JP4485545B2 - 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法 - Google Patents

無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4485545B2
JP4485545B2 JP2007134338A JP2007134338A JP4485545B2 JP 4485545 B2 JP4485545 B2 JP 4485545B2 JP 2007134338 A JP2007134338 A JP 2007134338A JP 2007134338 A JP2007134338 A JP 2007134338A JP 4485545 B2 JP4485545 B2 JP 4485545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
different frequency
mobile station
quality
measure
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007134338A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008289071A (ja
Inventor
聖悟 原野
和則 小畑
憲哉 仲井間
昭宏 前原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2007134338A priority Critical patent/JP4485545B2/ja
Publication of JP2008289071A publication Critical patent/JP2008289071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4485545B2 publication Critical patent/JP4485545B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法に関し、特に、異周波間ハンドオーバにおいて異周波測定の要否を判定する方法に適用して好適なものである。
IMT−2000の移動通信システムの無線伝送方式の一つにW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式がある。このW−CDMA方式では、1つの周波数を複数の利用者で共有でき、同じ周波数をどのセルにおいても繰り返して使用するため、同一システムでは異周波間ハンドオーバの必要性はない。
しかし、実際には、トラヒック容量の増大や柔軟なエリア設計を可能とするために同一システム内で複数の周波数が使用され、都市部などのトラヒック容量の高いエリアでは多くの周波数で運用し、山間部などのトラヒック容量の低いエリアでは少ない周波数で運用するというように、セルによって運用されている周波数が異なる場合がある。このため、運用周波数が異なるセル間を通信が切断されることなく移動するには、異周波間ハンドオーバが必要となる。
異周波間ハンドオーバを実現するには、ハンドオーバ先のセルを決定するため、使用中の周波数とは異なる周波数(以下、異周波数と言う)の品質を移動局にて測定する必要がある。W−CDMA方式では、連続送信の形態が通常使用され、通信中に異周波数の品質を測定するには、複数の受信装置を移動局に実装するか、あるいはデータの送受信を一時的に停止し、その間に異周波数の品質を測定する必要がある。
データの送受信の停止中に異周波数の品質を測定する方法を用いて異周波間ハンドオーバを実現する技術として、コンプレストモードが提案されている(非特許文献1)。
このコンプレストモードでは、無線基地局が、送信フレームの一部区間についてデータの送信を一時的に停止し、その間にハンドオーバ先の候補となる異周波数の品質が移動局にて測定される。この時、無線制御装置はコンプレストモードへの移行を決定し、無線基地局と移動局に対して異周波数の品質の測定に必要な情報が通知される。
ここで、コンプレストモードにおける異周波数の品質の測定中にはデータ送信ができないため、非送信区間の前後で送信データを圧縮し、送信電力を増加させながら送信データを高速伝送することで、所定の伝送速度が保たれる。
3rd Generation Partnership Project Technical Specification Group Radio Access Network,25.211 Physical channels and mapping of transport channels onto physical channels,2002年9月
しかしながら、異周波間ハンドオーバを実現するためにコンプレストモードを多用すると、送信電力が増加することから他のユーザの通信への干渉を引き起こし、システム全体のトラヒック容量を低下させたり、移動局における消費電力の増大を招いたりするという問題があった。
そこで、本発明の目的は、トラヒック容量の低下および消費電力の増大を抑制しつつ、異周波間ハンドオーバを実現することが可能な無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の無線制御装置は、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、
前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、前記異周波測定要否判定手段は、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
また、請求項2記載の無線制御装置は、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、前記異周波測定要否判定手段は、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、
前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
また、請求項3記載の無線制御装置は、請求項1または2に記載の無線制御装置において、前記異周波測定指示手段は、前記異周波測定要否判定手段による判定結果が測定要であり、かつ前記移動局が前記異周波数の品質の測定中でない場合、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に開始させ、前記異周波測定要否判定手段による判定結果が測定不要であり、かつ前記移動局が前記異周波数の品質の測定中である場合、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に停止させることを特徴とする。
また、請求項4記載の無線制御装置は、請求項1から3のいずれか1項記載の無線制御装置において、前記異周波測定指示手段は、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に開始させる場合、前記移動局と通信中の無線基地局に前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を開始させ、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に停止させる場合、前記移動局と通信中の無線基地局に前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を停止させることを特徴とする。
