JP6564790B2 - ロープロファイルポケットツール - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照:
本出願は、次の米国仮特許出願:2014年1月31日に出願された米国仮特許出願第61/934352号(発明の名称:「個人用の万能具、ポケットナイフ及び関連の方法」)、2014年12月22日に出願された米国仮特許出願第62/095697号(発明の名称:「個人用の万能具、ポケットナイフ及び関連の方法」及び2015年1月6日に出願された米国出願第14/590980号(発明の名称:「ロープロファイルポケットツール」)に対して優先権を主張するものであり、これらの出願の内容全体は本明細書に中に参照により組み込まれる。
技術分野
本発明は、一般にロープロファイルツールに関し、ある実施形態においてはロープロファイルポケットナイフに関する。
背景:
ポケットナイフは、150年以上の間、様々な用途に便利なツールであった。例えば、1859年にG.G. Belcherに対して発行された米国特許第23,975号(発明の名称:「刈り込みナイフ」)はポケットナイフを対象とするものであった。ポケットナイフは150年以上の間に普及してきたが、その間、そのデザインはそれほど大きく変化していない。例えば、Koelewynに対して発行された米国出願第7,555,839号(発明の名称:「フィッシングナイフ」)をBelcherの「刈り込みナイフ」と比較されたい。Koelewynの刃が釣り糸を切りやすいという特別な特徴を別にすると、2009年に特許を付与されたKoelewynのポケットナイフと1859年に特許を付与されたBelcherのポケットナイフは、基本的なデザインが同じである。どちらもナイフ刃を納める前プレート及び後プレートを有し、どちらもピンを使用して結合され、どちらもおそらく0.5インチ以上のプロファイルを有する。
ポケットナイフの基本的なデザインは長年実質的に変化していないが、発明者らは、例えば従来のデザインにマルチツールを追加することにより機能性を高めてきた。例えば、Elsnerに対して発行された米国特許第8,528,215号(発明の名称:「ポケットツール、特にポケットナイフ」)を参照されたい。ポケットナイフを身に着けて持ち歩くと、重く、ポケット内又はベルト上でかさばることがある。また、ポケットナイフを財布の中に入れて持ち歩くと見つけにくいことがある。
そのため、従来のポケットナイフの機能性をなお維持しながら又はポケットツールの改良された機能性を維持しながら、軽量でロープロファイルのナイフを考案すると有利である。従って、札入れの中に収まるほど低いプロファイルを有するポケットナイフをデザインすることが望ましい。そのようにポケットナイフ又はロープロファイルツールが、札入れの中にちょうど入れることができるようなものであれば、重くてより伝統的なポケットツールを持ち歩く場合よりも見つけやすく、かさばらない。
スマートでモダンなポケットナイフのデザインにおいて、現代の生活に関わる追加の考慮事項は、空港のセキュリティチェックポイントなどのチェックポイントにおいてポケットナイフにより引き起こされるセキュリティリスクである。これらの状況においては、例えば、武器として使用することができるポケットナイフ又は鋭利な道具を有するポケットツールを航空機に持ち込むことが禁じられていることが多い。空港のスクリーニングチェックポイントでポケットナイフを身体又は機内持ち込み荷物から取り除くのを忘れた航空機の乗客が飛行機に搭乗するために自分のポケットナイフを没収されることはよくある。これは飛行機での旅行者にとって大きな損失になることがある。
そのため、ある場所に入るために自分のツールを没収されるおそれに見舞われた飛行機を利用する旅行者又はその他の人がツール本体から鋭利な道具を簡単に取り出すことのできるような特徴をスマートなロープロファイルツールに追加できれば、さらに有利である。このように、例えば旅行者は、問題ある鋭利な道具が没収されなければならない場合でも、ポケットツールの本体を持ち続けることができる。これにより、ナイフの所有者は、例えば、その後に比較的安いコストでナイフ刃又は鋸を入れ替えることができる。
発明の概要:
本明細書で開示される発明は、厚みを比較的薄くするとともに工具を使用しなくても道具の取り外し及び交換ができる機能を持たせることにより、上記先行技術の欠点のいくつかを克服する。ツールのプロファイルは、ピン、鋲、ネジ及び同様な留め具の使用を避けるとともに1枚のバッキングプレートのみを使用することにより、最小限に維持される。着脱可能という特徴は、回転環状軌道を形成する道具上の軌道特徴部と連動するタブ操作機構をバッキングプレートに設けることにより達成される。軌道の切り抜きにより、タブが軌道の面を貫通して、道具をバッキングプレートから取り外すことができる。複数の連動タブ並びにバッキングプレート及び道具の軌道部はそれぞれ、道具が回転中又は開位置にあるときに道具にかかるトルクが安定するように離間している。
いくつかの実施形態では、ロープロファイルポケットツールが提供され、そのロープロファイルポケットツールは、第1タブと道具キャッチ部を有する板バネと少なくとも1つの道具ガードとを有するバッキングプレートと、道具とを備え、前記道具は、環状軌道内に配置された第1切り抜きと、前記道具が閉位置、開位置又はその両方の位置にあるときに前記道具キャッチ部に連結するように構成された第2切り欠き部とを備え、前記環状軌道は、前記バッキングプレートと連動して前記道具の限定的な回転移動を可能とするように構成されている。
代替実施形態では、前記道具は、ナイフ刃、ネジ回し、鋸、レンチ、アレンキー、ボックスオープナー、レターオープナー、鍵開け道具、フルーツピーラー、定規、櫛、シートベルトカッター、ガラス破砕具、栓抜き、缶切り、はさみ、彫刻刀、及びワイヤカッターからなる群から選択される。
いくつかの実施形態では、前記道具は取り外し可能である。
