JP6554656B2 - 通信装置、通信方法及び集積回路 - Google Patents

通信装置、通信方法及び集積回路 Download PDF

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Description

本開示は、通信装置、通信方法及び集積回路に関する。
D2Dは、端末間の直接通信であり、このような通信は、ネットワークカバレッジ内およびネットワークカバレッジ外で起こりうる。
図1は、ネットワークカバレッジ内でのD2D直接通信、および、ネットワークカバレッジ外でのD2D直接通信の状況を示している。
図1に示すように、ユーザ装置101および102は、eNB(eNodeB) 100のネットワークカバレッジ内で直接通信し、ユーザ装置103および104は、eNB 100のネットワークカバレッジ外で直接通信する。
D2Dユーザ装置がLTEの広域ネットワーク(WAN:wide area network)内に存在するとき、これらの装置は、LTE WANとD2Dで同時に動作されうる。つまり、一部の無線リソース/サブフレームにおいて、D2Dユーザ装置は、LTE WAN信号を送受信するが、他の無線リソース/サブフレームにおいて、D2Dユーザ装置は、D2D信号を送受信する。これは、D2Dユーザ装置が、どのモードにおいて動作しているかによっても決まる。現在、ユーザ装置を動作されうる、次の2つのモードがある。モード1において、eNB(基地局等)またはリリース10の中継ノードは、ユーザ装置によって直接的なデータと直接的な制御情報を送信するために使用される正確なリソースをスケジューリングする。モード2においては、ユーザ装置は、直接的なデータと直接的な制御情報を送信するためのリソースをユーザ装置自身でリソースプールから選択する。
モード1において、D2Dのリソースは、eNBによって割り当てられる、または、完全に制御されるが、モード2においては、ユーザ装置は、自身でD2D送信のためのリソースを選択する。一般に、モード1において、D2Dユーザ装置は、(例えば、RRC_CONNECTEDにおいて)専用RRCシグナリングをeNBから受信可能だが、モード2においては、D2Dユーザ装置は、(例えば、RRC_IDLEにおいて)共通のRRCシグナリングのみ、例えば、SIB(system information block)を受信可能である。本明細書において、主にモード1におけるユーザ装置に着目する。
D2DリソースとLTE WANリソースが同一サブフレーム内で多重化されるとき、帯域内放射(in-band emission)およびキャリア間干渉の問題が存在する。第1の問題は、同一サブフレーム内の周波数領域において、D2D信号が隣接LTE WAN信号に対して電力漏洩を引き起こしうることを意味する。第2の問題は、第1の問題と少し同様の意味を持つが、他の理由によって引き起こされ得るものであり、例えば、信号のタイミングが並ぶかどうかである。D2D信号が拡張CP(cyclic prefix)を使用するが、LTE WAN信号が通常のCP(NCP:normal CP)を使用する場合、つまり、2種類の信号のタイミングが並ばない場合、キャリア間干渉の原因となりうる。
本開示は、上記の状況を考慮してなされたものである。
本開示の第1の態様の通信装置は、端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されている、制御回路と、前記決定された送信電力でデータ信号を送信する送信部と、を具備し、前記制御回路は、前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、を用いて、前記端末間通信のための送信電力を決定する。
本開示の第2の態様の通信方法は、通信装置が、端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されており、前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、用いて、前記端末間通信のための電力を決定し、前記決定された送信電力でデータ信号を送信する
本開示の第3の態様の集積回路は、端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されている、処理を制御する制御回路と、前記決定された送信電力でデータ信号を送信する処理を制御する送信回路と、を具備し、前記制御回路は、前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、を用いて、前記端末間通信のための送信電力を決定する。