また、請求項5記載の移動通信システムは、複数のセルに分割された無線区間の通信リンクを制御する無線制御装置と、前記セルを切り替えながらネットワークと通信する移動局と、前記セルにおいて前記移動局と通信リンクを確立する無線基地局とを備える移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、前記異周波測定要否判定手段は、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
また、請求項6記載の移動通信システムは、複数のセルに分割された無線区間の通信リンクを制御する無線制御装置と、前記セルを切り替えながらネットワークと通信する移動局と、前記セルにおいて前記移動局と通信リンクを確立する無線基地局とを備える移動通信システムにおいて、前記無線制御装置は、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、前記異周波測定要否判定手段は、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
また、請求項7記載の異周波間ハンドオーバ制御方法は、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを無線制御装置にて判定する判定ステップと、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させる必要があると判定された場合、前記異周波数の品質の測定に必要な情報を前記移動局と無線基地局に通知するステップと、前記無線基地局にて前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を行いながら、前記移動局にて前記異周波数の品質の測定を実施するステップと、前記移動局における前記異周波数の品質の測定結果に基づいて、異周波間ハンドオーバを行うステップとを備え、前記判定ステップにおいて、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
また、請求項8記載の異周波間ハンドオーバ制御方法は、移動局と通信中の無線基地局における送信電力値を無線制御装置に通知するステップと、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、前記移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを無線制御装置にて判定する判定ステップと、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させる必要があると判定された場合、前記異周波数の品質の測定に必要な情報を前記移動局と前記無線基地局に通知するステップと、前記無線基地局にて前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を行いながら、前記移動局にて前記異周波数の品質の測定を実施するステップと、前記移動局における前記異周波数の品質の測定結果に基づいて、異周波間ハンドオーバを行うステップとを備え、前記判定ステップにおいて、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、周波数を切り替える必要性の高いセルについてのみ異周波数の品質の測定を移動局に行わせることが可能となる。このため、周波数を切り替える必要性の低いセルについても異周波数の品質の測定が一律に行われるのを防止することができ、トラヒック容量の低下および消費電力の増大を抑制しつつ、異周波間ハンドオーバを実現することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る無線制御装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線制御装置が適用される移動通信システムの概略構成を示すブロック図である。
図1において、移動通信システムには、複数のセルに分割された無線区間の通信リンクを制御する無線制御装置11が設けられ、無線基地局21a〜21cとコアネットワーク6とは無線制御装置11を介して接続されている。そして、携帯電話などの移動局22と通信リンクが確立される無線区間はセルに分割され、無線基地局21aには、運用周波数f1の無線ゾーンZa1および運用周波数f2の無線ゾーンZa2が形成され、無線基地局21bには、運用周波数f1の無線ゾーンZb1および運用周波数f2の無線ゾーンZb2が形成され、無線基地局21cには、運用周波数f1の無線ゾーンZc1が形成されている。
そして、無線制御装置11は、セルの品質などの情報から適切な通信リンクが確立されるセルを判定し、そのセルにおける移動局22と無線基地局21a〜21cとの通信リンクを確立することで、移動局22とコアネットワーク16との通信を実現することができる。なお、W−CDMA方式の移動通信システムでは、通信状況によって、移動局22は最大で3本の通信リンクを同時に設定することができる。
ここで、無線制御装置11には、コンプレストモードの起動や停止の制御などを行う情報を記憶する情報記憶部12、コンプレストモードの起動や停止の制御などを行う制御部13、無線基地局21a〜21cとの間で信号の送受信を行う送受信部14およびコアネットワーク16との間で信号の送受信を行う送受信部15が設けられている。
そして、情報記憶部12には、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で示す異周波測定要否情報12aおよび移動局22と通信中の無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bを記憶することができる。なお、異周波測定要否情報12aは、周波数を切り替える必要性の高いセルについては異周波数の品質の測定要、周波数を切り替える必要性の低いセルについては異周波数の品質の測定不要として、異周波数の品質の測定の要否をセル単位で示すことができる。
また、制御部13には、異周波測定要否情報12aに基づいて、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段13aおよび異周波測定要否判定手段13aによる判定結果に基づいてコンプレストモードを設定するコンプレストモード設定手段13bが設けられている。なお、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aとともに送信電力値12bを考慮することで、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定するようにしてもよい。
