JP6546778B2 - 接触検知キーパッド制御装置 - Google Patents
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Description
。
このため、テレビの制御装置は、様々なユーザインタフェースに関連した全ての要求を満
たすことが望ましい。これまでは、プッシュキーを備えるキーパッド制御装置が、ほとん
ど商業的に唯一の有効な選択である。不運にも、キーパッド制御装置は、ウインドウタイ
プのユーザインタフェースを操作するための適したツールではない。
、複数の入力能力を示すキーパッド制御装置を提供することである。
で覆われない接触検知表面を有し、当該接触検知表面に関連したユーザの第一ジェスチャ
ーに反応して前記被制御装置を制御するための第一コマンドを生成する接触制御装置と、
前記接触制御装置に統合され、前記接触検知表面に対して可動なキーパッド装置と、を備
え、前記キーパッド装置は、ユーザによってなされる前記キーパッド装置の動きに反応し
て前記被制御装置を制御するための第二コマンドを生成し、前記接触制御装置は、さらに
、前記キーパッド装置に関するユーザの第二ジェスチャーに反応して前記被制御装置を制
御するための第三コマンドを生成する。
前記キーパッド装置は、ユーザの押圧操作に反応して前記第二コマンドの生成のトリガと
なり、各々が独立した動きの複数の押しボタンを有する。
前記第一ジェスチャーは、前記特定範囲の外側のスライド操作であり、前記第二ジェスチ
ャーは、前記特定範囲の内側のスライド操作である。さらに他の形態において、前記第一
ジェスチャーは、特定範囲内の垂直動作、若しくは前記キーパッド装置上の特定期間にお
ける静止動作であり、前記第二ジェスチャーは、前記キーパッド装置若しくはその上側で
のスライド操作である。
内に配置される接触制御装置と、前記接触制御装置上に配置され、前記筐体から露出され
たキーパッド装置と、を備え、前記接触制御装置は、前記キーパッド装置に関したユーザ
のジェスチャーに反応して前記被制御装置を制御するための第一コマンドを生成し、前記
キーパッド装置は、ユーザの押圧操作に反応して前記筐体に関連する前記キーパッド装置
のレベル変化に反応する前記被制御装置を制御するための第二コマンドを生成する。
ようになる。
ある。
を示す概略上面図である。
である。
である。
である。
である。
極とキーパッド装置の押しボタンの統合された外形の一例を部分的に示す概略図である。
外形の一例を示す概略図である。
断面図である。
示す概略垂直断面図である。
例を示す概略垂直断面図である。
別の一例を部分的に示す概略垂直断面図である。
平断面図である。
例を示す概略垂直断面図である。
更なる例示を部分的に示す概略図である。
い形態の記載は、図面や説明のみの目的のためにここで提供されることに留意されたい。
包括的若しくは開示された詳細な形に限定されることを意図したものではない。
ある。本願発明に係る接触検知キーパッド制御装置1は、被制御装置Xを制御するために
用いられ、接触制御機能及びキーパッド制御機能を統合した制御装置の一種である。接触
検知キーパッド制御装置1は、例えば、図1に示すように、コード付き若しくはコードレ
スのリモコンの外観を有する。もちろん、これとは異なる別の好ましい外観を有していて
も良い。例えば、コンピュータキーボードや、キーパットが貼られたマウス装置、若しく
はポータブルではないATMキーパッドのようなものである。被制御装置Xは、例えば、
テレビ、コンピュータ、ディスクプレーヤ、セットトップボックス又は接触検知スマート
ディスプレイのような画像再生システムである。被制御装置は、キーパッド制御及び接触
制御の方法によって制御可能な他の好ましい装置でも良い。被制御装置Xは、画像再生シ
ステムであるとき、グラフィックユーザインタフェースGUIを表示でき、ユーザは、G
UIを介して被制御装置に情報又は指示を入力する。本願発明に係る接触検知キーパッド
制御装置1は、ユーザがグラフィックユーザインタフェースGUIを操作するための情報
又は指示を簡易且つ容易に入力するためのものである。
のみでなく、当該特定の面の上部で、非接触で行うエアジェスチャーの検知をも意味して
いることに留意されたい。このエアジェスチャーは、特定範囲内での垂直方向の動作、及
び/又は水平方向の動作、若しくは特定期間での静止動作である。当該垂直方向の動作は
