JP6558496B2 - 印刷出力方法、印刷出力プログラムおよび印刷出力システム - Google Patents

印刷出力方法、印刷出力プログラムおよび印刷出力システム Download PDF

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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer

Description

本発明は、印刷出力方法、印刷出力プログラムおよび印刷出力システムに関する。
端末が印刷機に印刷データを送信し、印刷機が該印刷データに基づいて印刷を行うシステムがある。近年、端末が印刷機に送信するデータとして、複数種類の印刷機で印刷可能な汎用性が高い中間形式データが用いられている。関連する技術として、以下の技術が提案されている(特許文献1乃至6を参照)。
特開2002−215361号公報 特開2003−296214号公報 特開2008−152545号公報 特開2006−318245号公報 特開2011−146008号公報 特開2012−78998号公報
中間形式データは汎用性が高い印刷データであり、該中間形式データは、例えば、端末で実行されるプリンタドライバ等のソフトウェアにより生成される。この際、中間形式データを生成するプリンタドライバ等のソフトウェアによっては、該中間形式データに独自の印刷設定がされる場合がある。
中間形式データに独自の印刷設定がされている場合、印刷出力先の印刷機によっては、設定された独自の印刷設定が印刷機により正しく解釈されない場合がある。また、中間形式データに独自の印刷設定がされていない場合でも、ソフトウェアにより生成された中間形式データが、印刷出力先の印刷機に正常に認識されない場合もある。このような場合、中間形式データに基づく印刷が正常に行われなくなる。
この場合、印刷出力先の印刷機が正常に印刷できるように、中間形式データを変換することが考えられる。しかし、該変換には時間がかかるため、印刷指示がされてから、指定された印刷機で印刷が実行されるまでにかかる時間が長くなるという知見を発明者は得た。
1つの側面として、本発明は、中間形式データを用いた、印刷指示後に出力印刷機が指定される印刷方式において、印刷出力にかかる時間を短くすることを目的とする。
1つの態様では、サーバ装置は、端末から、印刷データに基づいて生成された第1中間形式データを受信し、前記第1中間形式データより、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した第2中間形式データを生成し、前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記複数の印刷機の中から出力印刷機を特定し、前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定し、前記判定の結果に応じて、前記第2中間形式データより、前記出力印刷機に適合する第3中間形式データを生成し、前記第3中間形式データの生成に応じて、該第3中間形式データまたは該第3中間形式データに基づいて前記サーバ装置が変換した印刷形式データを前記出力印刷機に送信する処理を実行する。なお、前記印刷データの印刷出力先に関する情報は、前記複数の印刷機から送られてくる、前記複数の印刷機が各々行ったユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報であり、前記第2中間形式データの生成は、前記ユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報が受信される前に予め開始される
1つの側面によれば、中間形式データを用いた、印刷指示後に出力印刷機が指定される印刷方式において、印刷出力にかかる時間を短くすることができる。
印刷出力システムの一例を示す図である。 端末の一例を示す図である。 サーバ装置の一例を示す図である。 印刷機の一例を示す図である。 タグの記述例を示す図である。 第3中間形式データの生成の一例を示す図である。 テーブル一例を示す図である。 第1中間形式データおよび第2中間形式データの記述例を示す図である。 第2中間形式データおよび第3中間形式データの記述例を示す図である。 第1印刷処理パターンの一例を示す図である。 第1印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 第1印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 第1印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その3)である。 第1印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その4)である。 第2印刷処理パターンの一例を示す図である。 第2印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 第2印刷処理パターンの処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 印刷にかかる時間の一例を示す図である。 第1の変換処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 第1の変換処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 第2の変換処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 第2の変換処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 変形例における印刷出力システムの一例を示す図である。 変形例におけるテーブル一例を示す図である。 変形例の処理の流れの一例を示すフローチャート(その1)である。 変形例の処理の流れの一例を示すフローチャート(その2)である。 端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 印刷機のハードウェア構成の一例を示す図である。
<実施形態のシステムの全体構成の一例>
図1は、実施形態の印刷出力システム1の一例を示す。印刷出力システム1において、複数の端末2(2A、2B、・・・)とサーバ装置3と複数の印刷機4(4A、4B、・・・)とがネットワーク5を介して接続される。
ネットワーク5に接続される端末2は1台であってもよい。また、ネットワーク5に接続される複数の印刷機4は、サーバ装置3により管理される。
端末2は、印刷機4に所定の印刷を実行させるための端末である。サーバ装置3は、端末2からの印刷指示を受信し、出力先に応じた印刷機4に印刷を実行させる。実施形態では、ネットワーク5に、複数種類の印刷機4が接続されるものとする。例えば、ベンダ(供給元)または機種が異なる印刷機4がネットワーク5に接続されるものとする。
端末2は、所定のコンピュータである。例えば、端末2は、パーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォン等であってもよい。実施形態の端末2は、ハードウェアリソースが少ないシンクライアント端末であることを想定する。ただし、端末2は、シンクライアント端末には限定されない。
印刷機4は、印刷機能に特化したプリンタであってもよいし、印刷機能にファクシミリ機能やコピー機能等が付加された複合機等であってもよい。実施形態の印刷機4は、複合機であることを想定する。ただし、印刷機4は、複合機には限定されない。
実施形態のネットワーク5は、Local Area Network(LAN)であることを想定する。ただし、ネットワーク5は、インターネット網やWide Area Network(WAN)等であってもよい。ネットワーク5がLANの場合、印刷出力システム1は、例えば、オフィスやテナント等に設置されたシステムであることが考えられる。
端末2は、印刷機4に所定の印刷を実行させるための第1中間形式データを生成し、生成された第1中間形式データをサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、端末2から受信した第1中間形式データから、第2中間形式データを生成する。