いくつかの実施形態では、前記バッキングプレートの厚さは前記道具の厚さとほぼ同一である。代替実施形態では、前記バッキングプレート及び前記道具の合計厚さは、4ミリメートル以下である。好適な実施形態では、前記バッキングプレート及び前記道具の合計厚さは約2ミリメートルである。
いくつかの実施形態では、第2道具ガードを有する。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの道具ガードはバッキングプレートと一体である。追加の実施形態では、少なくとも1つの道具ガードが、前記バッキングプレートに近い縁部の方がより厚くなるようにテーパリングされている。代替実施形態では、前記道具が閉位置にあるときに前記道具の前部は背部に向かって細くなるように、前記道具ガードのテーパリングが前記道具の前部の厚さに反比例している。
さらに他の実施形態では、前記ロープロファイルポケットツールは、前記第1タブとは異なる長さの第2タブと、道具が挿入位置にあるときに第1タブ及び第2タブを取り囲む第1切り抜き及び第2切り抜きとを更に備え、前記環状軌道が前記第1タブ及び前記第2タブと連動して前記道具を回転移動させるように構成してもよい。追加の実施形態では、第3タブと、前記道具が挿入位置にあるときに前記第3タブを取り囲む第3切り抜きとを備えてもよく、前記環状軌道は前記第3タブと連動して前記道具を回転移動させるように構成されている。
別の実施形態では、前記第2タブ及び前記第3タブは前記回転の方向に長さを短くして並べてもよく、これらのタブは、第1の最も広い弧長のタブを径方向に短くして第2軌道に乗るようにデザインされ、前記第2タブ及び前記第3タブは径方向の長さを長くして、これらが外側の第1軌道に乗ることができるようにデザインされる。
いくつかの実施形態では、前記ロープロファイルポケットツールは、前記第1タブが前記第2タブよりも短くなるようにデザインされ、更に、前記第1タブが外側円弧の辺に沿って前記第2タブの外側円弧の辺よりも広い構成と、前記第1切り抜きが前記第1タブの幅に関連したサイズにされ、前記第2切り抜きが第2タブの幅に関連したサイズにされ、それにより内側環状軌道及び外側環状軌道が形成される構成と、前記内側及び外側の環状軌道が同心である構成と、前記内側軌道が前記第1切り抜き及び前記第2切り抜きにより分断される構成と、前記外側軌道が前記第2切り抜きにより分断される構成とを備える。
代替実施形態では、前記ロープロファイルポケットツールは、第3タブと、前記道具が挿入位置にあるときに前記第3タブを取り囲む第3切り抜きとを更に備えるようにデザインしてもよく、前記環状軌道は、前記3タブと連動して前記道具の回転移動をさせるように構成されている。
前記ロープロファイルツールの更に他の代替実施形態では、前記第1タブ、前記第2タブ及び前記第3タブは互いに異なる長さを有し、前記第1タブが外側円弧の辺に沿って前記第2タブの外側円弧の辺よりも広い構成と、前記第2タブが外側円弧の辺に沿って前記第3タブの外側円弧の辺よりも広い構成と、前記第1切り抜きが前記第1タブの幅に関連したサイズにされている構成と、前記第2切り抜きが前記第2タブの幅に関連したサイズにされている構成と、前記第3切り抜きが前記第3タブの幅に関連したサイズにされている構成と、前記第1切り抜き、前記第2切り抜き及び前記第3切り抜きが前記内側環状軌道、前記中央環状軌道及び前記外側環状軌道を作るように形成されている構成と、前記内側、中央及び外側の環状軌道は同心である構成と、前記内側軌道が前記第1切り抜き、前記第2切り抜き及び前記第3切り抜きで分断されている構成と、前記中央軌道が前記第2切り抜き及び前記第3切り抜きで分断されている構成と、前記外側軌道が前記第3切り抜きで分断されて構成とを更に備える。
いくつかの実施形態では、前記板バネは更に道具保持ボスを備える。追加の実施形態では、曲線を成すタブを含む。
代替実施形態では、前記バッキングプレートは、そのバッキングプレートと一体化した道具キャッチ部を更に備える。
追加の実施形態では、前記バッキングプレートは刃ピボットボスを更に備える。
更に追加の実施形態では、前記バッキングプレート上の第2タブと、第1バッキングプレート切り抜き及び第2バッキングプレート切り抜きと、第1軌道及び第2軌道とを備えてもよい。代替実施形態では、第3軌道を備えてもよい。これらの実施形態では、前記軌道は任意で前記道具と一体にしてもよい。
更に他の実施形態では、前記バッキングプレート上の第3タブと、第3バッキングプレート切り抜きと、前記道具と一体化した第3刃ピボット軌道とを備えてもよい。
更に別の実施形態では、ロープロファイルポケットツールは、バッキングプレートと道具とを備え、前記バッキングプレートは、環状軌道内に配置された第1切り抜きと、前記道具が閉位置にあるときに道具キャッチ部に連結するように構成されている道具の一部とを備え、前記環状軌道は、前記バッキングプレートと連動して前記道具の限定的な回転移動を可能とするように構成され、前記道具は、第1タブと道具キャッチ部を有する板バネと少なくとも1つの道具ガードとを備えてもよい。
本明細書に開示する代替実施形態では、第1軌道と第2軌道とを備える機械的な連動システムであって、前記第1軌道の直径は前記第2軌道の直径よりも小さく、前記第1軌道及び前記第2軌道は環状軌道を作るように円形面を中心に同心状に配置され、前記第1軌道及び前記第2軌道は第1タブ及び第2タブと回転連動するように構成され、前記第1タブ及び前記第2タブは互いに異なる弧長及び径方向に長さを有する機械的な連動システムが記載されている。
代替実施形態は、第1及び第2の軌道と回転連動するように構成されている第3タブを更に備え、その第3タブは前記第1タブ又は前記第2タブとは異なる弧長及び径方向の長さを有する。
図1Aは、ロープロファイルポケットツールの一実施形態の正面図である。この実施形態では、ポケットツールはポケットナイフであり、閉位置で示されている。
