JP6568788B2 - 変圧器及び電力変換装置 - Google Patents

変圧器及び電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6568788B2
JP6568788B2 JP2015245782A JP2015245782A JP6568788B2 JP 6568788 B2 JP6568788 B2 JP 6568788B2 JP 2015245782 A JP2015245782 A JP 2015245782A JP 2015245782 A JP2015245782 A JP 2015245782A JP 6568788 B2 JP6568788 B2 JP 6568788B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transformer
power
power converter
winding
harmonic filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015245782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017112747A (ja
Inventor
伸也 大原
伸也 大原
井上 重徳
重徳 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015245782A priority Critical patent/JP6568788B2/ja
Publication of JP2017112747A publication Critical patent/JP2017112747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6568788B2 publication Critical patent/JP6568788B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/76Power conversion electric or electronic aspects

Description

本発明は、変圧器及び電力変換装置に関する。
半導体スイッチング素子で構成される電力変換装置は、電力系統等の負荷に対して無効電力補償装置や電動機負荷への電力供給など、幅広い用途で利用されている。電力変換装置を電力系統等の負荷に接続する場合に一般的に変圧器を介して接続することが多い。一方、電力変換装置は半導体スイッチング素子をオン・オフさせて動作するものであり一般的に高調波を発生させるので、例えば電力変換装置から電力系統への高調波電流の流出量を制限するため、高調波電流を吸収する高調波フィルタの設置が必要な場合がある。
電力変換装置に付随する高調波フィルタの接続として、変圧器は交流側巻線及び直流側巻線から構成されているところ、この交流側巻線及び直流側巻線に加え、変圧器に新たなフィルタ用巻線を設けて、このフィルタ用巻線 に高調波フィルタを接続するものが知られている。このような技術は、例えば、特開2004−288862号公報に記載されている。
特開2004−288862号公報
上記従来技術では、高調波フィルタを実現するために、高調波フィルタ用の巻線を変圧器に設けて高調波フィルタを接続しているが、しかしながら、この構成では、変圧器に余分な巻線が必要となり、変圧器自体の体積が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決することにあり、装置全体の大型化を抑えたまま高調波フィルタを接続することが可能な変圧器及び電力変換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、変圧器を介して負荷と接続され、前記変圧器は、負荷側の一次巻線と、二次巻線の2つの巻線を少なくとも有しており、前記一次巻線と二次巻線のいずれかは中間部を有しており、変換動作に伴って発生する高調波を抑制するように前記中間部は高調波フィルタに接続されるように構成した。
あるいは、電力変換器が接続するものであって、前記電力変換器が接続する巻線と、電力負荷に接続する巻線をそれぞれ一つ以上有する変圧器であって、前記巻線のいずれかの中間部に外部と接続するための接続端子を有し、前記接続端子に高調波フィルタを接続するように構成した。
本発明によれば、高調波フィルタの接続が可能であり、且つ、装置全体の体積を小さくできる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一の実施形態に係わる電力変換装置と電力系統の構成を示した図。 本発明の第一の実施形態に係わる電力変換器の構成を示した図。 本発明の第一の実施形態に係わる高調波フィルタの構成を示した図。 本発明の第一の実施形態に係わる変圧器の正相インピーダンスを示した図。 本発明の第二の実施形態に係わる電力変換装置と電力系統の構成を示した図。 本発明の第二の実施形態に係わる単位電力変換器の構成を示した図。 本発明の第三の実施形態に係わる電力変換装置と電力系統の構成を示した図。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
以下本発明の第一の実施例を図1乃至図4に沿って説明する。
