JP6549192B2 - 巻芯、セパレータ捲回体 - Google Patents
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Description
N/D>0.0025 ・・・ (式1)
上記(式1)を満たすことを特徴とする。
(リチウムイオン二次電池)
リチウムイオン二次電池に代表される非水電解液二次電池は、エネルギー密度が高く、それゆえ、現在、パーソナルコンピュータ、携帯電話、携帯情報端末等の機器、自動車、航空機等の移動体に用いる電池として、また、電力の安定供給に資する定置用電池として広く使用されている。
セパレータ12は、リチウムイオン二次電池1の正極であるカソード11と、その負極であるアノード13との間に、これらに挟持されるように配置される。セパレータ12は、カソード11とアノード13との間を分離しつつ、これらの間におけるリチウムイオンの移動を可能にする多孔質フィルムである。セパレータ12は、その材料として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンを含む。
図3は、図1に示されるリチウムイオン二次電池1の他の構成を示す模式図であって、(a)は通常の構成を示し、(b)はリチウムイオン二次電池1が急激に昇温したときの様子を示す。
リチウムイオン二次電池1の耐熱セパレータの製造は特に限定されるものではなく、公知の方法を利用して行うことができる。以下では、多孔質フィルム5がその材料として主にポリエチレンを含む場合を仮定して説明する。しかし、多孔質フィルム5が他の材料を含む場合でも、同様の製造工程により、セパレータ12を製造できる。
耐熱セパレータ又は耐熱層を有しないセパレータ(以下「セパレータ」)は、リチウムイオン二次電池1等の応用製品に適した幅(以下「製品幅」)であることが好ましい。しかし、生産性を上げるために、セパレータは、その幅が製品幅以上となるように製造される。そして、一旦製造された後に、セパレータは、製品幅に切断(スリット)される。
スリット装置6では、原反を巻きつけた円筒形状のコアcが、巻出ローラー61に嵌められている。図4の(a)に示されるように、原反は、コアcから経路U又はLへ巻き出される。巻き出された原反は、ローラー63〜67を経由し、ローラー68へ搬送される。搬送される工程において原反は、複数のセパレータにスリットされる。
図4の(b)に示されるように、複数のスリットセパレータの一部は、それぞれ、巻取ローラー70Uに嵌められた円筒形状の各コアu(ボビン)へ巻き取られる。また、複数のスリットセパレータの他の一部は、それぞれ、巻取ローラー70Lに嵌められた円筒形状の各コアl(ボビン)へ巻き取られる。なお、ロール状に巻き取られたセパレータを「セパレータ捲回体」と称する。
図5は、図4の(a)に示されるスリット装置6の切断装置7の構成を示す図であって、(a)は切断装置7の側面図であり、(b)は切断装置7の正面図である。
図6は、本発明の実施形態1に係るセパレータ捲回体10の構成を示す模式図であって、(a)はコア8からセパレータ12が巻き出される前の状態を示し、(b)はコア8からセパレータ12が巻き出された状態を示し、(c)はセパレータ12が巻き出され、取り除かれた後のコア8の状態を示し、(d)は(b)の状態を別角度から示す。
この条件を満たすことで、外周面Sと、セパレータ12との間の空気を、溝9に沿って十分に、外に逃がすことができる。特に、巻回の初期段階において、1層目となるセパレータ12とコア8との間の空気を十分に抜くことが可能な溝9をコア8の外周面Sに設けることによって、初期の巻ズレの発生を予防し、巻ズレによる不良品の発生を低減することができる。
図9〜図12を用いて、本発明の実施例について説明する。
・対物レンズ:20倍
・レーザー波長:405nm
・測定モード:共焦点(反射)
・画像視野:644μm×646μm(1024×1024pixel)
・水平補正:なし
図10に示すように、セパレータ12を厚み10mm以上になるまでコアに巻回したときの、セパレータのうち第1層目を除く部分12bの端部と、コアに巻回したセパレータ12のうち第1層目部分12aの端部とのズレの最大値PRを巻ズレとした。
以上のように、本発明の一態様に係る巻芯は、外周面に電池用セパレータを捲回するための巻芯であって、前記外周面には、前記電池用セパレータを捲回する方向と交差する方向に延在する1本以上の溝が設けられており、前記溝は深さが30μm以上であり、前記巻芯の外周の長さをDmmとし、前記外周面に設けられている溝の本数をN本としたとき、
N/D>0.0025 ・・・ (式1)
上記(式1)を満たすことを特徴とする。
2 外部機器
3 リチウムイオン
4 耐熱層
5 多孔質フィルム
6 スリット装置
7 切断装置
8、c、u、l コア(巻芯)
10 セパレータ捲回体
11 カソード
12 セパレータ(電池用セパレータ)
12a 第1層目部分
12b 第1層目を除く部分
13 アノード
61 巻出ローラー
62、63、68 ローラー
70L、70U、70L 巻取ローラー
71 ホルダー
81 外側円筒部
82 内側円筒部
83 リブ
Claims (8)
- 外周面に電池用セパレータを捲回するための巻芯であって、
前記外周面には、前記電池用セパレータを捲回する方向と略垂直に交差する方向に延在する1本以上の溝が設けられており、
前記溝は深さが30μm以上であり、
前記巻芯の外周の長さをDmmとし、前記外周面に設けられている溝の本数をN本としたとき、
N/D>0.0025 ・・・ (式1)
上記(式1)を満たし、
前記外周面における前記電池用セパレータを捲回する方向に垂直に交わる方向の長さを外周面の幅とすると、
前記溝の長さは、前記外周面の幅の半分の長さより長く、
前記巻芯の外周面が、その両端が前記巻芯の両縁に設けられている溝と、その両端のうちの一端が前記巻芯の縁に至らない溝とを有することを特徴とする巻芯。 - 前記溝は深さが1000μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の巻芯。
- 前記溝は深さが50μm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の巻芯。
- N/D<0.1であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の巻芯。
- 前記電池用セパレータが、全芳香族ポリアミドを含む耐熱層を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の巻芯。
- 前記溝と、前記電池用セパレータを捲回する方向と垂直な直線と、が成す角度は15度以下であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の巻芯。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載の巻芯と、当該巻芯に捲回された電池用セパレータとを備えていることを特徴とするセパレータ捲回体。
- 捲回された前記電池用セパレータのうち、第1層目部分と、コアから10mm厚までの部分との端部間の差が1.5mm以下であることを特徴とする請求項7に記載のセパレータ捲回体。
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