図1Bは、開位置のポケットナイフの実施形態の正面図である。
図2は、本発明のポケットナイフの実施形態とともに使用することができる道具すなわちナイフ刃の正面図である。
図3は、ポケットナイフの実施形態で使用されるバッキングプレートの正面図である。
図4は、本発明の実施形態で使用できるバッキングプレートの代替実施形態の正面図である。
図5は、本発明の実施形態で使用できるバッキングプレート及びクリップの代替実施形態の背面図である。
図6Aは、本明細書で説明するポケットツールで使用できるバッキングプレートの第3実施形態の正面図である。
図6Bは、バッキングプレートの第3実施形態のプロファイル図である。
図7は、バッキングプレートの第3実施形態と、ロープロファイル万能ツールを形成するために本実施形態で使用することのできるナイフ刃の実施形態の斜視図である。
図8は、ロープロファイルポケットツールの第4実施形態の正面図である。この実施形態では、ポケットツールはポケットナイフであり、閉位置で示されている。
図9は、本明細書で説明するポケットツールで使用することのできるバッキングプレートの第4実施形態の正面図である。
図10は、ロープロファイル万能ツールを作るためにバッキングプレートの第4実施形態とともに使用することができるナイフ刃の正面図である。
図11は、ロープロファイルポケットツールの第4実施形態の正面図である。この実施形態では、ポケットツールはポケットナイフであり、開位置で示されている。
図12は、ロープロファイルポケットツールの第4実施形態の正面図である。この実施形態では、ポケットツールはポケットナイフであり、ナイフ刃を更に回転させてナイフ刃を取り外せる位置で示されている。
図13は、ロープロファイルポケットツールの第5実施形態の正面図である。この実施形態では、ロープロファイルポケットツールは閉位置で示されるポケットナイフである。
図14は、本明細書で説明するポケットツールで使用することのできるバッキングプレートの第5実施形態の正面図である。
図15は、ロープロファイル万能ツールを形成するために、バッキングプレートの第5実施形態とともに使用することができるナイフ刃の正面図である。
図16は、ロープロファイルポケットツールの第5実施形態の正面図である。この実施形態では、ロープロファイルポケットツールは開位置で示されるポケットナイフである。
詳細な説明:
本明細書を通して、ある特定の実施形態の様々な部分の特徴及び機能性を記述するために同様な用語が使用される場合、その同様な用語が用いられた諸側面を有する追加の実施形態に同じ特徴及び機能性が存在することは、当業者に理解されるであろう。
図1A及び図1Bは、バッキングプレート12と装着された道具14とを有するロープロファイルポケットツール10を示しており、一実施形態における道具14はナイフ刃であってもよい。本実施形態では、装着された道具14は閉位置で描かれている。一般的に言うと、本明細書で開示する実施形態は次の属性を有することができる。実施形態のロープロファイルポケットツール10は、ステンレススチール、アルミニウム、スチール、チタン、プラスチック、カーボンファイバー、セラミック、又は、それらと同様な材料から形成してもよい。これらの実施形態において、バッキングプレート12及び道具14は同じ材料又は異なる材料から形成してもよい。
ロープロファイルのポケットツール10の形成に関し、平均的なクレジットカードのプロファイルは0.8ミリメートルである。必須ではないが、本明細書で説明する実施形態において、ポケットツール10の全体のプロファイルは4ミリメートル以下に制限すると望ましい。代替実施形態では、ポケットツールの厚さは4ミリメートル未満にしてもよい。好適な実施形態では、ポケットツールの厚さはクレジットカードの厚さの3倍未満にしてもよい。
いくつかの実施形態では、道具14の厚さはバッキングプレート12の厚さと同一又はほぼ同一にしてもよい。一実施形態では、道具14の厚さはバッキングプレート12の厚さの10%以内、20%以内又は30%以内であってもよい。代替実施形態では、ポケットツール10の全体のプロファイルを見たときに、道具14及びバッキングプレート12の各部の突起は、ポケットツール10の全体の厚さを大幅に超えて突出しないようにしてもよい。そのような一実施形態では、道具14及びバッキングプレート12の各部の突起は、ポケットツール10の全体の厚さの30%を超えて突出しないようにしてもよい。
本明細書で開示する実施形態は、先行技術のポケットツールで多く見られる一般的な2枚ではなく、バッキングプレート12を1枚しか使用しないため、多くの先行技術のポケットツールより進歩している。バッキングプレート12を1枚しか使用しないことにより、ポケットツール10の全体的な厚さ及び重量を実質的に低減する。
更に、本明細書で開示する実施形態は、ポケットツールに道具、ガードタブ、締め金具及び同様な付属品を装着するために使用されるピン、鋲、ネジ、ボルト又は同様な留め機構をもたないという利点を有する。これらの留め手段をなくすことにより、本実施形態は軽量化され、緩んだ留め具による付属品の破損又は紛失を受けにくいという利点を有する。
いくつかの実施形態では、前記道具は取り外し可能である。ポケットツールの取り外し可能な道具は先行技術で明示されているが、その道具は前述した留め手段の1つを使用して装着されていた。ロープロファイルポケットツール10の実施形態では、道具14は以下詳細に説明するタブ操作機構により適所にしっかりと保持される。この道具14をバッキングプレート12に留め付ける手段は、工具を使用しなくても道具14を取り外すことができるという利点を有する。
本明細書で開示するタブ操作機構は、ポケットツール10の所有者が、取り外しのためにデザインされた工具を所有する必要なく、道具14を自由に取り外したり又は交換したりすることができるので、道具14の取り外しに工具の使用を必要とする場合よりも優れている。この利便性により、開示する実施形態は消費者にとって魅力的なものになる。例えば、消費者が空港のセキュリティチェックポイントにおいて、道具14の取り外しをするためには所有者が自宅に置き忘れた工具が必要な場合、空港でポケットツール10の全体を手放さなくても、持ち込みが禁止された道具14例えばナイフ刃を取り外すことができるからである。
