JP6570287B2 - 縦型磁気マイナスイオン治療システム - Google Patents
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Description
ここで、「患者」とは、縦型磁気マイナスイオン治療システムを利用する者であって、病気やケガをしている者に限定されず、健康な者も含めていう。
また、治療空間は、磁気発生装置が設けられた壁板状のパネルによって周囲が形成されているので、治療空間内に立った状態の患者の全身に対して、患者の全周から磁気及びマイナスイオンを同時に放射して治療を行うことができる。このため、治療システムは、従来の椅子型磁気治療装置、ベッド型治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果を向上させて効くようにすることができる。
また、このような構成によれば、導電性衣類は、電位発生器に電気的に接続されていることによって、電位発生器で生成されたマイナスイオンが患者の着た導電性衣類を介して体内に注入されるため、患者の全身に向けて効率よくマイナスイオンを放射することができる。
また、このような構成によれば、マイナスイオン発生装置は、治療空間内の上方の梁部材から垂下された電線により、電位発生器と、患者に被着させたイオンパッドとが接続されているので、患者が運動しながら治療を行っても、電線が患者に接触したり、絡まったりして邪魔になることがない。
図1に示すように、縦型磁気マイナスイオン治療システム1(治療システム)は、床面11に対して上方方向に向けて並設された複数の磁気発生装置3から発生される磁気と、マイナスイオン発生装置4から発生されるマイナスイオンとを同時に放射させて患者Mを治療する装置である。治療システム1は、パネル2に設けられた磁気発生装置3と、前記マイナスイオン発生装置4と、床面11に立設されたパネル2と、パネル2によって形成された治療空間Sと、ドア開口部2aに設けられたドア25と、治療空間Sの上方に設けられた梁部材26と、治療空間S内の床面11に配置された運動器具5と、患者Mを支持する吊上装置6と、治療時に患者Mが身に着ける治療用衣類7と、患者Mに取り付けられる安全帯8と、磁気発生装置3及びマイナスイオン発生装置4を制御する制御装置9と、を備えている。
図1に示すように、床面11は、治療システム1が設置される部位であり、例えば、治療室内や、トレーニングルーム内等の平らな床の表面である。床面11上には、パネル2と、梁部材26と、制御装置9及び電位発生器42が設けられたラック12と、が主に配置されている。治療空間S内の床面11には、患者Mが運動を行う運動器具5が配置されている。治療空間S内の床面11上には、絶縁シート(図示省略)を敷設してもよい。
図1に示すように、治療空間Sは、患者Mに対して治療システム1によって治療が行われる場所(治療室)である。また、この治療空間Sは、患者Mが運動を行うことが可能な空間であり、患者Mが運動したり、運動器具5を配置したりすることが可能な広さに形成されている。治療空間Sは、パネル2によって囲まれて形成されている。治療空間S内の上方には、一方の側部パネル23の外側から治療空間Sの上方を介して他方の側部パネル24の外側に延びる梁部材26と、パネル2の外側から治療空間S内の上部に延びるアーム62を有する吊上装置6と、が配置されている。
なお、治療空間Sの形状は、特に限定されない。治療空間Sは、患者Mが治療を行いながら体を動かして運動を行うことが可能な広さの空間であればよく、例えば、平面視して円形、長円形、D字状等の丸い形状や、正方形、菱形等の多角形であってもよい。以下、治療空間Sの一例として、図1に示すような直方体から成る空間を例に挙げて説明する。
