JP6558062B2 - Ledモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、LEDモジュールに関する。
特許文献1は、自動点滅回路を備えるLED照明装置を開示する。このLED照明装置は、整流回路の出力側に接続されるLED集合体と、LED集合体への通電を制御するLED駆動手段と、検出されるLED照度及び入力電圧に基づいてLED駆動手段に通電する電流値を制限する入力制御手段とを備える。更に、LED照明装置には、LED照明装置内部の温度異常を検出することによってLED集合体の点灯を停止するように構成された保護素子及び保護スイッチング素子からなる保護回路が設けられる。保護素子には、高温になると電気抵抗が上昇するPTCサーミスタ等が利用される。LED照明装置内の温度が異常に上昇した際に、保護素子の抵抗値が上昇すると、保護スイッチング素子がOFFからONに切り替わり、これにより、LED駆動手段によるLED部の点灯がOFFされるように構成される。
特開2012−139971号公報
しかし、特許文献1の構成によると、LED部を構成するLED回路と、LED駆動手段を構成する点灯回路と、これらを保護するための保護回路とが一体的に形成されている。そのため、LEDモジュールと点灯装置(電源装置)とが別置されるような構成に上記の保護回路を適用しようとすると、LEDモジュールと点灯装置との間に多数の複雑な配線が必要となり、現実的な実施とはならない。また、既存の点灯装置に後から接続されるLEDモジュールに上記の保護回路を適用することはできない。更に、上記構成においては、LEDの消灯が、LEDモジュールの正常な保護動作によるものなのか、あるいはLEDモジュールが動作していないのかをユーザが判別することができない。また更に、LEDモジュールが防犯灯として使用される場合には、異常発生時においても最低限の照度が確保されることが望ましい。
そこで、本発明は、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールにおいて、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュールの異常保護を可能とし、かつ異常保護時における動作状態の判別及び最小限の照明の確保を可能とすることを課題とする。
本発明の、第1及び第2の端子を有するLEDモジュールは、第1の端子と第2の端子の間に接続された、主照明用LED及び第1のスイッチ素子の直列回路と、第1の端子と第2の端子の間に接続された、独立して識別可能な第1の予備LED、主照明用LEDよりも低照度の第2の予備LED及び第2のスイッチ素子の直列回路と、主照明用LEDの温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値未満である場合に第1のスイッチ素子を閉成させるとともに第2のスイッチ素子を開放し、検出温度が異常閾値以上となる場合に第1のスイッチ素子を開放するとともに第2のスイッチ素子を閉成するように構成された制御回路とを備える。
上記構成によると、主照明用LEDの高温時に、主照明用LEDが消灯されるとともに、独立して識別可能な第1の予備LED及び主照明用LEDよりも低照度の第2の予備LEDが点灯される。第1の予備LEDの点灯により、主照明用LEDの消灯がLEDモジュールの正常な保護動作によるものであることがユーザに判別され、第2の予備LEDの点灯により、主照明LEDの消灯時でも完全な消灯状態が回避される。これにより、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールにおいて、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュールの異常保護が可能となり、かつ主照明用LEDの消灯による保護動作時における動作状態の判別及び最小限の照明の確保が可能となる。
ここで、第1の予備LEDの発光色が赤色であり、第2の予備LEDの発光色が第1の予備LEDの発光色と異なることが好ましい。これにより、昼間の保護動作時にも、ユーザにおいて、第1の予備LEDの点灯が視認され易く、LEDモジュールが正常動作中であることが認識可能となる。
また、第1の予備LEDの配光方向又は照射エリアが、第2の予備LEDの配光方向又は照射エリアと異なるようにしてもよい。これにより、保護動作時にも、ユーザにおいて、第1の予備LEDの点灯が視認され易く、LEDモジュールが正常動作中であることが認識可能となる。
第1の形態によると、制御回路がサイリスタを含み、サイリスタのアノード端子が第1のスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して第1の端子に接続され、第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、サイリスタのカソード端子が第2の端子に接続され、検出温度が異常閾値以上となると第2の端子に対する電圧が上昇する回路によってサイリスタが導通するように構成される。この構成によると、検出温度の異常上昇時にサイリスタに保持電流が流れ、その導通状態が保持される。したがって、異常発生後に、第1スイッチ素子の開放状態及び第2のスイッチの閉成状態、すなわち主照明用LEDの消灯状態並びに第1及び第2の予備LEDの点灯状態が確実に保持される。
第2の形態によると、制御回路がトランジスタを含み、トランジスタのコレクタ端子が第1のスイッチ素子の端子に接続されるとともに抵抗を介して第1の端子に接続され、第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、トランジスタのエミッタ端子が第2の端子に接続され、検出温度が異常閾値以上となると第2の端子に対する電圧が上昇する回路によってトランジスタがオンするように構成される。これにより、異常発生後に異常が解消された場合に、第1のスイッチ素子を閉成させるとともに第2のスイッチ素子を開放させ、主照明用LEDの点灯並びに第1及び第2の予備LEDの消灯を復帰させることができる。
第3の形態によると、制御回路が第1及び第2のトランジスタを含み、第1のトランジスタのコレクタ端子が第1のスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに第1の抵抗を介して第1の端子に接続され、第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、第1のトランジスタのエミッタ端子が第2の抵抗を介して第2の端子に接続され、第1のトランジスタのベース端子が第2のトランジスタのコレクタ端子に接続されるとともに第3の抵抗を介して第1の端子に接続され、第2のトランジスタのエミッタ端子が第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、検出温度が異常閾値以上となると第2の端子に対する電圧が低下する回路によって第2のトランジスタがオンするように構成される。これにより、異常保護状態から通常点灯状態への復帰特性を適宜設定することができる。