本出願を通し、各図では、ロープロファイルポケットツールに使用するのに好適な道具14としてナイフ刃が描かれている。しかしながら、本出願の教示が、前記ロープロファイルポケットツールの道具として使用できる多種多様なツールに同様に関連していることは、当業者に理解されるであろう。例えば、本発明の道具14としては、特に制限されることなく、ネジ回し、鋸刃、レンチ、アレンキー、ボックスオープナー、レターオープナー、鍵開け道具、フルーツピーラー、定規、櫛、シートベルトカッター、ガラス破砕具、栓抜き、缶切り、はさみ、彫刻刀及びワイヤカッターを例示できる。
図2は道具14の特徴を図示しており、その道具はナイフ刃である。道具14としてナイフ刃を有する実施形態の説明を通して、道具14がナイフ刃だけではなく多数のツールとしてもよいことが当業者に容易に理解されるとの了解のもとで、ナイフ刃及び道具14という用語は図の説明を参照して交換可能に使用される。本出願の図2及び後続の図に示すナイフ刃14のデザインの特徴は、追加の道具、例えば、鋸、ネジ回しなどで再現してもよい。
特に図2に図示される実施形態に目を向けると、ナイフ刃14は、2種類の刃先である滑らかに研いだ刃先28及びのこぎり歯状の刃先26を有するように描かれている。代替実施形態では、ナイフ刃14は鋭利な刃先28のみ又はのこぎり歯状26の刃先のみを有してもよい。また、ナイフ刃14の刃先は湾曲しているように描かれている。代替実施形態では、その刃先は直線状の刃先であってもよい。これらの刃先の種類の組み合わせがどれであっても、ナイフ刃14の刃先の厚さは、その機能性を高めるためにテーパリングしてもよい。例えば、ナイフ刃14では、滑らかに研いだ刃先28及びのこぎり歯状の刃先26の外周縁に沿った部分を最も薄くしてもよい。
道具の刃14は、切り抜き部21及び凹部22を備える環状軌道も含む。この環状軌道は、図3に図示するバッキングプレート12のタブ31と連動して、バッキングプレート12と同じ面での道具14の回転移動を制限するように構成されている。タブ31の底面は凹部22の上面に沿って摺動する。1つのタブ又は複数のタブと連動する環状軌道を有する代替実施形態が同様に機能し、そのため本明細書で意図され開示されることは、当業者に理解されるであろう。道具14は環状軌道内に配置される第1切り抜き24を更に含む。この第1切り抜き24は、第1切り抜き24が例えば道具ピボットボス37に連結することによってバッキングプレート12に連結されるとき、道具14の回転軸になる。
環状軌道をバッキングプレート12上に形成し、第1タブ31を道具14上に形成してもよいことは、当業者に理解されるであろう。本明細書で説明する様々な変更のすべてにおける環状軌道の位置の反転及び第1タブ31又は複数のタブの位置の反転は、すべての実施形態で実現してもよい。
道具ピボットボス37は、例えば、バッキングプレート12に型打ちで形成された場合、バッキングプレート12と一体にしてもよい。更に、道具ピボットボス37はバッキングプレート12に溶接してもよく、又は、バッキングプレート12にねじ込んでもよい。いくつかの実施形態では、第1切り抜き24と道具ピボットボス37との連結は直接連結、例えば、かみ合わせにしてもよい。代替実施形態では、バッキングプレート12との連動を更に容易にする座金、ガスケット又は同様なデバイスを、第1切り抜き24と道具ピボットボス37との間に設けてもよい。
道具キャッチカップリング23は、バッキングプレート12の道具キャッチ部33と連結するように構成されている。道具キャッチ部33は、キャッチ機構であるだけでなく、バッキングプレート12に圧入される隆起ボタン又は板バネ32に沿った隆起部であってもよい。これらの種類のうちのどの機構を採用するかに関係なく、道具キャッチ部33の機能は、道具が閉位置にあるときに道具を留め付けることである。板バネ32の上に配置される道具キャッチ部33は、道具キャッチ部及び道具キャッチカップリング23に連結するように構成されている道具の一部の中に道具キャッチ部33が位置するとき、道具14に上向きの力を及ぼす。いくつかの実施形態では、道具キャッチ部23は切り抜きであってもよい。しかしながら、道具キャッチ部23は道具14の肉薄部又は多様な形状の開口であってもよいことは、当業者に理解されるであろう。また、道具キャッチカップリング23は実質的に円形として描かれているが、道具キャッチカップリング23の形状が四角形、長方形、三角形、台形、六角形、八角形、又は、道具14が閉位置にあるときに道具14を留め付ける上向きの力を道具14に及ぼす他のあらゆる幾何学形状であってもよいことは、当業者に理解されるであろう。
切り抜き部21及び凹部22を有する環状軌道は、道具が回転できるように構成されている。更に、環状軌道は隙間を有するため、いくつかの実施形態では、道具14を取り外すことができる。バッキングプレート12の第1タブ31が環状軌道の隙間の中に位置するように道具14を回転させると、道具14を取り外すことができる。全体を通して説明される代替実施形態では、環状軌道は連続する円又は他の構成を形成し、それによって完全的に固着される道具を形成するようにしてもよい。
道具の回転に関し、バッキングプレート12の第1タブ31は、切り抜き部21に沿って摺動するように構成されている。凹部22は、偶発的な環状軌道からのずれ以上の自由度を許容しないで、1つの平面での道具14の回転を維持する。道具14を回転させると、閉位置から開位置になる。いくつかの実施形態では、道具14の回転によって道具14を取り外すこともできる。
