JP6564886B2 - 安全装置を有する圧縮性流体装置および圧縮性流体装置の保護方法 - Google Patents

安全装置を有する圧縮性流体装置および圧縮性流体装置の保護方法 Download PDF

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Description

本開示は、ガススプリング、ダンパー及び空気圧アクチュエータのような圧縮性流体装置に有用な安全装置に関する。
本開示はさらに、想定外の起動から安全装置を保護する方法に関する。
深絞り金属シートで製品を成形する場合に、ガススプリングは、金属シートを保持し、成形作業後において工具半体を相互分離するのを助けるために使用される。板金ホルダを支持するガススプリングは、プレスサイクルの始めに装填され、その後に解放される。各ガススプリングがどの程度負荷されるかは、プレスサイクル、プレス製品の形態、および有効ストローク長さによって決まる。板金成形作業を最適化するには、プレスサイクルを完全に制御する必要がある。
この場合に、プレスサイクルを満足しうる方法で制御することができないリスクがある。ガススプリングは、オーバーストローク、すなわちガススプリングの公称ストローク長を超える過度の圧縮ストロークに関連して悪影響を受ける可能性がある。このようなオーバーストロークは、シリンダ、ピストンロッド、ピストンおよびガイドを含むガススプリングを構成する部品に損傷を与え、寿命が短くなるか、または最悪の場合には破裂する可能性がある。さらに重大なこととして、ガススプリングが過度に引っ張られると、プレス工具や他の種類の装置設備が損傷するおそれもある。
この種の問題を回避するために、欧州特許0959263B1公報および欧州特許1241373B1公報に開示されているように、安全プラグがシリンダの底部に取り付けられた安全装置を備えるガススプリングがある。
しかしながら、そのような安全プラグでは、安全装置が誤ってかつ意図しないで起動される状況が生じることがありうる。そのような状況の1つとして、ガススプリングが意図的に例えばサービスに関連してガスから解放されるという状況がある。板金ホルダの重量が、空のまたは近くの空のガススプリングを意図せずに圧縮し、その最終位置に到達して、オーバーストローク保護を起動してしまう。
それゆえに、この点で改良された安全装置が必要とされている。
本発明の一般的な目的は、改良された安全装置を提供することにある。特に、過度のストロークに対して十分な保護を担保しつつ、意図しないで起動されるリスクが低減された安全装置を提供することを目的とする。
本発明は、添付の独立請求項によって定義され、実施形態は添付の従属請求項、以下の説明および添付の図面に示されている。
第1の態様によれば、ガススプリングのような圧縮性流体装置は、圧縮チャンバを画定するケーシングと、チャンバ内で可動のピストンと、ピストンがオーバーストライクする場合においてピストンによって打撃されるように配置され、圧縮性流体のうちの少なくとも一部を圧縮チャンバ(12)から排出させる安全部材と、を有する。本装置は、前記ピストンによって前記安全部材が打たれる前に前記ピストンによって打たれるところに配置され、所定の圧縮オーバーストローク力が達成されたときのみにおいて前記ピストンが前記安全部材を打撃するプレストライク部材をさらに有する。前記安全部材は、チャンバ壁に設けられた安全流路に収容された本体を備えている。
圧縮性流体装置は、実施例に限定されるものではなく、ガススプリング、ダンパー、または空気圧ピストンのいずれかであってもよい。
プレストライク部材を設けることによって、例えばピストンがオーバーストライクする状況で安全装置が偶発的に誘発されるのを防止することができる。このような状況は、例えばガススプリングが依然として負荷を受けながら流体圧力から解放されるときに起こり得る。
プレストライク部材は、安全装置よりも先にピストンから力を受けることができさえすれば、安全装置、チャンバ壁またはピストンのいずれに配置してもよい。
安全部材はチャンバ壁部から内方に延び出してもよく、また、プレストライク部材は、安全部材よりもチャンバ壁からさらに内側に延び出してもよい。図示の例では、安全部材はシリンダの底壁に設けられている。
プレストライク部材は、所定の力で打撃されたときに変形するように構成された部分を有することができ、この変形が起こったときにのみ、安全部材がチャンバ壁に対して移動可能であってもよい。
この安全部材は、圧縮チャンバ内に露出されたストライク部と、安全部材が打撃されるまでの間は、圧縮性流体が圧縮チャンバから出ていくのを防止するように配置されたシール部とを備えてもよい。
本体は、安全流路内に圧入することができる。
代替として又は補助として、本体と安全流路の壁との間に遊びが設けられてもよい。
代替として又は補助として、本体は、ネジ接続によって安全流路に接続されてもよい。
プレストライク部材は、安全部材とは別の部品として形成されていてもよい。
例えば、プレストライク部材は、チャンバ壁の内側に取り付けられる部品として形成されてもよい。代替として、または補助として、プレストライク部材は、チャンバ壁の内部と一体化された部品として形成されてもよい。
プレストライク部材は、安全部材と一体化されてもよい。
