JP6553575B2 - 担架付き照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内外で用いられる照明装置であって、特に、災害時・緊急時の人命救助のための担架を備えた担架付き照明装置に関するものである。
従来から、地震・火災・風水害等の災害発生時に人命救助に必要な救助用具、介護用品、生活用品等が収納された収納庫に太陽光発電を利用した照明装置を設けた照明装置付きの防災用収納庫が知られている。このような照明装置付きの防災用収納庫としては、例えば、特許文献1に示す「基礎一体型収納庫」や、特許文献2に示す「地域防災倉庫」などがある。
特許文献1には、「本発明は、街路灯、モニュメント、案内板、標識、ベンチ、電話ボックス等のような公共用のスペースに設置される工作物或いは一般住宅における門柱やカーポート等のような屋外に設置される工作物等(以下、これらを「公共工作物」と総称する。)を設置するために地中に埋設される基礎と一体に構成された収納庫に関し、特に、消火器、発動発電機、照明器具、ロープ、シャベル、油圧ジャッキ、動力カッター、土嚢袋、チェーンソー、救急医療器具、医薬品、非常食、毛布等のような、地震や火災や風水害等の災害の際に必要となる備蓄物(以下、これらを「防災備蓄物」と総称する。)を収納備蓄するための基礎一体型収納庫に関する。」(段落「0001」、図1、図5参照。)、「また、収納する防災備蓄物としては、設置場所や収納庫部の大きさ等によって適宜に選定されるべきであるが、前述の防災備蓄物以外に、例えば、無線機、鋸、バール、ハンマー、折畳み式担架、衣類、飲料水、消火用水、バケツ、ホウキ、ホース等を挙げることができる」(段落「0031」参照。)と記載されている。
また、特許文献2には、「太陽光を受けて発電するソーラーパネル(4)と、このソーラーパネル(4)が設置され、かつ前記ソーラーパネル(4)からの発電を蓄えるバッテリ(6)を含んでなる電源装置が内蔵された、開閉自在な扉(3)を有し、コンパクトで運搬に適した箱型の倉庫本体(2)とを備え、前記倉庫本体(2)内には救助・介護用品、生活用品、放送設備、無線通信機材が収納され、かつ前記扉(3)には換気用ファン(11)、前記放送設備としての外部放送用スピーカ(16)、テレビモニター(17)が設けられるとともに、自動点消灯式LEDランプ(13)が設けられ、かつ前記電源装置により情報機器へ給電可能としたことを特徴とする地域防災倉庫」(「請求項1」、図1〜図7参照。)、「前記救助・介護用品とは、レスキュー工具、消火器、防水テント、担架、ベッド、医薬品、AEDを含む用品、前記生活用品とは水や食料品であることを特徴とする地域防災倉庫」(「請求項3」参照。)と記載されている。
また、公園や公共施設等に設置されているベンチに収納部を設け、この収納部に担架を収納することができるものや、ベンチの背もたれや座面を担架として利用可能なものも提案されている。特許文献3には、「ベンチ型のゴミステーション施設10」において、「太陽光パネル25から電力の供給を受けて発光する街路灯26」を備えた「腰掛け機能を発揮するベンチ型外装体20」にボックス状の「清掃用具収納部29」を設け、「清掃用具収納部29の一部には、非常災害時用の折り畳み式担架」を収納することができることが記載されている(段落「0026」〜「0043」、図1、図2参照。)。
特開平10−152846号公報 特開2014−189964号公報 登録実用新案第3179140号公報
特許文献1〜3に記載の発明は、太陽光発電を利用した照明装置を備えているので、巨大地震、大水害等により商用電源施設が破壊されても照明が確保されるという利点は有しているものの、特許文献1、2に記載の発明は、救助用品、医薬品、食料品その他多種多様の防災備蓄物を収納するため、依然として大掛かりな構成であり、建築費、維持費がかかるものと予想される。また、特許文献1、2に記載の発明は、施錠される構成であるので、緊急時に迅速に開錠されるかどうか不安である。特許文献2には、「電子錠7」を採用して、「災害時には、誰でもが扉を開けることができるように留意して選定されるべきである」(段落「0017」参照。)との記載もあるが、その具体的な構成は開示されておらず、電子システムやネットワークシステム等のインフラが破壊されるような大災害時には、開錠できない虞もある。
