JP6546701B2 - バックホールリンクの確立方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信技術分野に関し、特にバックホールリンクの確立方法及び装置に関する。
バックホールリンクは基地局とコアネットワークとの間の通信リンクであり、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスした後、該基地局のカバー範囲内にある端末に通信サービスを提供することができる。
無線通信技術の発展に伴い、通信のカバー範囲を拡大するために、基地局を大量に配置する傾向になった。各基地局に対して、通信事業者は通常に該基地局に固定されたバックホールリンクを設置して、該基地局に、該固定されたバックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスさせることができ、これによって、カバー範囲内にある端末に通信サービスを提供し、例えば、コアネットワークのデータを端末に伝送し、又は、端末のデータをコアネットワークに伝送する。
関連技術の問題を解決するために、本発明の実施形態はバックホールリンクの確立方法及び装置を提供する。前記技術案は下記のような方法である。
本開示の実施形態の第一形態によれば、バックホールリンクの確立方法を提供し、前記バックホールリンクの確立方法は、
システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させることと、
前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信することと、
前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に、前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させることと、を含み、
前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
一例の実現可能な方式において、前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、、
前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースと重ならない。
一例の実現可能な方式において、前記基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、前記基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信することと、
受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(Quality of service Class Identifier:QCI)を取得することと、
前記複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記複数のバックホールリンクに割り当てることと、を更に含み、
前記QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる。
一例の実現可能な方式において、前記方法は、
前記基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、前記アクセス要求を拒否することを更に含む。
本開示の実施形態の第二実施形態によれば、バックホールリンクの確立方法を提供し、前記バックホールリンクの確立方法は、
基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信することと、
前記基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信することと、
前記基地局によって返信された確認メッセージを受信すると、前記基地局との第二通信リンクを確立することと、を含み、
前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本開示の実施形態の第三実施形態によれば、バックホールリンクの確立装置を提供し、前記バックホールリンクの確立装置は、
システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させるように構成されるブロードキャストモジュールと、
前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信するように構成される受信モジュールと、
前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に、前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させるように構成される送信モジュールと、を備え、
前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
一例の実現可能な方式において、前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、、
前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない。
一例の実現可能な方式において、前記バックホールリンクの確立装置は、
前記基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、前記基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信するように構成される前記受信モジュールと、
受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(Quality of service Class Identifier:QCI)を取得するように構成される取得モジュールと、
前記複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記複数のバックホールリンクに割り当てるように構成される割当モジュールと、を更に備え、
前記QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる。
一例の実現可能な方式において、前記バックホールリンクの確立装置は、
前記基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、前記アクセス要求を拒否するように構成される拒否モジュールとを更に備える。
本開示の実施形態の第四実施形態によれば、バックホールリンクの確立装置を提供し、前記バックホールリンクの確立装置は、
基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成される受信モジュールと、
前記基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信するように構成される送信モジュールと、
前記基地局によって返信された確認メッセージを受信すると、前記基地局との第二通信リンクを確立するように構成される確立モジュールと、を備え、
前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本開示の実施形態の第五実施形態によれば、バックホールリンクの確立装置を提供し、前記バックホールリンクの確立装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーの実行可能な命令を格納するように構成されるメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させ、