、例えば、被制御装置上のカーソルの動きであり、当該水平方向の動作は(Z軸方向の動
き)、例えば、仮想キー上の押圧動作を活性し、当該静止動作は、例えば、サスペンショ
ン状態又はスリープ状態から接触検知キーパッド制御装置を立ち上げることである。ここ
以降、指がジェスチャーを実行する道具として例示される。しかしながら、静電容量変化
を起こすことができる他の適当な道具が実際の要求及び接触検知キーパッド制御装置のサ
イズに応じて使用される。例えば、手の平や伝導物が代わりに使用される。広範囲の接触
検知のため、多数の接触検知ユニットが静電容量変化を検知するために連結され、感度や
有効検知距離を効果的に高める。例えば、7つの接触検知ユニットの連結は、3つの接触
検知ユニットの連結より大きな検知距離を有する。他のグルーピング効果の詳細は、出願
中の米国特許出願公報2014/0035865 A1号を参照できる。
作を実行すると、押圧操作が決定される。一方、X,Y,Z軸での接触検知操作がスキャ
ンされると、グラフィックユーザインタフェースGUIに含まれるアイコン像の外形が、
押圧操作の進展に応じて変化する。例えば、アイコン像は、指や手の平が接触検知ユニッ
トに接近するに伴い徐々に欠けたり変形したりし、指や手の平と接触検知ユニットの間の
予め設定された距離になると最終的に破壊される。アニメーション効果は、アイコン像に
よって示される機能の実行を起こす。
統合されたキーパッド装置を備える。接触検知キーパッド制御装置1は、電子回路や接触
制御装置及びキーパッド装置に関連した部品(図示せず)を収容するための筐体10を有
する。接触制御装置は、筐体内に配置された接触検知ユニット(図示せず、後述する)及
び筐体10から露出して接触検知ユニット上又はその上部に配置された接触検知表面10
0を有する。好ましいデザインとして、筐体10の表面が接触検知表面100として機能
する。その他に、後で例示される筐体から独立した接触検知表面も提供される。キーパッ
ド装置11は、筐体の表面上及び表面から突出して配置された複数の押しボタン110及
び111を有する。ユーザによる筐体表面側の1若しくはそれ以上の押しボタンへの押圧
操作に反応し、キーパッド装置11は被制御装置を制御するために押されたボタン又は複
数のボタンに対応するコマンドを生成する。例えば、図1に示すように、キーパッド装置
11は、押しボタン1101,1102,1103,1104,及び1105から成る5
つの方向キーのセット110を有し、例えば、パラメータの程度を調整するためにそれぞ
れが上方向、右方向、下方向、左方向、及びエンターキーとなり、また、データ入力のた
めの複数の押しボタン111を有する。押圧操作の代わりの特定の方法により起動される
キーパッド装置の他のタイプは、本願発明に係る接触検知キーパッド装置においても適用
できる。基本的に、検知できる変化をもたらす1若しくはそれ以上のキーパッド要素の効
果的動作である限り、キーパッド装置11は、被制御装置を制御するために動かされたキ
ーパッドの要素、又は要素群に関連するコマンドを生成する。
えば、キーパッド装置11の表面、例えば、5つの方向押しボタン110のカバー面によ
って構成される表面は、接触検知表面として働く。言い換えると、ユーザは、ボタンのカ
バー面上のスライド又は接触ジェスチャーの実際の行動を行うと共に、ボタンのカバー面
の上部の離れたエアジェスチャーをも行う。従って、被制御装置は、当該ジェスチャーに
対応する方法で制御される。例えば、スクリーン上のカーソルは、グラフィックユーザイ
ンタフェースに働きかけるために動かされる。
筐体10の表面の両方は、単一の接触検知キーパッド制御装置の接触検知表面として用い
られる。従って、被制御装置の制御のためのコマンドは、キーパッド装置エリアの外側の
接触検知表面に関するユーザのジェスチャーに応じて接触制御装置で生成され、被制御装
置を制御するための別のコマンドは、キーパッド装置エリア内の接触検知表面に関するユ
ーザの別のジェスチャーに応じて接触制御装置で生成される。接触検知のためのキーパッ
ド装置エリアの外側の筐体の表面は、キーパッド装置が配置される面と同じ表面となるか
もしれない。代わりに、それは、キーパッド装置は配置される表面とは反対側の筐体の表
面となるかもしれない。底面に関連する接触検知を実施するため、検知電極が底面の近く
に配置され、又は追加の検知電極が底面の近くに供給され、その結果、ジェスチャーが正
