JP6551897B2 - 周波数間測定を開始するための方法および関連装置 - Google Patents

周波数間測定を開始するための方法および関連装置 Download PDF

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Description

本出願は、2015年6月30日に中国特許庁に提出された、“METHOD FOR STARTING INTER−FREQUENCY MEASUREMENT AND RELATED DEVICE”と題する出願番号第201510372905.6号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、周波数間測定を開始するための方法および関連装置に関する。
いくつかのシナリオでは、ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度より高い。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、ユーザ機器を第2の基地局にハンドオーバする必要があり、第2の基地局が第1の基地局でオフロードを実行するようにする。
第1の基地局と第2の基地局とが異なる周波数に位置する場合、アクセス装置から第2の基地局へのユーザ機器のハンドオーバを可能にするために、ユーザ機器が周波数間測定を開始して第2の基地局の信号強度を測定することを可能にする必要がある。第2の基地局の信号強度がハンドオーバ閾値より大きい場合、ユーザ機器は、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされる。
現在、周波数間測定を開始するために、第1の基地局は、開始閾値を設定し、その開始閾値をユーザ機器に送信し、ユーザ機器は、第1の基地局の信号強度が開始閾値未満であると判定すると、周波数間測定を開始する。明らかに、この開始方法では、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に、周波数間測定は開始されない。その結果、ユーザ機器はアクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされることができず、第2の基地局は第1の基地局でオフロードを実行することができない。
本発明の実施形態は、ユーザ機器がアクセス装置からハンドオーバされることができない技術的問題を解決するために、周波数間測定を開始するための方法および関連装置を提供し、第2の基地局が第1の基地局でより良好にオフロードを実行するようにする。
この目的のために、本発明の実施形態における技術的問題を解決するための技術的解決策は以下の通りである。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、周波数間測定を開始するための方法を提供し、この方法は、周波数間ネットワークに適用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が第1の基地局にアクセスし、第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が第1の距離閾値未満であり、APはアクセスコントローラACによって制御され、この方法は、
ACによって、ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するステップであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求は、ユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
ACによって、ユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得するステップと、
ACによって、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信するステップであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと
含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様では、ACによって、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するステップは、
ACによって、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であることを判定して、周波数間測定要求をユーザ機器に送信する
ステップを含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第1の態様の第2の可能な実施態様では、ACによって、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するステップは、
ACによって、基地局装置を用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信するステップであって、基地局装置は第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである、ステップ
を含む。
第2の態様によれば、本発明の実施形態は、周波数間測定を開始するための方法を提供し、この方法は、周波数間ネットワークに適用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が第1の基地局にアクセスし、第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が距離閾値未満であり、APはアクセスコントローラACによって制御され、この方法は、
ユーザ機器によって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ることを判定し、ユーザ認証要求をACに送信するステップであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求は、ユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
ユーザ機器によって、ACが送信した周波数間測定要求を受信するステップであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと、
ユーザ機器によって、周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するステップと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様では、ユーザ機器によって、ACが送信した周波数間測定要求を受信するステップは、
ユーザ機器によって、第1の基地局装置を用いてACが送信した周波数間測定要求を受信するステップであって、第1の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである、ステップ
を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第2の態様の第2の可能な実施態様では、方法は、
ユーザ機器周波数間測定の測定結果を第2の基地局装置に送信するステップと、
ユーザ機器によって、第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信するステップであって、機器ハンドオーバ要求を使用して、ユーザ機器に第2の基地局へのアクセスを要求する、ステップと、
ユーザ機器によって、機器ハンドオーバ要求に従って第2の基地局にアクセスするステップと
をさらに含み、
第2の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。
第3の態様によれば、本発明の実施形態はACを提供し、ACは、周波数間ネットワークに適用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が第1の基地局にアクセスし、第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が第1の距離閾値未満であり、APはACによって制御され、ACは、
ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するように構成された受信ユニットであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求は、ユーザ機器の識別子を含む、受信ユニットと、
ユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得するように構成された取得ユニットと、
ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように構成された送信ユニットであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、送信ユニットと
を含む。
第3の態様の第1の可能な実施態様では、送信ユニットは、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するとき、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であることを判定して、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように特に構成される。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第3の態様の第2の可能な実施態様では、送信ユニットは、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するとき、基地局装置を用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように特に構成され、基地局装置は第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。
第4の態様によれば、本発明の実施形態はユーザ機器を提供し、ユーザ機器は、周波数間ネットワークに使用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が第1の基地局にアクセスし、第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が距離閾値未満であり、APはアクセスコントローラACによって制御され、ユーザ機器は、
