JP6559770B2 - 内視鏡外科のための医療用器具 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提項に記載されている、内視鏡外科のための医療用器具に関する。
内視鏡外科のための器具は、通常、シャフト管およびシャフト管の近位の端部領域に配置された結合体と、シャフト管によって案内される引張/押圧ロッドおよびこのロッドの遠位の端部領域に取り付けられるエンドエフェクタと、器具を案内するため、およびエンドエフェクタを操作するためにロッドと連結可能なハンドグリップとを含んでいる。洗浄目的のために、および、さまざまに異なる使用目的に合わせた適合化のために、このような器具は分解可能に製作されるのが普通である。
ハンドグリップとシャフト管との間で取外し可能な結合を成立させるために、ハンドグリップは通常、連結片によって結合体へ連結可能である。結合体は、ロッドの遠位端に配置されたエンドエフェクタを回転させるための回転グリップとしての役目も果たす。そのためにロッドは、典型的にはシャフト管と回り止めされたうえで、エンドエフェクタと結合可能である。シャフト管により案内されるロッドの近位端は、このような施工形態ではハンドグリップと形状接合式に連結可能である。
冒頭に述べた種類の分解可能な器具を設計するにあたって1つの重要な側面は、それぞれの個別部品の間で連結結合を成立させるためのメカニズムである。連結メカニズムは、通常、ばねで初期応力をかけられたロック機構を克服することで、少なくとも2つの部品の連結解除が行われるように製作される。そのために指の圧力を通じて操作可能である、結合体の横方向シャフトの中にばね作用で支承(回転可能に支持)されたロックスライダがしばしば利用され、ロックスライダの施工にあたっては、一方では迅速で簡単な操作可能性をサポートするとともに、他方では誤機能に対する高い安全性を保証することに特別に注意が払われる。これに加えて、細くて軽い器具を製作するために、結合体へのロックスライダのコンパクトな統合が望まれる。
特許文献1より、互いに取外し可能に多部分から構成される当分野に属する器具が公知である。この従来技術では、結合体のシャフトの中に支承されるロックスライダを、ばね力によって保持位置に保つことが意図されていてよい。そのために、結合体の外部でロックスライダと同軸にコイルばねを配置することが提案され、コイルばねの第1の端部はシャフト開口部の縁部領域で結合体の壁部に支持され、コイルばねの第2の端部はロックスライダの半径方向の突起に対して押圧をする。
医療用器具の外面に露出するばねを有するこのような種類の構成は、さまざまな観点から不都合であることが示されている。1つの側面は、このような器具の洗浄可能性が劣ることにある。器具の外側に配置されるばね部材はさまざまなエッジや隙間を形成し、器具と結合される物質の残滓や細菌などに対し、高いコストをかけなければこれらを洗浄可能でない。さらに、ばね部材のそばを通過する組織部分やその他の材料、たとえば組織開口部を閉じるための糸などが、ばね部材のエッジに引っかかるという危険性がある。このことは、保持機構が挟まって動かなくなること、ないしは、器具を使用するときの障害をもたらしかねない。
ドイツ特許第10064623C1号明細書
本発明の課題は、良好な操作可能性と洗浄可能性を有し、それと同時に誤機能に対して改善された防護を提供する、冒頭に述べた種類の医療用器具を提案することにある。
この課題は、請求項1の構成要件を備える対象物によって解決される。
本発明によると、内視鏡外科のための医療用器具において、遠位端および近位端を備えたシャフト管と、シャフト管の近位端の領域に配置された結合体とを有し、シャフト管と結合体は長尺状に延びる操作部材を挿通するために軸方向で共通の通路により貫通され、および、結合体に連結可能な端部体およびこれに取り付けられた医療用器具を操作するためのハンドグリップと、通路に対して角度をなしてアライメントされたシャフトの中に結合体の内部でスライド可能に支承されるロックスライダとを有し、ロックスライダは操作領域をもって結合体から突出するとともに、操作領域に対する指の圧力によりロック位置およびリリース位置へ操作可能であり、それにより結合体に連結された端部体がロック位置で形状接合式に結合体にロックされるとともに、リリース位置では結合体から取外し可能であるようになっていて、ロックスライダはばね部材のばね力によりロック位置で保持され、本発明によると、ばね部材はシャフトの中で操作領域と通路との間に配置されることが意図される。
