JP3194127U - 磁気マイナスイオン治療システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果が向上されて効くようにすることができる磁気マイナスイオン治療システムを提供する。【解決手段】磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気を発生する磁気発生装置3と、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置4と、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4とが載置された治療台2と、を備えている。治療台2には、治療台2上に複数並設された磁気発生装置3と、磁気発生装置3上に敷設された絶縁性素材から成る絶縁マット52と、絶縁マット52上に敷設されて予め設定された電圧の電力をマイナスイオン発生装置4に供給することによって発生されたマイナスイオンを患者Mの体内に注入させるためのマイナスイオンマット41と、が配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、磁気とマイナスイオンとを発生して患者を治療する磁気マイナスイオン治療システムに関する。
従来、磁気を利用した磁気治療装置としては、例えば、巻回された電磁コイルに交番電圧を加えることによって磁界を発生させる磁界発生部をマットに設けて、磁界を人体に与えることで、血行障害や、肩こりを治療する変動磁界式磁気治療装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、マイナスイオンを発生させて、新陳代謝の活性化、自立神経の機能向上、血液の造血・浄化作用の向上を図った装置としては、例えば、銅繊維製フィルター材に通電させることによって、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生シートを敷マット本体に取り付けた敷マットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、その他、マイナスイオンを発生する繊維としては、マイナスイオン発生ポリエステル繊維や、マイナスイオン発生アクリル繊維が知られている(例えば、特許文献3,4参照)。
特公昭62−6825号公報 特許第3415821号公報 特許第4824125号公報 特許第3776842号公報
しかし、特許文献1〜4に開示された磁気治療装置、敷きマット、及び、マイナスイオン発生繊維は、効果があることは知られているものの、いずれも効果が弱いという問題点があった。このため、さらに、効く磁気治療装置や、マイナスイオン治療装置が要望されている。
そこで、本考案は、前記実情に鑑み創案されたものであり、従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果がある磁気マイナスイオン治療システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本考案に係る磁気マイナスイオン治療システムは、磁気を発生する磁気発生装置と、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置と、前記磁気発生装置と前記マイナスイオン発生装置とが載置された治療台と、を備え、前記治療台には、当該治療台上に複数並設された前記磁気発生装置と、前記磁気発生装置上に敷設された絶縁性材料から成る絶縁マットと、前記絶縁マット上に敷設されて予め設定された電圧の電力を前記マイナスイオン発生装置に供給することによって発生されたマイナスイオンを患者の体内に注入させるためのマイナスイオンマットと、が配置されていることを特徴とする。
このような構成によれば、磁気マイナスイオン治療システムは、マイナスイオンマット上に仰向け等の状態で寝た患者に対して、マイナスイオンマットからマイナスイオンを与えるのと併せて、治療台設置磁気発生装置から発生された磁気を与えることによって、マイナスイオンと磁気との相乗効果で、従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果を向上させることができる。
また、前記治療台の上には、アーチ状の構造物を複数直列に並べて構成されて、複数の前記磁気発生装置が設けられたトンネル状構造物が載置され、前記トンネル状構造物は、前記治療台の幅方向の端部に設けられたレール部の上に、移動自在に載置された複数のアーチ状分割体から成ることが好ましい。
このような構成によれば、トンネル状構造物は、アーチ状の構造物を複数直列に並べて構成されていることにより、治療台上に仰向け等の状態で寝た患者の全身を覆うように配置して、トンネル状構造物に設けたトンネル設置磁気発生装置によって患者の全身に磁気を放射して治療を行うことができる。また、トンネル状構造物は、複数のアーチ状分割体から成ることにより、患者の身長等に合わせて各アーチ状分割体の位置を適宜に長さ方向に摺動させて移動させることができる。
また、前記複数のアーチ状分割体は、小型アーチ状構造物と、前記小型アーチ状構造物の幅方向の長さ、及び、高さよりも大きく形成されて、前記小型アーチ状構造物の外側を前記治療台の長さ方向に移動自在に配置された大型アーチ状構造物と、から成り、前記小型アーチ状構造物、または、前記大型アーチ状構造物を移動させることによって、患者が前記トンネル状構造物内に入り込む入口が形成されることが好ましい。
このような構成によれば、アーチ状分割体は、小型アーチ状構造物と、移動自在な大型アーチ状構造物とから成るので、大型アーチ状構造物を小型アーチ状構造物の上に重なるような位置に移動させることによって、患者がトンネル状構造物内に入り込む入口を形成することができる。このため、トンネル状構造物は、特別な入口を作製しなくても、容易に患者がトンネル状構造物に出入りできるようにすることができる。
また、前記治療台の長手方向の一端部側には、前記患者の頭部を入れる開口部を有し、前記患者の頭部が挿入される中空体と、前記中空体の外周面に設けられた頭部用磁気発生装置と、が配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、治療台上に仰向け等の状態で寝た患者は、頭部を中空体の中に入れて、頭部用磁気発生装置を駆動させれば、頭部用磁気発生装置から発生された磁気によって、効率よく患者の頭部を治療することができる。
また、前記治療台の長手方向の他端部側には、前記患者の足部に向けて磁気を発生するための足部用磁気発生装置と、前記前記治療台の長手方向の他端部に立設されて前記足部用磁気発生装置を保持する足部用磁気発生装置支持部材と、が配置されていることが好ましい。
このような構成によれば、治療台上に仰向け等の状態で寝た患者は、足部を足部用磁気発生装置に当接させるか、近接させることにより、足部用磁気発生装置から発生された磁気によって、効率よく患者の足部を治療することができる。
また、前記マイナスイオン発生装置は、マイナスイオンを患者の体内の複数箇所に注入させる複数のイオンパッドと、前記複数のイオンパッドに接続されてマイナスイオンを発生させる電位発生器と、を備えて構成されていることが好ましい。
このような構成によれば、マイナスイオン発生装置は、前記マイナスイオンマット以外に、マイナスイオンを患者の体内に注入させる複数のイオンパッドを備えていることによって、イオンパッドからもマイナスイオンを患者の体内に注入させることができる。このため、本考案のマイナスイオン発生装置は、従来のマイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果を向上させて効くようにすることができる。
