、モノについてのモノ情報と、ヒトについてのヒト情報とについて、それらの情報(モノ情報、ヒト情報)から関係データ(関係グラフ)を作成する方法を規定する情報である。
例えば、ポリシ情報として、以下の各情報をあらかじめ指定しておく。
・「ヒトがモバイル回線を契約しているときの情報(モバイル回線契約情報)からヒト住所情報(ヒトの居住場所)を抽出する」
・「モノが接続される光回線の契約情報(光回線契約情報)からモノ住所情報(モノの設置場所)を抽出する」
また、ヒトとモノとの対応関係を判断するときの所定条件(所定の関係)として「ヒト住所情報=モノ住所情報(場所の一致)なら、対応関係ありとする」を採用する。
これにより、ヒトA→モノP、ヒトB→モノPの各対応関係は、住所情報が一致することで、自動的に抽出される。
図2は、ヒト・モノ関係グラフの更新を説明する図である。
符号102は、符号101の状態から新たなモノQ(液晶テレビ)の設置登録が行われたときの、ヒト・モノ関係グラフである。
モノQ(液晶テレビ)のモノ住所情報も、モノPのモノ住所情報と同じ武蔵野市…であり、ヒトA,Bのヒト住所情報とも一致する。このとき、モノQ(液晶テレビ)とヒトA,Bとの間の新たな関係も、住所の一致により自動的に抽出される(図では太線の接続線)。
符号103は、符号102の状態からヒトBがヒトAの家族から離婚したときの、ヒト・モノ関係グラフである。ヒトBのヒト住所情報が中野区…に更新されたことにより、モノP,Qのモノ住所情報と不一致になる。このとき、モノP,QとヒトBとの間の関係は、住所の不一致により自動的に削除される。
このように、ヒト・モノ関係グラフの更新を自動化することにより、ユーザの負担を削減することができる。
例えば、著作権上、録画したヒトしかTV番組を視聴できない録画機器(モノ)があったとする。そのため、定期的(例えば3ヶ月に1回など)に録画機器の所有者を確認する必要がある。もし、録画機器に対してユーザが手作業で自身の情報を更新(変更のないことを再登録)する場合、海外等遠隔地に長期滞在している場合などで更新できずに不便である。
一方、ヒト・モノ関係グラフの更新を自動化することで、定期的な手作業での更新作業を省略することができるので、ユーザの負担を削減することができる。
図3は、スマートホームシステムの構成図である。
スマートホームシステムは、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1と、ヒト操作端末21と、モノ家電22と、クラウドサービス3(サービス提供装置)と、ヒトの活動情報DB4とがネットワークで接続されて構成される。
なお、スマートホームシステムの各装置は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
スマートホームシステムでは、サービスを利用するヒトがヒト操作端末21を操作して、モノ家電22を制御する。テレビのリモコン操作などの単純な制御信号はヒト操作端末21からモノ家電22へ直接送信してもよい。一方、ヒト操作端末21とモノ家電22とを用いてサービスを提供するクラウドサービス3(サービス提供装置)をさらに用意することで、インターネットのWebサービスと連携した付加価値サービスを提供できる。
例えば、付加価値サービスとして、モノ家電22(録画機器)に外出先のヒト操作端末21から番組予約を行ったり番組視聴を行ったりするサービスが挙げられる。または、モノ家電22(冷蔵庫)にストックされている食品の情報を受け、それらの食品で作ることができる料理を料理レシピサイトから検索し、おすすめ料理としてヒト操作端末21(スマートフォン)に表示するサービスが挙げられる。
よって、クラウドサービス3は、ヒト操作端末21とモノ家電22とを連動させるために、ヒト・モノ関係グラフが必要となる。そのヒト・モノ関係グラフを作成する役割を担うのが、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1である。
ヒト・モノ関係グラフ提供装置1は、ヒト・モノ認証部11と、ヒト・モノ関係グラフ作成部12と、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13と、ヒトの活動情報収集・編集部14と、ヒト利用登録DB15と、モノ設置登録DB16と、公開鍵・秘密鍵発行部17と、サーバ証明書18aと、公開鍵18bと、ネットワーク処理部19とを有する。
ネットワーク処理部19は、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1と他装置との間の通信を中継するインタフェースである。
ヒト・モノ認証部11は、公開鍵・秘密鍵発行部17が発行した公開鍵18bやサーバ証明書18aをもとに、通信相手となるヒト操作端末21やモノ家電22を認証する。この認証処理は、真正性(しんせいせい)の確認処理とも言える。装置Aにとって通信相手の装置Bが正当な装置であると認証し、かつ、装置Bにとって通信相手の装置Aが正当な装置であると認証したとき、双方向で真正性の確認に成功したとする。スマートホームシステムは家庭内の機器を扱うため、不正な乗っ取りなどを防止するためにも、双方向で真正性を確認することが望ましい。
ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、図1,図2で例示したヒト・モノ関係グラフを作成し、その作成結果をクラウドサービス3内のヒト・モノ関係グラフDB31に提供する。そのため、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフを作成する手がかりとして、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13からヒトが設定したポリシ情報(詳細は図4,図5)を取得し、そのポリシ情報に従って、ヒトの活動情報収集・編集部14からヒトの活動情報を収集する。
ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、例えば、以下に例示するようなポリシ情報を格納する。
・「ホームネットワークに接続するヒトとモノを対応付ける」、
・「ヒトやモノがヒト・モノ関係グラフ作成部12にアクセスした際の回線の契約情報が一致するヒトとモノを対応付ける」
・「モノが接続している通信回線の契約の住所とヒトがモバイル通信を行っている場所(=アクセス情報)が近いヒトとモノを対応付ける」
このようなポリシ情報を利用することで、ヒト毎に自動的に最適なヒト・モノ関係グラフを作成することができる。よって、実際の多岐に亘るヒト・モノ関係への対応が容易になる。
ヒトの活動情報収集・編集部14は、ヒトの活動情報DB4から収集したヒトの活動情報と、ヒトが登録したポリシ情報にしたがって、収集したヒトの活動情報を編集する。また、ヒトの活動情報収集・編集部14は、定期的にヒトの活動情報DB4などの外部のDBからヒトの活動情報を収集する。この収集データにおいてヒトの活動状況に変化があった場合に、ヒトの活動情報収集・編集部14は、当該活動情報を編集してヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
これにより、ヒトによるクラウドサービス3の利用登録情報の変更手続きが不要となり、信頼レベルの高いヒト・モノ関係グラフを維持することができる。
ヒト利用登録DB15は、スマートホームシステムを使用するヒト(ヒト操作端末21のユーザ)の利用登録を受け付ける。登録される内容は例えばユーザの基本情報(住所、電話番号、名前など)である。本実施形態では、ヒト利用登録DB15は、ユーザから基本情報を直接入力させてもよいし、ヒトの活動情報DB4からヒトの基本情報(の一部)を取得してもよい。
モノ設置登録DB16は、スマートホームシステムで使用されるモノ(モノ家電22)の設置登録を受け付ける。設置登録の操作は、例えば、ヒトからの設置登録と同じタイミングでヒトがモノに装着されているモノ設置登録ボタンを押す操作である。クラウドサービス3は、図9、図10で後記するように、署名付きモノIDをもとに、設置登録するヒトが近隣に位置するモノを詐称していないことを確認することができる。
クラウドサービス3(サービス提供装置)は、ヒト・モノ関係グラフDB31と、サーバ証明書32aと、公開鍵32bとを有する。サーバ証明書32aは、モノIDに署名を付加するときに使用される。公開鍵32bは、クラウドサービス3と他装置との間で真正性の確認処理に使用される。
ヒトの活動情報DB4は、ヒトの活動情報収集・編集部14がヒトの活動情報を収集する先となるデータベースである。ヒトの活動情報DB4は、例えば、以下の情報を提供する。
・「ヒトの住所情報」
・「ヒトの実家の住所情報」
・「ヒトの家族構成情報」
・「ヒトの光通信回線契約情報、光回線ID(CAFからはじまるお客様番号)」
・「ヒトのモバイル回線契約情報、SIM(Subscriber Identity Module Card)情報」
・「ヒトのモバイル端末のアクセス状況、利用状況」
図4は、ポリシ情報の登録例である。
符号201では、ヒトの利用登録時に利用されるヒト住所情報を把握するためのポリシ情報として、その把握方法ごとに、利用有無(有または無のいずれかを選ぶラジオボタン)と、優先度と、備考とを対応付けている。備考とはポリシ情報の設定画面においてユーザに知らせる情報である。複数のポリシ情報は、利用「有」かつ優先度の高い(1,2,3…などの数字の小さい)順に参照される。
符号202では、モノの設置登録時に利用されるモノ住所情報を把握するためのポリシ情報を例示している。符号202のデータ形式は符号201のものと同じである。
図5は、ポリシ情報の登録例である。
符号203では、ヒトの家族情報を把握するためのポリシ情報を例示している。符号203のデータ形式は符号202のものと同じである。符号203のポリシ情報は、例えば、「他の家族が利用しているモノとも対応付ける」などのポリシ情報が設定されたときに利用される。
符号204では、モノを利用できるヒトを把握するためのポリシ情報を例示している。符号204のデータ形式は符号203のものと同じである。符号204のポリシ情報は、例えば、ヒト住所情報(居住場所)以外の情報をヒトの対応付けの手がかりとする場合や、モノ住所情報(設置場所)以外の情報をモノの対応付けの手がかりとする場合に用いられる。
以上、図4,図5で例示した各ポリシ情報は、「場所が同じヒトとモノを対応付ける」、「住所が異なっていても同じ家族ならばモノと対応付ける」などの、ヒトとモノとを対応付ける所定条件に適合しているか否かを判断するためのデータの収集に用いられる。