上記は概要であり、したがって、当然、単純化、一般化、および詳細の省略を含む。本明細書に記載の装置および/またはプロセスおよび/または他の主題の、他の態様、特徴、および利点は、本明細書に記載の教示において明らかとされよう。概要は、簡略化された形態で概念の選択を紹介するために提供されており、以下の発明を実施するための形態でさらに説明される。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を決定する補助として使用されることを意図するものでもない。
本開示の上記および他の特徴は、添付の図面と併せて以下の説明および添付の特許請求の範囲からより完全に明らかとされる。これらの図面は、本開示によるいくつかの実施形態のみを示し、したがってその範囲が限定されるものと解釈されるべきではないことを理解して、本開示は、添付の図面の使用によりさらに具体的かつ詳細に説明する。
ネットワークカバレッジ内でのD2D直接通信、および、ネットワークカバレッジ外でのD2D直接通信の状況を示す図である。 本開示の実施形態による、電力制御方法の流れ図である。 本開示の実施形態による、ユーザ装置のサブフレームの例を示す図である。 本開示の実施形態による、同一サービングセル内の複数のD2Dグループの例を示す図である。 本開示の実施形態による、ユーザ装置のブロック図を示す図である。
以下の詳細な説明においては、添付の図面を参照し、これらの図面は説明の一部を形成している。図面においては、特に明記しない限り、一般には類似する記号は類似する要素を表している。なお、本開示の態様は、さまざまな異なる構造・構成に配置する、置き換える、組み合わせる、設計することができ、そのような態様すべては明示的に意図されたものであり本開示の一部を形成することが、容易に理解されるであろう。
電力制御は、上記2つの問題を解決するために、他の解決策と比較して、良好・有効な解決策として、3GPPにおける多くの企業によって既に承認されている。例えば、次の解決策が他の解決策となりうる。保護周波数帯(guard band)は、帯域内放射問題を解決するために使用されるが、リソースが浪費される。また、D2DとLTE WANとの間のタインミング合わせ(同一CPまたはタイミングアドバンス(timing advance))が使用されるが、帯域内放射の問題を解決しえないことが問題である。または、上記の問題を回避するために、D2Dサブフレーム内に、LTE WANリソースを割り当てない場合は、WAN PUCCHタイミング仕様またはLTE WANのリソース利用に大きな影響を与えうる。このような点から、電力制御は、D2D送信において、非常に有望・必要な解決策である。言うまでもなく、電力制御は、上述の3つの解決策の何れかを組み合わせることも可能である。
しかしながら、他方で、D2D電力制御に関する問題は、多くの詳細がまだ決定されていないことであり、例えば、次の問題がある。LTE WANリソースへの干渉を削減するためにD2D電力をどのように制御するか、D2DおよびLTE WAN信号・サブフレームのための電力をどのように累積するか、異なるD2Dユーザ装置のための電力制御パラメータをどのように設定するか、TPCコマンドの範囲は何であるか、である。
1つの直接的な解決方法は、D2DとLTE WANが完全に独立した電力制御メカニズム((Pおよびalpha(α))のようなオープンループコンポーネントおよび(fc())のようなクローズドループコンポーネントを含む)を採用することである。かかる解決策のメリットは、eNBがLTE WANの干渉を気にすることなく、D2D電力の適応性を調整可能なことであり、D2Dカバレッジに使いやすい。しかしながら、この解決策には、次の問題がある。(1)eNBが、LTE WAN(eNBは、fc()を知らない)およびD2D(現在まで、D2D PHRおよびRSRPが無い)の送信電力の不正確な知識により、LTE WANへの干渉を削減するためのD2D電力を正確に制御することができない。(2)2つの独立した電力累積機能による、ユーザ装置の複雑性が増加する。
他の直接的な解決策は、D2DのPおよびαのようなオープンループパラメータがD2DとLTE WANの間で独立して設定されることであるが、累積機能は、D2DとLTE WANとの間で共有される。つまり、同一ユーザ装置のために、サブフレームiの電力(LTE WANサブフレーム)は、サブフレームi+1の電力(D2Dサブフレーム)に累積され、逆の場合も同じとなる。かかる解決策のメリットは、考慮する累積機能が1つだけになることである。ただし、この解決策は、次の問題がある。(1)LTE LANの電力・性能は、D2D電力の影響を受ける(相互に与える影響)。(2)eNBの受信において、非常にダイナミックなWAN信号の電力変化につながる可能性があり、不安定な受信性能が無線周波数(RF)部分における、自動利得制御(AGC:automatic gain control)が上手く動作できなくなる結果につながる可能性もある。
図2は、本開示の実施形態による、電力制御方法の流れ図である。