そして、無線制御装置11は、セルの品質などの情報から適切な通信リンクが確立されるセルを判定し、そのセルにおける移動局22と無線基地局21a〜21cとの通信リンクを確立する。そして、移動局22と無線基地局21a〜21cとの通信リンクが確立されると、無線基地局21a〜21cは、移動局22と通信中の無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bを無線制御装置11に通知し、無線制御装置11は、その送信電力値12bを情報記憶部12に記憶することができる。
そして、異周波測定要否判定手段13aは、通信中のセルの追加、削除または入れ替えを契機として、異周波測定要否情報12aを参照し、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定する。なお、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定することができる。また、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定することができる。
そして、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定された場合、コンプレストモード設定手段13bは、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定する。そして、その移動局22についてコンプレストモードが起動中でない場合、その移動局22および無線基地局21a〜21cにコンプレストモードを起動するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21a〜21cは、コンプレストモードを起動するように無線制御装置11から指示されると、無線基地局21a〜21cは、送信フレームの一部区間についてデータの送信を一時的に停止し、移動局22はその間にハンドオーバ先の候補となる異周波数の品質を測定する。そして、ハンドオーバ先の候補となる異周波数の品質が良い場合、無線制御装置11は、異周波間ハンドオーバを移動局22に実施するように指示することで、運用周波数f1、f2が互いに異なるセル間を通信が切断されることなく移動することができる。
一方、異周波測定要否判定手段13aにおいて、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定された場合、コンプレストモード設定手段13bは、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定する。そして、その移動局22についてコンプレストモードが起動中である場合、その移動局22および無線基地局21a〜21cにコンプレストモードを停止するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21a〜21cは、コンプレストモードを停止するように無線制御装置11から指示されると、移動局22はハンドオーバ先の候補となる異周波数の品質の測定を中止するとともに、無線基地局21a〜21cは、コンプレストモードの起動に伴って停止されていた区間についてのデータの送信を再開する。
なお、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aとともに送信電力値12bを考慮することで、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定するようにしてもよい。
この場合、異周波測定要否判定手段13aは、通信中のセルの追加、削除または入れ替え、あるいは無線基地局21a〜21cからの送信電力値12bの通知を契機として、異周波測定要否情報12aおよび送信電力値12bを参照することができる。そして、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ移動局22と通信中の1以上の無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bが閾値以上である場合に、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定することができる。また、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または移動局22と通信中の全ての無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bが閾値より小さい場合に、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定することができる。
これにより、周波数を切り替える必要性の高いセルについてのみ異周波数の品質の測定を移動局22に行わせることが可能となる。このため、周波数を切り替える必要性の低いセルについても異周波数の品質の測定が一律に行われるのを防止することができ、トラヒック容量の低下および消費電力の増大を抑制しつつ、異周波間ハンドオーバを実現することが可能となる。
図2は、本発明の一実施形態に係る異周波間ハンドオーバの制御方法を示すブロック図である。
図2において、運用周波数f1の無線ゾーンZa1はセルC1a〜C1nに分割され、運用周波数f2の無線ゾーンZa2はセルC2a〜C2nに分割され、運用周波数f1の無線ゾーンZb1はセルC3a〜C3nに分割され、運用周波数f2の無線ゾーンZb2はセルC4a〜C4nに分割され、運用周波数f1の無線ゾーンZc1はセルC5a〜C5nに分割されているものとする。
そして、異周波測定要否情報12aには、セルC4a〜C4nについては異周波数の品質の測定要、セルC1a〜C1n、C2a〜C2n、C3a〜C3n、C5a〜C5nについては異周波数の品質の測定不要と記述されているものとする。
そして、移動局22は、運用周波数f2の無線ゾーンZa2において、セルC2bにおける通信リンクを確立しながら、無線ゾーンZc1の方向に移動しているものとする。そして、移動局22は、無線ゾーンZb2に近づくと(P1)、セルC2bにおける通信リンクを確立しながら、セルC4aにおける通信リンクを新たに確立する。そして、セルC4aにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC2b、C4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC2bについては、異周波数f1の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC2b、C4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
