JP6569546B2 - 表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラム - Google Patents

表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラムに関する。
従来、画面を表示するとともに、表示面上にユーザの指やペンなどが接触したことに応じて、表示面上でユーザが接触した位置の指定を受け付けるタッチパネルがある。タッチパネルは、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波方式、光学方式、または、電磁誘導方式などを用いて、表示面上にユーザの指やペンなどが接触したことを検出する。
関連する先行技術としては、例えば、入力部上の基準設定操作の位置よりも、入力部の外周側に基準位置を設定し、表示部上の位置を選択するための選択指標の表示位置を、基準位置と位置指定操作の位置とに応じて設定するものがある。また、例えば、所定の基準点と、ペンあるいはタッチパネルにより指示された位置とに基づき、ペンあるいはタッチパネルが指示する仮想的な指示位置の座標を算出し、算出された仮想的な指示位置の座標を出力する技術がある。
特開2014−153948号公報 特開2004−78323号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザがタッチパネル上の所望する位置を指定することが難しい場合がある。例えば、ユーザは、タッチパネルを保持したままでは、保持した手の指が届かないタッチパネル上の位置を指定することができない場合がある。また、例えば、タッチパネル上の基準位置からユーザが接触した位置までの距離に所定の倍率をかけた距離の分、接触した位置よりも基準位置から離れた位置を指定された位置にする場合、倍率が固定であり所望する位置を指定することが難しい場合がある。
1つの側面では、本発明は、タッチパネルの操作性の向上を図ることができる表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、タッチパネル上で接触された位置を検出し、検出した前記傾き、検出した前記接触された位置、および、前記タッチパネル上の基準位置から前記接触された位置までの距離に基づいて、前記タッチパネル上の検出した前記接触された位置とは異なる位置を指定する表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、タッチパネルの操作性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、表示装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、位置管理テーブル300の記憶内容の一例を示す説明図である。 図4は、係数管理テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、接触管理テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、モード管理テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、表示装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図8は、表示装置100が位置を指定する一例を示す説明図である。 図9は、表示装置100が位置を指定する他の例を示す説明図である。 図10は、表示装置100において指定する位置を変化させる一例を示す説明図である。 図11は、表示装置100において指定する位置を変化させる他の例を示す説明図である。 図12は、表示装置100に対するユーザの操作入力の一例を示す説明図である。 図13は、ユーザが所望する位置を指定する一例を示す説明図(その1)である。 図14は、ユーザが所望する位置を指定する一例を示す説明図(その2)である。 図15は、ユーザが所望する位置を指定する一例を示す説明図(その3)である。 図16は、指定処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図17は、指定処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に、図面を参照して、本発明にかかる表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる表示制御方法の一実施例を示す説明図である。表示装置100は、タッチパネル110を有し、タッチパネル110に対するユーザの操作入力を支援するコンピュータである。表示装置100は、具体的には、スマートフォンやタブレット端末などである。タッチパネル110は、画面を表示し、タッチパネル110上にユーザの指やペンなどが接触したことに応じて、タッチパネル110上で接触した位置の指定を受け付ける入出力装置である。
ここで、近年、視認性の向上や表示可能な情報量の増加のために、端末装置が有するタッチパネル110の表示面を大きくすることが望まれることがある。しかしながら、表示面が大きくなるほど、端末装置のユーザがタッチパネル110上の所望する位置を指定することが難しくなる傾向がある。例えば、端末装置がタブレット端末であり、ユーザがタブレット端末を両手で保持している場合、タッチパネル110の中央付近までは両手の指が届かず、タッチパネル110の中央付近を指定することができない。また、例えば、ユーザが、タッチパネル110の中央付近を指定するために片手を端末装置から離すと、端末装置を落としてしまい端末装置が壊れる可能性がある。
また、ユーザは、端末装置を片手で操作することを望むことがある。例えば、ユーザは、電車において、一方の手で吊革につかまり、他方の手で端末装置を保持しながら、端末装置を保持した手で端末装置を操作することがある。しかしながら、ユーザが端末装置を片手で操作すると、タッチパネル110上の所望する位置を指定することが難しくなる傾向がある。例えば、ユーザは、端末装置を保持した手の指が届くタッチパネル110上の範囲に限界があり、端末装置を保持した手の指が届かないタッチパネル110上の位置を指定することができない。
また、従来の端末装置において、タッチパネル110上の基準位置からユーザが接触した位置までの距離に所定の倍率をかけた距離の分、接触した位置よりも基準位置から離れた位置にカーソルを表示し、カーソルの位置を指定されたと受け付ける場合が考えられる。しかしながら、この場合では、基準位置から接触された位置までの距離にかける倍率が固定されており、ユーザがタッチパネル110上の所望する位置を指定することが難しい場合がある。
具体的には、タッチパネル110全域を指定可能な倍率を設定すると倍率が大きな値になる傾向があり、ユーザの指が接触する位置が比較的小さく変化しても、カーソルが表示される位置が比較的大きく変化してしまうことがある。このため、ユーザは、大まかにタッチパネル110の外周以外の所望する位置付近にカーソルを表示させようとすると、指が接触する位置を細かく調整しなくてはならず、所望する位置付近にカーソルを表示させることが難しい。また、ユーザは、カーソルが表示された後、カーソルを所望する位置に移動させようとすると、指が接触する位置を比較的小さく変化させてもカーソルが表示される位置が比較的大きく変化してしまい、所望する位置を指定することが難しい。
また、具体的には、ユーザは、タッチパネル110全域を指定するために、指を深く曲げた状態から、指を伸ばしきった状態まで変化させて、基準位置から接触する位置までの距離を変化させなければならないことがある。このため、ユーザは、指を深く曲げた状態で接触する位置を細かく調整し、または、指を伸ばしきった状態で接触する位置を細かく調整しなければならない場合があり、所望する位置を指定することが難しい。
また、具体的には、ユーザは、指を深く曲げた状態では指の先端で接触する傾向にあり、指を伸ばしきった状態では指の腹で接触する傾向にある。このため、ユーザは、指を深く曲げた状態と伸ばしきった状態とで、異なる感覚で操作しなければならない場合がある。より具体的には、例えば、静電容量方式のタッチパネル110は、ユーザの指の先端が接触した場合には指の先端が接触した位置の指定を受け付け、ユーザの指の腹が接触した場合には指の腹の中心部分が接触した位置の指定を受け付ける。これにより、ユーザは、異なる感覚で操作することになる。
また、具体的には、ユーザごとに指の長さが異なるため、様々なユーザの中にはタッチパネル110上の所望する位置を指定しづらいユーザがいる可能性がある。より具体的には、指が比較的長いユーザに合わせて所定の倍率が設定されると、指が比較的短いユーザはタッチパネル110の端を指定することができない場合がある。