通路の下方に配置されるばね部材の場合、比較的厚い材料層が、結合体の周囲に位置する壁部領域に設けられていなくてはならず、このことは全体として幅広く重い結合体をもたらし、それに伴って器具の取扱性の欠点をもたらす。このような種類の構成は、ドイツ特許出願公開第102006038517A1号明細書から公知である。すなわち、たとえばコイルばねとして構成されるばね部材がロックスライダの下方に配置されると、典型的な場合、結合体の内壁に平坦な載置面を穿設することが必要になる。そのためには、外側で面取りされた結合体のジオメトリーの場合、相応の壁厚が前提条件となる。さらにロックスライダの下方に、ばね部材を収容して十分なばねストロークを許容するために、十分に広い空き容積が設けられていなくてはならない。
ロックスライダの操作領域と、特に軸方向に結合体を通って延びる通路との間へのばね部材の配置は、結合体の内部のスペースを最善に活用する可能性を提供する。この施工形態では、ロックスライダの下方でシャフトの中に少しの空いた容積しか必要なく、すなわちそれは、ロックスライダの希望されるスライドストロークがちょうど許容される程度の広さである。ロックスライダの下方のスペースを、スライドの際に全面的に活用することができる。
原則として、ロックスライダシャフトは通路に対して角度をなして延び、すなわち、特に結合体の長軸に対して斜めに延びることが考えられる。それにより、ハンドグリップを支持する端部体をロックするためのロック機構の構成が簡素化される。すなわちロックスライダには、ロックスライダの動きに強制案内式に従い、ロックのために端部体の環状溝に係合するフックが単純な施工形態で配置されていてよい。ロックスライダを支承するためのシャフトは、シャフト管の長軸に対して横向きに製作されることが考えられるのが好ましい。
ロック機構の良好な操作可能性のために、ロックスライダは操作領域をもって結合体の開口部から突出することが意図される。操作領域はロックスライダと一体的に構成されるのが好ましい。別案として、操作領域がロックスライダに取外し可能に取り付けられることも考えられる。
本発明による1つの構成では、ばね部材は、ばね方向で見て操作領域と反対を向く第1の端部をもって、通路の領域に配置された支持面に支持されるとともに、ばね方向で見て操作領域のほうを向く第2の端部をもって、ロックスライダの突合せ面に支持されることが考えられる。
ばね部材の形状に依存して、ばね部材はたとえばワッシャ、ウェブなどの支持部材を介して、ロックスライダの突合せ面に操作領域の下方で支持され、および/または支持面に通路の領域で支持されることが考えられる。支持面は、たとえばシャフト壁部に刻設された環状溝であってよい。これに準じて突合せ面は、ロックスライダの円周にある環状溝であってよい。別案として、支持面は結合体の別個に製作されるコンポーネントに設けられていてよい。たとえば支持面は、結合体へ軸方向に差し込み可能なスリーブに設けられていてよい。このような種類のコンポーネントは、たとえば結合体へ連結可能な端部体を案内するための案内部材であってよい。スリーブ状のコンポーネントの場合、スリーブの軸方向の貫通部が操作部材のための通路を含んでいることが考えられる。このとき支持面はスリーブの外壁に設けられる。支持面を有するスリーブ状のコンポーネントは、器具へ入力結合される電圧を導通するためにも施工されていてよい。そのために、このコンポーネントはたとえば導電性の材料で製作されていてよい。
1つの好ましい実施形態では、ばね部材はロックスライダの破断部に配置されることが考えられる。ロックスライダはこの破断部をもって、特にシャフト方向に対して横向きに、トンネル状に貫通されているのが好ましい。破断部は通路方向に対して横向きにロックスライダに刻設されるのが特別に好ましい。すなわち破断部は結合体の軸方向で、ロックスライダの壁面により遠位と近位で区切られていてよい。
ロックスライダの破断部にばね部材を組み込むことは、2つの利点を同時にもたらす。一方では、劣った洗浄可能性ないし結合体の外面での追加のエッジや隙間の形成といった上記の欠点が回避され、他方では、結合体の内部のスペースが最善に活用される。
医療用器具の1つの特別な変形例では、シャフト管および/またはシャフト管により案内される操作部材へ電圧を入力結合するために、端部体にターミナル個所が配置されることが意図される。前述した通り、操作部材は通路によって案内される引張/押圧ロッドであってよい。
