JP6557078B2 - 電子キー及び電子キーシステム - Google Patents
電子キー及び電子キーシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6557078B2 JP6557078B2 JP2015137845A JP2015137845A JP6557078B2 JP 6557078 B2 JP6557078 B2 JP 6557078B2 JP 2015137845 A JP2015137845 A JP 2015137845A JP 2015137845 A JP2015137845 A JP 2015137845A JP 6557078 B2 JP6557078 B2 JP 6557078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic key
- key
- encryption key
- authentication
- electronic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
本発明の目的は、暗号鍵の不正解読に対するセキュリティ性を確保することができる電子キー及び電子キーシステムを提供することにある。
以下、電子キー及び電子キーシステムの第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、電子キー2と無線によるID照合を行う電子キーシステム3を備える。電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に狭域無線(通信距離が数m)によってID照合を実行するキー操作フリーシステムである。なお、以降は、キー操作フリーシステムによるID照合を「スマート照合」と記し、その通信を「スマート通信」と記す。
図2に示すように、電子キー2を所持した正規ユーザが車両1に近づいた場合を想定する。車両1(照合ECU4)は、室外送信機12(室内送信機13)により形成されたLF電波の通信エリアEaに電子キー2に進入したか否かを確認するために、電子キー2を起動させるウェイク信号Swkを室外送信機12(室内送信機13)から定期送信する。なお、ウェイク信号Swkは、あるユーザ操作を契機に送信が開始されてもよい。ユーザ操作には、例えば車外ドアハンドルに設けられたロックボタンやタッチセンサが操作されたこととしてもよい。ロックボタンは、車両ドアを施錠するときに操作されるものであり、タッチセンサは、車両ドアを解錠するときに車外ドアハンドルがタッチされたことを検出するものである。
ステップ103において、キー制御部18は、ステップ102において演算したレスポンスコードを含むレスポンス信号Sreを車両1に送信する。これにより、チャレンジレスポンス認証の正否が車両1において確認される。
(1)電子キー2にモーション検出部25を設けて電子キー2に発生する動き(振動)を監視し、電子キー2に動きがあったときにのみ、正規の暗号鍵K2を使用した認証の実施を許可する。このため、例えば電子キー2を動かないように固定治具32に固定して暗号鍵K2の不正解読が試みられるサイドチャネル攻撃を受けたとしても、電子キー2に動きが発生していないことをもって、電子キー2では正規の暗号鍵K2を使用した認証が実行されない。これにより、サイドチャネル攻撃下において、正規の暗号鍵K2が不正に解読されるおそれがない。よって、暗号鍵K2の不正解読に対するセキュリティ性を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図5及び図6に従って説明する。なお、本例は、暗号処理途中で電子キー2において動き(振動)を検出した場合に、偽の暗号鍵を用いて暗号処理を継続する実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
(4)電子キー2に動きがなく暗号演算が許可されなかったときには、偽暗号鍵Kdを使用した認証が実施される。このため、仮にサイドチャネル攻撃によって暗号鍵K2が不正に読み出されても、それは間違った暗号鍵K2であるので問題はない。よって、この点で、暗号鍵K2の不正解読に対するセキュリティ性が高いといえる。
・各実施形態において、電子キー2に動きがあったという判定は、例えば所定時間前の状態も含むこととする。すなわち、電子キー2に動きがあってから所定時間の間、暗号演算を許可する猶予を持たせ、この猶予時間の間は仮に電子キー2に動きがなくても、暗号演算を許可することとしてもよい。
・各実施形態において、電子キーシステム3で使用する通信形式や周波数は、実施形態以外の他の態様に変更可能である。
・各実施形態において、認証は、チャレンジレスポンス認証に限定されず、暗号鍵K2を使用した暗号処理であればよい。
・各実施形態において、電子キー2は、車両用に限定されず、例えば住宅ドア用のキーなど、他の用途に変更可能である。
Claims (5)
- 通信マスタとの間で電子キーIDを照合するにあたり、暗号鍵を使用した認証も行うことにより、ID照合を実行する電子キーにおいて、
当該電子キーに発生する動きを検出するモーション検出部と、
前記モーション検出部において動きを検出したときのみ、前記認証の演算を許可する演算許可部と、
前記演算許可部により演算が許可されなかったとき、偽暗号鍵を生成して、当該偽暗号鍵により前記認証を実行させる偽暗号鍵生成部と
を備えたことを特徴とする電子キー。 - 前記認証は、乱数であるチャレンジコードを前記暗号鍵によって暗号化してレスポンスコードを求める処理を、前記通信マスタ及び電子キーの双方で行い、両者のレスポンスコードを確認するチャレンジレスポンス認証である
請求項1に記載の電子キー。 - 暗号鍵と平文とを関数に通して暗号文を演算し、さらに当該暗号文を平文として別の暗号鍵とともに関数に通す処理を、複数回繰り返すことによって演算結果を得て、当該演算結果の正否を確認する前記認証のプログラムを備える請求項1又は2に記載の電子キー。
- 前記偽暗号鍵生成部は、認証の演算途中で前記電子キーに動きが発生しなくなったことを確認すると、前記偽暗号鍵を生成して、当該偽暗号鍵により前記演算を継続させる請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子キー。