道具14が閉位置にあるとき、道具ガード34と、道具保持ボス35から切り抜きの平坦部27に対向するように作用する正の力とにより、道具14はしっかりと閉じて保持される。道具保持ボス35は、切り抜き平坦部27の前方に向かって道具14がやや回転するときに切り抜き平坦部27に対向する正の力を与えるだけの高さがあるが、使用者が板バネ32を押し下げて道具14を閉位置から開位置に回転させるときに道具14が上方にスライドして道具保持ボス35を覆うことができる程度に十分低い。
同様に、道具の平坦部25は、板バネ32が跳ね上がって平坦部25の上に出てくると、板バネ32の側縁によって道具平坦部25に向かう正の接触力が作用することにより、道具14を開位置に留め付けるように機能する。
図3は、バッキングプレート12の一実施形態を図示する。この実施形態では、バッキングプレート12は2つの道具ガード34を含む。代替実施形態では、1つの道具ガード34としてもよい。いくつかの実施形態では、道具ガード34は道具14の厚さに対応するようにテーパリングしてもよい。道具14がナイフ刃である実施形態では、そのナイフ刃はおそらくその外縁が最も薄いであろう。
道具ガード34がナイフ刃の厚さに対応するようにテーパリングされる場合、バッキングプレート12に近い縁部が最も厚く、バッキングプレート12から最も遠い道具ガード34の縁部に向かって次第に薄くしてもよい。ある実施形態では、道具14と道具ガード34の合計厚さはテーパの全体にわたって一定であろう。更に、代替実施形態では、道具ガード34はバッキングプレート12と一体にしてもよい。例えば、道具ガード34はバッキングプレート12にプレス成形してもよい。
更に、バッキングプレート12は板バネ32を含む。当業者に理解されるように、板バネ32は上向きの力を及ぼす自然の湾曲を有するように形成される。板バネの機能性は同様に、道具14を開いたとき又は閉じたときに安定化力を作用させる微小角度をバッキングプレート12にもたせることによって実現してもよいことは、当業者に理解されるであろう。従って、「板バネ」という用語はその機能に応じて最も広い解釈が与えられるべきである。
バッキングプレート12の板バネ32はバッキングプレート12と一体にされ、プレス機又は同様な機械で成形してもよい。道具キャッチ部33も含む板バネ32は、道具14に上向きの力を及ぼすことによって、道具が閉位置にあるときに道具を留め付ける。バッキングプレート12に形成されている機械的な戻り止め又はボスについても、道具14に上向きの力を与える役割を果たし、実質的にバッキングプレート12を板バネ32のように弾性変形させてもよい。
道具14を第1切り抜き24によって生じる軸点を中心とした円回転に制限することに関し、バッキングプレートの第1タブ31は、環状軌道の切り抜き部21及び凹部22の中に嵌まるように構成される。第1タブ31の上部は環状軌道の凹部22の上に置かれて支持される。この幾何学形状により、第1タブ31は、道具14の回転を容易にするとともに、その回転の軸を1つの面に拘束する。
図1Bは、道具14が開位置にあるときに、第1タブ31が環状軌道の切り抜き部21及び凹部22にどのように付くかを示している。開位置から閉位置に移動すると、第1タブ31は、道具を安定して回転させるように、環状軌道の切り抜き部21及び凹部22と接触し続ける。いくつかの実施形態では、第1タブ31は、バッキングプレート12に型打ち、プレス、溶接又は同様な加工を行うことによってバッキングプレート12と一体に形成してもよい。
オプションとして、バッキングプレート12は、道具に対して追加の力を加える追加の道具保持ボス36を含み、道具がその回転軸を中心とした回転中に拘束されるようにしてもよい。このように、保持ボス36は、道具14のバッキングプレート12から少しずれた移動を発生させてしまう製造公差の隙間を調節するように機能する。
当業者に理解されるように、「ボス」は開口又は穴の周りに接触面を提供する。この接触面は、成形される特徴的な形状、例えば、折り曲げた縁によって形成してもよい。従って、全体を通して使用される「ボス」という用語はその最も広い意味で解釈されることが意図されている。追加保持ボス36は、公差を埋めて、道具14をバッキングプレート12に対して平面からずれないようにしておくために、凹部22とは反対側に位置する、道具14の反対側に接触する。また、オプションとして、バッキングプレート12の実施形態は栓抜き39も含んでもよい。いくつかの実施形態では、栓抜きは装飾的な形状、例えば、狼の頭にしてもよい。
図4は、バッキングプレート40の代替実施形態を示している。この実施形態では、バッキングプレート40の特徴部はバッキングプレート12に関して説明したものと同様である。
図5は、図4に図示する実施形態にクリップ52を追加している。この実施形態では、クリップ52はバッキングプレート40と一体にしてもよい。あるいは、クリップ52はネジ、ボルト、鋲、留め具、及び、それと同様なものによって、バッキングプレート40に装着してもよい。この実施形態は栓抜き59も含み、これは多くの様々な形状にしてもよく、この実施形態では狼の頭として描かれている。
図6Aは、本発明のバッキングプレート612の代替実施形態を示している。このバッキングプレート612の諸側面のいくつかは、図1〜図3に関して前述したものと同様である。特に制約されることなく、例えば、この実施形態の道具ガード634は前述したように機能し、前述したのと同じ変型例を含んでもよい。同様に、道具ピボットボス637は前述した道具ピボットボス37と同様である。同様に、道具保持ボス35と比べたときに道具保持ボス635がそうであるように、道具キャッチ部633は道具キャッチ部33に関して前述したのと同様である。
板バネ632は、板バネ32に関して説明したのと同様に機能し、同様な特性を有する。また、バッキングプレート612は、道具614が取り外し可能である又は完全に固定されている実施形態に対応するように構成してもよい。道具保持ボス636は道具保持ボス36に関して前述したのと同様に機能する。