電圧として、たとえば高周波発生器の高周波信号および/または直流電圧ないし一般に交流電圧が意図されていてよい。さらに、医療用器具はモノポーラ式またはバイポーラ式に施工されることが意図されていてよい。すなわち、好ましくは差し込み接点として構成されるターミナル個所に、電圧信号のための1つまたは2つの接続接点が設けられていてよい。
結合体に差し込み結合される端部体の場合、少なくとも1つの電圧が、端部体の導電性の経路を介して、結合体の内部にある少なくとも1つの導電性のコンポーネントに伝達されることが考えられる。さらに、電圧が結合体の内部にある導電性のコンポーネントを介して、ロックスライダシャフトの領域で、シャフト管の導電性の経路に伝達されることが考えられる。シャフト管の導電性の経路を介して、シャフト管の遠位端の領域に配置されたエンドエフェクタへ電圧を送ることができる。さらに導電性のコンポーネントは、ばねを支持するための本発明による支持面を有していることが考えられる。このことは、器具のコンポーネント個数ないしコンポーネント複雑性を引き下げることができる。
器具の1つの好ましい変形例では、ロックスライダは操作部材を通過させる開口部を有することが意図される。ばね部材はこの開口部の上方に配置されるのが好ましい。開口部の上方かつロックスライダの操作領域の下方へのばね部材の配置は、ロックスライダシャフトの内部の、ないしは結合体の内部の改善されたスペース活用をもたらす。
ロックスライダの開口部は、シャフト管および結合体によって案内される操作部材とともに回り止めを成立させることが可能な内側輪郭を有するのが好ましい。そのために、開口部が通過領域と捕捉領域とを有し、ロックスライダはリリース位置のときには通路によって案内される操作部材の近位区域を通過領域を通して自由に通過させ、ロック位置のときには操作部材の係合領域を回転形状接合式に捕捉領域で包囲することが考えられる。回り止めの詳細は、たとえばここに明文をもって引用する特許文献1のように製作されていてよい。
設計的に特別に好ましい器具の実施形態では、ばね部材はコイルばねとして製作されることが意図される。コイルばねとして構成されるばね部材の断面積は、第1の端部から第2の端部に向かって先細になることが意図されるのがさらに好ましい。特にテーパ状のばね、特に円錐台ばねが使用されることが考えられる。特にばね部材の半径方向対称の施工形態の場合、ばね部材は、ロックスライダと同軸にシャフトの中に配置されることが考えられる。
コイルばねのテーパ状の施工形態は、ロックスライダの設計的な構造を簡素化する。特にロックスライダの横断面よりも細く構成される、コイルばねの先細になった端部は、そのために簡単な仕方により、ロックスライダの操作領域の下方で突合せ面に支持されていてよい。特にロックスライダの断面から側方へ突出する、コイルばねの広いほうの端部は、そのために通路の領域で支持面に支持されていてよい。ばねの下側端部および/または上側端部の支持手段、たとえばワッシャ、ウェブなどをこの実施形態では省略することができる。このことは、連結機構のコンポーネント複雑性と故障しやすさを低減する。
モノポーラ式ないしバイポーラ式の器具が使用される場合、前述したように、そのために構成されたコンポーネントを介して電圧が結合体の内部で器具のシャフト管に伝達されることが意図されていてよい。上述した通り、ばね部材を支持するための支持面は、結合体の内部で電圧を通すコンポーネントに配置されていてよい。1つの単純な実施形態では、このコンポーネントは導電性の中実材料、たとえば特殊鋼などの金属で構成することができる。ばね部材も同じく特殊鋼などの導電性材料でできていれば、このコンポーネントに支持されるばねが同じく電圧で負荷される。
このような種類の設計では、器具の電気的な安全性に関わる規格の遵守を考慮すべきである。コイルばねの上側端部がロックスライダの操作領域の下方で直接終わるので、結合体の内部の、特にロックスライダシャフトの内部の導電性のある点と、結合体の外面との間の間隔が縮小される。このような設計では、医療用器具の操作者の身体部分に電圧がフラッシオーバないし伝達される危険が生じる可能性がある。特にこの危険性は、操作領域に対する指の圧力でロックスライダを操作するときに生じる。
電気信号は、特に、ロックスライダと、ロックスライダシャフトの内壁との間の間隙を通じて操作者の身体部分へ伝わることがある。この危険性は、たとえばロックスライダとロックスライダシャフトの内壁との間の間隙に、液体ないし水分が浸入した場合にいっそう強くなる。