また、各ポリシ情報テーブル201〜204が変更されたときには、その変更に合わせてヒト・モノ関係グラフも更新(再計算)される。
図6は、ヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。
S101として、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13と、ヒト利用登録DB15とは、それぞれユーザ(ヒト)から初期登録を受け付けて記憶する。ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、例えば、図4,5に示したようなヒト毎のヒト・モノ関係グラフ作成のポリシ情報を受け付ける。ヒト利用登録DB15は、例えば、公開鍵・秘密鍵発行部17が発行した公開鍵・秘密鍵などのヒト毎の認証情報を登録する。
S102として、ヒト操作端末21は、クラウドサービス3にアクセスする。
S103として、クラウドサービス3は、サーバ証明書32aをヒト操作端末21に送信する。
S104として、ヒト操作端末21は、サーバ証明書32aを用いてクラウドサービス3の真正性を確認する。以下、確認に成功し、ヒト操作端末21にとって通信相手のクラウドサービス3が信用できる場合を説明する。
S105として、ヒト操作端末21と、クラウドサービス3とは、SSL(Secure Sockets Layer)のセッションを確立する。
S106として、ヒト操作端末21は、ヒトのIDとクレデンシャルとを含めたヒトの利用登録をクラウドサービス3に要求する。クレデンシャルとは、ヒトを認証する情報であり、例えば、パスワードや電子証明書などである。
S107として、クラウドサービス3は、S106のクレデンシャルを用いて、通信相手のヒト操作端末21を認証する。
S108として、クラウドサービス3は、ヒトの署名付きIDと、トークンとを含めたヒト・モノ関係グラフの要求をヒト操作端末21に送信する。トークンとは、クラウドサービス3がヒト・モノ関係グラフ作成部12からヒト・モノ関係グラフを取得する際の識別子である。
S109として、ヒト操作端末21は、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1のヒト・モノ認証部11にアクセスする。
S110として、ヒト・モノ認証部11は、サーバ証明書18aをヒト操作端末21に送信する。
S111として、ヒト操作端末21は、サーバ証明書18aを用いて、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1の真正性を確認する。以下、確認に成功したとする。
図7は、図6の続きであり、ヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。
S112として、ヒト操作端末21と、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1とは、SSLのセッションを確立する。
S113として、ヒト操作端末21と、ヒト・モノ認証部11とは、公開鍵・秘密鍵を用いてヒト認証を実行する。
S114として、ヒト・モノ認証部11は、モバイル回線契約情報を含めたヒト利用登録を、ヒト利用登録DB15に送信する。
S115として、ヒト利用登録DB15は、モバイル回線契約情報とヒトとを括り付けて利用登録する。
S116として、ヒト利用登録DB15は、ヒト利用登録応答を、ヒト・モノ認証部11に送信する。
S117として、ヒト・モノ認証部11は、ヒト認証応答をヒト操作端末21に送信し、ヒト操作端末21との間でSSLのセッションを確立する。
S131として、ヒト操作端末21は、ヒトの署名付きIDと、トークンとを含めたヒト・モノ関係グラフの作成要求を、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S132として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13にポリシを要求する。
S133として、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、S101で初期登録されたポリシ情報として、例えば、モバイル回線契約情報に従う旨のポリシをヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S134として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、送信されたポリシに従い、モバイル回線契約情報をもとにしたヒト住所情報をヒトの活動情報収集・編集部14に要求する。
S135として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、S134のポリシから、ヒトのモバイル回線契約情報をヒトの活動情報DB4から取得することを判断(収集先を決定)する。
S136として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、モバイル回線契約情報をヒトの活動情報DB4に要求する。
S137として、ヒトの活動情報DB4は、モバイル回線契約情報をヒトの活動情報収集・編集部14に送信する。
