JP6558876B2 - 導体の接合方法および導体の接合装置 - Google Patents

導体の接合方法および導体の接合装置 Download PDF

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Description

本発明は、導体の接合方法および導体の接合装置に関する。より詳しくは、周方向に配列された導体の組の位置を規定する導体の接合方法および導体の接合装置に関する。
従来、導体の先端同士を接合するための位置決め装置として、特許文献1,2に記載された技術が提案されている(特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載された技術は、外径側から内径側にくさび形状の治具を挿入することで、導体の先端同士から構成される導体の組を拘束するものである。この技術によると、周方向に隣り合った溶接部の間に治具が配置され、隣り合う溶接部間の巻線被膜が熱により焦げ、劣化することが低減される。また、溶接部に加えられた熱は隣り合う溶接部にも伝えられ、溶接が終了した溶接部は急冷されずに徐冷されるので、溶接部の割れや収縮によるブローホールの発生が低減できる。また、溶接前の溶接部は予熱が行われるので、効率的に溶接を行える。
特許文献2に記載された技術は、2枚のプレートを相対的に回転することで、2枚のプレートの孔部に挿通された導体を挟み込み、導体の組の径方向および周方向の位置を規定するものである。この技術によると、複数組の導体の先端同士を一挙に位置決めできる。
特開2000−350421号公報 特開2013−165615号公報
特許文献1に記載された技術であると、導体の組の周方向の位置が規定できるが、径方向の導体位置がばらつく。このため、導体の組の径方向配列数が例えば4配列程度の少ない場合には導体の組の位置を規定できるが、導体の組の径方向配列数が多くなる場合には導体の位置を規定できない課題がある。
特許文献2に記載された技術であると、複数の導体の組を2枚のプレートの孔部に挿入し、2枚のプレートを相対的に周方向に回転させる。このため、導体の組の周方向配列間がある程度の距離であり、2枚のプレートの孔部をずらすスペースが確保できる場合には導体の組の位置を規定できるが、導体の組の周方向配列数が高密度になり、2枚のプレート上に周方向に十分なスペースが確保できない場合には導体の組の位置を規定できない課題がある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的は、周方向に配列された導体の組の位置を確実に規定する導体の接合方法および導体の接合装置を提供することにある。
(1)コアから突出した隣接する導体の先端同士を接合する導体の接合方法であって、くさび形状を有するくさび部(例えば、後述のくさび部530)を周方向に配列された前記導体の先端同士から構成される前記導体の組の間に配置し、径方向に延伸する軸(例えば、後述の軸部520)を中心に前記くさび部を回転することで、前記導体の組を径方向側から押圧して前記導体の組を両側の前記くさび部にて挟持して前記導体の組を位置決めする位置決め工程(例えば、後述の電極部回転ステップS6)と、前記位置決め工程によって位置決めされた前記導体の先端同士を接合する接合工程(例えば、後述の第1溶接実施ステップS8,第2溶接実施ステップS16)と、を含むことを特徴とする導体の接合方法。
(1)の発明では、位置決め工程において、くさび形状を有するくさび部を周方向に配列された導体の組の間に配置し、径方向に延伸する軸を中心にくさび部を回転することで、導体の組を径方向側から押圧して導体の組を両側のくさび部にて挟持して導体の組を位置決めする。また、接合工程において、位置決め工程によって位置決めされた導体の先端同士を接合する。
これによると、位置決め工程において、径方向に延伸する軸を中心にくさび部を回転することで、くさび部を前側が先鋭し後側が幅広のくさび形状に従って導体の組の間に進入させ、導体の組を径方向側から押圧して導体の組を両側のくさび部にて挟持して導体の組を位置決めできる。このため、導体の組の径方向両側のくさび部にて導体の組の径方向および周方向を規定できる。したがって、周方向に配列された導体の組の位置を確実に規定できる。
また、くさび部は、導体の組の間に進入可能な形状であればよく、小型である。これにより、くさび部の配置スペースが狭小でよく、導体の組を高密度に配列した場合であってもくさび部を配置できる。
(2)前記くさび部は、導電性の材質であり、前記接合工程において、電流路として機能することを特徴とする(1)に記載の導体の接合方法。
(2)の発明によると、位置決め工程において、導体の組を径方向側から押圧して導体の組を両側のくさび部にて挟持して導体の組を位置決めするため、接合工程において、導体表面がくさび部に接触している。このため、くさび部が導電性の材質であると、導体表面に接触したくさび部が電流路として機能できる。したがって、接合工程において、電流路として機能するくさび部を用い、例えばアーク溶接時等に導体およびくさび部を介したアークとの電気回路を構成できる。
(3)前記くさび部間に配置され、前記導体の組を周方向側に押圧する押圧部(例えば、後述の押圧部540)と、前記導体の組を挟んで前記押圧部の周方向向かい側に配置され、前記押圧部の押圧力に対向する反力を発生する反力受け部(例えば、後述の押圧部540,反力受け部550)と、を有し、前記押圧部と前記反力受け部とが前記導体の組を周方向両側から押圧することで、前記導体の組を挟持することを特徴とする(1)または(2)に記載の導体の接合方法。
(3)の発明によると、押圧部と反力受け部とが導体の組を周方向両側から押圧することで、導体の組を挟持できる。このため、導体の組を挟んで周方向両側に対向配置された押圧部および反力受け部にて導体の組の周方向をより規定できる。したがって、周方向に配列された導体の組の位置をより確実に規定できる。
(4)前記くさび部は、前記導体の組の周方向両側に配置され、前記導体の組を周方向両側から押圧することで、前記導体の組を挟持することを特徴とする(1)から(3)のいずれか1項に記載の導体の接合方法。
(4)の発明によると、くさび部が導体の組を周方向両側から押圧することで、導体の組の周方向両端側を挟持できる。このため、導体の組を挟んで周方向両側に対向配置されたくさび部にて導体の組の径方向をより規定できる。したがって、周方向に配列された導体の組の位置をより確実に規定できる。
(5)コアから突出した隣接する導体の先端同士を接合する導体の接合装置(例えば、後述の接合装置1)であって、前記導体の先端同士から構成される前記導体の組の位置決め部(例えば、後述の電極部500)と、前記導体の先端同士の接合部(例えば、後述の溶接装置800)と、を備え、前記位置決め部は、周方向に向かってくさび形状を有するくさび部(例えば、後述のくさび部530)と、径方向に延伸する軸(例えば、後述の軸部520)を中心に前記くさび部を回転させる回転駆動部(例えば、後述の電極駆動部140,駆動伝達部300)と、を有することを特徴とする導体の接合装置。
(5)の発明によると、(1)の発明と同様の作用・効果を発揮できる。