図7を参照すると、図7の道具614は前述した実施形態と同様である。具体的には、環状軌道の切り抜き部621及び凹部622がデザインされ、切り抜き部21及び凹部22に関して同様に機能する。切り抜き623及び624がデザインされ、切り抜き23及び24と同様に機能する。切り抜きの平坦部627がデザインされ、切り抜きの平坦部27と同様に機能する。
図6Aに図示する実施形態では、バッキングプレート612に配置される第1タブ631のサイズ及び形状が前述の実施形態から変更されている。具体的には、第1タブ631はより大きく湾曲した台形形状である。第1タブ631のサイズ及び形状の変更は、慣性の断面積モーメントを大幅に増大させ、回転及び使用中に道具614にかかる力に対する曲げ強度を高める。強度の高めた結果、回転安定性が大きくなるとともに、道具を使用しているときの剛性が高くなる。この実施形態では、第1タブ631は、バッキングプレート612と一体であり、プレス、型打ち、溶接及び同様な加工により形成してもよい。追加の実施形態では、本明細書に開示するすべてのタブは曲げ強度を高めるために曲線を成してもよい。
第1タブ631のサイズに関し、そのサイズは、環状軌道の切り抜き部621と凹部622との間の隙間の中に第1タブ631を配置させて当該隙間を回転させることにより道具614を取り外すことができる程度に十分に小さくしてもよい。第1タブ631は、道具が環状軌道に対して回転しているとき又は道具14を使用しているときに、道具614に安定化力を与えられる程度に十分大きくするべきである。
図6A、図6B及び図7に図示する実施形態の追加要素は、板バネ止めタブ666及び板バネ縁664である。板バネ縁664と道具614の平坦部625との確実な接触が、道具614が開位置にある使用中に道具614の回転を制限する。道具614の下側に刻み目628が切り込まれていると、板バネ止めタブ666を引っ掛けて、板バネ632が確実な接触位置から行き過ぎるのを防ぐ。
代替実施形態では、バッキングプレート612は多目的ツール662を含んでもよい。追加の実施形態は、図2に図示する第1切り抜き24の円形バージョンの円周全体の同じ半径方向変位に必要な力よりも半径方向に変位させる力が少なくてすむ突起を、円形の第1切り抜き624上に含む。これは挿入力を減少させ、これにより、製造公差によって第1切り抜き624とピボットボス637との間に抵触状態を生じるとき、使用者がポケットツールを組み立てるのを助ける。
図6Aに戻って参照すると、ある実施形態では、バッキングプレート636の平坦部の厚さは、道具ピボットボス637、第1タブ631、板バネ632、道具保持ボス635及び道具ガード634によって生じるバッキングプレート632の上面から上の突起の高さにほぼ等しくしてもよい。代替実施形態では、バッキングプレート636の平坦部と突起637、631、632、635及び634の合計厚さは4ミリメートル以下、例えば4ミリメートル、3ミリメートル、又は2ミリメートルにしてもよい。
図8は、追加のタブをバッキングプレートに追加したポケットツール810の実施形態を図示している。追加タブを追加する多くの利点のうちの1つが、回転中及び開位置にあるときに道具又は刃の安定性が増すことである。このように道具又は刃の安定性が増すと、時間の経過とともに生じうるタブの変形の発生が低減する。具体的には、図8に図示する実施形態は第1タブ820、第2タブ822及び第3タブ824を含む。代替実施形態では、第1タブ820及び第2タブ822のみにしてもよい。これらのタブ820、822及び824は異なる弧長又は異なる半径方向幅にしてもよい。タブ820、822及び824は、道具814を環状軌道に対して回転させると同時に、バッキングプレート12に垂直又はほぼ垂直で且つバッキングプレート12に近い面に道具814を拘束するようにデザインされている。
ある実施形態では、道具814は取り外し可能である。第1バッキングプレート切り抜き860、第2バッキングプレート切り抜き862及び第3バッキングプレート切り抜き864は、タブ820、822及び824の凸部が弧状の外縁とともに上方に形成されるようなサイズにされている。ある実施形態では、道具814は、第1道具軌道832、第2道具軌道セグメント834、第3道具軌道セグメント836及び第4道具軌道セグメント830を、第1道具軌道セグメント832、第2道具軌道セグメント834、第3道具軌道セグメント836及び第4道具軌道セグメント830が第1バッキングプレート切り抜き860、第2バッキングプレート切り抜き862及び第3バッキングプレート切り抜き864に摺動できるような位置に到達させるように回転してもよい。
注目すべきは、第2、第3及び第4の道具軌道セグメント834、936及び830は同様な直径にすることができることである。従って、これらは第2軌道又は第2道具軌道と考えて、そのように呼ぶことができる。この第2軌道は図に描かれるように切り抜きを有してもよいが、それに関わらず、それは前記環状軌道及び回転に関して第2軌道を含む。
いくつかの実施形態では、第3道具軌道セグメント836は、第1道具軌道832、第2道具軌道セグメント834及び第4道具軌道セグメント830よりも狭い。これにより、弧長の長い第1タブ820は、第2軌道セグメント834と第4軌道セグメント830との間及び第4軌道セグメント830と第1軌道セグメント832との間を回転するときに、環状軌道を含む軌道への確実な接触を常に維持する。更に、これらの実施形態では、第1道具軌道832、第2道具軌道セグメント834、第3道具軌道セグメント836及び第4道具軌道セグメント830は道具814と一体にしてもよい。