第2中間形式データは、第1中間形式データに設定されている印刷設定情報のうち、サーバ装置3が管理する複数の印刷機4に共通の変換規則に基づいて変換された中間形式データである。
サーバ装置3は、生成された第2中間形式データから、第3中間形式データを生成する。第3中間形式データは、印刷出力先(以下、出力先と称することもある)の印刷機4に適合する中間形式データである。
これにより、印刷出力先の印刷機4に適合する第3中間形式データが生成される。以下、第1中間形式データと第2中間形式データと第3中間形式データとを中間形式データと総称することがある。実施形態では、第1中間形式データと第2中間形式データと第3中間形式データとの3段階の中間形式データが生成される。
中間形式データは、例えば、Extensible Markup Language(XML)をベースとしたXML Paper Specification(XPS)であってもよい。
中間形式データは、複数種類の印刷機4が解釈可能な汎用性が高い印刷データである。サーバ装置3は、中間形式データまたは印刷形式データを、印刷出力先の印刷機4に送信する。印刷形式データは、印刷出力先の印刷機4に対応した印刷データである。印刷形式データは、例えば、Page Description Language(PDL)であってもよい。
<端末の一例>
図2は、端末2の一例を示す。端末2は、端末制御部11と印刷データ生成部12と仮想印刷ドライバ13と端末通信部14と端末入力部15と端末表示部16と端末記憶部17とを含む。
端末制御部11は、端末2の各種制御を行う。印刷データ生成部12は、印刷データを生成する。例えば、印刷データは、端末2により実行される所定のアプリケーションプログラム(以下、ソフトウェアと称する)が生成する文書データや画像データ等である。
仮想印刷ドライバ13は、印刷データ生成部12が生成した印刷データから、第1中間形式データを生成する。例えば、仮想印刷ドライバ13は、上記のソフトウェアの印刷機能により実現されてもよい。
端末通信部14は、ネットワーク5を介して、サーバ装置3と通信を行う。端末入力部15は、端末2に対して所定の入力を行うための入力部である。例えば、端末入力部15は、キーボードやマウス等であってもよい。
端末表示部16は、所定の情報を表示する表示部である。例えば、端末表示部16は、ディスプレイ等であってもよい。端末入力部15と端末入力部15とは一体型のタッチパネルディスプレイ等であってもよい。端末記憶部17は、所定の情報を記憶する。
<サーバ装置の一例>
図3は、サーバ装置3の一例を示す。サーバ装置3は、サーバ制御部21と特定部22と判定部23と第1生成部24と第2生成部25と取得部26とプリンタドライバ27とサーバ通信部28とサーバ記憶部29とを含む。
サーバ制御部21は、サーバ装置3の各種の制御を行う。特定部22は、印刷機4からの情報に基づいて、端末2の印刷データ生成部12が生成した印刷データの印刷出力先の印刷機4を特定する。
判定部23は、上述した第1中間形式データと第2中間形式データとが、特定された印刷出力先の印刷機4に適合するかを判定する。第1生成部24は、判定部23による判定の結果に応じて、第1中間形式データを変換して、第2中間形式データを生成する。第1生成部24は、第1中間形式データの一部を変換して、第2中間形式データを生成する。
第2生成部25は、判定部23による判定の結果に応じて、第2中間形式データを変換して、第3中間形式データを生成する。第2生成部25は、第1中間形式データのうち、第1生成部24が変換した部分以外の部分を変換して、印刷出力先の印刷機4に適合する第3中間形式データを生成する。
上記の第2中間形式データはサーバ記憶部29に記憶される。取得部26は、サーバ記憶部29に記憶された第2中間形式データを取得する。プリンタドライバ27は、第3中間形式データを、印刷出力先の印刷機4に対応した印刷形式データに変換する。
例えば、プリンタドライバ27は、印刷出力先の印刷機4に対応した印刷形式データを生成するプログラムであり、印刷出力先の印刷機4の種類の数に応じて、該プログラムがサーバ記憶部29に記憶される。なお、サーバ装置3にはプリンタドライバ27の機能がない場合もある。
サーバ通信部28は、ネットワーク5を介して、端末2および印刷機4と通信を行う。サーバ通信部28は、通信部の一例である。サーバ記憶部29は、所定の情報を記憶する。サーバ記憶部29は、記憶部の一例である。
サーバ装置3のうち、サーバ記憶部29と他の各部とは、異なる装置により実現されてもよい。サーバ装置3の機能を複数の装置で実現することにより、負荷の分散や、可用性の向上、たとえば、装置故障によるサービス停止の抑止を図ることができる。
<印刷機の一例>
図4は、印刷機4の一例を示す。印刷機4は、印刷機制御部31と認証部32とタッチパネルディスプレイ33と印刷機通信部34と印刷機記憶部35とを含む。印刷機制御部31は、印刷機4の各種の制御を行う。例えば、印刷機制御部31は、印刷機4に内蔵される印刷機構を制御して、所定の紙葉類(印刷用紙等)に印刷を行う。
認証部32は、印刷機4を操作するユーザが正当な権限を有するユーザであるかの認証(ユーザ認証)を行う。このため、認証部32は、印刷機4を操作するユーザを識別するユーザ情報を認識する。
例えば、印刷機4にカードリーダが設けられる場合、該カードリーダがユーザの非接触式カードと近距離無線通信を行い、認証部32はユーザ情報を認識してもよい。また、タッチパネルディスプレイ33がユーザ情報の入力を受け付けた場合、認証部32は、受け付けたユーザ情報に基づいて、ユーザ情報を認識してもよい。
タッチパネルディスプレイ33は、表示機能と入力機能とを含む。該表示機能と該入力機能とは別個の装置により実現されてもよい。例えば、表示機能はディスプレイにより実現され、入力機能はキー等により実現されてもよい。
印刷機通信部34は、ネットワーク5を介して、サーバ装置3と通信を行う。印刷機記憶部35は、所定の情報を記憶する。
<タグの記述例>
次に、タグの記述例について説明する。中間形式データには1つ以上の印刷設定に関する情報(印刷設定情報)が含まれる。実施形態では、該印刷設定情報は、中間形式データに含まれるタグにより実現されるものとする。印刷設定情報は、タグ以外の情報により実現されてもよい。
実施形態では、中間形式データは、上述したXPS形式のデータであるものとする。ただし、中間形式データは、XPS形式のデータには限定されない。
XPS形式の場合、中間形式データのうち、プリントチケット領域と称される所定の領域に印刷設定を示すタグが記述される。該タグの記述(印刷設定仕様)が、印刷出力先の印刷機4に対応していない場合がある。この場合、印刷機4で正常な印刷が行われない。
例えば、プリントチケット領域には、所定の規約に準じたタグが記述される。端末2の仮想印刷ドライバ13によっては、上記の規約に準じないタグが第1中間形式データに記述される場合がある。また、上記の規約にはない独自のタグが、プリントチケット領域以外の領域に記述される場合もある。
また、端末2の仮想印刷ドライバ13が生成する第1中間形式データに規約に準じたタグが記述されている場合でも、印刷出力先の印刷機4が、該第1中間形式データを正常に解釈しない場合もある。以上のような場合、印刷機4で正常な印刷が行われない。
図5の例における「第1中間形式データの記述例」は、上記の規約に準じた第1中間形式データの一例である。「第1中間形式データの記述例」は、印刷用紙にパンチ穴を開ける加工を示す印刷設定の例を示す。第1中間形式データは汎用性が高い印刷データであるため、印刷設定の自由度は低い。
例えば、パンチ穴を開ける印刷設定の場合、パンチ穴を開ける加工のバリエーション数は少なくなる。図5の例における「第1中間形式データの記述例」は、印刷用紙の左端にパンチ穴を開ける印刷設定を示す記述例を示す(図5における「psk:LeftEdge」)。
例えば、端末2を操作するユーザが端末入力部15を用いて、印刷用紙の2箇所にパンチ穴を開ける印刷設定を指定する操作を行ったとする。端末2は、該操作を受け付ける。
仮想印刷ドライバ13は、指定された印刷設定に基づいて、第1中間形式データを生成する。該第1中間形式データは、上記の規約に準じていないタグの記述を含む。例えば、図5の例において、「独自タグの記述例1」は、パンチ穴の加工の印刷設定について、上記の規約に準じていない記述の例である。