また、特許文献2に記載の発明は、いわゆる、「倉庫」であるので、公園、街路、駅、役所等の公共施設等に設置すると景観を損ねる虞がある。特許文献1に記載の発明は、「収納庫部3」を地下に埋設するので、景観を損ねる虞はないかもしれないが、地下に埋設されると、災害時に倒壊物が蓋を塞いだりして、担架等の収納物を取り出せない虞がある。
これに対し、特許文献3に記載の発明は、公園、道路、公共施設の広場等に設置されるベンチを利用したものであり、構成も小型化されており、街並みの景観を損ねる虞もないが、「清掃用具収納部29は、ベンチ型外装体20にボックス状に設けられるもので、清掃時に必要な箒、塵取り、バケツ、雑巾などの清掃具35が収納される。更に、清掃用具収納部29の一部には、非常災害時用の折り畳み式担架、非常灯や、人工呼吸再生装置などを収納することもできる。」(段落「0041」、「0042」参照。)と記載されているように、「担架」が「折り畳み式」であり、さらに、「清掃時に必要な箒、塵取り、バケツ、雑巾などの清掃具35」、「非常灯や、人工呼吸再生装置」等、多数の用品と共に「清掃用具収納部29」に収納されているので、人命救助に一刻を争うような場合に、すぐに取り出すことができない虞もある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、簡単な構成であり、平常時には、椅子・テーブルを備えた照明装置として利用することができ、地震・火災・風水害等の災害発生時、交通事故・急病者等の事故発生時には、支柱本体部に着脱自在に取り付けられた担架を簡単に取り外して、迅速な人命救助を行うことができる、担架付き照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、担架付き照明装置であって、それぞれが鉛直方向に延伸されて形成され、互いに略並行に配設された少なくとも3本の支柱を備えた支柱本体部と、前記支柱間に取り付けられたソーラーパネルと、前記支柱の上端部に取り付けられた灯具と、前記支柱本体部に着脱自在に取り付けられた担架と、前記支柱に連結され、設置面上に立設された少なくとも3つの着座可能なベンチと、前記支柱本体部に取り付けられ、前記ソーラーパネルで発電した電力を充電して、該電力を前記灯具に供給する蓄電池と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の担架付き照明装置であって、前記支柱本体部には、下部に下部担架着脱部材が設けられ、上部に上部担架着脱部材が設けられ、前記担架は、前記支柱に対応して少なくとも3体設けられ、それぞれの担架は、平行な2本の支持棒と、この2本の支持棒間に設けられた人体収容部とで形成され、前記それぞれの担架は、前記2本の支持棒が鉛直方向に配設され、前記2本の支持棒の下部が前記下部担架着脱部材に着脱自在に取り付けられ、前記2本の支持棒の上部が前記上部担架着脱部材に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の担架付き照明装置であって、前記ソーラーパネルの上側であって、前記支柱間に案内表示板が取り付けられ、前記支柱が貫通され、略水平方向に前記支柱にテーブル板が取り付けられ、前記支柱と前記ベンチは、ベンチ連結板で連結され、前記蓄電池は、箱形状の電気制御系収納盤に収納されており、該電気制御系収納盤には、さらに、電気的に照明装置の制御を行う電気制御部が収納されており、前記ソーラーパネルと前記灯具と前記蓄電池と前記電気制御部とが、電線で接続されていることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の担架付き照明装置であって、前記支柱は、それぞれ等間隔で配設され、平面視において、それぞれの支柱の軸心を線分で結んで形成される図形が正三角形をなすように配設されていることを特徴とする。