第4の形態によると、制御回路がPWM制御回路からなり、第2のスイッチ素子の閉成動作がPWM制御によって行われるように構成される。第2のスイッチ素子のPWM制御により、第1及び第2の予備LEDの消費電力及び発熱量が抑制され、保護動作時におけるLEDモジュールの温度上昇の抑止及びLEDの自然冷却が促進され、異常保護状態から通常点灯状態への復帰が迅速化される。
上記第1から第4の形態において、第1及び第2の予備LEDのうちの少なくとも第2の予備LEDが、主照明用LEDから実質的に断熱された位置に配置されることが好ましい。これにより、保護動作時における主照明用LEDの自然冷却が促進され、異常保護状態から通常点灯状態への復帰が迅速化される。
第5の形態によると、主照明用LEDが第1の主照明用LED及び第2の主照明用LEDの直列回路からなり、第2の予備LEDが第1の主照明用LEDであり、第1の予備LED及び第2のスイッチ素子の直列回路が第2の主照明用LED及び第1のスイッチ素子の直列回路に並列接続される。このように、主照明用LEDの一部が第2の予備LEDを兼ねることにより、予備LEDを設けるためのコストが削減され、LEDモジュールの低コスト化が可能となる。
また、上記いずれかのLEDモジュールにおいて、LEDモジュールが、第1の端子を有する第1のモジュール及び第2の端子を有する第2のモジュールによって構成され、第1のモジュールに、主照明用LED、第1及び第2の予備LEDの直列回路並びに温度検出回路の少なくとも温度検出素子が含まれ、第1の端子に主照明用LED並びに第1及び第2の予備LEDの直列回路が接続され、第2のモジュールに、第1のスイッチ素子、第2のスイッチ素子及び制御回路が含まれ、第2の端子に第1のスイッチ素子及び第2のスイッチ素子が接続される。これにより、主照明用LEDが実装された既存のLEDモジュールに対しても、簡素な付加構成によって上記の効果が得られる。
本発明の第1の実施形態によるLEDモジュールを示すブロック図である。 実施形態1AにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1BにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1CにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1DにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1EにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるLED照明装置を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の回路構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の回路構成例を示す図である。 本発明の変形例によるLEDモジュールの回路構成を示す図である。
<第1の実施形態>
図1に、本発明の第1の実施形態によるLEDモジュール1のブロック図を示す。LEDモジュール1は点灯装置(電源装置又は安定器)5と別置される。LEDモジュール1は高電位側の端子T1及び低電位側の端子T2を有し、端子T1及びT2はそれぞれ点灯装置5の高電位出力端子T3及び低電位出力端子T4に配線W1及びW2を介して接続される。点灯装置5は、商用電源等の交流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するAC/DCコンバータであってもよいし、バッテリ等の直流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するDC/DCコンバータであってもよい。すなわち、点灯装置5からの直流電流がLEDモジュール1に供給される。
LEDモジュール1は、端子T1−T2間に、主照明用LED10(以下、「LED10」という)、スイッチ素子20及び25、温度検出回路30、制御回路40並びに予備LED51及び52(以下、それぞれ「LED51」及び「LED52」という)を備える。これらの回路要素は、例えば同一の基板に実装される。なお、各回路素子がどの回路に属するかについての分類は説明の便宜上のものである。また、端子T1及びT2は、配線W1及びW2がLEDモジュール1に接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、基板上に配置されたノードであってもよい。
概略として、制御回路40は、温度検出回路30によって検出される検出温度が異常閾値未満である場合(通常点灯時)にはスイッチ素子20を閉成するとともにスイッチ素子25を開放し、検出温度が異常閾値以上となる場合(異常保護時)にはスイッチ素子20を開放するとともにスイッチ素子25を閉成する。すなわち、LEDモジュール1は、通常点灯時にはLED10を点灯させるとともにLED51及び52を消灯させ、異常保護時にはLED10を消灯させるとともにLED51及び52を点灯させるように構成される。
なお、本明細書において、「スイッチ素子」又は「トランジスタ」としてMOSFET、IGBT又はバイポーラトランジスタのいずれかが適宜採用されるものとする。そして、スイッチ素子又はトランジスタの「制御端子」、「入力端子」及び「出力端子」は、トランジスタがMOSFETの場合には、それぞれゲート端子、ドレイン端子及びソース端子を意味し、トランジスタがIGBT及びバイポーラトランジスタの場合には、それぞれベース端子、コレクタ端子及びエミッタ端子を意味するものとする。また、本明細書において、FET、トランジスタ、サイリスタ、ダイアック等の半導体スイッチ素子について、「導通」、「オン」及び「閉成」は実質的に同義であるものとし、「非導通」、「オフ」及び「開放」も実質的に同義であるものとする。
<実施形態1A>
図2に、実施形態1AによるLEDモジュール1の回路構成を示す。以降において、端子T1と略同電位の回路配線をラインL1といい、端子T2と略同電位の回路配線をラインL2というものとする。LEDモジュール1を構成する各回路はラインL1とラインL2の間に実装される。
LED10は、複数のLED素子11が直列接続されたLEDアレイからなり、主照明用のLEDである。このLEDアレイは、複数のLED素子11が直並列接続されたものであってもよい。LED10のアノード端は端子T1、すなわちラインL1に接続され、カソード端はスイッチ素子20に接続される。
スイッチ素子20及び25はMOSFETからなり、スイッチ素子20はLED10に直列接続され、スイッチ素子25はLED51及び52に直列接続される。以降において、スイッチ素子20及びスイッチ素子25を、必要に応じてそれぞれFET20及びFET25ともいう。FET20のドレイン端子(入力端子)はLED10のカソード端に接続され、ソース端子(出力端子)は端子T2、すなわちラインL2に接続され、ゲート端子(制御端子)は後述する制御回路40に接続される。また、FET25のドレイン端子(入力端子)はLED51及び52のカソード端に接続され、ソース端子(出力端子)は端子T2、すなわちラインL2に接続され、ゲート端子(制御端子)は後述する制御回路40に接続される。