パネル2は、治療空間Sを形成するための部材であって、磁気発生装置3をパネル2の内壁2b全体に適宜な間隔を介して縦方向及び横方向に並設させるための部材でもある。パネル2は、床面11に立設された壁状の厚板部材から成り、例えば、患者Mの身長よりも高く形成されている(例えば、高さ3〜3.5m程度)。パネル2は、磁気発生装置3を植設することが可能な厚さに形成されている。パネル2の内壁面には、磁気発生装置3が挿装される不図示の多数の磁気発生装置設置穴が形成されている。パネル2は、前部パネル21と、後部パネル22(ドア25)と、左右の側部パネル23,24とを平面視して矩形に形成して成る。前部パネル21と後部パネル22と左右の側部パネル23,24のうちのいずれかには、例えば、パネル2で構成されて治療空間S内に患者Mが出入りするためのドア開口部2aが形成されて、ドア25によって開閉されるようになっている。パネル2は、木材、非導電性の合成樹脂等の絶縁性の非磁性体によって形成されている。
なお、ドア開口部2aは、患者Mが治療空間Sに出入り可能であればよく、ドア開口部2aの設置場所、形状、及び大きさは特に限定されない。
以下、後部パネル22全体を、側部パネル24の後端面に設けた蝶番25bを中心に回動自在に配置された開き戸タイプのドア25として兼用した場合を例に挙げて説明する。
後部パネル22(ドア25)は、運動器具5の後側(側部パネル23,24の後端部間)に配置されて、治療空間Sの後側壁面を形成する部材である。
側部パネル23,24は、運動器具5の左右側部側にそれぞれ配置されて、左右側壁面を形成する部材である。
ドア25は、ドア開口部2aを開閉するため開閉部材であり、ドア開口部2aに開閉自在に設けられている。ドア25は、ドア開口部2aを開閉できるものであればよく、ヒンジ型(開き戸型)でも、スライド型(引き戸型)、引込み型、グライドスライドドア型、観音開き型、折戸型であってもよい。以下、ヒンジ型のドア25を例に挙げて説明する。
磁気発生装置3は、治療空間S内の患者Mの身体全体に向けて磁気(交番磁気)を放射する装置である。磁気発生装置3は、治療空間Sの内壁2b(パネル2及びドア25)の磁気発生装置設置穴(図示省略)に挿装される。磁気発生装置3は、治療空間S内に立った状態の患者Mの正面側、背面側、左右側面側から患者Mの全身に向けて磁気を放射することができるように、治療空間Sの内壁2b全体のパネル2の上端部から下端部に亘って多数配置されている。磁気発生装置3は、パネル2に設けられたパネル設置磁気発生装置31と、ドア25に設けられたドア設置磁気発生装置32と、を備えて構成されている。
図1に示すように、磁気発生装置3は、多数のマグネタイザー(登録商標)を、治療空間Sを形成するパネル2、及びドア25に組み付けて構成されている。各磁気発生装置3は、同一のものから成り、制御装置9の磁気用タイマ部91に並列に接続されている。
なお、磁気発生装置3は、N極またはS極の方向に瞬時的に磁力線が走るパルス磁場を形成するパルス磁気治療機であってもよい。
マイナスイオン発生装置4は、患者Mの複数箇所に被着される複数のイオンパッド41と、治療の際に患者Mが着る治療用衣類7(少なくとも導電性衣類7Bを含む治療用衣類7)と、マイナスイオンを発生させる電位発生器42と、イオンパッド41及び導電性衣類7Bと電位発生器42とを接続する電線43と、イオンパッド41を患者Mの体に保持させるためのベルト44と、を備えて構成されている。
図2に示すように、イオンパッド41及び導電性衣類7Bは、マイナスイオンを患者Mの体内に注入させるための治療装置である。イオンパッド41は、患者Mの人体に被着させてマイナスイオン(陰イオン)を生体に与えることによって、血液を弱アルカリ性に是正して、自律神経機能のアンバランスを調整し、疲労した細胞を正常化して心身を健康にする、いわゆる、「電子負荷療法(負電荷療法)」といわれている治療を行うのに使用される市販の金属導子またはゴム導子から成る複数の導子41aから主に構成されている。イオンパッド41は、導子41aと、導子41aを覆う導電性導子カバー41bと、導電性導子カバー41bを覆う通電調整用導子カバー41cと、を備えて構成されている。
調整スイッチ部42cは、マイナスイオン用タイマ部42aの設定時間を調整したり、電源をON,OFFしたりするためのスイッチである。
なお、梁部材26(図1参照)からイオンパッド41までの間に配線される電線43は、その途中の適宜な箇所に不図示のプラグとコネクタとを設けて分離及び接続可能に配線してもよい。
