JP6569120B1 - トイレットペーパの折り畳み装置 - Google Patents

トイレットペーパの折り畳み装置 Download PDF

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【課題】トイレットペーパを、より使用状態に適すると共により即座に使用に供する折り畳み状形態に自動的に形成・提供できるトイレットペーパの折り畳み装置を提供する。【解決手段】ロール状のトイレットペーパ10の繰り出し保持部11と、切断装置部13と、折り畳み工程部15とを備え、該折り畳み工程部15が、トイレットペーパ10の巾にかかる両端部の側のそれぞれに接して該トイレットペーパ10を巻き取る一対の巻き取り部材20、20と、該一対の巻き取り部材20、20を回転駆動させる回転装置30と、トイレットペーパ10を巻き取った後に一対の巻き取り部材20、20の軸方向の間隔を広げて巻回状のトイレットペーパ10Aが下方へ降下できるように、該一対の巻き取り部材20、20を軸方向へ接離させる往復動装置40と、巻回状のトイレットペーパ10Aを受ける折り畳み受け部50とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、ロール状のトイレットペーパの繰り出しを許容するように保持する繰り出し保持部と、所要の長さに繰り出されたトイレットペーパを切断する切断装置部と、トイレットペーパを折り畳み状に成形して使用に供するように折り畳み工程を行う折り畳み工程部とを備えるトイレットペーパの折り畳み装置に関する。
従来のトイレットペーパの折り畳み装置としては、トイレットペーパのロールからの引き出し及び折り畳みの手間を省き、かつトイレットペーパの無駄な消費を防止するもので、トイレットペーパのロールを回動自在に保持するペーパホルダと、ペーパホルダに保持されたロールからトイレットペーパを所要長引き出す引出装置と、引出装置から下方へ連続的に送り出されるトイレットペーパをその幅方向に延びる固定部材に交互に逆方向から押しつけて折り畳む折り畳み装置と、折り畳み装置と引出装置との間でトイレットペーパを切断する切断装置とからトイレットペーパの折り畳み切断器を構成するもの(特許文献1)が提案されている。
さらに、従来のトイレットペーパの折り畳み装置としては、ペーパロールから送り出されるペーパを使用可能な適宜厚みの重合ペーパに自動的に形成する簡便構造の使用可能状態にトイレットペーパを重合形成する簡易製造装置を提供するもので、ペーパロールから送り出されたペーパは送り出し機構部により適宜方向に送り出され、垂下端に設けられたペーパ重合機構部により巻回又は折り畳まれて使用可能な厚みに重合され、切断機構部のカッタブレードはペーパを水平方向に切断し、紙質によりペーパの送り出し量や巻回、折り畳み量を適宜決めることができて、且つカッタブレードの切断速度を変えることができるもの(特許文献2)が提案されている。
なお、これらの形態例では、折り畳み状に形成されたトイレットペーパを、吊掛支持された状態や巻回された状態から、引き出すように抜き取る必要がある。しかし、このように、折り畳み状に形成されたトイレットペーパを抜き取ることには、抜き取り抵抗が生じ、使用に供する適切な形態を維持するために、相応の注意を要することになる。従って、これらの形態例では、トイレットペーパを折り畳み状形態に、より適切な状態で自動的に提供することが難しい。
特開平10−174665号公報(第1頁、図1) 実用新案登録第3036202号公報(第1頁、図1)
トイレットペーパの折り畳み装置に関して解決しようとする問題点は、従来の装置では、トイレットペーパを、使用に供する適切な形態をより好適に維持できると共に、より即座に使用に供することができるように、折り畳み状に成形して提供することが難しいことにある。
そこで本発明の目的は、トイレットペーパを、より使用状態に適すると共に、より即座に使用に供する折り畳み状形態に、自動的に形成・提供できるトイレットペーパの折り畳み装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかるトイレットペーパの折り畳み装置の一形態によれば、ロール状のトイレットペーパの繰り出しを許容するように保持する繰り出し保持部と、所要の長さに繰り出されたトイレットペーパを切断する切断装置部と、トイレットペーパを折り畳み状に成形して使用に供するように折り畳み工程を行う折り畳み工程部とを備えるトイレットペーパの折り畳み装置において、