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ることを判定し、ユーザ認証要求をACに送信するように構成された送信ユニットであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求は、ユーザ機器の識別子を含む、送信ユニットと、
ACが送信した周波数間測定要求を受信するように構成された受信ユニットであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、受信ユニットと、
周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するように構成された開始ユニットと
を含む。
第4の態様の第1の可能な実施態様では、受信ユニットは、ACが送信した周波数間測定要求を受信するとき、第1の基地局装置を用いてACが送信した周波数間測定要求を受信するように特に構成され、第1の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実施態様を参照して、第4の態様の第2の可能な実施態様では、ユーザ機器はハンドオーバユニットをさらに含み、
送信ユニットは、周波数間測定の測定結果を第2の基地局装置に送信するようにさらに構成され、
受信ユニットは、第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成され、機器ハンドオーバ要求を使用して、ユーザ機器に第2の基地局にアクセスするように要求し、
ハンドオーバユニットは、機器ハンドオーバ要求に従って第2の基地局にアクセスするように構成され、
第2の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。
上述した技術的解決策から、本発明の実施形態では、ユーザ装置は、第1の基地局の信号強度と開始閾値との間の関係に従って、周波数間測定を開始するか否かをもはや判定しないことが分かる。代わりに、APが第2の基地局に近接している場合、APの信号カバレッジエリアに入ることは、第2の基地局の信号カバレッジエリアに入ることと等価であるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ACはユーザ機器からのユーザ認証要求を受信し、ACはユーザ機器の識別子を取得し、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信して、ユーザ機器が周波数間測定を開始するようにする。したがって、この方法は、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に周波数間測定が開始されないという従来技術の問題を解決し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。
より明確に本発明の実施形態における技術的解決策を説明するために、本実施形態を説明するために必要な添付の図面を以下に簡単に説明する。明らかに、以下の説明において添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を単に示しており、当業者は、創造的な取り組みをすることなく、これらの添付図面から他の図面をさらに導き出すことが可能である。
本発明の一実施形態による方法の実施形態の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による周波数間ネットワークおよび無線アクセスシステムの概略構成図である。 本発明の一実施形態による別の方法の実施形態の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態によるACの装置の実施形態の概略構成図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の装置の実施形態の概略構成図である。 本発明の一実施形態によるACの別の装置の実施形態の概略構成図である。 本発明の一実施形態によるユーザ機器の別の装置の実施形態の概略構成図である。
いくつかのシナリオでは、ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度より高い。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、ユーザ機器をアクセス装置から第2の基地局にハンドオーバする必要があり、第2の基地局が第1の基地局でオフロードを実行するようにする。例えば、第1の基地局はマクロ基地局であり、第2の基地局は小セルである。小セルは、マクロ基地局のホットスポットに配置され、マクロ基地局でオフロードを実行する。また、小セルは、カバレッジホールを充填する機能を有していてもよい。
第1の基地局と第2の基地局とが異なる周波数に位置する場合、アクセス装置から第2の基地局へのユーザ機器のハンドオーバを可能にするために、ユーザ機器が周波数間測定を開始して第2の基地局の信号強度を測定することを可能にする必要がある。第2の基地局の信号強度がハンドオーバ閾値より大きい場合、ユーザ機器は、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされる。
現在、周波数間測定を開始するために、第1の基地局は、開始閾値を設定し、その開始閾値をユーザ機器に送信し、ユーザ機器は、第1の基地局の信号強度が開始閾値未満であると判定すると、周波数間測定を開始する。明らかに、この開始方法では、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に、周波数間測定は開始されない。その結果、ユーザ機器はアクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされることができず、第2の基地局は第1の基地局でオフロードを実行することができない。
上記課題を解決するために、開始閾値を高く設定して、ユーザ機器がアクセス装置からのハンドオーバのための周波数間測定をより容易に開始し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにすることができる。しかしながら、この方法では、高い開始閾値が設定されるので、ユーザ機器は頻繁に周波数間測定を開始する。しかしながら、第2の基地局の信号カバレッジエリアを超えて周波数間測定が開始される場合、ハンドオーバは実行されない。周波数間測定の頻繁な開始は、ユーザ機器の電力消費を増加させるだけでなく、送信データのスループットにも影響を及ぼす。
本発明の実施形態では、ユーザ機器がアクセス装置からハンドオーバされることができないという問題を解決するために、周波数間測定を開始するための方法および関連装置が提供され、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。
本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態における添付図面を参照して、明確かつ完全に以下に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく、一部である。創造的な取り組みをすることなく、本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の明細書、特許請求の範囲、および添付図面において、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」等の用語は類似のオブジェクトを区別することを意図しているが、必ずしも特定の順序または配列を示すものではない。そのように言及されたデータは、本明細書に記載された本発明の実施形態が、本明細書に図示または記載された順序とは異なる順序で実施され得るように、適切な状況において交換可能であることを理解されたい。さらに、用語「含む(include,contain)」および任意の他の変形は、非排他的な包含をカバーすることを意味し、例えば、ステップまたはユニットの列挙を含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスが、それらのステップまたはユニットに必ずしも限定されないが、そのようなプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスに明確に列挙されていないまたは固有でない他のステップまたはユニットを含むことができる。
図1を参照すると、本発明の実施形態は、周波数間測定を開始するための方法について方法の実施形態を提供する。
本実施形態の方法は、周波数間ネットワークに適用される。周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、すなわち、第1の基地局の信号カバレッジエリアは、第2の基地局の信号カバレッジエリアの一部または全部を含む。第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、ユーザ機器は第1の基地局にアクセスする。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、アクセス装置から第2の基地局にユーザ機器をハンドオーバする必要がある。これは、第2の基地局が、第1の基地局でオフロードを実行するように構成されていることを示す。周波数間ネットワーク内の第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。
本実施形態では、第2の基地局と無線アクセスポイント(AP)との間の距離が第1の距離閾値未満である場合、第2の基地局がAPに近接していることを示す。例えば、第1の距離閾値は0.5メートルに設定されてもよい。APはアクセスコントローラ(AC)によって制御される。具体的には、ACは、APのアクセス装置を制御することができる。本実施形態では、第1の基地局は、マクロ基地局または小セルであってもよく、第2の基地局は、小セルであってもよい。例えば、図2に示すように、第1の基地局はマクロ基地局21であり、第2の基地局は小セル22であり、小セル22とAP23との間の距離は0.5メートル未満であり、AC24は、AP23を制御するように構成される。小セル22とAP23との間の距離は、具体的には、小セル22のカバレッジエリア内のAP23に最も近い点と、AP23のカバレッジエリア内の小セル22に最も近い点との間の距離であってもよい。AP23およびAC24は、無線アクセスシステムを形成する。
本実施形態は、以下のステップを含む。
101:ACは、ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信する。
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ユーザ機器はAPを発見し、APを制御するACにユーザ認証要求を送信することができる。ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求する。したがって、ユーザ認証要求を受信した後、ACはユーザ機器を認証する。認証が成功すると、ユーザ機器はAPにアクセスすることが許可される。