図1に示すように、梁部材26は、一端が電位発生器42に接続された電線43の他端側を、治療空間Sの上方から患者Mが着ている導電性衣類7Bに接続するために、電線43を治療空間Sの上方から垂下するように配線するための支持部材である。梁部材26は、例えば、側部パネル23,24の左右外側から治療空間Sの上方に亘って設けられている。梁部材26は、例えば、正面視して門型形状の梁部材本体26aと、梁部材本体26aの左右下端に前後方向に向けて形成された傾倒防止部26bと、電線43を梁部材26に固定するための電線固定具(「配線固定具」ともいう)と、を備えて構成されている。
運動器具5は、治療空間S内の患者Mが体を動かすために使用する器具であり、その型式、形状、駆動方式等は特に限定されない。運動器具5は、例えば、非導電性衣類7Aの上に導電性衣類7Bを着た患者Mが立った状態で足部Meを上下、前後、左右方向等に往復動させる電動式運動器具であり、市販の「ステッパー」等のトレーニングマシンから成る。運動器具5は、電動駆動装置(図示省略)が内設された基台51と、電動駆動装置(図示省略)によって動く左右一対のペダル52と、基台51の前側に立設された支柱フレーム53と、支柱フレーム53から左右方向に延びる前側ハンドル部54と、前側ハンドル部54から後方に延びる横側ハンドル部55と、前側ハンドル部54に設けられた制御盤56と、を備えている。
ペダル52は、患者Mが足を載せるための板部材であり、電動駆動装置(図示省略)によって上下、前後、左右方向等に往復駆動されるようになっている。
前側ハンドル部54は、支柱フレーム53の上端部から左右方向に延設されたフレーム部材である。
横側ハンドル部55は、前側ハンドル部54の左右端部から後方に向けて延設されたフレーム部材である。
図1に示すように、吊上装置6は、治療空間S内で動く患者Mを支持する装置であり、特に、足腰等が不自由な患者Mや、歩行が困難な患者Mが立った状態で治療を行う際の補助器具である。このため、治療を行っている際に、立っていることができる患者Mの場合は不要であり、必要に応じて使用すればよい。吊上装置6は、床面11に立設された支柱61と、支柱61の上端部に軸支されたアーム62と、アーム62から垂下する索体63と、患者Mに取り付けられた安全帯8と、索体63の先端に設けられた係止具64と、を備えている。吊上装置6は、索体63を上昇、下降させるための装置であり、例えば、電動式、油圧式、ばね式、あるいは、手動式等の市販の小型クレーンから成る。吊上装置6は、患者Mに取り付けた安全帯8を引き上げ、引き下げ可能な装置であれば、その形式、形状、駆動方式等は特に限定されず、床固定式、床移動式、スライドジブ式、リフター式、手動ウインチアーム式等であっても構わない。
係止具64は、安全帯8に着脱自在に連結される部材であり、例えば、外れ防止用のロック機構を有するフック部材から成る。
図2に示すように、治療用衣類7は、患者Mが治療時に身に着ける衣類であり、非導電性衣類7Aと、導電性衣類7Bと、から成る。患者Mは、治療システム1で治療する際に、例えば、地肌側に非導電性衣類7Aを着けて、その上にマイナスイオンが供給される導電性衣類7Bを身に着けて、導電性衣類7Bで全身を覆った状態で治療が行われる。
非導電性衣類7Aは、患者Mが治療システム1で治療する際に、地肌側に着ける衣類であり、木綿製等の一般的な非通電性の繊維の衣類から成る。非導電性衣類7Aは、患者Mの皮膚に対して隙間なく密着するように、伸縮性のある布で縫製されている。非導電性衣類7Aは、長袖下着7A1と、股引状下着7A2と、覆面7A3と、手袋7A4と、靴下7A5と、から構成されている。非導電性衣類7Aは、非導電性の布を縫製して形成されて、患者Mの全身を覆うことで、導電性衣類7Bから非導電性衣類7Aを介して患者Mの体内に入る電流を低減させて、各患者Mの皮膚等に合ったマイナスイオンの強度に調整可能である。マイナスイオンの強度の調整が不要に場合、非導電性衣類7Aは不要である。
股引状下着7A2は、所謂「ももひき」と言われているズボン型下着であって、下端が足首及び靴下7A5の開口部を完全に覆うように長く形成された股引である。なお、股引状下着7A2の下には、木綿製等に一般的な繊維から成るパンツを着けてもよい。