確に検知される。例えば、人差し指が、筐体上面、若しくは筐体の底面の下部で接触検知
をする。ところで、キーパッド装置の各要素は、未だ、筐体の上面に配置される。
は、基板2上に形成された1次元の接触検知ユニットであり、互いに離れた複数の6角形
の検知電極を有する。検知電極21は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチャー変
化に応じた容量変化を検知し、検知結果を、それぞれ信号線(ここではなく後述する)を
介して検知回路(図示せず)に出力する。検知回路は、それから、接触制御点や接触制御
点に応じた動作を算出することができる。接触検知方法、装置、及びその関連した技術は
、出願中の米国特許出願公報2014/0097885 A1号、及び対応する台湾特許
出願公報201415334号の開示内容を参照できる。
は概略垂直断面図、図3Bは図3AのA−A´線に沿った概略水平断面図である。本形態
において、検知電極31は、基板3上に形成された外輪部311、中央部312、及びブ
リッジ部313を有し、ブリッジ部313は、外輪部311及び中央部312間の唯一の
接続部である。検知電極31は、信号線310を介して検知回路(図示せず)に接続され
る。本形態において、各信号線は、独立した離れた検知電極の信号伝達に用いられる。検
知電極31は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチャー変化に応じた容量変化を検
知し、検知回路は、接触制御点や、それらに応じた接触制御点の動作を算出する。
フレキシブルドーム構造314を有する。フレキシブルドーム構造314の底部316は
、基板3上に固定され、ここで、検知電極31は、検知電極31から離れながら形成され
る。フレキシブルドーム構造314は、導電材料で変形可能な材料から成るため、カバー
315上のユーザの押圧操作に応じて中央部312側に可動する。図4は、導電性のドー
ム構造314の一例の構造の概略図を示し、ここで、スリット3141はブリッジ部31
3の位置に対応して形成され、それによって、信号線310、外輪部311、中央部31
2、ブリッジ部313、導電性のドーム構造314の底部316、及びグランド線314
0が、基板3の表面上に形成された信号導電層をエッチングすることにより、同時に形成
されることを許容する。そのためコストと労力面で効率的となる。一旦、導電性のドーム
構造314が中央部312側に押圧されて、容量が所定値まで上昇されると、グランド線
3140と信号線310の間の容量変化が検出され、その結果、その押しボタンに対応す
る入力若しくはコマンドが入力される。
5Aは概略垂直断面図、図5Bは図5AのB−B´線に沿った概略水平断面図である。こ
の形態における検知電極51は図3A,3Bに示すものに似ており、基板5上に形成され
た外輪部511及び中央部512を有しているが、外輪部511及び中央部512の間の
ブリッジ部がない。その代りに、外輪部511及び中央部512はそれぞれ貫通孔520
2及び5201を介して基板5の他の面に延長し、それぞれ、基板5の他の面上のブリッ
ジ部517に接続される。検知電極51は、信号線510を介して検知回路(図示せず)
に接続される。検知電極51は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチャー変化に応
じた容量変化を検知し、検知回路は、接触制御点や、それらに応じた接触制御点の動作を
算出する。
にフレキシブルドーム構造514を有する。フレキシブルドーム構造514の底部513
は、基板5上に固定され、ここで、検知電極51は、検知電極51から離れながら形成さ
れる。フレキシブルドーム構造514は、導電材料で変形可能な材料から成るため、カバ
ー515へのユーザの押圧操作に反応して中央部512側に動く。この形態においては、
外輪部511及び中央部512が基板5の反対表面上で互いに接続されるため、ブリッジ
部が必要でなく、フレキシブルドーム構造514にスリットが必要でない。一旦、導電性
のドーム構造514が中央部512側に押圧されて、容量が所定値まで上昇されると、グ
ランド線(図示せず)と信号線510の間の容量変化が検出され、その結果、その押しボ
タンに対応する入力若しくはコマンドが入力される。
Aは概略垂直断面図、図6Bは図6AのC−C´線に沿った概略水平断面図である。この
