JP6561753B2 - 液滴吐出装置、画像形成装置、液滴吐出装置の電気回路接続方法 - Google Patents

液滴吐出装置、画像形成装置、液滴吐出装置の電気回路接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、液滴吐出装置、画像形成装置、液滴吐出装置の電気回路接続方法に関するものであり、インクジェット方式にて記録媒体に画像形成を実行する液滴吐出装置内部の電気回路の接続構成に特徴を有する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された情報の出力に用いられるプリンタの位置態様として、インクジェット方式を採用したプリンタ(以降、インクジェットプリンタとする)がある。インクジェットプリンタにおいては、記録ヘッドが用紙等の記録媒体に対してインクを吐出することにより、画像が形成される。
記録ヘッドにおいてインクの吐出を制御する態様としては、圧電素子を用いるもの、インクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインクを吐出させるもの、静電気力を用いるもの等がある。このような吐出制御手段を用いた記録ヘッドにおいては、高密度のマルチノズル化を比較的容易に実現することが可能であり、高精細な画像を記録媒体上に形成すうことが可能である。
例えば、圧電素子を吐出制御手段として用いた記録ヘッドにおいては、圧電素子を備えた2列のアクチュエータと、上位装置に接続された回路基板とを備えるものがある。このような構成の記録ヘッドとして、2列のアクチュエータと回路基板とが、集積回路等の電子部品が実装されたFPC(Flexible Printed Circuits)によって接続されて構成される記録ヘッドが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された記録ヘッドにおいては、図1に示すように、回路基板に設けられた開口部を通過させ、回路基板とFPCとが垂直に交わるようにしてFPCと回路基板とを接続させる。このような構成にすると、記録ヘッドを高密度かつ小型化させることができる。また、近年では、図2に示すように回路基板と圧電素子とが平行に配置された記録ヘッドがある。
しかし図2の記録ヘッドにおいて、特許文献1のように同じ長さの2枚のFPCを用いて圧電素子と回路基板の接続を行うと、図3に示すようにFPCが他の部品と干渉しないようにするための空隙が必要になる。したがって、記録ヘッドを高密度かつ小型化させることが出来ない。また、空隙を小さくするために、2種類の長さが異なるFPCを用いることも考え得るが、部品の種類が増加してしまう。
本発明は、上記実情を考慮されてなされたものであり、回路基板と圧電素子とが水平に配置された液滴吐出装置であって、部品の種類を増やすことなく、高密度かつ小型化させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、平行に配置された二つの圧電素子と、電子部品が実装された回路基板と、前記圧電素子と前記回路基板とを電気的に接続する二つの導電接続体と、を備える液滴吐出装置であって、前記二つの導電接続体は、両端に電極が形成された本体部及び前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向の側方に拡大して設けられた側方部を含み、前記側方部は、前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向における一方向において前記本体部よりも延びた状態で設けられた端部に形成された電極を含み、前記本体部との境界において前記本体部に対向するように折り曲げられて配置され、前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が伸びた状態で設けられた側とは反対側の電極が前記回路基板に接続され、前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が延びた状態で設けられた側の電極が前記二つの圧電素子の一方に接続され、前記側方部に設けられた電極が前記圧電素子のもう一方に接続されていることを特徴とする。
本発明においては、回路基板と圧電素子とが水平に配置された液滴吐出装置であって、部品の種類を増やすことなく、高密度かつ小型化させることが出来る。
既存の記録ヘッドの構造を示す図。 既存の記録ヘッドにおける回路基板と圧電素子をFPCで接続した態様を示す図。 既存の記録ヘッドにおける回路基板と圧電素子をFPCで接続した態様を示す図。 本実施形態に係るFPCの構成を示す図。 本実施形態に係るFPCの使用態様を示す図。 本実施形態に係るFPCの使用態様を示す図。 本実施形態に係るFPCを用いて行われる回路基板と圧電素子との接続態様を示す図。 本実施形態に係るFPCを用いて行われる回路基板と圧電素子との接続態様を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。まず、本実施形態に係る液滴吐出装置内部におけるFPC10の構成について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、本実施形態に係るFPC10は、プラスチックフィルム等の可撓性の薄い絶縁体の表裏両面に導体が配置され、回路が形成されている両面FPCである。従って、FPC10は導電接続体として機能する。FPC10の表面においては、回路基板に接続される回路基板電極11が上部に、アクチュエータに接合される表面接合電極12が下部に夫々配置されている(以後、回路基板電極11と表面接合電極12が設けられている側のFPC10を「本体部」とする)。
また、FPC10の裏面の下部には、表面接合電極12とは別の圧電素子に接合されるように裏面接合電極13が配置されている(以後、裏面接合電極13が設けられる側のFPC10を「側方部」とする)。図4に示すように、裏面接合電極13の下端は、表面接合電極12の下端よりも長さdに相当する分長い構成である。
図5は、FPC10を図4の線Aを中心として折り曲げた例を示す図である。具体的には、回路基板電極11が配置された面を内側に配置して、回路基板電極11と表面接合電極12とを内向させ、表面接合電極12と裏面接合電極13とが接触しないように本体部と側方部の境界においてFPC10を折り曲げる。このようにすると、表面接合電極12と裏面接合電極13とがいずれも表面に配置される。図5においては、表面に視認できる電極を実線で、視認できない電極を破線で示している。
図6は、FPC10を図4の線Aを中心として折り曲げた他の例を示す図である。具体的には、回路基板電極11が配置された面を外側に配置して、回路基板電極11と表面接合電極12とを外向させ、表面接合電極12と裏面接合電極13とが接触しないように本体部と側方部の境界においてFPC10を折り曲げる。このようにすると、表面接合電極12と裏面接合電極13とがいずれも裏面に配置される。図6においては、視認できない電極を破線で示している。
図7は、本実施形態に係るFPC10を用いた回路基板20と圧電素子30、31との接続態様を示す図である。尚、図7においては、図5に示すように折り曲げたFPC10には「L」、図6に示すように折り曲げたFPC10には「R」を夫々付して記載している(以後、夫々FPC10L、FPC10Rと記載する)。図5及び図6で説明した線Aで折り曲げたFPC10は、表面接合電極12よりも裏面接合電極13が長さdだけ長い構造である。
FPC10Lにおいては、回路基板電極11を回路基板20の底面(裏面)に接続させ、圧電素子面303に裏面接合電極13を、圧電素子面301に表面接合電極12を夫々接合させる。そして、FPC10Rにおいては、回路基板電極11を回路基板20の電子部品が実装されている面(表面)に接続させ、圧電素子面304に裏面接合電極13を、圧電素子面302に表面接合電極12を夫々接合させる。FPC10は、このように接合することで、回路基板20と圧電素子30、31とを電気的に接続する。尚、FPC10LとFPC10Rは左右を入れ替えて回路基板20と圧電素子30、31を接続することも可能である。
図8は、本実施形態に係るFPCを用いて行われる回路基板20と圧電素子30、31との接続態様を示す図である。図8においては、図3に示すようなFPC10と他の部材との干渉を防止するための空隙を設けることなく回路基板20と圧電素子30、31とを接続する。
以上説明したように、本実施形態に係るFPC10を用いて回路基板20と圧電素子30、31とを、より高密度に、かつコンパクトに接合することが出来る。さらに、FPC10は一種類で回路を接続することが可能なため、部品の種類を増やす必要が無く、コストを削減することも期待できる。従って、本実施形態に係るFPC10を用いた液滴吐出装置は、部品の種類を増やすことなく、高密度かつ小型化されて画像形成装置に実装することが可能である。
FPC(Flexible Printed Circuits) 10
回路基板電極 11
表面接合電極 12
裏面接合電極 13
回路基板 20
圧電素子 30、31
圧電素子面 301、302、303、304
特開2011−5833号公報