さらに、移動局22は、セルC2b、C4aにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P2)、セルC2bにおける通信リンクを削除する。そして、セルC2bにおける通信リンクが削除されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC4aについては、異周波数f1の品質の測定が要であると記述され、移動局22はセルC4aにおける通信リンクのみを確立しているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるという条件を満たす。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要がある判定する。そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中でない場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを起動するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを起動するように無線制御装置11から指示されると、無線基地局21bは、送信フレームの一部区間についてデータの送信を一時的に停止し、移動局22はその間にハンドオーバ先の候補となる異周波数f1の品質を測定する。そして、ハンドオーバ先の候補となる異周波数f1の品質が良い場合、無線制御装置11は、異周波間ハンドオーバを移動局22に実施するように指示し、運用周波数f1の無線ゾーンZb1において、セルC3bにおける通信リンクを新たに確立する(P3)。
そして、セルC3bにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3bについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC3bについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3bについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定する。そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中である場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを停止するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを停止するように無線制御装置11から指示されると、移動局22はハンドオーバ先の候補となる異周波数f2の品質の測定を中止するとともに、無線基地局21bは、コンプレストモードの起動に伴って停止されていた区間についてのデータの送信を再開する。
そして、移動局22は、セルC3bにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P4)、セルC3bにおける通信リンクを維持しながら、セルC5aにおける通信リンクを新たに確立する。そして、セルC5aにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3b、C5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC5aについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3b、C5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
さらに、移動局22は、セルC3b、C5aにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P5)、セルC3bにおける通信リンクを削除する。そして、セルC3bにおける通信リンクが削除されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC5aについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
あるいは、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aとともに送信電力値12bを考慮することで、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定することもできる。
この場合、移動局22は、運用周波数f2の無線ゾーンZa2において、セルC2bにおける通信リンクを確立しながら、無線ゾーンZc1の方向に移動しているものとする。そして、移動局22は、無線ゾーンZb2に近づくと(P1)、セルC2bにおける通信リンクを確立しながら、セルC4aにおける通信リンクを新たに確立する。そして、セルC4aにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC2b、C4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC2bについては、異周波数f1の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC2b、C4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
さらに、移動局22は、セルC2b、C4aにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P2)、セルC2bにおける通信リンクを削除する。そして、セルC2bにおける通信リンクが削除されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC4aについては、異周波数f1の品質の測定が要であると記述され、移動局22はセルC4aにおける通信リンクのみを確立しているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC4aについて異周波数f1の品質の測定が要であるという条件を満たす。
そして、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC4aについて異周波数f1の品質の測定が要である場合、移動局22と通信中の無線基地局21bにおける送信電力値12bが閾値以上であるかどうかを判定する。
そして、移動局22が無線基地局21bから離れている場合、移動局22と通信中の無線基地局21bにおける送信電力値12bが大きくなるため、その送信電力値12bが閾値以上となる。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定する。
そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中でない場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを起動するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを起動するように無線制御装置11から指示されると、無線基地局21bは、送信フレームの一部区間についてデータの送信を一時的に停止し、移動局22はその間にハンドオーバ先の候補となる異周波数f1の品質を測定する。そして、移動局22が異周波間ハンドオーバを実施することなく、無線ゾーンZc1の方向にさらに移動し、無線基地局21bに近づくと、移動局22と通信中の無線基地局21bにおける送信電力値12bが小さくなるため、その送信電力値12bが閾値より小さくなる。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定する。
そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中である場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを停止するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを停止するように無線制御装置11から指示されると、移動局22はハンドオーバ先の候補となる異周波数f2の品質の測定を中止するとともに、無線基地局21bは、コンプレストモードの起動に伴って停止されていた区間についてのデータの送信を再開する。
そして、移動局22は、セルC4aにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向にさらに移動し、移動局22が無線基地局21bから離れると、移動局22と通信中の無線基地局21bにおける送信電力値12bが大きくなるため、その送信電力値12bが閾値以上となる。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定する。
そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数f1の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中でない場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを起動するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを起動するように無線制御装置11から指示されると、無線基地局21bは、送信フレームの一部区間についてデータの送信を一時的に停止し、移動局22はその間にハンドオーバ先の候補となる異周波数f1の品質を測定する。そして、ハンドオーバ先の候補となる異周波数f1の品質が良い場合、無線制御装置11は、異周波間ハンドオーバを移動局22に実施するように指示し、運用周波数f1の無線ゾーンZb1において、セルC3bにおける通信リンクを新たに確立する(P3)。
そして、セルC3bにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3bについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC3bについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3bについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定する。そして、コンプレストモード設定手段13bは、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定された場合、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定し、その移動局22についてコンプレストモードが起動中である場合、その移動局22および無線基地局21bにコンプレストモードを停止するように指示する。
そして、移動局22および無線基地局21bは、コンプレストモードを停止するように無線制御装置11から指示されると、移動局22はハンドオーバ先の候補となる異周波数f2の品質の測定を中止するとともに、無線基地局21bは、コンプレストモードの起動に伴って停止されていた区間についてのデータの送信を再開する。
そして、移動局22は、セルC3bにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P4)、セルC3bにおける通信リンクを維持しながら、セルC5aにおける通信リンクを新たに確立する。そして、セルC5aにおける通信リンクが新たに確立されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3b、C5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC5aについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC3b、C5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
さらに、移動局22は、セルC3b、C5aにおける通信リンクを確立しながら無線ゾーンZc1の方向に移動すると(P5)、セルC3bにおける通信リンクを削除する。そして、セルC3bにおける通信リンクが削除されると、異周波測定要否判定手段13aは、異周波測定要否情報12aを参照し、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるかどうかを判定する。
ここで、異周波測定要否情報12aには、移動局22と通信リンクを確立しているセルC5aについては、異周波数f2の品質の測定が不要であると記述されているので、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルC5aについて異周波数f2の品質の測定が要であるという条件を満たさない。このため、異周波測定要否判定手段13aは、異周波数f2の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定し、コンプレストモードの起動が防止される。
図3は、本発明の一実施形態に係るコンプレストモードの設定方法を示すフローチャートである。
図3において、異周波測定要否判定手段13aは、通信中のセルの追加、削除または入れ替えを契機として、異周波測定要否情報12aを参照し、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させるか否かを判定する(ステップS11)。
そして、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定された場合、コンプレストモード設定手段13bは、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定する(ステップS12)。そして、その移動局22についてコンプレストモードが起動中でない場合、その移動局22および無線基地局21a〜21cにコンプレストモードを起動するように指示する(ステップS13)。
一方、異周波測定要否判定手段13aにおいて、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定された場合、コンプレストモード設定手段13bは、その移動局22についてコンプレストモードが起動中であるかどうかを判定する(ステップS14)。そして、その移動局22についてコンプレストモードが起動中である場合、その移動局22および無線基地局21a〜21cにコンプレストモードを停止するように指示する(ステップS15)。
図4は、本発明の一実施形態に係る異周波測定の要否の判定方法を示すフローチャートである。
図4において、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であるかどうかを判定する(ステップS21)。そして、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定する(ステップS22)。