- 通信マスタと電子キーとが無線により電子キーIDを照合するにあたり、暗号鍵を使用した認証も行うことにより、ID照合を実行する電子キーシステムにおいて、
前記電子キーは、
当該電子キーに発生する動きを検出するモーション検出部と、
前記モーション検出部において動きを検出したときのみ、前記認証の演算を許可する演算許可部と、
前記演算許可部により演算が許可されなかったとき、偽暗号鍵を生成して、当該偽暗号鍵により前記認証を実行させる偽暗号鍵生成部と
を備えたことを特徴とする電子キーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015137845A JP6557078B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 電子キー及び電子キーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015137845A JP6557078B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 電子キー及び電子キーシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017020228A JP2017020228A (ja) | 2017-01-26 |
JP6557078B2 true JP6557078B2 (ja) | 2019-08-07 |
Family
ID=57887778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015137845A Active JP6557078B2 (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 電子キー及び電子キーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6557078B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3063947B1 (fr) * | 2017-03-20 | 2021-05-07 | Continental Automotive France | Procede d'acces securise a un vehicule automobile |
JP6866818B2 (ja) * | 2017-09-27 | 2021-04-28 | トヨタ自動車株式会社 | 端末、車両制御システム、及び車両制御方法 |
JP2021161724A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | 通信システム及び通信方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052505A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Tokai Rika Co Ltd | 電子キーシステム及び電子キー |
JP5830365B2 (ja) * | 2011-12-02 | 2015-12-09 | 株式会社東海理化電機製作所 | 電子キー及び電子キーシステム |
-
2015
- 2015-07-09 JP JP2015137845A patent/JP6557078B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017020228A (ja) | 2017-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7063666B2 (ja) | 認証システム | |
US8570144B2 (en) | Field superposition system and method therefor | |
JP2017014834A (ja) | 電子キー及び電子キーシステム | |
JP6588518B2 (ja) | カーシェアリングシステム | |
US8442719B1 (en) | Field superposition apparatus, system and method therefor | |
JP7114413B2 (ja) | 認証システム及び認証方法 | |
JP6676597B2 (ja) | カーシェアリングシステム | |
CN110024005A (zh) | 用于使用环境数据管理对车辆或其他对象的访问的系统和方法 | |
JP6351425B2 (ja) | キーレスエントリー装置およびその制御方法 | |
JP6633589B2 (ja) | カーシェアリングシステム | |
WO2020209141A1 (ja) | 不正通信防止システム及び不正通信防止方法 | |
JP5254697B2 (ja) | 通信システム | |
JP6557078B2 (ja) | 電子キー及び電子キーシステム | |
JP6396855B2 (ja) | 通信不正成立防止システム | |
JP2018178461A (ja) | ユーザ認証システム及びユーザ認証方法 | |
JP6702840B2 (ja) | 無線通信正否判定システム | |
JP2020029715A (ja) | 認証システム及び認証方法 | |
JP7198682B2 (ja) | 認証システム及び認証方法 | |
JP6147984B2 (ja) | 電子キー登録システム | |
JP2020100994A (ja) | 車載装置 | |
JP6457333B2 (ja) | 通信不正成立防止システム | |
JP2017007366A (ja) | 通信不正成立防止システム | |
JP2015151039A (ja) | キー情報登録システム | |
WO2022004556A1 (ja) | 通信システム、通信方法、及び通信装置 | |
JP6178257B2 (ja) | キー情報登録システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6557078 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |