JP6570008B2 - 薬剤分包機 - Google Patents
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Description
各ユニットのうち、包装装置は、二つ折りの長尺の分包紙を長手方向に送りながら区分するとともに各区画室に薬剤を投入して封止するものであり、分包紙の区画室に薬剤を送り込むための投入ホッパを具備していて、上方の他ユニットから下方へ放出されて来た薬剤を投入ホッパに受け入れるようになっているので、筐体内の下部に配設されている。
また、多数の錠剤フィーダや上部錠剤収集機構を搭載した錠剤フィーダ格納庫を複数装備した錠剤フィーダ格納部も、錠剤フィーダへの錠剤補充作業や上部錠剤収集機構の錠剤落下経路の清掃作業などの容易化のために、錠剤フィーダ格納庫を個々に錠剤フィーダ格納部から前方へ引き出せるようになっている(例えば特許文献3参照)。
ところが、蓋開閉式では奥側が見づらいことやクリーナ等を差し込みづらいことから、作業性の向上を重視する見方が強まるにつれて、包装装置に加えて散薬分配分割装置も前方へ引き出せるようにすることへの要請が高まってきた。
そのため、引き方や引く部位によっては、散薬分配分割装置の棚板に大きな捻れの力が掛かかってしまうことがありうるので、棚板の穴前後帯状部の剛性に十分な余裕が無いと、棚板に不所望な歪みや変形が生じかねない。
そこで、ロック中の散薬分配分割装置を引き出そうとしても散薬分配分割装置の棚板等が変形し難い薬剤分包機を実現することが技術的な課題となる。
投入ホッパに投入された散薬を分包紙にて分包する包装装置と、散薬を分包単位で分割して前記投入ホッパに投入する散薬分配分割装置と、前記包装装置を前方へ引出可能な状態で収納するとともに前記散薬分配分割装置を前記包装装置の上方に収納する筐体とを備えた薬剤分包機において、前記散薬分配分割装置が前記筐体から前方へ引き出せるようになっており、前記散薬分配分割装置の下面に付設された補強部材が正面視で前記投入ホッパの上方に位置することある部分の外にだけ且つ左右いずれにも配置されており、前記包装装置と前記散薬分配分割装置との同時引出を阻止する機械式のロック機構が設けられていることを特徴とする。
前記ロック機構が複数設けられるとともに正面視で前記投入ホッパの左方位置と右方位置との何れにも配置されていることを特徴とする。
したがって、この発明によれば、ロック中の散薬分配分割装置を引き出そうとしても散薬分配分割装置が変形し難い薬剤分包機を実現することができる。
したがって、この発明によれば、ロック中の散薬分配分割装置を引き出そうとしても散薬分配分割装置が変形し難い薬剤分包機を実現することができる。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1(出願当初の請求項1)を具現化したものであり、図4〜5に示した実施例2は、上述した解決手段2(出願当初の請求項2)をも具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
図1は、(a)が薬剤分包機10全体の正面図と右側面図、(b)が筐体13から包装装置15を引き出した状態の薬剤分包機10全体の平面図と右側面図、(c)が筐体13から散薬分配分割装置20を引き出した状態の薬剤分包機10全体の平面図と右側面図である。
しかも、ロック解除部材29の下方では、包装装置15の後端部にも、同様の係合穴15aとロック解除部材15bが設けられている(図3(c),(d)参照)。
ロック機構30は、散薬分配分割装置20の係合穴27及びロック解除部材29と包装装置15の係合穴15a及びロック解除部材15bとの組に対応した部位に一つずつ装備されるものであり、本例では係合穴27等の組が一組なので一個だけ設けられている。
ロック機構30は、包装装置15と散薬分配分割装置20とが筐体13から同時に引き出されるのを阻止するためのものであり、機械式の簡素な構造のものが採用されている。
筐体13に散薬分配分割装置20も包装装置15も押し込み収納した状態では(図1(a)参照)、各ユニット11,15,20の重心が平面視で総て筐体13の中に在るので、薬剤分包機10は安定しており、前倒などのおそれが無い。しかも、このときのロック機構30では、片割れ部分32,32が何れもロック解除状態になっているので(図3(c)参照)、包装装置15も散薬分配分割装置20も引き出すことができる。
そのため、作業者は、安心して作業することができるうえ、散薬分配分割装置20に係る散薬投入作業や清掃作業などを、引き出した状態で行えるので、容易かつ的確に行う行うことができる。
