JP6566857B2 - タンカー用荷役装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体を通流自在に構成され、且つ、先端に備えた流体流動用の陸側筒部をアーム駆動部により移動操作可能なローディングアームが設けられ、ローディングアームの先端部に、陸側筒部の先端をタンカーに設置された流体流動用のタンカー側筒部の先端に当て付けた筒部接続状態において、タンカー側筒部のフランジ部に係合可能な複数の係合爪と、当該複数の係合爪をフランジ部に係合させる係合作用状態とその係合を解除する係合解除状態とに切り換える爪駆動部とを備えて、筒部接続状態を保持する接続保持機構、及び、陸側筒部をタンカー側筒部に対して接近移動させるときに、フランジ部との接当により、タンカー側筒部に対して陸側筒部を同心状態に案内規制するガイド部が設けられ、アーム駆動部及び爪駆動部を遠隔操作する遠隔操作部が設けられたタンカー用荷役装置に関する。
かかるタンカー用荷役装置は、LNG等の流体を、タンカーの貯蔵タンクから桟橋や波止場等の陸側の貯蔵タンクに輸送したり、陸側の貯蔵タンクからタンカーの貯蔵タンクに輸送したりする荷役作業を行うものである(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1には詳細に記載されていないが、このようなタンカー用荷役装置は、以下に記載のように操作される。
つまり、遠隔操作部によりアーム駆動部を遠隔操作することにより、ローディングアームの先端の陸側筒部をタンカー側筒部に近づけるように移動操作して、陸側筒部の先端をタンカー側筒部の先端に当て付けた筒部接続状態とし、続いて、遠隔操作部により爪駆動部を遠隔操作することにより、複数の係合爪をタンカー側筒部のフランジ部に係合させる係合作用状態にして、陸側筒部の先端をタンカー側筒部の先端に当て付けた筒部接続状態で保持するように構成されている。そして、上述したように、流体の荷役作業を行うようになっている。
上記特許文献1には記載されていないが、このようなタンカー用荷役装置のローディングアームの先端部には、陸側筒部をタンカー側筒部に対して接近移動させるときに、タンカー側筒部のフランジ部との接当により、タンカー側筒部に対して陸側筒部を同心状態に近づけるように案内規制するガイド部が設けられている。
つまり、遠隔操作部によりアーム駆動部を遠隔操作して、ローディングアームの先端の陸側筒部をタンカー側筒部に近づける際には、ガイド部がタンカー側筒部のフランジ部に接当することによって案内規制されることにより、陸側筒部がタンカー側筒部に対して同心状態に近づけられつつ、陸側筒部がタンカー側筒部に接近移動される。
特開2009−208806号公報
ところで、ガイド部がタンカー側筒部のフランジ部に接当することにより、タンカー側筒部の径方向(以下、タンカー側筒部径方向と略記する場合がある)への陸側筒部の移動が規制されるが、このようにガイド部により陸側筒部のタンカー側筒部径方向への移動が規制される状態で、陸側筒部をタンカー側筒部径方向に向けて移動させるように操作される場合がある。
このような場合、ガイド部における陸側筒部の周方向の一部分(陸側筒部を移動させるように作用する力の方向とは反対方向の一部分)が、タンカー側筒部のフランジ部に押し付けられて比較的強く接当することになる。
例えば、オペレータが、アーム駆動部を遠隔操作して、陸側筒部をタンカー側筒部から離脱させる際に、タンカー側筒部径方向への移動がガイド部によって規制される領域から陸側筒部が抜け出るよりも前に、誤って、陸側筒部をタンカー側筒部径方向に移動させるように遠隔操作部を操作すると、ガイド部における陸側筒部の周方向の一部分(以下、ガイド部の周方向の一部分と略記する場合がある)がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当する。
このように、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態で、陸側筒部を軸心方向にタンカー側筒部から遠ざける側に移動させると、その陸側筒部におけるタンカー側筒部径方向での移動がガイド部により規制される状態が解放された瞬間に、陸側筒部が比較的大きく振れる虞があった。
従って、従来のタンカー用荷役装置では、流体の荷役作業の安全性を向上する上で改善の余地があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体の荷役作業の安全性を向上し得るタンカー用荷役装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るタンカー用荷役装置は、流体を通流自在に構成され、且つ、先端に備えた流体流動用の陸側筒部をアーム駆動部により移動操作可能なローディングアームが設けられ、
前記ローディングアームの先端部に、
前記陸側筒部の先端をタンカーに設置された流体流動用のタンカー側筒部の先端に当て付けた筒部接続状態において、前記タンカー側筒部のフランジ部に係合可能な複数の係合爪と、当該複数の係合爪を前記フランジ部に係合させる係合作用状態とその係合を解除する係合解除状態とに切り換える爪駆動部とを備えて、前記筒部接続状態を保持する接続保持機構、及び、
前記陸側筒部を前記タンカー側筒部に対して接近移動させるときに、前記フランジ部との接当により、前記タンカー側筒部に対して前記陸側筒部を同心状態に近づけるように案内規制するガイド部が設けられ、
前記アーム駆動部及び前記爪駆動部を遠隔操作する遠隔操作部が設けられたタンカー用荷役装置であって、その特徴構成は、
前記ガイド部に対して前記フランジ部により印加される径方向外向きの応力度合いを検出する応力検出部と、
前記応力検出部の検出情報に基づいて作動する応力対応処理手段とが設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に押し付けられて接当すると、ガイド部に径方向外向きの応力がかかり、応力検出部により、径方向外向きの応力度合いが検出されて、その検出情報に基づいて、応力対応処理手段が作動する。
ちなみに、応力対応処理手段は、例えば、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態であることがオペレータに分かるように作動させるべく構成することができる。
例えば、オペレータが、アーム駆動部を遠隔操作して、ローディングアームの先端の陸側筒部をタンカー側筒部から切り離す際に、応力対応処理手段が作動すると、オペレータには、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態であることが分る。
そこで、オペレータは、アーム駆動部を遠隔操作して、ガイド部がタンカー側筒部のフランジ部に接当しないように陸側筒部を移動操作したり、陸側筒部が比較的大きく振れても周囲に悪影響を与えないように、予め対策を講じることが可能となる。