図1は本発明を適用した電力変換装置の第一の実施例として、無効電力補償装置1の構成を示したものである。無効電力補償装置1は変圧器3で電力変換器4の出力電圧を昇圧した後、電力系統2に接続する。変圧器3は主に電力系統2と接続する一次巻線31および電力変換器4と接続する二次巻線32で構成される。変圧器3はこの他の構成要素として鉄心や絶縁物、また用途に応じて3次巻線等を持つ場合もあるが、図1中では省略してある。
図2は無効電力補償装置1を構成する電力変換器4の詳細な構成を示した図である。電力変換器4は半導体スイッチング素子41P、41N、42P、42N、43P、43Nおよび直流コンデンサ44で構成する。半導体スイッチング素子41P、41N、42P、42N、43P、43NはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびIGBTと並列接続したダイオードで構成する。電力変換器4は構成要素であるIGBTのオン・オフ状態を切り替えて制御することで、出力する電圧あるいは電力を制御することが可能である。具体的には、無効電力補償装置1を動作させるために、半導体スイッチング素子41P、41N、42P、42N、43P、43Nをオン・オフさせて、無効電力補償装置として、遅れ無効電力や進み無効電力を出力する。すなわち、系統2の電圧と無効電力補償装置1の出力電圧との電圧差で連系リアクトルに流れる無効電力を調整して連続的に出力を可変する。なお電力変換器4を構成するゲートドライバや制御電源等の構成要素については、図2では省略してある。なお図2では電力変換器4として所謂2レベル変換器を用いて説明したが、本実施例の効果は異なる構成を持つ電力変換器でも実現可能である。例えばIGBTを利用した3レベル変換器、単位変換器をカスケード接続したモジュラー・マルチレベル変換器やサイリスタを用いた他励式変換器であっても本実施例の効果は実現可能である。
図1に図示するように電力変換器4は変圧器3を構成する巻線32に接続する。通常変圧器3の巻線は電位差が異なる部分との絶縁を実現するため、絶縁物である油等の中に配置される。ただし巻線が外部と接続する部分はブッシングや碍子等の接続端子を介して絶縁物の外側に引き出される。変圧器3は接続端子33において電力変換器4と接続する。同様に変圧器3は接続端子35において電力系統2と接続する。
前述したように電力変換器4は構成要素である半導体素子のオン・オフ状態を切替えることでおよそ目的とした電圧波形を出力する。例えば本実施例では電力変換器4は電力系統2の交流電圧と同一周期の擬似交流電圧を出力する。例えば系統1が50Hz或いは60Hzの周波数であれば該周波数相当の同一周期の擬似交流電圧を出力する。しかしながら電力変換器4の出力する擬似交流電圧は純粋な正弦波とは異なり、電力系統2の交流電圧周期とは異なる周期の電圧成分、所謂高調波電圧を持つ。一般的に、この高調波電圧は数百kHzから1000kHzの周波数成分を持つ。この高調波電圧、あるいは高調波電圧により発生する高調波電流が電力系統2に流出した場合、電力系統2に接続した機器の誤作動やフリッカと呼ばれる系統電圧の変動現象、あるいは電力系統2内に並列接続したコンデンサの異常加熱等を引き起こす虞がある。このため系統に連系する電力変換器4が出力する高調波電流の大きさは、規格等により定められた値以下に抑制する必要がある。
高調波フィルタ5は前述した高調波電流が電力系統2に過大に流出することを抑制するために無効電力補償装置1に構成要素として組み込まれる。図3は高調波フィルタ5の構成を図示したものである。高調波フィルタ5はコンデンサ51およびコンデンサ51と直列接続する抵抗器52とリアクトル53の並列接続体で構成する。高調波フィルタ5は電力変換器4が発生する高調波電流を吸収し、電力系統2に流出する高調波電流を低減する性能を持つ。なお図3は高調波フィルタ5の一例を示したものであり、本実施例の効果は異なる構成を持つ高調波フィルタ5でも実現可能である。
本実施例の特徴的な構成は図1に示したように変圧器3が高調波フィルタ5を接続するための接続端子34を持つ点である。接続端子34は変圧器3の内部で二次巻線32の中間部34aに接続する。中間部34aは巻線34の巻線部の中間にあって、一方の巻線端部との間に実質的なインピーダンスを形成し、他方の巻線端部との間に実質的なインピーダンスを形成するように設けられている。図4は本実施例の効果を説明するために、変圧器3の正相インピーダンスを表したものである。なお変圧器3の巻線等が持つ抵抗成分はインダクタンス成分に比べて小さいため、インダクタンス成分のみ図示してある。正相インピーダンスは一次巻線31の正相インピーダンス311、二次巻線の正相インピーダンス、および励磁インダクタンス310で表される。なお二次巻線の正相インピーダンスは、説明のため電力変換器4が接続する接続点32を起点にそれぞれ3121および3122に分けて表記した(インピーダンス3121とインピーダンス3122は中間部34aによって分けられる)。通常励磁インダクタンス310は他のインダクタンス成分に比べて非常に大きく、接続端子33から流入する電力変換器4の高調波電流の内、励磁インダクタンス310に流入する成分はほとんど無い。このため電力変換器4から流入する高調波電流成分は、接続端子34に接続する高調波フィルタ5のインピーダンスと一次巻線のインピーダンス311と二次巻線のインピーダンスの一部3121の合成値との比に応じて分流する。本実施例では高調波フィルタ5は吸収すべき高調波成分が持つ周波数において、インピーダンス値が小さくなるように設計する。このため大部分の高調波電流は高調波フィルタ5に流入するため、電力系統2に流出する高調波電流を低減することが可能となる。