温度検出回路30は、抵抗31及び温度検出素子であるPTC(正特性)サーミスタ32の直列回路からなる。抵抗31がラインL1に接続され、PTCサーミスタ32がラインL2に接続され、ラインL1−L2間の電圧が抵抗31とPTCサーミスタ32によって分圧される。周囲温度(本体温度)が上昇するとPTCサーミスタ32の抵抗値及び両端電圧が上昇し、これによりLED10の温度上昇が検出される。なお、LED10の温度は、LED10の近傍の基板温度であってもよいし、LED10の近傍の雰囲気温度であってもよい。
制御回路40は、サイリスタ401、抵抗402、405、407、412及び415、ダイアック403、ツェナーダイオード404及び414、コンデンサ406並びにトランジスタ410を有する。サイリスタ401のアノード端子はFET20のゲート端子及びトランジスタ410のベース端子に接続されるとともに、抵抗402を介してラインL1に接続され、カソード端子はラインL2に接続される。サイリスタ401の制御端子はダイアック403の一端に接続され、ダイアック403の他端は抵抗31とPTCサーミスタ32の接続点に接続される。PTCサーミスタ32の電圧がラインL2に対して上昇してダイアック403がオンすると、サイリスタ401が導通するように構成される。
ツェナーダイオード404及び抵抗405がFET20のゲート−ソースに並列接続され、サイリスタ401の非導通時におけるFET20のゲート−ソース間電圧が適正化される。コンデンサ406及び抵抗407によって、温度検出回路30の出力部からサイリスタ401の制御端子への入力電圧及び電流並びにダイアック403の動作条件が適正化される。なお、ダイアック403の代わりにツェナーダイオード等他のスイッチ素子を用いることも可能である。FET25のゲート端子が抵抗412を介してラインL1に接続され、ツェナーダイオード414及び抵抗415がFET25のゲート−ソースに並列接続され、トランジスタ410のオフ時のFET25のゲート−ソース間電圧が適正化される。上記構成により、FET20のゲート電圧とFET25のゲート電圧とは、論理が反転した信号(以下、「反転信号」という)となる。
LED51及び52はFET25と直列回路を構成し、この直列回路が端子T1−T2間、すなわちラインL1−L2間に接続される。詳細を後述するように、LED51及び52は、LED10の通常点灯中には消灯し、制御回路40の保護動作によるLED10の消灯時に点灯する。
LED51は、LED52から独立して識別可能なLEDであり、昼間に視認し易いLEDであることが好ましい。これは、昼間に保護動作が実行されてLED10が消灯された場合に、その消灯状態がLEDモジュール1の正常な保護動作によるものであることをユーザに示すためである。例えば、LED51の発光色は赤色であることが好ましく、LED52の発光色は白色、青色等、LED51の発光色と異なる発光色であればよい。なお、本明細書において、赤色の発光色とは、波長が概ね610nm〜750nmの発光色をいうものとする。また、昼間又は夜間を問わず、LED51の視認性又は識別性を得るため、LED51はLED52から隔離された位置に配置されていてもよく、LED51の配光方向又は照射エリアがLED52の配光方向又は照射エリアと異なっていてもよい。この場合のLED51の発光色は任意である。
LED52は、複数のLED素子が直列接続されたLEDアレイからなり、上記保護動作によるLED10の消灯時に、必要最低限の照度(例えば、LED10の照度の10%〜75%程度、好ましくは25%〜50%程度の照度)を確保するためのLEDである。これは、LEDモジュール1が防犯灯として使用される場合に、夜間の保護動作状態においても完全な消灯状態を回避して、最小限の照明機能を確保するためである。
ここで、LED10の検出温度が異常閾値以上となる原因として、以下が挙げられる。
第1の原因として昼間の誤点灯が挙げられる。具体的には、LEDモジュール1が夜間のみに点灯される設定であるにもかかわらず、点灯装置5に別途接続される自動点滅器の故障により日中にLED10が点灯されてしまった場合に、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。そして、保護動作状態の解除に点灯装置5の電源再投入が必要な場合にそれが行われない場合には、夜になってもLED10の消灯状態が維持されることになる。
第2の原因として点灯装置5の出力電流制御の異常が挙げられる。具体的には、点灯装置5の定電流制御に異常が発生し、LED10の定格電流を超える出力電流がLED10に投入されている場合に、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
第3の原因として配線の誤接続が挙げられる。具体的には、LEDモジュール1の端子T1又はT2(あるいは、配線W1又はW2)が点灯装置5の出力端子に正しく接続されていない場合(例えば、点灯装置5の入力端子に接続された場合等)に、LED10の定格を超える電流又は電圧がLED10に投入され、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
第4の原因として不適合器具の接続が挙げられる。具体的には、LEDモジュール1が、それに適合しない点灯装置(HID用安定器、銅鉄安定器、定格電流、定格電圧又は定格電力の過大なLED電源装置等)に接続された場合に、LED10の定格を超える電流、電圧又は電力がLED10に投入され、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
上記の各異常高温状態が継続すると、LEDモジュール1又は点灯装置5が故障してしまう可能性がある。したがって、LEDモジュール1の温度上昇を抑止し、LED10を自然冷却するための保護動作が必要となる。
以下、LEDモジュール1の動作を説明する。
通常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧は相対的に低い。この場合、ダイアック403にかかる電圧はダイアック403の降伏電圧以下であり、ダイアック403はオフ状態に維持される。これにより、サイリスタ401の制御端子に電流は流れず、サイリスタ401は非導通状態に維持される。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗402及び405で分圧した電圧のうちの抵抗405の両端電圧(ツェナーダイオード404によってクランプされる場合にはそのクランプ電圧、以下同じ)がFET20のゲート端子及びトランジスタ410のベース端子に印加される。これにより、FET20及びトランジスタ410はオン状態に維持されるとともにFET25はオフ状態に維持される。
