JP6568988B1 - ガス放出用増速ノズル、洋上構造物のガス放出システム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方法 - Google Patents
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Abstract
Description
速ノズル、洋上構造物のガス放出システム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方
法に関する。
oating Storage and Offloading system)と浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(F
PSO:Floating Production, Storage and Offloading System)等が有る。
設備であり、固定式の生産設備、緊張係留式プラットフォーム(TLP:Tension Leg Pl
atform)のような貯蔵設備を持たない浮体式の生産設備、あるいは陸上の生産設備で生産
された原油を受け入れて設備内の貯油タンクに貯蔵し、輸送タンカーへ積出を行う設備で
ある。また、FPSOは、洋上で石油・ガスを生産し、生産した原油を設備内のタンクに
貯蔵して、直接輸送タンカーへの積出を行う設備である。
side)などとも呼ばれる生産設備(Production Facility)12を船上に備えている。
導入される油層流体(フルイド:Fluid)は、通常ガスや水その他の不純物を含んでいる
。そのため、この油層流体を、油層流体セパレーター(プロダクション・セパレーター:
production separator)と呼ばれる圧力容器で、原油、ガス、随伴水等に分離している。
この分離されて生成された原油LはFPSO10の貯油タンク18に貯蔵され、定期的に
配船される輸送タンカーに積み出されている。
、プロパンなどより重い炭化水素からなるガスが溜まる。このガスの量がある程度が溜ま
り、貯油タンク18内の圧力が高くなると、安全のためにこのガスを放出(ベント)する
必要があり、従来技術では、貯油タンク18の上側に、圧力逃がし弁(ベント弁)を備え
たガス放出用のベントライザー管34で、フレアスタック14aと上甲板10aの中間位
の高さに導いて、このベントライザー管34の先端から大気中に放出している。
0を図示しているが、従来技術では、このガス放出用増速ノズル20は設けられておらず
、ベントライザー管34の先端は切りっぱなしの円形断面となっている。
)などよりも重く、空気に比べてかなり重いガスとなっている。そのため、この放出ガス
は、風が有るときは拡散するが、風が無いときは、ベントライザー管34の先端の放出部
分から降下して、生産設備12側に流れて、安全監視用のガス検知器を作動させてしまう
可能性がある。このガス検知器が作動すると、プラント全体を停止させることになる。
めに、排出口を上端に設けたベント管から放出すると共に、ベント管設置部の周囲を暴露
甲板よりも凹陥させて、排出口の高さをその凹陥の分だけ低くして、エアドラフトの増加
を回避する船舶のベント管設置構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
料とする場合は、メタンなどの軽い炭化水素からなる、空気よりも軽いガス(吸気の約0
.55倍)となるため、放出されるとそのまま上昇するので、放出ガスの降下という問題
は発生せず、この放出ガスの降下への対処には参考にならない。
の洋上構造物において、貯油タンクからの空気より重い放出ガスであっても、その放出に
際して洋上構造物の生産設備領域への放出ガスの降下を防止することができ、放出ガスに
よる生産活動への悪影響を回避できる、ガス放出用増速ノズル、洋上構造物のガス放出システム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方法を提供することにある。
また、上記のガス放出用増速ノズルにおいて、前記絞り配管は絞り部と直管部とからなり、前記混合管は、直管と絞り管と直管とからなることが好ましい。