本発明によれば、周方向に配列された導体の組の位置を確実に規定する導体の接合方法および導体の接合装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る接合装置を示す展開図である。 上記第1実施形態に係る接合装置を示す側面図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の要部を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の駆動伝達機構を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の内部構造を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極部を示す上面図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極部を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置を用いた接合方法のフローチャートを示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置のワークの装着状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の内径押し部の装着状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の駆動伝達部の装着状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極回転部の装着状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の外径押し部の押圧状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極回転部の要部を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極部の回転状態を示す上面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が30°回転状態であり、(c)が60°回転状態であり、(d)が90°回転したクランプ状態である。 上記第1実施形態に係る接合装置の電極部の回転状態を示す断面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が30°回転状態であり、(c)が60°回転状態であり、(d)が90°回転したクランプ状態である。 上記第1実施形態に係る接合装置の押圧円盤部の分離状態を示す図である。 上記第1実施形態に係る接合装置の第1溶接の実施状態を示す図である。 上記第2実施形態に係る接合装置の電極部の回転状態を示す断面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が45°回転状態であり、(c)が90°回転したクランプ状態である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る接合装置1を示す展開図である。図2は、本実施形態に係る接合装置1を示す側面図である。
接合装置1は、三相交流モータに用いられる円筒状のコアに上下面に貫通して周方向に複数並列して形成されるスロットから上方に突出した隣接する一対の導体の先端同士を接合するものである。この複数の導体が配置されたコアがワークWである。また、一対の導体の先端同士は、導体の組Pとも定義される。
接合装置1は、装置本体100と、内径押し部200と、駆動伝達部300と、電極回転部400と、を備える。
装置本体100は、基台110と、主柱部120と、円環受け部130と、電極駆動部140と、を有する。
基台110は、床面に固定される。
主柱部120は、基台110の中心にて基台110上に軸線を垂直方向にして上方に延在する。主柱部120は、中心に上面から上方に突出する円柱部121を有する。
円環受け部130は、厚み方向を垂直方向とし、上面131をワークWの下面に当接させ、ワークWを支持する。円環受け部130は、主柱部120の上端に固定される。円環受け部130は、円環状であり、中心に主柱部120の円柱部121を挿通して突出させる開口132を有し、外周端部133を基台110よりも外径側に延出する。円環受け部130の外周端部133には、上方に突出した位置合わせピン134が設けられる。位置合わせピン134は、外径側面に上下方向に延出されるガイドレール134aを有する。
電極駆動部140は、電極回転部400を駆動する。電極駆動部140は、基台110の外径方向に突出した駆動機構141と、基台110の外径方向に突出して周上に4つ等配されたプーリー142と、4つのプーリー142に掛け回されたベルト143と、4つのプーリー142上に配置されたボールねじ機構144と、ロック機構150と、を有する。駆動機構141は、回転駆動部141aと回転駆動部141aの駆動を伝達する駆動ベルト141bと駆動ベルト141bの駆動を1つのプーリー142に伝達する駆動プーリー141cとを具備する。ボールねじ機構144は、4つのプーリー142それぞれに上方に延出して接続されたねじ軸144aとねじ軸144aの上端部に配置されてプーリー142が回転されることでねじ軸144aが回転すると位置を上下動する移動部144bとを具備する。ロック機構150は、移動部144bから上方に延出された支持軸145の上端に設けられて駆動伝達部300に着脱自在に連結される。
図3は、本実施形態に係る接合装置1の要部を示す図である。図3に示すように、ロック機構150は、ロック本体151と、係止解除部152と、を有する。
ロック本体151は、支持軸145の上端に固定される。ロック本体151は、内径側に、位置合わせピン134のガイドレール134aに係合した走行部151aを有する。ロック本体151は、外径側面に内径方向に凹んだ凹部153を有する。ロック本体151は、凹部153の下面を駆動伝達部300の第2円環部320を支持可能に外径方向に延出し、凹部153の上方の上端部を下面よりも内径側に形成する。
係止解除部152は、ロック本体151に軸支されて凹部153内に配置される。係止解除部152は、駆動伝達部300の第2円環部320に設けられた係止片323を係止させる係止凹部154を有する。係止解除部152は、軸支部155よりも下部分を外径方向に付勢するバネ156を有する。
ロック機構150は、駆動伝達部300を装置本体100に装着する際に、駆動伝達部300の第2円環部320の係止片323を係止解除部152の係止凹部154に係合させ、第2円環部320が下方に垂直移動してロック本体151の上端部に阻害されず凹部153の下面に支持される。そして、駆動伝達部300を装置本体100から上方に分離する際に、係止解除部152を軸支部155よりも下部分をバネの付勢力にて内径側に押し込み係止凹部154を係止片323から離間する。係止凹部154を係止片323から離間すると、駆動伝達部300の第2円環部320を上方に垂直移動して持ち上げられる。