本考案は、従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、療効果が向上されて効くようにすることができる磁気マイナスイオン治療システムを提供することができる。
本考案の実施形態に係る磁気マイナスイオン治療システムを示す概略縦断面図である。 トンネル状構造物を取り外した状態の磁気マイナスイオン治療システムを示す概略平面図である。 磁気マイナスイオン治療システムの分解斜視図である。 治療台上に仰向けで寝た患者の状態を示す分解斜視図である。 カバー部材を取り外した小型アーチ状構造物を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。 カバー部材を取り外した大型アーチ状構造物を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。 磁気マイナスイオン治療システムを示す図であり、(a)は使用時の状態を示す概略正面図、(b)は大型アーチ状構造物を移動させて入口を形成させたときの状態を示す概略正面図である。 イオンパッド、導電性衣類及び非導電性衣類を示す分解平面図である。
次に、本考案の実施形態に係る磁気マイナスイオン治療システムを図1〜図7を参照して説明する。
なお、説明の便宜上、平面視して矩形の治療台の長さ方向を前後方向、幅方向を左右方向として説明する。
≪磁気マイナスイオン治療システム≫
図1に示すように、磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気を発生する磁気発生装置3と、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置4と、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4とが載置された治療台2と、治療台2の上に敷設されるクッション敷部材51と、クッション敷部材51の上に敷設される絶縁マット52と、絶縁マット52の上に敷設されるマイナスイオン調整用敷部材53と、マイナスイオン調整用敷部材53の上に敷設されたカバー用敷部材54と、治療台2の上に載置されるトンネル状構造物6と、治療台2の前部側に載置される中空体7と、磁気発生装置3及びマイナスイオン発生装置4を制御する制御装置8と、を備えている。磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気発生装置3によって発生される磁気と、マイナスイオン発生装置4によって発生されるマイナスイオンとが、制御装置8により、同時に発生されて、同時に停止されるようになっている。
≪治療台≫
図1に示すように、治療台2は、患者Mが仰向け等の状態で寝て治療するためのベッドであり、床に対して垂直に配置された4本の脚部21と、4本の脚部21の上端に水平に設けられた基台22と、基台22の左右の縁部にそれぞれ設けられたレール部23,24(図2参照)と、レール部23,24の外側に設けられたガイド部25と、基台22の前端部に立設された脳天用磁気発生装置支持部材26と、基台22の後端部に立設された足部用磁気発生装置支持部材27と、を備えている。治療台2は、例えば、木製の部材によって、平面視して矩形のテーブル状に形成されている。
図3に示すように、治療台2の上には、治療台2上に複数並設された治療台設置磁気発生装置31、クッション敷部材51、絶縁マット52、絶縁マット5の上に敷設されたマイナスイオンマット41、マイナスイオン調整用敷部材53、カバー用敷部材54の順に配置されて、カバー用敷部材54の上に患者Mが仰向け等の状態で寝るようになっている。
図3に示すように、脚部21は、基台22の下面の前後左右の端部に設けられている。脚部21は、基台22を支持するものであれば、その材質及び形状は、特に限定されず、金属製のものであってもよい。
基台22は、平面視して前後方向に長い矩形に形成された略厚板状部材から成り、例えば、木製の板材によって水平に形成されている。基台22の中央部には、前後方向に向けて形成された4つの磁気発生装置設置部22a,22bが形成されている。
磁気発生装置設置部22a,22bは、治療台設置磁気発生装置31(磁気発生装置3)が前後方向に複数並べた状態に配置するための設置スペースであり、治療台設置磁気発生装置31が没入する深さに形成されている。各磁気発生装置設置部22a,22bは、前後方向に延設されて横方向に隣設された4つの溝から成り、各各磁気発生装置設置部22a,22b間に、前後方向に延設された仕切板22cが介在するように立設されている。
磁気発生装置設置部22aは、基台22の中央部に横二列に形成された設置スペースであり、治療台2上に寝た患者Mの頭部Maの下方から足部Meの下方に亘って形成されている。
磁気発生装置設置部22bは、中央側の磁気発生装置設置部22aの左右外側に形成された溝であり、患者Mの肩部の下方から足首付近の下方に亘って形成されている。このため、磁気発生装置設置部22bの前後方向の長さは、磁気発生装置設置部22aの前後方向の長さよりも短く形成されている。
仕切板22cは、磁気発生装置設置部22a及び磁気発生装置設置部22bに立設された帯状の木製板材から成る。
図3に示すように、レール部23,24は、トンネル状構造物6の左右下端面が前後方向に摺動自在に載置される部位であり、基台22の左右の後端部から前端部に亘って平行に延設されている。レール部23,24は、表面が平滑な帯状の板部材を、基台22上の左右端部に載設して成る。レール部23には、小型アーチ状構造物61,62,63,64の左右下端面がそれぞれ摺動自在に載置されている。レール部24は、大型アーチ状構造物65の左右下端面がそれぞれ摺動自在に載置される部位であり、前後端部に設けられた枠板28,28間のレール部23の左右外側にそれぞれ隣設されている。
ガイド部25は、レール部24上を摺動するトンネル状構造物6が基台22上から落下するのを防止する板状のガードレールである。ガイド部25は、レール部24の左右と外側から上方向に突出して設けられて、レール部24に沿って前後方向に延設されている。
脳天用磁気発生装置支持部材26は、脳天用磁気発生装置34(磁気発生装置3)が取り付けられる厚板状部材であり、基台22の前端中央部に立設されたヘッドボード状の木製部材から成る。この脳天用磁気発生装置支持部材26には、横方向に向けて配置される脳天用磁気発生装置34が上下3個隣接した状態に取り付けられている。
脳天用磁気発生装置支持部材26は、脳天用磁気発生装置34(磁気発生装置3)が取り付けられる厚板状部材であり、基台22の前端中央部に立設されたヘッドボード状の木製部材から成る。この脳天用磁気発生装置支持部材26には、横方向に向けて配置される脳天用磁気発生装置34が上下3個隣接した状態に取り付けられている。
足部用磁気発生装置支持部材27は、足部用磁気発生装置35(磁気発生装置3)が取り付けられる厚板状部材であり、基台22の後端中央部に立設された木製板部材から成る。この足部用磁気発生装置支持部材27には、上方向に向けて斜め外側方向に傾けて設けられる足部用磁気発生装置35が左右2個取り付けられている。