本発明の担架付き照明装置によれば、平常時には、椅子・テーブルを備えた照明装置として利用することができ、地震・火災・風水害等の災害発生時、交通事故・急病者等の事故発生時には、支柱本体部に着脱自在に取り付けられた担架を簡単に取り外して、迅速な人命救助を行うことができる。
また、本発明の担架付き照明装置によれば、簡単な構成であるので、設置費用も安価ですみ、また、街並みの景観を損なうことなく、いろんな場所に簡単に設置することができる。
また、本発明の担架付き照明装置によれば、常時、担架が視認可能に設置されているので、担架の設置場所を周知させることができ、災害・事故等発生時の緊急事態でも迅速に利用することができる。
本発明の実施形態を示す担架付き照明装置の前方右斜め側から見た斜視図である。 本発明の実施形態を示す担架付き照明装置の正面図である。 本発明の実施形態を示す担架付き照明装置の右側面図である。 本発明の実施形態を示す担架付き照明装置の平面図である。 本発明の実施形態を示す担架付き照明装置の底面図である。 図4のA−A線断面図である。 図1の担架を取り外した状態を示す斜視図である。 図2の担架を取り外した状態を示す正面図である。 図1の担架の着脱の様子を示す図である。
以下、好適な実施形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
(実施形態)
本発明の実施形態における担架付き照明装置について、図1〜図9を参照しながら説明する。図1は、担架付き照明装置の前方右斜め側から見た斜視図であり、図2は、担架付き照明装置の正面図であり、図3は、担架付き照明装置の右側面図であり、図4は、担架付き照明装置の平面図であり、図5は、担架付き照明装置の底面図であり、図6は、図4のA−A線断面図であり、図7は、図1において1つの担架を取り外した状態を示す斜視図であり、図8は、図2において1つの担架を取り外した状態を示す正面図であり、図9は、1つの担架の着脱の様子を示す図である。
本発明の担架付き照明装置は、例えば、公園、街路、役所等の公共施設の屋内外等に設置され、平常時の日中は、公園利用者、通行人、施設利用者等(以下、これらを総称して「利用者等」という。)に、ベンチ、テーブル、案内表示等を利用してもらい、夜間は、防犯を兼ねた照明装置として用いられるものである。照明は、太陽光発電を利用するので、ソーラーパネル、バッテリー(蓄電池)、灯具、電気系制御機構等を備えている。
図示するように、担架付き照明装置1は、それぞれが鉛直方向に延伸された第1の支柱2a、第2の支柱2b、第3の支柱2cを備えている。それぞれの支柱は、互いに略並行に、等間隔に配設されている。本実施形態では、平面視において、それぞれの支柱の軸心を線分で結んで形成される図形が正三角形をなすように構成されている。そして、この3本の支柱の構成を中心に、案内表示板、ソーラーパネル、灯具、担架、ベンチ等が設置されているので、最低限の部品点数で、360度全ての方角から、それぞれの部品が確実に視認できるように構成されている。本実施形態では、第1〜第3の支柱は、防錆・軽量・高強度の金属製材料で四角柱状に形成されている。第1〜第3の支柱2a〜2cは、後述の第1〜第3の下部担架着脱部材10a〜10c、第1〜第3の上部担架着脱部材11a〜11cとともに、支柱本体部2を構成している。第1〜第3の支柱2a〜2bのそれぞれは、同一形状である。