ユーザ認証要求は、具体的には、拡張可能認証プロトコル(EAP)−加入者識別モジュール(SIM)/第3世代移動体通信ネットワークの認証および鍵合意(AKA)認証要求であってもよい。
ユーザ認証要求は、ユーザ機器を識別するために使用されるユーザ機器の識別子を含む。ユーザ機器の識別子は、ACおよび第1の基地局のためのユーザ機器の一意の識別子である。すなわち、ACと第1の基地局の両方は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器を識別することができる。例えば、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器の国際移動体加入者識別番号(IMSI)であってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IMSIに従ってユーザ機器を識別することができる。別の例では、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のインターネットプロトコル(IP)アドレスであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IPアドレスに従ってユーザ機器を識別してもよい。
102:ACは、ユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得する。
例えば、ACは、ユーザ認証要求からユーザ機器のIMSIを取得する。
103:ACは、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
本実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が第1の距離閾値未満である、すなわちAPが第2の基地局に近接しているため、APの信号カバレッジエリアが基本的に第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るとき、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなすことができる。したがって、ステップ102で取得されたユーザ機器の識別子に従って、ACは、周波数間測定要求をユーザ機器に送信し、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。この場合、ユーザ機器は、周波数間測定要求を受信した後、周波数間測定を開始し、周波数間測定結果に従って、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされるか否かをさらに判定する。ユーザ機器が第2の基地局のカバレッジエリアに入る場合、通常、ユーザ機器は、周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従って第2の基地局にアクセスすることができる。
上述した技術的解決策から、本実施形態では、ユーザ端末は、第1の基地局の信号強度と開始閾値との間の関係に従って、周波数間測定を開始するか否かをもはや判定しないことが分かる。代わりに、APが第2の基地局に近接している場合、APの信号カバレッジエリアに入ることは、第2の基地局の信号カバレッジエリアに入ること、すなわち重複エリアに入ることと等価であるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ACはユーザ機器からのユーザ認証要求を受信し、ACはユーザ機器の識別子を取得し、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信して、ユーザ機器が周波数間測定を開始するようにする。したがって、この方法は、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に周波数間測定が開始されないという従来技術の問題を解決し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。また、この方法では、高い開始閾値を設定する必要がないので、ユーザ機器の消費電力が増加せず、データ送信スループットに影響を与えない。
本実施形態では、ユーザ機器は、ワイファイ(Wi−Fi)機能を有効にする必要があり、APの信号カバレッジエリアに入るときにユーザ機器はユーザ認証要求を送信できる。
本発明のこの実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が第1の距離閾値未満である場合、APが第2の基地局に近接していることを示す。APおよび第2の基地局は、同じ装置に一体化されてもよい。例えば、APおよび第2の基地局は、エンクロージャに一体化され、同じ電源および同じ送信インタフェースを有する。
APの信号カバレッジエリアおよび第2の基地局の信号カバレッジエリアが完全に重複していない可能性がある。しかしながら、本実施形態では、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るときに、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなされる。この場合、誤判定が生じることがある。そのような誤判定を低減し、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るか否かをより正確に判定するために、本実施形態では第2の距離閾値を設定することができる。ユーザ機器とAPとの間の距離が第2の距離閾値未満である場合、すなわちユーザ機器がAPに近接している場合、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入る可能性がより高い。この場合、ACは周波数間測定要求を送信する。具体的には、ACが103において周波数間測定要求をユーザ機器に送信することは、ACによって、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であることを判定し、周波数間測定要求をユーザ機器に送信することを含む。APとユーザ機器との間の距離は、APによって測定されてもよい。さらに、APは、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であると判定し、ACに周波数間測定要求を送信するように指示することができる。あるいは、APは、測定された距離をACに送信してもよく、ACは、距離が第2の距離閾値未満であると判定する。
一般に、ACとユーザ機器との間に直接接続された接続チャネルは存在しない。したがって、ACは、既存の接続チャネル、例えば、ACと基地局装置との間の接続チャネル、および基地局装置とユーザ機器との間の接続チャネルに従って、周波数間測定要求をユーザ機器に送信してもよい。基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。具体的には、103において、ACが、周波数間測定要求をユーザ機器に送信することは、ACによって、基地局装置を用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信することを含む。また、ACは、ユーザ機器の識別子を基地局装置に送信し、基地局装置が、ユーザ機器の識別子に対応するユーザ機器に周波数間測定要求を送信することができるようにする。以下では、説明のための例として、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク、およびグローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM(登録商標))ネットワークを使用する。
UMTSネットワークでは、基地局装置は無線ネットワークコントローラ(RNC)であり、ACはRNCを使用して周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。LTEネットワークでは、基地局装置は進化型NodeB(eNodeB)であってもよく、ACはeNodeBを使用して周波数間測定要求を送信する。GSMネットワークでは、基地局装置は基地局コントローラ(BSC)であってもよく、ACはBSCを使用して周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
本実施形態では、ACは、周波数間測定要求およびユーザ機器の識別子を基地局装置に送信してもよく、基地局装置は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器に周波数測定要求を送信する。あるいは、ACは、ユーザ機器の識別子を基地局装置に送信してもよく、基地局装置は、周波数間測定要求を生成し、ユーザ機器の識別子に従って生成された周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
ACがユーザ機器の識別子を基地局装置に送信するとき、ACは基地局装置に識別子を直接送信してもよい。あるいは、ACは識別子をAPに送信し、APは識別子を第2の基地局に送信し、第2の基地局は識別子を基地局装置に送信する。
以上、本発明のこの実施形態における周波数間測定を開始するための方法について、AC側で説明した。次に、本発明の実施形態における周波数間測定を開始するための方法について、ユーザ機器側で説明する。
図3を参照すると、本発明の実施形態は、周波数間測定を開始するための方法の別の方法の実施形態を提供する。
本実施形態の方法は、周波数間ネットワークに適用される。周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、すなわち、第1の基地局の信号カバレッジエリアは、第2の基地局の信号カバレッジエリアの一部または全部を含む。第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、ユーザ機器は第1の基地局にアクセスする。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、アクセス装置から第2の基地局にユーザ機器をハンドオーバする必要がある。これは、第2の基地局が、第1の基地局でオフロードを実行するように構成されていることを示す。周波数間ネットワーク内の第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。