クッション敷部材51は、治療台2上に多数並設された治療台設置磁気発生装置31と、絶縁マット52との間に介在されて、治療台設置磁気発生装置31の凹凸面の段差を吸収したり、治療台設置磁気発生装置31から発生される熱を遮断したりするために敷設されるクッション材である。クッション敷部材51は、略布団状、あるいは、マットレス状のクッションから成り、ウレタン樹脂や、スポンジ、ゴム等の弾性材料によって形成されている。このクッション敷部材51は、治療台2上の治療台設置磁気発生装置31の上面の凹凸状態等によって必要に応じて適宜に敷設すればよく、凹凸が無い場合、無くても構わない。また、このクッション敷部材51は、絶縁マット52の上面に敷設してもよい。
≪絶縁マット≫
図3に示すように、絶縁マット52は、クッション敷部材51の上面を覆うように敷設されるマットである。絶縁マット52は、例えば、絶縁樹脂や、絶縁ゴムによって形成された薄い矩形の平板状に形成された絶縁性材料から成り、治療台設置磁気発生装置31(磁気発生装置3)が挿設された基台22の上面全体をクッション敷部材51を介在して敷設されている。
≪磁気発生装置≫
磁気発生装置3は、患者Mの身体全体に向けて磁気(交番磁気)を放射する装置であり、基台22上に仰向け等の状態で寝た患者Mの背面側、正面側、頭部側及び足部側から患者Mに向けて磁気を発生することができるようになっている。磁気発生装置3は、背面側から患者Mに向けて磁気を発生する治療台設置磁気発生装置31と、正面側から患者Mに向けて磁気を発生するトンネル設置磁気発生装置32と、頭部Maの左右及び上部側から患者Mに向けて磁気を発生する頭部用磁気発生装置33と、脳天(前)側から患者Mに向けて磁気を発生する脳天用磁気発生装置34と、足部Me(後)側から患者Mに向けて磁気を発生する足部用磁気発生装置35と、を備えて構成されている。磁気発生装置3は、多数の磁気発生装置3を組み合わせて構成されていることによって、容量を大きくしている。各磁気発生装置3は、同一形状、同一構造のものから成り、それぞれ制御装置8の磁気用タイマ部81(図1参照)に並列に接続されている。
磁気発生装置3は、例えば、電磁石に交流電流を流して、N極をS極が交互に入れ替わって磁力の強さが変化する交番磁場を形成する交流磁気治療機から成る。交流磁気治療機は、広範囲に磁場が発生して患者Mの全身に安定した強力な刺激を与えると共に、体の奥深くまで磁力線が届いて大きな治療効果があることが認められて、治療機器として厚生労働省の認可を受けている(文献名:「磁気治療が好き!心にも体にも優しい“免疫力も高まる”エネルギー療法」、著者:日下部史章、上村晋一、発行所:株式会社コスモの本、発行日:2013年1月31日)。
また、磁気発生装置3は、N極またはS極の方向に瞬時的に磁力線が走るパルス磁場を形成するパルス磁気治療機であってもよい。
磁気発生装置3は、例えば、家庭用医療器具として肩こり、筋肉の疲れ、血行促進、装着部位のこり及び血行に効果、効用があることが認定されている市販のマグネタイザー(登録商標)を多数備えて成る。このマグネタイザーは、定格電圧が100V、定格容量が110/95AV、最大磁束密度が120mT±5%、磁束能力(磁力線の強さ)が350〜1800ガウス(35〜180mt)で、好ましくは、400〜1200ガウス(40〜1200mt)の交流磁気治療器である。
<治療台設置磁気発生装置>
図3に示すように、治療台設置磁気発生装置31は、基台22上に仰向けの状態で寝た患者Mの背面側全体に向けて磁気を放射する装置であり、各磁気発生装置設置部22a,22bに一列に配置された多数の磁気発生装置3から成る。各治療台設置磁気発生装置31は、制御装置8を介して電源に接続されている。
<トンネル設置磁気発生装置>
図5及び図6に示すように、トンネル設置磁気発生装置32は、トンネル状構造物6の各アーチ状分割体6aに形成された磁気発生装置収納部6dに内設された磁気発生装置3である。トンネル設置磁気発生装置32は、縦断面視して略逆U字状に形成されたトンネル状構造物6に、例えば、五〜六箇所程度形成された磁気発生装置収納部6dにそれぞれ内設されて、患者Mの全身に対して正面側の上部、左右側部、左右斜め上部から磁気を放出するように設けられている。
<頭部用磁気発生装置>
図2〜図4に示すように、頭部用磁気発生装置33は、患者Mの頭部Maが挿入される中空体7の外周面7aに設置された磁気発生装置3である。頭部用磁気発生装置33は、略バケツ状に形成された中空体7の外周面7aに、例えば、五箇所程度取り付けられて、患者Mの頭部Maに対して正面側の上部、左右側部、左右斜め上部から磁気を放出するように設けられている。
<脳天用磁気発生装置>
図3及び図4に示すように、脳天用磁気発生装置34は、患者Mが基台22上に仰向けの状態で寝た際に、頭部Maの脳天側の位置に配置される磁気発生装置3である。脳天用磁気発生装置34は、基台22の前端部に立設された脳天用磁気発生装置支持部材26に、例えば、三箇所程度設けられて、患者Mの頭部Maの脳天部に対して上部、斜め上部及び側部から磁気を放出するように設けられている。
<足部用磁気発生装置>
足部用磁気発生装置35は、患者Mが基台22上に仰向け等の状態で寝た際に、患者Mの足部Meに向けて磁気を放射するための磁気発生装置3である。足部用磁気発生装置35は、基台22の後端部に立設された足部用磁気発生装置支持部材27に、例えば、2個設けられて、患者Mの左右の足部Meに対して長手方向の後面(他端部)側から磁気を放出するのに適合した位置に配置されている。
≪マイナスイオン発生装置≫
マイナスイオン発生装置4は、マイナスイオンを患者Mの体内に注入させるマイナスイオンマット41、及び、複数のイオンパッド42と、イオンパッド42に接続された電位発生器43と、マイナスイオンマット41の上に敷設されるマイナスイオン調整用敷部材53と、マイナスイオン調整用敷部材53の上に敷設されるカバー用敷部材54と、を備えて構成されている。
<マイナスイオンマット>
図3に示すように、マイナスイオンマット41は、制御装置8(図1参照)からの通電によってマイナスイオンを患者Mの体内に注入させる通電マットである。マイナスイオンマット41は、基台22よりも僅かに小さい幅及び長さの矩形に形成されて導電性の糸状部材を含む敷マット本体41aと、敷マット本体41aに設けられ導電体に接続された少なくとも2つ以上の接続端子41bと、から主に構成されている。
敷マット本体41aは、例えば、基台22よりも僅かに小さい幅及び長さの矩形に形成されて敷マット本体を構成する絶縁樹脂と、絶縁樹脂にインサートされた通電性糸と、絶縁樹脂に接着または絡み合わせた絶縁性布と、から構成されて、導電性に成っている。
なお、通電性糸は、電気を通すことによってマイナスイオンを患者Mに吸収させる細い部材であればよく、この他に、通電性の静電防止用ミシン糸(例えば、株式会社フジックス製の帯電防止機能付糸や、細い銅繊維等の金属製糸を稠密に編んで、敷マット本体41aの前端部側から後端部側、あるいは、左端側から右端側に向かって蛇行するように適宜に配置したものであってもよい。
接続端子41bは、敷マット本体41aの外周部に配置されている通電性糸に、導電性の金属から成るホック、あるいは、止めピンによって接続されている。接続端子41bは、一方側がコードを介して電位発生器43のアース端子に接続されて、他方側が接地されている。コードは、接続端子41b側がマイナス側、制御装置8側がプラス側になるように接続された単線のコ−ドから成る。その単線のコードは、例えば、敷マット本体41aの前端部及び後端部の二箇所に接続された二本、あるいは、敷マット本体41aの複数箇所に接続された二本以上の本数から成る。