前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信し、
前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に、前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させるように構成され、
前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本開示の実施形態の第六実施形態によれば、バックホールリンクの確立装置を提供し、前記バックホールリンクの確立装置は、
プロセッサーと、
プロセッサーの実行可能な命令を格納するように構成されるメモリと、を備え、
前記プロセッサーは、
基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信し、
前記基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信し、
前記基地局によって返信された確認メッセージを受信すると、前記基地局との第二通信リンクを確立するように構成され、
前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本発明の実施形態に提供の技術案は以下のメリットを含む。
バックホールリンクの確立方式を新たに提供することによって、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成して、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスすることができ、バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。 一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したパケット再構成プロセスの示し図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置900のブロック図である。 一例の例示的な実施形態に基づいて示した基地局の構成模式図である。
ここの図面が明細書に組み込まれる且つ本明細書の一部として、本開示に適合する実施形態を示し、且つ明細書並びに本願の実施形態の原理を説明するためである。
本開示の目的、技術案とメリットがより明確になるために、以下、図面を参照して本開示の実施形態に対して更に詳しく説明する。
図1は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。図1に示したように、バックホールリンクの確立方法が基地局に用いられ、以下のステップを含む。
ステップ101:システム情報をブロードキャストして、システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させ、指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末である。
ステップ102:指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信し、バックホールリンク確立シグナリングは、指定端末が基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられる。
ステップ103:指定端末に確認メッセージを送信して、指定端末に、確認メッセージを受信した後に基地局との第二通信リンクを確立させ、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
関連技術において、小型基地局のバックホールリンクは通信事業者によって予め設置される必要があり、且つ設置されたバックホールリンクは固定され、拡張性に乏しい。本開示の実施形態において、基地局は、コアネットワークとの第一通信リンクを確立したいずれかの指定端末を介して、1つのバックホールリンクを確立することができ、関連技術において、バックホールリンクが固定される制約を取り除く。
本実施形態に提供される方法によれば、バックホールリンクの確立方式を新たに提供することにより、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成して、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスすることができ、バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
一例の実現可能な方式において、基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、
基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない。
一例の実現可能な方式において、バックホールリンクの確立方法は、基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信することと、
受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(QCI)を取得することと、
複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、少なくとも1つのデータパケットを複数のバックホールリンクに割り当てることと、を更に含み、
QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる。
一例の実現可能な方式において、バックホールリンクの確立方法は、
基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、アクセス要求を拒否することを更に含む。
上記の全ての選択可能な技術案において、任意の組合せを採用して本開示の実施形態を形成することができ、ここでは詳細な説明を省略する。
図2は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。図2に示すように、バックホールリンクの確立方法が指定端末に用いられ、指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、該バックホールリンクの確立方法は以下のステップを含む。
ステップ201:基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信する。
ステップ202:基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信し、バックホールリンク確立シグナリングは基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられる。
ステップ203:基地局によって返信された確認メッセージを受信すると、基地局との第二通信リンクを確立し、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本実施形態に提供される方法によれば、バックホールリンクの確立方式を新たに提供することにより、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成して、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスすることができ、バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