図1に戻り、内径押し部200は、ワークWであるコアの中央孔部に装着される。内径押し部200は、底面211を有し軸線を垂直方向に有する円筒部210と、円筒部210の上端に接続された円筒部210の外周から拡径した円環状のフランジ部220と、を有する。円筒部210の底面211は、中心に円筒部210の内部空間につながるとともに主柱部120の円柱部121を挿通する孔部212と、主柱部120の上面の穴に対して位置決めするピン213と、を有する。フランジ部220は、外周面221をワークWのコアに保持された径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最内径側の組Pに当接させる。
内径押し部200は、ワークWが装置本体100に装着されると、ワークWのコアの中心孔部に円筒部210を挿入してフランジ部220でワークWを押下する。このとき、底面211の孔部212を円柱部121に挿通しつつピン213を主柱部120の上面の穴に差し込むことで、内径押し部200が装置本体100に位置決めされ、ワークWも装置本体100に位置決めされる。
駆動伝達部300は、電極駆動部140から垂直方向駆動力を受けて電極回転部400に垂直方向駆動力を伝達する。駆動伝達部300は、第1円環部310と、第2円環部320と、ラック部330と、駆動伝達機構340と、を有する。
第1円環部310は、装置本体100の位置合わせピン134に位置決めされて固定される。第1円環部310は、円環状であり、中心孔部311にワークWを挿通する。第1円環部310は、厚み方向を垂直方向とする。第1円環部310は、外径側に上下面に貫通してラック部330を挿通する小孔部312を有する。複数の小孔部312は、外径側小孔部312aと、内径側小孔部312bと、を含む。
第1円環部310は、下側に固定ピン313を有する。
第2円環部320は、第1円環部310の下方に空間を空けて設けられる。第2円環部320は、第1円環部310よりも大径な円環状であり、中心孔部321にワークWを挿通する。第2円環部320は、厚み方向を垂直方向とし、上下面に貫通してラック部330を挿通する小孔部322を有する。複数の小孔部322は、外径側小孔部322aと、内径側小孔部322bと、を含む。複数の小孔部322それぞれは、挿入したラック部330を下面側から固定して塞がれる。
第2円環部320は、中心孔部321の内周面に、係止解除部152の係止凹部154に係止される係止片323を有する。
ラック部330は、第2円環部320の複数の小孔部322それぞれに挿通されて上方に延出され、第1円環部310の複数の小孔部312それぞれに挿通される。図2、図3に示すように、ラック部330は、第1円環部310および第2円環部320の外径側小孔部312a,322aに挿通される右歯ラック331aと、第1円環部310および第2円環部320の内径側小孔部312b,322bに挿通される左歯ラック331bと、から構成される。右歯ラック331aは、第1円環部310の下側から上端まで外径側から見て周方向右側面にギア歯を有する。左歯ラック331bは、第1円環部310の下側から上端まで外径側から見て周方向左側面にギア歯を有する。
図4は、本実施形態に係る接合装置1の駆動伝達機構340を示す図である。
図4に示すように、第1円環部310は、電極回転部400の下環部434を回転させる駆動伝達機構340を有する。駆動伝達機構340は、第2円環部320の下側かつ外径側に配置された回転駆動部341と、回転駆動部341に接続されて第2円環部320の下方にて内径方向に延在する第1回転軸342と、第1回転軸342の内径端および下端に形成された傘歯車343a,343bを介して上方に延在する第2回転軸344と、下環部434の下面に配置されて第2回転軸344の上端に形成されたギア345を介して周方向に直線移動可能なラック346と、を有する。
駆動伝達機構340は、回転駆動部341が回転駆動力を第1回転軸342に伝達して第1回転軸342を回転させると、傘歯車343a,343bを介して第2回転軸344が回転し、ギア345を介してラック346を周方向の微小距離だけ直線移動し、ラック346が固定された下環部434を外径環部430に対して回転する。
電極回転部400は、駆動伝達部300から垂直方向駆動力を受けてワークWのコアに保持された複数の導体の一対の先端同士(導体の組P)を規定する。電極回転部400は、円環台410と、押圧円盤部420と、を備える。
円環台410は、内径押し部200に固定される。円環台410は、円柱部411と、外径環部430と、内径環部440と、電極部500と、外側固定プレート412と、内側固定プレート413と、外径押し部600と、を有する。
図5は、本実施形態に係る接合装置1の内部構造を示す図である。
図5に示すように、接合装置1は、電極回転部400が装置本体100に装着されると、図示左側に示すように、外側固定プレート412と内側固定プレート413とが軸方向を径方向に沿わせた電極部500を挟む。また、図示右側に示すように、電極部500の下方では、外側固定プレート412の直下に配置された外径押し部600がワークWのコアに保持された径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最外径側の組Pに当接可能に配置される。
円柱部411は、押圧円盤部420の中央に軸線方向を垂直方向にして下方に突出して配置され、円環台410の内径環部440の中央孔部に固定される。円柱部411の底面には、円柱部411よりも小径の装置本体100の円柱部121を嵌合する凹部411aが形成される。
外径環部430は、円環状であり、厚み方向を垂直方向とする。外径環部430は、径方向に延伸して内部に挿通された回転軸431と、外径環部430の外側に突出した回転軸431の外径端に設けられた扇ギア部432と、を有する。扇ギア部432は、右扇ギア432aと、左扇ギア432bと、から構成される。右扇ギア432aは、左歯ラック331bに噛合する外径側から見て周方向右円弧面にギア歯を有する。左扇ギア432bは、右歯ラック331aに噛合する外径側から見て周方向左円弧面にギア歯を有する。
図5に示すように、外径環部430は、下側に下環部434を有する。下環部434は、ベアリングを介して外径環部430に対して周方向に回転自在に構成され、上下面に貫通した複数の長孔435を有する。複数の長孔435それぞれは、内径側の一端と一端に対して周方向が異なりかつ一端よりも外径側の他端とをつなぎ周方向に対して傾斜する(図5右側参照)。
外径環部430は、ベアリングを介して下環部434を内径側から保持する位置合わせピン436を有する。位置合わせピン436は、第1円環部310の中心孔部311の内周面に係合する。
内径環部440は、円環状であり、厚み方向を垂直方向とする。内径環部440は、外径環部430の中央孔部内に隙間を有して配置される。
電極部500は、外径環部430の内周端と内径環部440の外周端との間に周方向に並列して配置される。複数の電極部500の数は、ワークWのコアに配置された導体の組Pの周方向配列数の半分の数である。
図6は、本実施形態に係る接合装置1の電極部500を示す上面図である。図7は、本実施形態に係る接合装置1の電極部500を示す図である。