射することで、この噴射流により外側の周囲の空気を効率よく吸引して、混合ガスを生成
するので、比較的簡単な構成で放出ガスを外周の空気で希釈しながら、増速することがで
きる。つまり、放出ガスが空気で希釈されることにより、仮に何らかの理由で放出ガスが
生産設備領域へ流下しても、ガス検知器の検出限界以下になるように放出ガスの可燃ガス
濃度が希釈されているので、ガス検知器の作動を回避できる。また、混合ガスの重さが空
気の重さに近づき、しかも、放出ガスの流速が大きくなるので、より効率的に大気中に拡
散させることができるという効果もある。
その放出に際して洋上構造物の生産設備領域への放出ガスの降下を防止することができ、
放出ガスによる生産活動への悪影響を回避できる。なお、この空気よりも重い放出ガスと
しては、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の油層流体から生産された
原油を貯蔵する貯油タンクで発生するガス等がある。この空気より重い放出ガスは、ベン
ト管の先端から放出されても風が無いと洋上構造物等の生産設備に降下して、この生産設
備に設けられたガス検知器を作動させて、生産活動の停止などの悪影響を与える可能性が
あるが、これを回避できる。
と、接続部材を有し、前記絞り配管と前記混合管とを、同軸状態で、かつ、開口部分を設
けた状態で、前記接続部材により接続するように構成すると、比較的簡単な構成で、上記
のガス放出用増速ノズルを製作することができる。
標準状態の体積量をVgとし、前記混合管の出口側から流出する混合ガスの標準状態の体
積量をVmとしたときに、VmをVgの150%以上かつ300%以下とすると、より効
率よく希釈と増速を行うことができる。なお、この標準状態とは、温度が0℃(絶対温度
273.15K)で、圧力が一気圧(1atm=101.325kPa)のことをいう。
原油から蒸発する蒸発ガスであるが、貯油タンクの安全性を確保するために貯油タンクに
注入されるイナートガス(不活性ガス)であってもよい。このイナートガスは、例えば窒
素78%、二酸化炭素14%、酸素2〜4%という組成を持ち、不燃性のガスである。こ
のイナートガスは空気より僅かではあるが重い。
比較的簡単な構成で外周の空気で希釈しながら、増速して、大気中に放出することができ
る。これにより、貯油タンクからの空気より重い放出ガスであっても、放出ガスが洋上構
造物の生産設備に降下することなく、大気中に拡散させることができるようになる。その
ため、洋上構造物における、放出ガスの放出に際しての洋上構造物の生産設備領域への放
出ガスの降下を防止することができ、放出ガスによる生産活動への悪影響を回避できる。
弁を備えたガスパージ用分岐管と、前記ガスパージ用分岐管が接続するガスパージ用ヘッ
ダー管と、前記ガスパージ用ヘッダー管から放出ガスを放出する部位まで立ち上がるガス
パージ用ライザー管を有するガスパージシステムを設けているか、あるいは、上記の洋上
構造物のガス放出システムにおいて、ガスパージ用ライザー管と、前記ガスパージ用ライ
ザー管と前記各ライザー管からの分岐管と、前記分岐管に配設した仕切弁を有するガスパ
ージシステムを設けて構成されると次のような効果を発揮できる。
用増速ノズルを設けると、ガス放出用増速ノズルの絞り部における絞りにより圧力損失が
大きくなり、貯油タンクの点検のときなどで、貯油タンクからの放出ガス(蒸発ガス又は
イナートガス)を大流量で短時間のうちに放出することが難しくなるが、上記のガスパー
ジシステムを備えることにより、貯油タンクからの放出ガスを大流量で短時間のうちに放
出することができるようになる。
ナートガスで置換した後に空気と置換する必要がある。また、点検等終了後に生産を再開
する前には、逆に空気をイナートガスで置換することになる。
ている。これにより、上記の洋上構造物のガス放出システムと同様の効果を発揮できる。
逃がし弁又は仕切弁を備えた分岐管と、これらの分岐管が接続するヘッダー管と、このヘ
ッダー管から放出部位まで立ち上がるライザー管とを経由して、前記貯油タンクからの放