プレストライク部材は、材料ブリッジによって安全部材に接続されてもよい。
この材料ブリッジは、実質的に安全部材の全周にわたって延び出してもよい。さらに、材料ブリッジは、安全部材からプレストライク部材まで半径方向に延び出していてもよい。
材料ブリッジは、少なくとも2つの異なる厚さの間で変化する、軸方向に見た厚さを有してもよい。
材料ブリッジは、プレストライク部材のチャンバ壁に最も近い部分でプレストライク部材に接続するようにしてもよい。
材料ブリッジは、プレストライク部材がチャンバ壁に取り付けられたときに材料ブリッジとチャンバ壁との間に空間が形成されるように、プレストライク部材のチャンバ壁から離間した部分でプレストライク部材に接続してもよい。
安全部材は、軸方向に延びるベント通路をさらに備えていてもよい。
ベント通路は、圧縮チャンバとシーリング部材との間の接続を提供することにより、安全部材が打撃された後に圧縮チャンバの排気を容易にすることができる。
ベント通路は、材料ブリッジおよび/または本体を通って延び出す。
安全部材は、圧縮チャンバ内の圧力が所定の最大圧力を超える場合に、流体の少なくとも一部を圧縮チャンバから排出するように構成された過剰圧力安全装置をさらに有する。
この過剰圧力安全装置は、ベント通路に関連して配置されてもよい。
そのような過剰圧力安全装置は、安全装置の変形可能な部分または破損可能な部分を含むことができる。
第2の態様によれば、圧縮チャンバを画定するケーシングと、チャンバ内で移動可能なピストンとを含むガススプリングなどの圧縮性流体装置を保護する方法が提供される。この方法では、ピストンが圧縮的にオーバーストライクしてピストンが安全部材に衝突する場合に、安全部材が装置内の圧縮性流体の少なくとも一部を排気させ、ピストンが安全部材に衝突する前にプレストライク部材を打撃し、所定の変形後にのみピストンを安全部材に当てるようにするか、またはプレストライク部材の移動が達成されている。
図1aは、本開示の安全装置の概念の設計および動作を示すガススプリングの概略断面図である。 図1bは、本開示の安全装置の概念の設計および動作を示すガススプリングの概略断面図である。 図1cは、本開示の安全装置の概念の設計および動作を示すガススプリングの概略断面図である。 図1dは、本開示の安全装置の概念の設計および動作を示すガススプリングの概略断面図である。 図2aは、安全装置の概略斜視図である。 図2bは、安全装置の概略斜視図である。 図2cは、安全装置の概略斜視図である。 図2dは、安全装置の概略斜視図である。 図3aは、図2a〜図2dの安全装置の概略断面図である。 図3bは、図2a〜図2dの安全装置の概略断面図である。 図4aは、本開示の安全装置の概念の動作をより詳細に示す概略断面図である。 図4bは、本開示の安全装置の概念の動作をより詳細に示す概略断面図である。 図4cは、本開示の安全装置の概念の動作をより詳細に示す概略断面図である。 図5は、安全装置の第1の設計を示す概略断面図である。 図6は、安全装置の第2の設計を示す概略断面図である。 図7は、安全装置の第3の設計を示す概略断面図である。 図8は、安全装置の第4の設計を示す概略断面図である。 図9は、安全装置の第5の設計を示す概略断面図である。 図10aは、安全装置とプレストライク部材との間の接続の他の設計を示す概略斜視図である。 図10bは、安全装置とプレストライク部材との間の接続の他の設計を示す概略斜視図である。 図10cは、安全装置とプレストライク部材との間の接続の他の設計を示す部分切欠概略斜視図である。 図11aは、安全装置とプレストライク部材との間の接続のさらに他の設計を示す部分切欠概略斜視図である。 図11bは、安全装置とプレストライク部材との間の接続のさらに他の設計を示す概略断面図である。 図12は、安全装置とプレストライク部材との間の接続のまたさらに他の設計を示す部分切欠概略斜視図である。
図1a〜図1dは、以下でさらに説明するように、安全装置2を含むガススプリング1の概略断面図である。
ガススプリングが参照されているが、本開示の安全装置は、ダンパーまたは空気圧アクチュエータなどの他の圧縮性流体装置においても用途を見出すことができることが理解される。また、本開示が油圧シリンダのような非圧縮性流体タイプの用途に適用されることも考えられる。
ガススプリング1は、圧縮チャンバ12を画定するケーシング11と、Oリングのようなシール装置(図示せず)によってケーシング11に対してシールされ得るガイド13を有している。ピストン15は、負荷3を受けると、圧縮チャンバ内に移動可能に配置される。ケーシング11は、実質的に円筒形状の側壁111および底壁112を備えている。
このようなガススプリング1の動作は従来通りである。すなわち、ピストン15が負荷3によって圧縮チャンバ12内に押し込まれているとき、その中に存在する流体は圧縮される、すなわち「圧縮行程」である。負荷3が解除されると、ピストン15は、加圧された流体、すなわち「戻り行程」によって押し戻される。
ピストン15は、ガイド13に設けることができる外方限界と、最終的に底壁によって提供される内方限界との間で移動可能になっている。
安全装置2は、底壁112に形成された凹部113内に配置することができる。
安全装置2は、オーバーストロークが発生する場合のように、十分に大きな軸方向荷重3を受けると、凹部113内で軸方向に変位可能であり、典型的には外方に変位可能である、チャンバ壁から内側に突出する部分を有するプラグとして一般に形成される。
図2a〜図2dを参照すると、安全装置2は、安全装置本体20と、シーリングホルダ21と、シール部材22と、エンドプレート23とを有することができる。また、安全装置は、軸方向に延びるベント通路24を有することができる。
安全装置2は、プレストライク部材25をさらに有している。
本体20は、凹部113の断面にぴったり適合するように構成された断面をもつ実質的に円筒形状の部材として形成されてもよい。
本体20は、底壁112から内側に突出して配置され、ピストンがオーバーストライクしたときにピストン15によって打撃されるストライク部201を有している。
シーリングホルダ21は、例えば本体20と一体的に形成されている。シーリングホルダ21は、半径方向に開いた周方向溝の形態に設けることができ、凹部113の壁に対してシールするように配置されたOリング22を受け入れるようになっている。Oリングは、シーリングホルダ21と凹部113の壁との間に装着されたときに圧縮されてもよい。
安全装置2の軸方向最外部にはエンドプレート23を設けることができる。エンドプレート23は、シーリングホルダ21の一部を形成することができる。シーリングホルダ21の軸方向の制限を設けることによって、シール部材22がシーリングホルダ21から脱離するのを防止している。
エンドプレート23は、圧縮チャンバからの流体がコントロールされたやり方で逃げることができるように、過剰圧力にさらされた場合に屈曲または破断(剪断)されるようにさらに配置されてもよい。例えば、図3aに示すように、エンドプレート23またはその一部が所定の位置で破断するように、破裂マーク27を設けることができる。しかしながら、エンドプレートの単なる設計は所定の箇所で屈するような(すなわち、曲がるかまたは剪断するような)ものであるので、そのような単なる設計としての破裂マークは必ず必要なものではない。
ベント通路24は、シール部材22が圧縮チャンバの圧力を受け、過剰圧力の場合にはきっかけを与えることができるように、圧縮チャンバをシール部材22および/またはエンドプレート23と直接的に接続する軸方向に延びる通路であってもよい。
プレストライク部材25は、ここでは、安全装置2の本体20と一体化されたリング状に設けられている。
プレストライク部材25は、ストライク部201の軸方向範囲tよりも大きな軸方向範囲Tを呈している。すなわち、プレストライク部材25は、打撃部よりも圧縮チャンバ内にさらに延び込んでおり、オーバーストロークの場合には、打撃部201に打撃される前にピストン15がプレストライク部材25に衝突する。
プレストライク部材25は、所定の値を超える力を受けたときに一緒になるように設計された材料および形状で形成することができる。非限定的な開示例では、プレストライク部材は、軸方向の厚さTおよび半径方向の幅Wを有するリングとして形成されており、これら厚さTと幅Wは、ピストン(またはピストンの一部)が所定の力でリングを打撃したときに該リングが屈するように選択されている。
プレストライク部材25は、必ずしもリング状に形成する必要はない。例えば、1つ以上の線状または湾曲した材料セグメントから形成されてもよい。プレストライク部材25は、軸方向および/または半径方向にギザギザの刻み目をつけた構造または波状の構造に形成されてもよい。
プレストライク部材は、図面に開示されているように、シリンダの端壁部に形成することができる。これに代えて、プレストライク部材は、円筒状の周壁部に形成するようにしてもよいし、円筒状周壁部と端壁部との間の移行部に形成するようにしてもよい。
他の実施形態として、プレストライク部材を安全装置上に形成することができる。
さらに他の実施形態として、安全部材がピストンに衝突する前に壁部と接触して力を受けるように、プレストライク部材をピストン上に形成することができる。
図3aに、ベント通路24のところで断面をとった安全装置2を概略的に示す。
図3bに、ベント通路24から角度的に離れた平面で取られた断面を概略的に示す。
図3aと図3bを参照してみると、プレストライク部材25は、半径方向の材料ブリッジ26によって本体20に取り付けられている。この材料ブリッジ26は、本体20の全周またはその一部にわたって延びだすことができる。
図1a〜図1bを再び参照すると、図1aは、ピストン15が安全装置2に到達する前のガススプリング1を示す。この時点で、ピストン15は負荷3によって後退位置に向かって押し込まれてもよい。
図1bは、ピストン15が安全装置2のプレストライク部材25-1に接触した状態のガススプリング1を示す。図示されているように、図4aではより明確に示されているように、ピストン15と安全装置のストライク部201との間に軸方向空間(T-t)が存在する。
図1cと図4bは、プレストライク部材25-2がピストン15と安全装置本体20のストライク部201との間に初期接触する程度まで降下し始めた状態のガススプリング1を示す。これらによれば、プレストライク部材25-2は幾分圧縮されている。
図1dと図4cは、安全装置2がピストン15によって軸方向に変位されて圧縮チャンバ内の流体が排出される状態のガススプリング1を示す。これらの図示の例では、シール部材22全体が凹部113から押し出されている。したがって、ガスはベント通路24を通ってシール部材22を通り抜けることができる。プレストライク部材25-3は完全に圧縮されている。
そのため、プレストライク部材が十分な程度まで一旦屈すると、本体部20が凹部113内で十分な軸方向移動を行ってシール部材22を凹部113の外に押し出すときに、ストライク部分201がピストン15によって打撃され、安全装置が起動される。
図5に、拡大断面図で前述した安全装置2を概略的に示す。本実施形態では、安全装置の本体20を凹部113のなかに圧入することができる。すなわち、本体及び凹部113が円筒状である場合、本体20の直径は、凹部113の直径と同じか又はそれより僅かに大きくてもよい。本実施形態では、シール部材22は本体20よりもさらに大きな直径を有することができる。
安全装置2はガススプリング2の内側から取り付けられており、これを交換するためにはガススプリング1を分解する必要がある。
図6に、第1の代替実施形態の安全装置2′を概略的に示す。本実施形態では、本体20′と凹部113の壁との間に半径方向の隙間Srが存在する。シール部材22の外径は、凹部113の外径より大きくてもよい。したがって、安全装置2′は、シール部材22と凹部113との間、およびプレストライク部材25と関連する材料ブリッジ26との間に与えられる摩擦力によって保持されてもよい。
安全装置2′は、ガススプリング1の内側から取り付けられている。
図7に、第2の代替実施形態の安全装置2″を概略的に示す。本実施形態では、安全装置は、ネジ接続Ctによって凹部に接続されている。安全装置2″の本体20″には雄ねじが設けられ、凹部113′の壁には雌ねじが設けられてもよい。ねじ山は、安全装置2″が十分な軸方向荷重を受けて、安全装置が部分的に凹部113′から軸方向に変位したときに剪断されるように設計されている。
本実施形態においても、ガススプリング1の内側から安全装置2″が取り付けられている。
図8に、第3の実施形態の安全装置2′″を概略的に示す。本実施形態では、図5に関して説明したように、安全装置2′″の本体20′″を凹部113に圧入することができる。本実施形態では、プレストライク部材25′は、別個の部分として設けられており、壁11の内側に取り付けられているか、または一体的に形成されている。したがって、この安全装置2′″は、内側または外側のいずれの側からも取り付けることができる。
図9に、第4の実施形態の安全装置2IVを概略的に示す。
本実施形態では、本体は、図7に関して説明したように、ネジ接続Ctにより凹部113′に取り付けられている。また、プレストライク部材は、別個の部品として設けられており、壁11の内側に取り付けられているか、または一体的に形成されている。したがって、この安全装置2IV は、内側または外側のいずれの側からも取り付けることができる。
図10a〜図10cに、安全装置2V の実施形態を概略的に示しており、材料ブリッジ26′は様々な厚さを呈している。図示した実施形態では、材料ブリッジは、より大きな厚さを有する正反対に向き合う一対の部分26aと、より小さな厚さを有する正反対に向き合う部分26bとを示す。一対の部分26a,26bは、互いに直交するように配置してもよい。
代替の実施形態では、材料ブリッジ26′は、その円周に沿って見て、波形のような連続的に変化する厚さを有するようにしてもよい。
さらに他の選択肢として、材料ブリッジは、それぞれが本体20の円周の一部だけに延在する1つ以上のブリッジ部分として形成されてもよい。
図10a〜図10cに関して論じた材料ブリッジ26′の設計は、本体20,20′,20″,20′″,20IVおよびその壁11への取り付け機構のいずれかの設計と組み合わせることができることが理解される。
図11a〜図11bには、材料ブリッジ26″が壁11に最も近いプレストライク部材25の部分から離間している安全装置2VIの実施形態を概略的に示しており、これにより壁と材料ブリッジ26″との間にスペースが形成される。
換言すれば、材料ブリッジ26″のガススプリング1の壁112と対向する側には、下部環状溝g1が形成されている。
さらに、材料ブリッジ26″の圧縮チャンバ12内に露出する側には、上部環状溝g2が形成されている。
環状溝g1,g2は、異なる軸方向の深さ及び/又は異なる半径方向の幅を有していてもよい。
図11a〜図11bに関して説明した材料ブリッジ26″の設計は、本体20,20′,20″,20′″,20IVおよびその壁11への取付機構とのいずれかの設計と組み合わせることができるものと理解される。また、図11a〜図11bおよび図12に関して説明した材料ブリッジ26″は、図10a〜図10cに関して説明したように種々の厚さで設けることができるものと理解される。
図12は、安全装置2VIIの実施形態を概略的に示しており、材料ブリッジ26′″は、壁11に最も近いプレストライク部材25の部分から離間され、壁11と材料ブリッジ26′″との間に環状溝g1が形成される。図12の実施形態では、図11a〜図11bのような上側の溝g2がなく、材料ブリッジ26′″の上側がストライク部201と面一になっている。