本実施例で開示された技術によると、変圧器3に余分な巻線を設けることなく高調波フィルタ5を接続する事が可能となり、変圧器3の小型化および低コスト化が実現可能である。
なお本実施例では変圧器3の巻線構造として一次側がデルタ結線、二次側がスター結線の例を示した。しかしながら本実施例の効果は変圧器3の結線構造に制限されることなく、例えば電力変換器4が接続する二次巻線の構造がスター結線や千鳥結線であっても、二次巻線の途中に高調波フィルタを接続することで、本実施例の効果が得られる。また、本実施例では二次巻線に中間部を設けた構成としたが、一次巻線に中間部を設けるように応用できる。また本実施例では適用先として無効電力補償装置を例に説明したが、変圧器を介して系統に接続する電力変換装置であれば、他の適用を目的とした電力変換装置であっても本実施例の効果は実現可能である。例えば直流送電向けの交直変換器や、負荷に給電するための系統連系変換器、あるいは変換器を介して系統に接続する太陽光発電や風力発電システム等の発電システム用途の電力変換装置であっても、本実施例で説明した技術は適用可能である。また、系統以外の負荷に接続することも想定できる。
以下本発明の第二の実施例を図5を用いて説明する。なお図中で実施例1と同じ符号を持つ構成要素は、実施例1の構成要素と同一であるため、説明は省略する。
本実施例の電力変換装置である無効電力補償装置6が変圧器7を介して電力系統2に接続する構成は実施例1と同様である。本実施例では無効電力補償装置6を構成する電力変換器8として、単位電力変換器81を直列に接続して構成する所謂モジュラー・マルチレベル変換器を利用する。
図6は単位電力変換器81の回路構成を描いたものである。図6が示すように単位電力変換器81はフル・ブリッジと呼ばれる回路構成で構成する。つまり2つの半導体スイッチング素子811Pおよび811Nが直列に接続され一つのレグを構成し、さらに半導体スイッチング素子812Pおよび812Nが直列に接続してもう一つのレグを構成する。両方のレグの両端には、直流電圧をほぼ一定に保つための直流コンデンサ810が接続する。半導体スイッチング素子811P、811N、812P、812NはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と逆接続したダイオードで構成する。なお本実施例ではIGBTを用いて説明するが、IGBTの代わりに自励式半導体素子であるGTO(Gate Turn-Off thyristor)等、異なる種類のパワー半導体素子を利用しても本実施例の効果は実現可能である。単位電力変換器81はその構成する半導体スイッチング素子811P、811N、812P、812Nのオン・オフ状態と出力電流の向きによりその出力電圧が決まる。つまり単位電力変換器81は直流コンデンサ810の電圧と概略同じ電圧、あるいは直流コンデンサ810の電圧と逆極性かつ概略同振幅の電圧、あるいは零電圧が出力可能である。
電力変換器8の出力電圧は直列接続した単位電力変換器81の出力電圧の和に等しい。個々の単位電力変換器81を構成するスイッチング素子811P、811N、812P、812Nのオン・オフ状態を適切に選ぶことで、電力変換器8は正弦波に近いマルチレベル波形の電圧を出力することが可能である。このため電力変換器8は構成するスイッチング素子811P、811N、812P、812Nの耐圧以上の高電圧を出力できる。
本実施例の電力変換器8は、単位電力変換器81の直列接続が構成する3つの複合体がスター結線の接続を構成する。このため電力変換器8は三相出力端子82に加えて中性点出力端子83も持つ。三相出力端子82は変圧器7の二次巻線の三相出力端子73に接続し、また中性点出力83は変圧器7の二次側中性点の出力端子76に接続する。
本実施例の変圧器7が高調波フィルタ9を接続するための接続端子74を備える点は第一の実施例と同じである。ただし本実施例の高調波フィルタ9は接続端子74および変圧器二次巻線の中性点出力端子76の間に接続する。本実施例の構成により、中性点出力端子83を持つ電力変換器8であっても、高調波フィルタ9の接続が容易に実現できる。
本実施例で開示された技術により、変圧器3に余分な巻線を設けることなく高調波フィルタ5を接続する事が可能となり、変圧器3の小型化および低コスト化が実現可能である。
なお本実施励では電力変換器4としてフル・ブリッジの単位電力変換器81で構成するモジュラー・マルチレベル変換器を例に示したが、ハーフ・ブリッジの構成を持つ単位電力変換器81で構成するモジュラー・マルチレベル変換器、あるいはフル・ブリッジの単位電力変換器81とハーフ・ブリッジの単位電力変換器81の混合で構成するモジュラー・マルチレベル変換器であても本実施例の効果が実現可能である。更に電力変換器4はモジュラー・マルチレベル変換器に限定されることは無く、中性点を外部に引き出す構造の電力変換器であれば適用可能である。たとえば中性点が外部に引き出された3レベル変換器であっても本実施例の効果は実現可能である。