図8は、図7の続きであり、ヒトの利用登録時の処理を示すフローチャートである。
S138として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、送信されたモバイル回線契約情報からヒト住所情報を抽出する。
S139として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、抽出したヒト住所情報をヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S140として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト住所情報と、ヒトの署名付きIDとを含めた登録要求を、ヒト利用登録DB15に送信する。
S141として、ヒト利用登録DB15は、S140の登録要求を実行し、その登録応答をヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S142として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト住所情報と同じ住所であるモノ住所情報(に該当するモノ)の要求を、モノ設置登録DB16に送信する。
S143として、モノ設置登録DB16は、S142で要求されたモノ住所情報を検索する。
S144として、モノ設置登録DB16は、検索したモノ住所情報に該当するモノのモノIDを、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に回答する。
S161として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、取得したモノIDにヒトを対応付けて、ヒト・モノ関係グラフを作成する。
S162として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、S161で作成したヒト・モノ関係グラフと、トークンとをクラウドサービス3に送信する。
S163として、クラウドサービス3は、ヒト・モノ関係グラフの取得応答を、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S164として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフが送信されたことを、ヒト操作端末21に通知する。
図9は、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。図2の符号102で例示したように、新たなモノが設置登録されると、連動してヒト・モノ関係グラフも更新される。
S201として、クラウドサービス3のメーカ担当者は、工場出荷時にモノ家電22のセキュアメモリに、モノに固有の署名付きモノIDを設定する。この署名付きモノIDは、クラウドサービス3内にも記憶される。
S202として、モノ家電22は、ホームネットワークに接続する。
S203として、モノ家電22は、電源ONする。
S204として、ヒト操作端末21は、クラウドサービス3にアクセスする。
S205として、クラウドサービス3は、サーバ証明書32aをヒト操作端末21に送信する。
S206として、ヒト操作端末21は、サーバ証明書32aを用いて、クラウドサービス3の真正性を確認する。以下、確認に成功したとする。
S207として、ヒト操作端末21と、クラウドサービス3とは、SSLのセッションを確立する。
S208として、ヒト操作端末21は、クレデンシャルを含めたモノの設置登録をクラウドサービス3に要求する。
S209として、クラウドサービス3は、クレデンシャルでヒトを認証する。
S210として、ヒト操作端末21(ヒト)は、S208の要求から規定時間内にモノ家電22のモノ設置登録ボタンを押下する。
S211として、モノ家電22は、S210の押下を受け、クラウドサービス3にアクセスする。
S212として、クラウドサービス3は、サーバ証明書32aをモノ家電22に送信する。
図10は、図9の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。
S213として、モノ家電22は、クラウドサービス3の真正性を確認する。以下、確認に成功したとする。
S214として、モノ家電22と、クラウドサービス3とは、SSLのセッションを確立する。
S215として、モノ家電22は、署名付きモノIDを含めてモノの設置登録を、クラウドサービス3に要求する。
S216として、クラウドサービス3は、署名付きモノIDでヒトを認証する。例えば、ヒト操作端末21から送信された署名付きモノIDと、モノ家電22から送信された署名付きモノIDとを照合し、双方が一致したときに、認証が成功したとする。照合が一致したときに、クラウドサービス3にモノを登録するとともに、モノ設置登録DB16にモノ情報(モノ住所情報など)を登録する。
S217として、クラウドサービス3は、トークンを含めてヒト・モノ関係グラフをモノ家電22に要求する。
S218として、モノ家電22は、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1のヒト・モノ認証部11にアクセスする。
S219として、ヒト・モノ認証部11は、サーバ証明書18aをモノ家電22に送信する。