図5の例において、「独自タグの記述例2」は、Z折りの加工を示す印刷設定の記述例を示す。上記の規約では、折りの加工についての印刷設定は定義されていない。このため、折りの加工を示す印刷設定が指定された場合、仮想印刷ドライバ13は、独自のタグの記述を含む第1中間形式データを生成する。
<第3中間形式データの生成の一例>
次に、図6を参照して、第3中間形式データの生成の一例について説明する。図6の例に示されるように、第1生成部24は、第1中間形式データを入力する。第1生成部24は、サーバ記憶部29に記憶されたテーブルTを参照して、第1中間形式データを変換して、第2中間形式データを生成する。
また、第2生成部25は、第2中間形式データを入力する。第2生成部25は、サーバ記憶部29に記憶されたテーブルTを参照して、第2中間形式データを変換して、第3中間形式データを生成する。
サーバ装置3は、第1中間形式データの印刷出力先の印刷機4の種類を特定する情報を受信する。例えば、印刷機4の種類を特定する情報は、印刷機4の機種を特定する情報であってもよいし、ベンダを特定する情報であってもよい。テーブルTには、印刷機4の種類のそれぞれについて変換規則が定義される。
テーブルTは、各機種のそれぞれについて、または各ベンダのそれぞれについて、第1中間形式データから第2中間形式データへの変換対象、および第2中間形式データから第3中間形式データへの変換対象を特定するテーブルである。
以下、テーブルTには、上述した印刷機4の種類として、印刷機4の機種についての変換対象が定義されているものとして説明する。ただし、該テーブルTには、ベンダについての変換対象が定義されていてもよい。
第1生成部24が、第1中間形式データを第2中間形式データに変換する際、および第2生成部25が第2中間形式データを第3中間形式データに変換する際、同じ機種の印刷機4には共通の変換規則が適用される。
サーバ装置3は、印刷機4から出力先情報を受信する。出力先情報は、印刷データの印刷出力先に関する情報の一例である。第1生成部24は、テーブルTを参照して、第1中間形式データのプリントチケット領域に記述されたタグのうち、変換対象のタグを特定する。
また、第2生成部25は、テーブルTを参照して、第2中間形式データのプリントチケット領域に記述されたタグのうち、変換対象のタグを特定する。
図7は、サーバ記憶部29に記憶されるテーブルTの一例を示す図である。テーブルTは、例えば、図7の例に示されるように、タグ名とname属性の値と印刷機の機種との項目を含む。
タグ名およびname属性の値は、名前空間とローカル名との項目を含む。タグ名は、タグの名称を示す。name属性の値は、印刷設定の内容を示す。印刷機の機種は、サーバ装置3が管理する各印刷機4の機種名を示す。
図7の例において、name属性の値のうちローカル名が「DocumentBinding」に対応する各機種のパターンは全てパターンAである。従って、第1中間形式データのタグに「DocumentBinding」が記述されている場合、印刷出力先の印刷機4によらず、共通の変換規則が適用される。
一方、name属性の値のうちローカル名が「JobHolePunch」に対応する各機種のうち、機種V1およびV2はパターンXであり、機種V3はパターンYである。よって、全ての機種のパターンが同じでないため、第1中間形式データのタグに「JobHolePunch」が記述されている場合、共通の変換規則が適用されるとは限らない。
図8の例において、点線で囲まれた部分の記述は、1つの意味をなす記述である。図8の例では、「psf:Feature」から「/psf:Feature」までが1つの意味(製本:DocumentBinding)をなす記述である。以下、1つの意味をなす記述を「要素」と称する。
例えば、図8の例における第1中間形式データの記述例のうち、点線で囲まれた部分の要素は、テーブルTのうち、name属性の値のうちローカル名が「DocumentBinding」に対応する。
このため、図8の例における点線で囲まれた要素には、全ての機種に共通した変換規則が適用される。実施形態では、第1生成部24は、印刷出力先の印刷機4が特定される前に、全ての機種に共通した変換規則が適用される要素の変換を行う。
該変換を行うために、所定のプログラム(タグ変換プログラム)が用いられる。タグ変換プログラムは、各パターンのそれぞれに応じて、サーバ記憶部29に記憶される。第1生成部24は、第1中間形式データを、パターンAに対応するタグ変換プログラムに入力して、上記のタグを変換する。
図8の例では、「psk」が「foo」に変換される。この変換により、第1生成部24は、第1中間形式データから第2中間形式データを生成する。図8の例のうち、「JobHolePunch」の要素については、全ての機種に共通した変換規則が適用されないため、第1生成部24は、「JobHolePunch」の要素を変換しない。
印刷出力先の印刷機4が特定された場合、印刷機の機種も特定される。例えば、印刷出力先の印刷機4の機種が機種V1であったとする。この場合、「JobHolePunch」の要素についても変換規則が一意に定まる。適用される変換規則はパターンXである。
図9の例において、第2生成部25は、第2中間形式データを、パターンXに対応するタグ変換プログラムに入力して、「JobHolePunch」の要素(点線で囲まれた部分の記述)を変換する。該変換により、第2中間形式データに一点鎖線で囲まれた記述が追加される。これにより、機種V3の印刷設定仕様に適合する第3中間形式データが生成される。
上述した各例において、第1生成部24は、第1中間形式データの要素(タグ)を変換し、第3中間形式データを生成する例を示したが、例えば、第1生成部24は、第1中間形式データの印刷設定を木構造やKey-Value形式としたデータを変換してもよい。
<第1印刷処理パターンの一例>
図10は、第1印刷処理パターンの一例を示す図である。図10の例の印刷出力システム1において、端末2は、第1中間形式データと共にユーザ情報をサーバ装置3に送信する。これにより、端末2からサーバ装置3に印刷指示が送信される。
サーバ装置3は、受信した第1中間形式データを第2中間形式データに変換した場合、受信したユーザ情報と変換された第2中間形式データとを対応付けて、サーバ記憶部29に記憶する。
なお、サーバ装置3は、受信した第1中間形式データを第2中間形式データに変換しない場合、受信したユーザ情報と第1中間形式データとを対応付けて、サーバ記憶部29に記憶する。
図10の例の印刷出力システム1に示されるように、印刷機4からサーバ装置3にユーザ情報が送信される。例えば、端末2に対して印刷設定操作および印刷実行操作を行ったユーザが、印刷出力先の印刷機4で認証操作やタッチパネルディスプレイ33に対する操作等を行ったとする。
例えば、認証操作が行われた場合、認証部32が認証を行うことにより、認証を行ったユーザ情報が認識される。また、タッチパネルディスプレイ33に対してユーザを識別する情報が入力されると、ユーザ情報が認識される。
印刷機制御部31は、認識されたユーザ情報をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、印刷機4からのユーザ情報の受信に応じて、サーバ記憶部29に記憶されているユーザ情報を参照する。
そして、サーバ装置3は、受信したユーザ情報に対応付けられている第2中間形式データまたは第1中間形式データを取得する。第2中間形式データが取得された場合、サーバ装置3は、取得された第2中間形式データから第3中間形式データを生成し、生成された第3中間形式データを印刷形式データに変換する。そして、サーバ装置3は、ユーザ情報の送信元の印刷機4に印刷形式データを送信する。
次に、第1印刷処理パターンの処理の流れについて説明する。図11は、端末2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、端末2を操作するユーザは、所定のソフトウェア(例えば、文書作成ソフトウェア等)を起動させる操作を、端末入力部15に対して行う。
端末2は、該操作を受け付け、指定されたソフトウェアを起動する。端末2に対して、起動中のソフトウェアの印刷設定操作が行われたとする。端末2は、該印刷設定操作を受け付ける(ステップS1)。
端末2に対して、印刷実行操作が行われると、端末2は、該印刷実行操作を受け付ける(ステップS2)。この場合、印刷データ生成部12は印刷データを生成する。該印刷データは、1つのデータ(例えば、文書データ)であってもよいし、複数のデータ(例えば、文書データおよび画像データ)を含んでいてもよい。