図6、図7に示すように、複数の電極部500それぞれは、一対の右電極軸510aおよび左電極軸510bから構成される。右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれは、外径環部430の回転軸431に接続されて回転軸431とともに回転可能である。一対の右電極軸510aおよび左電極軸510bは、周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pに対して両側に配置される。
また、隣り合う一対の右電極軸510aおよび左電極軸510bの間には、周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pが配列する。
右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれは、軸部520と、くさび部530と、押圧部540と、を有する。
軸部520は、径方向に延伸され、外径環部430の内周端と内径環部440の外周端との間に延出される。軸部520は、回転軸431に接続されて回転軸431の回転力にて回転する。右電極軸510aの軸部520と左電極軸510bの軸部520とは、相対的に逆回転し、回転方向が上方から内向きに回って下方に向かう。
くさび部530は、軸部520の外周面に径方向に並列する。複数のくさび部530それぞれは、軸部520を中心に周方向に沿って回転する回転方向前側530aが先鋭し、回転方向後側530bが幅広のくさび形状である。
くさび部530は、回転方向前側530aと回転方向後側530bとで軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が2段に異なる。
くさび部530の回転方向前側530aでは、軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が先鋭した大きな傾斜角度である。くさび部530の回転方向前側530aは、先鋭部分が当該先鋭部分よりも大きい面積の台上に設けられる。
くさび部530の回転方向後側530bでは、軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が軸部520の周方向にほぼ等しく小さな傾斜角度であり、導体の組Pに接触する接触面積が大きい。
くさび部530間は、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して挟持する広さに設定される。
右電極軸510aに形成されるくさび部530と左電極軸510bに形成されるくさび部530とは、先鋭した回転方向前側530aの頂点同士を対向させて配置される。
押圧部540は、くさび部530間に配置され、導体の組Pを周方向側に押圧する。押圧部540は、くさび部530の回転方向前側530aの先鋭部分では軸部520から突出せず導体の組Pを押圧せず、くさび部530の回転方向後側530bの幅広部分では軸部520から突出して導体の組Pを押圧する形状である。すなわち、押圧部540は、軸部520断面を略長方形に設けることで、くさび部530の幅が広がるに従い大径となり軸部520そのものが突出する形状である。
右電極軸510aに形成される押圧部540と左電極軸510bに形成される押圧部540とは、周方向にて対向配置される。右電極軸510aおよび左電極軸510bのどちらかの押圧部540を本発明の押圧部とした場合には、他方の押圧部540が本発明の反力受け部に相当する。すなわち、他方の押圧部540は、導体の組Pを挟んで一方の押圧部540の周方向向かい側に配置され、一方の押圧部540の押圧力に対向する反力を発生する(逆方向に押圧する)部分に相当する。
右電極軸510aに形成される押圧部540と左電極軸510bに形成される押圧部540との間は、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して挟持するときに、当該導体の組Pを周方向両側から押圧して挟持する広さに設定される。
右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれは、軸部520とくさび部530と押圧部540との全てが導電性の材質であり、電流路を構成する。
外側固定プレート412は、矩形平板状であり、右電極軸510aおよび左電極軸510bの外径方向に配置され、一端部を外径環部430上に配置され、他端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの外側端部上に重ねる。外側固定プレート412は、径方向中央部の下面にシーソー軸412aを有し、一端部を押下することで、他端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの外側端部から上方に離間可能に構成される。外側固定プレート412は、一端部の下方に配置され、一端部を上方に付勢して他端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの外側端部上に接触させる図示しないバネを有する。
外側固定プレート412は、導電性の材質であり、図示しない外側固定プレート412の一端部から溶接装置800での溶接のための電流路を構成する。
内側固定プレート413は、矩形平板状であり、右電極軸510aおよび左電極軸510bの内径方向に配置され、一端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの内側端部上に重ね、他端部を内径環部440上に配置される。内側固定プレート413は、径方向中央部の下面にシーソー軸413aを有し、他端部を押下することで、一端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの内側端部から上方に離間可能に構成される。内側固定プレート413は、他端部の下方に配置され、他端部を上方に付勢して一端部を右電極軸510aおよび左電極軸510bの内側端部上に接触させる図示しないバネを有する。
内側固定プレート413は、導電性の材質であり、図示しない内側固定プレート413の他端部から溶接装置800での溶接のための電流路を構成する。
図4、図5に示すように、外径押し部600は、係止ピン610と、スライド軸620と、外側押圧部630と、を有する。
係止ピン610は、外径環部430の下面に配置されたスライド軸620から下方に突出する。係止ピン610は、外径環部430の下側の下環部434の長孔435に挿通される。
スライド軸620は、外径環部430の下面に径方向にスライド自在に配置され、一端を係止ピン610と接続され、他端を外側押圧部630に接続される。
外側押圧部630は、周方向に延在する平坦な内面を有し、外側押圧部630の内面が径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最外径側の組Pに当接可能である。
外径押し部600は、駆動伝達機構340の回転駆動部341が回転駆動力を径方向に伝達して第1回転軸342、第2回転軸344、ラック346を介して下環部434を外径環部430に対して回転すると、長孔435の回転に従って係止ピン610を内径方向にまっすぐ移動させ、スライド軸620を介して外側押圧部630を内径方向に移動させ、外側押圧部630の内面が径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最外径側の組Pを押圧する。