Claims (3)

  1. 平行に配置された二つの圧電素子と、
    電子部品が実装された回路基板と、
    前記圧電素子と前記回路基板とを電気的に接続する二つの導電接続体と、
    を備える液滴吐出装置であって、
    前記二つの導電接続体は、
    両端に電極が形成された本体部及び前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向の側方に拡大して設けられた側方部を含み、
    前記側方部は、前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向における一方向において前記本体部よりも延びた状態で設けられた端部に形成された電極を含み、前記本体部との境界において前記本体部に対向するように折り曲げられて配置され、
    前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が伸びた状態で設けられた側とは反対側の電極が前記回路基板に接続され、
    前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が延びた状態で設けられた側の電極が前記二つの圧電素子の一方に接続され、前記側方部に設けられた電極が前記圧電素子のもう一方に接続されていることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液滴吐出装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 平行に配置された二つの圧電素子と、
    電子部品が実装された回路基板と、
    前記圧電素子と前記回路基板とを電気的に接続する二つの導電接続体と、
    を備える液滴吐出装置の電気回路接続方法であって、
    前記二つの導電接続体は、
    両端に電極が形成された本体部及び前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向の側方に拡大して設けられた側方部を含み、
    前記側方部は、前記本体部において電極が形成された一端から他端への方向における一方向において前記本体部よりも延びた状態で設けられた端部に形成された電極を含み、前記本体部との境界において前記本体部に対向するように折り曲げられて配置され、
    前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が伸びた状態で設けられた側とは反対側の電極が前記回路基板に接続され、
    前記二つの導電接続体夫々について、前記本体部の両端に設けられた電極のうち前記側方部が延びた状態で設けられた側の電極が前記二つの圧電素子の一方に接続され、前記側方部に設けられた電極が前記圧電素子のもう一方に接続されていることを特徴とする液滴吐出装置の電気回路接続方法。
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