図3は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立方法のフローチャートである。図3に示すように、バックホールリンクの確立方法が基地局と指定端末のインタラクティブなプロセスに用いられ、以下をステップを含む。
ステップ301:基地局はシステム情報をブロードキャストする。
バックホールリンクは基地局とコアネットワークとの通信リンクである。コアネットワークは、基地局と外部ネットワークとの間のインターフェースとしてもよく、基地局がコアネットワークにアクセスした後、カバー範囲内にある端末に通常なサービスを提供することができる。例えば、基地局はコアネットワークのデータをカバー範囲内にある端末に伝送し、又は、カバー範囲内にある端末のデータをコアネットワークに伝送し、コアネットワークを介して外部ネットワークに伝送する。
本開示の実施形態は、基地局用のバックホールリンクを確立する方法を提供し上記の方法によって任意の基地局用のバックホールリンクを確立することができる。例えば、該基地局が小型基地局又は他のタイプの基地局などであってもよい。小型基地局の既存のバックホールリンクの帯域幅が帯域幅の需要を満足できない場合、または、小型基地局にまだバックホールリンクを設置しない場合、本開示の実施形態の方法を採用してバックホールリンクを確立することができる。もちろん、本開示の実施形態の方法を採用することによって、該基地局に対して複数のバックホールリンクを確立することができ、これによってアグリゲーションされたバックホールリンクを形成し、基地局がより効率的に通信するようにする。
該基地局が初期に開始した後、システム情報をブロードキャストすることができ、指定端末にサーチとアクセスさせるようにする。該システム情報は、該基地局が予め設定された情報であり、マスター情報ブロック(MIB:Master Information Block)とシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)などの基本的な基地局設定情報などを含んでもよく、本開示の実施形態は該システム情報に対して限定しない。
コアネットワークにアクセスした後にシステム情報をブロードキャストする関連技術と異なり、本開示の実施形態は、初期に開始された後、すぐシステム情報をブロードキャストし始めることにより、該システム情報に基づいてバックホールリンクを確立する。
ステップ302:指定端末は基地局によりブロードキャストされたシステム情報を受信し、指定端末は、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末である。
ステップ303:指定端末が基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信し、バックホールリンク確立シグナリングは、該基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられる。
本開示の実施形態は指定端末に対して具体的に限定しなく、例えば、指定端末がコアネットワークにアクセスした携帯電話又はタブレットなどであってもよい。本開示の実施形態は該指定端末の位置に対して限定しなく、該指定端末が該基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信できることを確保すればいい。
バックホールリンク確立シグナリングは無線リソースコントロール(RRC:Radio Resource Control)シグナリングであってよく、且つ該シグナリングの情報ユニットにはバックホールリンクを確立するための識別子が含まれ、基地局が指定端末によって送信されたシグナリングを受信する場合、該シグナリングに含まれた、バックホールリンクを確立するための識別子に基づいて、該シグナリングがバックホールリンク確立シグナリングであることを確定する。本開示の実施形態は情報ユニットに対して限定しない。例えば、下記のシグナリングの情報ユニットには、バックホールリンクを確立するための識別子「provideBackhaul」が含まれてもよい。
EstablishmentCause::= ENUMERATED{
emergency,highPriorityAccess,mt−Access,mo−Signalling,mo−Data,
delayTolerantAccess−v1020,provideBackhaul,spare1}
該基地局がシステム情報をブロードキャストする過程中、指定端末が基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信したとき、バックホールリンク確立シグナリングを生成することができ、且つ基地局に該バックホールリンク確立シグナリングを送信して、該指定端末が既にコアネットワークにアクセスして、該基地局のためにバックホールリンクを確立することができるということを指示する。
該指定端末が既にコアネットワークとの第一通信リンクを確立したので、該第一通信リンクを介してコアネットワークと通信することができる。従って、該基地局と該指定端末との間に通信リンクを確立すれば、該基地局が該指定端末を介してコアネットワークにアクセスできる。該基地局と該指定端末との間に通信リンクを確立するために、該指定端末が該基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信するとき、基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信する。
本開示の実施形態は第一通信リンクの確立方式に対して限定しない。例えば、指定端末が無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks:WLAN)を介してコアネットワークにアクセスすることによって、第一通信リンクを確立する。
なお、基地局がシステム情報をブロードキャストするとき、複数の指定端末によって該システム情報が受信されて、該基地局に該バックホールリンク確立シグナリングを送信することができる。この場合、該基地局は複数のバックホールリンク確立シグナリングを受信することが可能であり、且つ受信されたバックホールリンク確立シグナリングに基づいてバックホールリンクを確立する。ここで、異なる指定端末に対して、バックホールリンクの確立プロセスが類似し、且つ互いに影響しない。
ステップ304:基地局は指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信する。
ステップ305:基地局は指定端末に確認メッセージを送信する。
本開示の実施形態において、基地局がバックホールリンク確立シグナリングを受信するとき、該バックホールリンク確立シグナリングに基づいて、該指定端末が該基地局のためにバックホールリンクを確立できるということが決定できる。このとき、該基地局が指定端末に確認メッセージを送信することができ、該基地局がバックホールリンクの確立を同意するということを表す。
本開示の実施形態の一例の実現可能な形態において、基地局が該バックホールリンク確立シグナリングを受信するとき、自身がバックホールリンクを確立する必要があるかどうかを判断することができる。該基地局がバックホールリンクを確立する必要があれば、指定端末に確認メッセージを送信する。該基地局がバックホールリンクを確立する必要がなければ、指定端末に拒否メッセージを送信してもよい。