押圧円盤部420は、円環台410に着脱自在である。押圧円盤部420は、円盤部421と、第1押圧ピン422と、第2押圧ピン423と、を有する。
円盤部421は、円環台410より一回り小さな円盤状である。円盤部421は、外周端に下方に延出される下垂部421aを有する。下垂部421aは、円環台410の外径環部430の表面に当接する径方向長さを有する。
第1押圧ピン422は、円盤部421の下面にて、押圧円盤部420が円環台410に装着されたときに、外側固定プレート412の一端部の上面を押圧する位置に配置される。第1押圧ピン422は、外側固定プレート412と同数設けられる。
第2押圧ピン423は、円盤部421の下面にて、押圧円盤部420が円環台410に装着されたときに、内側固定プレート413の他端部の上面を押圧する位置に配置される。第2押圧ピン423は、内側固定プレート413と同数設けられる。
図8は、本実施形態に係る接合装置1を用いた接合方法のフローチャートを示す図である。
図8に示すように、接合装置1を用いた接合方法は、ワーク装着ステップS1と、内径押し部装着ステップS2と、駆動伝達部装着ステップS3と、電極回転部装着ステップS4と、外径押し部押圧ステップS5と、電極部回転ステップS6と、押圧円盤部分離ステップS7と、第1溶接実施ステップS8と、電極部逆転ステップS9と、外径押し部離間ステップS10と、電極回転部分離ステップS11と、駆動伝達部分離ステップS12と、内径押し部分離ステップS13と、ワーク回動ステップS14と、S2〜S7実施ステップS15と、第2溶接実施ステップS16と、S9〜S13実施ステップS17と、ワーク取り出しステップS18と、を順に含む工程群からなる。
図9は、本実施形態に係る接合装置のワークの装着状態を示す図である。
図9に示すように、ワーク装着ステップS1では、接合装置1は、装置本体100にコアに複数の導体の組Pを配置したワークWを装着する。
ワークWは、中央孔部に円柱部121を挿通し、円環受け部130に下面を当接して支持される。
図10は、本実施形態に係る接合装置1の内径押し部200の装着状態を示す図である。
図10に示すように、内径押し部装着ステップS2では、接合装置1は、ワークWの装着された装置本体100に内径押し部200を装着する。
内径押し部200は、円筒部210がワークWであるコアの中央孔部に差し込まれ、円筒部210の底面211の孔部212が主柱部120の円柱部121に挿通され、フランジ部220がワークWを押下する。このとき、フランジ部220は、外周面221をワークWのコアに保持された径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最内径側の組Pに当接する。そして、ピン213が主柱部120の上面の穴に対して位置決めされる。これにより、内径押し部200は、装置本体100に位置決めされ、ワークWも装置本体100に位置決めされる。
図11は、本実施形態に係る接合装置1の駆動伝達部300の装着状態を示す図である。
図11に示すように、駆動伝達部装着ステップS3では、接合装置1は、内径押し部200の装着後に、装置本体100に駆動伝達部300を装着する。
駆動伝達部300は、第1円環部310および第2円環部320の中心孔部をワークWに挿通し、第1円環部310が装置本体100の位置合わせピン134に位置決めされて固定される。このとき、第2円環部320は、係止片323を装置本体100の係止解除部152の係止凹部154に係合させ、第2円環部320が下方に垂直移動してロック本体151の上端部に阻害されず凹部153の下面に支持される。
図12は、本実施形態に係る接合装置1の電極回転部400の装着状態を示す図である。
図12に示すように、電極回転部装着ステップS4では、接合装置1は、電極回転部400が装置本体100に装着される。
なお、扇ギア部432の右扇ギア432aおよび左扇ギア432bは、自重によって回転軸431の下方に位置し、回転軸431に連結された右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれのくさび部530が上方を向いた状態である。
円環台410の円柱部411が内径押し部200の円筒部210内部に挿通され、円環台410が内径押し部200のフランジ部220の上面に載置され、位置合わせピン436が第1円環部310の中心孔部311の内周面に係合する。このとき、円環台410の外径環部430の扇ギア部432の右扇ギア432aがラック部330の左歯ラック331bに噛合し、左扇ギア432bがラック部330の右歯ラック331aに噛合する。このとき、扇ギア部432の右扇ギア432aおよび左扇ギア432bが自重によって回転軸431の下方に位置するため、右扇ギア432aおよび左扇ギア432bの最上部に位置するギア歯がラック部330の右歯ラック331aおよび左歯ラック331bそれぞれのギア歯に噛合する。また、図4に示すように、下環部434のラック346が駆動伝達部300の駆動伝達機構340の第2回転軸344のギア345に噛合する。そして、電極部500の一対の右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが、周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pに対して両側に配置される。
ここで、装着される電極回転部400は、押圧円盤部420の第1押圧ピン422および第2押圧ピン423それぞれが外側固定プレート412の一端および内側固定プレート413の他端を押圧した状態で、円環台410と押圧円盤部420とが合体している。
図13は、本実施形態に係る接合装置1の外径押し部600の押圧状態を示す図である。
図13に示すように、外径押し部押圧ステップS5では、接合装置1は、外径押し部600が導体の組Pを押圧する。
駆動伝達機構340の回転駆動部341が回転駆動力を発生させて径方向に伝達する。そして、回転駆動部341の回転駆動力が第1回転軸342、第2回転軸344、ラック346を介して伝達され、下環部434を外径環部430に対して周方向に所定距離回転させる。この回転駆動力は、回転させる下環部434の長孔435の回転に従って係止ピン610を内径方向にまっすぐ移動させ、スライド軸620を介して外側押圧部630を内径方向に移動させ、外側押圧部630の内面にて径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最外径側の組Pを押圧させる。これにより、電極部500の右電極軸510aおよび左電極軸510bと、これらを両側に配置された周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pと、径方向の相対配置が、内径押し部200のフランジ部220の外周面221と外側押圧部630の内面との間で規定される。これにより、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれのくさび部530を周方向に配列された導体の組Pの間に配置する。