出ガスを大気中に放出する洋上構造物のガス放出方法において、前記ベントライザー管の
前記放出ガスを放出する部位に設けた上記のガス放出用増速ノズルを経由して前記貯油タ
ンクから放出される前記放出ガスを大気中に放出することを特徴とする方法である。この
方法によれば、上記の洋上構造物のガス放出システムと同様の効果を発揮できる。
洋上構造物のガス放出方法によれば、FSOやFPSO等の洋上構造物において、貯油タ
ンクからの空気より重い放出ガスであっても、その放出に際して洋上構造物の生産設備領
域への放出ガスの降下を防止することができ、放出ガスによる生産活動への悪影響を回避
できる。
ム、洋上構造物、及び、洋上構造物のガス放出方法を、図面を参照しながら説明する。
設備内のタンクに貯蔵して、直接輸送タンカーへの積出を行う設備である、浮体式海洋石
油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)を例にして、説明しているが、本発明はこれに限
定されるものではなく、貯油タンクを有して、その上部に発生する空気よりも重いガスを
放出する必要のある洋上で使用する構造物(洋上生産設備と船舶を含む)であればよい。
がら説明する。なお、図1では、上半分を断面図で、下半分を外形図で示している。
り配管21と、混合管22と、接続部材23を有し、絞り配管21と混合管22とを、同
軸状態で、かつ、開口部分Saを設けた状態で、接続部材23により接続して構成する。
この比較的簡単な構成で、下記のガス放出用増速ノズル20を容易に製作することができ
る。
。より詳細には、図1の構成では、絞り部21aの入口側にフランジ21afを備えてい
る。また、直管部21bは、2つの直管21baと直管21bbをフランジ21bafと
フランジ21bbfで接合し、絞り部21aと直管部21bとは溶接で接合している。こ
の構造により、入口側から入る放出ガスGinを絞り部21aで絞って増速して、直管部
21bから噴射する。
らなる。より詳細には、直管22aと絞り管22bとは、フランジ22afとフランジ2
2bfとで接合し、絞り管22bと直管22cとは溶接で接合している。この構造により
、絞り部21aからの噴射された放出ガスGinを、直管22aで受けて、直管22aと
絞り管22bと直管22cに導くと共に、開口部分Saから空気Airを吸引して、この
空気Airも直管22aと絞り管22bと直管22cに導く。
かつ、開口部分Saを設けた状態で接続している。この図4の構成では、接続部材23は
、絞り配管21の軸方向に対して放射状に配置されている4枚の板状部材である。この図
1及び4では、放射方向に大きくはみ出さないような形状としているが、絞り配管21と
混合管22とを同軸状態で、かつ、開口部分Saを設けた状態で接続し、開口部分Saに
おける空気Airの流入を円滑にでき、十分な強度を持っていればよく、特にその形状を
限定する必要はない。
の入口側端部とが、ガス放出用増速ノズル20の軸方向に関して、略同じ位置、例えば、
混合管22の入口側端部の入口直径の10%程度の範囲で前後する範囲内に配置され、こ
の絞り配管21の出口側端部と、混合管22の入口側端部との間が開口部Saとなる。
ら流れ込む放出ガスGinの流速よりも、直管22cから出る混合ガスGoutの流速を
大きくする。つまり、入口側から入る放出ガスGinの噴射による吸引効果により外側の
周囲の空気Airを吸引して、放出ガスGinに混合して混合ガスGoutにすることで
、放出ガスGinを外周の空気Airで希釈しながら、混合ガスGoutの出口側流速V
outを放出ガスGinの入口側流速Vinよりも早くして(Vout>Vin)大気中
に放出する。
周囲の空気Airを効率よく吸引して、混合ガスGoutを生成するので、比較的簡単な
構成で放出ガスGinを外周の空気Airで希釈しながら、増速することができる。つま
り、放出ガスGinが空気Airで希釈されることにより、仮に何らかの理由で放出ガス
Ginが生産設備12の領域へ流下しても、ガス検知器の検出限界以下になるように放出