また、従来の端末装置において、タッチパネル110の表示内容を縮小して、ユーザの持ち手側に寄せて表示し直してから、ユーザが接触したタッチパネル110上の位置の指定を受け付ける場合が考えられる。しかしながら、この場合では、表示内容が縮小されるため、視認性が悪化する可能性があり、ユーザが指定したい範囲も小さくなりユーザが所望する位置を指定することが難しい場合がある。
そこで、本実施の形態では、タッチパネル110上の位置を指定する際に、タッチパネル110上のユーザが接触する位置に加え、表示装置100の傾きに基づくことにより、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる表示制御方法について説明する。
図1の例では、表示装置100は、自装置の傾きθを検出する。表示装置100は、例えば、加速度センサや角速度センサなどを用いて、水平面に対する自装置の傾きθを検出する。次に、表示装置100は、タッチパネル110上で接触された位置Bを検出する。表示装置100は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波方式、光学方式、または、電磁誘導方式などを用いて、タッチパネル110上でユーザの指やペンが接触した位置Bを検出する。以下の説明では、タッチパネル110上でユーザの指やペンなどが接触した位置を「接触位置」と表記する場合がある。
そして、表示装置100は、検出した傾きθ、接触位置B、および、タッチパネル110上の基準位置Aから接触位置Bまでの距離βに基づいて、タッチパネル110上の検出した接触位置Bとは異なる位置Cを指定する。以下の説明では、基準位置Aから接触位置Bまでの距離βを「基準距離β」と表記する場合がある。
基準位置Aとは、位置Cを指定する際の基準となる位置である。基準位置Aは、例えば、ユーザの操作入力に応じて可変の位置である。基準位置Aは、具体的には、ユーザがタッチパネル110に連続して接触した場合には、連続して接触した複数の位置のうち最初の接触位置Bである。基準距離βは、具体的には、基準位置Aから連続して接触した複数の位置のうち最新の接触位置Bまでの距離である。
また、基準位置Aは、例えば、予め設定された固定の位置であってもよい。基準位置Aは、具体的には、タッチパネル110の外周上の位置のうちユーザの持ち手側の位置である。基準位置Aは、具体的には、タッチパネル110の外周上の位置のうちユーザの持ち手から反対側の位置であってもよい。
表示装置100は、具体的には、ユーザの最初の接触位置Bを基準位置Aとして採用した場合では、傾きθに応じた1以上の係数を基準距離βにかけた距離分、接触位置Bよりも基準位置Aから離れたタッチパネル110上の位置Cを指定する。また、表示装置100は、具体的には、ユーザの持ち手側の位置を基準位置Aとして採用した場合では、傾きθに応じた1以上の係数を基準距離βにかけた距離分、接触位置Bよりも基準位置Aから離れたタッチパネル110上の位置Cを指定する。
また、表示装置100は、具体的には、ユーザの持ち手から反対側の位置を基準位置Aとして採用した場合では、傾きθに応じた1以下の係数を基準距離βにかけた距離分、接触位置Bよりも基準位置Aに近いタッチパネル110上の位置を指定する。以下の説明では、指定した位置を「指定位置C」と表記する場合がある。
さらに、表示装置100は、指定位置Cにカーソルを表示する。図1の例では、カーソルは、点線の丸印である。カーソルは、矢印マークであってもよい。カーソルは、基準位置Aから指定位置Cまで伸びる矢印マークであってもよい。そして、表示装置100は、カーソルを表示した後にタッチパネル110上で所定の操作がされたことに応じて、カーソルを表示した指定位置Cについての操作入力を受け付ける。表示装置100は、例えば、ユーザがタッチパネル110への接触を一旦やめてから規定時間以内にタッチパネル110をタップしたことに応じて、カーソルを表示した指定位置Cがタップされたとする操作入力を受け付ける。
また、表示装置100は、ユーザがタッチパネル110に接触し、接触位置Bとは異なる位置Cを指定した時点で、カーソルを表示せずに指定位置Cについての操作入力を受け付けてもよい。表示装置100は、例えば、ユーザがタッチパネル110に接触し、接触位置Bとは異なる位置Cを指定した時点で、指定位置Cがタップされたとする操作入力を受け付けてもよい。
これによれば、表示装置100は、位置を指定する際に用いるパラメータとして、接触位置に対応する基準距離に加えて自装置の傾きを用いることができ、ユーザが調整可能なパラメータの種類を増やすことができる。これにより、表示装置100は、ユーザが所望する位置を指定しやすくして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
ユーザは、具体的には、表示装置100を両手で保持する場合に、タッチパネル110の中央付近まで両手の指が届かなくても、タッチパネル110の中央付近の位置を指定することができる。このため、ユーザは、タッチパネル110の中央付近を指定するために片手を端末装置から離さなくてもよく、端末装置を落とす可能性を低減し、表示装置100が壊れる可能性を低減することができる。
また、ユーザは、表示装置100を片手で保持し、表示装置100を保持した手で操作する場合であっても、表示装置100を保持した手の指が届かないタッチパネル110上の位置を指定することができる。このため、表示装置100は、ユーザが片手であっても所望する位置を指定しやすくして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、ユーザは、タッチパネル110の外周以外の所望する位置付近を指定しようとした場合、表示装置100の傾きを調整すれば指の接触位置を細かく調整しなくてもよくなる。このため、ユーザは、例えば、タッチパネル110の外周以外の所望する位置付近にカーソルを大まかに移動させやすくなる。また、ユーザは、指定位置を細かく変化させようとした場合、表示装置100の傾きを調整し、指の接触位置を比較的小さく変化させても指定位置が比較的大きく変化してしまうことを抑制することができる。
また、ユーザは、タッチパネル110全域を指定しようとした場合、表示装置100の傾きを調整すれば、指を深く曲げた状態から指を伸ばしきった状態まで変化させなくてもよくなる。このため、ユーザは、指を深く曲げた状態で接触位置を調整しなくてもよく、指を伸ばしきった状態で接触位置を調整しなくてもよく、指にかかる負担が少ない状態で接触位置を調整することができる。また、ユーザは、指を深く曲げた状態と伸ばしきった状態とで操作しなくてもよく、タッチパネル110全域のいずれを指定する場合でも同様の感覚で操作することができる。
また、ユーザは、自分の指の長さに応じて、表示装置100の傾きを調整することができ、タッチパネル110上の所望する位置を指定しやすくなる。このため、表示装置100は、様々な指の長さのユーザが用いても、表示装置100の操作性の向上を図ることができる。また、表示装置100は、タッチパネル110の表示内容を縮小しなくてもよく、視認性の悪化を防止し、ユーザが所望する位置を指定しやすくすることができる。
ここでは、表示装置100が、接触位置以外を指定する場合について説明したが、これに限らない。例えば、表示装置100は、接触位置以外を指定する場合のほか、接触位置を指定する場合があってもよい。具体的には、表示装置100は、接触位置以外を指定するモードと、接触位置を指定するモードとに遷移することができてもよい。以下の説明では、表示装置100が接触位置を指定するモードを「通常モード」と表記する場合がある。また、以下の説明では、表示装置100が接触位置以外を指定するモードを「延長モード」と表記する場合がある。
(表示装置100のハードウェア構成例)
次に、図2を用いて、図1に示した表示装置100のハードウェア構成例について説明する。
図2は、表示装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、表示装置100は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、通信部203と、入出力装置204と、オーディオ入出力装置205と、センサ206とを有する。各構成部は、例えば、バス(不図示)によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU201は、表示装置100の全体の制御を司る。メモリ202は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU201のワークエリアとして使用される。メモリ202に記憶されるプログラムは、CPU201にロードされることで、コーディングされている処理をCPU201に実行させる。メモリ202は、図3〜図6に後述する各種テーブルを記憶する。