仮想印刷ドライバ13は、該印刷データに基づく第1中間形式データを生成する(ステップS3)。端末2の端末通信部14は、第1中間形式データとユーザ情報とを含む印刷ジョブデータをサーバ装置3に送信する(ステップS4)。
次に、図12および図13を参照して、サーバ装置3の処理の流れの一例について説明する。サーバ通信部28は、印刷ジョブデータを端末2から受信する(ステップS11)。
判定部23は、サーバ記憶部29に記憶されているテーブルTを参照して、第1中間形式データに、全ての機種に共通した変換規則が適用される要素があるかを判定する(ステップS12)。
ステップS12でYESの場合、第1生成部24は、テーブルTに定義されている情報に基づいて、第1中間形式データのうち、全ての機種に共通した変換規則が適用される要素を変換対象とする。
そして、第1生成部24は、変換対象の要素に適用される変換規則に対応するタグ変換プログラムをサーバ記憶部29から取得して、該タグ変換プログラムを用いて、第1中間形式データから第2中間形式データを生成する(ステップS13)。
ステップS12でNO場合、ステップS13の処理は行われない。そして、サーバ制御部21は、中間形式データ(第1中間形式データまたは第2中間形式データ)を、受信したユーザ情報と対応付けて、サーバ記憶部29に記憶する(ステップS14)。
上記の中間形式データがサーバ記憶部29に記憶されることで、サーバ装置3から印刷機4に対しての印刷形式データの送信が失敗したとしても、サーバ記憶部29に記憶された中間形式データに基づいて、印刷形式データの再送信を行うことができる。
サーバ制御部21は、印刷機4からユーザ情報を受信したかを判定する(ステップS15)。ステップS15でNOの場合、ステップは次の処理には進まない。ステップS15でYESの場合、取得部26は、受信したユーザ情報に対応付けられた中間形式データ(第1中間形式データまたは第2中間形式データ)をサーバ記憶部29から取得する(ステップS16)。
特定部22は、印刷機4から受信したユーザ情報に基づいて、該印刷機4を出力印刷機として特定する(ステップS17)。例えば、印刷機4がユーザ情報を送信する際、該ユーザ情報と共に印刷機4のネットワークアドレスをサーバ装置3に送信してもよい。
特定部22は、受信したネットワークアドレスに基づいて、該ネットワークアドレスの送信元の印刷機4を出力印刷機として特定する。そして、処理は「A」に進む。「A」以降の処理について、図13を参照して説明する。
判定部23は、ステップS16で取得された中間形式データが第1中間形式データであったかを判定する(ステップS18)。ステップS18でNOの場合、取得された中間形式データは第2中間形式データである。
判定部23は、特定された印刷機4の印刷設定仕様に、第2中間形式データが適合するかを判定する(ステップS19)。ステップS19でNOの場合、第2生成部25は、サーバ記憶部29に記憶されているテーブルTを参照して、特定された印刷機4の機種に対応するタグ変換プログラムをサーバ記憶部29から取得する。
第2生成部25は、該タグ変換プログラムを用いて、第2中間形式データを変換し、印刷出力先の印刷機4の印刷設定仕様に適合する第3中間形式データを生成する(ステップS20)。
ステップS18でYESの場合、取得された中間形式データは第1中間形式データである。この場合、判定部23は、特定された印刷機4の印刷設定仕様に、取得された第1中間形式データが適合するかを判定する(ステップS18−1)。
ステップS18−1でNOの場合、第2生成部25は、タグ変換プログラムを用いて、第1中間形式データを変換し、印刷出力先の印刷機4の印刷設定仕様に適合する第3中間形式データを生成する(ステップS20)。
ステップS19でYESの場合、またはステップS18−1でYESの場合、ステップS20の処理は行われない。
プリンタドライバ27は、中間形式データ(第1中間形式データ、第2中間形式データまたは第3中間形式データ)を変換して、印刷形式データを生成する(ステップS21)。
サーバ通信部28は、生成された印刷形式データを、ユーザ情報の送信元である印刷機4に印刷形式データを送信する(ステップS22)。例えば、上述したように、印刷機4からユーザ情報と共にネットワークアドレスが送信される場合、サーバ通信部28は、該ネットワークアドレスが示す印刷出力先の印刷機4に、印刷形式データを送信する。
次に、図14を参照して、印刷機4の処理の流れの一例について説明する。印刷機制御部31は、ユーザ情報を認識したかを判定する(ステップS31)。例えば、タッチパネルディスプレイ33がユーザ情報の入力を受け付けた場合、または認証部32による認証(ユーザ認証)が行われた場合に、印刷機制御部31は、ユーザ情報を認識したと判定する。
ステップS31でNOの場合、処理は次のステップには進まない。ステップS31でYESの場合、ユーザ情報が認識される。
印刷機通信部34は、ユーザ情報をサーバ装置3に送信する(ステップS32)。この際、印刷機通信部34は、ユーザ情報と共に上記のネットワークアドレスをサーバ装置3に送信してもよい。
印刷機制御部31は、印刷機通信部34が印刷形式データを受信したかを判定する(ステップS33)。ステップS33でNOの場合、処理は次のステップには進まない。
ステップS33でYESの場合、印刷機通信部34は、サーバ装置3から印刷形式データを受信する。印刷機制御部31は、該印刷形式データに基づいて、印刷実行の制御を行う。これにより、印刷形式データに応じた印刷が実行される(ステップS34)。
<第2印刷処理パターンの一例>
図15は、第2印刷処理パターンの一例を示す図である。第1印刷処理パターンでは、サーバ装置3が、印刷形式データを印刷出力先の印刷機4に送信する例を説明した。第2印刷処理パターンの印刷出力システム1では、サーバ装置3は、第3中間形式データを印刷出力先の印刷機4に送信する。
印刷出力先の印刷機4は、第3中間形式データに基づいて、印刷を行う。このため、該印刷出力先の印刷機4は、中間形式データに基づく印刷が可能な印刷機であることが前提となる。以下、印刷出力先の印刷機4は、中間形式データの解釈が可能であるものとする。
上述したように、プリンタドライバ27は、第3中間形式データを、印刷出力先の印刷機4に対応した印刷形式データに変換する。また、ネットワーク5には複数の印刷機4が接続される。プリンタドライバ27は印刷機4に対応した印刷形式データに変換するため、サーバ装置3には複数のプリンタドライバ27がインストールされる。
一方、第2印刷処理パターンの場合、印刷形式データは生成されない。プリンタドライバ27の機能は使用されないため、サーバ装置3には、プリンタドライバ27はインストールされない。このため、サーバ装置3にインストールされるプリンタドライバ27の数を削減できる。
次に、図16を参照して、第2印刷処理パターンの処理の流れについて説明する。端末2が行う処理については、第1印刷処理パターンと同様であるため、説明を省略する。また、サーバ装置3が行う処理のうちステップS11からステップS21までの処理は、第1印刷処理パターンと同様であるため、説明を省略する。
サーバ装置3は、ユーザ情報の送信元である印刷機4が中間形式データを印刷可能な場合、該中間形式データを印刷機4に送信する(ステップS22−1)。該中間形式データは、第1中間形式データ、第2中間形式データまたは第3中間形式データの何れかである。
例えば、サーバ記憶部29に、各印刷機4のそれぞれについて、中間形式データを印刷可能か否かの情報が記憶されているとする。この場合、サーバ装置3は、サーバ記憶部29に記憶されている情報を参照して、ユーザ情報の送信元である印刷機4が中間形式データを印刷可能であるか否かを判定してもよい。
図17を参照して、印刷機4が行う処理の流れについて説明する。ステップS31およびステップS32の処理は、第1印刷処理パターンと同様であるため、説明を省略する。印刷機制御部31は、印刷機通信部34が中間形式データを受信したかを判定する(ステップS33−1)。ステップS33−1でNOの場合、処理は次のステップには進まない。
ステップS33−1でYESの場合、印刷機通信部34は、サーバ装置3から中間形式データ(第1中間形式データ、第2中間形式データまたは第3中間形式データ)を受信する。印刷機制御部31は、受信した中間形式データに基づいて、印刷実行の制御を行う。これにより、中間形式データに基づく印刷が実行される(ステップS34−1)。