図12は、バッキングプレート12に装着されている状態から道具814を取り外す初期段階を示している。この実施形態では、道具814は、その道具が弾性変形して、干渉を避け又は道具刃ガードによって保持されなくなるのに十分な間隙を空けてバッキングプレートの表面より上に上がるようにバッキングプレート812に対して当該道具を相対的に上方に向けて曲げることにより、取り外される。使用者は道具キャッチ部846も押し下げなければならない。使用者が加えるこの力は板バネ872及び道具キャッチ部846によって道具814に加えられる作用力を減少させ、それによって道具814を自由に回転させて道具ガード道具816の上で回転させる。道具814を取り外すために、使用者は、第1道具軌道832、第2道具軌道セグメント834、第3道具軌道セグメント及び第4道具軌道セグメント830が第1バッキングプレート切り抜き860、第2バッキングプレート切り抜き862及び第3バッキングプレート切り抜き864に摺動できるような位置に、第1道具軌道832、第2道具軌道セグメント834、第3道具軌道セグメント及び第4道具軌道セグメント830が到達するまで、道具814を右回りに回転させることができる。
代替実施形態では、ポケットツール810は第1タブ及び第2タブのみを有するバッキングプレートから構成してもよい。この実施形態では、少なくとも2つのバッキングプレート切り抜き及び3つの刃軌道セグメントが存在するであろう。この実施形態では、タブのうちの1つが他のタブよりも短い弧長を有するが、長い半径長も有してもよい。この実施形態では、道具は取り外し可能にしてもよいし、又は、バッキングプレートにしっかり装着してもよい。
図8〜図11を参照すると、実施形態において、道具解放部846及び道具保持ボス870を有する板バネ872を備えてもよい。道具保持ボス870は、第3道具切り抜き842の中にしっかりと嵌まるようなサイズにされることによって、道具814が閉位置にあるときに安定性を追加してもよい。第2切り抜き844は、板バネ872の道具解放部846へのアクセスを可能にし、使用者が道具解放部846を押して道具814を自由に回して開けるようにすることができるように構成してもよい。刻み目840は、道具814が開位置にあるときに更なる安定性を提供するように、道具保持ボス870と連動するようなサイズにされる。道具止め部848は、バッキングプレート812にプレス、型打ち若しくは折り曲げられるタブ又はボスとしてもよい。道具止め部848は、道具又は刃が開位置にある場合、使用者が道具814で下方の力を加えるときに道具814の上部に下方の力を与えることにより、道具又は刃の安定性を与える。実施形態は、オプションとして、多目的ツール850又は少なくとも1つの道具ガード816を含んでもよい。
ポケットツール910の代替実施形態を図13に示す。この実施形態では、バッキングプレート912と、ナイフ刃として描かれている道具914とがある。この実施形態のデザインの特徴の多くは上記図8〜図12に関して説明したものと同様である。例えば、ポケットツール910も、2つ又は3つのタブ920、922及び924を有するバッキングプレート912と、板バネ930と、少なくとも1つの道具ガードと、刻み目950と、第1道具軌道942と、第2道具軌道セグメント944と、第3道具軌道セグメント946とを有し、任意で第4道具軌道セグメント940を有する。この実施形態では、第1道具軌道92、第2道具軌道セグメント94、第3道具軌道セグメント96及び第4道具軌道セグメント90は道具914と一体にしてもよい。
本明細書のすべての実施形態で説明したタブを本明細書で説明した道具に配置してもよく、環状軌道は本明細書で説明したバッキングプレートと一体にしてもよいことは、当業者に理解されるであろう。
ポケットツール910の実施形態での違いの1つは、道具止め部936が道具914の過度な回転を防止するとともに開位置での道具914の安定性を追加するように構成できることである。更に、道具キャッチタブ932は道具保持ボス870に取って代わり、それにより開位置及び閉位置の両方で道具914の安定性を追加するようにしてもよい。道具キャッチタブ932は、道具キャッチ切り抜き952及び950と連動することにより、道具がそれぞれ閉位置及び開位置にあるときに道具の安定性を高めるように構成してもよい。また、バッキングプレート912は、第4バッキングプレート切り抜き934を含んでもよく、例として、図14に図示する狼の体の輪郭などの装飾的なデザインにしてもよい。更に、バッキングプレート912は栓抜きとして機能する切り抜きを含んでもよく、当該切り抜きは狼の頭を模すなどの形状にしてもよい。
本明細書に開示する実施形態の追加の教示は、前述した様々な軌道及びタブの実施形態によって説明される機械的連動システムである。これらの連動機械的システムの利点は、様々な道具の実施形態に安定性及び着脱性を提供することである。前述した方法でタブとそれぞれの軌道をデザインすることにより、使用者はロープロファイルポケットツールから道具を簡単に取り外すことができる。この連動はピン又は留め具がなくても実現し、それが先行技術からの進歩である。また、本明細書で説明する連動は、道具を使用しているとき又は本明細書で開示する環状軌道の実施形態に対して回転しているときに回転安定性を与える。
本明細書及び請求項で使用する冠詞「a」及び「an」は、それに反することが明示されない限り、複数の指示対象を含むと理解するべきである。ある群の1つ以上の構成要素の間で「又は」を含む請求項又は明細書は、それに反することが示されない限り、又は、別に文脈から明白でない限り、群の構成要素のうちの1つ、2つ以上又は全部が所与の製品又はプロセスに存在し、採用され、又は、その他関連する場合に充足されると見なされる。
本発明は、群のうちのちょうど1つの構成要素が所与の製品又はプロセスに存在し、採用され、又はその他関連する実施形態を含む。本発明は、2つ以上又は構成要素の群全体が所与の製品又はプロセスに存在し、採用され、又はその他関連する実施形態も含む。また、別のことが示されない限り、又は矛盾もしくは不整合が生じることが当業者に明白でない限り、本発明は、列挙される請求項のうちの1項以上から1つ以上の制限、要素、節、記述用語等が同じ基本請求項に従属する別の請求項(又は関連する場合、他の請求項)に導入されるすべての変型、組み合わせ、及び並べ替えを包含すると理解されるべきである。