通信部203は、3G(3rd Generation)用、LTE(Long Term Evolution)用、または4G(4th Generation)用のアンテナを有し、3G/LTE/4G通信を行い、基地局との間でデータの送受信を行う。通信部203は、3G/LTE/4G通信によって送受信されたデータを、CPU201に対して入出力する。通信部203は、例えば、CPU201によって制御される。
入出力装置204は、タッチパネル110を有し、データの入出力を行う。タッチパネル110は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示するディスプレイを有する。ディスプレイは、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどである。タッチパネル110は、ディスプレイ上、または、ディスプレイ外周部に設けられ、タッチパネル110上のユーザの接触位置を検出する検出装置を有する。検出装置は、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波方式、光学方式、または、電磁誘導方式などを用いて、接触位置を検出する。入出力装置204は、タッチパネル110のほか、例えば、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーパッドを有してもよい。入出力装置204は、タッチパネル110のほか、例えば、キーボードやマウスなどを有してもよい。
オーディオ入出力装置205は、通話時の音声の入出力、アラームや着信音などの出力を行う。オーディオ入出力装置205は、例えば、CODECを含む。CODECは、例えば、アナログ信号をPCM(Pulse Code Modulation)によりディジタル信号に変換する。センサ206は、加速度センサや角速度センサであり、表示装置100の水平面に対する傾きを検出し、検出した傾きを示すデータをCPU201に対して出力する。表示装置100は、上述した構成部のほか、例えば、インタフェース、ディスクドライブ、ディスク、SSD(Solid State Drive)、半導体メモリ、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(各種テーブルの記憶内容)
次に、図3〜図6を用いて、表示装置100が記憶する各種テーブルの記憶内容の一例について説明する。各種テーブルは、例えば、図2に示した表示装置100のメモリ202により実現される。
〈位置管理テーブル300の記憶内容〉
図3は、位置管理テーブル300の記憶内容の一例を示す説明図である。図3に示すように、位置管理テーブル300は、基準位置(XA、YA)と、接触位置(Xnow、Ynow)と、指定位置(Xo、Yo)とのフィールドを有する。位置管理テーブル300は、タッチパネル110に接触されるごとに各フィールドが情報を設定されることにより、位置管理情報を記憶する。
基準位置(XA、YA)とは、表示装置100が位置を指定する際に基準として用いるタッチパネル110上の位置である。XAは、タッチパネル110上の基準位置の座標のうちX座標の値である。YAは、タッチパネル110上の基準位置の座標のうちY座標の値である。基準位置(XA、YA)は、ユーザの操作入力に応じて設定される可変の位置である。基準位置は、例えば、予め設定された固定の位置であってもよい。
接触位置(Xnow、Ynow)とは、表示装置100が検出したタッチパネル110上のユーザが接触した位置である。Xnowは、タッチパネル110上のユーザが接触した位置の座標のうちX座標の値である。Ynowは、タッチパネル110上のユーザが接触した位置の座標のうちY座標の値である。指定位置(Xo、Yo)とは、表示装置100が指定した位置である。Xoは、タッチパネル110上の指定した位置の座標のうちX座標の値である。Yoは、タッチパネル110上の指定した位置の座標のうちY座標の値である。
〈係数管理テーブル400の記憶内容〉
図4は、係数管理テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、係数管理テーブル400は、傾きθと、傾き係数Tiltと、長さ係数Nとのフィールドを有する。係数管理テーブル400は、表示装置100の傾きが検出されるごとに各フィールドに情報が設定されることにより、係数管理情報を記憶する。
傾きθとは、水平面に対する表示装置100の傾きである。傾き係数Tiltとは、傾きθに基づいて得られる係数である。傾き係数Tiltは、表示装置100が位置(Xo、Yo)を指定する際に用いられる係数である。長さ係数Nは、表示装置100が位置(Xo、Yo)を指定する際に用いられる係数である。
〈接触管理テーブル500の記憶内容〉
図5は、接触管理テーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5に示すように、接触管理テーブル500は、最新圧力値Pnowと、選択用閾値Psと、モードイン閾値Pinとのフィールドを有する。接触管理テーブル500は、タッチパネル110に接触されるごとに各フィールドに情報が設定されることにより、接触管理情報を記憶する。
最新圧力値Pnowとは、タッチパネル110上に接触されたときに表示装置100が検出した、タッチパネル110を押下する圧力である。最新圧力値Pnowの単位は、N(Newton)である。選択用閾値Psとは、最新圧力値Pnowと比較されることにより、表示装置100が指定位置(Xo、Yo)を選択するトリガに用いられる圧力値である。モードイン閾値Pinとは、最新圧力値Pnowと比較されることにより、表示装置100が延長モードに遷移するトリガに用いられる圧力値である。
〈モード管理テーブル600の記憶内容〉
図6は、モード管理テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6に示すように、モード管理テーブル600は、モード切替フラグMFlgと、タップ準備フラグTFlgとのフィールドを有する。モード管理テーブル600は、モードが変更されるごとに各フィールドに情報が設定されることにより、モード管理情報を記憶する。
モード切替フラグMFlgとは、表示装置100が通常モードであるか、または、延長モードであるかを示すフラグである。モード切替フラグMFlgは、1であれば延長モードであることを示し、0であれば通常モードであることを示す。タップ準備フラグTFlgとは、表示装置100がタップ操作入力を受け付けるモードであるか否かを示すフラグである。タップ準備フラグTFlgは、1であればタップ操作入力を受け付けるモードであることを示し、0であればタップ操作入力を受け付けるモードではないことを示す。
(表示装置100の機能的構成例)
次に、図7を用いて、表示装置100の機能的構成例について説明する。
図7は、表示装置100の機能的構成例を示すブロック図である。表示装置100は、接触検出部701と、切替部702と、傾き検出部703と、指定部704と、出力部705と、処理部706とを含む。
接触検出部701〜処理部706は、制御部となる機能であり、例えば、図2に示したメモリ202に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、通信部203により、または、入出力装置204により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、図2に示したメモリ202などの記憶領域に記憶される。
接触検出部701は、タッチパネル110上で接触された位置を検出する。接触された位置は、例えば、上述した接触位置であり、ユーザの指やペンなどが接触した位置である。接触検出部701は、例えば、タッチパネル110上にユーザの指やペンなどが接触した際に、接触位置(Xnow、Ynow)を検出する。これにより、接触検出部701は、指定部704が位置を指定する際に用いられるパラメータとなる接触位置を検出して、指定部704に出力することができる。
切替部702は、所定の操作入力に応じて、タッチパネル110上で接触された位置とは異なる位置を指定する第1の状態に遷移する。第1の状態は、上述した延長モードである。切替部702は、例えば、タッチパネル110が所定の圧力以上で押下されたことに応じて、表示装置100を通常モードから延長モードに遷移させる。