一方、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定する(ステップS23)。
図5は、本発明の一実施形態に係る異周波測定の要否の判定方法のその他の例を示すフローチャートである。
図5において、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であるかどうかを判定する(ステップS31)。そして、移動局22と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合、移動局22と通信中の1以上の無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bが閾値以上であるかどうかを判定する(ステップS32)。そして、移動局22と通信中の1以上の無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bが閾値以上である場合、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要があると判定する(ステップS33)。
一方、異周波測定要否判定手段13aは、移動局22と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または移動局22と通信中の全ての無線基地局21a〜21cにおける送信電力値12bが閾値より小さい場合、異周波数の品質の測定を移動局22に実施させる必要がないと判定する(ステップS34)。
本発明の一実施形態に係る無線制御装置が適用される移動通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る異周波間ハンドオーバの制御方法を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコンプレストモードの設定方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る異周波測定の要否の判定方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る異周波測定の要否の判定方法のその他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
11 無線制御装置
12 情報記憶部
12a 異周波測定要否情報
12b 送信電力値
13 制御部
13a 異周波測定要否判定手段
13b コンプレストモード設定手段
14、15 送受信部
21a〜21c 無線基地局
22 移動局
Za1、Za2、Zb1、Zb2、Zc1 無線ゾーン

Claims (8)

  1. 異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え
    前記異周波測定要否判定手段は、
    前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする無線制御装置。
  2. 異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、
    前記異周波測定要否判定手段は、
    前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、
    前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする無線制御装置。
  3. 前記異周波測定指示手段は、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果が測定要であり、かつ前記移動局が前記異周波数の品質の測定中でない場合、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に開始させ、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果が測定不要であり、かつ前記移動局が前記異周波数の品質の測定中である場合、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に停止させることを特徴とする請求項1または2に記載の無線制御装置。
  4. 前記異周波測定指示手段は、
    前記異周波数の品質の測定を前記移動局に開始させる場合、前記移動局と通信中の無線基地局に前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を開始させ、
    前記異周波数の品質の測定を前記移動局に停止させる場合、前記移動局と通信中の無線基地局に前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線制御装置。
  5. 複数のセルに分割された無線区間の通信リンクを制御する無線制御装置と、
    前記セルを切り替えながらネットワークと通信する移動局と、
    前記セルにおいて前記移動局と通信リンクを確立する無線基地局とを備える移動通信システムにおいて、
    前記無線制御装置は、
    異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、
    前記異周波測定要否判定手段は、
    前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする移動通信システム。
  6. 複数のセルに分割された無線区間の通信リンクを制御する無線制御装置と、
    前記セルを切り替えながらネットワークと通信する移動局と、
    前記セルにおいて前記移動局と通信リンクを確立する無線基地局とを備える移動通信システムにおいて、
    前記無線制御装置は、
    異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させるか否かを判定する異周波測定要否判定手段と、
    前記異周波測定要否判定手段による判定結果に基づいて前記異周波数の品質の測定を前記移動局に指示する異周波測定指示手段とを備え、
    前記異周波測定要否判定手段は、
    前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、
    前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする移動通信システム。
  7. 異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを無線制御装置にて判定する判定ステップと、
    前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させる必要があると判定された場合、前記異周波数の品質の測定に必要な情報を前記移動局と無線基地局に通知するステップと、
    前記無線基地局にて前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を行いながら、前記移動局にて前記異周波数の品質の測定を実施するステップと、
    前記移動局における前記異周波数の品質の測定結果に基づいて、異周波間ハンドオーバを行うステップとを備え、