一方、異常保護時において、検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧(すなわち、ラインL2に対する電圧)が上昇する。そして、ダイアック403にかかる電圧がその降伏電圧を超え、ダイアック403がオン状態となる。これにより、サイリスタ401の制御端子に電流が流れ、サイリスタ401が導通状態となる。したがって、FET20のゲート−ソース間電圧が実質的にゼロとなり、トランジスタ410にベース電流が供給されず、FET20及びトランジスタ410はオフされるとともにFET25がオンされる。そして、抵抗402からサイリスタ401を介してラインL2に流れる電流がサイリスタ401の保持電流となり、サイリスタ401の導通状態、FET20のオフ状態及びFET25のオン状態が維持される。このFET20のオフ状態及びFET25のオン状態は、点灯装置5からLEDモジュール1への給電が停止してから再開されるまで(例えば、点灯装置5の電源再投入が行われるまで)継続される。
上記動作により、異常保護時にサイリスタ401の導通状態がラッチされ、FET20のオフ状態及びFET25のオン状態が維持される。点灯装置5の出力電流が一定であれば、保護動作時に、LED51及び52にはLED10と実質的に同じ電流が流れる。したがって、LED52のLED素子(直列接続)の接続数を調整することによって、保護動作時のLED51及び52の発光量及び消費電力(発熱量)を調整することができる。
また、LED51及び52(少なくともLED52)は、LED10から実質的に断熱された位置に配置されることが好ましい。これにより、保護動作中のLED10の自然冷却が阻害されない。この断熱性を得るため、LED52がLED10から隔離された位置に配置されてもよい。その結果として、LED52の配光方向又は照射エリアがLED10の配光方向又は照射エリアと異なっていてもよい。
上記構成により、異常保護時において、LED10の消灯による保護動作が実行され、LED51の点灯によってLEDモジュール1が正常な保護動作を行っていることが表示される。そして、夜間に保護動作が実行された場合、又は昼間に開始された保護動作が夜間まで継続している場合でも、LED52の点灯によって最低限の照度が確保される。そして、LED10は消灯中に自然冷却される。
<実施形態1B>
上記実施形態1Aでは、制御回路40における制御用のスイッチ素子としてサイリスタ401を用いる構成を示したが、実施形態1Bでは、サイリスタ401の代わりにトランジスタを用いる構成を示す。この構成により、検出温度が異常閾値以上となった後に異常閾値未満に戻ると、LED10の点灯が復帰するとともにLED51及び52が消灯状態に戻る。
図3に、実施形態1BによるLEDモジュール1を示す。実施形態1Bは、実施形態1Aとは、制御回路40のみが異なり、他の構成要素は実質的に同じであるのでその詳細な説明を省略する。また、実施形態1Aと実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3に示すように、制御回路40はトランジスタ420を有し、トランジスタ420のコレクタ端子がFET20のゲート端子に接続され、エミッタ端子がラインL2に接続され、ベース端子がダイアック403に接続される。なお、トランジスタ420にはゲート抵抗が適宜付加されてもよいし、トランジスタ420を抵抗内蔵型のトランジスタとしてもよい。したがって、実施形態1Aと同様に、FET20のゲート電圧とFET25のゲート電圧とは反転信号となる。
通常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧は相対的に低く、ダイアック403はオフ状態に維持される。したがって、トランジスタ420のベース端子に電流は流れず、トランジスタ420はオフ状態に維持される。これにより、ラインL1−L2間の電圧を抵抗402及び405で分圧した電圧のうちの抵抗405の両端電圧がFET20のゲート端子及びトランジスタ410のベース端子に印加され、FET20及びトランジスタ410はオン状態に維持されるとともにFET25はオフ状態に維持される。したがって、LED10が点灯状態となり、LED51及び52が消灯状態となる。
一方、異常が発生して検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧(ラインL2に対する電圧)が上昇し、ダイアック403がオン状態となる。したがって、トランジスタ420のベース端子に電流が流れ、トランジスタ420がオン状態となる。これにより、FET20のゲート電圧及びトランジスタ410のベース電流が実質的にゼロとなり、FET20及びトランジスタ410はオフされるとともにFET25がオンされる。したがって、LED10が消灯状態となり、LED51及び52が点灯状態となる。その後、検出温度が異常閾値未満に戻り、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧が低下すると、再び上記の通常点灯時の動作状態が得られる。
<実施形態1C>
上記実施形態1Aでは、制御回路40における制御用のスイッチ素子としてサイリスタ401を用いる構成を示したが、実施形態1Cでは、サイリスタ401の代わりにトランジスタを用いたシュミットトリガ回路が用いる構成を示す。この構成により、温度検出回路30による検出温度変化に対するLED10の点灯復帰動作(並びにLED51及び52の消灯復帰動作)にヒステリシスをもたせることができる。
図4に、実施形態1CによるLEDモジュール1を示す。実施形態1Cは、実施形態1Aとは、温度検出回路30及び制御回路40が異なり、他の構成要素は実質的に同じであるのでその詳細な説明を省略する。また、実施形態1Aと実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、図中の破線Aについては、第2の実施形態において後述する。
図4に示すように、温度検出回路30はPTCサーミスタ33及び抵抗34の直列回路からなり、実施形態1A及び1Bとは逆に、PTCサーミスタ33がラインL1に接続され、抵抗34がラインL2に接続される。周囲温度が上昇するとPTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧が増加するとともに抵抗34の両端電圧が減少し、これによりLED10の温度上昇が検出される。
制御回路40は、トランジスタ421及び422並びに抵抗423及び424を含む。トランジスタ421のコレクタ端子は、FET20のゲート端子に接続されるとともに抵抗402を介してラインL1に接続される。トランジスタ421のエミッタ端子は、抵抗423を介してラインL2に接続される。トランジスタ421のベース端子は、トランジスタ422のコレクタ端子に接続されるとともに抵抗424を介してラインL1に接続される。トランジスタ422のエミッタ端子はトランジスタ421のエミッタ端子に接続され、ベース端子はダイアック403に接続される。したがって、実施形態1Aと同様に、FET20のゲート電圧とFET25のゲート電圧とは反転信号となる。