担架付き照明装置1の下部には、利用者等が憩いの場として利用できるように、テーブル板3と、3つのベンチ(第1〜第3のベンチ4a〜4c)が設けられている。テーブル板3は、いわゆる、おにぎり型テーブル形状に形成され、第1〜第3の支柱2a〜2cが貫通されている。この貫通部分で、第1〜第3の支柱2a〜2cとテーブル板3とが、連結固定されている。担架付き照明装置1は、設置される場所によって、地面、コンクリート面、アスファルト面、タイル面等(以下、これらを総称して「設置面」と定義する。)に設置される。テーブル板3は、利用者等が使いやすいように設置面に略水平に設置される。テーブル板3は、上述したように、おにぎり型テーブル形状をなしているので、3つの丸角部と、丸角部に連接された3つの直線辺とを有している。
第1のベンチ4a,第2のベンチ4b,第3のベンチ4cは、それぞれ、テーブル板3の3つの直線辺に対向して、設置面に立設されている。利用者等がテーブル3と共用して使用できるように、第1〜第3のベンチ4a〜4cは、テーブル板3の外側に適切な間隙を有して配置されている。第1〜第3のベンチ4a〜4cは、それぞれ、同一形状であり、長さ、幅、高さ等は、利用者等が使いやすいように形成され、また、耐震用の重しとしても用いられる。
本実施形態では、第1〜第3の支柱2a〜2cの下端部と、第1〜第3のベンチ4a〜4cの下端部とに、正三角形状のベンチ連結板5が固定され、これにより、3つの支柱2a〜2cと3つのベンチ4a〜4cが、ベンチ連結板5で連結固定されることになり、これにより、第1〜第3の支柱2a〜2cを地中に埋設したり、アンカーボルトで固定したりしなくても、十分な耐震強度を備えることができるので、本実施形態の照明装置1は、いろんな場所での設置が容易である。なお、さらに耐震強度を増すために、第1〜第3の支柱2a〜2cを、設置面よりも下方(例えば、地中)に埋設して、基礎部等にアンカーボルトで固定するようにしてもよい。
第1の支柱2aと第2の支柱2bとの間には、矩形状の第1のソーラーパネル6aが設けられ、第2の支柱2bと第3の支柱2cとの間には、矩形状の第2のソーラーパネル6bが設けられ、第3の支柱2cと第1の支柱2aとの間には、矩形状の第3のソーラーパネル6cが設けられている。各ソーラーパネルには、格子状に複数のセルが配設されている。第1〜第3のソーラーパネル6a〜6cで発電された電力は後述の蓄電池に充電され、充電された電力はDC−ACコンバータを介して後述の灯具に供給される。太陽光発電は周知の技術であるので、発電の原理等の説明は省略する。
第1のソーラーパネル6aの上側の第1の支柱2aと第2の支柱2bとの間には、矩形状の案内表示板7aが設けられ、第2のソーラーパネル6bの上側の第2の支柱2bと第3の支柱2cとの間には、矩形状の案内表示板7bが設けられ、第3のソーラーパネル6cの上側の第3の支柱2cと第1の支柱2aとの間には、矩形状の案内表示板7cが設けられている。これらの案内表示板7a〜7cには、周辺施設や、設置されている担架に関する情報が表示されている。
第1〜第3の支柱2a〜2cのそれぞれの上端部近傍には、LEDを光源とする照明用の第1の灯具8a,第2の灯具8b,第3の灯具8cが設けられ、周囲の明るさや時間によって点灯・消灯が制御されている。
支柱本体部2の上端部には、装置の補強のため、第1〜第3の頂部連結部材9a〜9cが設けられている。第1の頂部連結部材9aの一端は、第1の支柱2aに連結され、第2の頂部連結部材9bの一端は、第2の支柱2bに連結され、第3の頂部連結部材9cの一端は、第3の支柱2cに連結され、第1の頂部連結部材9a、第2の頂部連結部材9b、第3の頂部連結部材9cのそれぞれの他端同士が連結されている。