また本実施例では適用先として無効電力補償装置を例に説明したが、実施例1と同様に変圧器を介して系統に接続する電力変換装置であれば他の適用を目的とした電力変換装置であっても本実施例の効果は実現可能である。例えば直流送電向けの交直変換器や、負荷に給電するための系統連系変換器、あるいは変換器を介して系統に接続する太陽光発電や風力発電システム等の発電システム用途の電力変換装置であっても、本実施例で説明した技術は適用可能である。
以下本発明の第三の実施例を図7に沿って説明する。なお図中で実施例1と同じ符号を持つ構成要素は、実施例1の構成要素と同一であるため、説明は省略する。本実施例においても電力変換器4が変圧器11に接続し、さらに変圧器11が電力系統2に接続する点は、実施例1と同様である。また本実施例においても高調波フィルタ114が変圧器11に接続する点は同じである。なお高調波フィルタ114の代表的な回路構成としては、実施例1の図3に示した高調波フィルタ5の回路構成と同一であるため、説明は省略する。
変圧器を構成する巻線等の主回路構成部品の電気的な絶縁を確保するため、主回路構成部品を絶縁油を満たした油タンク内に収納する構造が広く利用されている。絶縁油は変圧器の絶縁を実現するのみでなく、巻線や鉄心などの主回路構成部品の冷却にも利用される。本実施例においても変圧器116の一次巻線111および二次巻線112は変圧器11のタンク116の中に収納され、またタンク116内は絶縁油で満たされる。
本実施例の特徴的な構成として、変圧器の二次巻線112に接続する高調波フィルタ114が、変圧器11と同一のタンク116に収納される。高調波フィルタ114は一次巻線111および二次巻線112と同一の絶縁油に覆われる。この構成により、高調波フィルタ114と変圧器11をより密に設置可能になり、変圧器と高調波フィルタを含めた装置全体の体積を縮小できる利点がある。また高調波フィルタ114も絶縁油を介して冷却が可能となり、高調波フィルタに必要であった冷却システムを削除できることが可能となり、結果的に変圧器と高調波フィルタを含めた装置全体の体積を縮小できる。
また本実施例では適用先として無効電力補償装置を例に説明したが、実施例1と同様に変圧器を介して系統に接続する電力変換装置であれば他の適用を目的とした電力変換装置であっても本実施例の効果は実現可能である。例えば直流送電向けの交直変換器や、負荷に給電するための系統連系変換器、あるいは変換器を介して系統に接続する太陽光発電や風力発電システム等の発電システム用途の電力変換装置であっても、本実施例で説明した技術は適用可能である。
1・・・電力変換装置、 2・・・電力系統、3・・・変圧器、 31・・・一次巻線、 310・・・励磁インダクタンス、 311・・・一次巻線正相インピーダンス 、 3121、3122・・・二次巻線正相インピーダンス、 ・・・ 、 32・・・二次巻線 、 33、34、35・・・接続端子、 4・・・電力変換器、 41P、41N、42P、42N、43P、43N・・・半導体スイッチング素子、 41P1・・・IGBT、 41P2・・・ダイオード、 44・・・直流コンデンサ、 5・・・高調波フィルタ、 51・・・コンデンサ、 52・・・抵抗器、 53・・・リアクトル、 6・・・電力変換装置、 7・・・変圧器、 71・・・一次巻線、 72・・・二次巻線、 73、74、75・・・接続端子、 76・・・中性点接続端子、 8・・・電力変換器、 81・・・単位電力変換器、 810・・・直流コンデンサ、 811P、811N、812P、812N・・・半導体スイッチング素子、 82・・・三相出力端子、 83・・・中性点出力端子、 9・・・高調波フィルタ、 10・・・電力変換装置、 11・・・電力変換器、 11・・・電力変換装置、 111・・・一次巻線、 112・・・二次巻線、 113、115・・・接続端子、114・・・高調波フィルタ、 116・・・変圧器タンク

Claims (5)

  1. 変圧器を介して負荷と接続される電力変換装置であって、前記変圧器は、負荷側の一次巻線と、二次巻線の2つの巻線を少なくとも有しており、前記一次巻線と二次巻線のいずれかは中間部を有しており、変換動作に伴って発生する高調波を抑制するように前記中間部は高調波フィルタに接続され、前記負荷は電力系統であり、中間部を有する巻線は二次巻線であり、電力変換機能を持つセルとして単位セルを有し、前記単位セルを直列に接続してレグを構成し、前記レグを複数有し、前記高調波フィルタの一端は、前記レグの並列接続端に接続され、前記高調波フィルタの他端は、前記中間部に接続されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、前記中間部を挟んで巻線の一方側と他方側は巻線で構成されるインピーダンスを有することを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2において、前記変換動作は無効電力補償動作であることを特徴とする電力変換装置。