ここで、該基地局がバックホールリンクを確立する必要がある場合は、少なくとも、現在に利用可能なバックホールリンクがないこと、又は、現在に帯域幅の要求が高くて、既存のバックホールリンクの帯域幅が現在の帯域幅の需要を満足できないことを含む。該基地局がバックホールリンクを確立する必要がない場合は、少なくとも、現在に利用可能なバックホールリンクがあること、又は、既存のバックホールリンクの帯域幅が現在の帯域幅の需要を満足できることを含む。
なお、基地局が複数の指定端末のバックホールリンク確立シグナリングを受信すれば、該基地局が該複数の指定端末のある指定端末を介してバックホールリンクを確立し、他の指定端末に対してバックホールリンクを確立しなくてもよい。
一例の実現可能な形態において、基地局が現在の帯域幅の需要及び該複数の指定端末の各指定端末の提供の帯域幅に基づいて、該複数の指定端末からバックホールリンクを確立しようとする指定端末を選出することで、選出された指定端末の提供の帯域幅の総和が基地局の現在の帯域幅の需要を満足させ、この後、該基地局が選出された指定端末に確認メッセージを送信し、その以外の指定端末に拒否メッセージを送信することができる。
例えば、基地局が現在の通信サイクル内に5つの指定端末から送信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信し、次の通信サイクル内にそのうちの3つの指定端末に確認メッセージを送信して、該3つの指定端末を介してバックホールリンクを確立し、他の2つの指定端末に拒否メッセージを送信し、これによって、十分なバックホールリンクを確立できて現在の帯域幅の需要を満足するだけではなく、バックホールリンクのリソースを無駄にしない。
ステップ306において、指定端末が基地局によって返信された確認メッセージを受信するとき、基地局との第二通信リンクを確立し、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
上記のステップ305に基づいて、指定端末が基地局の確認メッセージを受信すれば、現在の基地局と指定端末が既に身元を互いに確認し、指定端末を介して基地局にバックホールリンクを確立することがそれぞれ同意することを意味する。従って、該ステップにおいて、指定端末と基地局が第二通信リンクを確立し、この場合、基地局は、該第一通信リンクと該第二通信リンクを介してコアネットワークにアクセスすることができ、即ち、該基地局のために1つのバックホールリンクを確立した。
関連技術において、通信事業者によって基地局にバックホールリンクを設置し、基地局によって該バックホールリンクを介して固定地点送信を実現される。本開示の実施形態において、1つの基地局に対して、該基地局がいずれかの指定端末を介してバックホールリンクを確立することができ、該指定端末のタイプ、位置が制限されなく、柔軟性を大幅に改善させる。しかも、該基地局は1つ又は複数のバックホールリンクを確立することができ、現在の通信需要を十分に満足し、強力な拡張性を有する。
バックホールリンクの確立が完了したとき、該基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークと通信し、カバー範囲内にある端末に通信サービスを提供する。
例えば、図4Aは一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。図4Aに示すように、該通信システムにおいて、端末Aが基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末であってもよい。該通信システムのアップリンク通信は、端末Aがデータを基地局に送信し、基地局がデータを指定端末Bに送信し、指定端末Bがデータをコアネットワークに送信することである。該通信システムのダウンリンク通信は、指定端末がコアネットワークからデータを取得し、且つデータを基地局に送信し、基地局がデータを端末Aに送信する。
実際に応用する場合、該基地局は1つ又は複数のバックホールリンクを確立することができる。
基地局が1つのバックホールリンクを確立した状況下で、アップリンク通信の場合、カバー範囲内の端末がデータパケットを基地局に送信し、基地局がバックホールリンクを介してデータパケットをコアネットワークにアップロードし、具体的に、該第二通信リンクを介してデータパケットを指定端末に送信し、指定端末がデータパケットをコアネットワークにアップロードする。ダウンリンク通信の場合、基地局がバックホールリンクを介してコアネットワークからデータパケットを取得し、データパケットをカバー範囲内の端末に送信する。
基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、ダウンリンク通信の場合、基地局が複数のバックホールリンクからデータパケットを受信し、且つ受信されたデータパケットをカバー範囲内の端末に送信する。
アップリンク通信の場合、基地局は、基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信し、受信された少なくとも1つのデータパケットのQCIを取得し、複数のバックホールリンクの現在の残余帯域幅及び少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、少なくとも1つのデータパケットを複数のバックホールリンクに割り当てる。
ここで、QCIは対応するデータパケットの通信優先度を指示するために用いられ、該データパケットのサービスタイプ、パケット損失率および予測遅延に基づいて取得してもよい。例えば、QCIが9つのレベルに分けられ、受信された2つのデータパケットの1つのデータパケットのQCIがレベル1であり、もう1つのデータパケットのQCIがレベル7であり、前者の通信優先度がより高いことを表し、前者を先に伝送する。
一例の実現可能な形態において、該基地局がデータパケットを受信するとき、該データパケットを現在の残余帯域幅がより大きいバックホールリンクに割り当てる。
例えば、該基地局は2つのバックホールリンクL1とL2を有し、L1の現在の残余帯域幅が5Mであり、L2の現在の残余帯域幅が10Mであるので、L2を介してデータパケットを送信する。
該割当方式によって、データパケットを先に送信するだけではなく、且つ該データパケットがバックホールリンクの帯域幅を占有した後、該バックホールリンクの残余帯域幅が小さくなり、異なるバックホールリンクの残余帯域幅の差があまり大きくないようにすることによって、バックホールリンクの負荷のバランスを確保し、バックホールリンクの帯域幅ストレスを緩和する。
もう一例の実現可能な方式において、該基地局が複数のデータパケットを受信する場合、通信優先度がより高いデータパケットを現在の残余帯域幅がより大きいバックホールリンクに割り当て、通信優先度がより低いデータパケットを現在の残余帯域幅がより小さいバックホールリンクに割り当て、通信優先度がより高いデータパケットが先に伝送されることを確保する。
例えば、基地局は2つのバックホールリンクL1とL2を有し、且つ2つのデータパケットpとyを受信し、pのQCIがレベル2であり、yのQCIがレベル5であり、pの通信優先度がyの通信優先度より高いことを表し、L1の現在の残余帯域幅が5Mであり、L2の現在の残余帯域幅が1Mであるので、pを先にL1に割り当て、yをL2に割り当てる。
もう一例の実現可能な方式において、該基地局はそのカバー範囲内の複数の端末のデータパケットを受信するとき、少なくとも1つのバックホールリンクの現在の残余帯域幅に基づいて、受信された複数のデータパケットを1つのデータパケットに再構成し、且ついずれかの1つのバックホールリンクに割り当てる。