覆面7A3は、患者Mの左右の目と、口とに合わせた開口7A3aをそれぞれ有して患者Mの顔及び頭部Maを覆うと共に、患者Mの首、及び、左右の肩を覆う肩当部7A3bを有する。覆面7A3は、例えば、木綿製のタオル地の布で形成されている。覆面7A3の開口7A3aの大きさは、人の目や口と同程度の大きさか、あるいは、人の目や口の大きさよりも小さく形成したものでもよい。
図2に示すように、導電性衣類7Bは、患者Mが治療システム1で治療する際に、非導電性衣類7Aの上に身に付ける通電性の衣類である。導電性衣類7Bは、患者Mが被着した非導電性衣類7Aに対して隙間なく密着するように、伸縮性のある布で縫製されている。導電性衣類7Bは、導電性衣服7B1と、導電性覆面7B2と、導電性手袋7B3と、導電性靴下7B4と、から成り、それぞれが導通した状態に患者Mに被着される。導電性衣類7Bは、イオンパッド41から患者M側に流れる負電荷と、磁気発生装置3から発生した磁気と、を患者Mの体内に入り易くするという機能がある。このため、導電性衣類7Bは、フード7B1a付きの導電性衣服7B1と、導電性覆面7B2と、導電性手袋7B3と、導電性靴下7B4とによって患者Mの全身を覆うことで、電位発生器42から導電性衣服7B1に供給されたマイナスイオンを体全体にムラ無く浸透し易くしている。
導電性衣類7Bは、ポリエステル等の合成繊維と、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の導電性金属繊維と、から成る導電性の布を縫製して作られた衣類である。この他、導電性衣類7Bは、合成繊維に導電性の良好な金属や黒鉛を均一に分散させたもの、あるいは、有機物繊維の表面に金属を被覆したものであっても構わない。
なお、導電性衣服7B1は、少なくとも、上衣部分と下衣部分が連続した衣服であればよい。また、導電性衣服7B1は、具体例を挙げると、特殊導電糸で作った株式会社MCC製の「超制電クリーンスーツ(IEC(International Electrotechnical Commission)規格対応クリーンスーツ)」や、「マスク・フード一体型クリーンスーツ」でもよい。
導電性手袋7B3は、患者Mの左右の手部Mdに被着させた非導電性の手袋7A4を覆う導電体であり、開口部位を導電性衣服7B1の袖に重ねて配置される。
導電性靴下7B4は、患者Mの左右の足部Meに被着させた非導電性の靴下7A5を覆う導電体であり、開口部位を導電性衣服7B1の足首部位に重ねて配置される。
図2に示す制御装置9は、磁気発生装置3の駆動時間を制御する磁気用タイマ部91と、磁気用タイマ部91の時間を調整したり、電源をON,OFFしたりするためのスイッチ部92と、スイッチ部92で設定したタイマ時間等と表示する表示部93と、表示部93や電位発生器42等の駆動を制御する制御部94と、を備えている。
制御部94は、治療システム1の各部を制御する部位であり、磁気とマイナスイオンとが同時に発生されるように、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4と制御する機能を有する。
次に、各図を参照しながら本発明の実施形態に係る縦型磁気マイナスイオン治療システム1の作用を工程順に説明する。なお、その工程順は一例であり、これに限定されない。
患者Mは、このようにして全部の非導電性衣類7A及び導電性衣類7Bを身に着けると、図3(a)に示すように、眼と口以外は肌が露出しないように非導電性衣類7Aと導電性衣類7Bとで全身が覆われた状態になる。この場合、患者Mは、電気が接続端子7Baから導電性衣服7B1を介して導電性覆面7B2、導電性手袋7B3、及び、導電性靴下7B4にそれぞれ導通する状態になるように、導電性衣服7B1の端部に対して導電性覆面7B2、導電性手袋7B3、及び、導電性靴下7B4の一部を重ねた状態に被着する。
次に、患者Mは、図1に示すように、ドア25を開けて、ドア開口部2aから治療空間S内に入り込む。
次に、安全帯8が必要な足腰等の不自由な患者Mや、歩行が困難な患者M等を治療する場合は、安全帯8を患者Mに取り付け、吊上装置6の係止具64を安全帯8に連結する。