円錐ばねないし円錐台ばねとしてのコイルばねの設計的な施工形態により、操作者へ電圧が飛ぶ危険が少なくなる。このとき、操作領域の下方でロックスライダの突合せ面に支持される上側端部が、通路の領域で支持面に支持される下側端部に比べて先細になっていることが考えられる。
テーパ状に施工されたコイルばねは、機械的な視点からも電気的な視点からも器具の機能安全性を改善する。
1つの好ましい実施形態では、ロックスライダは少なくともばね部材のために設けられる操作領域と通路との間の区域で、ばね部材の第1の端部の横断面よりも、第1の方向では細く第2の方向では広い横断面を有することが意図されていてよい。この点に関して、ばね部材は少なくともそのために設けられるロックスライダの区域で、その第1の端部においてロックスライダの横断面から少なくとも部分領域で突出することが意図されることができる。
ロックスライダは実質的に長方形の横断面を有することが考えられるのが好ましい。ロックスライダの横断面は、シャフト管の軸方向で、これに対して横向きの方向よりも長く構成されるのが特別に好ましい。すなわち、ロックスライダの横断面は長尺状に構成されるのが好ましく、ロックスライダは使用位置にあるときにシャフトの内部でその長辺をもって、結合体の長手方向に対して横向きに構成されるのが好ましい。このことは、ロックスライダの軸方向を向く開口部での操作部材のロックにとって設計上の利点を有している。
本発明では、テーパ状に成形されたコイルばねを側方からロックスライダの破断部へ差し込み可能であることが意図されていてよい。特にコイルばねは、破断部を区切っているロックスライダの2つの向かい合う壁面で取り囲まれ、少なくとも第1の下側端部で、ロックスライダの向かい合う壁部の間で横向きに、破断部の縁部から突出することが意図される。このときばねは、破断部の縁部から突出する領域をもって、ロックスライダに対して定置に結合体に支承されるコンポーネントに対して支持される。このコンポーネントは、−前述したように−導電性のコンポーネントであってよい。ばねと接触する支持面は、電気信号ないし電圧で負荷されていてよい。
医療用器具の良好な操作可能性のために、端部体は、結合体に連結されてロックスライダに保持される使用位置のときに、結合体に回転可能に支承されることが考えられる。このことは、シャフト管に対する、ないしはシャフト管および/または結合体と相対回転不能に結合されたエンドエフェクタに対する、ハンドグリップの回転を可能にする。
図面には本発明の実施例が模式的に示されている。図面は次のものを示す:
本発明による器具を示す軸方向断面図である。 図1の線2から2に沿った断面でロックスライダを示す模式図である。 図1のロックスライダを含む結合体の部分領域を示す拡大図である。 図1の端部体およびこれに取り付けられたハンドグリップを示す断面図である。
図1は、結合体14が取り付けられた長尺状のシャフト管12を有する、本発明による器具10を側方から模式的な断面図として示している。結合体14は、ロックスライダ18が中でスライド可能に支承された横方向シャフト22を有している。ロックスライダ18は、シャフト22から突き出す端部に操作領域20を有していて、この操作領域により、ロックスライダ18をたとえば指の圧力により、ばね24によって印加されるばね力に抗してシャフト22の中へスライド可能である。ロックスライダ18には棒状フック44が取り付けられていて、これを用いて、結合体14の近位端にある軸方向の穴へ差し込み可能な端部体16を形状接合式にロック可能である。そのために、棒状フック44は端部体16の溝に係合する。特に、端部体16の溝は環状溝として構成されていてよく、それにより、端部体16をシャフト管12に対して回転可能なように結合体14へ連結可能である。端部体は少なくとも部分領域で円筒状に製作されるのが好ましい。環状溝は−図示するように−端部体の長軸の方向で半径方向内側に向かって切り欠かれた環状隙間であってよい。すなわち、環状溝により形成される環状隙間は、半径方向外側を向く間隙開口部を有するのが好ましい。
本発明によると、端部体16にハンドグリップ54が取り付けられ(図4参照)、これを用いて医療用器具10を操作可能である。特に、シャフト管12により案内される操作部材42が端部体16にある穴を通って突き出し、その近位端をもってハンドグリップ54と結合可能であることが意図されていてよく(図4参照)、それにより、シャフト管12の遠位端で操作部材42と連結されたエンドエフェクタを、ハンドグリップ54によって操作可能である。このような種類のエンドエフェクタ(図示せず)は、たとえば鉗子、ハサミ、メスなどであり得る。操作部材42は、引張/押圧ロッドとして構成されていてよい。操作部材42を挿通するために設けられた共通の軸方向の通路50が、シャフト管12の遠位端から端部体16の近位端まで医療用器具を貫通する。
ハンドグリップ54およびこれと運動結合された操作部材42の位置調節により、たとえばエンドエフェクタの2つの領域を開放運動ないし閉止運動のために操作可能であり得る。操作機構の詳細、およびハンドグリップおよび/またはシャフト管12の遠位端に配置されるエンドエフェクタの設計上の構成は、ここに明文をもって引用する特許文献1、および/または同じく明文をもって引用するドイツ特許第19853305C1号明細書のように構成されていてよい。
図1に見られる通り、コイルばねとして構成されるばね部材24がロックスライダ18の破断部38に配置されている。破断部38は、操作領域20と通路50との間に配置される。ロックスライダ18の操作領域20と反対を向くほうのばね部材24の第1の端部は、通路50の領域で支持面56に支持される。操作領域20のほうを向いているばね部材24の第2の端部は、ロックスライダ18の突合せ面58に支持される。支持面56は、図示するように、スリーブ状のコンポーネント26に設けられていてよい。
操作部材42を挿通させるために、ロックスライダ18に開口部40が穿設されている。開口部40は、シャフト管12から端部体16まで器具10を通って延びる軸方向の通路50と同一直線上にある。引張/押圧ロッドとして製作される操作部材42は、軸方向で、シャフト管12、結合体14、および端部体16によって案内される。結合体14の内部では、操作部材42はスリーブ状のコンポーネント26によって案内される。
図1の図面では、医療用器具10は、結合体14から連結解除された端部体16とともに示されている。結合体14と端部体16との間で連結結合を成立させるために、図示した実施形態では、端部体16が結合体14の軸方向の収容穴へ差し込まれ、それにより、ロックスライダ18の係止フック44が端部体16の係止溝に係合する。図示するように、係止フック44は傾斜した進入面を有していて、結合体14へ端部体16が差し込まれたときにこの進入面が係止溝の縁部領域に突き当たり、ばね部材24により印加されるばね力に抗してロックスライダ18をシャフト22の中で強制的にスライドさせる。端部体16が結合体14の中へさらにスライドすると、係止フック44が端部体16の係止溝の中へ係止されて、これを形状接合式に結合体14にロックする。図示するように、端部体16が結合体14に回転可能に保持されることが意図されていてよい。そのために、端部体16の係止溝は円環状に製作される。
端部体16には電気ターミナル32が設けられていて、これを介して、たとえば高周波発生器、電流源、および/または電圧源のような信号発生器を医療用器具10へ接続可能である。バイポーラ器具としての医療用器具10の実施形態では、電気ターミナル32に複数の接点が設けられていてよく、これらの接点を介して電気信号ないし電圧を互いに別々に医療用器具10へ伝達可能である。電気接続部36を介して、電圧を電気ターミナル32から特にすり接点として構成される接点34へ伝達することができる。接点34を介して、電圧を結合体14の内部のコンポーネント26を介してシャフト管12へ伝達することができる。コンポーネント26はそのために導電性の経路を有することができ、または導電性の材料で製作されていてよい。接点34は、結合体14へ端部体16が連結されるとき、ないしは連結位置にあるとき、コンポーネント26の表面との導電性の接触を成立させることが意図されていてよい。コンポーネント26はそのために、たとえば少なくとも表面の領域で特殊鋼のような金属で製作されていてよい。コンポーネント26は、導電性の中実材料から製作されるのが好ましい。
シャフト管12への伝達をするために、コンポーネント26は電圧をシャフト管12の接点48へ伝えることができる。接点48から電気信号を導電性の経路36’を介してシャフト管12の遠位の端部領域へ伝達し、たとえばエンドエフェクタ(図示せず)に送ることができる。
図1から明らかな通り、コイルばねとして構成されるばね部材24は、その下側の端部のところで、結合体14の内部にある導電性のコンポーネント26に対して支持される。導電性の中実材料でコンポーネント26が施工され、ばね部材24も同じく特殊鋼のような導電性材料から施工されている場合、ばね24も、コンポーネント26を通して案内される電圧で同じく負荷される。