例えば、基地局は2つのバックホールリンクL1とL2を有し、基地局が2つのデータパケットを受信する場合、L1の現在の残余帯域幅が1Mであり、L2の現在の残余帯域幅が10Mであり、基地局が2つのデータパケットを1つのデータパケットに再構成し、L2に割り当てる。これによって、アイドルのバックホールリンクの利用率を向上させる。
本開示の実施形態では上記のパケット再構成の方式に対して限定しない。例えば、図4Bは一例の例示的な実施形態に基づいて示したパケット再構成プロセスの示し図である。図4Bに示すように、端末が2つのデータパケットを基地局に送信し、2つのデータパケットは物理層(PHY:Physical Layer)プロトコール、媒体/メディアアクセス制御(MAC:Medium/Media Access Control)プロトコール、無線周波数リンク制御(RLC:Radio Link Control)プロトコール、パケットデータコンバージェンスプロトコール(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)の順位に従って順次にパッケージする。基地局は、PDCP、RLC、MAC及びPHYの順序に従って受信された2つのデータパケットをレイヤ毎にデパケタイズして、2つのデータパケットの各層に対応するデータを取得し、且つ2つのデータパケットの同一層に対応するデータを組合せて、PHY、MAC、RLC及びPDCPの順序に従って新データパケットを再構成し、新データパケットの各層のデータがPDCP_New、RLC_New、MAC_New及びPHY_Newに表示されてよい。
もう一例の実現可能な方式において、ダウンリンク通信の場合、基地局が異なるバックホールからの複数のデータパケットを受信し、且つ該複数のデータパケットに対応する端末が同一の端末であれば、これらのデータパケットに対してパケットを再構成し、該複数のデータパケットに対応する端末に送信してよい。該パケット構成の方式は上記のパケット構成の方式と類似するので、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、通信無効の状況を防止するために、基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すれば、アクセス要求を拒否する。なぜなら、基地局によってブロードキャストされたシステム情報が基地局のカバー範囲内のいずれかの端末によって受信された可能性があり、これらの端末がシステム情報を受信した後、該基地局にアクセス要求を送信する可能性があるためである。この場合、該基地局が利用可能なバックホールリンクがなければ、該基地局にアクセスした後、基地局を介してデータをコアネットワークに伝送することができなく、或いは、基地局を介してコアネットワークからデータを取得することができない。従って、リソースが無駄にすることを防止するために、該基地局は該アクセス要求を拒否してよく、該端末が基地局にアクセスすることを防止する。
本実施形態に基づいて確立されたバックホールリンクに基づいて、基地局がカバー範囲内にあるいずれかの端末と通信する場合、バックホールリンクを介してコアネットワークと通信してよく、基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび確立されたバックホールリンクが互いに干渉することを防止するために、両者に異なる伝送リソースを割り当てることができる。本開示の実施形態はそれに対して限定しない。例えば、該伝送リソースは時間リソース、周波数リソース又はビームなどであってもよい。
1.基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した時間リソースが異なる。
例えば、2つのリンクに基地局上の異なるサブフレームをそれぞれ割り当て、サブフレーム1ないしサブフレーム10に対して、基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクに奇数番号のサブフレームを割り当て、バックホールリンクに偶数番号のサブフレームを割り当てることにより、両者に異なるサブフレームでデータの伝送を行わせる。この場合、2つのリンクが同一の周波数リソースを利用して通信してよく、周波数リソースを節約し、且つ2つの通信リンクのサブフレームが互いに離隔するので、通信の場合、互いに干渉しない。
2.基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した周波数リソースが異なる。
例えば、2つのリンクに異なるキャリア周波数を使用する。例えば、基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクによって使用されたキャリア周波数が2300MHZであり、バックホールリンクによって使用されたキャリア周波数が2500MHZである。この場合、2つのリンクが同一の時間リソースを利用して通信してよく、例えば、同一のサブフレームで通信を行い、通信遅延を低減させる。
3.基地局及び基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクとバックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない。
スペースで、異なるビームの指向性が異なり、占有スペースも異なり、ここで、ビームの占有スペースはビームのカバー範囲である。該通信リンクと該バックホールリンクは、占有スペースが重ならないビームに対応してよく、該基地局は該2つのリンクを介してデータを伝送する場合、占有スペースが重ならないビームを利用してよく、互いに干渉することを防止する。この場合、該通信リンクと該バックホールリンクは同一の時間リソース及び/又は周波数リソースを利用してよく、通信遅延を低減させるだけでなく、周波数リソースを節約することもでき、通信干渉も起こさない。
もちろん、上記の2つのリンクに異なる伝送リソースを割り当てることは例示的なことである。複数のバックホールリンクを確立し、或いは、基地局がカバー範囲内にある複数の端末に通信サービスを提供する必要があれば、上記の伝送リソースの割当方式を利用して、複数のバックホール、及び基地局とカバー範囲内にある複数の端末との通信リンクに異なる伝送リソースを割り当て、通信ときの干渉を防止する。
本実施形態に提供された方法について、バックホールリンクを確立するための新しい方式を提供することにより、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成し、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスする。バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
また、本開示の実施形態は、基地局に複数のバックホールリンクを確立することをサポートするので、通信需要量の多少に応じて、該基地局のために1つ又は複数のバックホールリンクをタイムリー且つ合理的に確立することができ、即ち、バックホールリンクのアグリゲーションリンクを形成し、帯域幅の制約を解決すると共に、通信効率も向上させる。
実際には、本開示の実施形態は異なる多種のシナリオに適用することができる。
本開示の実施形態がセンサーのデータを採集するシナリオに適用することができる。例えば、図4Cは一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。図4Cに示すように、基地局がセンサーネットワークのコントロールセンターとして、カバー範囲内にあるいずれかのセンサー端末と通信を行うことができ、少なくとも1つの指定端末を介してバックホールリンクを確立することができる。