これにより、治療システム1で患者Mを治療する前に行う準備工程である患者Mに身に付けさせる非導電性衣類7A及び導電性衣類7Bの被着工程と、患者Mに付けるイオンパッド41の取付工程と、安全帯8の取付工程と、が終了する。
このようなことからマイナスイオン発生装置4は、脳、器官、臓器、骨髄、筋肉等の身体全体における組織の新陳代謝の改善、促進効果、老化、及び、病気の防止改善に効能作用がある。(文献名:「細胞活性がなかなか治らなかった病気を改善する!」、著者:寺沢充夫、発行所:株式会社ごま書房新社、発行日:2011年9月7日)
特に、治療システム1は、怪我をした箇所の回復力(自然治癒力)を高めたり、リハビリ的な効果をさらに向上させたりすることができる。また、肩こり、筋肉疲労等の早期回復に効果があることが確認されている。
磁気発生装置3の磁力によっては、血流血行促進、脳卒中の回復、心臓病の回復、糖尿病の回復、リウマチの回復、高血圧の回復、肺気腫の回復、自立神経失調症の改善、睡眠障害の改善があることが確認されている。
また、マイナスイオン発生装置4のマイナスイオンによっては、不眠症、頭痛、肩こり、便秘、筋肉痛、神経痛、脳軟化症、顔面神経麻痺、関節炎、白内障、脳梗塞後遺症、各種ガンの治癒、肺気腫等に効果があることが確認されている。
なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本考案はこれら改造及び変更された考案にも及ぶことは勿論である。
例えば、治療システム1は、磁気発生装置3の磁気と、マイナスイオン発生装置4のマイナスイオンとを同時に発生させると共に、運動器具5を始動させてから、マイナスイオンの方を磁気よりも長時間(例えば、一般的な設定時間(60分)の一割(6分)程度)に亘って発生させてもよい。マイナスイオンの発生時間を磁気の発生時間よりも長くすることによって、治療効果を向上させることができる。特に、この治療システム1は、酸化の激しい患者Mに有効である。
イオンパッド41は、このようにベルト状あるいは帯状にして、患者Mの首、腰、胴体、足首、手首等に巻き付けた状態で取り付けてもよい。
また、そのベルト状あるいは帯状のイオンパッド41は、伸縮自在な布製の伸縮バンドから成る市販の導子を使用したものであってもよい。
その場合、眼には、織目の大きい木綿製等の非導電性のガーゼを介在させて、織目の大きい導電性の繊維で縫製したアイマスクで両眼を覆う。
このように、眼、口及び鼻にも非導電性の繊維で縫製したガーゼを当てて、その上に導電性の繊維で縫製したアイマスク及びマスクで、隙間なく覆うことによって、患者Mの全身を漏れることなく非導電性衣類7Aと導電性衣類7Bとで密着した状態で隙間なく全身を覆うことができる。このため、マイナスイオン及び磁気をさらに身体内に入り易くすることができる。
このように、他の電気磁気治療器を併用することによって、治療システム1は、さらに、治療効果を向上させることができる。
また、運動器具5は、患者Mが立った状態で体を動かすことに限定されるものではなく、例えば、患者Mが座った状態で運動する自転車形状のエクササイズバイクや、患者Mが椅子等に座った状態でペダルをこぐ「足こぎローラーペダルエクササイズ」等でもよい。
電線43と同様、吊上装置6も、索体63の上端部を梁部材26のカーテンレール状部材に対して摺動自在に係止し、梁部材26に沿ってスライド移動自在に吊支してもよい。
また、ドア25は、4つのパネル2中の1つを摺動可能にしたスライドドアでもよい。
また、治療空間Sは、パネル2で形成されることに限定されず、例えば、部屋(治療室)と部屋とを仕切る壁や、部屋内を区画する間仕切り状の衝立や、折畳み式の屏風や、治療空間Sを囲む塀、フェンス状部材等に、磁気発生装置3を設けて形成してもよい。
また、各パネル2、梁部材26、及び吊上装置6には、それぞれを外側から保持するバックステイ等の倒れ防止部材を設けて、さらに、倒れ難い構造にしてもよい。
2 パネル
2a ドア開口部
3 磁気発生装置
4 マイナスイオン発生装置
5 運動器具
6 吊上装置
7 治療用衣類
7B 導電性衣類
8 安全帯
11 床面
25 ドア
26 梁部材