本実施形態では、第2の基地局とAPとの間の距離が距離閾値未満である場合、第2の基地局がAPに近接していることを示す。例えば、距離閾値は0.5メートルに設定されてもよい。APはACによって制御される。具体的には、ACは、APのアクセス装置を制御することができる。本実施形態では、第1の基地局は、マクロ基地局または小セルであってもよく、第2の基地局は、小セルであってもよい。例えば、図2に示すように、第1の基地局はマクロ基地局21であり、第2の基地局は小セル22であり、小セル22とAP23との間の距離は0.5メートル未満であり、AC24は、AP23を制御するように構成される。小セル22とAP23との間の距離は、具体的には、小セル22のAP23に最も近い点と、AP23の小セル22に最も近い点との間の距離であってもよい。AP23およびAC24は、無線アクセスシステムを形成する。
本実施形態は、以下のステップを含む。
301:ユーザ機器は、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると判定し、ユーザ認証要求をACに送信する。
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ユーザ機器はAPを発見し、APを制御しているACにユーザ認証要求を送信することができる。ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求する。したがって、ユーザ認証要求を受信した後、ACは、ユーザ機器を認証する。認証が成功した場合、ユーザ機器はAPにアクセスする。
ユーザ認証要求は、具体的にはEAP−SIM/AKA認証要求であってもよい。
ユーザ認証要求は、ユーザ機器を識別するために使用されるユーザ機器の識別子を含む。ユーザ機器の識別子は、ACおよび第1の基地局のためのユーザ機器の一意の識別子である。すなわち、ACと第1の基地局の両方は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器を識別することができる。例えば、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIMSIであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IMSIに従ってユーザ機器を識別してもよい。別の例では、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIPアドレスであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IPアドレスに従ってユーザ機器を識別してもよい。
ユーザ認証要求を使用して、ACがユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得し、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信することを可能にする。
302:ユーザ機器は、ACが送信した周波数間測定要求を受信し、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。
303:ユーザ機器は、周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始する。
本実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が距離閾値未満である、すなわちAPが第2の基地局に近接しているため、APの信号カバレッジエリアが基本的に第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るとき、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなすことができる。この場合、ACは、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信し、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。この場合、ユーザ機器は、周波数間測定要求を受信した後、周波数間測定を開始し、周波数間測定結果に従って、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされるか否かをさらに判定する。ユーザ機器が第2の基地局のカバレッジエリアに入る場合、通常、ユーザ機器は、周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従って第2の基地局にアクセスすることができる。
上述した技術的解決策から、本実施形態では、ユーザ端末は、第1の基地局の信号強度と開始閾値との間の関係に従って、周波数間測定を開始するか否かをもはや判定しないことが分かる。代わりに、APが第2の基地局に近接している場合、APの信号カバレッジエリアに入ることは、第2の基地局の信号カバレッジエリアに入ること、すなわち重複エリアに入ることと等価であるとみなされる。したがって、APの信号カバレッジエリアに入ると、ユーザ機器はACにユーザ認証要求を送信し、ACが送信した周波数間測定要求を受信し、周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始する。したがって、この方法は、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に周波数間測定が開始されないという従来技術の問題を解決し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。また、この方法では、高い開始閾値を設定する必要がないので、ユーザ機器の消費電力が増加せず、データ送信スループットに影響を与えない。
本実施形態では、APの信号カバレッジエリアに入るときにユーザ機器がユーザ認証要求を送信できるように、ユーザ機器はWi−Fi機能を有効にする必要がある。
本発明のこの実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が距離閾値未満である場合、APが第2の基地局に近接していることを示す。APおよび第2の基地局は、同じ装置に一体化されてもよい。例えば、APおよび第2の基地局は、エンクロージャに一体化され、同じ電源および同じ送信インタフェースを有する。
一般に、ACとユーザ機器との間に直接接続された接続チャネルは存在しない。したがって、ユーザ機器は、既存の接続チャネル、例えば、ACと第1の基地局装置との間の接続チャネル、および第1の基地局装置とユーザ機器との間の接続チャネルに従って、ACが送信した周波数間測定要求を受信してもよい。第1の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。具体的には、302において、ユーザ機器が、ACが送信した周波数間測定要求を受信することは、第1の基地局装置を使用してACが送信した周波数間測定要求をユーザ機器が受信することを含む。また、ACは、ユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信し、第1の基地局装置が、ユーザ機器の識別子に対応するユーザ機器に周波数間測定要求を送信することができるようにする。以下では、説明のための例として、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびGSMネットワークを使用する。
UMTSネットワークでは、第1の基地局装置はRNCであってもよく、ユーザ機器は、RNCを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。LTEネットワークでは、第1の基地局装置はeNodeBであってもよく、ユーザ機器はeNodeBを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。GSMネットワークでは、第1の基地局装置はBSCであってもよく、ユーザ機器は、BSCを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。
本実施形態では、ACは、周波数間測定要求およびユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信してもよく、第1の基地局装置は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器に周波数測定要求を送信する。あるいは、ACは、ユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信してもよく、第1の基地局装置は、周波数間測定要求を生成し、ユーザ機器の識別子に従って生成された周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
本実施形態では、周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従ってユーザ機器はアクセス装置からさらにハンドオーバされてもよい。具体的には、本実施形態では、ユーザ機器は周波数間測定結果を第2の基地局装置に送信し、ユーザ機器は第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信し、ここで、機器ハンドオーバ要求を使用して、ユーザ機器に第2の基地局にアクセスするように要求し、ユーザ機器は機器ハンドオーバ要求に従って第2の基地局にアクセスし、ここで、第2の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラであることがさらに含まれてもよい。
以上、本発明のこの実施形態における周波数間測定を開始するための方法について方法の実施形態を説明した。次に、本発明の実施形態におけるACおよびユーザ機器を、モジュール化された機能エンティティの観点から説明する。
図4を参照すると、本発明の一実施形態は、ACの装置の実施形態を提供する。
本実施形態におけるACは、周波数間ネットワークで使用される。周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、すなわち、第1の基地局の信号カバレッジエリアは、第2の基地局の信号カバレッジエリアの一部または全部を含む。第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、ユーザ機器は第1の基地局にアクセスする。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、アクセス装置から第2の基地局にユーザ機器をハンドオーバする必要がある。これは、第2の基地局が、第1の基地局でオフロードを実行するように構成されていることを示す。周波数間ネットワーク内の第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。