上述した第1印刷処理パターンおよび第2印刷処理パターンでは、端末2は、第1中間形式データと共にユーザ情報をサーバ装置3に送信し、サーバ装置3が、第1中間形式データから第2中間形式データを生成し、第2中間形式データから第3中間形式データを生成する。
この場合、端末2に、印刷出力先の印刷機4に対応するプリンタドライバがインストールされていなくても、該端末2は、任意の印刷機4に対して、正常な印刷を実行させることができる。
また、上述したように、ユーザは、任意の印刷機4に対して、印刷を実行させることができる。このため、例えば、複数台の印刷機4のうち待ち時間の長い印刷機4を回避して、待ち時間の短い印刷機4に対して、印刷を実行させることができる。
また、端末2からサーバ装置3に複数の印刷ジョブデータが送信されることも考えられる。この場合、サーバ装置3のサーバ記憶部29には、ユーザ情報に対応付けられた複数の中間形式データ(第1中間形式データまたは第2中間形式データ)が記憶される。
上述したように、印刷機4に対して、タッチパネルディスプレイ33を用いたユーザ情報の入力または認証部32よるユーザ認証が行われた場合、該印刷機4は、ユーザ情報とネットワークアドレスとをサーバ装置3に送信する。
サーバ装置3は、受信したユーザ情報に対応付けられた複数の第1中間形式データをサーバ記憶部29から取得し、該複数の第1中間形式データの一覧(ジョブ一覧)を、ユーザ情報の送信元の印刷機4に送信してもよい。
該印刷機4は、ジョブ一覧の受信に応じて、タッチパネルディスプレイ33に、受信したジョブ一覧を表示する。これにより、ユーザは、タッチパネルディスプレイ33に表示されたジョブ一覧の中から印刷を実行する中間形式データを選択することができる。
タッチパネルディスプレイ33は、中間形式データの選択を受け付けた場合、選択された中間形式データを指定する情報をサーバ装置3に送信する。これにより、サーバ装置3は、印刷を実行する中間形式データを特定することができる。
<印刷にかかる時間の一例>
図18は、比較例における印刷にかかる時間と実施形態における印刷にかかる時間との一例を示す。比較例の場合、端末2は、サーバ装置3に印刷指示を出す。これにより、中間形式データ(第1中間形式データ)が端末2からサーバ装置3に送信される。サーバ装置3は、該中間形式データを記憶する。
印刷機4でユーザ認証を行われると、該印刷機4はユーザ情報をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、ユーザ情報の受信に応じて、中間形式データを、印刷機4の印刷設定仕様に適合する形式にデータ変換する。
その後、サーバ装置3は、変換された中間形式データを印刷機4に送信する。印刷機4は、該中間形式データの受信に応じて、印刷を実行する。
次に、実施形態の場合について説明する。端末2は、サーバ装置3に印刷指示を出す。この際、端末2は、ユーザ情報と共に第1中間形式データをサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、第1中間形式データの受信に応じて、第2中間形式データを生成する。
印刷機4でユーザ認証が行われると、該印刷機4はユーザ情報をサーバ装置3に送信する。サーバ装置3は、ユーザ情報の受信に応じて、印刷出力先の印刷機4を特定。つまり、印刷指示後に、印刷出力先の印刷機4が指定される。この場合、サーバ装置3は、第2中間形式データから第3中間形式データを生成する。
その後、サーバ装置3は、生成された第3中間形式データを印刷機4に送信する。印刷機4は、該中間形式データの受信に応じて、第3中間形式データに基づく印刷を実行する。なお、サーバ装置3は、印刷形式データを印刷機4に送信してもよい。この場合、印刷機4は、印刷形式データに基づく印刷を実行する。
図18の例に示されるように、サーバ装置3は、印刷機4でユーザ認証が行われる前に、第1中間形式データを変換して、第2中間形式データを生成する。上述したように、第2中間形式データは、第1中間形式データに設定されている印刷設定情報のうち、サーバ装置3が管理する複数の印刷機4に共通の変換規則に基づいて変換された中間形式データである。
印刷出力先の印刷機4が特定されていない場合でも、第1中間形式データから第2中間形式データを生成することは可能である。
サーバ装置3は、印刷出力先の印刷機4が特定される前(印刷出力先の印刷機4からユーザ情報を受信する前)に、第1中間形式データのうち、予めサーバ装置3が管理する複数の印刷機4に共通の変換規則が適用される部分を変換して、第2中間形式データを生成する。
これにより、印刷出力先の印刷機4からのユーザ情報の受信に応じて、サーバ装置3は、中間形式データのうち、既に変換済み以外の部分について変換を行う。これにより、第3中間形式データが生成される。
このため、比較例と比べて、実施形態の場合、図18の例に示されるように、印刷にかかる時間が短縮される。実施形態のサーバ装置3は、第1中間形式データのうち、印刷出力先の印刷機4が特定される前に変換可能な部分を予め変換するため、印刷にかかる時間が短縮される。
例えば、印刷出力システム1が、オフィスやテナント等に設置される場合を想定する。端末2を操作するユーザが、該端末2に対して、印刷出力先の印刷機4を特定する印刷設定操作を行い、印刷実行操作(印刷指示)を行ったとする。
認証後にデータ変換を行う場合、印刷にかかる時間が長くなる。このため、印刷出力先の印刷機4の位置まで移動したユーザは、該印刷機4による印刷が終了するまで、該印刷機4の前で長い時間待機することがある。
一方、実施形態の場合、認証後にデータ変換を行う場合と比べて、印刷にかかる時間は短い。このため、印刷出力先の印刷機4の位置まで移動したユーザが、該印刷機4による印刷が終了するまで、該印刷機4の前で待機する時間を短くすることができる。
<第1の変換処理の一例>
次に、サーバ装置3の第1生成部24が、第1中間形式データから第2中間形式データに変換する第1の変換処理の一例について説明する。図19および図20は、第1の変換処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置3のサーバ通信部28は、第1中間形式データと出力先情報とを受信する(ステップS41)。サーバ通信部28は、第1中間形式データを端末2から受信する。サーバ通信部28は、出力先情報を印刷機4から受信する。
中間形式データに記述されたXMLのタグには印刷設定に関する要素が含まれる。第1生成部24は、第1中間形式データの要素と、サーバ記憶部29に記憶されたテーブルTのうち、各機種で共通のパターンに対応する部分とを1つずつ照合する(ステップS42)。
第1生成部24は、第1中間形式データに含まれる全ての要素が、テーブルTと照合されたかを判定する(ステップS43)。ステップS43でNOの場合、第1生成部24は、照合対象の要素が変換対象の要素であるかを判定する(ステップS44)。
第1生成部24は、テーブルTを参照して、該テーブルTのうち、各印刷機の機種で共通のパターンに対応するタグ名およびname属性の値があれば、該タグ名およびname属性の値に対応する第1中間形式データの要素を変換対象の要素であると判定する。
第1生成部24は、テーブルTに要素が対応する場合、該要素を変換対象の要素(変換要素)であると判定する。ステップS44でYESの場合、第1生成部24は、変換要素を要素の集合に追加する(ステップS45)。
上述したように、要素は、1つの意味(印刷設定)をなす記述である。該要素には、複数のタグが含まれる場合がある。実施形態では、テーブルTには、要素のタグが定義される。これにより、照合対象の要素が要素の集合に追加された際、照合対象の要素に含まれるタグも一括して要素の集合に追加される。
実施形態では、要素のタグおよび要素に含まれる1または複数のタグは、相互に関連性があるタグであるものとする。該タグは、印刷設定データの一例である。
ステップS45の処理が終了した後、またはステップS44でNOの場合、処理はステップS42に戻る。ステップS43でNOの場合、処理は「B」に進む。「B」以降の処理について、図20を参照して説明する。
第1生成部24は、第1中間形式データのうち、各印刷機の機種で共通のパターンに対応する要素を変換して、第2中間形式データを生成する。該要素の変換は、上記のパターンに応じたタグ変換プログラムにより行われる。