ガスGinの可燃ガス濃度が希釈されているので、ガス検知器の作動を回避できる。また
、混合ガスGoutの重さが空気Airの重さに近づき、しかも、混合ガスGoutの流
速Voutが大きくなるので、より効率的に大気中に拡散させることができるという効果
もある。
ノズルとディフューザーを適当な距離をおいて向き合せたものであり、このノズルから噴
射された高速の駆動流体がディフューザーの入口に向って進むことにより、ノズル周囲の
吸引流体を吸引して駆動流体と混合しながらディフューザー内を通過して、ディフューザ
ーの拡径部分で昇圧し、ノズルからの噴射で低圧になった圧力を回復している。
る必要はない。むしろ、この出口側の拡径部分は、混合ガスGoutの流速を増加させる
ためには不利となる。また、吸引流体はエジェクターの周囲の解放された空間からでは無
く、ノズルの周囲を覆った外管の内部に導かれている点が、ガス放出用増速ノズル20で
は大気中に解放された開口部Saから大気中の空気Airを吸引する点と異なる。
Gout、即ち、混合ガスGoutに含まれている放出ガスGinの降下を防止すること
ができる。
口断面積をS1とし、絞り配管21の出口断面積をS2とし、また、図3に示すように、
混合管22の入口断面積をS3とし、混合管22の出口断面積をS4とする。
つ40%以下、より好ましくは25%以上かつ35%以下とする。また、S3をS1の9
0%以上かつ130%以下、好ましくは95%以上かつ125%以下、より好ましくは1
00%以上かつ120%以下とする。また、S4をS1の60%以上かつ90%以下、好
ましくは65%以上かつ85%以下、より好ましくは70%以上かつ80%とすると、こ
れにより効率よく希釈と増速を行うことができる。
放出ガスの標準状態の体積量をVgとし、前記混合管の出口側から流出する混合ガスの標
準状態の体積量をVmとしたときに、VmをVgの150%以上かつ300%以下、好ま
しくは175%以上かつ275%以下、より好ましくは200%以上かつ250%以下と
すると、より効率よく希釈と増速を行うことができる。
速ノズル20の入口側で計測した放出ガスGinの圧力)と、放出ガスGinのガス流量
と混合ガスGoutのガス流量の関係を示す。図5から分かるように、ノズル圧力の広い
範囲おいて、放出ガスGinのガス流量が、混合ガスGoutのガス流量の約2倍になっ
ていることが分かる。なお、この実施例では、S2をS1の30%とし、また、S3をS
1の110%とし、S4をS1の75%とし、絞り配管21の出口側端部と、混合管22
の入口側端部とが、ガス放出用増速ノズル20の軸方向に関して、同じ位置にしている。
6に示す、第1の実施の形態の洋上構造物のガスシステム1Aは、ガス放出システム30
、40と第1のガスパージシステム50を備えている。また、図7に示す第2の実施の形
態の洋上構造物のガスシステム1Bは、ガス放出システム30、40と第2のガスパージ
システム60を備えている。
された油層流体Laから蒸発する蒸発ガスである場合は、下記の蒸発ガス放出システム3
0が洋上構造物のガスシステム1A、1Bとなる。また、このガス放出システムで対象と
する放出ガスGinが、貯油タンク18の安全性を確保するために貯油タンク18に注入
されるイナートガス(不活性ガス)である場合は、下記の不活性ガス放出システム40が
洋上構造物のガスシステム1A、1Bとなる。
18の上部に接続し、圧力逃がし弁32を備えたベント分岐管(分岐管)31と、これら
のベント分岐管31が接続するベントヘッダー管(ヘッダー管)33と、このベントヘッ
ダー管(集合管)33から放出ガスGinを放出する部位まで立ち上がるベントライザー
管(ライザー管)34を有して構成されており、貯油タンク18から放出される放出ガス
Ginを大気中に放出する洋上構造物10のガス放出システムであり、ガス放出用増速ノ
ズル20をベントライザー管(立ち上がり管)34の放出ガスGinを放出する部位(こ
こでは先端部位)に備えて構成されている。また、このベントライザー管34には圧力逃
がし弁35が設けられている。
ンク18の上部に接続し、遠隔操作型の仕切弁42を備えたイナートガス用分岐管(分岐