支柱本体部2には、3体の担架(第1の担架10a,第2の担架10b,第3の担架10c)が、着脱自在に設けられている。図7、図8に示すように、第1の担架10aは、略平行な2本の支持棒10U,10Uと、この2本の支持棒10U,10Uの間に設けられた人体収容部10Pとで構成されている。第1の担架10aは、災害・事故等の緊急時に人体を収容するので、強度を有する材料で形成されている。また、外部から視認可能に設置されるので、風・雨・雪等の外部環境の影響を直接受けるので、耐久性も備えていることが望ましい。本実施形態では、2本の支持棒10U,10Uは、それぞれ、パイプ状のステンレス鋼管で形成されている。第2の担架10b,第3の担架10cも、第1の担架10aと同一形状、同一材料で形成されている。
支柱本体部2には、下部に下部担架着脱部11が設けられ、上部に上部担架着脱部12が設けられ、前述の3つの担架のそれぞれの下端部、上端部が、この下部担架着脱部11、上部担架着脱部12に着脱自在に取り付けられている。下部担架着脱部11は、第1の下部担架着脱部材11a,第2の下部担架着脱部材11b,第3の下部担架着脱部材11cを備え、上部担架着脱部12は、第1の上部担架着脱部材12a,第2の上部担架着脱部材12b,第3の上部担架着脱部材12cを備えている。
第1の下部担架着脱部材11aの一端は、第1の支柱2aに連結され、第2の下部担架着脱部材11bの一端は、第2の支柱2bに連結され、第3の下部担架着脱部材11cの一端は、第3の支柱2cに連結されている。また、第1の下部着脱部材11a,第2の下部着脱部材11b,第3の下部着脱部材11cのそれぞれの他端同士が、支柱本体部2の中心部(前述の正三角形の中心部)で連結されている。
さらに、第1の下部担架着脱部材11aの両端部には、一対の筒状の第1の下部保持部材13h,13hが設けられ、第2の下部担架着脱部材11bの両端部には、一対の筒状の第2の下部保持部材14h,14hが設けられ、第3の下部担架着脱部材11cの両端部には、一対の筒状の第3の下部保持部材15h,15hが設けられている。第1の下部保持部材13h、13hには、第1の担架10aの2本の支持棒10U,10Uの下端部が挿脱可能であり、第2の下部保持部材14h、14hには、第2の担架10bの2本の支持棒10U,10Uの下端部が挿脱可能であり、第3の下部保持部材15h、15hには、第3の担架10cの2本の支持棒10U,10Uの下端部が挿脱可能である。
また、第1の上部担架着脱部材12aの一端は、第1の支柱2aに連結され、第2の上部担架着脱部材12bの一端は、第2の支柱2bに連結され、第3の上部担架着脱部材12cの一端は、第3の支柱2cに連結されている。また、第1の上部着脱部材12a,第2の上部着脱部材12b,第3の上部着脱部材12cのそれぞれの他端同士が、支柱本体部2の中心部(前述の正三角形の中心部)で連結されている。
さらに、第1の上部担架着脱部材12aの両端部には、一対の筒状の第1の上部保持部材16h,16hが設けられ、第2の上部担架着脱部材12bの両端部には、一対の筒状の第2の上部保持部材17h,17hが設けられ、第3の上部担架着脱部材12cの両端部には、一対の筒状の第3の上部保持部材18h,18hが設けられている。第1の上部保持部材16h、16hには、第1の担架10aの2本の支持棒10U,10Uの上端部が挿脱可能であり、第2の上部保持部材17h、17hには、第1の担架10bの2本の支持棒10U,10Uの上端部が挿脱可能であり、第3の上部保持部材18h、18hには、第3の担架10cの2本の支持棒10U,10Uの上端部が挿脱可能である。
ここで、図9を参照しながら、第1の担架10aの着脱機構について説明する。第2の担架10b,第3の担架10cの着脱機構は、第1の担架10aと同様であるので、説明を省略する。
図9(a)に示すように、第1の担架10aを、第1の下部担架着脱部材11a,第1の上部担架着脱部材12aに装着したとき、第1の担架10aの2つの支持棒10U,10Uの下端部は、一対の第1の下部保持部材13h,13hに挿着されている。また、第1の担架10aの2本の支持棒10U,10Uの上端部は、第1の上部保持部材16h,16hに挿着されている。図示するように、この状態では、第1の担架10aは、容易に脱落しないように構成されている。