形態において、検知電極61及び第一共通電極621は基板6の第一表面上に別々に形成
され、第二共通電極は当該第一表面と反対の基板6の第二表面上に形成されて、第一表面
及び第二表面間の貫通孔620を介して第一共通電極621に接続される。検知電極61
は、外輪部611及びフレキシブルドーム部612を有する。外輪部611は、絶縁プリ
ント層でコーティングなどされて覆われた第一部6111、及び絶縁プリント層で覆われ
ていない第二部6112を有する。フレキシブルドーム部612は、導電材料から成り、
また外輪部611の第二部6112に接続される。フレキシブルドーム部612及び外輪
部611の第二部6112の下部は内部空間となり、ここに第一共通電極621が配置さ
れる。検知電極61は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチャー変化に応じた容量
変化を検知し、検知回路は、接触制御点や、それらに応じた接触制御点の動作を算出する
。
通電極621及び第二共通電極622から成る共通電極62側に動くように可変である。
一旦、導電性のドーム部612が共通電極62側に押圧されて、容量が所定値まで上昇又
は飽和されると、共通電極62と検知電極61から伸びる信号線610との間の容量変化
が検出され、その結果、その押しボタンに対応する入力若しくはコマンドが入力される。
言い換えると、フレキシブルドーム部612は、接触検知における検知電極の一部として
のみでなく、関連する押しボタンの起動のためにも機能する。接触制御装置及びキーパッ
ド装置は、構造のみでなく電気回路も統合される。さらに、駆動電圧が検知能を高めるた
めに共通電極62に印加され、それによって、有効な検知距離を拡張する。
は概略垂直断面図、図7Bは図7AのD−D´線に沿った概略水平断面図である。本形態
において検知電極71は、図6A及び図6Bに示すものと似ており、基板7上に形成され
た外輪部711及びフレキシブルドーム部712を有する。外輪部711は、絶縁プリン
ト層でコーティングなどされて覆われた第一部7111、及び絶縁プリント層で覆われて
いない第二部7112を有する。フレキシブルドーム部712は、導電材料から成り、ま
た外輪部711の第二部7112に接続される。フレキシブルドーム部712及び外輪部
711の第二部7112の下部は内部空間であり、ここに共通電極72が配置される。共
通電極72は、基板7上に形成され、検知電極71から離れている。本形態において、共
通電極72から外輪部711の開口部719に伸びている伝導線729は、電気的に他の
共通電極と接続される。一旦、導電性のドーム部712が共通電極72側に押圧されて、
容量が所定値まで上昇又は飽和されると、共通電極72と検知電極71から伸びる信号線
710との間の容量変化が検出され、その結果、その押しボタンに対応する入力若しくは
コマンドが入力される。言い換えると、フレキシブルドーム部712は、接触検知におけ
る検知電極の一部としてのみでなく、関連する押しボタンの起動の機能としても働く。接
触制御装置及びキーパッド装置は、構造のみでなく電気回路としても統合される。検知電
極71は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチャー変化に応じた容量変化を検知し
、検知回路は、接触制御点や、それらに応じた接触制御点の動作を算出する。
712のスリットは開口部719側に配置される。選択ではあるが好ましくは、絶縁保護
層が開口部719の上部に形成され、好ましくない干渉から接触検知ユニットをシールド
するために電極層722が基板7の反対側の表面上に形成されるとよい。
電極とキーパッド装置の押しボタンの統合された外形の一例を部分的に示す。図8Bは、
第一表面と反対の基板の第二表面上に形成された、図8Aの統合された外形の一例を示す
。本形態のキーパッド装置は、図1に示す上、右、下、左、及びエンター押しボタンから
成るキーセットに似た5方向のキーセットを有する。接触制御装置の検知電極及びキーパ
ッド装置の押しボタンの統合された外形は、5つの押しボタンの配置に一致する。本形態
においては、接触制御装置及びキーパッド装置の2つの異なる統合された構造が適用され
る。
た構造に似ている一方、当該カラムの脇に配置される2ユニットは図5A及び図5Bに示
す統合された構造に似ている。図8Aに示される基板の第一表面上に、外輪部611は、
絶縁プリント層でコーティングなどされて覆われた第一部、及び絶縁プリント層で覆われ
ていない第二部6112を有し、第一共通電極621は外輪部611から離れており、第
一共通電極621と基板の第二表面上に配置された第二共通電極622とを接続するため
の第一表面及び第二表面の間の貫通孔620が示されている。さらに、外輪部511、中
央部512、ブリッジ部517として外輪部511と基板の第二表面上の中央部512と
を接続する貫通孔5201,5202、フレキシブルドーム構造514の底部513、及
びフレキシブルドーム構造514の底部513を基板の第二表面上に配置された共通電極
622に接続するための貫通孔5203が示されている。図8Bに示す基板の第二表面に
おいて、外輪部511と中央部521とが貫通孔5201,5202を介して、ブリッジ
部517として互いに接続される。好ましい構造を適用することにより、接触検知キーパ
ッド制御装置は、押しボタンが検知電極と提携され、若しくは検知電極からジグザグ偏位
されていても、普通に機能することができる。
断面図である。図9Bは、図9Aに示す検知電極に用いるキーパッド装置の押しボタンの
構造の一例を示す概略垂直断面図である。この形態において、基板8上の検知電極81は
共通電極82が配置される窪み領域810を有する。共通電極82は、貫通孔や開口部及
び配線(図示せず)を介して他の共通電極に電気的に接続される。結合静電容量が検知電
極81及び共通電極82間に生成される。弾力性キー構造83の底部830は、共通電極
82に電気的に接続できる導電ゴムを備える。弾力性キー構造83が押圧されると、弾力
性キー構造83の底面と検知電極及び共通電極82との間の距離が短くなり、若しくは、
最終的に接触し、その結果、検知電極81及び共通電極82間の結合静電容量が変化し、
若しくは、短絡が生じる。容量が距離の減少に伴い増加し、及び飽和が生じ、検知電極8
1及び共通電極82間の容量変化が検出できる。従って、外部検知回路は、検知結果に応
じて対応するスイッチが押されたか否かを決定できる。検出された容量が閾値以上若しく
は飽和レベルに達したなら、対応するキーが押されたと判定する。基本的に、検知電極8
1は六角形で、ハチの巣状に配置される。検知電極81は、ジェスチャー又は指や指の接
近のジェスチャー変化に応じた容量変化を検知し、検知回路は、接触制御点や、それらに
応じた接触制御点の動作を算出する。さらに、図8A及び図8Bに示す統合された外形に
似ており、図9A及び図9Bに示される構造はまた、押しボタンのデザインをサポートす
るものであり、検知電極と提携され、若しくは検知電極と提携又は検知電極からジグザグ
偏位する窪み領域810を有する。防水のため、接触制御装置はさらに、図9Cに示すよ
うに、1次元の接触検知ユニットの上において防水絶縁層90を有する。
どが形成される硬い基板が用いられる。しかしながら、基板の扱いや貫通孔の生成が難し
いためにセラミック基板や曲面基板などが用いられるときに問題が生じる。この問題に対
処するため、例えば基板上面に、銅箔層91、絶縁塗料層92、及びカーボン膜93が硬
い基板9上に、連続して形成される。銅箔層91は、上述の形態のように基板の底面に形
成される望ましい電極層レイアウトを造るために使用でき、しかし、本形態では基板9の
上面に実際には形成される。絶縁塗料層92は、検知電極及びキーパッド装置の各要素が
形成される基板として機能する。絶縁塗料層92は、さらに、カーボン膜93を銅箔層9
1から絶縁するために機能し、貫通孔がカーボン膜93を銅箔層91に接続するため絶縁
塗料層92に形成される。例えば、カーボン膜93は、プリント法によって、絶縁塗料層
92上に形成される。
平断面図である。図11Bは、図11Aに示す検知電極に用いるキーパッド装置の押しボ
タンの構造の一例を示す概略垂直断面図である。本形態において、抵抗タイプのキーパッ
ドが接触検知ユニットに挿入される。基板99上の検知電極991は、第一キー電極99
21及び第二キー電極9922が形成された窪み領域9910を有する。第一キー電極9
921及び第二キー電極9922のレイアウトのルートは、貫通孔又は検知電極991の
開口部9911を介して成される。弾力性キー構造993の底部9930は、導電性ゴム
から構成される。弾力性キー構造993の底部9930が第一キー電極9921及び第二
キー電極9922に接触されるまで弾力性キー構造993が押圧されると、第一キー電極