本実施形態では、第2の基地局とAPとの間の距離が第1の距離閾値未満である場合、第2の基地局がAPに近接していることを示す。例えば、第1の距離閾値は0.5メートルに設定されてもよい。APはACによって制御される。具体的には、ACは、APのアクセス装置を制御することができる。本実施形態では、第1の基地局は、マクロ基地局または小セルであってもよく、第2の基地局は、小セルであってもよい。例えば、図2に示すように、第1の基地局はマクロ基地局21であり、第2の基地局は小セル22であり、小セル22とAP23との間の距離は0.5メートル未満であり、AC24は、AP23を制御するように構成される。小セル22とAP23との間の距離は、具体的には、小セル22のAP23に最も近い点と、AP23の小セル22に最も近い点との間の距離であってもよい。AP23およびAC24は、無線アクセスシステムを形成する。
本実施形態におけるACは、受信ユニット401と、取得ユニット402と、送信ユニット403とを備える。
受信ユニット401は、ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するように構成されている。
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ユーザ機器はAPを発見し、APを制御するACにユーザ認証要求を送信することができる。ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求する。したがって、ユーザ認証要求を受信した後、ACはユーザ機器を認証する。認証が成功した場合、ユーザ機器はAPにアクセスする。
ユーザ認証要求は、具体的には、EAP−SIM/AKA認証要求であってもよい。
ユーザ認証要求は、ユーザ機器を識別するために使用されるユーザ機器の識別子を含む。ユーザ機器の識別子は、ACおよび第1の基地局のためのユーザ機器の一意の識別子である。すなわち、ACと第1の基地局の両方は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器を識別することができる。例えば、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIMSIであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IMSIに従ってユーザ機器を識別してもよい。別の例では、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIPアドレスであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IPアドレスに従ってユーザ機器を識別してもよい。
取得ユニット402は、ユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得するように構成されている。
例えば、取得ユニット402は、ユーザ認証要求からユーザ機器のIMSIを取得する。
送信ユニット403は、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように構成されている。
本実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が第1の距離閾値未満である、すなわちAPが第2の基地局に近接しているため、APの信号カバレッジエリアが基本的に第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るとき、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなすことができる。したがって、送信ユニット403は、取得ユニット402により取得されたユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。この場合、ユーザ機器は、周波数間測定要求を受信した後、周波数間測定を開始し、周波数間測定結果に従って、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされるか否かをさらに判定する。ユーザ機器が第2の基地局のカバレッジエリアに入る場合、通常、ユーザ機器は、周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従って第2の基地局にアクセスすることができる。
上述した技術的解決策から、本実施形態では、ユーザ端末は、第1の基地局の信号強度と開始閾値との間の関係に従って、周波数間測定を開始するか否かをもはや判定しないことが分かる。代わりに、APが第2の基地局に近接している場合、APの信号カバレッジエリアに入ることは、第2の基地局の信号カバレッジエリアに入ること、すなわち重複エリアに入ることと等価であるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、受信ユニット401はユーザ機器からのユーザ認証要求を受信し、取得ユニット402はユーザ機器の識別子を取得し、送信ユニット403はユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信して、ユーザ機器が周波数間測定を開始するようにする。したがって、この方法は、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に周波数間測定が開始されないという従来技術の問題を解決し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。また、この方法では、高い開始閾値を設定する必要がないので、ユーザ機器の消費電力が増加せず、データ送信スループットに影響を与えない。
本実施形態では、APの信号カバレッジエリアに入るときにユーザ機器がユーザ認証要求を送信できるように、ユーザ機器はWi−Fi機能を有効にする必要がある。
本発明のこの実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が第1の距離閾値未満である場合、APが第2の基地局に近接していることを示す。APおよび第2の基地局は、同じ装置に一体化されてもよい。例えば、APおよび第2の基地局は、エンクロージャに一体化され、同じ電源および同じ送信インタフェースを有する。
APの信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとは、完全には重複していない。しかしながら、本実施形態では、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るときに、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなされる。この場合、誤判定が生じることがある。そのような誤判定を低減し、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るか否かをより正確に判定するために、本実施形態では第2の距離閾値を設定することができる。ユーザ機器とAPとの間の距離が第2の距離閾値未満である場合、すなわちユーザ機器がAPに近接している場合、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入る可能性がより高い。この場合、ACは周波数間測定要求を送信する。具体的には、周波数間測定要求がユーザ機器に送信されると、送信ユニット403は、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であると判定し、周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように特に構成されている。APとユーザ機器との間の距離は、APによって測定されてもよい。さらに、APは、APとユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であると判定し、送信ユニット403に周波数間測定要求を送信するように指示することができる。あるいは、APは、測定された距離をACに送信し、送信ユニット403は、距離が第2の距離閾値未満であると判定する。
一般に、ACとユーザ機器との間に直接接続された接続チャネルは存在しない。したがって、ACは、既存の接続チャネル、例えば、ACと基地局装置との間の接続チャネル、および基地局装置とユーザ機器との間の接続チャネルに従って、周波数間測定要求をユーザ機器に送信してもよい。基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。具体的には、送信ユニット403は、周波数間測定要求をユーザ機器に送信すると、基地局装置を用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信するように特に構成されている。また、送信ユニット403が、ユーザ機器の識別子を基地局装置に送信することにより、基地局装置は、ユーザ機器の識別子に対応するユーザ機器に周波数間測定要求を送信することができる。以下では、説明のための例として、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびGSMネットワークを使用する。
UMTSネットワークでは、基地局装置はRNCであってもよく、送信ユニット403は、RNCを用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。LTEネットワークでは、基地局装置はeNodeBであってもよく、送信ユニット403はeNodeBを用いて周波数間測定要求を送信する。GSMネットワークでは、基地局装置はBSCであってもよく、送信ユニット403はBSCを用いて周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
本実施形態では、送信ユニット403は、周波数間測定要求およびユーザ機器の識別子を基地局装置に送信してもよく、基地局装置は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器に周波数測定要求を送信する。あるいは、送信ユニット403は、ユーザ機器の識別子を基地局装置に送信してもよく、基地局装置は、周波数間測定要求を生成し、ユーザ機器の識別子に従って生成された周波数間測定要求をユーザ機器に送信する。
送信ユニット403がユーザ機器の識別子を基地局装置に送信するとき、送信ユニット403は、識別子を基地局装置に直接送信してもよい。あるいは、送信ユニット403は、識別子をAPに送信してもよく、APは、識別子を第2の基地局に送信し、第2の基地局は、識別子を基地局装置に送信する。
以上は、本発明のこの実施形態をAC側で説明したものであり、次に本発明の一実施形態をユーザ機器側で説明する。
図5を参照すると、本発明の一実施形態は、ユーザ機器の装置の実施形態を提供する。