S220として、モノ家電22は、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1の真正性を確認する。以下、確認に成功したとする。
S221として、モノ家電22と、ヒト・モノ関係グラフ提供装置1とは、SSLのセッションを確立する。
S222として、モノ家電22は、署名付きモノIDを含めてヒト・モノ認証部11にアクセスする。
S223として、ヒト・モノ認証部11は、署名付きモノIDでヒトを認証する。
S224として、ヒト・モノ認証部11は、認証応答を、モノ家電22に送信する。
図11は、図10の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。
S225として、ヒト・モノ認証部11は、モノの接続先である光回線の光回線契約情報を取得する。
S226として、ヒト・モノ認証部11は、モノIDと光回線契約情報とを括り付けする。
S227として、ヒト・モノ認証部11は、モノIDと光回線契約情報とを含めたモノの登録要求を、モノ設置登録DB16に送信する。
S228として、モノ設置登録DB16は、S227の登録要求を実行し、その登録応答をヒト・モノ認証部11に送信する。
S229として、ヒト・モノ認証部11は、認証応答をモノ家電22に送信する。
S231として、モノ家電22は、トークンを含めたヒト・モノ関係グラフの作成要求を、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S232として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13にポリシを要求する。
S233として、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、S101で初期登録されたポリシ情報として、例えば、「光回線契約情報に従う」旨のポリシを、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S234として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ポリシを含めて光回線契約情報の住所を、ヒトの活動情報収集・編集部14に要求する。
S235として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、S234のポリシから、モノの光回線契約情報をヒトの活動情報DB4から取得することを判断(収集先を決定)する。
S236として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、光回線契約情報を、ヒトの活動情報DB4に要求する。
S237として、ヒトの活動情報DB4は、要求された光回線契約情報を、ヒトの活動情報収集・編集部14に送信する。
S238として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、受信した光回線契約情報からモノ住所情報を抽出する。
図12は、図11の続きであり、モノの設置登録時の処理を示すフローチャートである。
S239として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、モノ住所情報をヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S240として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、モノ住所情報と同じヒト住所情報を持つヒトの検索要求を、ヒト利用登録DB15に送信する。
S241として、ヒト利用登録DB15は、同じヒト住所情報を持つヒトを検索する。
S242として、ヒト利用登録DB15は、検索したヒト住所情報に該当するヒトのヒトIDを、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に回答する。
S261として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、取得したヒトIDをモノに対応付けて、ヒト・モノ関係グラフを作成する。
S262として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、S261のヒト・モノ関係グラフをクラウドサービス3に送信する。
S263として、クラウドサービス3は、ヒト・モノ関係グラフの取得応答を、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S264として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフを送信した旨をモノ家電22に通知する。
図13は、ヒト・モノ関係が変わった時の処理を示すフローチャートである。例えば、離婚などの事情で家族構成が変更されることで、ヒト・モノ関係も変更される場合を例示する。図2の符号103で例示したように、ヒト住所情報が変更されると、連動してヒト・モノ関係グラフも更新される。
S301として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、登録されているヒトのヒトIDをヒト利用登録DB15に要求する。