9921及び第二キー電極9922が電気的に導電する。第一キー電極9921及び第二
キー電極9922の電気的導電性から生じる抵抗変化は、外部の検知回路が対応するキー
が押されたか否かを決定するために用いられる。基本的に、検知電極991は六角形で、
ハチの巣状に配置される。検知電極991は、ジェスチャー又は指や指の接近のジェスチ
ャー変化に応じた容量変化を検知し、検知回路は、接触制御点や、それらに応じた接触制
御点の動作を算出する。
更なる例示を部分的に示す概略図である。接触検知電極887は、電極ピン(図示せず)
が露出している基板88の底面上又は下部に形成される。接触検知電極887は、1次元
の接触検知層となり、例えば、接触又は接近する指(又は手の平若しくは導電物)により
容量がどのように変化するかを検出するために用いられる。検知電極887は、ジェスチ
ャー又は指や指の接近のジェスチャー変化に応じた容量変化を検知し、検知回路は、接触
制御点や、それらに応じた接触制御点の動作を算出する。
880が、物理的なキーカバー888がそこを通って貫通できるよう基板88に形成され
る。物理的なキーカバー888の底面は、回路基板881上に形成されたフレキシブルド
ーム構造8820の上で止まる。共通電極層882及びスイッチ検知電極883も回路基
板881上に形成される。共通電極層882は電気的に、導電体で構成されたフレキシブ
ルドーム構造8820に接続される。共通電極層882及びフレキシブルドーム構造88
20は、検知電極層887の下側の各部からの干渉をふるい分けることに加えて、そこに
駆動電圧をかけて、検知能を高める。結果として、より大きな検知距離が得られる。一方
、スイッチ検知電極883は、導電線889を介して外部の検知回路(図示せず)に電気
的に接続される。スイッチ検知電極883に接触するためにフレキシブルドーム構造88
20が押圧されたとき、外部の検知回路がそれに対応するキーが押されたかを決定する。
さらに、駆動電圧が共通電極882に印加され、検知能が高まる。結果として、より大き
な検知距離が得られる。
接続されることがあり、基板の端部の外側に延長する電極ピンで、共通電極層882及び
スイッチ検知電極883に接触することを防止する。例えば、接続は、導電性ゴム又は金
属筒を介して成される。基板88を有する接触制御装置及び接触検知電極層887により
、ユーザインタフェースのカーソル動作が制御される。物理的なキーカバー888を有す
るキーパッド装置、フレキシブルドーム構造8820、及びスイッチ検知電極883は5
つの方向キーの一つであるエンターキーとして使用される。
装置の多数の形態を提供する。ウインドウタイプのユーザインタフェースを制御するため
のキー入力及び接触検知の両方の機能は、同じ制御装置により実行され得る。上述した電
極は透明又は半透明材料により構成できる。電極パターンは、例えば、フォトリソグラフ
ィ法、プリント法、レーザエッチング、又は電気メッキにより形成され得る。基板は、硬
質又は軟質基板を用いることができる。キーパッド装置及び接触制御装置の統合された機
能は、コード有り若しくはコードレスのリモコン、キーボード、又はその他の適した装置
で適用できる。本願発明に係る接触検知キーパッド制御装置は、エアジェスチャーを検出
できるために、医療装置のキーパッド装置としての使用に利用できる。
方法及び装置を供する。制御点の位置情報が、信号線の数を増加させることなく、この方
法と装置によって正確に検知され得る。本願発明は、最も実際的に好ましい形態となると
考えられるものを詳述したが、本願発明は上述した形態に限定されるものではない。反対
に、修正や似た構造を取り囲むために最も広い解釈に応じた添付の請求項の内容及び範囲
以内を含む様々な修正及び似た構造をカバーするように意図されている。
Claims (8)
- 被制御装置用の接触検知キーパッド制御装置であって、
筐体と、
前記筐体内に収容された基板上の複数の離れた検知電極で形成された1次元の接触検知ユニットを有し、前記検知電極の少なくとも1つが外輪部と前記外輪部で囲まれた中央部とを有する接触制御装置と、
前記検知電極の第一の部位に統合され、前記検知電極の第二の部位から独立しているキーパッド装置と、を備え、
前記キーパッド装置は、ユーザによって押されるように前記筐体から露出しており、少なくとも1つのカバーと、前記カバーへのユーザの押圧操作に反応して前記中央部側に動くように変形可能であるフレキシブルドーム部とを有し、押されたとき、前記フレキシブルドーム部は前記検知電極の前記第一の部位に関してレベル変化をするように前記基板に向かって移動し、