ここで、支持棒10U,10Uの長さ(厳密には、握り手部分の長さ)と、第1の下部保持部材13h,13hの長さと、第1の上部保持部材16h,16hの長さを適宜調整しておくことで、図9(b)に示すように、第1の担架10a全体を上側に持ち上げることで、支持棒10U,10Uの下端部を、第1の下部保持部材13h,13hから脱離させることができる。この状態で、第1の担架10aを、下方又は斜め下方に引っ張ると、支持棒10U,10Uの上端部も第1の上部保持部材16h,16hから脱離させることができ、図9(c)に示すように、第1の担架10aを完全に第1の下部担架着脱部材11a及び第1の上部担架着脱部材12aから脱離させることができる。なお、第1の上部保持部材16h,16hの内径は、支持棒10U,10Uの外径に対して、ある程度拡径した方が、支持棒10U,10Uの上端部の着脱がスムーズになる。第1の担架10aを、第1の下部担架着脱部材11a,第1の上部担架着脱部材12aに装着するときは、逆の操作を行えばよい。
同様にして、第2の担架10bを、第2の下部担架着脱部材11b及び第2の上部担架着脱部材12bから容易に着脱することができる。上述の第1の担架10a、第1の下部担架着脱部材11a、第1の上部担架着脱部材11b、第1の下部保持部材13h、第1の上部保持部材16hを、それぞれ、第2の担架10b、第2の下部担架着脱部材11b、第2の上部担架着脱部材12b、第2の下部保持部材14h、第3の上部保持部材17hに読み替えればよい。また、同様にして、第3の担架10cを、第3の下部担架着脱部材11c及び第3の上部担架着脱部材12cから容易に着脱することができる。第1の担架10a、第1の下部担架着脱部材11a、第1の上部担架着脱部材11b、第1の下部保持部材13h、第1の上部保持部材16hを、それぞれ、第3の担架10c、第3の下部担架着脱部材11c、第3の上部担架着脱部材11c、第3の下部保持部材15h、第3の上部保持部材18hに読み替えればよい。
このように、本実施形態の担架付き照明装置1は、3つの担架(10a,10b,10c)を、支柱本体部2に着脱自在に取り付けることができる。また、担架を全て取り外しても、装置全体の強度が劣化することはない。
本実施形態の担架付き照明装置1では、太陽光発電を利用して夜間等の照明を行うので、日中に発電した電力を充電しておくための蓄電池を備えている。蓄電池は、第1の蓄電池V1,第2の蓄電池V2,第3の蓄電池V3から構成されている。蓄電池は、安全、防犯、景観等を考慮して作られた電気制御系収納盤に収納されている。電気制御系収納盤は、それぞれ、第1の蓄電池V1,第2の蓄電池V2,第3の蓄電池V3が収納される第1の電気制御系収納盤EP1,第2の電気制御系収納盤EP2,第3の電気制御系収納盤EP3から構成されている。第1の電気制御系収納盤EP1は、第1の支柱2aと設置面との間に設けられ、第2の電気制御系収納盤EP2は、第2の支柱2bと設置面との間に設けられ、第3の電気制御系収納盤EP3は、第3の支柱2cと設置面との間に設けられている。つまり、3つの電気制御系収納盤EP1〜EP3は、支柱本体部2内部に設けられている。
電気制御系収納盤EP1〜EP3のそれぞれには、上枠及び下枠が設けられ、それぞれの上枠は、一端が各支柱(2a〜2c)に連結され、他端同士が支柱本体部2の中心部で連結されている。また、それぞれの下枠も、一端が各支柱(2a〜2c)に連結され、他端同士が、支柱本体部2の中心部で連結されている。
また、電気制御系収納盤EP1〜EP3には、発電・充電された直流電流を灯具8a〜8c用に交流電流に変換するDC−ACコンバータ(不図示)や、灯具8a〜8cの点灯・消灯の制御を行う電気制御部(不図示)が収納されている。ソーラーパネル(6a〜6c)、灯具(8a〜8c)、蓄電池(V1〜V3)、電気制御部、DC−ACコンバートは、対応する部品同士が電線で接続されている。