関連技術において、センサーによって採集されたデータがサーバに定期にアップロードされ、リアルタイムにアップロードすることができないので、サーバによって取得されたデータが期限切れ(outdate)になる可能性がある。本開示の実施形態を利用してバックホールリンクを確立した後、センサー端末によって採取されたデータが基地局、バックホールリンクを介して、リアルタイムにコアネットワークにアップロードされ、更にコアネットワークを介してサーバにアップロードされて、センサーによって採集されたデータがリアルタイムに伝送されることを実現し、適時性を確保することができる。
本開示の実施形態は、無人航空機のシナリオに適用することができる。例えば、図4Dは一例の例示的な実施形態に基づいて示した通信システムの示し図である。図4Dを参照し、無人航空機で小型基地局が設置され、小型基地局がカバー範囲内にあるいずれかの端末と通信を行ってよく、少なくとも1つの指定端末を介してバックホールリンクを確立する。
関連技術において、一般的に、伝統的なバックホールリンクは固定され、移動の小型基地局を実現しにくい。しかしながら、本発明の実施形態はこの問題を解決し、即ち、無人航空機で小型基地局が設置されることを実現し、無人航空機の移動を制御することによってカバー範囲を調整し、インフラ不足の地域に通信サービスを提供し、或いは、ある地域に通信サービスを一時的に提供し、柔軟性がより高い。
図5は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。図5を参照し、該装置はブロードキャストモジュール501と、受信モジュール502と、送信モジュール503と、を備える。
該ブロードキャストモジュール501は、システム情報をブロードキャストして、システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させるように構成され、指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末である。
該受信モジュール502は、指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信するように構成され、バックホールリンク確立シグナリングは、指定端末が基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられる。
該送信モジュール503は、指定端末に確認メッセージを送信して、指定端末が確認メッセージを受信した後、基地局との第二通信リンクを確立するように構成され、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本実施形態に提供された装置によれば、バックホールリンクを確立するための新しい方式を提供することにより、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成し、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスする。バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
一例の実現可能な方式において、基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、
基地局と基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよびバックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない。
一例の実現可能な方式において、図5の装置の構成に基づいて、図6を参照し、バックホールリンクの確立装置は、取得モジュール504と割当モジュール505をさらに備える。
該受信モジュール502は、基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信するように構成される。
該取得モジュール504は、受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(QCI)を取得するように構成され、QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる。
該割当モジュール505は、複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、少なくとも1つのデータパケットを複数のバックホールリンクに割り当てるように構成される。
一例の実現可能な方式において、図5の装置の構成に基づいて、図7を参照し、該装置は、拒否モジュール506をさらに備える。
該拒否モジュール506は、基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、アクセス要求を拒否するように構成される。
図8は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置のブロック図である。図8を参照し、該バックホールリンクの確立装置が指定端末に用いられ、指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、該装置は受信モジュール801と、送信モジュール802と、確立モジュール803と、を備える。
該受信モジュール801は、基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成される。
該送信モジュール802は、基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信するように構成され、バックホールリンク確立シグナリングは、基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられる。
該確立モジュール803は、基地局によって返信された確認メッセージを受信する場合、基地局との第二通信リンクを確立するように構成される、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
本実施形態に提供された装置によれば、バックホールリンクを確立するための新しい方式を提供することにより、コアネットワークとの第一通信リンクを確立した指定端末と基地局との間に第二通信リンクを確立し、第一通信リンクと第二通信リンクがバックホールリンクを構成し、基地局が該バックホールリンクを介してコアネットワークにアクセスする。バックホールリンクの確立方式がより柔軟で便利であり、いずれかの基地局が該方式を採用して複数のバックホールリンクを確立することができ、強力な拡張性を有する。
図9は一例の例示的な実施形態に基づいて示したバックホールリンクの確立装置900のブロック図である。例えば、装置900は携帯電話、コンピュータ、デジタルラジオ端末、メッセージ送受信装置、ゲームコントロールプラットフォーム、タブレット装置、医療機器、フィットネス機器、パーソナルディジタルアシスタントなどのユーザ装置であってもよい。
図9に示すように、装置900は、処理コンポーネント902、メモリ904、電源コンポーネント906、マルチメディアコンポーネント908、オーディオコンポーネント910、入力/出力(I/O)インターフェース912、センサーコンポーネント914、および通信コンポーネント914のうちの1つ又は複数を含んでも良い。