S302として、ヒト利用登録DB15は、ヒトの活動情報収集・編集部14にヒトIDを送信する。
S303として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、取得したヒトIDに関するポリシを、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13に要求する。
S304として、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、ヒトの活動情報収集・編集部14にポリシを送信する。
S305として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、受信したポリシから、ヒト・モノ関係グラフの自動作成のためのデータとして、モバイル回線契約情報とモバイル回線のアクセス情報に従うことを確認する。
S306として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、モバイル回線契約情報とモバイル回線のアクセス情報とをヒトの活動情報DB4に要求する。
S307として、ヒトの活動情報DB4は、S306で要求された情報をヒトの活動情報収集・編集部14に送信する。
S308として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、S307で受信したモバイル回線契約情報からヒト住所情報を抽出する。
S309として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、S307で受信したモバイル回線のアクセス情報から最近3ヶ月のアクセス地点情報を抽出する。
S310として、ヒトの活動情報収集・編集部14は、S308のヒト住所情報とS309のアクセス地点情報とを、ヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
図14は、図13の続きであり、ヒト・モノ関係が変わった時の処理を示すフローチャートである。
S311として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13にポリシを要求する。
S312として、ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB13は、ヒト・モノ関係グラフ作成部12にポリシを送信する。
S313として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、受信したポリシから、ヒト・モノ関係グラフの自動作成のためのデータとして、モバイル回線契約情報とモバイル回線のアクセス情報に従うことを確認する。
S314として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト住所情報が変更になったことを確認する。
S315として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト住所情報の変更要求を、ヒト利用登録DB15に送信する。
S316として、ヒト利用登録DB15は、S315の変更要求を実行し、その変更応答をヒト・モノ関係グラフ作成部12に送信する。
S317として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒトが引っ越したと認識する。
S318として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、ヒト・モノ関係グラフでヒトに対応付けられているモノを検索する。
S330として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、検索でヒットしたモノを、ヒト・モノ関係グラフから削除することで、ヒト・モノ関係グラフを更新する。
S331として、ヒト・モノ関係グラフ作成部12は、更新されたヒト・モノ関係グラフを、クラウドサービス3に送信する。
S332として、クラウドサービス3は、S330でのモノとの関係が削除されたことをヒト操作端末21にメールなどで通知する。
1 ヒト・モノ関係グラフ提供装置
3 クラウドサービス
4 ヒトの活動情報DB
11 ヒト・モノ認証部
12 ヒト・モノ関係グラフ作成部(関係データ作成部)
13 ヒト・モノ関係グラフポリシ情報DB(ポリシ情報管理部)
14 ヒトの活動情報収集・編集部(ヒト情報収集部、モノ情報収集部)
15 ヒト利用登録DB
16 モノ設置登録DB(モノ情報データベース)
17 公開鍵・秘密鍵発行部
18a サーバ証明書
18b 公開鍵
19 ネットワーク処理部
21 ヒト操作端末
22 モノ家電(家電機器)
31 ヒト・モノ関係グラフDB
32a サーバ証明書
32b 公開鍵

Claims (8)

  1. 関係データを作成するために利用するヒト情報、モノである家電機器についてのモノ情報、および、それらの情報から関係データを作成する方法を規定するポリシ情報を管理するポリシ情報管理部と、
    前記ポリシ情報に従った前記家電機器の前記モノ情報が登録されているモノ情報データベースと、