前記フレキシブルドーム部は、前記外輪部に電気的に接続されており、
前記検知電極の前記第一の部位におけるユーザのジェスチャーに反応して前記被制御装置を制御するための第一の接触検知コマンドが生成され、
前記検知電極の前記第二の部位におけるユーザのジェスチャーに反応して前記被制御装置を制御するための第二の接触検知コマンドが生成され、
前記検知電極の前記第一の部位に関する、ユーザによってなされる前記キーパッド装置の動きに反応して前記被制御装置を制御するためのキーに対応する入力コマンドが生成される、ことを特徴とする接触検知キーパッド制御装置。 - リモートコントローラであり、
前記キーパッド装置は、ユーザの押圧操作に反応して前記キーに対応する入力コマンドの生成のトリガとなるように、各々が独立して動作する複数の押しボタンを有する、ことを特徴とする請求項1記載の接触検知キーパッド制御装置。 - 前記検知電極の前記第一の部位におけるユーザの前記ジェスチャーは、前記検知電極の前記第一の部位若しくはその上側でのスライド操作であり、
前記検知電極の前記第二の部位におけるユーザの前記ジェスチャーは、前記検知電極の前記第二の部位若しくはその上側でのスライド操作であり、
前記検知電極の前記第一の部位に関する、ユーザによってなされる前記キーパッド装置の前記動きは、特定範囲内の垂直動作、若しくは前記キーパッド装置上の特定期間における静止動作である、ことを特徴とする請求項1記載の接触検知キーパッド制御装置。 - 前記検知電極の前記第一の部位の少なくとも1つは、前記外輪部と、前記外輪部で囲まれ、前記キーパッド装置で覆われた前記中央部と、前記外輪部と前記中央部とを唯一接続しているブリッジ部とを有する、ことを特徴とする請求項1記載の接触検知キーパッド制御装置。
- 前記検知電極及び第一共通電極が、前記基板の第一表面上に別々に形成され、
第二共通電極が、前記第一表面に対向する前記基板の第二表面上に形成され、前記第一表面と第二表面間の貫通孔を介して前記第一共通電極と電気的に接続され、
前記外輪部は、絶縁プリント層で覆われた第一部と前記絶縁プリント層で覆われていない第二部と前記第一共通電極が配置される内部空間とを有する、ことを特徴とする請求項1記載の接触検知キーパッド制御装置。 - 前記少なくとも1つのカバーは、前記フレキシブルドーム部の上にあり、
前記フレキシブルドーム部は、前記カバー上のユーザの前記押圧操作に反応して前記第一共通電極側に動くように変形可能である、ことを特徴とする請求項5記載の接触検知キーパッド制御装置。 - リモートコントローラであって、
筐体と、
前記筐体内に収容された基板上の複数の離れた検知電極で形成された1次元の接触検知ユニットを有する接触制御装置と、
ユーザによって押されるように前記筐体から露出しており、押されたとき、前記基板に関してレベル変化をするように前記基板に向かって移動するキーパッド装置と、を備え、
前記検知電極の少なくとも1つは、外輪部と、前記外輪部で囲まれた中央部と、前記外輪部と前記中央部とを唯一接続しているブリッジ部とを有し、
前記キーパッド装置は、カバーと、前記カバーで覆われて前記カバーと前記基板との間に配置された導電部と、を有し、
前記基板に関する、ユーザによってなされる前記キーパッド装置の前記導電部の動きは、キー入力の動きであり、
前記カバーで覆われ前記導電部では覆われない前記検知電極上で成されるユーザのジェスチャーは、接触検知の動きである、ことを特徴とするリモートコントローラ。 - 前記外輪部は、前記カバーで覆われ前記導電部で覆われてなく、押されたときに前記中央部に向けて動くように変形可能なフレキシブルドーム部であり、
前記検知電極と第一共通電極とが、前記基板の第一表面に別々に形成され、
第二共通電極が、前記第一の表面に対向する前記基板の第二表面上に形成されて前記第一表面と第二表面間の貫通孔によって前記第一共通電極に電気的に接続され、
前記外輪部は、絶縁プリント層で覆われた第一部と、前記絶縁プリント層で覆われていない第二部と、前記第一共通電極が配置される内部空間と、を有し、
前記フレキシブルドーム部が、前記外輪部の前記第二部に電気的に接続されている、ことを特徴とする請求項7記載のリモートコントローラ。
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