図14は、本実施形態に係る接合装置1の電極回転部400の要部を示す図である。図15は、本実施形態に係る接合装置1の電極部500の回転状態を示す上面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が30°回転状態であり、(c)が60°回転状態であり、(d)が90°回転したクランプ状態である。図16は、本実施形態に係る接合装置1の電極部500の回転状態を示す断面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が30°回転状態であり、(c)が60°回転状態であり、(d)が90°回転したクランプ状態である。
図15(a)〜(d)および図16(a)〜(d)に示すように、電極部回転ステップS6では、接合装置1は、複数の電極部500の右電極軸510aおよび左電極軸510bが回転し、これらを両側に配置された周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pを位置決めする。
電極駆動部140の駆動機構141の回転駆動部141aが回転し、駆動ベルト141bおよび駆動プーリー141cを介して4つのプーリー142に掛け回されたベルト143が回転し、ボールねじ機構144のねじ軸144aが回転し、移動部144bが位置を上方に移動する。そして、移動部144bから上方に延出された支持軸145が上方に移動し、ロック機構150を介して連結された駆動伝達部300の第2円環部320が上方に移動する。このとき、ロック機構150のロック本体151が位置合わせピン134のガイドレール134aに走行部151aをガイドされて上方に移動する。そして、第2円環部320に固定されたラック部330の右歯ラック331aおよび左歯ラック331bが上方に移動する。このとき、右歯ラック331aおよび左歯ラック331bそれぞれに噛合した右扇ギア432aおよび左扇ギア432bそれぞれがこれらに接続された回転軸431を中心に上方に回転し、回転軸431が回転し、回転軸431に連結された右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが回転する。
なお、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが回転する際、外側固定プレート412および内側固定プレート413は、押圧円盤部420の第1押圧ピン422および第2押圧ピン423それぞれに押圧されて右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれから離間している。
図15(a)〜(d)および図16(a)〜(d)に示すように、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれは、相対的に逆回転し、回転方向が上方から内向き(挟持していく導体の組Pの存在する側)に回って下方に向かう。
ここで、複数のくさび部530それぞれは、軸部520を中心に周方向に沿って回転する回転方向前側530aが先鋭し、回転方向後側530bが幅広のくさび形状である。このため、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが回転していくと、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して導体の組Pそれぞれを両側のくさび部530にて挟持して導体の組Pそれぞれを位置決めする。
また、押圧部540は、くさび部530の幅が広がるに従い大径となり軸部520から突出する形状である。このため、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが回転していくと、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して挟持するときに、導体の組Pそれぞれを周方向両側から押圧して導体の組Pそれぞれを両側の押圧部540にて挟持して導体の組Pそれぞれを位置決めする。
図17は、本実施形態に係る接合装置1の押圧円盤部420の分離状態を示す図である。
図17に示すように、押圧円盤部分離ステップS7では、接合装置1は、押圧円盤部420を円環台410から分離する。
押圧円盤部420は、円柱部411から円盤部421を引き抜くことで分離される。このとき、押圧円盤部420の第1押圧ピン422および第2押圧ピン423それぞれが押圧していた外側固定プレート412の一端および内側固定プレート413の他端から離間する。これにより、外側固定プレート412および内側固定プレート413は、バネによって付勢されて右電極軸510aおよび左電極軸510bに押圧される。
図18は、本実施形態に係る接合装置1の第1溶接の実施状態を示す図である。
図18に示すように、第1溶接実施ステップS8では、接合装置1が備える溶接装置800が、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれのくさび部530に挟持された導体の組PそれぞれにTIG溶接を実施し、位置決めされた導体の先端同士を接合する。
溶接装置800は、TIG溶接を実施するTIG溶接装置である。すなわち、溶接装置800は、棒状のタングステン電極810と対象の導体の組Pとの間にアークを発生させて溶接を実施する。タングステン電極810の周囲には、コレット820に接続された円筒状のガスノズル830がタングステン電極810との間に空間を介して構成され、この空間に不活性ガスを流通させることでアークを制御する。
ここで、アークを発生させる電流路は、導線の組Pと接触したくさび部530、押圧部540および軸部520を有する右電極軸510aおよび左電極軸510bが電流路として機能し、外側固定プレート412および内側固定プレート413を介して接続された電源から給電されて溶接装置800との間で電流回路を構成する。また、外径環部430および内径環部440は、アースに接続される。
電極部逆転ステップS9では、接合装置1は、複数の電極部500の右電極軸510aおよび左電極軸510bが電極部回転ステップS6のときとは逆方向に回転し、これらを両側に配置された周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pを位置決めした状態から解除する。
電極駆動部140の回転駆動部141aが電極部回転ステップS6のときとは逆方向に回転し、4つのプーリー142に掛け回されたベルト143が回転し、ボールねじ機構144のねじ軸144aが回転し、移動部144bが位置を下方に移動する。そして、移動部144bから上方に延出された支持軸145が下方に移動し、ロック機構150を介して連結された駆動伝達部300の第2円環部320がロック機構150を位置合わせピン134に沿ってスライドすることに応じて下方に移動し、第2円環部320に固定されたラック部330の右歯ラック331aおよび左歯ラック331bが下方に移動する。このとき、右歯ラック331aおよび左歯ラック331bそれぞれに噛合した右扇ギア432aおよび左扇ギア432bそれぞれがこれらに接続された回転軸431を中心に電極部回転ステップS6のときとは逆方向に回転し、回転軸431が回転し、回転軸431に連結された右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが回転する。