図3に示すように、マイナスイオン調整用敷部材53は、患者Mの下側に敷設されるマイナスイオンマット41上に敷設される部材であり、マイナスイオンマット41から患者M側に流れる電流の強さを微調整するための布製のシート状部材から成る。そのマイナスイオン調整用敷部材53は、具体例を挙げると、1〜2枚程度のアクリル製等の毛布、あるいは、1〜3枚程度の木綿製のタオルケットから成る。
かかる構成によれば、マイナスイオン調整用敷部材53は、このようにマイナスイオンマット41の上に適宜な枚数を敷設することにより、それぞれ患者Mに合った強度の電流が流れるように微調整することができると共に、患者Mの人体内に入るマイナスイオンの量を微調整することができる。
カバー用敷部材54は、マイナスイオンマット41の上面を覆うように敷設されるカバーである。カバー用敷部材54は、例えば、木綿製等の布から成るフラットシーツ等のシーツである。
<イオンパッド及びベルト>
図8に示すように、イオンパッド42は、患者Mの人体に被着させてマイナスイオン(陰イオン)を生体に与えることによって、血液を弱アルカリ性に是正して、自律神経機能のアンバランスを調整し、疲労した細胞を正常化して心身を健康する、いわゆる、「電子負荷療法(負電荷療法)」といわれている治療を行うのに使用される市販の金属導子またはゴム導子から成る複数の導子42aから主に構成されている。イオンパッド42は、導子42aと、導子42aを覆う導電性導子カバー42bと、導電性導子カバー42bを覆う通電調整用導子カバー42cと、を備えて構成されている。各イオンパッド42は、それぞれマイナスイオンを発生する各電位発生器43のアース端子、各コード、マイナスイオンマット41を介してアースされ、電位発生器43から予め設定された電圧(電位)の電流が供給されるようになっている。イオンパッド42は、患者Mの胸部Mb、腹部Mc、左右の手部Md、左右の足部Me等の治療したい箇所に当てて、着脱自在な面ファスナーを備えた布製のベルト45を巻き付けて拘束状態にすることによって、人体に取り付けられる。イオンパッド42及びベルト45の数は、少なくとも、6つであり、6つ以上の数であっても、6つ以下であっても構わない。なお、イオンパッド42を6つ以上に増設した場合は、増設した分のイオンパッド42を筋肉痛や具合の悪い箇所を治療するための専用のパッドにしてもよい。
導電性導子カバー42bは、導電性繊維から成る布を袋状に縫製して形成された導子収納袋であり、四角形の巾着袋のように形成されている。導電性導子カバー42bの開口部には、開口部から導子42aが落下するのを防止するベルト状部材が設けられている。
通電調整用導子カバー42cは、導子42aを収納した導電性導子カバー42bを収納する木綿等の非導電性繊維の布縫製した袋状のカバーである。この通電調整用導子カバー42cは、導電性導子カバー42bと同様な形状をしている。
<電位発生器>
図1に示すように、電位発生器43は、マイナスイオンを生成する装置であって、イオンパッド42に300〜600V程度(例えば、300V)の予め設定された電圧の電流を供給する装置である。各電位発生器43は、マイナスイオン用タイマ部43aと、出力調整部43bと、調整スイッチ部43cと、をそれぞれ備えている。電位発生器43は、例えば、市販の株式会社日本理工医学研究所製の「タカダイオン負電荷治療器TK−2211」から成る。電位発生器43は、一方側がマイナスイオンマット41及び各イオンパッド42に接続され、他方側が制御装置8を介して電源に接続されている。図1及び図2では電位発生器43の台数を1台に省略して記載しているが、電位発生器43は、6台のイオンパッド42の数と、1台のマイナスイオンマット41との数と、を加算して合計7台設けられて、1つのイオンパッド42及びマイナスイオンマット41に対して1台ずつ設けられている。
マイナスイオン用タイマ部43aは、マイナスイオン発生装置4を駆動させる時間を、患者Mに病状や、希望する時間に合わせて適宜に調整スイッチ部43cで調整できるようになっている。マイナスイオン用タイマ部43aの時間は、例えば、磁気用タイマ部81の時間と同じで、15分、30分、60分に設定されて、同時に始動して同時に停止される。なお、マイナスイオン用タイマ部43aは、マイナスイオンマット41及びイオンパッド42をそれぞれ適宜な時間に制御できるようにしてもよく、また、マイナスイオンマット41、イオンパッド42を磁気発生装置3の駆動時間よりも、5分〜6分程度長く駆動するように設定してもよい。
出力調整部43bは、電位発生器43の電圧を300〜600V程度の内の適宜な値に設定するための調整部位である。電圧は、通常、装置全体が300Vに一定に保たれている。そして、電圧は、患者Mの要望や病状等によって適宜な値に上げてもよい。
調整スイッチ部43cは、マイナスイオン用タイマ部43aの時間を調整したり、電源をON,OFFしたりするためのスイッチである。
≪患者が身に付ける衣類≫
図8に示すように、患者Mは、磁気マイナスイオン治療システム1で治療する際に、地肌側に非導電性衣類9Aを着けて、その上に導電性衣類9Bを身に着けて、全身を覆った状態で磁気マイナスイオン治療システム1によって治療する。
<非導電性衣類>
非導電性衣類9Aは、患者Mが磁気マイナスイオン治療システム1で治療する際に、地肌側に着ける衣類であり、木綿製等の一般的な非通電性の繊維の衣類から成る。非導電性衣類9Aは、患者Mの皮膚に対して隙間なく密着するように縫製されている。非導電性衣類9Aは、長袖下着9A1と、股引状下着9A2と、覆面9A3と、手袋9A4と、靴下9A5と、を備えて構成されている。非導電性衣類9Aは、非導電性の布を縫製して形成されて、患者Mの全身を覆うことにより、マイナスイオンマット41及びイオンパッド42から患者Mの体内に入る電流を低減させて、各患者Mの皮膚等に合ったマイナスイオンの強度に微調整するためのものである。このため、非導電性衣類9Aは、弱通電性の布から成るものであってもよい。
長袖下着9A1は、長袖の下着であって、袖が手首を完全に覆うように長く形成されている。
股引状下着9A2は、下端が足首を完全に覆うように長く形成された股引である。なお、股引状下着9A2の下には、木綿製等に一般的な繊維から成るパンツを着けてもよい。
覆面9A3は、患者Mの左右の目と、口とに合わせた開口9A3aをそれぞれ有して患者Mの顔を覆うと共に、患者Mの首、及び左右の肩を覆う肩宛部9A3bを有する覆面である。覆面9A3は、例えば、木綿製のタオル地の布で形成されている。覆面9A3の開口9A3aの大きさは、人の目や口と同程度の大きさか、あるいは、人の目や口の大きさよりも小さく形成したものでもよい。
患者Mの左右の手部Mdに被着させて手部Mdを覆う手袋9A4、及び、患者Mの左右の足部Meに被着させて覆う靴下9A5は、各指を入れる部分がそれぞれあるタイプものであっても、指をまとめて入れるようにしたタイプのものであっても、どちらでもよい。手袋9A4及び靴下9A5は、この手袋9A4及び靴下9A5内に挿入したイオンパッド42を患者Mの手部Mdや足部Meに固定するための手段として使用しもよい。この場合、ベルト45は、患者Mの手部Md及び足部Meに付着させたイオンパッド42が、位置ズレしたり、脱落したりするようなときに、パッド用保持部材として使用すればよく、必ず使用しなければならないものではない。
<導電性衣類>