  4. 変圧器を介して負荷と接続される電力変換装置であって、前記変圧器は、負荷側の一次巻線と、二次巻線の2つの巻線を少なくとも有しており、前記一次巻線と二次巻線のいずれかは中間部を有しており、変換動作に伴って発生する高調波を抑制するように前記中間部は高調波フィルタに接続され、前記二次巻線はスター結線を構成し、前記高調波フィルタは前記二次巻線のスター結線の中性点にも接続することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1又は請求項4のいすれかにおいて、前記高調波フィルタが前記変圧器と同一の筐体に収納され、前記変圧器巻線と前記高調波フィルタが同一の絶縁媒体に覆われることを特徴とする前記電力変換装置。
JP2015245782A 2015-12-17 2015-12-17 変圧器及び電力変換装置 Active JP6568788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245782A JP6568788B2 (ja) 2015-12-17 2015-12-17 変圧器及び電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015245782A JP6568788B2 (ja) 2015-12-17 2015-12-17 変圧器及び電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017112747A JP2017112747A (ja) 2017-06-22
JP6568788B2 true JP6568788B2 (ja) 2019-08-28

Family

ID=59081373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015245782A Active JP6568788B2 (ja) 2015-12-17 2015-12-17 変圧器及び電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6568788B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7221795B2 (ja) * 2019-05-29 2023-02-14 株式会社日立製作所 電力変換装置及び可変速揚水発電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017112747A (ja) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9712070B2 (en) Power conversion device
JP5881386B2 (ja) 電力変換装置
JP5395280B2 (ja) スナバ回路を有する3レベルパルス幅変調インバータ
US9374030B2 (en) Generator excitation apparatus and power conversion system
JP5762329B2 (ja) 電力変換装置
JP5634102B2 (ja) 系統連系インバータ
JP6104736B2 (ja) 電力変換装置
WO2015056491A1 (ja) 電力変換装置及び電力変換方法
JP6253258B2 (ja) 電力変換装置
Lakhimsetty et al. A four-level open-end winding induction motor drive with a nested rectifier–inverter combination with two DC power supplies
JP4822100B2 (ja) 交流交流直接変換装置
RU2668416C1 (ru) Трехуровневый преобразователь частоты
JP6555594B2 (ja) 非絶縁変圧器を用いたジェットファン駆動用電源回路システム
JP6568788B2 (ja) 変圧器及び電力変換装置
JP3171551B2 (ja) 高電圧出力電力変換装置
JP4765006B2 (ja) 電力変換システム
KR102261327B1 (ko) 인버터 시스템
JP6342233B2 (ja) 電力変換装置
Kumar et al. Variable Speed Induction Motor Drive Fed by 4-Level inverter and 18-Pulse Converter
Abdollahi et al. Harmonics mitigation approach by using pulse‐doubling circuit in the AC–DC rectifier
Khosravi et al. Analytical Review of Voltage Source, Current Source and Impedance Source Inverters for Electrical Drive Applications
JP2012139083A (ja) 電源装置
JP2021016264A (ja) 電力変換装置
BR102015025570B1 (pt) Sistema de conversão cc-cc para aplicações de alta potência em média ou alta tensão

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6568788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150