切替部702は、タッチパネル110上で接触された位置とは異なる位置を指定する状態に遷移した後に、所定の操作入力を受け付けたことに応じて、タッチパネル110上で接触された位置を指定する第2の状態に遷移する。所定の操作入力は、例えば、ユーザがタッチパネル110への接触をやめたことを示す操作入力である。第2の状態は、上述した通常モードである。切替部702は、ユーザがタッチパネル110上への接触をやめたことに応じて、表示装置100を延長モードから通常モードに遷移させる。これにより、切替部702は、通常モードと延長モードとを使い分けることができる。
〈延長モードにおける動作例〉
ここで、表示装置100の延長モードにおける動作例について説明する。表示装置100の延長モードにおける動作例は、傾き検出部703と、指定部704と、出力部705と、処理部706とによって実現される。
傾き検出部703は、自装置の傾きを検出する。傾き検出部703は、センサ206を用いて、水平面に対する自装置の傾きθを検出する。これにより、傾き検出部703は、位置を指定する際に用いられるパラメータとなる自装置の傾きを検出して、指定部704に出力することができる。
指定部704は、タッチパネル110上の基準位置から接触検出部701が検出した接触された位置までの距離を算出する。基準位置から接触位置までの距離は、例えば、基準位置から接触位置までのユークリッド距離である。基準位置から接触位置までの距離は、例えば、基準位置を原点とした場合の接触位置の座標値であって、各座標軸上での距離であってもよい。
指定部704は、例えば、タッチパネル110上で連続して接触された複数の位置のうち先頭の位置を基準位置に設定し、設定した基準位置から複数の位置のうち末尾の位置までの距離を算出する。連続した接触とは、例えば、ユーザがタッチパネル110から指を離さずに指をスライドさせたことである。連続した接触とは、ユーザの指がタッチパネル110に複数回接触し、それぞれの接触の時間間隔が所定時間以下であることであってもよい。
指定部704は、具体的には、タッチパネル110上に接触したユーザの指がスライドした場合に、スライド中の最初の接触位置から、スライド中の最新の接触位置までの距離を算出する。これにより、指定部704は、位置を指定する際に用いるパラメータとなる距離を算出することができる。
次に、指定部704は、傾き検出部703が検出した傾き、接触検出部701が検出した接触された位置、および、算出した距離に基づいて、タッチパネル110上の接触検出部701が検出した接触された位置とは異なる位置を指定する。指定部704は、例えば、傾き検出部703が検出した傾き、接触検出部701が検出した接触された位置、および、算出した距離に基づいて、タッチパネル110上で連続して接触された複数の位置のうち末尾の位置とは異なる位置を指定する。指定部704は、具体的には、タッチパネル110上に接触したユーザの指がスライドした場合に、少なくともスライド中の最新の接触位置とは異なる位置を指定する。これにより、指定部704は、ユーザに基準位置を決定させたうえで、ユーザの最新の接触位置とは異なる位置を指定することができ、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、指定部704は、例えば、検出した傾き、検出した接触位置、および、算出した距離に基づいて、基準位置と接触された位置とを結ぶ直線を接触された位置側に延長した延長線上に存在する、タッチパネル110上の接触位置とは異なる位置を指定する。これにより、指定部704は、ユーザの指が接触した位置よりも基準位置から離れた、ユーザの指が指した方向に存在する位置が指定されるようにして、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。
また、指定部704は、例えば、検出した傾きに対応する係数を、算出した距離に乗算して得られる距離の分、基準位置から離れた位置を指定する。指定部704は、具体的には、関数fに傾きθを代入して傾き係数f(θ)を算出し、算出した距離に長さ係数Nと傾き係数f(θ)とをかけた距離の分、基準位置から離れた位置を指定する。関数fは、例えば、θが大きいほど、値が大きくなる式である。関数fは、算出された距離に乗算される値を算出可能な式である。
指定部704は、傾きθの範囲と傾きθが当該範囲に含まれる場合に対応する係数とを対応付けた対応情報を用いて、検出した傾きに対応する係数を取得し、算出した距離に長さ係数Nと係数とをかけた距離の分、基準位置から離れた位置を指定してもよい。これにより、指定部704は、傾きに対応する係数と算出した距離とのいずれが変化しても、指定する位置が連続的に変化するようにして、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。
また、指定部704は、例えば、算出した距離に、検出した傾きに対応する距離を加算して得られる距離の分、基準位置から離れた位置を指定する。指定部704は、具体的には、関数gに傾きθを代入して可変距離g(θ)を算出し、長さ係数Nと可変距離g(θ)とをかけた距離と算出した距離との合計の分、基準位置から離れた位置を指定する。関数gは、例えば、θが大きいほど、値が大きくなる式である。関数gは、長さ係数Nに乗算される値を算出可能な式である。
指定部704は、傾きθの範囲と傾きθが当該範囲に含まれる場合に対応する可変距離とを対応付けた対応情報を用いて、検出した傾きに対応する可変距離を取得してもよい。そして、指定部704は、長さ係数Nと可変距離とをかけた距離と、算出した距離との合計の分、基準位置から離れた位置を指定してもよい。これにより、指定部704は、傾き係数f(θ)と算出した距離とのいずれが変化しても、指定する位置が連続的に変化するようにして、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。また、指定部704は、自装置の傾きが変化しても、ユーザの接触する位置の変化の大きさに応じた指定する位置の変化の大きさが一定になるようにして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
出力部705は、指定部704が指定した位置に、当該位置が指定されたことを示すアイコンを表示する。出力部705は、指定部704が指定した位置にカーソルを表示させる。これにより、出力部705は、ユーザに指定された位置を把握させることができ、ユーザが所望する位置を指定しやすくして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
処理部706は、指定部704が位置を指定した後に所定の操作を受け付けたことに応じて、指定部704が指定した位置と所定の操作とに応じた処理を行う。処理部706は、例えば、指定部704が位置を指定した後に、タッチパネル110上がタップされた場合、指定部704が指定した位置に対するタップとして扱い、指定部704が指定した位置に対するタップ処理を行う。これにより、ユーザは、接触していない位置を指定して、接触していない位置に対して表示装置100にタップ処理などを行わせることができる。
〈通常モードにおける動作例〉
ここで、表示装置100の通常モードにおける動作例について説明する。表示装置100の通常モードにおける動作例は、指定部704と、出力部705と、処理部706とによって実現される。
指定部704は、接触検出部701が検出したタッチパネル110上の接触された位置を指定する。これにより、指定部704は、ユーザが接触した位置をそのまま指定することができる。出力部705の動作は、延長モードの場合と同様のため、説明を省略する。処理部706の動作は、延長モードの場合と同様のため、説明を省略する。
ここでは、切替部702が通常モードおよび延長モードを切り替える場合について説明したが、これに限らない。例えば、表示装置100は、切替部702を有さなくてもよく、延長モードによって動作するようにしてもよい。
(表示装置100が位置を指定する一例)
次に、図8を用いて、表示装置100が位置を指定する一例について説明する。
図8は、表示装置100が位置を指定する一例を示す説明図である。図8の例では、表示装置100は、リアルタイムにタッチパネル110上の接触位置Bを検出し、最新の接触位置Bの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって管理しているとする。
(8−1)表示装置100は、ユーザがタッチパネル110を所定以上の圧力で押下したことに応じて、自装置を延長モードに遷移させる。ここで、表示装置100は、延長モードに遷移すると、モード管理テーブル600のモード切替フラグを更新して、自装置が通常モードであるか延長モードであるかを管理してもよい。