図8に示すように、導電性衣類9Bは、患者Mが磁気マイナスイオン治療システム1で治療する際に、非導電性衣類9Aの上に身に付ける通電性の衣類である。導電性衣類9Bは、患者Mが被着した非導電性衣類9Aに対して隙間なく密着するように縫製されている。導電性衣類9Bは、導電性衣服9B1と、導電性覆面9B2と、導電性手袋9B3と、導電性靴下9B4と、から成る。導電性衣類9Bは、マイナスイオンマット41及びイオンパッド42から患者M側に流れる負電荷と、磁気発生装置3から発生した磁気と、を患者Mの体内に入り易くするという機能がある。このため、導電性衣服9B1は、フード9B1a付きの導電性衣服9B1と、導電性覆面9B2と、導電性手袋9B3と、導電性靴下9B4とによって患者Mの全身を覆うことによって、体全体にムラ無くマイナスイオンを浸透し易くしている。
導電性衣類9Bは、ポリエステル等の合成繊維と、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の導電性金属繊維と、から成る導電性の布を縫製して作られた衣類である。この他、導電性衣類9Bは、合成繊維に導電性の良好な金属や黒鉛を均一に分散させたもの、あるいは、有機物繊維の表面に金属を被覆したものあっても構わない。
導電性衣服9B1は、上衣と下衣が一体のつなぎから成り、非導電性の覆面9A3及び導電性覆面9B2を着けた患者Mの頭部Ma、及び首を覆うフード9B1aを有している。導電性衣服9B1は、長袖下着9A1及び股引状下着9A2と同様に、袖が手首を完全に覆うように長く形成されると共に、下端が足首を完全に覆うように長く形成されている。
なお、導電性衣服9B1は、少なくとも、上衣部分と下衣部分が連続した衣服であればよく、例えば、ガウンや浴衣状のものであってもよい。また、導電性衣服9B1は、具体例を挙げると、特殊導電糸で作った株式会社MCC製の「超制電クリーンスーツ(IEC(International Electrotechnical Commission)規格対応クリーンスーツ)」や、「マスク・フード一体型クリーンスーツ」であっても構わない。
導電性覆面9B2は、患者Mの頭部Ma、首及び肩部に被着させた非導電性の覆面9A3を覆う導電体であり、頭部Ma、首、及び肩部にマイナスイオンを浸透し易くしている。
導電性手袋9B3は、患者Mの左右の手部Mdに被着させた非導電性の手袋9A4を覆う導電体である。
導電性靴下9B4は、患者Mの左右の足部Meに被着させた非導電性の靴下9A5を覆う導電体である。
≪トンネル状構造物≫
図1に示すように、トンネル状構造物6は、治療台2の上に仰向けに寝た患者Mの全身を空間を介して覆う縦断面視して略逆U字状の半筒体から成り、患者Mの全身に対して正面(上)側からマイナスイオンを放射させる多数のトンネル設置磁気発生装置32を備えている。トンネル状構造物6は、治療台2の左右方向(幅方向)の端部に設けられたレール部23,24(図2及び図3参照)の上に、前後方向(長さ方向)に摺動自在に載置された複数のアーチ状分割体6aから成る。
<アーチ状分割体>
図7(a)に示すように、アーチ状分割体6aは、小型アーチ状構造物61,62,63,64と、小型アーチ状構造物61〜64よりも下端部の幅方向の長さが長く、上端部の高さよりも大きく形成された大型アーチ状構造物65と、から成る。アーチ状分割体6aは、例えば、4台の小型アーチ状構造物61〜64と、1台の大型アーチ状構造物65との合計5台から成る。大型アーチ状構造物65は、小型アーチ状構造物61〜64に対して、小型アーチ状構造物61〜64の外側を跨ぐことができる大きさに形成されて、治療台2の長さ方向に移動自在に配置されている。
なお、小型アーチ状構造物61〜64と大型アーチ状構造物65の数は、適宜変更しても構わない。アーチ状分割体6aは、磁気マイナスイオン治療システム1で治療する際には、図7(a)に示すように、小型アーチ状構造物61〜64と大型アーチ状構造物65とが重なり合わないように前後方向に並べた状態にして使用する。
図7(b)に示すように、アーチ状分割体6aは、小型アーチ状構造物61〜64、または、大型アーチ状構造物65を治療台2の前後方向(長さ方向)に移動させることによって、患者Mがトンネル状構造物6内に出入りする入口6bが形成される。患者Mは、治療する際に、入口6bからトンネル状構造物6内に入り込む、また、トンネル状構造物6内から出る場合、入口6bから出る。
<小型アーチ状構造物及び大型アーチ状構造物>
図5及び図6に示すように、小型アーチ状構造物61〜64及び大型アーチ状構造物65は、半円筒形状に形成された構造物本体6cと、構造物本体6cに適宜な間隔で複数形成された磁気発生装置収納部6dに収納されたトンネル設置磁気発生装置32と、各アーチ状分割体6aを覆うカバー部材6iと、を備えて構成されている。小型アーチ状構造物61〜64は、5つの磁気発生装置収納部6dにそれぞれ収納されたトンネル設置磁気発生装置32を有している。大型アーチ状構造物65は、7つの磁気発生装置収納部6dにそれぞれ収納されたトンネル設置磁気発生装置32を有している。
構造物本体6cは、複数のトンネル設置磁気発生装置32を前後方向から見てアーチ状に並べた状態に保持するための部材であり、例えば、木製の平板材を組み立てて成る。構造物本体6cは、トンネル設置磁気発生装置32を側面方向から支持する側板6eと、側板6eの下面側に設けられてトンネル設置磁気発生装置32を下側から支持する底板6fと、側板6eと底板6fとで形成された略溝形状の磁気発生装置収納部6d,6d間に介在された連結板6gと、をアーチ状に連続して設けて成る。構造物本体6cの外周面側及び内周面側は、カバー部材6iによって覆われている。
側板6eは、溝形状の磁気発生装置収納部6dの前側側壁、後側側壁、及び、左右(上下)の側壁を形成する板部材である。
底板6fは、左右(上下)の側板6eの下端部に固定された板部材である。底板6fの中央部には、前後方向に延設された長孔6hが形成されている。
連結板6gは、略逆U字状に形成された構造物本体6cの中心部から外側へ放射方向に向けて配置された側板6e,6e間に設置されて、磁気発生装置収納部6dを連結するように設けられた板部材である。
カバー部材6iは、構造物本体6cを覆う木綿等の非導電性の布製、または、樹脂製シートから成る。
≪中空体≫
図3及び図4に示すように、中空体7は、複数の頭部用磁気発生装置33を前後方向から見てアーチ状に並べた状態に保持するための部材であり、患者Mの頭部Maを挿入することが可能な大きさの容器形状の部材から成る。中空体7は、治療台2の長手方向の前端部(一端部)側に配置され、例えば、底付円筒形状(略バケツ形状)の樹脂製部材によって形成されている。中空体7は、例えば、6個の頭部用磁気発生装置33が取り付けられる外周面7aと、患者Mの頭部Maを入れるための開口部7bと、を有している。中空体7の前部には、適宜な空間を介して脳天用磁気発生装置34が配置されている。なお、中空体7内の患者Mの頭部Maの下には、タオル、あるいは、枕を介在させてもよい。
≪制御装置≫
図1に示す制御装置8は、磁気発生装置3の駆動時間を制御する磁気用タイマ部81と、磁気用タイマ部81の時間を調整したり、電源をON,OFFしたりするためのスイッチ部82と、スイッチ部82で設定したタイマ時間等と表示する表示部83と、表示部83や電位発生器43等の駆動を制御する制御部85と、を備えている。
磁気用タイマ部81は、各磁気発生装置3を駆動させる時間を、患者Mに病状や、希望する時間に合わせて適宜にスイッチ部82で調整できるようになっている。磁気用タイマ部81及び前記マイナスイオン用タイマ部43aは、5分〜15分単位等で、適宜な時間に設定可能になっている。磁気用タイマ部81の時間は、一般的に、15分〜60分程度に設定して使用される。なお、磁気用タイマ部81は、治療台設置磁気発生装置31、トンネル設置磁気発生装置32、頭部用磁気発生装置33、脳天用磁気発生装置34、及び、足部用磁気発生装置35をそれぞれ適宜な時間に制御できるようにしてもよく、また、磁気発生装置3全体を同時にスタートさせて適宜な同じ時間に停止するようになっている。
スイッチ部82は、磁気用タイマ部81の時間を設定させるタイマ時間設定スイッチと、磁気マイナスイオン治療システム1全体をON,OFFする電源スイッチと、磁気発生装置3及びマイナスイオン発生装置4を作動させるスタートスイッチと、を備えて成る。
表示部83は、例えば、スイッチ部82で設定した時間をデジタル表示する時間表示部と、マイナスイオンマット41やイオンパッド42に送る電圧を表示する電圧表示部と、を備えている。
制御部84は、磁気マイナスイオン治療システム1の各部を制御する部位であり、磁気とマイナスイオンとが同時に発生されるように、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4と制御する機能を有する。
≪作用≫
次に、各図を参照しながら本考案の実施形態に係る磁気マイナスイオン治療システムの作用を説明する。
まず、患者Mは、磁気マイナスイオン治療システム1で治療する前に、まず、図3に示す非通電性の長袖下着9A1と、股引状下着9A2等の下着と皮膚に密着した状態に被着し、その上に導電性衣服9B1を密着するように被着する。続いて、患者Mの頭部Ma、首、及び肩部に非導電性の覆面9A3を被せ、さらにその上に導電性覆面9B2を被せて頭部Ma、首、及び肩部を二重に覆って眼と口のみを露出させる。その頭部Maに導電性衣服9B1のフード91aを被せる。患者Mの左右の手部Mdには、非導電性の手袋9A4を被せ、さらにその上に導電性手袋9B3を被せる。患者Mの左右の足部Meには、非導電性の靴下9A5を被せ、さらにその上に導電性靴下93を被せる。このように患者Mは、眼と口以外は肌が露出しないように非導電性衣類9Aと導電性衣類9Bとで全身が覆われた状態になる。
次に、図7(b)に示すように、大型アーチ状構造物65を後方向、または、前方向に移動させてトンネル状構造物6に入口6bを形成する。患者Mは、その入口6bからトンネル状構造物6内に入り込み、図1及び図2に示すように、治療台2上のマイナスイオンマット41の上に仰向けの状態に寝て、頭部Maを中空体7内に入れ、足部Meを足部用磁気発生装置35の前側に置く。
この場合、磁気マイナスイオン治療システム1は、トンネル状構造物6が、小型アーチ状構造物61〜64と、大型アーチ状構造物65とから成る複数のアーチ状分割体6aによって構成されていることにより、患者Mの身長等に合わせて各アーチ状分割体6a(トンネル設置磁気発生装置32)の位置を長さ方向に移動させて調整することができる。
続いて、図8に示すように、各イオンパッド42の導子42aを、導電性導子カバー42b内に入れると共に、導電性導子カバー42bを、通電調整用導子カバー42c内に入れる。イオンパッド42を、導電性衣服9B1及び長袖下着9A1内の患者Mの臍等の周辺の胸部Mbと、丹田等の腹部Mcと、にそれぞれ被着させる。次に、イオンパッド42を、左右の手袋9A4及び導電性手袋9B3内にそれぞれ挿入させて掌等の手部Mdに当てる。また、イオンパッド42を、左右の導電性靴下9B4及び靴下9A5内にそれぞれ挿入させて足の裏等の足部Meにそれぞれ当てる。手部Md及び足部Meにそれぞれ被着させたイオンパッド42を、手部Md及び足部Meにベルト45で固定させる。これにより、磁気マイナスイオン治療システム1で患者Mを治療する前に行う準備工程である患者Mに身に付けさせる非導電性衣類9A及び導電性衣類9Bの被着工程と、患者Mに付けるイオンパッド42の取付工程と、が終了する。
なお、イオンパッド42は、患者Mの病状等に合わせて、所望とする治療したい箇所に取り付ければよく、図2に示す箇所に限定されるものではない。例えば、イオンパッド42が6個ある場合は、前記したように、6個あるいちの4個を左右の手部Mdと、左右の足部Meの4箇所に必ず取り付けて、残りの2個を胸部Mb及び腹部Mc等の患者Mの希望する箇所に取り付けことにより、効果的に治療を行うことができる。
次に、図1に示す制御装置8のスイッチ部82の電源スイッチをONにすると共に、磁気用タイマ部81及びマイナスイオン用タイマ部43aを操作して、磁気発生装置3及びマイナスイオン発生装置4の駆動時間を、患者Mの病状等に合わせた適切な時間や、患者M等の希望する時間(例えば、30分から60分程度)にセットする。
そして、スイッチ部82のスタートスイッチをONすると、磁気用タイマ部81及びマイナスイオン用タイマ部43aが同時に作動すると共に、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4が始動する。すると、磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気発生装置3から発生される磁気と、マイナスイオン発生装置4から発生されるマイナスイオンとが同時に発生し始める。
そして、治療台設置磁気発生装置31からは、患者Mの背面側全体に向けて磁気が発生される。トンネル設置磁気発生装置32からは、患者Mの正面側全体に磁気が発生される。頭部用磁気発生装置33からは、患者Mの頭部Maに向けて磁気が発生される。脳天用磁気発生装置34からは、患者Mの頭部Maの脳天に向けて磁気が発生される。足部用磁気発生装置35からは、患者Mの左右の足部Meの裏面に向けて磁気が発生される。このようにして、各磁気発生装置3は、患者Mの全身の下側、上側、左側及び右側の全周側から患者Mに向けて磁気が放出される。
これと同時に、制御装置8から電位発生器43に電流が供給されると、電位発生器43で生成されたマイナスイオンが、マイナスイオンマット41から患者Mの背面側の全身内に注入される。また、制御装置8から電位発生器43に電流が供給されると、電位発生器43で生成されたマイナスイオンが、各イオンパッド42から患者Mの胸部Mb、腹部Mc、左右の手部Md、及び、左右の足部Me内に注入される。
この場合、マイナスイオンマット41の上部には、適宜な枚数のマイナスイオン調整用敷部材53と、カバー用敷部材54とが敷設されていることによって、各患者Mに合ったマイナスイオンの強度に微調整することができる。また、各イオンパッド42は、各導子42aが導電性導子カバー42bと通電調整用導子カバー42cとで覆われているので、マイナスイオンの強度に微調整することができる。また、非導電性衣類9Aは、厚さ、枚数を変更したり、弱通電性の材質のものに変更したりすることによって、各患者Mに合ったマイナスイオンの強度に微調整することもできる。
マイナスイオン発生装置4は、患者Mの身体内にマイナスイオンを放出することによって、血液の血清中のグロブリンにマイナスイオンが作用すると、血液がマイナスイオン化されて、細胞を活性化させることができる。また、マイナスイオン発生装置4は、マイナスイオンを生体に与えることにより、血液中のpHを調整して、活性酸素によって酸性化された器官や組織の活性酸素を分解、消去する還元反応で、弱アルカリ性に是正させることができる。
このようなことからマイナスイオン発生装置4は、器官、臓器、骨髄、筋肉等の身体全体における組織の新陳代謝の改善、促進効果、老化及び病気の防止改善に効能作用がある。(文献名:「細胞活性がなかなか治らなかった病気を改善する!」、著者:寺沢充夫、発行所:株式会社ごま書房新社、発行日:2011年9月7日)
このように、磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気発生装置3によって発生される磁気と、マイナスイオン発生装置4によって発生されるマイナスイオンとを、同時に発生させて患者Mを治療することにより、相乗効果が発揮されるため、従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりも、さらに、治療効果を向上させて効くようにすることができる。
また、図1に示すように、磁気マイナスイオン治療システム1は、マイナスイオンマット41上に仰向け等の状態で寝た患者Mに対して、マイナスイオンマット41からマイナスイオンを与えると同時に、治療台設置磁気発生装置31から発生された磁気を与えている。このため、磁気マイナスイオン治療システム1は、マイナスイオンと磁気との相乗効果で、従来の磁気治療装置、及び、マイナスイオン治療装置よりもさらに効果がある治療を行うことができる。
また、磁気マイナスイオン治療システム1は、トンネル状構造物6が縦断面視して略逆U字形状に形成されていることにより、治療台2上の仰向け等の状態で寝た患者Mの全身を覆うように配置して、トンネル状構造物6に設けたトンネル設置磁気発生装置32によって、患者Mの全身に密度の高い磁気を放出して治療を行うことができる。
また、磁気マイナスイオン治療システム1は、治療台設置磁気発生装置31の上に仰向け等の状態で寝た患者Mが、頭部Maを中空体7の中に入れて頭部用磁気発生装置33を駆動させると共に、頭部Maの脳天側に配置された脳天用磁気発生装置34を駆動させることにより、頭部用磁気発生装置33と脳天用磁気発生装置34から発生された磁気が増幅されると共に、磁気の密度が濃くてムラがないため、効率よく患者Mの頭部Maを治療することができる。
また、磁気マイナスイオン治療システム1は、治療台2上に仰向け等の状態で寝た患者Mの足部Meが、足部Meの裏側にある足部用磁気発生装置35からの磁気と、足部Meに取り付けたイオンパッド42からのマイナスイオンと、足部Meの上方にあるトンネル設置磁気発生装置32からの磁気と、足部Meの下側にあるマイナスイオンマット41及び治療台設置磁気発生装置31からのマイナスイオン及び磁気と、による相乗効果によって、効率よく足部Meを治療することができる。
このように磁気マイナスイオン治療システム1は、磁気発生装置3と、マイナスイオン発生装置4と、から構成されている。磁気を発生させる磁気発生装置3は、治療台設置磁気発生装置31と、トンネル設置磁気発生装置32と、頭部用磁気発生装置33と、脳天用磁気発生装置34と、足部用磁気発生装置35と、から構成されて患者Mの周囲全体に配置されている。マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生装置4は、患者Mの頭部Ma、胸部Mb、腹部Mc、左右の手部Md、及び左右の足部Meに配置されたイオンパッド42と、患者Mの下面全体に敷設されたマイナスイオンマット41と、から構成されている。このため、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4とは、患者Mの略体全体に配置されているので、全身にムラ無く磁気とマイナスイオンとを高密度に与えることができるため、治療効果を向上させることができる。
この場合、治療台2に載る患者Mは、導電性衣服9B1、導電性覆面9B2、導電性手袋9B3、及び導電性靴下9B4を被着した状態で、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4とによる磁気とマイナスイオンとによる治療を受ける。導電性衣類9Bは、フード9B1aを有する導電性衣服9B1と、導電性覆面9B2と、導電性手袋9B3と、導電性靴下9B4とから成るので、患者Mの眼及び口以外の全身を覆っているため、マイナスイオン及び磁気が、患者Mの全身に注入されて吸収され易くなっている。このため、導電性衣類9Bは、マイナスイオンと磁気の人体への吸収性を向上させることができる。また、患者Mの頭部Maは、非導電性の覆面9A3と、導電性覆面9B2とで眼及び口以外の顔全体を適宜な導電性部材で覆っていることによって、美容効果もある。また、非導電性の覆面9A3、導電性覆面9B2、及びフード9B1aで患者Mの頭部Maを覆うことによって、髪の毛を覆っているため、髪の毛にも治療効果がある。
また、磁気マイナスイオン治療システム1を利用した治療方法は、磁気発生装置3とマイナスイオン発生装置4とが同時に始動して、予め設定した時間後に同時に停止するが、患者Mの病状や、患者Mの要望等により、磁気発生装置3の磁気と、マイナスイオン発生装置4のマイナスイオンとを同時に発生させてから、マイナスイオンの方を磁気よりも長時間(例えば、一般的な設定時間(60分)の一割(6分)程度)に亘って発生させてもよい。マイナスイオンの発生時間を磁気の発生時間よりも長くすることによって、治療効果を向上させることができる。特に、この治療方法は、酸化の激しい患者Mに有効である。
このようにして磁気マイナスイオン治療システム1で患者Mを治療することにより、次のような健康効果及び治療効果があることが確認されている。
磁気発生装置3に磁力によっては、血流血行促進、脳卒中の回復、心臓病の回復、糖尿病の回復、リウマチの回復、高血圧の回復、肺気腫の回復、自立神経失調症の改善、睡眠障害の改善があることが確認されている。
また、マイナスイオン発生装置4によっては、不眠症、頭痛、肩こり、便秘、筋肉痛、神経痛、脳軟化症、顔面神経麻痺、関節炎、白内障、脳梗塞後遺症、各種ガンの治癒、肺気腫等に効果があることが確認されている。
≪変形例≫
なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本考案はこれら改造及び変更された考案にも及ぶことは勿論である。
例えば、前記実施形態では、図1に示す中空体7の内部底面に直接患者Mの頭部Maを置く場合を例に挙げて説明したが、中空体7の内部下面に、不図示のタオルあるいは枕を配置してもよい。このようにすれば、タオルあるいは枕が、患者Mの頭部Maに対してクッション材となるため、長時間に亘って治療を行っても患者Mが頭部Maに違和感がなく、楽な姿勢で治療を受けることができる。
また、絶縁マット5とマイナスイオンマット41とは、前記実施形態では別体の場合を説明したが、接着剤等で接着するなどして一体化したものであってもよい。
また、絶縁マット5とマイナスイオンマット41とを一体にしたマット、あるいは、それぞれが別体のマットは、袋状のシーツやフラットシーツ等のシーツで覆ってもよい。
また、電位発生器43は、その一例として、6台のイオンパッド42と、1台のマイナスイオンマット41とにそれぞれ接続した7台から成る装置を説明したが、1台の電位発生器43でマイナスイオンマット41及び全部のイオンパッド42を制御できるようにしたものであってもよい。この場合は、マイナスイオンマット41及び複数のイオンパッド42を1台の電位発生器43に接続して、1台の電位発生器43からマイナスイオンマット41及び各イオンパッド42に所定電圧の電流が、予め設定した所定時間供給されるようにする。
また、イオンパッド42は、前記シーツを同じ生地の布を袋状に縫製して成るカバー部材で覆ってもよい。このようにすれば、イオンパッド42が患者Mの皮膚に直接触れるのを防止して、ピリピリ感が無い適度な感触にすることができる。
前記実施形態では、患者Mの顔に、左右の眼と口とを露出させる開口9A3aを有する覆面9A3及び導電性覆面9B2が被せて、眼及び口以外の全身を非導電性衣類9Aと、導電性衣類9Bとで覆う場合を説明したが、患者Mの全身を完全に覆ってもよい。