図12に関して論じた材料ブリッジ26′″の設計は、本体20,20′,20″,20′″,20IVおよびその壁11への取付機構とのいずれかの設計と組み合わせることができるものと理解される。また、図に関して説明した材料ブリッジ26′″は、図10a〜図10cに関して説明したように種々の厚さで設けられてもよいことも理解される。また、図12に関連して説明した材料ブリッジ26′″設計は、図10a〜図10cに関して説明したように種々の厚さで設けることもできる。
安全装置とプレストライク部材25は同じ材料で形成されてもよい。材料は、鋼またはアルミニウムのような金属材料、またはポリマー材料であってもよい。
代替の実施形態では、安全装置およびプレストライク部材は、異なる金属またはポリマー材料、または金属材料と他のポリマー材料のうちの1つのような、異種材料で形成することができる。
安全装置は、圧縮性流体装置の大きさに応じて、約3000N〜約300,000Nのピストン力を受けたときに起動するように適合させることができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ガススプリングのような圧縮性流体装置(1)であって、
圧縮チャンバ(12)を画定するケーシング(11)と、
前記圧縮チャンバ(12)内で移動可能なピストン(15)と、
前記ピストンがオーバーストライクする場合において前記ピストン(15)によって打撃されるように配置され、前記圧縮性流体のうちの少なくとも一部を前記圧縮チャンバ(12)から排出させる安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )と、
を具備し、
前記ピストン(15)によって前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )が打たれる前に前記ピストンによって打たれるところに配置され、所定の圧縮オーバーストローク力が達成されたときのみにおいて前記ピストン(15)に前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )を打たせるプレストライク部材(25,25′)を有する圧縮性流体装置。
[2] 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )はチャンバ壁部(111,112)から内方に延びており、前記プレストライク部材(25,25′)は前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )よりも前記チャンバ壁部からさらに内方に延びている[1]に記載の装置。
[3] 前記プレストライク部材(25,25′)は、所定の力で打撃されたときに変形するように配置された部分を有し、これにより前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、そのような変形が達成されたときにのみ、前記チャンバ壁に対して移動可能である[2]に記載の装置。
[4] 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、前記圧縮チャンバ(12)に露出するストライク部(201)と、前記安全部材が打撃されるまで前記圧縮性流体が前記圧縮チャンバ(12)から出ていくのを阻止するように配置されたシール部(21,22)と、を有する[1]乃至[3]のいずれか1に記載の装置。
[5] 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、前記チャンバ壁(111,112)に設けられた安全通路(113,113′)内に収容された本体(20)を有する[1]乃至[4]のいずれか1に記載の装置。
[6] 前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )とは別の部品として形成されている[1]乃至[5]のいずれか1に記載の装置。
[7] 前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )と一体化されている[1]乃至[5]のいずれか1に記載の装置。
[8] 前記プレストライク部材(25,25′)は、材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)によって前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )に接続されている[7]に記載の装置。
[9] 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )の実質的にほぼ全周にわたって延びている[8]に記載の装置。
[10] 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、軸方向に見たときに少なくとも2つの異なる厚さの間で変化する厚みを有する[8]又は[9]のいずれか1に記載の装置。
[11] 前記材料ブリッジは、前記チャンバ壁に最も近い前記プレストライク部材の部分で前記プレストライク部材(25,25′)に接続している[8]乃至[10]のいずれか1に記載の装置。
[12] 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、前記プレストライク部材のチャンバ壁から離間した部分で前記プレストライク部材(25,25′)に接続しており、これにより前記プレストライク部材(25,25′)が前記チャンバ壁に取り付けられたときに、前記材料ブリッジとチャンバ壁との間に空間(g1)が形成される[8]乃至[11]のいずれか1に記載の装置。
[13] 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、軸方向に延びるベント通路(24)をさらに有する[1]乃至[12]のいずれか1に記載の装置。
[14] [5]に従属する場合の[8]乃至[12]のいずれか1に従属する場合の[13]の装置において、前記ベント通路(24)は、前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)および/または前記本体(20)を通って延びる[13]に記載の装置。
[15] 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、前記圧縮チャンバ内の圧力が所定の最大圧力を超える場合に、前記流体の少なくとも一部を前記圧縮チャンバから排出するように構成された過剰圧力安全装置をさらに有する[1]乃至[14]のいずれか1に記載の装置。
[16] 圧縮チャンバを画定するケーシングと、前記チャンバ内で移動可能なピストンとを有するガススプリングのような圧縮性流体装置を保護するための方法であって、前記ピストンが圧縮的にオーバーストライクする場合において、前記ピストンが安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )を打撃して、該安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )が前記装置内の圧縮性流体の少なくとも一部の排気を引き起こさせ、前記ピストンが前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )を打つ前に、前記プレストライク部材(25,25′)を打ち、前記プレストライク部材(25,25′)の所定の変形または移動が達成された後にのみ、前記ピストンが前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )を打つ圧縮性流体装置の保護方法。
11…ケーシング、12…圧縮チャンバ、13…ガイド、15…ピストン、
111…側壁、112…底壁、113,113′…安全通路(凹部)、
2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI,2VII …安全装置、
20,20′,20″,20′″,20IV,20V,20VI,20VII …安全装置の本体、
21…シーリングホルダ、22…シール部材(Oリング)、23…エンドプレート、24…ベント通路、
25,25-1,25-2,25-3…プレストライク部材、
26,26′,26″,26′″…材料ブリッジ、27…破裂マーク、
201…ストライク部、
3…負荷、T-t…軸方向空間

Claims (16)

  1. ガススプリングのような圧縮性流体装置(1)であって、
    圧縮チャンバ(12)を画定するケーシング(11)と、
    前記圧縮チャンバ(12)内で移動可能なピストン(15)と、
    前記ピストンがオーバーストライクする場合において前記ピストン(15)によって打撃されるように配置され、前記圧縮性流体のうちの少なくとも一部を前記圧縮チャンバ(12)から排出させる安全部材(2,2′,2″, 2′″,2IV,2V,2VI)と、
    を具備し、
    前記ピストン(15)によって前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)が打たれる前に前記ピストンによって打たれるところに配置され、所定の圧縮オーバーストローク力が達成されたときのみにおいて前記ピストン(15)に前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)を打たせるプレストライク部材(25,25′)を有し、
    前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、前記チャンバ壁(111,112)に設けられた安全通路(113,113′)内に収容された本体(20)を有し、チャンバ壁部(111,112)から内方に延びており、
    前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)よりも前記チャンバ壁からさらに内方に延びていることを特徴とする圧縮性流体装置。
  2. 前記プレストライク部材(25,25′)は、所定の力で打撃されたときに変形するように配置された部分を有し、これにより前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、そのような変形が達成されたときにのみ、前記チャンバ壁に対して移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、前記圧縮チャンバ(12)に露出するストライク部(201)と、前記安全部材が打撃されるまで前記圧縮性流体が前記圧縮チャンバ(12)から出ていくのを阻止するように配置されたシール部(21,22)と、を有することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の装置。