前記折り畳み工程部が、トイレットペーパの巾にかかる両端部の側のそれぞれに接して該トイレットペーパを巻き取る一対の巻き取り部材と、該一対の巻き取り部材を回転駆動させる回転装置と、トイレットペーパを巻き取って巻回状のトイレットペーパを形成させた後に、前記一対の巻き取り部材の軸方向の間隔を広げて前記巻回状のトイレットペーパが下方へ降下できるように、該一対の巻き取り部材を軸方向へ接離動させる往復動装置と、下方へ降下する前記巻回状のトイレットペーパを受ける折り畳み受け部とを備える。
本発明にかかるトイレットペーパの折り畳み装置の一形態によれば、前記巻回状のトイレットペーパを、前記折り畳み受け部との間で扁平に潰して折り畳み状に成形するように、押圧する折り畳み押圧装置を備えることを特徴とすることができる。
本発明にかかるトイレットペーパの折り畳み装置の一形態によれば、前記一対の巻き取り部材のそれぞれが、ローラ状に形成された巻き取りローラであることを特徴とすることができる。
本発明にかかるトイレットペーパの折り畳み装置の一形態によれば、前記巻き取りローラには、トイレットペーパの先端部を該巻き取りローラの外周面に沿わせて巻き取り工程中に仮に保持させる仮保持装置が設けられていることを特徴とすることができる。
本発明にかかるトイレットペーパの折り畳み装置の一形態によれば、前記一対の巻き取り部材のそれぞれが、軸心に沿って平行に内側に向かって延びる部位を有するフォーク状に形成された巻き取りフォーク状部材であることを特徴とすることができる。
本発明のトイレットペーパの折り畳み装置によれば、トイレットペーパを、より使用状態に適すると共に、より即座に使用に供する折り畳み状形態に、自動的に形成・提供できるという特別有利な効果を奏する。
本発明に係るトイレットペーパの折り畳み装置の形態例の構成を模式的に示す斜視図である。 図1の形態例の作動工程を段階的に示す第1の工程図であり、(a)は正面断面を示し、(b)は側面断面を示している。 図1の形態例の作動工程を段階的に示す第2の工程図であり、(a)は正面断面を示し、(b)は側面断面を示している。 図1の形態例の作動工程を段階的に示す第3の工程図であり、(a)は正面断面を示し、(b)は側面断面を示している。 図1の形態例の作動工程を段階的に示す第4の工程図であり、(a)は正面断面を示し、(b)は側面断面を示している。 図4(b)の巻回状のトイレットペーパ10Aの巻き取り状態を拡大して示す側面図である。 図5(b)の折り畳み状のトイレットペーパ10Bの折り畳み状態を拡大して示す側面図である。 本発明に係る巻取り部材の他の形態例(巻き取りフォーク状部材20B)を示す斜視図である。
以下、本発明に係るトイレットペーパの折り畳み装置の形態例を、添付図面(図1〜8)に基づいて詳細に説明する。なお、図2〜5は、本発明に係るトイレットペーパの折り畳み装置の形態例の作動工程を段階的に示しており、図2はトイレットペーパ10の巻き取り工程が開始される前の状況を、図3はトイレットペーパ10の巻き取り工程が開始された状況を、図4はトイレットペーパ10の巻き取り工程が終了して巻回状のトイレットペーパ10Aが形成された状況を、図5は巻回状のトイレットペーパ10Aが降下して折り畳み押圧装置60で折り畳み状のトイレットペーパ10Bが形成された状況を示している。
本発明に係るトイレットペーパの折り畳み装置は、基本構成として、ロール状のトイレットペーパ10の繰り出しを許容するように保持する繰り出し保持部11と、トイレットペーパ10を繰り出して送る繰り出し送り装置部12と、所要の長さに繰り出されたトイレットペーパ10を切断する切断装置部13と、トイレットペーパ10を折り畳み状に成形して使用に供するように折り畳み工程を行う折り畳み工程部15とを備えている。
繰り出し保持部11としては、既知のトイレットペーパ10を保持するトイレットペーパホルダーを適宜選択的に利用することができる。すなわち、ロール状のトイレットペーパ10が、図1に示すような繰り出し回転軸11aを実質的に中心にして回転し、トイレットペーパ10が引き出されることが可能なものであればよく、その構成は高い精度を要するものではなく、比較的簡易に構成できるものである。