この薬剤分包機50の構造は、散薬分配分割装置40の棚板41の下面に装備された補強部材22bの高さを、包装装置15の部材構成や部品配置との関係で、上述した棚板下面の補強部材22aほど高くすることができないことから、棚板41の剛性を高め難い、といった状況でも実用化可能なものであり、棚板41の不所望な変形を防止するために、棚板41に対するロック機構30の引張力を分散するようになっている。
このように正面視で投入ホッパ16に位置を基準としたときの左方位置と右方位置とに分離配設されている棚板下面の補強部材22b,22bと、前板28など他の補強部材22,22とを併用しても、棚板41の剛性は棚板21に比べて少し低めになっている。
なお、繰り返しとなる煩雑な説明や図示は割愛するが、包装装置15における対応箇所それぞれにも、係合穴15a及びロック解除部材15bの組が設けられている。
また、本発明の薬剤分包機は、錠剤用ユニット11の無い散薬分包機10,50にも適用することができる。
11…錠剤用ユニット、12…操作表示ユニット、13…筐体、
14…クリーナーホース、15…包装装置、15a…係合穴、
15b…ロック解除部材(原動節)、16…投入ホッパ、17,18…引出部材、
20…散薬分配分割装置、
21…棚板(基板)、22…補強部材、22a,22b…棚板下面の補強部材、
23…穴前後帯状部下面(棚板下面のうち投入ホッパ上方に位置することある部分)、
23a…前側部分、23b…後背側部分、24…環状テーブル、25…散薬通過用穴、
26…錠剤ホッパ、27…係合穴、28…前板、29…ロック解除部材(原動節)、
30…ロック機構、
31…固定部、32…片割れ部分、33…掛止部、
34…揺動部材(従動節)、35…支点部、36…付勢部材、
40…散薬分配分割装置、41…棚板(基板)、50…薬剤分包機
Claims (2)
- 投入ホッパに投入された散薬を分包紙にて分包する包装装置と、散薬を分包単位で分割して前記投入ホッパに投入する散薬分配分割装置と、前記包装装置を前方へ引出可能な状態で収納するとともに前記散薬分配分割装置を前記包装装置の上方に収納する筐体とを備えた薬剤分包機において、前記散薬分配分割装置が前記筐体から前方へ引き出せるようになっており、前記散薬分配分割装置の下面に付設された補強部材が前記散薬分配分割装置のうち正面視で前記投入ホッパの上方に位置することがある帯状部の外にだけ配置されており、前記包装装置と前記散薬分配分割装置との同時引出を阻止する機械式のロック機構が設けられていることを特徴とする薬剤分包機。
- 前記ロック機構が複数設けられるとともに正面視で前記投入ホッパの左方位置と右方位置との何れにも配置されていることを特徴とする請求項1記載の薬剤分包機。
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JP2016080498A JP6570008B2 (ja) | 2016-04-13 | 2016-04-13 | 薬剤分包機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016080498A JP6570008B2 (ja) | 2016-04-13 | 2016-04-13 | 薬剤分包機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017189385A JP2017189385A (ja) | 2017-10-19 |
JP6570008B2 true JP6570008B2 (ja) | 2019-09-04 |
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ID=60085535
Family Applications (1)
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JP2016080498A Active JP6570008B2 (ja) | 2016-04-13 | 2016-04-13 | 薬剤分包機 |
Country Status (1)
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2016
- 2016-04-13 JP JP2016080498A patent/JP6570008B2/ja active Active
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