従って、流体の荷役作業の安全性を向上し得るタンカー用荷役装置を提供することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記応力対応処理手段が、前記アーム駆動部が前記陸側筒部を移動操作させるべく前記ローディングアームを操作可能なアーム駆動可能状態に切り換えられた状態で、作動するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、アーム駆動部がアーム駆動可能状態に切り換えられた状態で、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当する状態になると、応力検出部により検出される応力度合いに基づいて、応力対応処理手段が作動する。
例えば、オペレータが、アーム駆動部をアーム駆動可能状態に切り換えて、アーム駆動部を遠隔操作して、陸側筒部を、そのタンカー側筒部径方向への移動がガイド部によって規制される領域で移動操作している際に、誤って、陸側筒部をタンカー側筒部径方向に移動させると、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当するので、ガイド部に応力がかかって、応力対応処理手段が作動する。
つまり、アーム駆動部がアーム駆動可能状態に切り換えられて、オペレータにより陸側筒部の移動操作が可能なときに、応力対応処理手段が作動するように構成することにより、オペレータに対して、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態であることの注意喚起を的確にすることが可能であるので、オペレータは、そのような状態であることに対する対応を的確にとることができる。
従って、流体の荷役作業の安全性を一層に向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記応力対応処理手段が、前記遠隔操作部における制御情報を送信する送信端末により、複数の前記係合爪を前記係合作用状態から前記係合解除状態に切り換えるべく前記爪駆動部を作動させる制御情報が送信され、且つ、前記アーム駆動部を前記アーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信された以降に、作動するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、遠隔操作部の送信端末により、複数の係合爪を係合作用状態から係合解除状態に切り換えるべく爪駆動部を作動させる制御情報(以下、係合解除制御信号と記載する場合がある)が送信され、且つ、アーム駆動部をアーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信された以降に、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当する状態になると、応力検出部により検出される応力度合いに基づいて、応力対応処理手段が作動する。
つまり、荷役作業が終了すると、オペレータは、陸側筒部をタンカー側筒部から切り離すために、係合解除信号を送信すべく送信端末を操作し、且つ、アーム駆動部をアーム駆動可能状態に切り換えるべく送信端末を操作した後、陸側筒部をタンカー側筒部の軸心方向にそのタンカー側筒部から遠ざけるようにローディングアームを操作すべく、送信端末を操作する。
その際、オペレータが、タンカー側筒部径方向への移動がガイド部によって規制される領域から陸側筒部が抜け出るよりも前に、誤って、陸側筒部をタンカー側筒部径方向に移動させるように送信端末を操作すると、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当するので、ガイド部に応力がかかって、応力対応処理手段が作動する。
このことによって、オペレータに対して、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態であることの注意喚起を更に的確にすることが可能であるので、オペレータは、そのような状態であることに対する対応を更に的確にとることができる。
従って、流体の荷役作業の安全性を更に向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記ガイド部が、前記陸側筒部の外周部から前方側に伸びる爪状で且つ前記フランジ部の外周に接当する径方向内方側のガイド面が先端側ほど大径側に位置する状態に形成された複数のガイド爪を、前記陸側筒部の外周部に周方向に沿って分散配置する形態で備えて構成され、
前記応力検出部が、前記ガイド爪夫々に装着されて、前記ガイド爪に印加される径方向外方側への応力を検出する歪ゲージを備えて構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、陸側筒部をタンカー側筒部に対して接近移動させるときに、陸側筒部の外周部のガイド爪のガイド面が、タンカー側筒部の外周部に接当することにより、陸側筒部がタンカー側筒部に対して同心状態に近づくように案内規制される。
そして、複数のガイド爪により、陸側筒部のタンカー側筒部径方向への移動が規制される状態で、陸側筒部をタンカー側筒部径方向に向けて移動させるように操作されると、陸側筒部の周方向において、その陸側筒部を移動させるように作用する力の方向に対して陸側筒部の径方向反対側に最も近いガイド爪が、最も大きく径方向外方側に歪むことになるので、そのガイド爪に装着された歪ゲージにより検出される応力が最大となる。
つまり、複数のガイド爪夫々に装着された歪ゲージ夫々の検出値に基づいて、オペレータは、陸側筒部がタンカー側筒部から偏心している方向、並びに、タンカー側筒部のフランジ部によってガイド爪に印加されている応力度合いを、一層正確に知ることが可能となる。
そこで、オペレータが、アーム駆動部を遠隔操作して、ガイド爪がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当する状態を解消するように陸側筒部を移動操作する際に、その操作を容易に行うことができる。
従って、流体の荷役作業の安全性を更に向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記応力対応処理手段が、各歪ゲージにて検出された応力に対応する情報を、各歪ゲージに対応付けて表示する表示部にて構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、表示部に、歪ゲージにて検出された応力に対応する情報が、各歪ゲージに対応付けて表示されるので、オペレータは、陸側筒部がタンカー側筒部から偏心している方向、並びに、タンカー側筒部のフランジ部によってガイド爪に印加されている応力度合いを、一層容易に且つ正確に知ることが可能となる。
そこで、オペレータが、アーム駆動部を遠隔操作して、ガイド爪がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態を解消するように陸側筒部を移動操作する際に、その操作を更に容易に行うことができる。
従って、流体の荷役作業の安全性を更に向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記応力対応処理手段が、前記応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きくなると、前記アーム駆動部を操作不能なロック状態にするインターロック手段にて構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きいときは、インターロック手段により、アーム駆動部が操作不能なロック状態にされるので、オペレータが遠隔操作部を操作しても、陸側筒部を移動操作することができない。
つまり、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当しているときに、そのままの状態で、陸側筒部がタンカー側筒部から切り離されると、陸側筒部が比較的大きく振れる虞がある。
そこで、設定応力度合いを適宜設定することにより、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に接当したままで、陸側筒部がタンカー側筒部から切り離されると、陸側筒部が比較的大きく振れる虞がある場合に、インターロックがかかって、陸側筒部を移動操作できないようにすることができる。
従って、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当したままで、陸側筒部がタンカー側筒部から切り離されるのを確実に回避することができるので、流体の荷役作業の安全性を更に向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記インターロック手段が、前記アーム駆動部における前記陸側筒部を前記タンカー側筒部に対して接近移動させる操作を許容するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、インターロック手段が作動しても、陸側筒部をタンカー側筒部に対して近づける方向へ移動するのは許容されて、それ以外の方向へ移動するのが禁止されるので、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当したままで、陸側筒部が、タンカー側筒部径方向への移動がガイド部によって規制される領域から抜け出るのを回避しながら、操作性を向上することができる。
例えば、荷役作業を始める際に、陸側筒部の先端をタンカー側筒部の先端に当て付けるように操作するときにも、応力対応処理手段が作動するように構成して、そのような操作のときに、インターロック手段が作動しても、陸側筒部をタンカー側筒部に対して近づけるのは許容されて、陸側筒部の先端をタンカー側筒部の先端に当て付けて筒部接続状態にすることができるので、操作性が向上する。
従って、荷役作業の操作性を向上しながら、荷役作業の安全性を向上することができる。
本発明に係るタンカー用荷役装置の更なる特徴構成は、前記応力対応処理手段が、前記応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きくなると、警報作動する警報手段にて構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きいときは、警報手段が警報作動するので、オペレータに対して、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態であることを的確に注意喚起することができる。それによって、オペレータは、ガイド部の周方向の一部分がタンカー側筒部のフランジ部に比較的強く接当している状態に対する対応を的確にすることができる。
従って、流体の荷役作業の安全性を更に向上することができる。
タンカー用荷役装置の全体概略構成を示すブロック図 複数の係合爪が係合作用状態に切り換えられた状態の接続保持機構の斜視図 複数の係合爪が係合解除状態に切り換えられた状態の接続保持機構の斜視図 陸側筒部をタンカー側筒部に対して接近移動させる状態を示す概略平面図 表示部の表示画像を示す図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、タンカー用荷役装置は、流体を通流自在に構成され、且つ、先端に備えた流体流動用の陸側筒部1をアーム駆動部Dにより移動操作可能なローディングアーム2、タンカー用荷役装置の運転を制御するための制御情報を電波にて送信するリモートコントローラ4(以下、リモコンと略称する)、そのリモコン4から送信される制御情報を受信する受信機5、その受信機5の受信信号等に基づいてタンカー用荷役装置の運転を制御する制御部6、各種情報を表示する表示部7、並びに、警報ランプ8等を備えて構成されている。
図2及び図3に示すように、ローディングアーム2の先端部に、陸側筒部1の先端をタンカーT(図1参照)に設置された流体流動用のタンカー側筒部3の先端に当て付けた筒部接続状態において、タンカー側筒部3のフランジ部3fに係合可能な複数の係合爪31と、当該複数の係合爪31をタンカー側筒部3のフランジ部3fに係合させる係合作用状態とその係合を解除する係合解除状態とに切り換える爪駆動用油圧シリンダ34(爪駆動部の一例)とを備えて、筒部接続状態を保持する接続保持機構K、及び、陸側筒部1をタンカー側筒部3に対して接近移動させるときに、タンカー側筒部3のフランジ部3fとの接当により、タンカー側筒部3に対して陸側筒部1を同心状態に近づけるように案内規制するガイド部Gが設けられている。
又、図1に示すように、アーム駆動部D及び爪駆動用油圧シリンダ34を遠隔操作する遠隔操作部Cが設けられている。
図示を省略するが、リモコン4には、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態とアーム駆動停止状態とに切り換えるアーム駆動スイッチや、ローディングアーム2を操作するためのアーム操作部や、接続保持機構Kを操作するための筒部接続操作部が設けられている。ちなみに、アーム駆動可能状態は、陸側筒部1を移動操作させるべくローディングアーム2を操作可能な状態であり、アーム駆動停止状態は、ローディングアーム2の操作が不能な状態である。
そして、制御部6は、リモコン4のアーム駆動スイッチやアーム操作部や筒部接続操作部から送信されて、受信機5にて受信される制御信号に基づいて、アーム駆動部D及び爪駆動用油圧シリンダ34等を制御するように構成されている。つまり、図1に示すように、リモコン4、受信機5及び制御部6を備えて、遠隔操作部Cが構成され、リモコン4が、遠隔操作部Cにおける制御情報を送信する送信端末に相当する。