図2に示すように、本実施形態による電力制御方法は、ステップS201を備える。ステップS201において、ユーザ装置のLTE WAN(wide area network)の上りチャネルの電力調整状態、および、D2D grantまたはDCI format 3/3Aにおいて通知されるTPCコマンドによって示されるオフセットまたは比率(ratio)に基づいて、サービングセル内のサブフレームにおいてD2D通信を行っているユーザ装置のD2D(device to device)送信の電力値が算出される。
本開示の実施形態によれば、上記の電力制御方法において、上りチャネルは、PUSCH、SRS、PUCCH、または、これらの組み合わせの何れかである。
本開示の実施形態によれば、上記の電力制御方法において、電力値は、MACレイヤシグナリングまたはRRCシグナリングによって設定される、D2DのPおよびαを含むオープンループパラメータによって、さらに、決定される。
具体的には、上りチャネルがPUSCHの場合、電力値は、次の式(1)によって算出されうる。
Figure 0006554656
ここで、パラメータMD2D,C(i)は、サブフレームiおよびサービングセル"c"に対して有効なリソースブロックの数で表されるD2Dリソース割り当ての帯域幅である。パラメータPD2D,C(j)は、サービングセル"c"のeNBの目標とされた受信電力を意味するパラメータである。"j"は、異なるgrantの種類(grant type)を意味しており、例えば、PUSCH送信において、セミパーシステントグラント(semi-persistent grant)の場合、j=0であり、ダイナミックにスケジューリングされたgrant(dynamic scheduled grant)の場合、j=1であり、ランダムアクセス応答グラント(random access response grant)の場合、j=2である。他の実施形態によれば、PD2D,C()は、複数の値に代えて、仕様において固定されてもよい。
パラメータPLcは、dBで示され、サービングセル"c"に対するユーザ装置において算出された、(eNBとD2Dユーザ装置との間の)下りリンクのパスロス推定値であり、PLc= referenceSignalPower - 上位レイヤにフィルターされたRSRP(higher layer filtered RSRP)である。ここで、"referenceSignalPower"は、上位レイヤシグナリングによって提供されうる。パラメータαD2D,C(j)は、下りリンクのパスロスPLcの補正係数である。本開示の他の実施例によれば、上述の電力制御方法において、j=0または1に対して、αC(j)∈{0, 0.4, 0.5, 0.6, 0.7, 0.8, 0.9, 1}は、サービングセル"c"に対して、上位レイヤシグナリングによって提供される、3ビットのパラメータであり、j=2に対しては、α(j)=1である。
パラメータΔTF,C(i)は、現在のPUSCH電力制御式のものと同様のマイナーオフセット(minor offset)である。
最新のLTE WANサブフレームにおけるユーザ装置のLTE WANの上りチャネルの電力制御調整状態は、fc(i−1)である。これは、LTE WANにおける、同一ユーザ装置のサブフレームiの直前の上りリンクのサブフレームの累積された・絶対的な電力値となりえる。かかる値は、LTE WANサブフレームグラント(grant)、例えば、DCI format 0/4またはDCI format 3/3Aによって通知される、TPCコマンドによって調整され、PUSCH電力調整のために使用される。
本実施形態において、TPCコマンドによって示されるオフセットまたは比率は、パラメータ、δD2D,c(i−KD2D)であり、これは、D2D通信のために使用される補正値であり、D2D grantに含まれてもよく、または、DCI format 3/3Aにおいて通知されてもよく、次の2つのオプションがある。オプション(1)は、D2D TPCコマンドおよびLTE WAN TPCコマンドは、同一DCI format 3/3A内に配置される。オプション(2)は、D2D TPCコマンドのみ、DCI format 3/3A内に配置される。
本実施形態において、オフセットおよび/または比率は、ゼロまたは負の値だけを示す。例えば、δD2D,c(i−KD2D)がオフセットを示すとき、δD2D,c(i−KD2D)の値の範囲は、{0, −10}dBであり、δD2D,c(i−KD2D)が比率を示すとき、δD2D(i−KD2D)の値の範囲は、{0, −0.1}である。この場合、かかるフィールドの長さは、1ビットである。かかるフィールドの長さが2ビットの場合、範囲は、さらに、例えば、{0, −5, −10, −15}dBまで拡張可能である。
また、δD2D,c(i−KD2D)が比率を示すとき、式(2)は、D2D通信におけるユーザ装置の電力制御値を算出するために使用される。
Figure 0006554656