リストとして要素が提示される場合(例えば、マーカッシュ群又は同様なフォーマット)、要素の各部分群も開示されると理解するべきであり、その群から任意の要素を取り除くことができる。一般に、発明又は発明の側面を、特定の要素、特徴等を具備するという場合、本発明又は発明の側面の一定の実施形態は、当該要素、特徴等からなり、又は本質的に当該要素、特徴等からなることを理解するべきである。簡便にするために、これらの実施形態はどの場合も、本明細書でそれほど多くの言葉で具体的に述べていない。明細書で具体的な除外を列挙しているかどうかに関係なく、発明のいずれの実施形態又は側面も請求項から明示的に除外することができることも理解するべきである。本出願を通して引用される参考文献(文献、発行済み特許及び公表されている特許出願、ならびにウエブサイトを含む)のすべての内容全体が、参照によりこれに明示的に組み込まれる。
本発明の多数の変更及び代替実施形態は、前述の説明に鑑みて当業者には明らかであろう。従って、この説明は単なる例示的なものと解釈するべきで、当業者に本発明を実施する最良の態様を教示するためのものである。構造の明細は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実質的に変えてもよく、添付の請求項の範囲内になるすべての変更の排他的な使用が留保される。本明細書の中で、明瞭で簡潔な明細書を書くことができるように実施形態を説明してきたが、本発明を逸脱しない範囲で実施形態を多様に組み合わせ、又は分離できることが意図され、そのように認識されるであろう。本発明は添付の請求項及び適用される法の規則により要求される範囲にのみ制限されることが意図される。

Claims (13)

  1. a.具キャッチ部を有する板バネと少なくとも1つの道具ガードと第1タブとを有するバッキングプレートと、
    b. 環状軌道内に配置される第1切り抜き穴を有する道具と、
    を備え、
    前記道具の一部は、前記道具が閉位置にあるときに前記道具キャッチ部に連結されるように構成され、
    前記環状軌道は、前記バッキングプレートが有する前記第1タブと連動して前記道具の限定的な回転移動を可能とするように構成されている、ロープロファイルポケットツール。
  2. 前記道具は、ナイフ刃、ネジ回し、鋸、レンチ、アレンキー、ボックスオープナー、レターオープナー、鍵開け道具、フルーツピーラー、定規、櫛、シートベルトカッター、ガラス破砕具、栓抜き、缶切り、はさみ、彫刻刀、又は、ワイヤカッターからなる、請求項1に記載のロープロファイルポケットツール。
  3. 前記道具は取り外し可能である、請求項2に記載のロープロファイルポケットツール。
  4. 前記バッキングプレートの厚さは前記道具の厚さとほぼ同一である、請求項3に記載のロープロファイルポケットツール。
  5. 前記バッキングプレート及び前記道具の合計厚さは4ミリメートル以下である、請求項3に記載のロープロファイルポケットツール。
  6. 第2道具ガードを更に備え、
    少なくとも1つの道具ガードは、前記バッキングプレートと一体であり、
    少なくとも1つの道具ガードは、前記バッキングプレートに近い縁部の方がより厚くなるようにテーパリングされ、
    前記テーパリングは、前記道具が閉位置にあるときに前記道具の背部に向かって次第に薄くなるように前記道具の前部の厚さに反比例している、請求項3に記載のロープロファイルポケットツール。
  7. 前記第1タブの弧長及び半径長とは異なる弧長及び半径長を有する第2タブと、
    前記第1タブを取り囲む第1切り抜き穴及び前記第2タブを取り囲む第2切り抜き穴と、
    第3タブと、
    前記第3タブを取り囲む第3切り抜き穴と、を更に備え、
    前記環状軌道は、前記第1タブ、前記第2タブ及び前記第3タブと連動して、前記道具が挿入位置にあるときに前記道具の回転移動を可能とするように構成されている、請求項3に記載のロープロファイルポケットツール。
  8. 前記第3タブは、前記第1タブ又は前記2タブの弧長とは異なる弧長を有する、請求項7に記載のロープロファイルポケットツール。
  9. 前記環状軌道は第1軌道と第2軌道とを更に備え、前記第1軌道の直径は前記第2軌道の直径よりも小さい、請求項7に記載のロープロファイルポケットツール。
  10. 前記第1タブ、前記第2タブ及び前記第3タブは曲線から成る、請求項7に記載のロープロファイルポケットツール。
  11. 前記道具内の雌型切り抜き穴を受けるように構成され前記道具キャッチ部と一体化した雄型部材と、
    前記雄型部材と前記雌型切り抜き穴とを互いに接続するよう前記道具キャッチ部に対して力を加えるように構成された板バネと、
    板バネ力によって前記雄型部材が前記雌型切り抜き穴を通り越して持ち上がることを十分に防ぐために前記バッキングプレートと機械的に干渉するように構成された、前記雄型部材に近い位置にある平面状の戻り止めと、
    を更に備える、請求項7に記載のロープロファイルポケットツール。
  12. 前記バッキングプレートは、その側縁部に切り抜き部(38,638)を備える、請求項7に記載のロープロファイルポケットツール。
  13. a. 環状軌道の中に配置された第1切り抜き穴を有するバッキングプレートを備え、
    b. 前記バッキングプレートは板バネと少なくとも1つの道具ガードとを有し、
    c. 第1タブを有する道具を備え、
    前記環状軌道は、前記道具が有する前記第1タブと連動して前記道具の限定的な回転移動を可能とするように構成され、
    前記板バネは道具キャッチ部を有する、ロープロファイルポケットツール。
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