なお、図1〜図3、図6〜図8に示すように、各支柱2a〜2cの上部に、外側に突出して、装飾品(例えば、市町村のマスコットキャラクターなど)を設置してもよい。
1 担架付き照明装置
2 支柱本体部
2a 第1の支柱
2b 第2の支柱
2c 第3の支柱
3 テーブル板
4a 第1のベンチ
4b 第2のベンチ
4c 第3のベンチ
5 ベンチ連結板
6a 第1のソーラーパネル
6b 第2のソーラーパネル
6c 第3のソーラーパネル
7a 第1の案内表示板
7b 第2の案内表示板
7c 第3の案内表示板
8a 第1の灯具
8b 第2の灯具
8c 第3の灯具
9a 第1の頂部連結部材
9b 第2の頂部連結部材
9c 第3の頂部連結部材
10a 第1の担架
10b 第2の担架
10c 第3の担架
10U 支持棒
10P 人体収容部
11 下部担架着脱部
11a 第1の下部担架着脱部材
11b 第2の下部担架着脱部材
11c 第3の下部担架着脱部材
12 上部担架着脱部
12a 第1の上部担架着脱部材
12b 第2の上部担架着脱部材
12c 第3の上部担架着脱部材
13h 第1の下部保持部材
14h 第2の下部保持部材
15h 第3の下部保持部材
16h 第1の上部保持部材
17h 第2の上部保持部材
18h 第3の上部保持部材
EP1 第1の電気制御系収納盤
EP2 第2の電気制御系収納盤
EP3 第3の電気制御系収納盤
V1 第1の蓄電池
V2 第2の蓄電池
V3 第3の蓄電池

Claims (4)

  1. それぞれが鉛直方向に延伸されて形成され、互いに略並行に配設された少なくとも3本の支柱を備えた支柱本体部と、
    前記支柱間に取り付けられたソーラーパネルと、
    前記支柱の上端部に取り付けられた灯具と、
    前記支柱本体部に着脱自在に取り付けられた担架と、
    前記支柱に連結され、設置面上に立設された少なくとも3つの着座可能なベンチと、
    前記支柱本体部に取り付けられ、前記ソーラーパネルで発電した電力を充電して、該電力を前記灯具に供給する蓄電池と、
    を備えていることを特徴とする担架付き照明装置。
  2. 前記支柱本体部には、下部に下部担架着脱部材が設けられ、上部に上部担架着脱部材が設けられ、
    前記担架は、前記支柱に対応して少なくとも3体設けられ、それぞれの担架は、平行な2本の支持棒と、この2本の支持棒間に設けられた人体収容部とで形成され、
    前記それぞれの担架は、前記2本の支持棒が鉛直方向に配設され、前記2本の支持棒の下部が前記下部担架着脱部材に着脱自在に取り付けられ、前記2本の支持棒の上部が前記上部担架着脱部材に着脱自在に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の担架付き照明装置。
  3. 前記ソーラーパネルの上側であって、前記支柱間に案内表示板が取り付けられ、
    前記支柱が貫通され、略水平方向に前記支柱にテーブル板が取り付けられ、
    前記支柱と前記ベンチは、ベンチ連結板で連結され、
    前記蓄電池は、箱形状の電気制御系収納盤に収納されており、該電気制御系収納盤には、さらに、電気的に照明装置の制御を行う電気制御部が収納されており、前記ソーラーパネルと前記灯具と前記蓄電池と前記電気制御部とが、電線で接続されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の担架付き照明装置。
  4. 前記支柱は、それぞれ等間隔で配設され、
    平面視において、それぞれの支柱の軸心を線分で結んで形成される図形が正三角形をなすように配設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の担架付き照明装置。
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