通常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧は相対的に低いために抵抗34に発生する電圧は相対的に高く、ダイアック403はオン状態に維持される。したがって、トランジスタ422のベース端子に電流が流れ、トランジスタ422はオン状態に維持される。これにより、トランジスタ421のベース端子に電流は流れず、トランジスタ421はオフ状態に維持される。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗402と抵抗405で分圧した電圧のうちの抵抗405の両端電圧がFET20のゲート端子及びトランジスタ410のベース端子に印加される。これにより、FET20がオン状態に維持されるとともにFET25がオフ状態に維持される。したがって、LED10が点灯状態となるとともにLED51及び52が消灯状態となる。
一方、異常が発生して検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧が上昇するために抵抗34に発生する電圧(ラインL2に対する電圧)が低下し、ダイアック403はオフ状態となる。したがって、トランジスタ422のベース端子に電流は流れず、トランジスタ422はオフ状態となる。これにより、トランジスタ421のベース端子に電流が流れ、トランジスタ421はオン状態となる。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗402と抵抗405及び423の並列回路で分圧した電圧のうちの抵抗405及び423の両端電圧がFET20のゲート端子及びトランジスタ410のベース端子に印加される。なお、このときの抵抗405及び423の両端電圧がFET20及びトランジスタ410のオン閾値よりも低くなるように各抵抗値が設定されるものとする。これにより、FET20がオフされるとともにFET25がオンされる。したがって、LED10が消灯状態となるとともにLED51及び52が点灯状態となる。
ここで、トランジスタ421がオフ状態からオン状態(FET20がオンからオフ、FET25がオフからオン)に移行するのに必要なダイアック403の出力よりも、トランジスタ421がオン状態からオフ状態(FET20がオフからオン、FET25がオンからオフ)に移行するのに必要なダイアック403の出力の方が大きい。したがって、検出温度が異常閾値を超えてLED10が消灯されてから、検出温度が所定量以上低下した後にLED10の点灯が復帰する。この所定量(ヒステリシスの量)は、抵抗402、423及び424の値を適宜設定することにより決定される。
<実施形態1D>
上記実施形態1Aでは、FET20及び25がサイリスタ等を用いた回路で制御される例を示したが、実施形態1Dでは、FET20及び25がマイコンを用いた回路で制御される例を示す。これにより、FET25の閉成動作における設計の柔軟性が増す。
図5に、実施形態1DによるLEDモジュール1の回路構成を示す。実施形態1Dは、実施形態1Aとは、温度検出回路30及び制御回路40が異なり、他の構成要素は実質的に同じであるのでその詳細な説明を省略する。また、実施形態1Aと実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、図中の破線Aについては、第2の実施形態において後述する。
図5に示すように、温度検出回路30はPTCサーミスタ33及び抵抗34の直列回路からなり、実施形態1Cと同様に、PTCサーミスタ33がラインL1側に、抵抗34がラインL2側に接続される。制御回路40は、マイコン450及びその周辺回路並びに三端子レギュレータ460及びその周辺回路を備える。制御回路40では、三端子レギュレータ460によって制御電源Vcc(必要に応じて制御電圧Vccともいう)が生成され、マイコン450及びその周辺回路は制御電源Vccの供給を受けて動作する。
三端子レギュレータ460及びその周辺回路は、ラインL1−L2間の電圧から制御電源Vccを生成する定電圧生成回路を構成する。具体的には、入力端子INがラインL1に接続され、出力端子OUTが制御電源Vccとなり、グランド端子GNDはラインL2に接続される。入力端子INとグランド端子GND間にはコンデンサ461が接続され、出力端子OUTとグランド端子GND間にはコンデンサ462が接続される。なお、出力端子OUTと入力端子INの間に、出力端子OUTから入力端子INに向かう方向を順方向としてダイオードが接続されていてもよい。また、本実施形態では、制御電源Vccを生成する定電圧生成回路として、三端子レギュレータ460を用いる構成を示すが、定電圧生成回路はシリーズレギュレータ、シャントレギュレータ、リンギングレギュレータ等の他の形態の回路であってもよい。
マイコン450は、少なくとも電源端子Vs、グランド端子GND、入力端子P0、出力端子P1及び出力端子P2を有する。マイコン450の周辺回路は、少なくともトランジスタ451及び452、抵抗452及び453並びにダイオード455を含む。電源端子Vsは制御電源Vccに接続される。グランド端子GNDはラインL2に接続され、マイコン450はラインL2を基準電位として動作する。入力端子P0は、温度検出回路30の出力点、すなわちPTCサーミスタ33と抵抗34の接続点に接続され、検出電圧が入力される。入力端子P0と電源端子Vsの間にはマイコン保護用のダイオード455が接続される。出力端子P1はトランジスタ451のベース端子に接続される。トランジスタ451のコレクタ端子はFET20のゲート端子に接続されるとともに抵抗453を介して制御電源Vccに接続され、トランジスタ451のエミッタ端子はラインL2に接続される。出力端子P2はトランジスタ452のベース端子に接続される。トランジスタ452のコレクタ端子はFET25のゲート端子に接続されるとともに抵抗454を介して制御電源Vccに接続され、トランジスタ452のエミッタ端子はラインL2に接続される。
マイコン450は、出力端子P1と出力端子P2に反転信号を出力する。具体的には、入力端子P0に入力される検出電圧が所定値より高い場合(検出温度が異常閾値未満の場合)には、マイコン450は、出力端子P1にロー信号を出力するとともに出力端子P2にハイ信号を出力する。これにより、トランジスタ451のオフ状態によってFET20がオン状態となるとともに、ランジスタ452のオン状態によってFET25がオフ状態となる。一方、入力端子P0に入力される検出電圧が所定値以下である場合(検出温度が異常閾値以上の場合)には、マイコン450は、出力端子P1にハイ信号を出力するとともに出力端子P2にロー信号を出力する。これにより、トランジスタ451のオン状態によってFET20がオフ状態となるとともに、トランジスタ452のオン状態によってFET25がオン状態となる。なお、マイコン450の出力端子P1及びP2からFET20及び25をそれぞれ直接駆動できる場合には、トランジスタ451及び452が省略される。すなわち、出力端子P1及びP2がFET20及び25のゲート端子にそれぞれ接続され、各信号の論理が反転される。
上記動作において、通常点灯から異常保護への移行のための異常閾値(保護移行閾値)と、異常保護から通常点灯への復帰のための異常閾値(復帰閾値)を異ならせてもよく、復帰閾値が保護移行閾値よりも低いことが、動作状態の安定性の観点から好ましい。これらの異常閾値はマイコン450において任意に設定可能である。
