JP2019062371A - 無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システム - Google Patents

無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信ができない状態の発生を抑制できる無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システムを提供する。【解決手段】通信部21は、アクセスポイントと無線LANの通信方式により無線通信を行う。検出部41は、移動を検出する。再接続制御部42は、通信部21による無線通信中に、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システムに関する。
従来から、無線LAN(Local Area Network)では、無線通信を可能とする対象エリアが広い場合、対象エリア内に複数のアクセスポイントを配置する。無線通信端末装置は、対象エリア内でアクセス先のアクセスポイントを切り替えて無線通信を行う。
特開2006−67178号公報 特開2008−109323号公報
しかしながら、無線通信端末装置が移動しながら無線通信を行う場合、アクセスポイントの切り替えが十分に対応できず、無線通信ができない状態が発生する場合がある。
一つの側面では、無線通信ができない状態の発生を抑制できる無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、無線通信端末装置は、通信部と、検出部と、再接続制御部とを有する。通信部は、アクセスポイントと無線LANの通信方式により無線通信を行う。検出部は、移動を検出する。再接続制御部は、通信部による無線通信中に、検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように通信部を制御する。
本発明の一側面によれば、無線通信できない状態の発生を抑制できるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る無線通信システムの全体の概略構成の一例を示す図である。 図2は、アクセスポイントの配置の一例を示す図である。 図3は、無線通信端末装置の機能的な構成の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係る無線通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、実施例2に係る無線通信システムの全体の概略構成の一例を示す図である。 図6は、実施例2に係る無線通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、無線通信制御プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す説明図である。
以下に、本願の開示する無線通信端末装置、無線通信制御プログラム、無線通信制御方法および無線通信システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
[システムの構成]
実施例1に係る無線通信システムについて説明する。図1は、実施例1に係る無線通信システムの全体の概略構成の一例を示す図である。本実施例では、バーチャルセル技術を用いた無線通信システムに、本発明を適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、実施例1に係る無線通信システム10は、複数のアクセスポイント11と、無線通信コントローラ12と、無線通信端末装置20とを有する。各アクセスポイント11および無線通信コントローラ12は、ネットワークNに接続され、各種の情報を交換することが可能とされている。ネットワークNとしては、LANなどの有線の通信網が挙げられる。ネットワークNには、無線通信システム10によって提供するシステムに応じて各種のサーバが接続される。なお、図1の例では、アクセスポイント11を2つ図示したが、アクセスポイント11は任意の台数とすることができる。また、図1の例では、無線通信端末装置20を1つ図示したが、無線通信端末装置20も任意の台数とすることができる。
アクセスポイント11は、電波を用いて、データ転送の中継を行う装置である。アクセスポイント11は、例えば、IEEE 802.11a、11b、11g、11nなどの無線LANの通信方式に対応しており、無線通信コントローラ12の制御の元、無線通信端末装置20と無線通信を行う。
無線通信コントローラ12は、アクセスポイント11を制御する装置である。無線通信コントローラ12は、複数のアクセスポイント11を一つのアクセスポイントのように見せて、単一チャネルによりアクセスを可能とするバーチャルセル技術に対応しており、無線通信端末装置20と無線通信を行うアクセスポイント11の切り替えを制御する。このような無線通信コントローラ12としては、例えば、Fortinet社の無線通信コントローラが挙げられる。