管)41と、これらのイナートガス用分岐管41が接続するイナートガス用ヘッダー管(
ヘッダー管)43と、このイナートガス用ヘッダー管43から放出ガスGinを放出する
部位まで立ち上がるイナートガス用ライザー管(ライザー管)44を有して構成されてお
り、貯油タンク18から放出される放出ガスGinを大気中に放出する。この洋上構造物
10の不活性ガス放出システム40においても、ガス放出用増速ノズル20をイナートガ
ス用ライザー管44の放出ガスGinを放出する部位(ここでは先端部位)に備えて構成
されている。また、このイナートガス用ライザー管44には圧力逃がし弁45が設けられ
ている。このイナートガスは、例えば、窒素78%、二酸化炭素14%、酸素2〜4%と
いう組成を持ち、不燃性のガスである。このイナートガスは空気より僅かではあるが重い
。
放出ガスGinを、比較的簡単な構成で外周の空気Airで希釈しながら、増速して、大
気中に放出することができる。これにより、貯油タンク18からの空気より重い放出ガス
Ginであっても、放出ガスGinが洋上構造物10の生産設備12に降下することなく
、大気中に拡散させることができるようになる。そのため、洋上構造物10における、放
出ガスGinの放出に際しての洋上構造物10の生産設備12の領域への放出ガスGin
の降下を防止することができ、放出ガスGinによる生産活動への悪影響を回避できる。
、ガス放出用増速ノズル20を設けると、ガス放出用増速ノズル20の絞り部21aにお
ける絞りにより圧力損失が大きくなるため、貯油タンク18からの放出ガス(蒸発ガス、
又は、イナートガス)Ginを大流量で短時間のうちに放出することが難しいので、さら
に、下記のようなガスパージのための設備を設けることが好ましい。
造する場合の構成であり、このガスパージのための設備を設けた洋上構造物のガスシステ
ム1Aでは、さらに、第1のガスパージシステム50を設けている。この第1のガスパー
ジシステム50は、洋上構造物10の貯油タンク18の上部に接続し、遠隔操作型の仕切
弁52を備えたガスパージ用分岐管51と、これらのガスパージ用分岐管51が接続する
ガスパージ用ヘッダー管(集合管)53と、このガスパージ用ヘッダー管53から放出ガ
スGinを放出する部位まで立ち上がるガスパージ用ライザー管(立ち上がり管)54と
を有して構成されており、貯油タンク18からのガスGを大気中に放出する。このガスパ
ージ用ライザー管54には仕切弁55が設けられている。この第1のガスパージシステム
50においては、大流量で放出ガスGinを放出するために、ガス放出用増速ノズル20
を設けていない。
造物に設ける場合であり、第2のガスパージシステム60を設けている。この第2のガス
パージシステム60では、ガスパージ用ライザー管(立ち上がり管)64を設けている。
このガスパージ用ライザー管64には、大流量でガスを放出するために、ガス放出用増速
ノズル20を設けていない。
を配設した連結管61で連結している。さらに、ガスパージ用ライザー管64とイナート
ガス用ライザー管44との間を、仕切弁63を配設した連結管61で連結して構成してい
る。あるいは、必ずしも、各ライザー管34、44、64を連結管61で連結しておく必
要はないので、図示しないが、このガスパージ用ライザー管64と、ベントライザー管3
4からの分岐管と、イナートガス用ライザー管44からの分岐管と、これらの分岐管に仕
切弁62、63を配設して構成することでもよい。
を設けているので、ガス放出システム30とイナートガス放出システム40に加えて第1
のガスパージシステム50の配管も用いてガスを放出する。そのため、第2のガスパージ
システム60よりも大量でより短時間で放出することができるという利点がある。
ガスパージ用分岐管51、ガスパージ用ヘッダー管53、ガスパージ用ライザー管54を
設ける替りに、ガス放出システム30とイナートガス放出システム40の配管の多くの部
分を利用して、大流量でガスを放出する。そのため、工事量が少なくて済むという利点が
ある。
造物10は、洋上で石油・ガスを生産し、生産した原油を設備内のタンクに貯蔵して、直
接輸送タンカーへの積出を行う設備、所謂、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(F
PSO)である。
が設けられ、船長方向に関して、上甲板10a上に、前側から、フレアタワー14、生産
設備12、居住区13等が設けられていると共に、洋上構造物10が自航する場合に備え
て、船尾側の水面下に推進システムの一部としてプロペラ15と舵16を備えている。
ている。これにより、洋上構造物10を洋上の一定範囲内に保持している。また、この係
留索11aの中央近傍に出井油導入ライン(ライザー)17が設けられ、油井戸からこの
出井油導入ライン17を通って油層流体(フルイド:Fluid)Laが浮体式海洋石油・ガ
ス生産貯蔵積出設備(FPSO)に流れる。
のガス・コンプレッサー等)、水処理設備、発電設備、コントロール・システム等を主要
な機器として備えている。そして出井油導入ライン(ライザー)17からの油層流体La
は、この生産設備12に移送され、生産設備12の油層流体セパレーター(プロダクショ
ン・セパレーター:production separator)と呼ばれる圧力容器で、油層流体Laに含ま
れる不純物が除去され、それと共に、油層流体Laは原油L、ガス、随伴水等に分離され
る。この分離で生成された原油Lは、洋上構造物10の貯油タンク18に貯蔵される。
13bが設けられている。そして、この積出設備13bから、貯油タンク18に貯蔵され
た原油Lは、定期的に配船される輸送タンカーに積み出される。
輸送されたり、FPSO10のボイラー燃料やガスエンジン燃料として利用されたりする
他、二次回収(EOR: Enhanced Oil Recovery)用または環境保護対策として坑井内や
油層に再圧入されている。
どの比較的軽い炭化水素からなるガスであり、生産設備12よりフレアタワー14の頂上
の部位に設けられたフレアスタック14aに導いて焼却処理されている。
上構造物のガス放出方法は、洋上構造物10の貯油タンク18の上部に接続し、圧力逃が
し弁32(又は仕切弁42)を備えた分岐管31(41)と、これらの分岐管31(41
)が接続するヘッダー管33(43)と、このヘッダー管33(43)から放出部位まで
立ち上がるライザー管34(44)とを経由して、貯油タンク18からの放出ガスGin
を大気中に放出する洋上構造物のガス放出方法であり、この洋上構造物のガス放出方法に
おいて、上記のガス放出用増速ノズル20をライザー管34(44)の先端に設けて、ガ
ス放出用増速ノズル20を経由して貯油タンク18から放出される放出ガスGinを大気
中に放出することを特徴とする方法である。
FPSO等の洋上構造物10の貯油タンク18から放出される放出ガスGinを、比較的
簡単な構成で外周の空気Airで希釈しながら、増速して、大気中に放出することができ
る。これにより、貯油タンク18からの空気より重い放出ガスGinであっても、放出ガ
スGinが洋上構造物10の生産設備12に降下することなく、大気中に拡散させること
ができるようになる。そのため、洋上構造物10における、放出ガスGinの放出に際し
ての洋上構造物10の生産設備12の領域への放出ガスGinの降下を防止することがで
き、放出ガスGinによる生産活動への悪影響を回避できる。
10 洋上構造物
10a 上甲板
12 生産設備
14 フレアタワー
14a フレアスタック
17 出井油導入ライン(ライザー)
18 貯油タンク
20 ガス放出用増速ノズル
21 絞り配管
21a 絞り部
21b 直管部
21af、22af、22bf、21baf、21bbf フランジ
21ba、21bb、22a、22c 直管
22 混合管
22b 絞り管
23 接続部材
30 ガス放出システム(ベント用)
31 ベント分岐管(分岐管)
32、35 圧力逃がし弁
33 ベントヘッダー管(ヘッダー管)
34 ベントライザー管(ライザー管)
40 ガス放出システム(イナートガス用)
41 イナートガス用分岐管(分岐管)
42 仕切弁
43 イナートガス用ヘッダー管(ヘッダー管)