    前記判定ステップにおいて、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする異周波間ハンドオーバ制御方法。
  8. 移動局と通信中の無線基地局における送信電力値を無線制御装置に通知するステップと、
    異周波数の品質の測定の要否をセル単位で特定する異周波測定要否情報と、前記移動局と通信中の無線基地局における送信電力値に基づいて、前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させるか否かを無線制御装置にて判定する判定ステップと、
    前記異周波数の品質の測定を移動局に実施させる必要があると判定された場合、前記異周波数の品質の測定に必要な情報を前記移動局と前記無線基地局に通知するステップと、
    前記無線基地局にて前記異周波数の品質を測定するための伝送制御を行いながら、前記移動局にて前記異周波数の品質の測定を実施するステップと、
    前記移動局における前記異周波数の品質の測定結果に基づいて、異周波間ハンドオーバを行うステップとを備え、
    前記判定ステップにおいて、前記移動局と通信リンクを確立している全てのセルについて異周波数の品質の測定が要であり、かつ前記移動局と通信中の1以上の無線基地局における送信電力値が閾値以上である場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要があると判定し、
    前記移動局と通信リンクを確立している1以上のセルについて異周波数の品質の測定が不要であるか、または前記移動局と通信中の全ての無線基地局における送信電力値が閾値より小さい場合に、前記異周波数の品質の測定を前記移動局に実施させる必要がないと判定することを特徴とする異周波間ハンドオーバ制御方法。
JP2007134338A 2007-05-21 2007-05-21 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法 Active JP4485545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007134338A JP4485545B2 (ja) 2007-05-21 2007-05-21 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007134338A JP4485545B2 (ja) 2007-05-21 2007-05-21 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008289071A JP2008289071A (ja) 2008-11-27
JP4485545B2 true JP4485545B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=40148342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007134338A Active JP4485545B2 (ja) 2007-05-21 2007-05-21 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4485545B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102123654B (zh) 2008-11-11 2012-07-18 奥林巴斯医疗株式会社 摄像装置及内窥镜
JP5031869B2 (ja) 2010-06-21 2012-09-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法
JP2012005109A (ja) * 2011-05-10 2012-01-05 Ntt Docomo Inc 移動通信方法
CN104980949B (zh) * 2015-06-30 2018-10-19 上海华为技术有限公司 一种异频测量的启动方法及相关设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008289071A (ja) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2266367B1 (en) Gateway with adaptive air interfaces
CN101981964B (zh) 提高多载波系统中上行链路覆盖范围的系统和方法
JP4802804B2 (ja) 移動体通信システムにおけるデータ伝送方法およびシステム
JP4720977B2 (ja) 基地局制御装置、移動体通信システム、および近隣セルリストフィルタリング方法
JP4305915B2 (ja) 基地局選択に用いる基準を求める方法
CN105188099A (zh) 基于d2d通信的中继设备重选方法
CN107426799B (zh) 多模无线通信系统的控制方法、控制服务器和终端
WO2015025548A1 (ja) 通信制御装置、通信制御方法およびプログラム
JP6081567B1 (ja) 端末装置、通信システムおよび接続先選択方法
CN104885530A (zh) 在3gpp-rat移动中到wlan的优化卸载
JP4485545B2 (ja) 無線制御装置、移動通信システムおよび異周波間ハンドオーバ制御方法
US20190124570A1 (en) Communication control apparatus, communication control method, radio communication system and terminal
WO2008053511A1 (fr) Procédé de transfert et station de base
JP4983809B2 (ja) 基地局装置及びセル切り替え決定方法
JP5105121B2 (ja) 無線通信システム、制御装置、通信方式切替方法、プログラム
JPWO2007148391A1 (ja) マルチシステム無線通信装置
CN103109565A (zh) 网络切换的方法和终端
EP1779697A1 (en) Communication system
JP4305933B2 (ja) 移動通信端末及び基地局装置
US9072022B1 (en) Dynamic report of reference signal received quality by a wireless communication device
JP5993663B2 (ja) 無線基地局装置、無線基地局制御装置及び遷移制御方法
JP4907554B2 (ja) 基地局
JP4793573B2 (ja) 移動体通信システム、無線基地局制御装置及びコンプレストモード起動方法
JP2007006089A (ja) 無線通信端末
EP3005789B1 (en) Wireless network handover

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4485545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250