上述の実施形態の式(1)と比較すると、式(2)の唯一の違いは、PUSCH累積/絶対電力"fc(i−1)"に対する比率が使用されることである。かかる比率は、D2D grantまたはDCI format 3/3Aにおいても通知される。ここで、かかる比率のためのTPCコマンドの範囲は、例えば、{0, −0.1}となりえるので、PUSCH電力に対する減少のみ、ここでは、D2D電力のために考慮される。
図3は、本開示の実施形態による、D2DおよびLTE WANに対して使用される同一ユーザ装置のサブフレームの例を示している。
図3に示すように、同一ユーザ装置のために使用される、時間軸方向における5つのサブフレーム、すなわち、サブフレーム1、サブフレーム2、サブフレーム3、サブフレーム4およびサブフレーム5が図示される。サブフレーム2および5は、ユーザ装置のD2D通信のために使用され、サブフレーム1、3および4は、同一ユーザ装置のLTE WAN通信のために使用されると仮定する。例えば、ここでは、"i"=5と仮定され、つまり、ユーザ装置は、サブフレーム5に対する、D2D電力制御を算出する必要があり、ユーザ装置は、D2Dサブフレーム5のためにWANサブフレーム4におけるPUSCHチャネルの調整状態"fc(i−1)"をコピーし、式(1)に基づいて、D2Dの最終調整状態に対して、eNBによってサブフレーム1において通知されたδD2D,c(i−KD2D)を追加する。ここで、KD2Dは、4である。PD2D, C(j)およびαD2D,C(j)などのようなオープンループパラメータは、SIBを介して通知される。
この例から、D2Dユーザ装置は、D2Dサブフレームのために特別に累積電力を必要としないことがわかる。代わりに、PUSCHのfc(i−1)をコピーし、D2D grantまたはDCI format 3/3Aにおいて通知されるTPCコマンドにおいて示されるダイナミック調整値(δD2D,c(i−KD2D))を追加するだけである。D2D grantまたはDCI format 3/3Aにおいて通知されるTPCコマンドの範囲について、ゼロ・負の数のみ、例えば、{0, −10dB}が可能である。
上記の実施形態の効果は、次の通りである。eNBは、D2D通信に対してPUSCHの電力を模倣するようにして、比較的正確に、LTE WANの干渉に対してD2D電力を制御可能となる。D2Dのために、特別に、独立した電力累積は必要ない。LTE WANの電力累積は、D2D通信の影響を受けない。eNB側における、受信電力は、比較的安定している(AGCに利用しやすい)。
他の実施形態によれば、上りチャネルが、PUCCHまたはSRSのとき、そのPUCCHまたはSRSの電力値は、D2D電力制御に対する基準として考えられる。この場合、例えば、D2Dユーザ装置の電力値を算出するために、式(3)が使用される。
Figure 0006554656
この式において、パラメータg(i−1)は、最新のPUCCH電力制御調整状態である。
本開示の他の実施形態によれば、上述の電力制御方法において、DCI format 3/3Aは、LTE WANのTPCコマンドとD2DのTPCコマンドとを組み合わせ可能であり、または、D2DのTPCコマンドのみによって構成可能である。
図4は、本開示の実施形態による、同一サービングセル内の複数のD2Dグループの例を示す。
図4に示すように、例えば、同一セル内に複数のD2Dグループ(ここでは、2つのD2Dグループのみが図示されているが、2つのグループには限定されない)が存在する。eNBは、SIBを介して、いくつかの電力制御パラメータの組を通知する。例えば、D2Dグループ1に対して第1の組{P0、α}が通知され、D2Dグループ2に対して第2の組{P0、α}が通知される。つまり、本開示の実施形態によれば、上述の電力制御方法において、同一セル内のD2Dユーザ装置グループ間で異なるPおよびαがSIBを介して設定される。
本開示の他の実施形態によれば、D2DのPおよびαなどの異なる電力制御パラメータは、D2Dのリソース割り当てモードまたはRRCステータスに基づいて、異ならせている。例えば、D2DのPおよびαは、モード1とモード2とに対して、D2Dリソース割り当てポイントの観点から別々に設定される。または、例えば、D2DのPおよびαは、RRC_CONNECTEDのユーザ装置とRRC_IDLEのユーザ装置とに対して、別々に設定される。さらに、RRC_CONNECTEDステータスのユーザ装置に対して、D2DのPおよびαは、専用のRRCシグナリングによって設定される。
本開示の実施形態によれば、上述の電力制御方法において、上りチャネルがPUSCHのとき、LTE WANにおける、同一ユーザ装置の上りチャネルの電力制御において、PD2D,C(j)は、PO_PUSCH,C(j)と異なるように設定されてよく、αD2D,c(j)は、α(j)と異なるように設定されてよく、これらは、RRCまたはMACシグナリングによって通知される。
図5は、本開示の実施形態による、ユーザ装置のブロック図を示している。