図1〜図3及び図4に示すように、本発明では、ガイド部Gに対してタンカー側筒部3のフランジ部3fにより印加される径方向外向きの応力度合いを検出する応力検出部Sと、応力検出部Sの検出情報に基づいて作動する応力対応処理手段Wとが設けられている。
図1に示すように、ローディングアーム2は、桟橋、波止場等の陸L側に設置され、制御部6、表示部7及び警報ランプ8も陸L側に設けられる。リモコン4は、タンカー用荷役装置のオペレータMが持ち歩き可能なものであり、例えば、オペレータMが、タンカーT上にて、リモコン4を用いて、アーム駆動部D及び爪駆動用油圧シリンダ34等を遠隔操作することにより、陸側筒部1を移動操作して、陸側筒部1の先端をタンカー側筒部3の先端に当て付けて筒部接続状態にすると共に、複数の係合爪31を係合作用状態に切り換えて、陸側筒部1の先端をタンカー側筒部3の先端に当て付けた筒部接続状態に保持する。そして、LNG等の流体を、タンカーTの貯蔵タンク(図示省略)から陸L側の貯蔵タンク(図示省略)に輸送したり、逆に、陸L側の貯蔵タンクからタンカーTの貯蔵タンクに輸送する荷役作業を行うことになる。
次に、タンカー用荷役装置の各部について説明を加える。
ローディングアーム2は、周知であるので、詳細な説明及び図示を省略して簡単に説明する。
図1に示すように、ローディングアーム2は、陸L側に立設されたライザー管10と、そのライザー管10の上端部に、インボード用の水平回動用継手11及びインボード用の上下揺動用継手12を介して、鉛直方向の軸心で回動自在に且つ水平方向の軸心で上下方向に揺動自在に連結されたインボードアーム13、そのインボードアーム13の先端にアウトボード用の上下揺動用継手14を介して水平方向の軸心で上下方向に揺動自在に連結されたアウトボードアーム15、そのアウトボードアーム15の先端に緊急離脱部用の上下揺動用継手16を介して水平方向の軸心で上下方向に揺動自在に連結された緊急離脱部17、及び、その緊急離脱部17の下流端に先端エルボ用の水平回動用継手18を介して鉛直方向の軸心で回動自在に連結された先端エルボ19等を備えて構成され、この先端エルボ19の先端に、陸側筒部1が連通接続される。
ライザー管10、インボードアーム13、アウトボードアーム15、緊急離脱部17及び先端エルボ19により、一連に連なる管路(図示省略)が形成されて、流体を通流自在に構成され、図示を省略するが、ライザー管10の基端部が、陸L側の貯蔵タンクに接続される。又、タンカー側筒部3は、図示を省略するが、タンカーTの貯蔵タンクに接続される。
更に、ローディングアーム2には、図1に示すように、インボードアーム13をインボード用の水平回動用継手11を介して鉛直方向の軸心で回動させるためのインボード用の水平回動用油圧シリンダ20、インボードアーム13をインボード用の上下揺動用継手12を介して上下方向に揺動させるためのインボード用の上下揺動用油圧モータ21、アウトボードアーム15をアウトボード用の上下揺動用継手14を介して上下方向に揺動させるためのアウトボード用の上下揺動用油圧モータ22、緊急離脱部17を緊急離脱部用の上下揺動用継手16を介して上下方向に揺動させるための緊急離脱部用の上下揺動用油圧モータ23、先端エルボ19を先端エルボ用の水平回動用継手18を介して鉛直方向の軸心で回動させるための先端エルボ用の水平回動用油圧シリンダ24、並びに、インボード用の水平回動用油圧シリンダ20、同上下揺動用油圧モータ21、アウトボード用の上下揺動用油圧モータ22、緊急離脱部用の上下揺動用油圧モータ23及び先端エルボ用の水平回動用油圧シリンダ24夫々へ供給する油圧を制御するための油圧制御器25が設けられている。詳細な説明及び図示を省略するが、油圧制御器25は、油圧を発生する油圧ポンプ、作動油の流れる方向を切り換える方向制御弁、作動油の流量を調整する流量制御弁等を備えて構成されている。
リモコン4のアーム駆動スイッチやアーム操作部の操作状態に応じた制御信号が、受信機5を介して制御部6に送信され、制御部6が、受信機5から送信される制御信号に基づいて、油圧制御器25を制御する。
つまり、制御部6は、アーム駆動スイッチの操作状態に応じて、油圧制御器25の油圧ポンプを停止させることにより、アーム駆動部Dをアーム駆動停止状態に切り換えたり、油圧制御器25の油圧ポンプを作動させることにより、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える。
そして、制御部6は、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換えた状態で、リモコン4のアーム操作部の操作状態に応じて、油圧制御器25の方向制御弁や流量制御弁を制御して、インボード用の水平回動用油圧シリンダ20、同上下揺動用油圧モータ21、アウトボード用の上下揺動用油圧モータ22、緊急離脱部用の上下揺動用油圧モータ23及び先端エルボ用の水平回動用油圧シリンダ24夫々を作動させるように構成されている。
つまり、リモコン4のアーム操作部を操作することにより、ローディングアーム2の先端に備えられた陸側筒部1を三次元方向に移動操作可能に構成されて、図1に示すように、アーム駆動部Dが、インボード用の水平回動用油圧シリンダ20、同上下揺動用油圧モータ21、アウトボード用の上下揺動用油圧モータ22、緊急離脱部用の上下揺動用油圧モータ23、先端エルボ用の水平回動用油圧シリンダ24及び油圧制御器25を備えて構成されている。
図2及び図3に示すように、タンカー側筒部3は、円筒状本体部3mにおける陸側筒部1に接続される側である先端にフランジ部3fを備えて構成されている。又、陸側筒部1は、円筒状本体部1mにおけるタンカー側筒部3に接続される側である先端にフランジ部1fを備えて構成されている。
図2及び図3に示すように、接続保持機構Kは、陸側筒部1の円筒状本体部1mの外周部に取り付けられた円筒状支持体30、その円筒状支持体30の先端側の外周部における略均等に分散された複数個所の夫々に、円筒状支持体30の接線方向に沿う軸心周りに揺動自在に設けられたてこ状の係合爪31、円筒状支持体30の後端側の外周部に回動自在に設けられたリング状の回動リング32、てこ状の各係合爪31の力点部と回動リング32とにわたって設けられたコイルばね33、及び、回動リング32を回動操作する前述の爪駆動用油圧シリンダ34等を備えて構成されている。
この実施形態では、係合爪31は、円筒状支持体30の外周部における略均等に分散された6箇所に設けられている。
各係合爪31が、支点とする角部に設けられた支軸35にて、円筒状支持体30の外周部に周方向に間隔を開けて並設された係合爪用軸支部材36とガイド部Gを構成するガイド爪37(詳細は後述する)とにより、円筒状支持体30の接線方向に沿う軸心周りに揺動自在に支持されている。
係合爪31における作用点とする角部は、陸側筒部1のフランジ部1fが当て付けられたタンカー側筒部3のフランジ部3fに係止させて、陸側筒部1のフランジ部1fをタンカー側筒部3のフランジ部3fに押圧する鉤部38に構成されている。
そして、図2に示すように、爪駆動用油圧シリンダ34を収縮作動させて、回動リング32を回転させると、それに伴って、複数のコイルばね33が一括して収縮すると共に、複数の係合爪31が一括して、夫々の鉤部38が円筒状支持体30の軸心側に移動するように揺動することになり、複数の係合爪31がタンカー側筒部3のフランジ部3fに係合される係合作用状態となる。
一方、図3に示すように、爪駆動用油圧シリンダ34を伸長作動させて、回動リング32を係合作用状態にする方向とは逆方向に回転させると、それに伴って、複数のコイルばね33が一括して自由長よりも長くなるように伸長すると共に、複数の係合爪31が一括して、夫々の鉤部38が円筒状支持体30の径方向外方に移動するように揺動することになり、複数の係合爪31がタンカー側筒部3のフランジ部3fに係合される状態から解除される係合解除状態となる。
リモコン4の筒部接続操作部の操作状態に応じた制御信号が、受信機5を介して制御部6に送信され、制御部6が、受信機5から送信される制御信号に基づいて、油圧制御器25を制御することにより、爪駆動用油圧シリンダ34を筒部接続操作部の操作状態に応じて作動させて、接続保持機構Kを係合作用状態と係合解除状態とに切り換え可能に構成されている。
図2及び図3に示すように、複数の係合爪31夫々の支軸35を軸支するガイド爪37は、細長の板状に構成され、その細長板状のガイド爪37が、板面が陸側筒部1の軸心及び径方向に沿う姿勢で、陸側筒部1の前端からその軸心に沿う方向に沿って前方側に伸びる状態で設けられている。
更に、ガイド爪37における陸側筒部1の径方向内方側に向く端面であるガイド面37gが、先端側ほど陸側筒部1の径方向外方(即ち、大径側)に位置する先拡がり状の傾斜状に構成されている。
そして、図3及び図4に示すように、陸側筒部1がタンカー側筒部3に接近する際に、陸側筒部1の外周部に設けられた6個のガイド爪37のガイド面37gが、タンカー側筒部3のフランジ部3fの外周部に接当して、陸側筒部1がタンカー側筒部3と同心状態に近づくように案内されるように構成されている。
つまり、ガイド部Gが、陸側筒部1の外周部から前方側に伸びる爪状で且つタンカー側筒部3のフランジ部3fの外周に接当する径方向内方側のガイド面37gが先端側ほど大径側に位置する状態に形成された複数のガイド爪37を、陸側筒部1の外周部に周方向に沿って分散配置する形態で備えて構成されていることになる。更に、この実施形態では、ガイド部Gを構成する複数のガイド爪37として、6個のガイド爪37が、陸側筒部1の外周部に周方向に沿って略均等に分散配置されている。
図2及び図3に示すように、6個のガイド爪37夫々の板面に、歪ゲージ50が、そのガイド爪37に印加される陸側筒部1の径方向外方側への応力を検出するように装着されて、応力検出部Sが、6個のガイド爪37夫々に装着された歪ゲージ50を備えて構成されている。
つまり、タンカー側筒部3のフランジ部3fによってガイド爪37に印加される径方向外向きの応力が大きいほど、ガイド爪37の径方向外方側への歪量が大きくなるので、歪ゲージ50にて検出される応力が大きくなる。
タンカー側筒部3に対して陸側筒部1が偏心していると、陸側筒部1の周方向において、陸側筒部1のタンカー側筒部3に対する偏心方向とは反対側の部分に最も近いガイド爪37の歪量が最も大きいので、そのガイド爪37に設けられた歪ゲージ50にて検出される応力が最も大きくなる。
例えば、図4に示すように、タンカー側筒部3の側から見て、陸側筒部1が、タンカー側筒部3に対して図面上で右側に偏心している場合、図面上、最も左側のガイド爪37の歪量が最も大きいので、そのガイド爪37に設けられた歪ゲージ50にて検出される応力が最も大きくなる。
図1に示すように、陸側筒部1には、6個のガイド爪37に設けられた6個の歪ゲージ50夫々の検出情報を、複数の歪ゲージ50夫々に対応付けた状態で制御部6に有線で送信する送信部51が設けられている。
制御部6は、リモコン4の筒部接続操作部から、爪駆動用油圧シリンダ34を収縮させる状態から伸長させる状態に切り換える制御信号(即ち、係合解除制御信号)が送信され、且つ、リモコン4のアーム駆動スイッチから、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御信号が送信された時点から、送信部51から送信される情報に基づいて、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力(応力に対応する情報の一例)を、6個の歪ゲージ50夫々に対応付けて、表示部7に表示するように構成されている。
つまり、応力対応処理手段Wが、この表示部7にて構成されていることになる。
又、制御部6は、リモコン4の筒部接続操作部から係合解除制御信号が送信され、且つ、リモコン4のアーム駆動スイッチから、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御信号が送信された以降に、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力のうちの最大値が所定の設定応力(設定応力度合いの一例)よりも大きい場合は、受信機5から送信されるリモコン4のアーム操作部からの制御信号を受け付けないインターロック制御を実行するように構成されている。つまり、制御部6によりインターロック制御が実行されると、リモコン4を操作しても、インボード用の水平回動用油圧シリンダ20、同上下揺動用油圧モータ21、アウトボード用の上下揺動用油圧モータ22、緊急離脱部用の上下揺動用油圧モータ23及び先端エルボ用の水平回動用油圧シリンダ24夫々への油圧の供給状態が変化しないので、アーム駆動部Dが操作不能になる。
つまり、制御部6により、アーム駆動部Dを操作不能なロック状態にするインターロック手段Rが構成され、このインターロック手段Rにより、応力対応処理手段Wが構成されることになる。
ちなみに、設定応力としては、例えば、以下のように設定される。即ち、ガイド爪37がタンカー側筒部3のフランジ部3fに接当して径方向外方に歪んだ状態で、陸側筒部1が、6個のガイド爪37によりタンカー側筒部径方向への移動が規制される領域から抜け出したとしても、陸側筒部1の振れを充分に抑制できる状態に対応するガイド爪37に印加される応力に設定される。
図示を省略するが、リモコン4には、インターロック制御を解除するためのリセット指令を送信するリセットスイッチが設けられ、制御部6は、リセットスイッチからリセット指令が送信されると、受信機5から送信されるリモコン4のアーム操作部からの制御信号を受け付けるようになって、インターロック制御を解除するように構成されている。
又、制御部6は、リセットスイッチからのリセット指令によりインターロック制御を解除した後も、送信部51から送信される情報に基づいて、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力を、複数の歪ゲージ50夫々に対応付けて、表示部7に表示するように構成されている。
そして、リセットスイッチによりインターロック制御を解除すると、リモコン4により、アーム駆動部Dの制御が可能となり、ローディングアーム2の先端の陸側筒部1を三次元方向に移動操作することが可能となる。
又、制御部6は、リモコン4の筒部接続操作部から係合解除制御信号が送信され、且つ、リモコン4のアーム駆動スイッチから、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御信号が送信された以降に、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力のうちの最大値が所定の設定応力(設定応力度合いの一例)よりも大きい場合は、警報ランプ8を点灯させるように構成されている。
つまり、この実施形態では、警報ランプ8が、警報作動する警報手段の一例として設けられ、この警報ランプ8により、応力対応処理手段Wが構成されることになる。
要するに、応力対応処理手段Wが、アーム駆動部Dがアーム駆動可能状態に切り換えられた状態で、作動するように構成されていることになる。
特に、この実施形態では、応力対応処理手段Wが、遠隔操作部Cにおける制御情報を送信するリモコン4により、複数の係合爪31を係合作用状態から係合解除状態に切り換えるべく爪駆動用油圧シリンダ34を作動させる制御情報が送信され、且つ、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信された以降に、作動するように構成されていることになる。
6個の歪ゲージ50にて検出された応力に対応する情報として、例えば、図5に示す如き画像Pを表示する。この画像Pは、タンカー側筒部3の側から見た陸側筒部1を示す円状の陸側筒部パターンP1の外周部に、タンカー側筒部3の側から見た6個のガイド爪37の配置形態に合致させて、歪ゲージ50により検出される応力を表示する6個の長方形枠状のデータ表示枠パターンP2を表示し、6個のガイド爪37に設けられた6個の歪ゲージ50夫々にて検出される応力を、夫々が設けられたガイド爪37に対応するデータ表示枠パターンP2内に表示する。
例えば、上述したように、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して、図4の図面上で右側に偏心している場合、図4の図面上で最も左側のガイド爪37の歪量が最も大きくて、そのガイド爪37に印加される応力が最も大きいので、図5の図面上で、最も左側のデータ表示枠パターンP2に表示される応力が最も大きくなる。
つまり、図5に示すように、最も左側のデータ表示枠パターンP2に表示される応力が最も大きい場合、タンカー側筒部3の側から見て、陸側筒部1は、タンカー側筒部3に対して右側に偏心していることになる。
上述のように、応力検出部Sが、6個のガイド爪37夫々に装着された歪ゲージ50を備えて構成されることにより、6個の歪ゲージ50夫々にて検出される応力に基づいて、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して偏心している場合に、その偏心方向が分る。
又、表示部7が、複数の歪ゲージ50夫々にて検出された応力に対応する情報を、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して偏心している偏心方向を視認可能に表示するように構成されていることになる。
次に、タンカー用荷役装置を用いて液体の荷役作業を行う際の操作手順を説明する。
オペレータMは、先ず、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換えるべく、リモコン4のアーム駆動スイッチを操作した後、陸側筒部1をタンカー側筒部3に接近させて、陸側筒部1の先端をタンカー側筒部3の先端に当て付けた筒部接続状態にすべく、リモコン4のアーム操作部を操作する。
続いて、オペレータMは、6個の係合爪31を係合解除状態から係合作用状態に切り換えるべく、リモコン4の筒部接続操作部を操作した後、アーム駆動部Dをアーム駆動停止状態に切り換えるべく、リモコン4のアーム駆動スイッチを操作する。
そして、タンカーTの貯蔵タンクと陸L側の貯蔵タンクとの間で、LNG等の流体の荷役作業を行う。
荷役作業が終了すると、オペレータMは、6個の係合爪31を係合作用状態から係合解除状態に切り換えるべく、リモコン4の筒部接続操作部を操作すると共に、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換えるべく、リモコン4のアーム駆動スイッチを操作した後、陸側筒部1をタンカー側筒部3から離脱させるべく、リモコン4のアーム操作部を操作する。
その際、オペレータMが、6個のガイド爪37によってタンカー側筒部3の径方向(以下、タンカー側筒部径方向と略記する場合がある)への移動が規制される領域から陸側筒部1が抜け出るよりも前に、誤って、陸側筒部1をタンカー側筒部径方向に移動させるようにリモコン4のアーム操作部を操作すると、6個のガイド爪37のいずれかがタンカー側筒部3のフランジ部3fに比較的強く接当することになる。
オペレータMがリモコン4のアーム操作部を操作した時点から、表示部7には、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力が、図5の示す如き画像にて、6個の歪ゲージ50夫々に対応付けて表示される。
そして、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力のうちの最大値が所定の設定応力よりも大きい場合は、制御部6によって、インターロック制御が実行されると共に、警報ランプ8が点灯される。
すると、オペレータMは、6個のガイド爪37の一部が、タンカー側筒部3のフランジ部3fに比較的強く接当していることが分る。
又、インターロックがかかっているので、オペレータMがリモコン4のアーム操作部を操作しても、陸側筒部1を移動させることができない。
そして、オペレータMは、表示部7に表示される画像Pを見ると、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して偏心している場合に、その偏心方向、並びに、タンカー側筒部3のフランジ部3fによってガイド爪37に印加されている応力度合いが分る。
例えば、上述のように、図5の図面上で、最も左側のデータ表示枠パターンP2に表示される応力が最も大きい場合、タンカー側筒部3側から見て、陸側筒部1が、タンカー側筒部3に対して右側に偏心していることが分り、又、データ表示枠パターンP2内に表示される情報により、応力度合いが分る。
そこで、オペレータMは、リセットスイッチを操作して、インターロック状態を解除すると、リモコン4のアーム操作部により陸側筒部1の移動操作が可能となる。
この状態では、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して偏心していても、陸側筒部1は、6個のガイド爪37により保持されている。
そして、オペレータMは、表示部6に表示される6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力が全て0になる又は極力0に近づくように、陸側筒部1を、タンカー側筒部3の軸心方向視で上下及び左右方向に移動操作すべく、リモコン4のアーム操作部を操作して、陸側筒部1のガイド爪37に応力が印加される応力印加状態を解消する。
このように、オペレータMが上述の応力印加状態を解消すべく、リモコン4のアーム操作部を操作している間中も、表示部7には、例えば図5に示す如き画像Pにて、6個の歪ゲージ50夫々にて検出された応力に対応する情報が表示されていて、オペレータMは、画像Pを見ながらリモコン4のアーム操作部を操作できるので、応力印加状態を解消し易い。
続いて、オペレータMは、表示部7に表示される画像Pを見て、応力印加状態が解消されたことが分ると、陸側筒部1をタンカー側筒部3から切り離すべく、陸側筒部1をタンカー側筒部3の軸心方向にそのタンカー側筒部3から遠ざけるように、リモコン4のアーム操作部を操作する。
すると、応力印加状態が解消又は軽減されているので、陸側筒部1が、6個のガイド爪37によりタンカー側筒部径方向への移動が規制される領域から抜け出しても、陸側筒部1の振れをなくす又は軽減することができる。尚、タンカー側筒部3に対する陸側筒部1の偏心状態を解消する際も、応力印加状態を解消する際と同様である。
尚、表示部7を、陸L側の他にタンカーT側にも設置したり、表示部7と同様の画像を表示する表示手段をリモコン4に設けると、オペレータMは、タンカーTでも、表示部7やリモコン4の表示手段に表示される画像Pを見ながら、リモコン4のアーム操作部を操作して、陸側筒部1のガイド爪37に応力が印加される応力印加状態を解消する作業を行うことができる。
〔別実施形態〕
(A)応力検出部Sの具体例は、上記の実施形態で例示した歪ゲージ50に限定されるものではない。例えば、圧電素子を、陸側筒部1の外周部に略均等に分散配置した少なくとも3個のガイド爪37夫々における陸側筒部1の軸心に向くガイド面37gに、タンカー側筒部3のフランジ部3fが当接することにより印加される圧力を検出可能に設けて、各ガイド爪37に設けた圧電素子により、応力検出部Sを構成しても良い。
(B)上記の実施形態では、ガイド部Gを構成するガイド爪37を、係合爪31を軸支する2つの係合爪用軸支部材の1つに兼用するように構成したが、ガイド爪37と係合爪用軸支部材とを別々に設けても良い。
ガイド部Gを構成するガイド爪37の設置数は適宜変更可能であるが、タンカー側筒部3に対して陸側筒部1を同心状態に近づけるように適切に案内規制し、並びに、陸側筒部1がタンカー側筒部3に対して偏心している場合にその偏芯方向を検知可能にするには、少なくとも3個のガイド爪37を、陸側筒部1の外周部に周方向に沿って略均等に分散配置するのが好ましい。
(C)接続保持機構Kの具体的な構造は、図1〜図4を用いて上記の実施形態で例示した構成に限定されるものではない。そして、接続保持機構Kの構造が図1〜図4と異なる場合でも、陸側筒部1をタンカー側筒部2から離脱させる際に、陸側筒部1が大きく振れる虞がある。そこで、本発明に係る応力検出部Sと応力対応処理手段Wとを設けることで、陸側筒部1をタンカー側筒部2から離脱させる際の安全性を大幅に向上させることができる。
(D)応力対応処理手段Wの具体例としては、上記の実施形態で例示したインターロック手段R、表示部7、警報ランプ8に限定されるものではない。
例えば、応力検出部Sの検出情報に基づいて、タンカー側筒部3と陸側筒部1との偏心状態を解消するように、陸側筒部1を移動操作すべくアーム駆動部Dを制御する偏心状態解消手段を設けて、この偏心状態解消手段により、応力対応処理手段Wを構成しても良い。ちなみに、偏心状態解消手段は、制御部6を用いて構成することができる。
(E)警報手段の具体例としては、上記の実施形態で例示した警報ランプ8に限定されるものではなく、ブザーやスピーカも適用することができる。又、警報手段として、警報ランプ8とブザー等、複数種を設けても良い。
(F)応力対応処理手段Wを構成するに、上記の実施形態では、リモコン4により、複数の係合爪31を係合作用状態から係合解除状態に切り換えるべく爪駆動用油圧シリンダ34を作動させる制御情報が送信され、且つ、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信された以降に、作動するように構成したが、単に、リモコン4により、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信されて、アーム駆動部Dがアーム駆動可能状態に切り換えられた状態で、作動するように構成しても良い。
この場合、応力対応処理手段Wを、荷役作業の前に、陸側筒部1をタンカー側筒部3に接近移動させているときも作動させることができる。
荷役作業を開始するに当たって、オペレータMは、リモコン4のアーム駆動スイッチにより、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態とした後、リモコン4のアーム操作部を操作して、陸側筒部1をタンカー側筒部3に接近させて、その先端をタンカー側筒部3の先端に当て付けた筒部接続状態にし、更に、リモコン4の筒部接続操作部を操作して、6個の係合爪31を係合解除状態から係合作用状態に切り換える。
そして、リモコン4のアーム駆動スイッチにより、アーム駆動部Dをアーム駆動停止状態に切り換えた後、荷役作業を開始することになる。
このような荷役作業開始前の作業において、例えば、陸側筒部1をタンカー側筒部3に接近させて、その先端をタンカー側筒部3の先端に当て付ける筒部接続状態にしようとする際に、陸側筒部1の位置やローディングアーム2の姿勢が悪い場合、一旦、リモコン4のアーム操作部を操作して、陸側筒部1をタンカー側筒部3から離脱させる場合がある。
その際、誤って、陸側筒部1をタンカー側筒部径方向に移動させるようにリモコン4のアーム操作部を操作すると、応力対応処理手段Wが作動することになる。
あるいは、荷役作業開始前の作業において、例えば、陸側筒部1をタンカー側筒部3に接近させて、その先端をタンカー側筒部3の先端に当て付けた筒部接続状態にし、6個の係合爪31を係合解除状態から係合作用状態に切り換えた際に、陸側筒部1の位置、ローディングアーム2の姿勢や係合爪31の係合状態が悪い場合、一旦、係合爪31を係合解除状態とするとともに、陸側筒部1をタンカー側筒部3から離脱させる場合がある。
その際も、誤って、陸側筒部1をタンカー側筒部径方向に移動させるようにリモコン4のアーム操作部を操作すると、応力対応処理手段Wが作動することになる。