図3に示すように、コイルばね24の電圧が隙間50を介して操作者へ、特に医療用器具10の操作者の指28へフラッシオーバする危険が生じることがある。図3では純粋に模式的に、コイルばね24と操作者の指28との間に延びる火花ギャップないし沿面距離が符号30で示されている。図3に示唆する通り、ばね部材24が円錐ばねとして構成されることによって、この区間30を長くすることができる。まっすぐなコイルばねを使用すると、ロックスライダ18を周回する隙間50にまっすぐ施工されたコイルばね24が直接接するので、区間30が短くなる。つまり、テーパ状に成形されたばねにより、フラッシオーバに対する設計および電気的な安全性に関わる利点を得ることができる。テーパ状に成形されたばねの広いほうの端部は、図3に示すように、ロックスライダ18の破断部38の縁部から突出してコンポーネント26の支持面56に支持されていてよく、また、先細になった端部では、ロックスライダ18の操作領域20の下方の突合せ面58に当接することができる。シャフト22の中でロックスライダ18がスライドしたとき、ばね24の上側端部で、破断部38の開口縁部から突出する領域がシャフト22の中で引っかかることがない。
図2は、図1の線2−2に沿った断面でロックスライダ18と結合体14を示している。結合体14で半径方向外側に向かって屹立するグリップ面46を介して、操作者は結合体14をシャフト管12とともに、端部体16に支承されるハンドグリップ(図4参照)に対して回転させることができる。そのために、端部体16は回転可能に結合体14へ連結可能である。図2に示す通り、ロックスライダ18の下方のスペースは結合体14の内部で面取りされて構成される。それにより、結合体14の壁厚がシャフト20の底面領域で薄く構成されていてよく、当該領域での破損の危険を高めることがない。小さい壁厚は、細くて軽い器具を提供するために望ましい。
図3は、図1の結合体14の詳細部分を模式的な断面図として示していて、すなわち特に、ロックスライダ18が中を通るシャフト22の領域を示している。この図面に見られる通り、ロックスライダ18は医療用器具の利用者の指28を通じて、指の圧力により部分的にシャフト22の中へ押し込まれる。このとき、テーパ状のコイルばねとして構成されるばね部材24が若干押し縮められる。ばね部材24はその下側端部で、通路50の上方の支持面56に対して支持される。ばね部材24はその上側端部で、ロックスライダ18の突合せ面58に支持される。ばね部材24の下方には、操作部材42の係合領域52を包囲する開口部40が図示されている。支持面56は、コンポーネント26の表面に構成されている。
図3には、シャフト22の内壁とロックスライダ18の外壁との間に延びる、図解をするために誇張して示された隙間50を見ることができる。破線で示す線30は、ばね部材24と、器具10の利用者の指28との間の潜在的な火花ギャップないし沿面距離を表す。図3に明らかに示されている通り、沿面距離30はロックスライダ18のエッジ周囲の隙間50を通って、テーパ状のコイルばねとして構成されたばね部材24の上側端部まで延びる。テーパ状のコイルばねを使用することで、医療用器具10の電気的な安全性を少なくとも2通りの観点から高めることができる。一方では、まっすぐなコイルばねを使用すると、コイルばねの上側端部が隙間の領域で直接終わることになるので、沿面距離30が短くなり、また他方では、ばね部材24の上側端部がロックスライダ18に比べて小さい横断面をもって、内方に向かって外側境界面の後方へ押し込まれるので、隙間50の内部で直接的な経路が阻止される。このように沿面距離30が、ロックスライダ18の突合せ面58の領域でエッジを回りこむように案内される。このような設計的な構成は、医療用器具10の電気的な安全性を改善し、ばね部材24から隙間50を通って操作者の指28へ電圧が伝達される危険が減る。
図4は、図1の端部体16をこれに取り付けられたハンドグリップ54とともに示している。ハンドグリップ54がその上側端部で、操作部材42と運動結合されている様子を見ることができる。ハンドグリップ54を操作すると、引張力ないし押圧力を操作部材42へと伝えることができる。ハンドグリップ54は端部体16に一体的に成形されるのが好ましい。別案として、ハンドグリップ54と端部体16との間の取外し可能な結合が意図されることができる。