本実施形態におけるユーザ機器は、周波数間ネットワークで使用される。周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含む。第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間には重複エリアが存在し、すなわち、第1の基地局の信号カバレッジエリアは、第2の基地局の信号カバレッジエリアの一部または全部を含む。第2の基地局のアクセス優先度が第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、ユーザ機器は第1の基地局にアクセスする。したがって、第1の基地局にアクセスするユーザ機器が重複エリアに入ると、アクセス装置から第2の基地局にユーザ機器をハンドオーバする必要がある。これは、第2の基地局が、第1の基地局でオフロードを実行するように構成されていることを示す。周波数間ネットワーク内の第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。
本実施形態では、第2の基地局とAPとの間の距離が距離閾値未満である場合、第2の基地局がAPに近接していることを示す。例えば、距離閾値は0.5メートルに設定されてもよい。APはACによって制御される。具体的には、ACは、APのアクセス装置を制御することができる。本実施形態では、第1の基地局は、マクロ基地局または小セルであってもよく、第2の基地局は、小セルであってもよい。例えば、図2に示すように、第1の基地局はマクロ基地局21であり、第2の基地局は小セル22であり、小セル22とAP23との間の距離は0.5メートル未満であり、AC24は、AP23を制御するように構成される。小セル22とAP23との間の距離は、具体的には、小セル22のAP23に最も近い点と、AP23の小セル22に最も近い点との間の距離であってもよい。AP23およびAC24は、無線アクセスシステムを形成する。
本実施形態のユーザ機器は、送信ユニット501と、受信ユニット502と、開始ユニット503とを備える。
送信ユニット501は、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると判定し、ACにユーザ認証要求を送信するように構成されている。
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、ユーザ機器はAPを発見することができ、送信ユニット501はAPを制御しているACにユーザ認証要求を送信する。ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求する。したがって、ユーザ認証要求を受信した後、ACは、ユーザ機器を認証する。認証が成功した場合、ユーザ機器はAPにアクセスする。
ユーザ認証要求は、具体的にはEAP−SIM/AKA認証であってもよい。
ユーザ認証要求は、ユーザ機器を識別するために使用されるユーザ機器の識別子を含む。ユーザ機器の識別子は、ACおよび第1の基地局のためのユーザ機器の一意の識別子である。すなわち、ACと第1の基地局の両方は、ユーザ機器の識別子に従ってユーザ機器を識別することができる。例えば、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIMSIであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IMSIに従ってユーザ機器を識別してもよい。別の例では、ユーザ機器の識別子は、ユーザ機器のIPアドレスであってもよい。ACおよび第1の基地局の両方は、IPアドレスに従ってユーザ機器を識別してもよい。
ユーザ認証要求を使用して、ACがユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得し、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信することを可能にする。
受信ユニット502は、ACによって送信される周波数間測定要求を受信するように構成され、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。
開始ユニット503は、周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するように構成されている。
本実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が距離閾値未満である、すなわちAPが第2の基地局に近接しているため、APの信号カバレッジエリアが基本的に第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るとき、ユーザ機器が第2の基地局の信号カバレッジエリアに入るとみなすことができる。この場合、ACは、ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信し、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する。したがって、受信ユニット502が、周波数間測定要求を受信した後、周波数間測定が開始され、ユーザ機器は、周波数間測定結果に従って、アクセス装置から第2の基地局にハンドオーバされるか否かをさらに判定する。ユーザ機器が第2の基地局のカバレッジエリアに入る場合、通常、ユーザ機器は、開始ユニット503が周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従って第2の基地局にアクセスすることができる。
上述した技術的解決策から、本実施形態では、ユーザ端末は、第1の基地局の信号強度と開始閾値との間の関係に従って、周波数間測定を開始するか否かをもはや判定しないことが分かる。代わりに、APが第2の基地局に近接している場合、APの信号カバレッジエリアに入ることは、第2の基地局の信号カバレッジエリアに入ること、すなわち重複エリアに入ることと等価であるとみなされる。したがって、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ると、送信ユニット501はACにユーザ認証要求を送信し、受信ユニット502はACが送信した周波数間測定要求を受信し、開始ユニット503は、周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始する。したがって、この方法は、第1の基地局の信号強度が開始閾値よりも大きい場合に周波数間測定が開始されないという従来技術の問題を解決し、第2の基地局が第1の基地局でより良好オフロードを実行するようにする。また、この方法では、高い開始閾値を設定する必要がないので、ユーザ機器の消費電力が増加せず、データ送信スループットに影響を与えない。
本実施形態では、ユーザ機器がWi−Fi機能を有効にする必要があるため、ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入るときに送信ユニット501はユーザ認証要求を送信することができる。
本発明のこの実施形態では、APと第2の基地局との間の距離が距離閾値未満である場合、APが第2の基地局に近接していることを示す。APおよび第2の基地局は、同じ装置に一体化されてもよい。例えば、APおよび第2の基地局は、エンクロージャに一体化され、同じ電源および同じ送信インタフェースを有する。
一般に、ACとユーザ機器との間に直接接続された接続チャネルは存在しない。したがって、受信ユニット502は、既存の接続チャネル、例えば、ACと第1の基地局装置との間の接続チャネル、および第1の基地局装置とユーザ機器との間の接続チャネルに従って、ACが送信した周波数間測定要求を受信してもよい。第1の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。具体的には、受信ユニット502は、ACが送信した周波数間測定要求を受信すると、第1の基地局装置を使用してACが送信した周波数間測定要求を受信するように特に構成されている。また、ACは、ユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信し、第1の基地局装置が、ユーザ機器の識別子に対応するユーザ機器に周波数間測定要求を送信することができるようにする。以下では、説明のための例として、UMTSネットワーク、LTEネットワーク、およびGSMネットワークを使用する。
UMTSネットワークでは、第1の基地局装置はRNCであってもよく、受信ユニット502は、RNCを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。LTEネットワークでは、第1の基地局装置はeNodeBであってもよく、受信ユニット502はeNodeBを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。GSMネットワークでは、第1の基地局装置はBSCであってもよく、受信ユニット502はBSCを使用してACが送信した周波数間測定要求を受信する。
本実施形態では、ACは、周波数間測定要求およびユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信してもよく、第1の基地局装置は、ユーザ機器の識別子に従って受信ユニット502に周波数測定要求を送信する。あるいは、ACは、ユーザ機器の識別子を第1の基地局装置に送信してもよく、第1の基地局装置は、周波数間測定要求を生成し、ユーザ機器の識別子に従って生成された周波数間測定要求を受信ユニット502に送信する。
本実施形態では、周波数間測定を開始した後に、周波数間測定結果に従ってユーザ機器はアクセス装置からさらにハンドオーバされてもよい。具体的には、ユーザ機器は、ハンドオーバユニットをさらに備えていてもよい。送信ユニット501は、周波数間測定結果を第2の基地局装置に送信するようにさらに構成されている。受信ユニット502は、第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成され、機器ハンドオーバ要求を使用して、ユーザ機器に第2の基地局にアクセスするように要求する。ハンドオーバユニットは、機器ハンドオーバ要求に従って第2の基地局にアクセスするように構成されている。第2の基地局装置は、第1の基地局または第1の基地局の基地局コントローラである。
以上、本発明の実施形態におけるACおよびユーザ機器を、モジュール化された機能エンティティの観点から説明した。次に、ハードウェア処理の観点から、本発明の実施形態におけるACおよびユーザ機器について説明する。
図6を参照すると、本発明の実施形態は、ACの別の装置の実施形態を提供する。
本実施形態におけるAC600は、周波数間ネットワークで使用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が、第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。ユーザ機器は、第1の基地局にアクセスする。第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が第1の距離閾値未満であり、APはACによって制御される。
本実施形態におけるAC600は、具体的には、プロセッサ(processor)601と、通信インタフェース(Communications Interface)602と、メモリ(memory)603と、通信バス604とを備える。
プロセッサ601と、通信インタフェース602と、メモリ603とは、バス604を用いて互いに通信する。
プロセッサ601は、プログラム605を実行するように構成されている。
具体的には、プログラム605はプログラムコードを含んでもよく、プログラムコードはコンピュータの演算命令を含む。
プロセッサ601は、中央処理装置CPU、または特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはこの用途のこの実施形態を実装するように構成された1つまたは複数の集積回路であってもよい。
メモリ603は、プログラム605を格納するように構成されている。メモリ603は、高速RAMメモリを含んでもよく、少なくとも1つのディスクメモリなどの不揮発性メモリ(non−volatile memory)をさらに含んでもよい。プログラム605を使用して、
ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するステップであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求はユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
ユーザ認証要求からユーザ機器の識別子を取得するステップと、
ユーザ機器の識別子に従って周波数間測定要求をユーザ機器に送信するステップであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと
を実行する。
プログラム605におけるさまざまなステップの特定の実装については、図4に示す実施形態における対応するユニットの実装を参照し、詳細はここでは説明しない。
図7を参照すると、本発明の実施形態は、ユーザ機器の別の装置の実施形態を提供する。
本実施形態におけるユーザ機器700は、周波数間ネットワークで使用され、周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、第1の基地局の信号カバレッジエリアと第2の基地局の信号カバレッジとの間に重複エリアが存在し、第2の基地局のアクセス優先度が、第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、第1の基地局と第2の基地局とは、異なる周波数に位置する。ユーザ機器は、第1の基地局にアクセスする。第2の基地局と無線アクセスポイントAPとの間の距離が、第1の距離閾値未満であり、APはアクセスコントローラACによって制御される。
本実施形態におけるユーザ機器700は、具体的には、プロセッサ(processor)701と、通信インタフェース(Communications Interface)702と、メモリ(memory)703と、通信バス704とを備える。
プロセッサ701と、通信インタフェース702と、メモリ703とは、バス704を用いて互いに通信する。
プロセッサ701は、プログラム705を実行するように構成されている。
具体的には、プログラム705はプログラムコードを含んでもよく、プログラムコードはコンピュータの演算命令を含む。
プロセッサ701は、中央処理装置CPU、または特定用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはこの用途のこの実施形態を実装するように構成された1つまたは複数の集積回路であってもよい。
メモリ703は、プログラム705を格納するように構成されている。メモリ703は、高速RAMメモリを含んでもよく、少なくとも1つのディスクメモリなどの不揮発性メモリ(non−volatile memory)をさらに含んでもよい。プログラム705を使用して、
ユーザ機器がAPの信号カバレッジエリアに入ることを判定し、ユーザ認証要求をACに送信するステップであって、ユーザ認証要求を使用して、ユーザ機器がAPにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、ユーザ認証要求は、ユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
ACが送信した周波数間測定要求を受信するステップであって、周波数間測定要求を使用して、ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと、
周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するステップと
を実行する。
プログラム705におけるさまざまなステップの特定の実装については、図5に示す実施形態における対応するユニットの実装を参照し、詳細はここでは説明しない。
前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスのための、簡便な説明の目的で、前述の方法の実施形態に対応するプロセスが参照され得ることは、当業者であれば明確に理解することができ、詳細はここでは再度説明しない。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の態様で実現されてもよいことが理解されるべきである。例えば、説明した装置の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットの部分は単に論理機能の部分であり、実際の実装においては他の部分であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素が組み合わされてもよく、または別のシステムに統合されてもよく、あるいは、一部の機能が無視されて、実行されなくてもよい。また、表示されたまたは議論された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインタフェースを使用することによって実現されてもよい。装置またはユニット間の間接的な結合または通信接続は、電子的に、機械的に、または他の形式で実現されてもよい。
別々の部分として記載されたユニットは、物理的に分離されていてもいなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されていてもよく、または複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。ユニットの一部またはすべては、本実施形態の解決策の目的を達成するために実際のニーズに応じて選択され得る。
また、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、または各ユニットは、単独で、物理的に存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットが、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、統合ユニットは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、基本的に本発明の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策のすべてまたは一部は、ソフトウェア製品の形態で実現されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態に記載の方法のステップのすべてまたは一部を実行するために、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスなどであってもよい)を指示するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は:例えば、USBフラッシュドライブ、ポータブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
前述の実施形態は、本発明を制限するものではなく、本発明の技術的解決策を説明するためのものにすぎない。前述の実施形態に関連して本発明を詳細に説明したが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決策の趣旨および範囲から逸脱することなく、前述の実施形態で説明した技術的解決策にさらなる変更を加えるか、一部のその技術的特徴に同等の置換を行うことができることを理解すべきである。
21 マクロ基地局
22 小セル
401 受信ユニット
402 取得ユニット
403 送信ユニット
501 送信ユニット
502 受信ユニット
503 開始ユニット
601 プロセッサ
602 通信インタフェース
603 メモリ
604 通信バス
605 プログラム
700 ユーザ機器
701 プロセッサ
702 通信インタフェース
703 メモリ
704 通信バス
705 プログラム

Claims (14)

  1. 周波数間測定を開始するための方法であって、前記方法は、周波数間ネットワークに適用され、前記周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、前記第1の基地局の信号カバレッジエリアと前記第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、前記第2の基地局のアクセス優先度が前記第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、前記第1の基地局と前記第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が前記第1の基地局にアクセスし、前記第2の基地局と無線アクセスポイント(AP)との間の距離が第1の距離閾値未満であり、前記APはアクセスコントローラ(AC)によって制御され、前記方法は、
    前記ACによって、前記ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するステップであって、前記ユーザ認証要求を使用して、前記ユーザ機器が前記APにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、前記ユーザ認証要求は、前記ユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
    前記ACによって、前記ユーザ認証要求から前記ユーザ機器の前記識別子を取得するステップと、
    前記ACによって、前記ユーザ機器の前記識別子に従って周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するステップであって、前記周波数間測定要求を使用して、前記ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと
    を含
    前記第2の基地局と前記APとの間の距離が前記第1の距離閾値未満である場合、前記APの信号カバレッジエリアが前記第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる、方法。
  2. 前記ACによって、周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信する前記ステップが、
    前記ACによって、前記APと前記ユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であることを判定して、前記周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ACによって、周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信する前記ステップが、
    前記ACによって、基地局装置を用いて前記周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するステップであって、前記基地局装置は前記第1の基地局または前記第1の基地局の基地局コントローラである、ステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 周波数間測定を開始するための方法であって、前記方法は、周波数間ネットワークに適用され、前記周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、前記第1の基地局の信号カバレッジエリアと前記第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、前記第2の基地局のアクセス優先度が前記第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、前記第1の基地局と前記第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が前記第1の基地局にアクセスし、前記第2の基地局と無線アクセスポイント(AP)との間の距離が距離閾値未満であり、前記APはアクセスコントローラ(AC)によって制御され、前記方法は、
    前記ユーザ機器によって、前記ユーザ機器が前記APの信号カバレッジエリアに入ることを判定し、ユーザ認証要求を前記ACに送信するステップであって、前記ユーザ認証要求を使用して、前記ユーザ機器が前記APにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、前記ユーザ認証要求は、前記ユーザ機器の識別子を含む、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記ACが送信した周波数間測定要求を受信するステップであって、前記周波数間測定要求を使用して、前記ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するステップと
    を含
    前記第2の基地局と前記APとの間の距離が前記距離閾値未満である場合、前記APの信号カバレッジエリアが前記第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる、方法。
  5. 前記ユーザ機器によって、前記ACが送信した周波数間測定要求を受信する前記ステップが、
    前記ユーザ機器によって、第1の基地局装置を用いて前記ACが送信した前記周波数間測定要求を受信するステップであって、前記第1の基地局装置は、前記第1の基地局または前記第1の基地局の基地局コントローラである、ステップ
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法が、
    前記ユーザ機器によって、周波数間測定の測定結果を第2の基地局装置に送信するステ
    ップと、
    前記ユーザ機器によって、前記第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信するステップであって、前記機器ハンドオーバ要求を使用して、前記ユーザ機器に前記第2の基地局にアクセスするように要求する、ステップと、
    前記ユーザ機器によって、前記機器ハンドオーバ要求に従って前記第2の基地局にアクセスするステップと
    をさらに含み、
    前記第2の基地局装置は、前記第1の基地局または前記第1の基地局の前記基地局コントローラである、
    請求項5に記載の方法。
  7. アクセスコントローラ(AC)であって、前記ACは周波数間ネットワークに適用され、前記周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、前記第1の基地局の信号カバレッジエリアと前記第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、前記第2の基地局のアクセス優先度が前記第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、前記第1の基地局と前記第2の基地局とは異なる周波数に位置し、ユーザ機器が前記第1の基地局にアクセスし、前記第2の基地局と無線アクセスポイント(AP)との間の距離が第1の距離閾値未満であり、前記APは前記ACによって制御され、前記ACは、
    前記ユーザ機器が送信したユーザ認証要求を受信するように構成された受信ユニットであって、前記ユーザ認証要求を使用して、前記ユーザ機器が前記APにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、前記ユーザ認証要求は、前記ユーザ機器の識別子を含む、受信ユニットと、
    前記ユーザ認証要求から前記ユーザ機器の前記識別子を取得するように構成された取得ユニットと、
    前記ユーザ機器の前記識別子に従って周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するように構成された送信ユニットであって、前記周波数間測定要求を使用して、前記ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、送信ユニットと
    を含
    前記第2の基地局と前記APとの間の距離が前記第1の距離閾値未満である場合、前記APの信号カバレッジエリアが前記第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる、AC。
  8. 前記送信ユニットが、周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するとき、前記APと前記ユーザ機器との間の距離が第2の距離閾値未満であることを判定して、前記周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するように特に構成される、請求項7に記載のAC。
  9. 前記送信ユニットが、周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するとき、基地局装置を用いて前記周波数間測定要求を前記ユーザ機器に送信するように特に構成され、前記基地局装置は前記第1の基地局または前記第1の基地局の基地局コントローラである、請求項7または8に記載のAC。
  10. ユーザ機器であって、前記ユーザ機器は、周波数間ネットワークに使用され、前記周波数間ネットワークは、第1の基地局および第2の基地局を含み、前記第1の基地局の信号カバレッジエリアと前記第2の基地局の信号カバレッジエリアとの間に重複エリアが存在し、前記第2の基地局のアクセス優先度が前記第1の基地局のアクセス優先度よりも高く、前記第1の基地局と前記第2の基地局とは異なる周波数に位置し、前記ユーザ機器は前記第1の基地局にアクセスし、前記第2の基地局と無線アクセスポイント(AP)との間の距離が距離閾値未満であり、前記APはアクセスコントローラ(AC)によって制御され、前記ユーザ機器は、
    前記ユーザ機器が前記APの信号カバレッジエリアに入ることを判定し、ユーザ認証要求を前記ACに送信するように構成された送信ユニットであって、前記ユーザ認証要求を使用して、前記ユーザ機器が前記APにアクセスできるかどうかを認証するように要求し、前記ユーザ認証要求は、前記ユーザ機器の識別子を含む、送信ユニットと、
    前記ACが送信した周波数間測定要求を受信するように構成された受信ユニットであって、前記周波数間測定要求を使用して、前記ユーザ機器に周波数間測定を開始するように要求する、受信ユニットと、
    前記周波数間測定要求に従って周波数間測定を開始するように構成された開始ユニットと
    を含
    前記第2の基地局と前記APとの間の距離が前記距離閾値未満である場合、前記APの信号カバレッジエリアが前記第2の基地局の信号カバレッジエリアと重なるとみなされる、ユーザ機器。
  11. 前記受信ユニットが、前記ACが送信した周波数間測定要求を受信するとき、第1の基地局装置を用いて前記ACが送信した前記周波数間測定要求を受信するように特に構成され、前記第1の基地局装置は、前記第1の基地局または前記第1の基地局の基地局コントローラである、請求項10に記載のユーザ機器。
  12. 前記ユーザ機器がハンドオーバユニットをさらに備え、
    前記送信ユニットは、周波数間測定の測定結果を第2の基地局装置に送信するようにさらに構成され、
    前記受信ユニットは、前記第2の基地局装置が送信した機器ハンドオーバ要求を受信するようにさらに構成され、前記機器ハンドオーバ要求を使用して、前記ユーザ機器に前記第2の基地局にアクセスするように要求し、
    前記ハンドオーバユニットは、前記機器ハンドオーバ要求に従って前記第2の基地局にアクセスするように構成され、
    前記第2の基地局装置は、前記第1の基地局または前記第1の基地局の前記基地局コントローラである、
    請求項11に記載のユーザ機器。
  13. コンピュータによって実行されると、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに行わせる命令を備える、コンピュータ可読記憶媒体。
  14. 請求項1から6のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに行わせるコンピュータプログラム。
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