また、表示装置100は、所定以上の圧力で押下された位置を基準位置Aとして設定する。ここで、表示装置100は、基準位置Aの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって、基準位置Aを管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定可能になる。また、表示装置100は、ユーザが所望する位置を、基準位置Aとして設定することができ、ユーザにとって好ましい基準位置Aを基にユーザが指定位置Cを移動させることができるようにする。
(8−2)表示装置100は、延長モードに遷移していれば、リアルタイムに水平面に対する自装置の傾きθを検出し、関数fを用いて傾き係数Tilt=f(θ)を算出する。ここで、表示装置100は、傾きθを検出する都度、傾きθと傾き係数Tiltとを係数管理テーブル400に記憶することによって管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定する際に用いられるパラメータに、傾き係数Tiltを追加することができる。
(8−3)表示装置100は、延長モードに遷移していれば、位置管理テーブル300を参照して基準位置Aからユーザが接触した最新の接触位置Bまでの基準距離を算出する。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定する際に用いられるパラメータに、基準距離を追加することができる。
表示装置100は、係数管理テーブル400から傾き係数Tiltおよび長さ係数Nを取得する。表示装置100は、「基準距離:最新の接触位置Bから指定する位置までの距離=1:長さ係数N×傾き係数Tilt」の関係が成立するように、最新の接触位置Bよりも基準位置Aから離れた位置であって最新の接触位置Bとは異なる位置Cを指定する。
表示装置100は、位置Cを指定すると、タッチパネル110上の指定位置Cにカーソルを表示する。ここで、表示装置100は、指定位置Cが変わる都度、指定位置Cの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって、指定位置Cを管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触することが難しい位置であっても指定することができ、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100は、ユーザがタッチパネル110全域を指定可能にする場合であっても、長さ係数Nに加えて傾き係数Tiltを用いることができ、長さ係数Nとして比較的大きな値を設定しなくてもよい。このため、表示装置100は、指を比較的小さく動かしてもカーソルが表示される位置が比較的大きく動いてしまいユーザが操作しにくさを感じる機会の低減化を図ることができる。
ここでは、基準位置Aが可変である場合について説明したが、これに限らない。例えば、基準位置Aは固定であってもよい。具体的には、基準位置Aは、タッチパネル110の右下位置に固定されてもよい。また、基準位置Aは、タッチパネル110の左下位置に固定されてもよい。
さらに、表示装置100は、ユーザが表示装置100を右手持ち状態か左手持ち状態かを判定する機能を有してもよい。そして、表示装置100は、右手持ち状態であれば基準位置Aをユーザの手元となるタッチパネル110の右下位置に固定してもよいし、左手持ち状態であれば基準位置Aをユーザの手元となるタッチパネル110の左下位置に固定してもよい。
また、表示装置100は、通常モードに戻る際に、傾き係数Tiltを記憶しておき、次回に延長モードに遷移した場合には、傾き係数Tiltを可変にせず、記憶しておいた傾き係数Tiltを用いて位置Cを指定するようにしてもよい。
(表示装置100が位置を指定する他の例)
次に、図9を用いて、表示装置100が位置を指定する他の例について説明する。
図9は、表示装置100が位置を指定する他の例を示す説明図である。上述した図8の例では、基準位置Aが、ユーザが所定以上の圧力で押下した位置である場合について説明したが、これに限らない。例えば、基準位置Aは、タッチパネル110の外周部のいずれかに固定された位置、または、タッチパネル110の外周部における可変の位置であってもよい。
図9の例では、基準位置Aは、タッチパネル110の外周部における可変の位置である。また、表示装置100は、リアルタイムにタッチパネル110上の接触位置Bを検出し、最新の接触位置Bの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって管理しているとする。
(9−1)表示装置100は、ユーザがタッチパネル110を所定以上の圧力で押下したことに応じて、自装置を延長モードに遷移させる。ここで、表示装置100は、延長モードに遷移すると、モード管理テーブル600のモード切替フラグを更新して、自装置が通常モードであるか延長モードであるかを管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定可能になる。
(9−2)延長モードに遷移していれば、リアルタイムに水平面に対する自装置の傾きθを検出し、関数fを用いて傾き係数Tilt=f(θ)を算出する。ここで、表示装置100は、傾きθを検出する都度、傾きθと傾き係数Tiltとを係数管理テーブル400に記憶することによって管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定する際に用いられるパラメータに、傾き係数Tiltを追加することができる。
(9−3)表示装置100は、延長モードに遷移していれば、タッチパネル110の右下位置と最新の接触位置Bとを結ぶ直線を、最新の接触位置B側に延長した延長線と、タッチパネル110の外周部との交点を、基準位置Aとして設定する。ここで、表示装置100は、基準位置Aの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって、基準位置Aを管理してもよい。
また、表示装置100は、位置管理テーブル300を参照して基準位置Aからユーザが接触した最新の接触位置Bまでの基準距離を算出する。これにより、表示装置100は、ユーザが接触した位置以外を指定する際に用いられるパラメータに、基準距離を追加することができる。
表示装置100は、係数管理テーブル400から傾き係数Tiltおよび長さ係数Nを取得する。表示装置100は、「基準距離:最新の接触位置Bから指定する位置までの距離=1:長さ係数N×傾き係数Tilt」の関係が成立するように、最新の接触位置Bと基準位置Aとの間にある位置であって最新の接触位置Bとは異なる位置Cを指定する。
表示装置100は、位置Cを指定すると、タッチパネル110上の指定位置Cにカーソルを表示する。ここで、表示装置100は、指定位置Cが変わる都度、指定位置Cの座標値を位置管理テーブル300に記憶することによって、指定位置Cを管理してもよい。これにより、表示装置100は、ユーザが接触することが難しい位置であっても指定することができ、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100は、ユーザがタッチパネル110全域を指定可能にする場合であっても、長さ係数Nに加えて傾き係数Tiltを用いることができ、長さ係数Nとして比較的大きな値を設定しなくてもよい。このため、表示装置100は、指を比較的小さく動かしてもカーソルが表示される位置が比較的大きく動いてしまいユーザが操作しにくさを感じる機会の低減化を図ることができる。
(表示装置100において指定する位置を変化させる一例)
次に、図10を用いて、表示装置100において指定する位置を変化させる一例について説明する。
図10は、表示装置100において指定する位置を変化させる一例を示す説明図である。図10において、(10−1)ユーザは、表示装置100が延長モードであり、表示装置100の傾きθ=30°である場合において、指をタッチパネル110に接触させてタッチパネル110上にカーソルを表示させる。
(10−2)ユーザは、指をタッチパネル110に接触させたまま、タッチパネル110上のカーソルが表示される位置を基準位置Aから離そうとする。このとき、ユーザは、指を動かさなくても、表示装置100の傾きθ=50°にすることにより、タッチパネル110の左上付近にカーソルを表示させることができる。これにより、ユーザは、指を細かく動かして接触位置を調整しなくても、カーソルが表示される位置を調整することができる。
(10−3)ユーザは、所望する位置よりもカーソルが離れてしまい、タッチパネル110上のカーソルが表示される位置を基準位置Aに近づけようとする。このとき、ユーザは、指を動かさなくても、表示装置100の傾きθ=45°にすることにより、カーソルが表示される位置を所望する位置に近づけることができる。これにより、ユーザは、指を細かく動かして接触位置を調整しなくても、カーソルが表示される位置を調整することができる。
また、ユーザは、片手で表示装置100を操作する場合に、表示装置100を保持した手の指を細かく動かして表示装置100を安定して保持することができなくなることを防止することができる。このため、ユーザは、表示装置100を安定して保持したまま、表示装置100の傾きを変化させてカーソルが表示される位置を移動させ、所望する位置にカーソルが表示される位置を移動させることができる。
(表示装置100において指定する位置を変化させる他の例)
次に、図11を用いて、表示装置100において指定する位置を変化させる他の例について説明する。
図11は、表示装置100において指定する位置を変化させる他の例を示す説明図である。図11において、(11−1)ユーザは、表示装置100が延長モードである場合に、表示装置100の傾きθ=50°に固定することにより、傾き係数Tiltを所望する値に固定することができる。これにより、ユーザは、指の位置の変化の大きさに対するカーソルが表示される位置の変化の大きさを示す感度を、ユーザにとって好ましい感度に固定することができる。
(11−2)ユーザは、傾き係数Tiltを固定したうえで指をタッチパネル110上で動かすことにより、ユーザにとって好ましい感度でカーソルが表示される位置を移動させることができる。これにより、ユーザは、ユーザにとって好ましい感度でカーソルが表示される位置を調整し、所望する位置にカーソルを移動させることができる。
(表示装置100に対するユーザの操作入力の一例)
次に、図12を用いて、表示装置100が延長モードに遷移し、指定位置Cにカーソルを表示させるようにする際の、表示装置100に対するユーザの操作入力の一例について説明する。
図12は、表示装置100に対するユーザの操作入力の一例を示す説明図である。図12において、表示装置100は、ユーザがタッチパネル110を押下した最新圧力値Pnowをリアルタイムに検出している。ここで、表示装置100は、検出した最新圧力値Pnowを接触管理テーブル500に記憶することによって、指定位置Cを管理してもよい。図12のグラフは、最新圧力値Pnowの時系列変化を示す。
表示装置100は、例えば、接触管理テーブル500からモードイン閾値Pinを取得し、最新圧力値Pnowがモードイン閾値Pinを超えたか否かを判定する。表示装置100は、モードイン閾値Pinを超えたことに応じて、自装置を延長モードに遷移させる。ここで、表示装置100は、延長モードに遷移すると、モード管理テーブル600のモード切替フラグを更新して、自装置が通常モードであるか延長モードであるかを管理してもよい。その後、表示装置100は、最新圧力値Pnowが選択用閾値Psを下回るまで、タッチパネル110上のユーザが接触した位置以外を指定し、指定位置Cにカーソルを表示させる。
表示装置100は、接触管理テーブル500から選択用閾値Psを取得し、最新圧力値Pnowが選択用閾値Psを下回ったか否かを判定する。ここで、表示装置100は、選択用閾値Psを下回ったことに応じて、タップ操作入力を受け付ける。タップ操作入力は、例えば、シングルタップ操作入力である。タップ操作入力は、ダブルタップ操作入力であってもよい。表示装置100は、最新圧力値Pnowが、選択用閾値Psを下回った後に再び超えた場合には、カーソルを表示した位置に対するタップ操作入力を受け付ける。
また、表示装置100は、規定時間内に、最新圧力値Pnowが、選択用閾値Psを下回った後に再び超え、さらにもう一度下回った後に超えた場合には、カーソルを表示した位置に対するダブルタップ操作入力を受け付ける。表示装置100は、ユーザがタッチパネル110への接触をやめ、最新圧力値Pnowが0になったことに応じて、自装置を通常モードに遷移させる。ここで、表示装置100は、通常モードに遷移すると、モード管理テーブル600のモード切替フラグを更新して、自装置が通常モードであるか延長モードであるかを管理してもよい。
これにより、ユーザは、タッチパネル110上の所望する位置を指定し、指定位置Cに対する操作入力を表示装置100に受け付けさせることができる。結果として、表示装置100は、表示装置100の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100は、ユーザがモードイン閾値Pin以上でタッチパネル110を押下したことに応じて、延長モードに遷移することができる。このため、ユーザは、延長モードを使いたい場合、タッチパネル110上で特定のボタンをタップしたり、タッチパネル110から指を離して物理的なボタンを押下したりせずに、表示装置100を延長モードに遷移させることができる。結果として、表示装置100は、表示装置100の操作性の向上を図ることができる。
一方で、表示装置100は、ユーザがタッチパネル110への接触をやめたことに応じて、通常モードに戻ることができる。このため、ユーザは、延長モードをやめたい場合、タッチパネル110上で特定のボタンをタップしたり、タッチパネル110から指を離して物理的なボタンを押下したりせずに、表示装置100を通常モードに遷移させることができる。結果として、表示装置100は、表示装置100の操作性の向上を図ることができる。
(ユーザが所望する位置を指定する一例)
次に、図13〜図15を用いて、ユーザが所望する位置を指定する一例について説明する。
図13〜図15は、ユーザが所望する位置を指定する一例を示す説明図である。図13の例では、(13−1)ユーザは、インターネット上のサイト閲覧用のブラウザアイコン1301が表示されたタッチパネル110上の位置をタップする。表示装置100は、通常モードであり、ユーザが接触した位置を指定し、指定位置Cに対するタップ操作入力を受け付ける。表示装置100は、指定位置Cがブラウザアイコン1301の表示された領域に含まれるため、タッチパネル110に閲覧アプリの画面1302を表示する。
(13−2)ユーザは、タッチパネル110上を所定の圧力以上で押下する。表示装置100は、タッチパネル110上を所定の圧力以上で押下されたことに応じて、自装置を通常モードから延長モードに遷移させ、自装置の傾きと接触位置Bとに応じて指定位置Cにカーソルを表示する。
(13−3)ユーザは、タッチパネル110上で指を動かしてカーソルが表示される位置を動かし、左上の天気アイコン1303の位置を指定しようとする。しかしながら、ここでは、ユーザは、指を伸ばしきっても、カーソルが表示される位置が天気アイコン1303の表示された領域付近まで届かず、天気アイコン1303が表示された領域を指定することができない。ここで、図14の説明に移行する。
図14の例では、(14−1)ユーザは、表示装置100の傾きを変えて傾き係数Tiltを大きくし、カーソルが表示される位置を基準位置Aから離れさせる。しかしながら、ここでは、ユーザは、カーソルが表示される位置が天気アイコン1303の表示された領域付近まで届かず、天気アイコン1303が表示された領域を指定することができない。
(14−2)ユーザは、さらに表示装置100の傾きを変えて傾き係数Tiltを大きくし、カーソルが表示される位置を基準位置Aからさらに離れさせる。これにより、ユーザは、カーソルが表示される位置を天気アイコン1303の表示された領域付近まで届かせることができる。
(14−3)ユーザは、表示装置100の傾きを固定したまま、タッチパネル110上で指を接触させる位置を調整して、カーソルが表示される位置を天気アイコン1303の表示された領域に移動させる。これにより、ユーザは、天気アイコン1303の表示された領域の位置に対してタップ操作入力を行うことが可能になる。ここで、図15の説明に移行する。
図15の例では、(15−1)ユーザは、タッチパネル110から一旦指を離し、タッチパネル110をタップする。これにより、ユーザは、カーソルが表示される位置に対してタップ操作入力を行うことができ、天気アイコン1303の表示された領域付近まで届かせることができる。表示装置100は、指定位置Cが天気アイコン1303の表示された領域に含まれるため、タッチパネル110に天気アイコン1303に応じた画面を表示する。
(15−2)ユーザは、天気アイコン1303に応じた天気予報画面1501を閲覧可能になる。これにより、ユーザは、タッチパネル110上の指が届かない位置を指定することができ、片手であってもタッチパネル110全域を指定することができ、タッチパネル110を操作しやすくなる。
(指定処理手順の一例)
次に、図16および図17を用いて、表示装置100が実行する指定処理手順の一例について説明する。
図16および図17は、指定処理手順の一例を示すフローチャートである。図16において、表示装置100は、接触位置(Xnow、Ynow)を検出する(ステップS1601)。次に、表示装置100は、自装置の傾きθを検出し、傾き係数Tiltを算出する(ステップS1602)。そして、表示装置100は、タッチパネル110を押下した最新圧力値Pnowを検出する(ステップS1603)。