図5に示すように、本開示の実施形態による、D2D(device to device)通信において使用されるユーザ装置500は、計算ユニット501を備える。計算ユニット501は、ユーザ装置のLTE WAN(wide area network)の上りチャネルの電力制御調整状態、および、D2D grantまたはDCI format 3/3Aにおいて通知されるTPCコマンドによって示されるオフセットまたは比率に基づいて、サービングセル内のサブフレームにおいてD2D通信を行うユーザ装置のD2D(device to device)送信の電力値を算出するように構成されている。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、上りチャネルは、PUSCH、SRS、PUCCH、または、これらの組み合わせの何れかである。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、電力値は、MACレイヤシグナリングまたはRRCシグナリングによって設定される、D2DのPおよびαを含むオープンループパラメータによって、さらに、決定される。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、オフセットまたは比率は、ゼロまたは負の数だけを示す。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、DCI format 3/3Aは、LTE WANのTPCコマンドとD2DのTPCコマンドとを組み合わせ可能であり、または、D2DのTPCコマンドのみによって構成可能である。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、D2DのPおよびαは、RRC_CONNECTEDステータスのユーザ装置とRRC_IDLEステータスのユーザ装置とに対して、別々に設定される。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、D2DのPおよびαは、リソース割り当てモードに基づいて別々に設定される。このリソース割り当てモードは、eNBまたはリリース10の中継ノードが、ユーザ装置によって使用される正確なリソースをスケジューリングするモード1、または、ユーザ装置が自身でリソースをリソースプールから選択するモード2でありうる。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、RRC_CONNECTEDステータスのユーザ装置に対して、D2DのPおよびαは、専用のRRCシグナリングによって設定される。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500において、Pおよびαは、同一セル内のD2Dユーザ装置グループ間で異なるように、SIBを介して設定される。
本開示の他の実施形態によれば、ユーザ装置500は、さらに、ユーザ装置500内で、さまざまなデータを処理し、それぞれの手段(ユニット)の動作を制御するための関連するプログラムを実行するCPU(中央処理装置)502と、CPUによってさまざまなプロセスおよび制御を実行するために必要なさまざまなプログラムを格納するROM(読み出し専用メモリ)503と、CPUによるプロセスおよび制御の手順において一時的に作成される中間データを格納するRAM(ランダムアクセスメモリ)504と、外部装置と接続し、外部装置と本発明の実施形態によるユーザ装置500との間で、さまざまなデータを送信するための入出力(I/O)手段505と、キーボード、マウス、タッチパッド、および、ユーザと相互に作用しうるさまざまな装置により実現される他の手段を備えるユーザインターフェース(I/F)手段506と、を備えてもよい。これらの装置または手段は、本発明の様々な対応する機能を実現するためのさまざまな制御および関連した動作を実行するために、バスを介して、ユーザ装置500において、計算ユニット501等と接続されてもよい。
本発明の実施形態によれば、計算ユニット501の機能は、プログラムをROM503に格納し、そのプログラムをCPU502において実行することによって実現されてもよい。本発明の実施形態によれば、ユーザ装置500における、それぞれの装置(ユニット)は、1つのユニットに組み合わせることによって実現されてもよい。これらの特定的な実装は、本発明の範囲を制限するものではない。