44 イナートガス用ライザー管(ライザー管)
45 圧力逃がし弁
50 第1のガスパージシステム
51 ガスパージ用分岐管
52、55 仕切弁
53 ガスパージ用ヘッダー管(集合管)
54 ガスパージ用ライザー管(立ち上がり管)
60 第2のガスパージシステム
61 連結管
62、63 仕切弁
64 ガスパージ用ライザー管(立ち上がり管)
Air 空気
Gin 放出ガス
L 原油
La 油層流体
Sa 開口部分
S1 絞り配管の入口断面積
S2 絞り配管出口断面積
S3 混合管の入口断面積
S4 混合管の出口断面積
Claims (8)
- 入口側から入る放出ガスの噴射による吸引効果により外側の周囲の空気を吸引して、前記放出ガスに混合して混合ガスにすることで、前記放出ガスを外周の空気で希釈しながら、前記混合ガスの出口側流速を前記放出ガスの入口側流速よりも早くして大気中に放出するガス放出用増速ノズルであって、
前記放出ガスの通路を絞る絞り配管と、混合管と、接続部材を有し、
前記絞り配管と前記混合管とを同軸状態で、かつ、前記絞り配管の出口側端部と、前記混合管の入口側端部とが、当該ガス放出用増速ノズルの軸方向に関して、前記混合管の入口側端部の入口直径の10%の範囲で前後する範囲内に配置された状態で、
前記絞り配管の軸方向に対して放射状に配置されている板状部材である前記接続部材により接続して、前記絞り配管の出口側端部と、前記混合管の入口側端部との間に空気が流入する開口部を形成していることを特徴とするガス放出用増速ノズル。 - 前記絞り配管は絞り部と直管部とからなり、前記混合管は、直管と絞り管と直管とからなることを特徴とする請求項1に記載のガス放出用増速ノズル。
- 前記絞り配管の入口側から流入する放出ガスの標準状態の体積量をVgとし、前記混合管の出口側から流出する混合ガスの標準状態の体積量をVmとしたときに、VmをVgの150%以上かつ300%以下とすることを特徴とする請求項2に記載のガス放出用増速ノズル。
- 洋上構造物の貯油タンクの上部に接続し、圧力逃がし弁又は仕切弁を備えた分岐管と、これらの分岐管が接続するヘッダー管と、このヘッダー管から放出ガスを放出する部位まで立ち上がるライザー管とからなり、前記貯油タンクから放出される放出ガスを大気中に放出する洋上構造物のガス放出システムにおいて、
入口側から入る放出ガスの噴射による吸引効果により外側の周囲の空気を吸引して、前記放出ガスに混合して混合ガスにすることで、前記放出ガスを外周の空気で希釈しながら、前記混合ガスの出口側流速を前記放出ガスの入口側流速よりも早くして大気中に放出するガス放出用増速ノズルを前記ライザー管の前記放出ガスを放出する部位に備えていることを特徴とする洋上構造物のガス放出システム。 - 前記貯油タンクの上部に接続し、仕切弁を備えたガスパージ用分岐管と、前記ガスパージ用分岐管が接続するガスパージ用ヘッダー管と、前記ガスパージ用ヘッダー管から前記放出ガスを放出する部位まで立ち上がるガスパージ用ライザー管を有するガスパージシステムを設けていることを特徴とする請求項4に記載の洋上構造物のガス放出システム。
- ガスパージ用ライザー管と、前記ガスパージ用ライザー管と前記各ライザー管からの分岐管と、前記分岐管に配設した仕切弁を有するガスパージシステムを設けていることを特徴とする請求項4に記載の洋上構造物のガス放出システム。
- 請求項4〜6のいずれか1項に記載の洋上構造物のガス放出システムを備えていることを特徴とする洋上構造物。
- 洋上構造物の貯油タンクの上部に接続し、圧力逃がし弁又は仕切弁を備えた分岐管と、これらの分岐管が接続するヘッダー管と、このヘッダー管から放出ガスを放出する部位まで立ち上がるライザー管とを経由して、前記貯油タンクからの放出ガスを大気中に放出する洋上構造物のガス放出方法において、
前記ライザー管の前記放出ガスを放出する部位に設けた請求項1又は2に記載のガス放出用増速ノズルを経由して前記貯油タンクから放出される前記放出ガスを大気中に放出することを特徴とする洋上構造物のガス放出方法。
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