JP6545502B2 - Buckling restraint brace - Google Patents
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Description
この発明は、構造物に組み込まれ、地震などの際に振動エネルギーを吸収して振動を減衰させる座屈拘束ブレースに関する。 The present invention relates to a buckling restrained brace which is incorporated into a structure and absorbs vibrational energy to dampen vibration when an earthquake or the like occurs.
特許文献1には、板状の芯材と、この芯材の両面に沿って対向配置した一対の拘束材とを有し、上記芯材の両端に接合部が設けられた座屈拘束ブレースにおいて、上記芯材の上記接合部を、この芯材の他の部分よりも幅方向に張り出した部分を有する形状として上記拘束材よりも幅広とし、この幅広とした上記接合部における幅方向の両端に補強リブを設けた座屈拘束ブレースが開示されている。 Patent Document 1 has a buckling-restrained brace having a plate-like core member and a pair of restraint members disposed opposite to each other along both surfaces of the core member and in which joints are provided at both ends of the core member. The joint portion of the core member has a portion having a portion projecting in the width direction than the other portion of the core member, which is wider than the constraining member, and at both ends in the width direction of the joint portion. A buckling restrained brace with a stiffening rib is disclosed.
しかしながら、上記従来の座屈拘束ブレースにおいては、他部材との接合のための接合部がH形状に形成されており、上記他部材との接合が行い難い場合がある。上記H形状に替えて、上記接合部を十字形にすることが考えられるが、上記十字形状の接合部と上記拘束材とを適切に配置したものはない。 However, in the above-described conventional buckling restrained brace, the joint portion for joining with another member is formed in an H shape, and there are cases where it is difficult to join with the other member. Although it is conceivable to change the H-shape into a cruciform joint, there is no case where the cruciform joint and the restraint member are appropriately arranged.
この発明は、上記の事情に鑑み、十字形状の接合部と拘束材とを適切に配置した座屈拘束ブレースを提供することを課題とする。 This invention makes it a subject to provide the buckling restrained brace which has arrange | positioned suitably the junction part of a cross shape, and a restraint material in view of said situation.
この発明の座屈拘束ブレースは、上記の課題を解決するために、板状部の両端に他部材との接合のための接合端部を有した芯材と、上記板状部の弱軸方向に直交する各面に対向して配置された拘束材とを備える座屈拘束ブレースであって、上記接合端部に当該接合端部の面と交差して十字形を成すように接合面を有する交差接合部材が設けられており、この交差接合部材の一部と上記拘束材の端部とが、上記交差接合部材の接合面と交差する方向に重複して存在することを特徴とする。 In order to solve the above problems, the buckling restrained brace of the present invention has a core member having joining ends for joining with other members at both ends of the plate-like portion, and a weak axial direction of the plate-like portion. And a restraint material disposed opposite to each face orthogonal to the face, and having a joint surface at the joint end so as to form a cruciform crossing the plane of the joint end. A cross junction member is provided, and a part of the cross junction member and an end of the restraint member overlap in a direction intersecting with the junction surface of the cross junction member.
上記の構成であれば、上記交差接合部材の一部と上記拘束材の端部とが上記交差接合部材の接合面と交差する方向に重複して存在するので、上記交差接合部材および上記拘束材の各々において所要の長さを適切に確保できる。よって、十字形状の接合部と拘束材とを適切に配置した座屈拘束ブレースを得ることができる。 With the above configuration, the cross joint member and the restraint member overlap because a part of the cross joint member and the end portion of the restraint member overlap in the direction intersecting with the junction surface of the cross joint member. In each of the above, the required length can be secured appropriately. Thus, it is possible to obtain a buckling restrained brace in which the cruciform joint and the restraint member are appropriately arranged.
上記重複する箇所となる上記拘束材の端部に切欠き部が形成されており、この切欠き部に上記交差接合部材の上記一部を位置させていてもよい。これによれば、上記交差接合部材として平板を用い、上記交差接合部材の形状の複雑化を回避することができる。 A notch may be formed at the end of the constraining member, which is the overlapping portion, and the part of the cross-joining member may be located at the notch. According to this, it is possible to avoid the complication of the shape of the cross junction member by using a flat plate as the cross junction member.
上記芯材の上記接合端部に対する上記板状部の曲げヒンジによる回転が生じても、上記切欠き部を形成している箇所の上記拘束材に上記交差接合部材の上記一部が当たらないように、上記切欠き部の幅が設定されていてもよい。これによれば、上記曲げヒンジによる回転に対する障害を無くし、上記拘束材に曲げや軸力が入って拘束材が損傷することが防止される。 Even if rotation of the plate-like portion with respect to the joint end of the core member occurs due to a bending hinge, the part of the cross-joining member does not hit the restraint member at a portion where the notch is formed. The width of the notch may be set. According to this, the obstacle to the rotation due to the bending hinge is eliminated, and damage to the constraining material due to bending or axial force entering the constraining material is prevented.
上記拘束材の端部であって上記切欠き部が形成されていない箇所に、当該端部を補強する補強用蓋状部材が設けられていてもよい。これによれば、上記拘束材の端部の補強が図れる。 A reinforcing lid member may be provided at the end of the restraint member where the notch is not formed, for reinforcing the end. According to this, reinforcement of the end of the above-mentioned restraint material can be aimed at.
上記拘束材の端部側を上記芯材とで挟むよう配置された補強板を備えており、上記交差接合部材の上記一部を上記補強板よりも下側に位置させていてもよい。これによれば、十字形状の接合部と拘束材とを適切に配置しつつ、上記補強板で上記拘束材の端部側を補強することができる。 The reinforcement board arrange | positioned so that the edge part side of the said restraint material may be pinched | interposed with the said core material may be provided, and the said one part of the said cross-joining member may be located below the said reinforcement board. According to this, it is possible to reinforce the end portion side of the restraint material by the reinforcing plate while appropriately arranging the cruciform joint and the restraint material.
本発明であれば、十字形状の接合部と拘束材とを適切に配置した座屈拘束ブレースを提供できるという効果を奏する。 According to the present invention, it is possible to provide a buckling restrained brace in which a cruciform joint and a restraint member are appropriately arranged.
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)、図1(B)、図2(A)、図2(B)、図3(A)および図3(B)に示すように、この実施形態の座屈拘束ブレース1は、芯材11と、拘束材12と、内挿板13と、アンボンド材14と、幅方向補剛材15と、補強板16とを備える。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described based on the attached drawings.
As shown in FIGS. 1 (A), 1 (B), 2 (A), 2 (B), 3 (A) and 3 (B), the buckling restrained brace 1 of this embodiment The
上記芯材11は、例えば、鋼板からなり、板状部11aの両端に接合端部111を有している。上記板状部11aは一定幅であり、これよりも両端の接合端部111の方が広がった形状とされている。上記接合端部111には交差接合部材112が溶接されており、これら接合端部111と交差接合部材112とによって接合部110が形成される。上記板状部11aの長手方向に直交する面による上記接合部110の断面は十字形状になっており、この十字形状の接合部110に他部材を接合することができる。
The
上記板状部11aから上記接合端部111に至る境界領域では、上記板状部11aの幅が徐々に曲線状に広がって上記接合端部111におけるボルト孔形成手前部111aを形成しており、さらにそれより先端側では拡幅部111bを介してボルト孔形成部111cが形成されている。上記拡幅部111bは上記ボルト孔形成手前部111aと、これよりも広い幅の上記ボルト孔形成部111cとを接続する傾斜領域であり、拡幅の起点部は曲面形成されている。また、図4にも示すように、上記ボルト孔形成手前部111aの両縁にはフランジ板18が溶接により固定されている。
In the boundary region from the plate-
また、上記交差接合部材112には、ボルト孔形成手前部112aが形成されており、それよりも当該座屈拘束ブレース1の端となる側には、拡幅部112bを介して接合面となるボルト孔形成部112cが設けられている。上記拡幅部112bは上記ボルト孔形成手前部112aと、これよりも広い幅の上記ボルト孔形成部112cとを接続する傾斜領域であり、拡幅の起点部は曲面形成されている。
Further, a bolt hole forming
上記拘束材12は、断面が長方形の角形鋼管からなる。この角形鋼管は、上記長方形の長辺側となる第1面部と、短辺側となる第2面部とを有する。上記拘束材12は、上記第1面部が上記芯材11の上記板状部11aの弱軸方向(芯材11の板厚方向)に直交する各面に対向して配置されている。上記拘束材12の長手方向の両端部は、上記芯材11の上記曲線状の広がり部分を越えて、上記拡幅部111bの拡幅の起点部の近傍に至っている。すなわち、上記拘束材12の長手方向の両端部は、上記ボルト孔形成部111cを用いた接合に影響しない範囲で極力、当該ボルト孔形成部111cに近づけている。また、上記角形鋼管は、その各面部の交差箇所に曲面領域(R部)を有する角部を有している。