その場合、眼には、織目の大きい木綿製等の非導電性のガーゼを介在させて、織目の大きい導電性の繊維で縫製したアイマスクで両眼を覆う。
また、口及び鼻には、織目の大きい木綿製の等の非導電性のガーゼを介在させて、隙間なく織目の大きい導電性の繊維で縫製したマスクで覆う。マスクは、鼻及び口に隙間なく密着するように顔の形状にフィットしたものを使用する。
このように、眼、口及び鼻にも非導電性の繊維で縫製したガーゼを当てて、その上に導電性の繊維で縫製したアイマスク及びマスクで、隙間なく覆うことによって、患者Mの全身を漏れることなく非導電性衣類9Aと導電性衣類9Bとで密着した状態で隙間なく全身を覆うことができる。このため、マイナスイオン及び磁気をさらに身体内に入り易くすることができる。
特に、眼、口及び鼻を非導電性衣類9Aと導電性衣類9Bとで密着させた状態で覆ってマイナスイオン及び磁気を供給することにより、マイナスイオンが眼、口及び鼻にも入るため、眼、口、鼻及び気管支の病気や、皮膚の病気や、美容に対して効果がある治療を行うことができる。
また、図1及び図4に示す足部用磁気発生装置35を保持する足部用磁気発生装置支持部材27は、治療台2上に、前後方向に移動可能に設けてもよい。例えば、足部用磁気発生装置35は、ゴムロープや、樹脂製ばね等の弾性部材を足部用磁気発生装置支持部材27と枠板28との間に介在させることによって、前側に自動戻りするようにし、患者Mが足部Meで押圧すれば、身長に合わせて後側に位置をズラせるようにしてもよい。
また、足部用磁気発生装置35及び足部用磁気発生装置支持部材27は、ロープや紐を取り受けて、患者Mがロープや紐を引くことで、前方向(患者M側)に移動して位置調整できるようにしてもよい。
また、図1に示す構造物本体6c、基台22、仕切板22c(図3参照)、脳天用磁気発生装置支持部材26、及び、足部用磁気発生装置支持部材27は、非導電性の木材以外に、非導電性の合成樹脂によって形成したものであっても構わない。
また、トンネル状構造物6は、アーチ状分割体6aを上下方向に移動自在にしてもよい。
この場合、トンネル状構造物6は、例えば、アーチ状分割体6aをクレーン等の昇降装置で上下動させて治療台2上に載置する。
また、トンネル状構造物6は、アーチ状分割体6aの左右の一端部を中心としてアームのように回動自在にしたりするようにしてもよい。
この場合、トンネル状構造物6は、アーチ状分割体6aの左右方向の一端部に蝶番を設けて基台22に連結し、モータ駆動回動装置、油圧駆動回動装置等の自動駆動回動装置、あるいは、手動でアーチ状分割体6aが蝶番を中心として回動するようにする。
トンネル状構造物6は、このように昇降装置や自動駆動回動装置によって、アーチ状分割体6aが上昇したり、回動したりするようにすれば、移動したアーチ状分割体6aによって、患者Mがトンネル状構造物6内に出入りする入口を形成することができる。
また、トンネル状構造物6の各小型アーチ状構造物61〜65と大型アーチ状構造物65とは、一体にしてトンネル状構造物6を一台にしてもよい。特に、トンネル状構造物6は、昇降装置や、自動駆動回動装置を備えている場合、アーチ状分割体6aを一台にすれば、一度にアーチ状分割体6aを上昇または回動させることができる。
1 磁気マイナスイオン治療システム
2 治療台
3 磁気発生装置
4 マイナスイオン発生装置
6 トンネル状構造物
6a アーチ状分割体
6b 入口
7 中空体
7a 外周面
7b 開口部
8 制御装置
9 導電性衣類
23,24 レール部
27 足部用磁気発生装置支持部材
31 治療台設置磁気発生装置(磁気発生装置)
32 トンネル設置磁気発生装置(磁気発生装置)
33 頭部用磁気発生装置(磁気発生装置)
34 脳天用磁気発生装置(磁気発生装置)
35 足部用磁気発生装置(磁気発生装置)
41 マイナスイオンマット
42 イオンパッド
43 電位発生器
52 絶縁マット
61,62,63,64 小型アーチ状構造物
65 大型アーチ状構造物
81 磁気用タイマ部(タイマ)
82 マイナスイオン用タイマ部(タイマ)
M 患者
Ma 頭部
Me 足部

Claims (6)

  1. 磁気を発生する磁気発生装置(3)と、
    マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置(4)と、
    前記磁気発生装置(3)と前記マイナスイオン発生装置(4)とが載置された治療台(2)と、を備え、
    前記治療台(2)には、当該治療台(2)上に複数並設された前記磁気発生装置(31,3)と、
    前記磁気発生装置(31,3)上に敷設された絶縁性材料から成る絶縁マット(52)と、
    前記絶縁マット(5)上に敷設されて予め設定された電圧の電力を前記マイナスイオン発生装置(4)に供給することによって発生されたマイナスイオンを患者(M)の体内に注入させるためのマイナスイオンマット(41)と、が配置されていることを特徴とする磁気マイナスイオン治療システム。
  2. 前記治療台(2)の上には、アーチ状の構造物を複数直列に並べて構成されて、複数の前記磁気発生装置(32,3)が設けられたトンネル状構造物(6)が載置され、
    前記トンネル状構造物(6)は、前記治療台(2)の幅方向の端部に設けられたレール部(23,24)の上に、移動自在に載置された複数のアーチ状分割体(6a)から成ることを特徴とする請求項1に記載の磁気マイナスイオン治療システム。
  3. 前記複数のアーチ状分割体(6a)は、小型アーチ状構造物(61,62,63,64)と、
    前記小型アーチ状構造物(61〜64)の幅方向の長さ、及び、高さよりも大きく形成されて、前記小型アーチ状構造物(61〜64)の外側を前記治療台(2)移動自在に配置された大型アーチ状構造物(65)と、から成り、
    前記小型アーチ状構造物(61〜64)、または、前記大型アーチ状構造物(65)を移動させることによって、患者(M)が前記トンネル状構造物(6)内に入り込む入口(6b)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の磁気マイナスイオン治療システム。
  4. 前記治療台(2)の長手方向の一端部側には、前記患者(M)の頭部(Ma)を入れる開口部(7b)を有し、前記患者(M)の頭部(Ma)が挿入される中空体(7)と、
    前記中空体(7)の外周面(7a)に設けられた頭部用磁気発生装置(33)と、が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の磁気マイナスイオン治療システム。
  5. 前記治療台(2)の長手方向の他端部側には、前記患者(M)の足部(Me)に向けて磁気を発生するための足部用磁気発生装置(35)と、
    前記前記治療台(2)の長手方向の他端部に立設されて前記足部用磁気発生装置(35)を保持する足部用磁気発生装置支持部材(27)と、が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の磁気マイナスイオン治療システム。
  6. 前記マイナスイオン発生装置(4)は、マイナスイオンを患者(M)の体内の複数箇所に注入させる複数のイオンパッド(42)と、
    前記複数のイオンパッド(42)に接続されてマイナスイオンを発生させる電位発生器(43)と、を備えて構成されている請求項1に記載の磁気マイナスイオン治療システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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