    スマートホームを利用する前記家電機器のユーザであるヒトを登録するヒト利用登録データベースと、
    前記ヒト利用登録データベースに登録されたヒトについての活動状況を保有しているヒト情報データベースから前記ポリシ情報に従ったヒト情報を収集するヒト情報収集部と、
    収集された前記ヒト情報をキーに、前記モノ情報データベースから前記キーとなるヒト情報に対して所定の関係を満たす前記モノ情報が検索できたときに、前記ヒト情報で示されるヒトと前記モノ情報で示されるモノとを関係データとして対応付け、その対応付けた結果の関係データを、前記スマートホームを提供するクラウドサービスに提供する関係データ作成部とを有することを特徴とする
    関係データ作成装置。
  2. 関係データを作成するために利用するヒト情報、モノである家電機器についてのモノ情報、および、それらの情報から関係データを作成する方法を規定するポリシ情報を管理するポリシ情報管理部と、
    前記ポリシ情報に従った前記家電機器の前記モノ情報が登録されているモノ情報データベースと、
    スマートホームを利用する前記家電機器のユーザであるヒトを登録するヒト利用登録データベースと、
    前記ヒト利用登録データベースに登録されたヒトについての活動状況として、モノの利用状況を保有しているヒトの活動情報データベースから、前記モノの利用状況を前記ポリシ情報に従ったモノ情報として収集するモノ情報収集部と、
    収集された前記モノ情報をキーに、前記ヒト利用登録データベースから前記キーとなるモノ情報に対して所定の関係を満たす前記ヒト情報が検索できたときに、前記ヒト情報で示されるヒトと前記モノ情報で示されるモノとを関係データとして対応付け、その対応付けた結果の関係データを、前記スマートホームを提供するクラウドサービスに提供する関係データ作成部とを有することを特徴とする
    関係データ作成装置。
  3. 前記ポリシ情報管理部は、前記ポリシ情報として、ホームネットワークに接続するヒトとモノとを関係づける旨のポリシ情報、前記関係データ作成装置にアクセスした際の回線の契約情報が一致するヒトとモノとを関係づける旨のポリシ情報、および、前記モノが接続している通信回線の契約の住所と、ヒトがモバイル通信を行っている場所とが近いヒトとモノを関係づける旨のポリシ情報のうちのいずれか1つのポリシ情報を管理していることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の関係データ作成装置。
  4. 前記ヒト情報収集部は、前記ヒト情報を繰り返し収集し、その収集した前記ヒト情報の内容が変更されたときには、前記関係データ作成部に対して、前記関係データを更新させることを特徴とする
    請求項1に記載の関係データ作成装置。
  5. 前記家電機器を前記クラウドサービスに登録する際に前記ヒトが操作する端末から送信されたモノ識別子と、前記家電機器への設置登録の操作により前記家電機器から送信されたモノ識別子と、を前記クラウドサービスに照合させ、前記照合が一致したときに、前記クラウドサービスにモノを登録させるとともに、前記モノ情報データベースに前記モノ情報を登録することを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の関係データ作成装置。
  6. 前記ヒト情報収集部は、前記ヒト情報データベースから収集するヒト情報として、ヒトの住所情報、ヒトの実家の住所情報、ヒトの家族構成情報、ヒトの光通信回線契約情報、ヒトのモバイル回線契約情報、ヒトのモバイル端末のアクセス状況を示す情報、ヒトのモバイル端末の利用状況を示す情報のうちの少なくとも1つの情報を収集することを特徴とする
    請求項1に記載の関係データ作成装置。
  7. 関係データ作成装置は、ポリシ情報管理部と、モノ情報データベースと、ヒト利用登録データベースと、ヒト情報収集部と、関係データ作成部とを有しており、
    前記ポリシ情報管理部は、関係データを作成するために利用するヒト情報、モノである家電機器についてのモノ情報、および、それらの情報から関係データを作成する方法を規定するポリシ情報を管理し、
    前記モノ情報データベースには、前記ポリシ情報に従った前記家電機器の前記モノ情報が登録されており、
    前記ヒト利用登録データベースには、スマートホームを利用する前記家電機器のユーザであるヒトが登録されており、
    前記ヒト情報収集部は、前記ヒト利用登録データベースに登録されたヒトについての活動状況を保有しているヒト情報データベースから前記ポリシ情報に従ったヒト情報を収集し、
    前記関係データ作成部は、収集された前記ヒト情報をキーに、前記モノ情報データベースから前記キーとなるヒト情報に対して所定の関係を満たす前記モノ情報が検索できたときに、前記ヒト情報で示されるヒトと前記モノ情報で示されるモノとを関係データとして対応付け、その対応付けた結果の関係データを、前記スマートホームを提供するクラウドサービスに提供することを特徴とする
    関係データ作成方法。
  8. 請求項7の関係データ作成方法を、コンピュータである前記関係データ作成装置に実行させるための関係データ作成プログラム。
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