10 医療用器具
12 シャフト管
14 結合体
16 端部体
18 ロックスライダ
20 操作領域
22 シャフト
24 ばね部材
26 支持面を有するコンポーネント
28 指
30 沿面距離/火花ギャップ
32 電気ターミナル
34 電気接点
36,36’ 電気経路
38 ロックスライダの破断部
40 ロックスライダの開口部
42 操作部材
44 係止フック
46 グリップ面
48 電気接点
50 隙間
52 係合領域
54 ハンドグリップ
56 ばね部材のための下側の支持面
58 ばね部材のための上側の突合せ面

Claims (7)

  1. 内視鏡外科のための医療用器具(10)であって、
    遠位端および近位端を備えたシャフト管(12)と、前記シャフト管(12)の近位端の領域に配置された結合体(14)とを有し、
    前記シャフト管(12)と前記結合体(14)は、長尺状に延びる操作部材(42)を挿通するために軸方向に、共通の通路(50)により貫通され、
    前記医療用具(10)は、
    前記結合体(14)に連結可能な端部体(16)と、これに取り付けられている医療用器具(10)を操作するためのハンドグリップ(54)と、前記通路(50)に対して角度をなしてアライメントされたシャフト(22)の中で、前記結合体(14)の内部に、スライド可能に支持されているロックスライダ(18)とを有し、
    前記ロックスライダ(18)は、操作領域(20)をもって前記結合体(14)から突出するとともに、前記操作領域(20)に対する指の圧力によりロック位置およびリリース位置へ操作可能であり、
    それにより前記結合体(14)に連結されている前記端部体(16)が、ロック位置で嵌合するように前記結合体(14)にロックされるとともに、リリース位置では、前記結合体(14)から取外し可能となるように構成され、
    前記ロックスライダ(18)は、ばね部材(24)のばね力によりロック位置で保持されている、医療用器具において、
    前記ばね部材(24)は、前記シャフト(22)の中で前記操作領域(20)と前記通路(50)との間に配置され、前記ばね部材(24)は、コイルばねとして製作され、前記ばね部材(24)の断面積は、第1の端部から第2の端部に向かって先細になっていることを特徴とする医療用器具。
  2. 前記ばね部材(24)は、ばね方向で見て前記操作領域(20)と反対側を臨む第1の端部が、前記通路の領域に配置されている支持面(56)に支持されているとともに、ばね方向で見て前記操作領域(20)がある側を臨む第2の端部が、前記ロックスライダ(18)の突合せ面(58)に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の医療用器具。
  3. 前記ばね部材(24)は、前記ロックスライダ(18)の破断部(38)に配置されていることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の医療用器具。
  4. 前記シャフト管(12)および/または前記通路(50)により案内される前記操作部材(42)へ、電圧を入力結合するために、前記端部体(16)にターミナル部(32)が配置されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の医療用器具。
  5. 前記ロックスライダ(18)は、前記操作部材(42)を通過させる開口部(40)を有していることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の医療用器具。
  6. 前記開口部(40)は、通過領域と捕捉領域とを有し、
    前記ロックスライダ(18)は、リリース位置のときには、前記通路(50)によって案内される前記操作部材(42)の近位区域を、通過領域を通して自由に通過させ、ロック位置のときには、前記操作部材(42)の係合領域(52)を回転不能に嵌合するように捕捉領域で包囲することを特徴とする、請求項5に記載の医療用器具。
  7. 前記端部体(16)は、前記結合体(14)に連結された使用位置にあるとき前記結合体(14)に回転可能に支承されていることを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の医療用器具。
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