処理コンポーネント902は通常に装置900の全体操作を制御し、例えば、表示、電話コール、データ通信、カメラ操作と記録操作に関する操作である。処理コンポーネント902は一つ或いは複数のプロセッサ920を含んで命令を実行することで、上述した方法の全部又は一部のステップを完成する。また、処理コンポーネント902は一つ或いは複数のモジュールを含むことで、処理コンポーネント902と他のモジュールはインタラクトする。例えば、処理コンポーネント902はマルチメディアモジュールを含み、マルチメディアコンポーネント908と処理コンポーネント902とのインタラクトは便利になる。
メモリ904は各種のデータを記憶することで、装置900の操作をサポートするように構成される。上記のデータの例示は、装置900に操作されるいかなるアプリケーション又は方法の命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、写真、ビデオなどがある。メモリ904はいかなる揮発性メモリ或いは不揮発性メモリ或いは両者の結合により実現され、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気消去可能プログラマブルロム(EEPROM)、消去可能プログラマブルロム(EPROM)、プログラマブルロム(PROM)、ロム(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスク或いは光ディスクである。
電源コンポーネント906は装置900の各モジュールに電力を提供する。電源コンポーネント906は、電源管理システム、一つ或いは複数の電源及び他の装置900に電力を生成、制御、分配するための関連モジュールを含む。
マルチメディア908は前記装置900とユーザの間に出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。ある実施形態において、スクリーンは液晶ディスプレー(LCD)とタッチパネル(TP)を含む。スクリーンはタッチパネルを含む場合、スクリーンがタッチスクリーンとして実現され、ユーザから入力された信号を受信する。タッチパネルは一つ或いは複数のタッチセンサーを含むことで、タッチ、スライドとタッチパネルにおけるジェスチャーを検知する。前記タッチセンサーはタッチ又はフライドという動作の境界を検知するだけではなく、前記タッチ又はスライド操作に関する継続時間と圧力も検知する。ある実施形態において、マルチメディア908は一つのフロントカメラ及び/又はバックカメラを備える。装置900は操作モードにあるとき、例えば撮影モード或いはビデオモードにあるとき、フロントカメラ及び/又はバックカメラは外部からのマルチメディアデータを受信する。各フロントカメラとバックカメラは固定の光学レンズシステムであり、或いは焦点距離と光学ズームを有する。
オーディオコンポーネント910はオーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント910は一つのマイク(MIC)を備え、装置900が操作モード、例えばコールモード、記録モードと音声識別モードにあるとき、マイクが外部のオーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号はメモリ904に更に記憶される或いは通信コンポーネント914によって送信される。ある実施形態において、オーディオコンポーネント910は一つのスピーカーを備え、オーディオ信号を出力するように構成される。
I/Oインタフェース912は処理コンポーネント902と外部インタフェースモジュールにインタフェースを提供し、上記の外部インタフェースモジュールは、キーボード、クリックディフェクト、ボタンなどである。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、スタートボタンとロックボタンを含むが、それらに限られない。
センサーコンポーネント914は一つ或いは複数のセンサーを備え、装置900に各面の状態の評価を提供するように構成される。例えば、センサーコンポーネント914は装置900のオン/オフ状態、モジュールの相対位置が検出でき、例えば、前記モジュールは装置900のディスプレーとキーパッドである。センサーコンポーネント914は、装置900或いは装置900の一つのモジュールの位置変化、ユーザが装置900に接触するかどうか、装置900の方位或いは加速/減速と装置900の温度変化について更に検出することができる。センサーコンポーネント914は近接センサーを更に備え、物理的な接触が完全にない場合、付近の物体を検出するように構成される。センサーコンポーネント914は光センサーを更に備え、例えばCMOS或いはCCD画像センサーであり、画像形成応用に使用するように構成される。ある実施形態において、該センサー914は加速度センサーと、ジャイロセンサーと、磁気センサーと、圧力センサー或いは温度センサーを更に備える。
通信コンポーネント914は、装置900と他のデバイスの間に有線或いは無線の方式で通信するように構成される。装置900は通信標準に基づく無線ネットにアクセスし、例えばWiFi、2G或いは3G或いはそれらの結合である。ある例示の実施形態において、通信コンポーネント914はブロードキャストチャネルを通して外部からのブロードキャスト管理システムのブロードキャスト信号或いはブロードキャスト関連情報を受信する。ある例示の実施形態において、前記通信コンポーネント914は近距離無線通信(NFC)モジュールを備え、短距離通信を促進する。例えば、NFCモジュールはラジオフリークエンシーアイデンティフィケーション(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域無線(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術と他の技術に基づいて実現される。
例示の実施形態において、装置900は一つ或いは複数の応用専用集積回路(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタルシグナルプロセスディバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ或いは他の電子部品によって実現され、上記の方法を実行するように構成される。
基地局によってブロードキャストされたシステム情報を受信し、基地局にバックホールリンク確立シグナリングを送信し、バックホールリンク確立シグナリングは、基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、基地局によって返信された確認メッセージを受信する場合、基地局との第二通信リンクを確立し、第二通信リンクと第一通信リンクがバックホールリンクを構成する。
例示の実施形態において、命令を含む非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体を更に提供し、例えば命令を含むメモリ904であり、上記の命令が装置900のプロセッサ920が実行されて上記の方法を完成する。例えば、前記非非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、ディスクと光データ記憶デバイスなどである。
図10は一例の例示的な実施形態に基づいて示した基地局の構成模式図である。図10に示すように、該基地局は送信装置1001と、受信装置1002と、メモリ1003と、送信装置、受信装置及びメモリとそれぞれ接続しているプロセッサ1004と、を備える。もちろん、基地局はアンテナと、ベースバンド処理部品と、中間無線周波数処理部品と、入力出力装置などの汎用部品を更に備え、本開示の実施形態はこれに対して限定しない。