繰り出し送り装置部12としては、例えば、図1に示すような一対の送りローラ12a、12bでトイレットペーパ10を挟んで下方へ引き出すように作動する繰り出し送り機構によって構成されたものなどの既知の装置を適宜選択的に利用することができる。なお、その一対の送りローラ12a、12bのうちの一方をモータによって駆動する駆動ローラとし、他方をトイレットペーパ10に送りのための摩擦を与えるように押圧しつつ回転して転圧をかける従動ローラとすることができる。なお、折り畳み工程部15による巻き取り手段によって、トイレットペーパ10を十分に引き出せるように送ることができる場合は、前述の繰り出し送り装置部12を独立した機構部として備えることを要しない。
切断装置部13としては、例えば、カッター刃を、左右に延びるカッター受け刃部に沿ってモータで左右に走行させることで、トイレットペーパ10を切断するものなどの既知の装置を適宜選択的に利用することができる。
次に、本発明に係る折り畳み工程部15の形態例について詳細に説明する。
20は巻き取り部材であり、トイレットペーパ10の巾にかかる両端部の側のそれぞれに接し、そのトイレットペーパ10を巻き取るように、一対20、20が対向する状態に配されている。図1に示した巻き取り部材20の形態例では、円柱状の形態に設けられ、外周面が摩擦によってトイレットペーパ10を好適に巻き込むことができるように、ローレット状の粗面に形成されている。なお、この巻き取り部材20の摩擦力を高めるためには、その外周面を他の形態の粗面とすることや、その表面を形成する材質としてゴム材などの摩擦係数の高いものを用いることができる。
すなわち、この形態例では、一対の巻き取り部材20、20のそれぞれが、巻き取りローラ20A、20Aであり、ローラ状に設けられた形態になっている。なお、トイレットペーパ10の巻き取りを確実に行うためには、トイレットペーパ10に接触する周面の巾(軸心の延長方向)が大きく長い方がよく、巻回状のトイレットペーパ10Aを抜き易くして素早くに降下させるには、トイレットペーパ10に接触する周面の巾(軸心の延長方向の巾)が小さい短い方がよい。そこで、その両者の関係と、さらにトイレットペーパ10自体の特性や装置の動作機構に係る特性など他の条件を勘案して、最も適切な取り合い寸法を適宜選択的に設定すればよい。
30は回転装置であり、一対の巻き取り部材20、20を回転駆動させるものである。この回転装置30によれば、一対の巻き取り部材20、20を、繰り出し送り装置部12の送り動作と同期させて連動・回転させることで、適切にトイレットペーパ10を巻き取ることができ、巻回状のトイレットペーパ10Aを形成させることができる。
なお、この回転装置30の構成は、図1では一対の同一装置構成のように図示しているが、これは記載上の都合によるもので、一対の駆動源(モータなど)を必要とするものではなく、一つのモータによって駆動する機構形態であってもよいのは勿論であり、既知の回転駆動機構を適宜選択的に利用することができる。
40は往復動装置であり、トイレットペーパ10を巻き取って巻回状のトイレットペーパ10Aを形成させた(図4参照)後に、一対の巻き取り部材20、20の軸方向の間隔を広げて巻回状のトイレットペーパ10Aが下方へ降下できるように、その一対の巻き取り部材20、20を軸方向へ接離動させるように設けられている(図5参照)。この往復動装置40によれば、繰り出し送り装置部12や回転装置30の動作と同期させて連動することで、巻回状のトイレットペーパ10Aを、一対の巻き取り部材20、20から離脱させて適切に降下させるように作動する。
なお、この往復動装置40の構成は、図1では一対の同一装置構成のように図示しているが、これは記載上の都合によるもので、一対の駆動源(モータやソレノイドやシリンダ装置など)を必要とするものではなく、一つの駆動源によって一対の巻き取り部材20、20を往復直動状態に接離駆動する形態の機構であってもよいのは勿論であり、既知の往復駆動機構を適宜選択的に利用することができる。
50は折り畳み受け部であり、下方へ降下する巻回状のトイレットペーパ10Aを受け止めて保持する部分になっている。この折り畳み受け部50には、図1に示すように、下方へ降下した巻回状のトイレットペーパ10Aを受ける内底部51を備えると共に、巻回状のトイレットペーパ10Aを左右にずれないように案内する左右の側壁部52、52を備えている。この左右の側壁部52、52は、巻回状のトイレットペーパ10Aから一対の巻き取り部材20、20のそれぞれを抜き出す際に、巻回状のトイレットペーパ10Aを左右にずれないように端面に当接してその左右移動を阻止すると共に、巻回状のトイレットペーパ10Aが降下して内底部51に受けられる際に、左右にずれないようにその降下を案内する部位になっている。また、内底部51の奥側が、手前側へ傾斜する傾斜面になっており、巻回状のトイレットペーパ10Aが手前側へ降下して適切に位置できるように案内される案内面になっている。
60は折り畳み押圧装置であり、巻回状のトイレットペーパ10Aを、折り畳み受け部50との間で扁平に潰して折り畳み状に成形するように、押圧する装置になっている。
なお、本形態例では、折り畳み押圧装置60の押圧板61が、上方から下降して、折り畳み受け部50の内底部51との間に、巻回状のトイレットペーパ10Aを挟むようにして、トイレットペーパ10を折り畳み状のトイレットペーパ10Bに成形する機構であって、押圧板61を上下動させる上下動機構になっている。なお、この折り畳み押圧装置60の駆動装置は図示していないが、駆動源としてはモータやシリンダ装置など既知の技術を適宜選択的に利用することができ、駆動機構としては歯車機構やリンク機構などの既知の技術を適宜選択的に利用することができる。
但し、本発明に係る折り畳み押圧装置60としては、これに限定されることはなく、例えば、ローラが押圧・回転することで、巻回状のトイレットペーパ10Aをのすように押圧して折り畳み状のトイレットペーパ10Bに成形する機構など、巻回状のトイレットペーパ10Aを押圧して折り畳み状のトイレットペーパ10Bに適切に成形できる装置になっていればよく、既知の技術を適宜選択的に利用することができる。
また、本形態例の巻き取りローラ20Aには、トイレットペーパ10の先端部をこの巻き取りローラ20Aの外周面に沿わせて巻き取り工程中に仮に保持させる仮保持装置22が設けられている。すなわち、図2に示すように、トイレットペーパ10の先端部を、ローラ20Aの外周面に沿わせて保持するように作動すればよい。
なお、この仮保持装置22としては、トイレットペーパ10の先端部を、バネなどの弾性力で巻き取る工程で一時的にクリップして保持するクリップ装置や、真空圧で巻き取る工程で一時的に吸引して保持する吸引保持装置など、既知の技術を適宜選択的に利用することができる。
ところで、巻き取りローラ20Aによるトイレットペーパ10の巻き取り回数は、本形態例では、図4〜7に示すように、2重巻きとなっており、3重(トリプル)のトイレットペーパであると、使用に供される折り畳み状のトイレットペーパ10Bは、12枚のペーパ重なり合った形態になる。そこで、2重(ダブル)のトイレットペーパの場合は、巻き取り回数を3重巻きにすると、使用に供される折り畳み状のトイレットペーパ10Bは、12枚のペーパ重なり合った形態になる。さらに、シングルのトイレットペーパの場合は、6回巻き取ると、上記と同等の折り畳み状のトイレットペーパ10Bとなる。
また、55は補助ローラであり、巻き取りローラ20Aの外周面との間でトイレットペーパ10を挟んで転圧をかけるように作動し、トイレットペーパ10の巻き取りをスムースに行うことができるように作用する。
次に、本発明に係る折り畳み工程部15の他の形態例について説明する。
この形態例では、図8に示すように、一対の巻き取り部材20、20のそれぞれが、軸心に沿って平行に内側に向かって延びる部位を有するフォーク状に形成された巻き取りフォーク状部材20Bであることを特徴としている。すなわち、この巻き取りフォーク状部材20Bは、先端側が開いた形状で根元部が閉じた形状のフォークに似た形態をしており、根元部側の軸心延長方向(対向する一対の巻き取りフォーク状部材20B同士が離れる方向)へ移動させると、巻回状のトイレットペーパ10Aから適切に抜け出ることができる形態になっている。