次に、表示装置100は、最新圧力値Pnow>モードイン閾値Pinであるか否かを判定する(ステップS1604)。ここで、最新圧力値Pnow>モードイン閾値Pinではない場合(ステップS1604:No)、表示装置100は、ステップS1601の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow>モードイン閾値Pinである場合(ステップS1604:Yes)、表示装置100は、自装置を延長モードに遷移させ、モード切替フラグMFlg=1を設定する(ステップS1605)。次に、表示装置100は、基準位置(XA、YA)、接触位置(Xnow、Ynow)、および、傾き係数Tiltに基づいて指定位置(Xo、Yo)を特定し、指定位置(Xo、Yo)にカーソルを表示する(ステップS1606)。
そして、表示装置100は、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psであるか否かを判定する(ステップS1607)。ここで、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psではない場合(ステップS1607:No)、表示装置100は、ステップS1607の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psである場合(ステップS1607:Yes)、表示装置100は、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psであるか否かを判定する(ステップS1608)。ここで、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psではない場合(ステップS1608:No)、表示装置100は、ステップS1608の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psである場合(ステップS1608:Yes)、表示装置100は、タップ操作入力の受付準備に移行し、タップ準備フラグTFlg=1に設定する(ステップS1609)。
次に、表示装置100は、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psであるか否かを判定する(ステップS1610)。ここで、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psではない場合(ステップS1610:No)、表示装置100は、ステップS1610の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psである場合(ステップS1610:Yes)、表示装置100は、自装置を通常モードに遷移させ、モード切替フラグMFlg=0を設定する(ステップS1611)。次に、表示装置100は、ダブルタップタイマを起動する(ステップS1612)。そして、表示装置100は、図17のステップS1701の処理に移行する。
図17において、表示装置100は、ダブルタップタイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS1701)。ここで、タイムアウトした場合(ステップS1701:Yes)、表示装置100は、シングルタップ処理を実行し(ステップS1702)、ステップS1708の処理に移行する。
一方で、タイムアウトしない場合(ステップS1701:No)、表示装置100は、最新圧力値Pnowを検出する(ステップS1703)。次に、表示装置100は、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psであるか否かを判定する(ステップS1704)。ここで、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psではない場合(ステップS1704:No)、表示装置100は、ステップS1701の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow>選択用閾値Psである場合(ステップS1704:Yes)、表示装置100は、タップ操作入力の受付準備に移行し、タップ準備フラグTFlg=1に設定する(ステップS1705)。
次に、表示装置100は、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psであるか否かを判定する(ステップS1706)。ここで、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psではない場合(ステップS1706:No)、表示装置100は、ステップS1706の処理に戻る。
一方で、最新圧力値Pnow<選択用閾値Psである場合(ステップS1706:Yes)、表示装置100は、ダブルタップ処理を実行する(ステップS1707)。次に、表示装置100は、タップ準備フラグTFlg=0に設定する(ステップS1708)。そして、表示装置100は、指定処理を終了する。これにより、表示装置100は、接触位置以外を指定可能になる。
以上説明したように、表示装置100によれば、自装置の傾き、および、タッチパネル110上の基準位置から接触された位置までの距離に基づいて、タッチパネル110上の接触された位置とは異なる位置を指定することができる。これによれば、表示装置100は、位置を指定する際に用いるパラメータとして、接触位置に対応する基準距離に加えて自装置の傾きを用いることができ、ユーザが調整可能なパラメータの種類を増やすことができる。これにより、表示装置100は、ユーザが所望する位置を指定しやすくして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100によれば、タッチパネル110上で連続して接触された複数の位置のうち先頭の位置を、基準位置に設定することができる。そして、表示装置100によれば、設定した基準位置から、複数の位置のうち末尾の位置までの距離を算出し、自装置の傾き、および、算出した距離に基づいて、タッチパネル110上の末尾の位置とは異なる位置を指定することができる。これにより、表示装置100は、ユーザに基準位置を決定させたうえで、ユーザの最新の接触位置とは異なる位置を指定することができ、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100によれば、自装置の傾き、および、タッチパネル110上の基準位置から接触された位置までの距離に基づいて、基準位置と接触された位置とを結ぶ直線を接触された位置側に延長した延長線上に存在する位置を指定することができる。これにより、表示装置100は、ユーザの指が接触した位置よりも基準位置から離れた位置が指定されることをユーザに把握させ、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。
また、表示装置100によれば、自装置の傾きに対応する係数を、タッチパネル110上の基準位置から接触された位置までの距離に乗算して得られる距離の分、基準位置から離れた位置を指定することができる。これにより、表示装置100は、傾きに対応する係数と算出した距離とのいずれが変化しても、指定する位置が連続的に変化するようにして、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。
また、表示装置100によれば、タッチパネル110上の基準位置から接触された位置までの距離に自装置の傾きに対応する距離を加算して得られる距離の分、基準位置から離れた位置を指定することができる。これにより、表示装置100は、傾き係数f(θ)と算出した距離とのいずれが変化しても、指定する位置が連続的に変化するようにして、ユーザが直感的に位置を指定することができるようにする。また、表示装置100は、自装置の傾きが変化しても、ユーザの接触する位置の変化の大きさに応じた指定する位置の変化の大きさが一定になるようにして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100によれば、指定した位置に、当該位置が指定されたことを示すアイコンを表示することができる。これにより、表示装置100は、ユーザに指定された位置を把握させることができ、ユーザが所望する位置を指定しやすくして、タッチパネル110の操作性の向上を図ることができる。
また、表示装置100によれば、異なる位置を指定した後に所定の操作を受け付けたことに応じて、異なる位置と所定の操作とに応じた処理を行うことができる。これにより、ユーザは、接触していない位置を指定して、接触していない位置に対して表示装置100にタップ処理などを行わせることができる。