ここで、制御回路40(マイコン450)はPWM制御回路を構成することができる。この場合、マイコン450は、入力端子P0に入力される検出電圧が所定値以下の場合(検出温度が異常閾値以上の場合)に、出力端子P1にハイ信号を出力するとともに出力端子P2にPWM信号を出力するように構成される。これにより、異常保護動作において、特に点灯装置5の出力電流が過大な場合(上述の異常の第2〜第4の原因を参照)又は点灯装置5が定電圧制御を行う場合に、LED51及び52に流れる平均電流を低減して、LEDモジュール1の温度上昇が抑止され、LED10が自然冷却される。
PWM信号のスイッチング周波数は、100Hz以上100kHz以下程度であるものとする。スイッチング周波数が100Hz以上であれば、PWM点灯によるLED52の点滅が人間の視覚において視認されない。また、スイッチング周波数の上限値は制御回路40(マイコン450)の能力、LEDモジュール1からの輻射ノイズ等を考慮して決定される。PWM信号のオンデューティは、LED51及び52の所望の平均照度を考慮して適宜設定される。
また更に、入力端子P0に入力される検出電圧が所定値以下の場合(検出温度が異常閾値以上の場合)において、マイコン450は、出力端子P1にハイ信号を出力するとともに、出力端子P2に検出温度に応じたオンデューティのPWM信号を出力するようにしてもよい。具体的には、検出温度が高いほどFET25のオンデューティが小さくなるように、すなわち入力端子P0に入力される検出電圧が低いほど出力端子P2におけるPWM信号のオンデューティが大きくなるようにPWM信号が生成される。これにより、LEDモジュール1が高温になるほどLED51及び52での電力消費が低減されてLEDモジュール1の温度上昇の抑止及びLED10の自然冷却が促進され、異常保護状態から通常点灯状態への復帰が迅速化される。
<実施形態1E>
上記実施形態1Aでは、LED52が個別に設けられる構成を示したが、実施形態1Eでは、LED52がLED10の一部を構成する例を示す。この構成においては、LED52を別途設ける必要がなく、LEDモジュール1の低コスト化が可能となる。なお、この構成によると、温度上昇したLED10を消灯してそれを自然冷却するという保護動作の趣旨が減殺され得ることに留意が必要であるが、LED52を兼ねるLED10のLED素子の配置を適正化することにより、保護動作の目的が果たされる。
図6に、実施形態1EによるLEDモジュール1の回路構成を示す。実施形態1Eは、実施形態1Aとは、LED10とLED51及び52の接続関係のみが異なり、他の構成要素は実質的に同じであるのでその詳細な説明を省略する。また、実施形態1Aと実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、実施形態1Eでは、LED10は、高電位側のLED10−1と低電位側のLED10−2の直列回路からなる。なお、LED10−1及び10−2におけるLED素子の総数は、実施形態1AにおけるLED10におけるLED素子の総数と同じである。そして、LED10−1とLED10−2の接続点にLED51のアノードが接続され、LED51のカソードがFET25のドレイン端子に接続され、LED10−1がLED52を兼ねる。したがって、端子T1−T2間には、上記各実施形態と同様に、LED10とFET20の直列回路並びにLED51及び52とFET25の直列回路が構成されることになる。
制御回路40の動作は実施形態1Aのものと同様である。すなわち、温度検出回路30による検出温度が異常閾値未満の場合には、FET20はオン状態であり、FET25はオフ状態であるから、端子T1→LED10−1(LED52)→LED10−2→FET20→端子T2に電流が流れる。一方、検出温度が異常閾値以上の場合には、FET20がオフ状態となり、FET25がオン状態となるので、端子T1→LED52(LED10−1)→LED51→FET25→端子T2に電流が流れる。
LED10−1とLED10−2のLED素子数の比は、LED52の所望の照度(必要最小限の照度)に応じて適宜決定される。そして、LED10のLED素子の配置において、LED10−1のLED素子の配置が適正化されることが望ましい。例えば、LED10のLED素子群において、LED10−1を構成するLED素子が外周を構成するように配置されてもよいし、LED10−1を構成する各LED素子間の平均距離が最大となるように分散配置されてもよい。これにより、保護動作時のLED10の自然冷却が可能となる。
以上のように、第1の実施形態(実施形態1A〜1E)によるLEDモジュール1は、端子T1−T2間に接続された、主照明用のLED10及びFET20の直列回路と、端子T1−T2間に接続された、独立して識別可能なLED51、LED10よりも低照度のLED52及びFET25の直列回路と、LED10の温度を検出する温度検出回路30と、検出温度が閾値未満である場合にFET20を閉成させるとともにFET25を開放し、検出温度が閾値以上となる場合にFET20を開放するとともにFET25を閉成するように構成された制御回路40を備える。これにより、点灯装置5から独立して構成されたLEDモジュール1において、点灯装置5との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール1又は点灯装置5の異常保護が可能となる。更に、保護動作時に、LED51の点灯により、LED10の消灯がLEDモジュール1の正常な保護動作によるものであることがユーザに判別され、LED52の点灯により、LED10の消灯時でも完全な消灯状態が回避される。したがって、異常保護時(LED10の消灯時)における動作状態の判別及び最低限の照度の確保が可能となる。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では1つのLEDモジュール内にLED10、FET20及び25、温度検出回路30、制御回路40並びにLED51及び52が含まれる構成を示した。本実施形態では、LEDモジュールが第1及び第2のモジュールに分けられ、上記構成要素が第1のモジュール及び第2のモジュールに分散されて配置される構成を示す。
図7に、本実施形態によるLEDモジュール4のブロック図を示す。LEDモジュールはモジュール2(第1のモジュール)及びモジュール3(第2のモジュール)を含む。なお、本実施形態において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
モジュール2は高電位側の端子T1を有し、端子T1は点灯装置5の高電位出力端子T3に配線W1を介して接続される。モジュール3は低電位側の端子T2を有し、端子T2は点灯装置5の低電位出力端子T4に配線W2を介して接続される。このように、LEDモジュール4は点灯装置5から別置される。本実施形態では、モジュール2とモジュール3とは、後述する各配線によって相互に接続される。あるいは、モジュール2とモジュール3とがコネクタ等によって接続され、一体形成されるようにしてもよい。