第1生成部24は、サーバ記憶部29に記憶されているタグ変換プログラムから、上記のパターンに応じたタグ変換プログラムを選択する(ステップS46)。
第1生成部24は、要素の集合から要素を取得する。第1生成部24は、要素の集合が空になったかを判定する(ステップS47)。ステップS47でNOの場合、第1生成部24は、取得された要素をタグ変換プログラムに入力する(ステップS48)。
入力された要素は、タグ変換プログラムにより変換される。第1生成部24は、変換後の要素を取得する(ステップS49)。そして、処理は、ステップS47に戻る。要素の集合が空になるまで、ステップS48およびS49の処理が行われる。
ステップS47でYESの場合、第1中間形式データのタグの記述のうち、要素の集合に追加された各要素に対応する記述を、変換後の要素に置換する(ステップS50)。これにより、第1生成部24は、第1中間形式データから第2中間形式データを生成する。従って、要素のタグおよび該要素に含まれる1または複数のタグが一括してタグ変換プログラムにより変換される。
<第2の変換処理の一例>
次に、サーバ装置3の第2生成部25が、第2中間形式データから第3中間形式データに変換する第1の変換処理の一例について説明する。図21および図22は、第2の変換処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ装置3の取得部26は、サーバ記憶部29に記憶された第2中間形式データを取得する(ステップS61)。第2の変換処理が行われるときには、印刷出力先の印刷機4が特定されている。
第2生成部25は、第2中間形式データの要素と、サーバ記憶部29に記憶されたテーブルTのうち、印刷出力先の印刷機4の機種に対応する部分とを1つずつ照合する(ステップS62)。
第2生成部25は、第2中間形式データに含まれる全ての要素が、テーブルTと照合されたかを判定する(ステップS63)。ステップS63でNOの場合、第2生成部25は、照合対象の要素が変換対象の要素であるかを判定する(ステップS64)。
第2生成部25は、テーブルTのうち、特定された印刷出力先の印刷機4の機種のパターンに対応するタグ名およびname属性の値があれば、該タグ名およびname属性の値に対応する第2中間形式データの要素を変換対象の要素であると判定する。
第2生成部25は、テーブルTに要素が対応する場合、該要素を変換対象の要素(変換要素)であると判定する。ステップS64でYESの場合、第1生成部24は、変換要素を要素の集合に追加する(ステップS65)。
ステップS65の処理が終了した後、またはステップS64でNOの場合、処理はステップS62に戻る。ステップS63でNOの場合、処理は「C」に進む。「C」以降の処理について、図22を参照して説明する。
第2生成部25は、第1中間形式データのうち、印刷出力先の印刷機4の機種のパターンに対応する要素を変換して、第2中間形式データを生成する。該要素の変換は、上記のパターンに応じたタグ変換プログラムにより行われる。
第2生成部25は、サーバ記憶部29に記憶されているタグ変換プログラムから、上記のパターンに応じたタグ変換プログラムを選択する(ステップS66)。
第2生成部25は、要素の集合から要素を取得する。第1生成部24は、要素の集合が空になったかを判定する(ステップS67)。ステップS67でNOの場合、第1生成部24は、取得された要素をタグ変換プログラムに入力する(ステップS68)。
入力された要素は、タグ変換プログラムにより変換される。第1生成部24は、変換後の要素を取得する(ステップS69)。そして、処理は、ステップS67に戻る。要素の集合が空になるまで、ステップS68およびS69の処理が行われる。
ステップS67でYESの場合、第1中間形式データのタグの記述のうち、要素の集合に追加された各要素に対応する記述を、変換後の要素に置換する(ステップS70)。これにより、第2生成部25は、第2中間形式データから第3中間形式データを生成する。従って、要素のタグおよび該要素に含まれる1または複数のタグが一括してタグ変換プログラムにより変換される。
<変形例>
次に、変形例について説明する。図23は、変形例における印刷出力システム1の一例を示す。ネットワーク5に接続される印刷機4Aおよび印刷機4Bは、テナントT1に設置される。ネットワーク5に接続される印刷機4Cおよび印刷機4Dは、テナントT2に設置される。
テナントT1には、ベンダV1およびV2に対応する印刷機4が設置されているものとし、テナントT2には、ベンダV1およびV3に対応する印刷機4が設置されているものとする。従って、印刷機4Aおよび4Bは、ベンダV1またはV2に対応し、印刷機4Cおよび4Dは、ベンダV1またはV3に対応する。
変形例では、サーバ装置3のサーバ記憶部29には、テナントを特定する情報(テナント特定情報)と該テナントに設置される印刷機4のベンダに関する情報とが対応付けられて記憶される。テナント特定情報は、印刷機4の集合の一例である。
端末2は、第1中間形式データおよびユーザ情報と共に、テナント特定情報をサーバ装置3に送信する。例えば、テナント特定情報がテナントT1を示す場合、印刷出力先の印刷機4のベンダは、ベンダV1またはV2の何れかである。
第1生成部24および第2生成部25は、テナント特定情報に基づいて、印刷出力先の印刷機4のベンダの絞込みを行う。例えば、図24の例に示されるように、テナントT1の場合、第1生成部24および第2生成部25は、テーブルTを参照する際、テナントT1に対応するベンダV1およびV2に対象を絞り込む。
例えば、第1中間形式データに「JobHolePunch」の要素が記述されている場合、対応するベンダV1およびV2のパターンは共通のパターンXである。このため、第1生成部24は、第1中間形式データに記述された「JobHolePunch」についても、パターンXに対応するタグ変換プログラムで変換された第2中間形式データを生成する。これにより、第2生成部25による変換処理の時間をさらに短くすることができる。
変形例の処理の流れについて、図25および図26のフローチャートを参照して説明する。図25のフローチャートには、図12のフローチャートに、ステップS11−1の処理が追加されている。
ステップS11−1において、第1生成部24および第2生成部25が、サーバ記憶部29に記憶されたテーブルTを参照する際、テナント特定情報に対応付けられた印刷機の種類(ベンダ)に対象が絞り込まれる。なお、該印刷機の種類は、印刷機4の機種であってもよい。
このため、ステップS13において、第1生成部24が、第1中間形式データから第2中間形式データを生成する際、テーブルTのうち参照されるベンダは、テナント特定情報に対応付けられたベンダに絞り込まれる。
同様に、図26のフローチャートのステップS20において、第2生成部25が、第2中間形式データから第3中間形式データを生成する際、テーブルTのうち参照されるベンダは、テナント特定情報に対応付けられたベンダに絞り込まれる。
<端末のハードウェア構成の一例>
次に、図27の例を参照して、端末2のハードウェア構成の一例を説明する。図27の例に示すように、バス100に対して、プロセッサ111とRandom Access Memory(RAM)112とRead Only Memory(ROM)113とが接続される。
また、該バス100に対して、補助記憶装置114と媒体接続部115と通信インタフェース116と入力装置117と表示装置118とが接続される。プロセッサ111はRAM112に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態における処理を行うプログラムが適用されてもよい。
ROM113はRAM112に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置114は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えば半導体メモリ等を補助記憶装置114に適用してもよい。
媒体接続部115は、可搬型記録媒体119と接続可能に設けられている。端末2がシンクライアント端末の場合、補助記憶装置114および媒体接続部115は、端末2に含まれなくてもよい。
可搬型記録媒体119としては、可搬型のメモリが適用されてもよい。この可搬型記録媒体119に実施形態の処理を行うプログラムが記録されていてもよい。
端末記憶部17は、RAM112や補助記憶装置114等により実現されてもよい。端末通信部14は、通信インタフェース116により実現されてもよい。端末入力部15は、入力装置117により実現されてもよい。端末表示部16は、表示装置118により実現されてもよい。
端末制御部11、印刷データ生成部12および仮想印刷ドライバ13は、与られたプログラムをプロセッサ111が実行することにより実現されてもよい。
RAM112、ROM113、補助記憶装置114および可搬型記録媒体119は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<サーバ装置のハードウェア構成の一例>
次に、図28の例を参照して、サーバ装置3のハードウェア構成の一例を説明する。図28の例に示すように、バス200に対して、プロセッサ211とRAM212とROM213とが接続される。
また、該バス200に対して、補助記憶装置214と媒体接続部215と通信インタフェース216と入力装置217と表示装置218とが接続される。プロセッサ211はRAM212に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態における処理を行うプログラムが適用されてもよい。
ROM213はRAM212に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置214は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクや半導体メモリ等を補助記憶装置214に適用してもよい。媒体接続部215は、可搬型記録媒体219と接続可能に設けられている。
可搬型記録媒体219としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、Compact Disc(CD)やDigital Versatile Disc(DVD))等が適用されてもよい。この可搬型記録媒体219に実施形態の処理を行うプログラムが記録されていてもよい。
サーバ記憶部29は、RAM212や補助記憶装置214等により実現されてもよい。サーバ通信部28は、通信インタフェース216により実現されてもよい。サーバ制御部21、特定部22、判定部23、第1生成部24、取得部26およびプリンタドライバ27は、与られたプログラムをプロセッサ211が実行することにより実現されてもよい。
RAM212、ROM213、補助記憶装置214および可搬型記録媒体219は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<印刷機のハードウェア構成の一例>
次に、図29の例を参照して、印刷機4のハードウェア構成の一例を説明する。図29の例に示すように、バス300に対して、プロセッサ311とRAM312とROM313とが接続される。
また、該バス300に対して、補助記憶装置314と媒体接続部315と通信インタフェース316とタッチパネルディスプレイ33とが接続される。プロセッサ311はRAM312に展開されたプログラムを実行する。実行されるプログラムとしては、実施形態における処理を行うプログラムが適用されてもよい。
ROM313はRAM312に展開されるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置314は、種々の情報を記憶する記憶装置であり、例えばハードディスクや半導体メモリ等を補助記憶装置314に適用してもよい。媒体接続部315は、可搬型記録媒体319と接続可能に設けられている。
可搬型記録媒体319としては、可搬型のメモリや光学式ディスク(例えば、CDやDVD)等が適用されてもよい。この可搬型記録媒体319に実施形態の処理を行うプログラムが記録されていてもよい。
印刷機記憶部35は、RAM312や補助記憶装置314等により実現されてもよい。印刷機通信部34は、通信インタフェース316により実現されてもよい。印刷機制御部31および認証部32は、与られたプログラムをプロセッサ311が実行することにより実現されてもよい。
RAM312、ROM313、補助記憶装置314および可搬型記録媒体319は、何れもコンピュータ読み取り可能な有形の記憶媒体の一例である。これらの有形な記憶媒体は、信号搬送波のような一時的な媒体ではない。
<その他>
本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 印刷出力システム
2 端末
3 サーバ装置
4 印刷機
5 ネットワーク
11 端末制御部
12 印刷データ生成部
13 仮想印刷ドライバ
14 端末通信部
15 端末入力部
16 端末表示部
17 端末記憶部
21 サーバ制御部
22 特定部
23 判定部
24 第1生成部
25 第2生成部
26 取得部
27 プリンタドライバ
28 サーバ通信部
31 印刷機制御部
32 認証部
33 タッチパネルディスプレイ
34 印刷機通信部
35 サーバ記憶部
111、211、311 プロセッサ
112、212、312 RAM
113、213、313 ROM
114、214、314 補助記憶装置
115、215、315 媒体接続部
116、216、316 通信インタフェース
117、217 入力装置
118、218 表示装置
119、219、319 可搬型記録媒体

Claims (16)

  1. サーバ装置が、
    端末から、印刷データに基づいて生成された第1中間形式データを受信し、
    前記第1中間形式データより、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した第2中間形式データを生成し、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記複数の印刷機の中から出力印刷機を特定し、
    前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定し、
    前記判定の結果に応じて、前記第2中間形式データより、前記出力印刷機に適合する第3中間形式データを生成し、
    前記第3中間形式データの生成に応じて、該第3中間形式データまたは該第3中間形式データに基づいて前記サーバ装置が変換した印刷形式データを前記出力印刷機に送信する、
    処理を実行し、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報は、前記複数の印刷機から送られてくる、前記複数の印刷機が各々行ったユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報であり、
    前記第2中間形式データの生成は、前記ユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報が受信される前に予め開始される、
    ことを特徴とする印刷出力方法。
  2. 前記サーバ装置が、
    前記第2中間形式データを記憶部に記憶し、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記記憶部から前記第2中間形式データを取得する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1記載の印刷出力方法。
  3. 前記サーバ装置が、
    前記第2中間形式データのうち、前記共通する印刷設定に対応する部分以外の印刷設定情報を変換して、前記第3中間形式データを生成する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1または2記載の印刷出力方法。
  4. 前記サーバ装置が、
    前記印刷機の種類に応じた変換規則を記憶する前記記憶部を参照して、前記第1中間形式データに含まれる1または複数の印刷設定情報について、全ての種類の印刷機に対応する変換規則が同じである場合、該変換規則に対応する印刷設定情報を変換して、前記第2中間形式データを生成する、
    ことを特徴とする請求項記載の印刷出力方法。
  5. 前記サーバ装置が、
    前記出力印刷機の印刷設定仕様と前記第2中間形式データとが異なる形式のデータであるかに基づいて、前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の印刷出力方法。
  6. 前記サーバ装置が、