上記の説明に基づいて、本開示は、LTE WANの干渉を制御可能とするために、例えば、PUSCH調整状態(例えば、fc())がD2D累積電力に対する基準として使用されるなど、同一ユーザ装置のLTE WANの電力をD2D送信に対して模倣することを提案する。この場合、D2Dサブフレーム内において、D2Dユーザ装置に対して特別に累積を実施する必要はない。D2DのαおよびPなどのようなオープンループパラメータは、LTE WAN内のものと同一に設定可能である。D2D grantまたはDCI format 3/3AにおいてTPCコマンドにおいて示される、PUSCH調整状態(例えば、fc())に対するオフセットまたは比率は、さらに、LTE WAN干渉に対して、D2D電力を調整するために使用される。異なる解決策において、同一ユーザ装置の他のLTE WANチャネルの電力またはこれらの組み合わせは、D2D電力に対して参照可能である。これらの提案において、D2DのPおよびαなどのようなオープンループパラメータは、モード1とモード2との間で、または、RRC_IDLEステータスとRRC_CONNECTEDステータスとの間で、異なるように設定可能である。D2Dによって使用される、Pおよびαなどのようなオープンループパラメータは、専用RRCパラメータによって通知可能である。また、SIBは、同一セルにおいて、D2Dの複数のグループをサポートするために、いくつかの組のオープンループパラメータを、例えば、D2Dグループ1に対して使用される、第1の組の{P、α}、および、D2Dグループ2に対して使用される、第2のセットの{P、α}を、通知可能である。
本発明は、ソフトウェア、ハードウェア、または、ハードウェアとの連携においてソフトウェアで実現可能である。上記の各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別にチップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。しかしながら、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。さらに、各機能ブロックの演算は、DSPやCPUなどを含む、演算手段を用いて実行可能であり、各機能の処理ステップは、実行されるプログラムとして記録媒体に記録されてもよい。さらに、LSIの代わりとなる、集積回路を実現するための技術が、半導体技術または他の派生技術の進歩に従って出現するとき、機能ブロックは、このような技術を使用して統合されてもよいことは明らかである。
なお、本発明は、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、明細書に提示された説明および既知の技術に基づいて当業者によって多様に変更されるかまたは修正されることを意図し、このような変更および適用は、保護される特許請求の範囲内に入る。さらに、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態の構成要素を任意に組み合わせることができる。

Claims (20)

  1. 端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されている、制御回路と、
    前記決定された送信電力でデータ信号を送信する送信部と、
    を具備し、
    前記制御回路は、
    前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、
    前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、を用いて、前記端末間通信のための送信電力を決定する、
    通信装置。
  2. 前記端末間送信モード1は、基地局のスケジューリングのもとで端末間通信がネットワークカバレッジ内で行われる送信モードであり、前記端末間送信モード2は、前記通信装置自身のスケジューリングのもとで端末間通信がネットワークカバレッジ内外で行われる別の送信モードである、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記端末間送信モード1はRRC_CONNECTED端末のためのものであり、前記端末間送信モード2は少なくともRRC_IDLE端末のためのものである、
    請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記第1のパラメータのセット及び前記第2のパラメータのセットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、前記通信装置に提供される、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記第1のパラメータのセットは、前記端末間送信モード1のための第1のPと第1のαとを含み、前記第2のパラメータのセットは、前記端末間送信モード2のための第2のPと第2のαとを含み、前記第1のP及び前記第2のPは、送信電力に関するパラメータであり、前記第1のα及び前記第2のαは、パスロスに関する係数である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記第1のパラメータのセットは、第1のグループの端末のために設定され、前記第2のパラメータのセットは、前記第1のグループの端末とは異なる第2のグループの端末のために設定されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記制御回路は、サービングセルにおける下りリンクのパスロス推定値であるパスロス(PL)値をさらに用いることにより、前記端末間通信のための送信電力を決定する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記D2Dグラント中のTPCコマンドは、過去に通知されたTPCコマンドが累積された値とは異なる電力制御情報である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記第1のパラメータのセットは、前記第2のパラメータのセットとは異なる、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 通信装置が、
    端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されており、
    前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、
    前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、用いて、前記端末間通信のための電力を決定し、
    前記決定された送信電力でデータ信号を送信する、
    通信方法。
  11. 前記端末間送信モード1は、基地局のスケジューリングのもとで端末間通信がネットワークカバレッジ内で行われる送信モードであり、前記端末間送信モード2は、通信装置自身のスケジューリングのもとで端末間通信がネットワークカバレッジ内外で行われる別の送信モードである、
    請求項10に記載の通信方法。
  12. 前記端末間送信モード1はRRC_CONNECTED端末のためのものであり、前記端末間送信モード2は少なくともRRC_IDLE端末のためのものである、
    請求項10または11に記載の通信方法。
  13. 前記第1のパラメータのセット及び前記第2のパラメータのセットは、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、通信装置に提供される、
    請求項10から12のいずれか一項に記載の通信方法。
  14. 前記第1のパラメータのセットは、前記端末間送信モード1のための第1のPと第1のαとを含み、前記第2のパラメータのセットは、前記端末間送信モード2のための第2のPと第2のαとを含み、前記第1のP及び前記第2のPは、送信電力に関するパラメータであり、前記第1のα及び前記第2のαは、パスロスに関する係数である、
    請求項10から13のいずれか一項に記載の通信方法。
  15. 前記第1のパラメータのセットは、第1のグループの端末のために設定され、前記第2のパラメータのセットは、前記第1のグループの端末とは異なる第2のグループの端末のために設定されている、
    請求項10から14のいずれか一項に記載の通信方法。
  16. 前記端末間通信のための送信電力は、サービングセルにおける下りリンクのパスロス推定値であるパスロス(PL)値をさらに用いることにより決定される、
    請求項10から15のいずれか一項に記載の通信方法。
  17. 前記D2Dグラント中のTPCコマンドは、過去に通知されたTPCコマンドが累積された値とは異なる電力制御情報である、
    請求項10から16のいずれか一項に記載の通信方法。
  18. 前記第1のパラメータのセットは、前記第2のパラメータのセットとは異なる、
    請求項10から17のいずれか一項に記載の通信方法。
  19. 端末間(D2D)送信モード1のための第1のパラメータのセットと端末間送信モード2のための第2のパラメータのセットのいずれかを用いて、端末間通信のための送信電力を決定し、前記第1のパラメータのセットと前記第2のパラメータのセットとは、基地局によって別々に設定されている、処理を制御する制御回路と、
    前記決定された送信電力でデータ信号を送信する処理を制御する送信回路と、
    を具備し、
    前記制御回路は、
    前記基地局から受信した端末−基地局間通信のグラントに含まれるTPC(Transmit Power Control)コマンドを累積した調整状態を用いて前記端末−基地局間通信のための送信電力を決定し、
    前記端末−基地局間通信のための前記調整状態と、前記基地局から受信したD2Dグラントに含まれる、累積することなく用いられるTPCコマンドと、を用いて、前記端末間通信のための送信電力を決定する、
    集積回路。
  20. 前記D2Dグラント中のTPCコマンドは、過去に通知されたTPCコマンドが累積された値とは異なる制御情報である、
    請求項19に記載の集積回路。
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