モジュール2は、LED10、LED51及び52、並びに温度検出回路30の少なくともPTCサーミスタ32を含む部分(以下、「温度検出回路30´」という)を含む。したがって、モジュール2の基板B1には、LED10、LED51及び52並びに温度検出回路30´が実装される。モジュール3は、FET20及び25、温度検出回路30の温度検出回路30´以外の分圧回路部分並びに制御回路40を含む。したがって、モジュール3の基板B2には、FET20及び25、上記分圧回路部分並びに制御回路40が実装される。なお、PTCサーミスタ32は基板B1に対して半田付けされて固定されていてもよいし、半田付けされずに固定されていてもよい。
図8A及び図8Bに、上記実施形態1Aと同様の回路構成を有するLEDモジュール4の構成例を示す。図8Aに示す例では、基板B1には、LED10、LED51及び52並びにPTCサーミスタ32が実装され、基板B2には、FET20及び25、抵抗31並びに制御回路40が実装される。基板B1において、PTCサーミスタ32は、いずれの回路とも電気的には接続されていないが、部品本体が基板B1上に実装又は配置される。そして、モジュール2に含まれるPTCサーミスタ32及びモジュール3に含まれる抵抗31によって検出されるLED10の温度が制御回路40に入力される。図8Bに示す例では、基板B1には、LED10、LED51及び52、抵抗31並びにPTCサーミスタ32が実装され、基板B2には、FET20及び25並びに制御回路40が実装される。
図8Aに示す例では、モジュール2は配線W3〜W7によってモジュール3に接続される。LED10のカソード端が端子T31−配線W3−端子T32を介してFET20のドレイン端子に接続され、ラインL1が端子T41−配線W4−端子T42を介して抵抗31及び402に接続される。そして、PTCサーミスタ32の高電位側端子が端子T51−配線W5−端子T52を介してダイアック403と抵抗31の接続点に接続され、PTCサーミスタ32の低電位側端子が端子T61−配線W6−端子T62を介してラインL2に接続される。更に、LED52のカソード端が端子T71−配線W7−端子T72を介してFET25のドレイン端子に接続される。
図8Bに示す例は、図8Aに示す例とは配線W5に関係する構成のみが異なり、抵抗31とPTCサーミスタ32の接続点が端子T51−配線W5−端子T52を介してダイアック403に接続される。なお、図8A及び図8Bにおいて、配線W4は、端子T1からモジュール2の外部を通って端子T42に接続されるようにしてもよい。これにより、モジュール2における端子T41、及び基板B1上におけるラインL1からの分岐配線が省略可能となる。
このように、図8A及び図8Bに示すような部品の分配により、LED10、LED51及び52並びにPTCサーミスタ32を含むモジュール2と、FET20及び25並びに制御回路40を含むモジュール3とが比較的少ない配線及び端子で接続される。
なお、上記の端子T31〜T72の各々は、関連する配線が各モジュールに接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、各モジュールに設けられた挿通孔であってもよいし、各基板上に設けられたノードであってもよい。
LEDモジュール4の動作について、LEDモジュール4の回路構成は第1の実施形態のLEDモジュール1(図2)の回路構成と同一であるから、その動作も第1の実施形態において説明したLEDモジュール1の動作と同様である。すなわち、温度検出回路30による検出温度が異常閾値未満の場合には、FET20及びトランジスタ410がオン状態となるとともにFET25がオフ状態となるので、LED10が点灯するとともにLED51及び52が消灯する。一方、検出温度が異常閾値以上の場合には、FET20及びトランジスタ410がオフ状態となるとともにFET25がオン状態となるので、LED10が消灯するとともにLED51及び52が点灯する。
上記においては、実施形態1Aに対応する回路構成を示したが、実施形態1B〜1Eの回路構成も同様に第2の実施形態に適用可能である。具体的には、実施形態1Bの構成(図3)は、実施形態1Aの構成においてサイリスタ401がトランジスタ420に置き換えられたものであるから、図8A及び図8Bの構成においても同様の置換が可能である。また、実施形態1Eの構成(図6)は、実施形態1Aの構成からLED10、LED51及び52の接続が変更されたものであるから、図8A及び図8Bの構成においても同様の接続変更が可能である。また、実施形態1C及び1Dについては、それぞれ図4及び図5に示す破線AよりもラインL1側がモジュール2に含まれ、破線AよりもラインL2側がモジュール3に含まれる。
以上のように、本実施形態によるLEDモジュール4は、端子T1を有するモジュール2及び端子T2を有するモジュール3によって構成される。モジュール2には、LED10、LED51及び52の直列回路並びにPTCサーミスタ32が含まれ、端子T1にLED10並びに予備LED51及び52の直列回路が接続される。モジュール3には、FET20、FET25及び制御回路40が含まれ、端子T2にFET20及び25が接続される。これにより、上記第1の実施形態で得られる効果とともに、LED10又はLED10、51及び52が実装された既存のモジュールに対しても、簡素な付加構成によってLEDモジュール4が実現される。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
(1)温度検出素子に関する変形
上記各実施形態においては、温度検出回路30の温度検出素子としてPTCサーミスタを用いたが、周囲温度(本体温度)が上昇すると抵抗値が減少するNTC(負特性)サーミスタを用いてもよい。この場合、例えば、実施形態1Aの変形として図9に示すように、ラインL1にNTCサーミスタ35が接続され、NTCサーミスタ35とラインL2の間に抵抗36が接続され、NTCサーミスタ35と抵抗36の接続点がダイアック403に接続される。また、この構成が第2の実施形態に適用される場合、破線AのラインL1側が第1のモジュール2に含まれ、破線AのラインL2側が第2のモジュール3に含まれる。同様の変形が実施形態1B〜1Eについても可能である。本変形例の回路動作は、実施形態1A〜1Eについて説明した回路動作と実質的に同じである。
(2)LED51及び52の接続順序に関する変形
上記実施形態1A〜1Dにおいて、LED51がLED52よりも高電位側に配置される構成を示したが、LED51とLED52の接続順は任意である。すなわち、LED51がLED52よりも低電位側に配置されてもよいし、LED51がLED52の高電位側部分とLED52の低電位側部分の間に接続されていてもよい。
(3)各実施形態の組合せ
上記実施形態1A〜1Eを個別の実施形態として示したが、実施形態1B〜1Dの構成と実施形態1Eの構成は組合せ可能である。すなわち、実施形態1EのLED10、51及び52の接続構成に、実施形態1B〜1Dに示した制御回路40が適用されてもよい。