無線通信端末装置20は、例えば、スマートフォン、タブレット型PCなどのユーザが携帯して使用可能な端末装置である。無線通信端末装置20は、無線LANの通信方式に対応しており、ユーザが移動しても、アクセスポイント11と通信可能なエリア内であれば、無線通信により通信可能とされている。
次に、実施例1に係る無線通信システム10におけるアクセスポイント11の配置について説明する。無線通信システム10では、ユーザが移動中も無線通信端末装置20により無線通信を可能とする場合、各アクセスポイント11の通信可能なエリアの一部を重複させるように各アクセスポイント11を配置する。ここで、無線通信端末装置20は、2次電池などのバッテリを用いて動作するため、アクセスポイント11に比べて、電波の出力が弱い。このため、アクセスポイント11の通信可能なエリアは、アクセスポイント11の電波が届く範囲ではなく、無線通信端末装置20とアクセスポイント11とが通信可能な範囲とする。
図2は、アクセスポイントの配置の一例を示す図である。図2の例では、L字型の通路60に、3つのアクセスポイント(AP)11(11a、11b、11c)を配置した例が示されている。図2には、さらに、アクセスポイント11aの通信可能なエリア61a、アクセスポイント11bの通信可能なエリア61b、アクセスポイント11cの通信可能なエリア61cがそれぞれ示されている。アクセスポイント11aは、通信可能なエリア61aがアクセスポイント11bの通信可能なエリア61bと一部重複するように配置されている。また、アクセスポイント11cは、通信可能なエリア61cがアクセスポイント11bの通信可能なエリア61bと一部重複するように配置されている。
ところで、無線通信の電波は、壁が厚い場合や、金属性の遮蔽物がある場合、減衰する。このため、実施例1に係る無線通信システム10では、近隣のアクセスポイント11同士が見通せるようにアクセスポイント11を配置している。図2の例では、アクセスポイント11bをL字型の通路60の曲がり角に配置して、アクセスポイント11aとアクセスポイント11bおよび、アクセスポイント11bとアクセスポイント11cが見通せるように配置している。
[無線通信端末装置の構成]
次に、実施例1に係る無線通信端末装置20について説明する。図3は、無線通信端末装置の機能的な構成の一例を示す図である。図3に示すように、無線通信端末装置は、通信部21と、加速度センサ22と、記憶部23と、制御部24とを有する。
通信部21は、他の装置との間で無線通信を行うインタフェースである。通信部21は、アクセスポイント11と無線LANの通信方式により無線通信を行う。例えば、通信部21は、無線通信によりパケットデータの送受信を行う。
加速度センサ22は、加速度を計測するデバイスである。本実施例では、加速度センサ22は、互いに直交する3軸方向の加速度を測定可能な3軸加速度センサとされている。
記憶部23は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリである。なお、記憶部23は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置であってもよい。
記憶部23は、制御部24で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部23は、無線通信を行う各種の通信アプリケーションプログラム30を記憶する。通信アプリケーションプログラム30は、制御部24で実行されることで、無線通信を行い、各種の機能を提供する。例えば、本実施例では、通信アプリケーションプログラム30は、無線通信を行い、通話機能を提供する。
制御部24は、無線通信端末装置20を制御するデバイスである。例えば、制御部24としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。
制御部24は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部24は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部24は、通信制御部40と、検出部41と、再接続制御部42とを有する。
通信制御部40は、無線通信の通信制御を行う。例えば、無線通信端末装置20が起動すると、通信制御部40は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させ、アクセスポイント11と無線通信を確立する。
ここで、実施例1に係る無線通信システム10では、バーチャルセル技術に対応しており、無線通信端末装置20が移動した場合、無線通信コントローラ12が、無線通信端末装置20と無線通信を行うアクセスポイント11の切り替えを制御する。例えば、各アクセスポイント11は、無線通信端末装置20から電波を受信すると電波の受信強度を無線通信コントローラ12へ送信する。無線通信コントローラ12は、無線通信端末装置20ごとに、各アクセスポイント11でそれぞれ受信される電波の受信強度を判定し、受信強度の強いアクセスポイント11に切り替えを行う。これにより、無線通信端末装置20では、ユーザが移動中に通信アプリケーションプログラム30を用いて通話を行っている場合でも、アクセスポイント11の切り替え時に通話が途切れることを抑制できる。