このように形成された一対の巻き取り部材である一対の巻き取りフォーク状部材20B、20Bによっても、図1〜7によって説明した形態例と同様に、折り畳み状のトイレットペーパ10Bに成形するために適切に作動することができる。なお、この一対の巻き取りフォーク状部材20B、20Bを用いる形態例の場合、巻き取って形成される巻回状のトイレットペーパの形状が、扁平な形態となるため、その扁平な巻回状のトイレットペーパを単に降下させるだけで、折り畳み状のトイレットペーパ10Bを得ることが可能であり、一対の巻き取りローラ20A、20Aによる場合と異なって、折り畳み押圧装置60による押圧工程を省略することも可能である。
但し、この一対の巻き取りフォーク状部材20B、20Bを用いる形態例の場合でも、折り畳み押圧装置60による押圧工程を行うことで、より確実に成形された折り畳み状のトイレットペーパ10Bを得ることができるのは勿論である。また、一対の巻き取りフォーク状部材20B、20Bが抜け出る際の折り畳み状のトイレットペーパ10Bに係る左右のずれを防止するため、折り畳み押圧装置60の上からの押圧によって、折り畳み状のトイレットペーパ10Bの左右のずれを防止すると共にスムースな降下を補助するようにしてもよい。この際には、折り畳み押圧装置60の押圧板61の形態を、折り畳み状のトイレットペーパ10Bに係る左右のずれを防止できるように適宜に改変すればよい。さらに、一対の巻き取りフォーク状部材20B、20Bが抜け出る際の折り畳み状のトイレットペーパ10Bに係る左右のずれを防止するためには、左右の側壁部52、52を、巻き取りフォーク状部材20Bのフォーク部が軸心の延長方向に沿って出入移動可能となるようなスリット部を備えるように改変してもよい。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 トイレットペーパ
10A 巻回状のトイレットペーパ
10B 折り畳み状のトイレットペーパ
11 繰り出し保持部
11a 繰り出し回転軸
12 繰り出し送り装置部
12a 送りローラ
12b 送りローラ
13 切断装置部
15 折り畳み工程部
20 巻き取り部材
20A 巻き取りローラ
20B 巻き取りフォーク状部材
22 仮保持装置
30 回転装置
40 往復動装置
50 折り畳み受け部
51 内底部
52 側壁部
55 補助ローラ
60 折り畳み押圧装置
61 押圧板

Claims (5)

  1. ロール状のトイレットペーパの繰り出しを許容するように保持する繰り出し保持部と、所要の長さに繰り出されたトイレットペーパを切断する切断装置部と、トイレットペーパを折り畳み状に成形して使用に供するように折り畳み工程を行う折り畳み工程部とを備えるトイレットペーパの折り畳み装置において、
    前記折り畳み工程部が、トイレットペーパの巾にかかる両端部の側のそれぞれに接して該トイレットペーパを巻き取る一対の巻き取り部材と、該一対の巻き取り部材を回転駆動させる回転装置と、トイレットペーパを巻き取って巻回状のトイレットペーパを形成させた後に、前記一対の巻き取り部材の軸方向の間隔を広げて前記巻回状のトイレットペーパが下方へ降下できるように、該一対の巻き取り部材を軸方向へ接離動させる往復動装置と、下方へ降下する前記巻回状のトイレットペーパを受ける折り畳み受け部とを備えることを特徴とするトイレットペーパの折り畳み装置。
  2. 前記巻回状のトイレットペーパを、前記折り畳み受け部との間で扁平に潰して折り畳み状に成形するように、押圧する折り畳み押圧装置を備えることを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパの折り畳み装置。
  3. 前記一対の巻き取り部材のそれぞれが、ローラ状に形成された巻き取りローラであることを特徴とする請求項1又は2記載のトイレットペーパの折り畳み装置。
  4. 前記巻き取りローラには、トイレットペーパの先端部を該巻き取りローラの外周面に沿わせて巻き取り工程中に仮に保持させる仮保持装置が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のトイレットペーパの折り畳み装置。
  5. 前記一対の巻き取り部材のそれぞれが、軸心に沿って平行に内側に向かって延びる部位を有するフォーク状に形成された巻き取りフォーク状部材であることを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパの折り畳み装置。
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