1、4 LEDモジュール
2、3 モジュール
10、10−1、10−2 主照明用LED
20、25 スイッチ素子
30 温度検出回路
32、33 PTCサーミスタ(温度検出素子)
35 NTCサーミスタ(温度検出素子)
40 制御回路
401 サイリスタ
410、420、421、422 トランジスタ
450 マイコン
51、52 予備LED
T1、T2 端子

Claims (10)

  1. 第1及び第2の端子を有するLEDモジュールであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に接続された、主照明用LED及び第1のスイッチ素子の直列回路と、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に接続された、独立して識別可能な第1の予備LED、前記主照明用LEDよりも低照度の第2の予備LED及び第2のスイッチ素子の直列回路と、
    前記主照明用LEDの温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値未満である場合に前記第1のスイッチ素子を閉成させるとともに前記第2のスイッチ素子を開放し、前記検出温度が前記異常閾値以上となる場合に前記第1のスイッチ素子を開放するとともに前記第2のスイッチ素子を閉成するように構成された制御回路と
    を備えたLEDモジュール。
  2. 請求項1に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の予備LEDの発光色が赤色であり、前記第2の予備LEDの発光色が前記第1の予備LEDの発光色と異なる、LEDモジュール。
  3. 請求項1又は2に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の予備LEDの配光方向又は照射エリアが、前記第2の予備LEDの配光方向又は照射エリアと異なる、LEDモジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記制御回路がサイリスタを含み、
    前記サイリスタのアノード端子が前記第1のスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が前記第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、前記サイリスタのカソード端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記異常閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記サイリスタが導通するように構成されたLEDモジュール。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記制御回路がトランジスタを含み、
    前記トランジスタのコレクタ端子が前記第1のスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が前記第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、前記トランジスタのエミッタ端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記異常閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記トランジスタがオンするように構成されたLEDモジュール。
  6. 請求項1から3のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記制御回路が第1及び第2のトランジスタを含み、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子が前記第1のスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに第1の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第1のスイッチ素子の制御端子の電圧の反転信号が前記第2のスイッチ素子の制御端子に入力されるように構成され、前記第1のトランジスタのエミッタ端子が第2の抵抗を介して前記第2の端子に接続され、前記第1のトランジスタのベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続されるとともに第3の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第2のトランジスタのエミッタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記検出温度が前記異常閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が低下する回路によって前記第2のトランジスタがオフして前記第1のトランジスタがオンするように構成されたLEDモジュール。
  7. 請求項1から3のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記制御回路がPWM制御回路からなり、前記第2のスイッチ素子の閉成動作がPWM制御によって行われるように構成された、LEDモジュール。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1及び第2の予備LEDのうちの少なくとも前記第2の予備LEDが、前記主照明用LEDから実質的に断熱された位置に配置された、LEDモジュール。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記主照明用LEDが第1の主照明用LED及び第2の主照明用LEDの直列回路からなり、前記第2の予備LEDが前記第1の主照明用LEDであり、前記第1の予備LED及び前記第2のスイッチ素子の直列回路が前記第2の主照明用LED及び前記第1のスイッチ素子の直列回路に並列接続された、LEDモジュール。
  10. 請求項1から9いずれか一項に記載のLEDモジュールであって、該LEDモジュールが、前記第1の端子を有する第1のモジュール及び前記第2の端子を有する第2のモジュールによって構成され、
    前記第1のモジュールに、前記主照明用LED、前記第1及び第2の予備LEDの直列回路並びに前記温度検出回路の少なくとも温度検出素子が含まれ、前記第1の端子に前記主照明用LED並びに前記第1及び第2の予備LEDの直列回路が接続され、
    前記第2のモジュールに、前記第1のスイッチ素子、前記第2のスイッチ素子及び前記制御回路が含まれ、前記第2の端子に前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子が接続された、LEDモジュール。
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