    該サーバ装置が管理する複数の印刷機ごとに、前記第3中間形式データに基づく印刷が可能であるかを示す情報を記憶する前記記憶部を参照して、前記出力印刷機が前記第3中間形式データに基づく印刷が可能であることを示す場合、前記第3中間形式データを前記出力印刷機に送信する、
    処理を実行することを特徴とする請求項記載の印刷出力方法。
  7. 前記サーバ装置が、
    前記印刷機が属する集合の情報と該集合に属する印刷機に関する情報とを対応付けて記憶する前記記憶部を参照して、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機のうち、前記集合に属する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した前記第2中間形式データを生成する、
    処理を実行することを特徴とする請求項記載の印刷出力方法。
  8. サーバ装置に、
    端末から、印刷データに基づいて生成された第1中間形式データを受信し、
    前記第1中間形式データより、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した第2中間形式データを生成し、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記複数の印刷機の中から出力印刷機を特定し、
    前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定し、
    前記判定の結果に応じて、前記第2中間形式データより、前記出力印刷機に適合する第3中間形式データを生成し、
    前記第3中間形式データの生成に応じて、該第3中間形式データまたは該第3中間形式データに基づいて前記サーバ装置が変換した印刷形式データを前記出力印刷機に送信する、
    処理を実行させ
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報は、前記複数の印刷機から送られてくる、前記複数の印刷機が各々行ったユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報であり、
    前記第2中間形式データの生成は、前記ユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報が受信される前に予め開始される、
    ことを特徴とする印刷出力プログラム。
  9. 端末が、印刷データに基づいて生成された第1中間形式データをサーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置が、前記第1中間形式データより、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した第2中間形式データを生成し、
    前記サーバ装置が、前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記複数の印刷機の中から出力印刷機を特定し、
    前記サーバ装置が、前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定し、
    前記サーバ装置が、前記判定の結果に応じて、前記第2中間形式データより、前記出力印刷機に適合する第3中間形式データを生成し、
    前記サーバ装置が、前記第3中間形式データの生成に応じて、該第3中間形式データまたは該第3中間形式データに基づいて前記サーバ装置が変換した印刷形式データを前記出力印刷機に送信し、
    前記出力印刷機が、前記第3中間形式データまたは前記印刷形式データに基づいて、印刷を行
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報は、前記複数の印刷機から送られてくる、前記複数の印刷機が各々行ったユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報であり、
    前記第2中間形式データの生成は、前記ユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報が受信される前に予め開始される、
    ことを特徴とする印刷出力方法。
  10. 前記サーバ装置が、
    前記第2中間形式データを記憶部に記憶し、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記記憶部から前記第2中間形式データを取得する、
    処理を実行することを特徴とする請求項9記載の印刷出力方法。
  11. 前記サーバ装置が、
    前記第2中間形式データのうち、前記共通する印刷設定に対応する部分以外の印刷設定情報を変換して、前記第3中間形式データを生成する、
    処理を実行することを特徴とする請求項9または10記載の印刷出力方法。
  12. 前記サーバ装置が、
    前記印刷機の種類に応じた変換規則を記憶する前記記憶部を参照して、前記第1中間形式データに含まれる1または複数の印刷設定情報について、全ての種類の印刷機に対応する変換規則が同じである場合、該変換規則に対応する印刷設定情報を変換して、前記第2中間形式データを生成する、
    ことを特徴とする請求項10記載の印刷出力方法。
  13. 前記サーバ装置が、
    前記出力印刷機の印刷設定仕様と前記第2中間形式データとが異なる形式のデータであるかに基づいて、前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定する、
    処理を実行することを特徴とする請求項9乃至12のうち何れか1項に記載の印刷出力方法。
  14. 前記サーバ装置が、
    該サーバ装置が管理する複数の印刷機ごとに、前記第3中間形式データに基づく印刷が可能であるかを示す情報を記憶する前記記憶部を参照して、前記出力印刷機が前記第3中間形式データに基づく印刷が可能であることを示す場合、前記第3中間形式データを前記出力印刷機に送信する、
    処理を実行することを特徴とする請求項10記載の印刷出力方法。
  15. 前記サーバ装置が、
    前記印刷機が属する集合の情報と該集合に属する印刷機に関する情報とを対応付けて記憶する前記記憶部を参照して、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機のうち、前記集合に属する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した前記第2中間形式データを生成する、
    処理を実行することを特徴とする請求項10記載の印刷出力方法。
  16. 1以上の端末とサーバ装置と複数の印刷機とがネットワークにより接続された印刷出力システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記端末から受信した、印刷データに基づいて生成された第1中間形式データより、前記サーバ装置が管理する複数の印刷機に共通する印刷設定に対応する部分を前記複数の印刷機に適合する印刷設定情報に変換した第2中間形式データを生成する第1生成部と、
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報の受信に応じて、前記複数の印刷機の中から出力印刷機を特定する特定部と、
    前記出力印刷機に前記第2中間形式データが適合するかを判定する判定部と、
    前記判定の結果に応じて、前記第2中間形式データより、前記出力印刷機に適合する第3中間形式データを生成する第2生成部と、
    前記第3中間形式データの生成に応じて、該第3中間形式データまたは該第3中間形式データに基づいて前記サーバ装置が変換した印刷形式データを前記出力印刷機に送信する通信部と、
    を備え
    前記印刷データの印刷出力先に関する情報は、前記複数の印刷機から送られてくる、前記複数の印刷機が各々行ったユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報であり、
    前記第2中間形式データの生成は、前記ユーザ認証によって認識されたユーザに関する情報が受信される前に予め開始される、
    ことを特徴とする印刷出力システム。
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