  4. 前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)とは別の部品として形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)と一体化されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記プレストライク部材(25,25′)は、材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)によって前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)の全周にわたって延びていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、軸方向に見たときに少なくとも2つの異なる厚さの間で変化する厚みを有することを特徴とする請求項6又は7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 前記材料ブリッジは、前記チャンバ壁に最も近い前記プレストライク部材の部分で前記プレストライク部材(25,25′)に接続していることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)は、前記プレストライク部材のチャンバ壁から離間した部分で前記プレストライク部材(25,25′)に接続しており、これにより前記プレストライク部材(25,25′)が前記チャンバ壁に取り付けられたときに、前記材料ブリッジとチャンバ壁との間に空間(g1)が形成されることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の装置。
  11. 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、軸方向に延びるベント通路(24)をさらに有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、軸方向に延びるベント通路(24)をさらに有し、前記ベント通路(24)は、前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)を通って延びることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記ベント通路(24)は、前記本体(20)を通って延びることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2 IV ,2 V ,2 VI )は、軸方向に延びるベント通路(24)をさらに有し、前記ベント通路(24)は、前記材料ブリッジ(26,26′,26″,26′″)および前記本体(20)を通って延びることを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の装置。
  15. 前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、前記圧縮チャンバ内の圧力が所定の最大圧力を超える場合に、前記流体の少なくとも一部を前記圧縮チャンバから排出するように構成された過剰圧力安全装置をさらに有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の装置。
  16. 圧縮チャンバを画定するケーシングと、前記チャンバ内で移動可能なピストンとを有するガススプリングのような圧縮性流体装置を保護するための方法であって、
    前記ピストンが圧縮的にオーバーストライクする場合において、
    前記ピストンが安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)を打撃して、該安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)が前記装置内の圧縮性流体の少なくとも一部の排気を引き起こさせ、
    前記ピストンが前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)を打つ前に、プレストライク部材(25,25′)を打ち、
    前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)は、チャンバ壁部(111,112)から内方に延びており、
    前記プレストライク部材(25,25′)は、前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)よりも前記チャンバ壁からさらに内方に延びており、
    前記プレストライク部材(25,25′)の所定の変形または移動が達成された後にのみ、前記ピストンが前記安全部材(2,2′,2″,2′″,2IV,2V,2VI)を打つ、
    ことを特徴とする圧縮性流体装置の保護方法。
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