ところで、無線通信システム10では、アクセスポイント11の切り替えに一定以上の時間がかかる。例えば、無線通信システム10では、アクセスポイント11の切替時、受信強度を得るため、無線通信端末装置20が切替元のアクセスポイント11と切替先のアクセスポイント11との両方に、所定の切替判定時間の間、無線通信を接続している必要がある。また、無線通信コントローラ12は、切替判定に数秒間の時間を要する。また、無線通信コントローラ12は、切り替えの判定を所定期間(例えば、数秒間)の周期で、繰り返している。このため、無線通信端末装置20を携帯するユーザの移動が速い場合、無線通信システム10では、アクセスポイント11の切り替えが対応できず、無線通信端末装置20が無線通信できない状態が発生する場合がある。例えば、図2に示すように、無線通信端末装置20を携帯するユーザ62が、通路60に沿って駆け足などの速い速度で、アクセスポイント11aの通信可能なエリア61aからアクセスポイント11bの通信可能なエリア61bを通ってアクセスポイント11cの通信可能なエリア61cへ移動する。この場合、無線通信コントローラ12は、ユーザ62の移動に伴い、アクセスポイント11aとアクセスポイント11bからそれぞれ受信される無線通信端末装置20の電波の受信強度を判定する。そして、無線通信コントローラ12は、受信強度の強いアクセスポイント11bに切り替えを行う。そして、無線通信コントローラ12は、無線通信端末装置20について、無線通信を行うアクセスポイント11をアクセスポイント11bとした制御情報を保持する。しかし、無線通信コントローラ12がアクセスポイント11bへの切り替えを行っている間に、無線通信端末装置20がアクセスポイント11c側へ移動して通信可能なエリア61bから外れた場合、無線通信端末装置20は無線通信できない状態が発生する。この場合、無線通信コントローラ12は、無線通信端末装置20からの電波が受信されるアクセスポイント11cに切り替えを行うとするが、以前の切り替え処理の影響が残り、アクセスポイント11cへの切り替えに数十秒から数分程度の時間を要する。このため、無線通信端末装置20は、アクセスポイント11cへの切り替わるまで、無線通信できない状態が発生する。この結果、無線通信端末装置20では、無線通信端末装置20では、通信アプリケーションプログラム30で通話中の通話が切れる状態や、通話ができない状態が発生する。
そこで、検出部41は、移動を検出する。例えば、検出部41は、加速度センサ22により検出される振動から歩数をカウントする。検出部41は、歩数が増加しているかにより、移動を検出する。歩数は、別な歩数計機能を有するアプリケーションで計測し、検出部41は、アプリケーションから歩数の情報を随時取得することで移動を検出してもよい。
再接続制御部42は、無線通信の再接続の制御を行う。例えば、再接続制御部42は、通信部21による無線通信中、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であるかを判定する。所定速度は、無線通信端末装置20で上記のような無線通信できない状態が発生する速度とする。例えば、無線通信端末装置20を携帯したユーザが移動速度を変えて通信アプリケーションプログラム30を使用し、通信アプリケーションプログラム30で無線通信できない状態が発生する最低の移動速度とする。なお、所定速度は、無線通信端末装置20の操作画面やネットワークを介して外部から設定可能としてもよい。
例えば、再接続制御部42は、通信アプリケーションプログラム30が起動されて無線通信が開始されると、所定期間ごとに、検出部41によりカウントされる歩数を求める。例えば、再接続制御部42は、所定期間ごとに、歩数を比較して所定期間での歩数の増加量を求める。そして、再接続制御部42は、所定期間での歩数の増加量が所定数よりも大きい場合、所定速度以上の移動状態であると判定する。所定期間は、例えば、数秒程度とする。所定数は、人が上記の所定速度で上記の所定期間の間に移動する場合の標準的な歩数とする。なお、所定期間および所定数についても、無線通信端末装置20の操作画面やネットワークを介して外部から設定可能としてもよい。
再接続制御部42は、所定速度以上の移動状態である場合、アクセスポイント11に対して、無線通信の開始時と同じ処理を行って無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。例えば、再接続制御部42は、通信部21を制御して、アクセスポイント11のスキャンや、アクセスポイント11との認証、アソシエーションなどの接続処理を通信部21により実行させる。すなわち、無線通信端末装置20は、最初から無線通信の接続をやり直す。なお、再接続制御部42は、アクセスポイント11のスキャンを行わず、無線通信が可能な電波の受信強度が得られている何れかアクセスポイント11、または、受信強度が最も強いアクセスポイント11と、認証以降、または、アソシエーション以降の接続手順の処理を通信部21により実行させてよい。また、再接続制御部42は、アクセスポイント11との疎通の確認を行い、疎通が確認できない場合、無線通信の再接続を行うように通信部21を制御してもよい。
これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20に対する無線通信の確立が速やか行われる。例えば、無線通信システム10では、無線通信の接続要求を受信したアクセスポイント11が、無線通信の接続要求を無線通信コントローラ12へ送信し、無線通信コントローラ12が、無線通信端末装置20に対する無線通信の確立を速やかに行う。これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20を携帯するユーザが駆け足などの速い速度で移動している場合でも、無線通信端末装置20で無線通信できない状態が発生することを抑制できる。
再接続制御部42は、所定速度以上の移動状態が継続中、所定間隔毎に、無線通信の再接続を行う。この所定間隔は、例えば、上記の所定速度で移動している際に、アクセスポイント11の通信可能なエリア内で無線通信の再接続が少なくとも1回を行われる時間間隔とすることが好ましく、例えば、数秒から数十秒程度の間隔とする。なお、所定間隔についても、無線通信端末装置20の操作画面やネットワークを介して外部から設定可能としてもよい。また、再接続制御部42は、検出部41の検出結果から検出される移動速度が速いほど所定間隔を短く変更してもよい。
これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20を携帯するユーザが駆け足などの速い速度で移動している移動中、無線通信端末装置20が通信可能なエリア内となるアクセスポイント11に無線通信の接続先を順次切り替えることができ、無線通信端末装置20で無線通信できない状態が発生することを抑制できる。
[処理の流れ]
次に、実施例1に係る無線通信端末装置20が、無線通信を制御する無線通信制御処理の流れを説明する。図4は、実施例1に係る無線通信制御処理の一例を示すフローチャートである。この無線通信制御処理は、所定のタイミング、例えば、無線通信端末装置20が起動したタイミングで実行される。
通信制御部40は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させ、アクセスポイント11と無線通信を確立する(ステップS10)。
検出部41は、通信アプリケーションプログラム30が起動されたか否かを判定する(ステップS11)。通信アプリケーションプログラム30が起動されていない場合(ステップS11:No)、再度、ステップ11へ移行する。
通信アプリケーションプログラム30が起動された場合(ステップS11:Yes)、検出部41は、移動を検出する(ステップS12)。例えば、検出部41は、加速度センサ22により検出される振動から歩数をカウントする。
再接続制御部42は、検出部41により所定期間にカウントされる歩数を求める(ステップS13)。そして、再接続制御部42は、所定期間にカウントされる歩数が所定数以内であるか判定する(ステップS14)。所定期間にカウントされる歩数が所定数以内である場合(ステップS14:Yes)、後述するステップS18へ移行する。
一方、再接続制御部42は、所定期間にカウントされる歩数が所定数以内ではなく、所定数よりも大きい場合(ステップS14:No)、アクセスポイント11との疎通の確認を行う(ステップS15)。例えば、再接続制御部42は、アクセスポイント11に対して応答を要求するパケットを送信し、応答が得られるかにより疎通の確認を行う。再接続制御部42は、アクセスポイント11との疎通が確認できた否かを判定する(ステップS16)。アクセスポイント11との疎通が確認できた場合(ステップS16:Yes)、後述するステップS18へ移行する。
アクセスポイント11との疎通が確認できない場合(ステップS16:No)、再接続制御部42は、無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する(ステップS17)。例えば、再接続制御部42は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させる。これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20に対する無線通信の確立が速やか行われる。
検出部41は、通信アプリケーションプログラム30が終了したか否かを判定する(ステップS18)。通信アプリケーションプログラム30が終了していない場合(ステップS18:No)、上述のステップS12へ移行する。
一方、検出部41は、通信アプリケーションプログラム30が終了した場合(ステップS18:Yes)。通信制御部40は、処理の終了が指示された否かを判定する(ステップS19)。例えば、通信制御部40は、無線通信端末装置20の電源OFFを指示する所定操作が行われた場合、処理の終了が指示された判定する。処理の終了が指示されていない場合(ステップS19:No)、上述のステップS11へ移行する。一方、処理の終了が指示された場合(ステップS19:Yes)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る無線通信システム10は、アクセスポイント11と、無線通信端末装置20とを備える。アクセスポイント11は、通信エリアを重複させて複数配置され、バーチャルセルに対応した無線通信コントローラ12の制御の元、無線通信端末装置20と無線通信を行うアクセスポイント11の切り替えが行われる。無線通信端末装置20は、通信部21と、検出部41と、再接続制御部42とを有する。通信部21は、アクセスポイント11と無線LANの通信方式により無線通信を行う。検出部41は、移動を検出する。再接続制御部42は、通信部21による無線通信中に、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、アクセスポイント11に対して無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。これにより、無線通信端末装置20は、無線通信できない状態の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る無線通信端末装置20は、検出部41が、発生する振動から歩数をカウントする。再接続制御部42は、検出部41により所定期間にカウントされる歩数が所定数よりも大きい場合、アクセスポイント11に対して無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。これにより、無線通信端末装置20は、所定期間にカウントされる歩数から、無線通信できない状態の発生しやすい移動速度であるかを判別でき、無線通信できない状態の発生しやすい移動速度である場合、無線通信の再接続を行うことができる。また、検出部41は、発生する振動から歩数をカウントする。このため、無線通信端末装置20を携帯するユーザが、実際に歩いていなくても、無線通信できない状態が発生した場合に、無線通信端末装置20を振動させることでも疑似的に歩数をカウントさせることができ、無線通信の再接続を行うことができる。
また、本実施例に係る無線通信端末装置20は、再接続制御部42が、所定速度以上の移動状態が継続中、所定間隔毎に、アクセスポイント11に対して無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。これにより、無線通信端末装置20は、無線通信端末装置20を携帯するユーザが所定速度以上の移動状態が継続中している間も、近隣のアクセスポイント11に無線通信の再接続を行うことができ、無線通信できない状態の発生を抑制できる。
また、本実施例に係る無線通信端末装置20は、再接続制御部42が、所定速度以上の移動状態であると判定される場合、アクセスポイント11との疎通の確認を行い、疎通が確認できない場合、再接続を行うように通信部21を制御する。これにより、無線通信端末装置20は、アクセスポイント11と疎通が確認できない場合に、再接続を行うことができ、アクセスポイント11と疎通が確認できる場合に不要に再接続が行われることを抑制できる。
また、本実施例に係るアクセスポイント11は、通信エリアを重複させて複数配置され、バーチャルセルに対応した無線通信コントローラ12の制御の元、通信部21と無線通信を行うアクセスポイント11の切り替えが行われる。これにより、無線通信システム10では、ユーザが歩行して移動中に無線通信端末装置20の通信アプリケーションプログラム30を用いて通話を行っている場合でも、アクセスポイント11の切り替え時に通話が途切れることを抑制できる。
次に、実施例2について説明する。実施例2では、無線通信端末装置側でアクセス先のアクセスポイントを切り替えるローミングを行う場合を例に説明する。
[システムの構成]
図5は、実施例2に係る無線通信システムの全体の概略構成の一例を示す図である。なお、図1に示した実施例1と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、実施例2に係る無線通信システム10は、複数のアクセスポイント11と、無線通信端末装置20とを有する。
実施例2に係る無線通信システム10でも、ユーザが移動中も無線通信端末装置20により無線通信を可能とする場合、各アクセスポイント11の通信可能なエリアの一部を重複させるように各アクセスポイント11を配置する。例えば、アクセスポイント11は、図2に示したように、通信可能なエリアの一部を重複させて配置される。実施例2に係る無線通信システム10では、無線通信端末装置20が、複数のアクセスポイント11から電波が受信される場合、受信強度の強いアクセスポイント11にアクセス先を切り替えるローミングを行う。
実施例2に係る無線通信端末装置20の機能的な構成は、実施例1に示した図3と略同一であるため、同一部分についての説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
通信制御部40は、無線通信の通信制御を行う。例えば、無線通信端末装置20が起動すると、通信制御部40は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させ、アクセスポイント11と無線通信を確立する。また、通信制御部40は、複数のアクセスポイント11から電波が受信される場合、各アクセスポイント11の電波の受信強度を比較する。例えば、通信制御部40は、周期的に、アクセスポイント11から受信される電波の受信強度を計測し、複数のアクセスポイント11から電波が受信される場合、電波の受信強度を比較する。そして、通信制御部40は、受信強度の強いアクセスポイント11にアクセス先を切り替えるローミングを行う。
ここで、無線通信端末装置20は、2次電池などのバッテリを用いて動作する。無線通信端末装置20は、電力消費を抑えるためにローミングの処理を行う周期が比較的長く設定される。このため、無線通信端末装置20を携帯するユーザの移動が速い場合、無線通信端末装置20のアクセスポイント11の切り替えが対応できず、無線通信端末装置20が無線通信できない状態が発生する場合がある。例えば、図2に示すように、無線通信端末装置20を携帯するユーザ62が、通路60に沿って駆け足などの速い速度で、アクセスポイント11aの通信可能なエリア61aからアクセスポイント11bの通信可能なエリア61bを通ってアクセスポイント11cの通信可能なエリア61cへ移動する。この場合、無線通信端末装置20は、アクセスポイント11aとアクセスポイント11bからそれぞれ受信される無線通信端末装置20の電波の受信強度を判定する。そして、無線通信端末装置20は、受信強度の強いアクセスポイント11bにアクセス先の切り替えを行う。しかし、無線通信端末装置20がアクセスポイント11bへの切り替えた後、無線通信端末装置20がアクセスポイント11c側へ移動して通信可能なエリア61bから外れた場合、無線通信端末装置20は無線通信できない状態が発生する。
そこで、検出部41は、実施例1と同様に、移動を検出する。
再接続制御部42は、無線通信の無線通信の再接続の制御を行う。例えば、再接続制御部42は、通信部21による無線通信中、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であるかを判定する。そして、再接続制御部42は、所定速度以上の移動状態である場合、アクセスポイント11に対して、無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。例えば、再接続制御部42は、通信制御部40のローミングの処理を行う周期を短縮して、速やかにローミングの処理が行われるように制御する。なお、再接続制御部42は、ローミングの処理を行って無線通信の再接続を行うように通信部21を制御してもよい。
これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20に対する無線通信の確立が速やか行われる。例えば、無線通信端末装置20は、受信強度の強いアクセスポイント11bにアクセス先の切り替えを行う。これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20を携帯するユーザが駆け足などの速い速度で移動している場合でも、無線通信端末装置20で無線通信できない状態が発生することを抑制できる。
[処理の流れ]
次に、実施例2に係る無線通信端末装置20が、無線通信を制御する無線通信制御処理の流れを説明する。図6は、実施例2に係る無線通信制御処理の一例を示すフローチャートである。この無線通信制御処理は、所定のタイミング、例えば、無線通信端末装置20が起動したタイミングで実行される。
通信制御部40は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させ、アクセスポイント11と無線通信を確立する(ステップS50)。
通信制御部40は、ローミングの処理の処理タイミングであるか否かを判定する(ステップS51)。例えば、通信制御部40は、前回のローミングの処理から、所定期間経過している場合、ローミングの処理の処理タイミングと判定する。ローミングの処理の処理タイミングである場合(ステップS51:Yes)、後述するステップS56へ移行する。
ローミングの処理の処理タイミングではない場合(ステップS51:No)、検出部41は、移動を検出する(ステップS52)。例えば、検出部41は、加速度センサ22により検出される振動から歩数をカウントする。
再接続制御部42は、検出部41により所定期間にカウントされる歩数を求める(ステップS53)。そして、再接続制御部42は、所定期間にカウントされる歩数が所定数以内であるか判定する(ステップS54)。所定期間にカウントされる歩数が所定数以内である場合(ステップS54:Yes)、後述するステップS56へ移行する。
一方、再接続制御部42は、所定期間にカウントされる歩数が所定数以内ではなく、所定数よりも大きい場合(ステップS54:No)、無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する(ステップS55)。例えば、再接続制御部42は、次回のローミングの処理までの所定期間を短く変更し、ステップS57へ移行する。なお、再接続制御部42は、通信部21を制御して、無線通信の接続要求を通信部21から送信させてもよい。これにより、無線通信システム10では、無線通信端末装置20に対する無線通信の確立が速やか行われる。
一方、ローミングの処理の処理タイミングである場合(ステップS51:Yes)、通信制御部40は、ローミングの処理を行う(ステップS56)。例えば、通信制御部40は、アクセスポイント11から受信される電波の受信強度を計測し、複数のアクセスポイント11から電波が受信される場合、電波の受信強度を比較する。そして、通信制御部40は、受信強度の強いアクセスポイント11にアクセス先を切り替えるローミングを行う。
通信制御部40は、処理の終了が指示された否かを判定する(ステップS57)。例えば、通信制御部40は、無線通信端末装置20の電源OFFを指示する所定操作が行われた場合、処理の終了が指示された判定する。処理の終了が指示されていない場合(ステップS57:No)、上述のステップS51へ移行する。一方、処理の終了が指示された場合(ステップS57:Yes)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る無線通信端末装置20は、通信部21と、検出部41と、再接続制御部42とを有する。通信部21は、アクセスポイント11と無線LANの通信方式により無線通信を行う。検出部41は、移動を検出する。再接続制御部42は、通信部21による無線通信中に、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、アクセスポイント11に対して無線通信の再接続を行うように通信部21を制御する。これにより、無線通信端末装置20は、無線通信できない状態の発生を抑制できる。
また、本実施例に係るアクセスポイント11は、通信エリアを重複させて複数配置される。通信制御部40は、検出部41による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定されない場合、アクセスポイント11との電波強度に基づいて、無線通信を行うアクセスポイント11の切り替えるローミングを行う。これにより、無線通信端末装置20は、ユーザが歩行して移動中、近隣のアクセスポイント11に無線通信の再接続を行うことができ、無線通信できない状態の発生を抑制できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、実施例1、2では、所定期間にカウントされる歩数から移動速度を疑似的に推定する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。検出部41は実際に移動速度を検出してもよく、他の手法を用いて移動速度を疑似的に推定してもよい。
また、実施例1では、通信アプリケーションプログラム30が起動している間、歩数をカウントし、所定期間での歩数が所定数よりも大きい場合、無線通信の再接続を行う場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。実施例1は、実施例2と同様に、通信アプリケーションプログラム30の起動に関わらず、無線通信の接続中、歩数をカウントし、所定期間での歩数が所定数よりも大きい場合、無線通信の再接続を行うようにしてもよい。
また、実施例2では、通信アプリケーションプログラム30の起動に関わらず、無線通信の接続中、歩数をカウントし、所定期間での歩数が所定数よりも大きい場合、無線通信の再接続を行う場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。実施例2は、実施例1と同様に、通信アプリケーションプログラム30が起動している間、歩数をカウントし、所定期間での歩数が所定数よりも大きい場合、無線通信の再接続を行うようにしてもよい。また、実施例2は、実施例1と同様に、アクセスポイント11との疎通の確認を行い、疎通が確認できない場合、無線通信の再接続を行うようにしてもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、上記の通信制御部40、検出部41および再接続制御部42の各処理部が適宜統合されても良い。さらに、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[無線通信制御プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図7は、無線通信制御プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す説明図である。
図7に示すように、コンピュータ400は、CPU(Central Processing Unit)410、HDD(Hard Disk Drive)420、RAM(Random Access Memory)440を有する。これら400〜440の各部は、バス500を介して接続される。
HDD420には上記の通信制御部40、検出部41および再接続制御部42と同様の機能を発揮する無線通信制御プログラム420aが予め記憶される。なお、無線通信制御プログラム420aについては、適宜分離しても良い。
また、HDD420は、各種情報を記憶する。例えば、HDD420は、OSや発注量の決定に用いる各種データを記憶する。
そして、CPU410が、無線通信制御プログラム420aをHDD420から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、無線通信制御プログラム420aは、通信制御部40、検出部41および再接続制御部42と同様の動作を実行する。
なお、上記した無線通信制御プログラム420aについては、必ずしも最初からHDD420に記憶させることを要しない。
また、例えば、無線通信制御プログラム420aは、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させても良い。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしても良い。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ400に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしても良い。
10 無線通信システム
11 アクセスポイント
12 無線通信コントローラ
20 無線通信端末装置
21 通信部
22 加速度センサ
23 記憶部
24 制御部
30 通信アプリケーションプログラム
40 通信制御部
41 検出部
42 再接続制御部

Claims (9)

  1. アクセスポイントと無線LAN(Local Area Network)の通信方式により無線通信を行う通信部と、
    移動を検出する検出部と、
    前記通信部による無線通信中に、前記検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する再接続制御部と、
    を有する無線通信端末装置。
  2. 前記検出部は、発生する振動から歩数をカウントし、
    前記再接続制御部は、前記検出部により所定期間にカウントされる歩数が所定数よりも大きい場合、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末装置。
  3. 前記再接続制御部は、所定速度以上の移動状態が継続中、所定間隔毎に、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信端末装置。
  4. 前記再接続制御部は、所定速度以上の移動状態であると判定される場合、前記アクセスポイントとの疎通の確認を行い、疎通が確認できない場合、前記再接続を行うように前記通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の無線通信端末装置。
  5. 前記アクセスポイントは、通信エリアを重複させて複数配置され、バーチャルセルに対応した無線コントローラの制御の元、前記通信部と無線通信を行うアクセスポイントの切り替えが行われる
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の無線通信端末装置。
  6. 前記アクセスポイントは、通信エリアを重複させて複数配置され、
    前記検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定されない場合、前記アクセスポイントとの電波強度に基づいて、無線通信を行うアクセスポイントの切り替えるローミングを行う通信制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の無線通信端末装置。
  7. アクセスポイントと無線LANの通信方式により無線通信を行う通信部による無線通信中、移動を検出する検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であるか判定し、
    前記所定速度以上の移動状態であると判定される場合、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする無線通信制御プログラム。
  8. アクセスポイントと無線LANの通信方式により無線通信を行う通信部による無線通信中、移動を検出する検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であるか判定し、
    前記所定速度以上の移動状態であると判定される場合、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする無線通信制御方法。
  9. 通信エリアを重複させて複数配置され、バーチャルセルに対応したコントローラの制御の元、無線通信端末装置と無線通信を行うアクセスポイントの切り替えが行われるアクセスポイントと、
    前記アクセスポイントと無線LANの通信方式により無線通信を行う通信部、移動を検出する検出部、および、前記通信部による無線通信中に、前記検出部による検出結果から所定速度以上の移動状態であると判定される場合、前記アクセスポイントに対して無線通信の再接続を行うように前記通信部を制御する再接続制御部を有する無線通信端末装置と、
    を備えた無線通信システム。
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