プロセッサーは、上記の実施形態に提供されたいずれかの実現可能な方式の方法を実行するように構成される。
以上は、本発明の最適的な実施例に過ぎなく、本発明の保護範囲を限定することに用いられるものではない。本発明において開示された技術範囲で、変更または入れ替えがすべて本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (7)

  1. バックホールリンクの確立方法であって、基地局に用いられ、
    システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させることと、
    前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信することと、
    前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に、前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させることと、を含み、
    前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成し、
    前記バックホールリンクの確立方法は、
    前記基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、前記基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信することと、
    受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(Quality of service Class Identifier:QCI)を取得することと、
    前記複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記複数のバックホールリンクに割り当てることと、を更に含み、
    前記QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる、前記バックホールリンクの確立方法。
  2. 前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
    前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、
    前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない
    請求項1に記載のバックホールリンクの確立方法。
  3. 前記基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、前記アクセス要求を拒否することを更に含む
    請求項1に記載のバックホールリンクの確立方法。
  4. バックホールリンクの確立装置であって、基地局に用いられ、
    システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させるように構成されるブロードキャストモジュールと、
    前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信するように構成される受信モジュールと、
    前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させるように構成される送信モジュールと、を備え、
    前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成し、
    前記バックホールリンクの確立装置は、
    前記基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、前記基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信するように構成される前記受信モジュールと、
    受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(Quality of service Class Identifier:QCI)を取得するように構成される取得モジュールと、
    前記複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記複数のバックホールリンクに割り当てるように構成される割当モジュールと、を更に備え、
    前記QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる、前記バックホールリンクの確立装置。
  5. 前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した時間リソースが異なり、又は、
    前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクに設置した周波数リソースが異なり、又は、
    前記基地局と前記基地局のカバー範囲内にあるいずれかの端末との間の通信リンクおよび前記バックホールリンクのそれぞれに対応するビームの占有スペースが重ならない
    請求項に記載のバックホールリンクの確立装置。
  6. 前記基地局がバックホールリンクを確立しない状況下で、いずれかの端末からのアクセス要求を受信すると、前記アクセス要求を拒否するように構成される拒否モジュールとを更に備える
    請求項に記載のバックホールリンクの確立装置。
  7. バックホールリンクの確立装置であって、基地局に用いられ、前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンクの確立装置は、
    プロセッサーと、
    プロセッサーの実行可能な命令を格納するように構成されるメモリと、を備え、
    前記プロセッサーは、
    システム情報をブロードキャストして、前記システム情報を受信した指定端末にバックホールリンク確立シグナリングを返信させ、
    前記指定端末によって返信されたバックホールリンク確立シグナリングを受信し、
    前記指定端末に確認メッセージを送信して、前記指定端末に、前記確認メッセージを受信した後に前記基地局との第二通信リンクを確立させるように構成され、
    前記指定端末がコアネットワークとの第一通信リンクを確立した端末であり、前記バックホールリンク確立シグナリングは、前記指定端末が前記基地局のためにバックホールリンクを確立するということを指示することに用いられ、前記第二通信リンクと前記第一通信リンクがバックホールリンクを構成し、
    前記プロセッサーは、
    前記基地局が複数のバックホールリンクを確立した状況下で、前記基地局のカバー範囲内にある少なくとも1つの端末によって送信されたデータパケットを受信し、
    受信された少なくとも1つのデータパケットのサービス品質クラス識別子(Quality of service Class Identifier:QCI)を取得し、
    前記複数のバックホールリンクの現在の残余の帯域幅及び前記少なくとも1つのデータパケットのQCIに基づいて、前記少なくとも1つのデータパケットを前記複数のバックホールリンクに割り当てるようにさらに構成され、
    前記QCIが対応するデータパケットの通信優先度を指示することに用いられる、前記バックホールリンクの確立装置。
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