右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれは、相対的に逆回転し、回転方向が下方から挟持していく導体の組Pの存在する内向きに回って上方に向かう。
ここで、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが電極部回転ステップS6のときとは逆方向に回転していくと、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧していた状態から解除される。
また、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれが電極部回転ステップS6のときとは逆方向に回転していくと、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧していた状態を解除するときに、導体の組Pそれぞれを押圧部540にて周方向両側から押圧していた状態を解除する。
外径押し部離間ステップS10では、接合装置1は、外径押し部600が導体の組Pを押圧していた状態を解除する。
駆動伝達機構340の回転駆動部341が外径押し部押圧ステップS5とは逆方向に回転駆動力を発生させて径方向に伝達する。そして、回転駆動部341の回転駆動力が第1回転軸342、第2回転軸344、ラック346を介して伝達され、下環部434を外径環部430に対して外径押し部押圧ステップS5とは逆方向に回転させる。この回転駆動力は、回転させる下環部434の長孔435の回転に従って係止ピン610を外径方向にまっすぐ移動させ、スライド軸620を介して外側押圧部630を外径方向に移動させ、外側押圧部630を径方向に配列された複数の導線の組Pのうち最外径側の組Pから離間する。
電極回転部分離ステップS11では、接合装置1は、装置本体100から電極回転部400を分離する。
円環台410が内径押し部200のフランジ部220の上面から分離する。このとき、外径環部430の扇ギア部432の右扇ギア432aがラック部330の左歯ラック331bから離脱し、左扇ギア432bがラック部330の右歯ラック331aから離脱する。また、下環部434のラック346が駆動伝達部300の駆動伝達機構340の第2回転軸344のギア345から離脱する。そして、電極部500の右電極軸510aおよび左電極軸510bが、周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pに対して両側に配置された状態から離脱する。
ここで、分離される電極回転部400は、押圧円盤部420を有さない状態であり、円環台410のみである。
駆動伝達部分離ステップS12では、接合装置1は、装置本体100から駆動伝達部300を分離する。
駆動伝達部300は、第1円環部310が装置本体100の位置合わせピン134から離脱し、第1円環部310および第2円環部320の中心孔部をワークWから抜き出す。このとき、係止解除部152が軸支部155よりも下部分をバネの付勢力にて内径側に押し込み、係止凹部154が係止片323から離間される。係止凹部154が係止片323から離間されると、駆動伝達部300の第2円環部320が上方に垂直移動して持ち上がる。
内径押し部分離ステップS13では、接合装置1は、装置本体100から内径押し部200を分離する。
内径押し部200は、フランジ部220が持ち上がることで、円筒部210がワークWであるコアの中央孔部から抜き出され、円筒部210の底面211の孔部212が主柱部120の円柱部121から抜き出される。
ワーク回動ステップS14では、接合装置1は、装置本体100に第1溶接が実施されたワークWを所定角度回動してワークWを装置本体100に再度装着する。これにより、電極部500の右電極軸510aおよび左電極軸510bが両側に配置される周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pが、ワーク装着ステップS1でのワークWに対して周方向で1列ずれる。
S2〜S7実施ステップS15では、接合装置1は、上述したステップS2〜S7を実施する。このとき、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれのくさび部530に挟持される導体の組Pが、第1溶接が実施された導体の組Pに隣接する周方向で1列ずれた導体の組Pとなる。
第2溶接実施ステップS16では、接合装置1は、第1溶接実施ステップS8と同様に、接合装置1が備える溶接装置800が、右電極軸510aおよび左電極軸510bそれぞれのくさび部530に挟持された導体の組PにTIG溶接を実施し、位置決めされた導体の先端同士を接合する。
S9〜S13実施ステップS17では、接合装置1は、上述したステップS9〜S13を実施する。
ワーク取り出しステップS18では、接合装置1は、装置本体100から第2溶接が実施されたワークWを取り出す。
以上により、接合装置1を用いた接合方法が終了する。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
(1)本実施形態によれば、電極部回転ステップS6にて、くさび形状を有するくさび部530を周方向に配列された導体の組Pの間に配置し、径方向に延伸する軸部520を中心にくさび部530を回転することで、導体の組Pを径方向側から押圧して導体の組Pを両側のくさび部530にて挟持して導体の組Pを位置決めする。また、第1溶接実施ステップS8および第2溶接実施ステップS16にて、位置決めされた導体の先端同士をTIG溶接によって接合する。
これによると、径方向に延伸する軸部520を中心にくさび部530を回転することで、くさび部530を回転方向前側530aが先鋭し回転方向後側530bが幅広のくさび形状に従って導体の組Pの間に進入させ、導体の組Pを径方向側から押圧して導体の組Pを両側のくさび部530にて挟持して導体の組Pを位置決めできる。このため、導体の組Pの径方向両側のくさび部530にて導体の組Pの径方向および周方向を規定できる。したがって、周方向に配列された導体の組Pの位置を確実に規定できる。
また、くさび部530は、導体の組Pの間に進入可能な形状であればよく、小型である。これにより、くさび部530の配置スペースが狭小でよく、導体の組Pを高密度に配列した場合であってもくさび部530を配置できる。
(2)本実施形態によれば、導体の組Pを径方向側から押圧して導体の組Pを両側のくさび部530にて挟持して導体の組Pを位置決めするため、TIG溶接時に導体表面がくさび部530に接触している。このため、くさび部530が導電性の材質であると、導体表面に接触したくさび部530が電流路として機能できる。したがって、TIG溶接時に電流路として機能するくさび部530を用い、導体の組Pおよびくさび部530を介したアークとの電気回路を構成できる。
(3)本実施形態によれば、押圧部540同士が導体の組Pを周方向両側から押圧することで、導体の組Pを挟持できる。このため、導体の組Pを挟んで周方向両側に対向配置された押圧部540同士にて導体の組Pの周方向をより規定できる。したがって、周方向に配列された導体の組Pの位置をより確実に規定できる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る接合装置1は、第1実施形態に係る接合装置と比べて、電極部500Aの構成が異なる。
図19は、本実施形態に係る接合装置1の電極部500Aの回転状態を示す断面図であり、(a)が回転前状態であり、(b)が45°回転状態であり、(c)が90°回転したクランプ状態である。
図19に示すように、複数の電極部500Aそれぞれは、1つの電極軸510cから構成される。電極軸510cは、外径環部430の回転軸431に接続されて回転軸431とともに回転可能である。電極軸510cは、周方向1列かつ径方向配列された複数の導体の組Pに対して側方に隣接配置される。
電極軸510cそれぞれは、軸部520と、くさび部530と、押圧部540と、反力受け部550と、を有する。
軸部520は、径方向に延伸され、外径環部430の内周端と内径環部440の外周端との間に延出される。軸部520は、回転軸431に接続されて回転軸431の回転力にて回転する。電極軸510cそれぞれは、同じ方向に統一して回転する。
くさび部530は、軸部520の外周面に径方向に並列する。複数のくさび部530それぞれは、軸部520を中心に周方向に沿って回転する回転方向前側530aが先鋭し、回転方向後側530bが幅広のくさび形状である。
くさび部530は、回転方向前側530aと回転方向後側530bとで軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が2段に異なる。
くさび部530の回転方向前側530aでは、軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が先鋭した大きな傾斜角度である。くさび部530の回転方向前側530aは、先鋭部分が当該先鋭部分よりも大きい面積の台上に設けられる。
くさび部530の回転方向後側530bでは、軸部520の周方向に対する側面の傾斜角度が軸部520の周方向にほぼ等しく小さな傾斜角度であり、導体の組Pに接触する接触面積が大きい。
くさび部530間は、導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して挟持する広さに設定される。
隣接配置される電極軸510cのくさび部530同士は、先鋭した回転方向前側530aの頂点を同じ周方向に向けて配置される。
押圧部540は、くさび部530間に配置され、導体の組Pを周方向側に押圧する。押圧部540は、くさび部530の回転方向前側530aの先鋭部分では軸部520から突出せず導体の組Pを押圧せず、くさび部530の回転方向後側530bの幅広部分では軸部520から突出して導体の組Pを押圧する形状である。すなわち、押圧部540は、軸部520断面を長方形に設けることで、くさび部530の幅が広がるに従い大径となり軸部520そのものが突出する形状である。
反力受け部550は、導体の組Pを挟んで隣接する電極軸510cの押圧部540の周方向向かい側に配置され、押圧部540の押圧力に対向する反力を発生する。反力受け部550は、当該反力受け部550を有する電極軸510cの押圧部540の軸心に対して反対側に配置される。反力受け部550は、導体の組Pを挟んで隣接する電極軸510cの押圧部540と周方向にて対向配置される。反力受け部550は、導体の組Pを挟んで隣接する電極軸510cの押圧部540との間が導体の組Pそれぞれの径方向両側のくさび部530の回転方向後側530bの幅広部分が導体の組Pそれぞれを径方向両側から押圧して挟持するときに、当該導体の組Pを周方向両側から押圧して挟持する広さに設定される。
電極軸510cそれぞれは、軸部520とくさび部530と押圧部540と反力受け部550との全てが導電性の材質であり、電流路を構成する。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1・・・接合装置
140・・・電極駆動部(回転駆動部)
300・・・駆動伝達部(回転駆動部)
500・・・電極部(位置決め部)
520・・・軸部
530・・・くさび部
540・・・押圧部
550・・・反力受け部
800・・・溶接装置(接合部)

Claims (5)

  1. コアから突出した径方向に隣接する導体の先端同士を接合する導体の接合方法であって、
    径方向に延伸する軸を中心に回転可能に設けたくさび部と、前記導体をその周方向に押圧する押圧部と、径方向最内径の前記導体に当接する内径押し部と、径方向最外径の前記導体を径方向内側に押圧する外径押し部と、を設け、
    前記内径押し部と前記外径押し部により、前記内径押し部と前記外径押し部との間で径方向に並んだ前記導体の相対位置を規定する径方向位置規定工程と、
    前記押圧部により前記径方向に隣接する前記導体を周方向に規制する周方向規制工程と、
    前記押圧部によって前記径方向に隣接する前記導体の周方向位置を規制した状態で、前記くさび部を回転させ、前記導体を径方向側から押圧して前記導体を位置決めする位置決め工程と、
    前記位置決め工程によって位置決めされた前記導体の先端同士を接合する接合工程と、を含むことを特徴とする導体の接合方法。
  2. 前記くさび部は、導電性の材質であり、前記接合工程において、電流路として機能することを特徴とする請求項1に記載の導体の接合方法。
  3. 前記くさび部間に配置される前記押圧部と、前記導体を挟んで前記押圧部の周方向向かい側に配置され、前記押圧部の押圧力に対向する反力を発生する反力受け部と、を有し、
    前記押圧部と前記反力受け部とが前記導体を周方向両側から押圧することで、前記導体を挟持することを特徴とする請求項1または2に記載の導体の接合方法。
  4. 前記くさび部は、前記導体の組の周方向両側に配置され、前記導体を周方向両側から押圧することで、前記導体を挟持することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の導体の接合方法。
  5. コアから突出した隣接する導体の先端同士を接合する導体の接合装置であって、
    径方向最内径の前記導体に当接する内径押し部と、
    径方向最外径の前記導体を径方向内側に押圧する外径押し部と、を有し前記内径押し部と外径押し部との間で、径方向に並んだ前記導体の相対位置を規定する径方向押し部と、
    前記導体の先端同士から構成される前記導体を位置決めする位置決め部と、
    前記導体の先端同士を接合する接合部と、を備え、
    前記位置決め部は、
    前記導体を周方向に押圧する押圧部と、
    前記押圧部によって前記導体の周方向位置が規制された状態で、径方向に延伸する軸を中心に回転して、前記導体を径方向に押圧するくさび部と、
    を有することを特徴とする導体の接合装置。
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