あるいは、荷役作業を開始したが、陸側筒部1とタンカー側筒部3との接続部で流体の漏れが発見された場合、オペレータMは、リモコン4の筒部接続操作部により、6個の係合爪31を係合作用状態から係合解除状態に切り換えると共に、リモコン4のアーム駆動スイッチにより、アーム駆動部Dをアーム駆動可能状態に切り換えた後、リモコン4のアーム操作部を操作して、陸側筒部1をタンカー側筒部3から離脱させることになる。
その際も、誤って、陸側筒部1をタンカー側筒部径方向に移動させるようにリモコン4のアーム操作部を操作すると、応力対応処理手段Wが作動することになる。
(G)ガイド部Gは、上記の実施形態の如き、複数のガイド爪37を、陸側筒部1の外周部に周方向に沿って分散配置する形態で備えた構成に限定されるものではない。例えば、横断面形状が円弧状で且つ先端側ほど円弧の径が大径となる円弧状板状体を、陸側筒部1の外周部における周方向に並ぶ係合爪31同士の間の部位の夫々に、前方側に延びる形態で配置して、ガイド部Gをこれら複数の円弧状板状体にて構成しても良い。
(H)6個の歪ゲージ50夫々の検出情報を制御部6に送信する送信部51として、上記の実施形態では、有線方式を適用したが、無線で情報を送信する無線方式を適用しても良い。
(I)応力検出部S(上記の実施形態では、6個の歪ゲージ50)の検出情報を受信すると共に、その受信した検出情報に基づいて各種処理(インターロック制御、表示部7への表示、警報ランプ8の点灯等)を実行する制御手段(以下、安全制御手段)について、上記の実施形態では、タンカー用荷役装置全体の制御を司る制御部6を用いて構成したが、安全制御手段を制御部6とは別に設けても良い。
この場合は、既設のタンカー用荷役装置に、本発明に係る構成を追加設置することができる。
(J)インターロック手段Rを構成するに、上記の実施形態では、アーム駆動部Dにおける陸側筒部1の三次元方向での移動操作を全て不能にするように構成したが、陸側筒部1をタンカー側筒部3に対して接近移動させる操作を許容するように構成しても良い。
(K)表示部に表示する応力に対応する情報としては、上記の実施形態のように、歪ゲージ50にて検出された応力そのものを表示しても良いし、強、中、弱、応力無し等、応力を段階的に示す情報を表示しても良い。
(L)本発明に係るタンカー用荷役装置により輸送の対象とする流体は、上記の実施形態で例示したLNGに限定されるものではなく、液体では、石油等も輸送対象とすることができ、又、気体も輸送対象とすることができる。
尚、上記の実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、又、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
以上説明したように、流体の荷役作業の安全性を向上し得るタンカー用荷役装置を提供することができる。
1 陸側筒部
2 ローディングアーム
3 タンカー側筒部
3f フランジ部
4 リモートコントローラ(送信端末)
7 表示部
8 警報ランプ(警報手段)
31 係合爪
34 爪駆動用油圧シリンダ(爪駆動部)
37 ガイド爪
37g ガイド面
50 歪ゲージ
C 遠隔操作部
D アーム駆動部
K 接続保持機構
G ガイド部
R インターロック手段
S 応力検出部
T タンカー
W 応力対応処理手段

Claims (8)

  1. 流体を通流自在に構成され、且つ、先端に備えた流体流動用の陸側筒部をアーム駆動部により移動操作可能なローディングアームが設けられ、
    前記ローディングアームの先端部に、
    前記陸側筒部の先端をタンカーに設置された流体流動用のタンカー側筒部の先端に当て付けた筒部接続状態において、前記タンカー側筒部のフランジ部に係合可能な複数の係合爪と、当該複数の係合爪を前記フランジ部に係合させる係合作用状態とその係合を解除する係合解除状態とに切り換える爪駆動部とを備えて、前記筒部接続状態を保持する接続保持機構、及び、
    前記陸側筒部を前記タンカー側筒部に対して接近移動させるときに、前記フランジ部との接当により、前記タンカー側筒部に対して前記陸側筒部を同心状態に近づけるように案内規制するガイド部が設けられ、
    前記アーム駆動部及び前記爪駆動部を遠隔操作する遠隔操作部が設けられたタンカー用荷役装置であって、
    前記ガイド部に対して前記フランジ部により印加される径方向外向きの応力度合いを検出する応力検出部と、
    前記応力検出部の検出情報に基づいて作動する応力対応処理手段とが設けられているタンカー用荷役装置。
  2. 前記応力対応処理手段が、前記アーム駆動部が前記陸側筒部を移動操作させるべく前記ローディングアームを操作可能なアーム駆動可能状態に切り換えられた状態で、作動するように構成されている請求項1に記載のタンカー用荷役装置。
  3. 前記応力対応処理手段が、前記遠隔操作部における制御情報を送信する送信端末により、複数の前記係合爪を前記係合作用状態から前記係合解除状態に切り換えるべく前記爪駆動部を作動させる制御情報が送信され、且つ、前記アーム駆動部を前記アーム駆動可能状態に切り換える制御情報が送信された以降に、作動するように構成されている請求項2に記載のタンカー用荷役装置。
  4. 前記ガイド部が、前記陸側筒部の外周部から前方側に伸びる爪状で且つ前記フランジ部の外周に接当する径方向内方側のガイド面が先端側ほど大径側に位置する状態に形成された複数のガイド爪を、前記陸側筒部の外周部に周方向に沿って分散配置する形態で備えて構成され、
    前記応力検出部が、前記ガイド爪夫々に装着されて、前記ガイド爪に印加される径方向外方側への応力を検出する歪ゲージを備えて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のタンカー用荷役装置。
  5. 前記応力対応処理手段が、各歪ゲージにて検出された応力に対応する情報を、各歪ゲージに対応付けて表示する表示部にて構成されている請求項4に記載のタンカー用荷役装置。
  6. 前記応力対応処理手段が、前記応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きくなると、前記アーム駆動部を操作不能なロック状態にするインターロック手段にて構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のタンカー用荷役装置。
  7. 前記インターロック手段が、前記アーム駆動部における前記陸側筒部を前記タンカー側筒部に対して接近移動させる操作を許容するように構成されている請求項6に記載のタンカー用荷役装置。
  8. 前記応力対応処理手段が、前記応力検出部により検出された応力度合いが、所定の設定応力度合いよりも大きくなると、警報作動する警報手段にて構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のタンカー用荷役装置。
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