また、表示装置100によれば、タッチパネル110が所定の圧力以上で押下されたことに応じて、タッチパネル110上で接触された位置とは異なる位置を指定する状態に遷移することができる。これにより、表示装置100は、通常モードと延長モードとを使い分けることができる。
また、表示装置100によれば、タッチパネル110上で接触された位置とは異なる位置を指定する状態に遷移した後に所定の操作を受け付けたことに応じて、タッチパネル110上で接触された位置を指定する状態に遷移することができる。これにより、表示装置100は、通常モードと延長モードとを使い分けることができる。
なお、本実施の形態で説明した表示制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本表示制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本表示制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)自装置の傾きを検出し、
タッチパネル上で接触された位置を検出し、
検出した前記傾き、検出した前記接触された位置、および、前記タッチパネル上の基準位置から検出した前記接触された位置までの距離に基づいて、前記タッチパネル上の検出した前記接触された位置とは異なる位置を指定する、
制御部を有することを特徴とする表示装置。
(付記2)前記制御部は、
前記タッチパネル上で連続して接触された複数の位置のうち先頭の位置を、前記基準位置に設定し、
設定した前記基準位置から、前記複数の位置のうち末尾の位置までの距離を算出し、
検出した前記傾き、前記末尾の位置、および、算出した前記距離に基づいて、前記タッチパネル上の前記末尾の位置とは異なる位置を指定する、ことを特徴とする付記1に記載の表示装置。
(付記3)前記制御部は、
前記傾き、前記接触された位置、および、前記距離に基づいて、前記基準位置と前記接触された位置とを結ぶ直線を前記接触された位置側に延長した延長線上に存在する位置を指定する、ことを特徴とする付記2に記載の表示装置。
(付記4)前記制御部は、
前記傾きに対応する係数を前記距離に乗算して得られる距離の分、前記基準位置から離れた位置を指定する、ことを特徴とする付記3に記載の表示装置。
(付記5)前記制御部は、
前記距離に前記傾きに対応する距離を加算して得られる距離の分、前記基準位置から離れた位置を指定する、ことを特徴とする付記3に記載の表示装置。
(付記6)前記制御部は、
指定した前記異なる位置に、当該位置が指定されたことを示すアイコンを表示する、ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の表示装置。
(付記7)前記制御部は、
前記異なる位置を指定した後に所定の操作を受け付けたことに応じて、前記異なる位置と前記所定の操作とに応じた処理を行う、ことを特徴とする付記6に記載の表示装置。
(付記8)前記制御部は、
前記タッチパネルが所定の圧力以上で押下されたことに応じて、前記タッチパネル上で接触された位置とは異なる位置を指定する状態に遷移する、
ことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の表示装置。
(付記9)前記制御部は、
前記タッチパネル上で接触された位置とは異なる位置を指定する状態に遷移した後に所定の操作を受け付けたことに応じて、前記タッチパネル上で接触された位置を指定する状態に遷移する、
ことを特徴とする付記8に記載の表示装置。
(付記10)コンピュータが、
自装置の傾きを検出し、
タッチパネル上で接触された位置を検出し、
検出した前記傾き、検出した前記接触された位置、および、前記タッチパネル上の基準位置から検出した前記接触された位置までの距離に基づいて、前記タッチパネル上の検出した前記接触された位置とは異なる位置を指定する、
処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
(付記11)コンピュータに、
自装置の傾きを検出し、
タッチパネル上で接触された位置を検出し、
検出した前記傾き、検出した前記接触された位置、および、前記タッチパネル上の基準位置から検出した前記接触された位置までの距離に基づいて、前記タッチパネル上の検出した前記接触された位置とは異なる位置を指定する、
処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
100 表示装置
110 タッチパネル
201 CPU
202 メモリ
203 通信部
204 入出力装置
205 オーディオ入出力装置
206 センサ
300 位置管理テーブル
400 係数管理テーブル
500 接触管理テーブル
600 モード管理テーブル
701 接触検出部
702 切替部
703 傾き検出部
704 指定部
705 出力部
706 処理部
1301 ブラウザアイコン
1302 画面
1303 天気アイコン
1501 天気予報画面

Claims (7)

  1. ッチパネル上で接触された位置を検出し、
    前記タッチパネルが押下された圧力値を検出し、
    前記圧力値が第1の閾値以上になったときに、ディスプレイに表示される指示体を、前記タッチパネル上で接触された位置とは異なる位置に配置する状態に遷移し、
    前記圧力値が前記第1の閾値以上になったときの前記タッチパネル上の接触位置を基準位置に設定し、
    前記基準位置から接触移動操作が継続する間、前記基準位置と前記タッチパネル上の接触位置との距離に基づいて、前記基準位置と前記接触位置とを結ぶ直線の延長線上の前記接触位置側の位置に前記指示体を配置する
    制御部を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記圧力値が、前記第1の閾値以上になった後に、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値よりも小さくなり、その後前記第2の閾値よりも大きくなったときに、前記指示体を配置した位置と同じ位置に表示されたオブジェクトに対する選択操作処理を実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御部は、
    更に自装置の傾きを検出し、
    前記傾き、および、前記距離に基づいて、前記延長線上の前記接触位置側の位置に前記指示体を配置する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記傾きに対応する係数を前記距離に乗算して得られる距離の分、前記基準位置から離れた位置に前記指示体を配置する、ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記制御部は、
    前記距離に前記傾きに対応する距離を加算して得られる距離の分、前記基準位置から離れた位置に前記指示体を配置する、ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  6. コンピュータが
    ッチパネル上で接触された位置を検出し、
    前記タッチパネルが押下された圧力値を検出し、
    前記圧力値が第1の閾値以上になったときに、ディスプレイに表示される指示体を、前記タッチパネル上で接触された位置とは異なる位置に配置する状態に遷移し、
    前記圧力値が前記第1の閾値以上になったときの前記タッチパネル上の接触位置を基準位置に設定し、
    前記基準位置から接触移動操作が継続する間、前記基準位置と前記タッチパネル上の接触位置との距離に基づいて、前記基準位置と前記接触位置とを結ぶ直線の延長線上の前記接触位置側の位置に前記指示体を配置する
    処理を実行することを特徴とする表示制御方法。
  7. コンピュータに
    ッチパネル上で接触された位置を検出し、
    前記タッチパネルが押下された圧力値を検出し、
    前記圧力値が第1の閾値以上になったときに、ディスプレイに表示される指示体を、前記タッチパネル上で接触された位置とは異なる位置に配置する状態に遷移し、
    前記圧力値が前記第1の閾値以上になったときの前記タッチパネル上の接触位置を基準位置に設定し、
    前記基準位置から接触移動操作が継続する間、前記基準位置と前記タッチパネル上の接触位置との距離に基づいて、前記基準位置と前記接触位置とを結ぶ直線の延長線上の前記接触位置側の位置に前記指示体を配置する
    処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
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