41 イオンパッド
42 電位発生器
44 電線
62 アーム
63 索体
64 係止具
M 患者
S 治療空間
Claims (6)
- 磁気を発生する磁気発生装置(3)と、
マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置(4)と、
床面(11)に立設されて前記磁気発生装置(3)が設けられたパネル(2)と、
前記パネル(2)によって形成された治療空間(S)と、を備え、
前記磁気発生装置(3)から前記治療空間(S)に向けて放射された磁気と、患者(M)に被着させた前記マイナスイオン発生装置(4)から発生されるマイナスイオンと、で前記治療空間(S)内の前記患者(M)を治療する縦型磁気マイナスイオン治療システム(1)であって、
前記マイナスイオン発生装置(4)は、前記患者(M)の複数箇所に被着させてマイナスイオンを前記患者(M)の体内に注入させる複数のイオンパッド(41)と、
前記複数のイオンパッド(41)に電線(43)でそれぞれ接続された電位発生器(42)と、
を備えて構成され、前記患者(M)が被着している導電性の布で縫製した導電性衣類(7B)に対してマイナスイオンを放出し、
前記導電性衣類(7B)は、一端がマイナスイオンを発生させる前記電位発生器(42)に電気的に接続された前記電線(43)の他端を接続するための接続端子(7Ba)を有し、
前記治療空間(S)内の上方には、前記パネル(2)の上方から延設された梁部材(26)が配置され、
前記梁部材(26)は、前記パネル(2)の左右外側から前記治療空間(S)の上方に亘って設けられて、正面視して門型形状の梁部材本体(26a)と、
前記梁部材本体(26a)の左右下端に前後方向に向けて形成された傾倒防止部(26b)と、
前記電線(43)を当該梁部材(26)に固定するための電線固定具と、を備えて構成され、
複数の前記電線(43)は、一端側が前記電位発生器(42)に接続され、他端側が前記梁部材(26)から垂下して配線されて前記イオンパッド(41)及び前記接続端子(7Ba)に接続され、
前記電位発生器(42)で生成されたマイナスイオンは、前記導電性衣類(7B)から前記患者(M)の体内に注入されることを特徴とする縦型磁気マイナスイオン治療システム。 - 前記接続端子(7Ba)は、前記導電性衣類(7B)の肩部、首部の後部、あるいは、背中部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の縦型磁気マイナスイオン治療システム。
- 前記接続端子(7Ba)は、前記導電性衣類(7B)に配置されている通電性糸に、導電性の金属から成るホック、あるいは、止めピンを接続した状態に取り付けられて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の縦型磁気マイナスイオン治療システム。
- 前記治療空間(S)内の前記床面(11)には、前記患者(M)が運動を行う運動器具(5)が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の縦型磁気マイナスイオン治療システム。
- 前記磁気発生装置(3)及び前記マイナスイオン発生装置(4)は、前記治療空間(S)内で運動を行う前記患者(M)に対して、前記磁気発生装置(3)からの前記磁気と、前記マイナスイオン発生装置(4)からの前記マイナスイオンとを、予め設定した所定時間放射することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の縦型磁気マイナスイオン治療システム。
- 前記磁気発生装置(3)及び前記マイナスイオン発生装置(4)は、電動式の運動器具(5)を使って運動を行っている前記患者(M)に対して、前記磁気発生装置(3)からの前記磁気と、前記マイナスイオン発生装置(4)の前記マイナスイオンとを放射することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の縦型磁気マイナスイオン治療システム。
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