The
また、上記板状部11aの弱軸方向に直交する面に対面する側の上記拘束材12の第1面部の端には、図5および図6にも示すように、U字状の切欠き部12aが上記拘束材12の長手方向に形成されている。そして、上記交差接合部材112の端部であるボルト孔形成手前部112aの高さを上記拘束材12の上記第2面の高さよりも低くし、上記切欠き部12aに上記ボルト孔形成手前部112aを呑み込ませている。すなわち、上記交差接合部材112のボルト孔形成手前部112aと上記拘束材12の端部とが、上記交差接合部材112のボルト孔形成部112c(接合面)と交差する方向に重複して存在している。
Further, as shown in FIGS. 5 and 6, a U-shaped notch is also provided at the end of the first surface portion of the
また、上記拘束材12の端部(開口端)であって、上記交差接合部材112の上記ボルト孔形成手前部112aが位置する箇所以外の箇所(上記切欠き部12aが形成されていない箇所に)に、当該端部を補強する補強用蓋状部材19が設けられている。大変形時には、上記拘束材12の端部が上記芯材11の弱軸方向に開くおそれがあるが、上記補強用蓋状部材19を設けることで、上記開きが抑制される。
In addition, the end portion (opening end) of the
上記内挿板13は、鋼板からなり、上記板状部11aと各拘束材12との間に設けられている。そして、上記内挿板13は、上記拘束材12である上記角形鋼管の第1面部に接触している。また、上記内挿板13は、上記角形鋼管の第2面部の表面間の長さに一致する幅を有している。もちろん、このような幅に限らず、上記内挿板13は、上記角形鋼管の第2面部の表面間の長さ以下で上記曲面領域以外の上記第1面部の幅以上の幅を有していてもよい。また、上記内挿板13が上記拘束材12の開口端に至る長さを有するのであれば、当該内挿板13にも上記切欠き部12aと同様の切欠きを設けておく。
The
上記芯材11の長手方向の中央側であって幅方向の中央側には、図2(A)に示したように、芯材11の両面に突出するピン状のずれ止め突起11cが設けられている。このずれ止め突起11cは、上記拘束材12の内側となる上記第1面部に設けられた孔および上記内挿板13に形成された孔に、当該座屈拘束ブレース1の組み立て時に挿入される。上記ずれ止め突起11cは、鋼棒などの鋼材からなり、例えば、上記芯材11に設けられた孔内に挿入して接合される。
As shown in FIG. 2A, pin-shaped
また、上記芯材11には、上記ずれ止め突起11cを挟む上記芯材11の長さ方向の両側のそれぞれに、耐力調整用の中間スリット11dが設けられている。各中間スリット11d内には、スペーサとなる鋼材などからなる内部変形防止材が中間スリット11dに対して長手方向に相対移動可能に挿入されている。上記内部変形防止材は、上記内挿板13、13の間に介在し、中間スリット11dの深さ方向に対しては上記内挿板13、13により位置規制される。
Further, in the
上記アンボンド材14は、上記板状部11aと上記内挿板13との間に設けられており、このアンボンド材14の厚みをクリアランスとして上記板状部11aが圧縮力を受けたときに波状の変形が生じるようになっている。上記アンボンド材14は、例えばブチルゴムなどからなる。
The
上記幅方向補剛材15は、鋼板からなり、芯材11の幅方向(構面内)の変形を拘束する。この幅方向補剛材15は、上記拘束材12、12の上記第2面部間に掛け渡されており、溶接部15a(図1参照)によって上記拘束材12、12に固定されている。また、上記幅方向補剛材15の端部には、図7にも示すように、当該端部側に開口を有するU字状のカット部15bが形成されており、このカット部15b内に上記板状部11aから上記接合端部111に至る上記曲面領域が位置している。
The
上記カット部15bが形成されていることにより、上記芯材11における上記接合端部111の近傍部分が上記幅方向に拘束されず、図9に示すように、無補剛区間(ハッチング部分)となる。このように拘束材12に上記幅方向補剛材15を固定し、芯材11における上記接合端部111の近傍に強軸方向の無補剛区間を設けることで、大変形時に当該座屈拘束ブレース1に曲げヒンジが形成され、上記拘束材12や内挿板13に曲げや軸力が入って拘束材12や内挿板13が損傷することが防止される。
By forming the
上記曲げヒンジが形成されると、上記切欠き部12aを形成している箇所の上記拘束材12に上記交差接合部材112の一部である上記ボルト孔形成手前部112aが当たるおそれがあるので、このような当たりが生じない切欠き幅を上記切欠き部12aに設定している。図10には、柱梁による構面に水平力が作用したときの変形の様子を示している。この場合に想定される曲げヒンジの回転角をθjiとし、このような角度の回転が生じた場合にも上記切欠き部12aにおける上記当たりが生じないように、当該切欠き部12aの幅を設計する。なお、上記切欠き部12aは、U字形状に限らず、開口端側ほど幅を広くする略V字状に形成されていてもよい。
When the bending hinge is formed, the bolt hole forming
上記補強板16は、鋼板からなり、上記無補剛区間(上記カット部15b)および上記ボルト孔形成手前部112aの端側に重ねられ、上記拘束材12の第1面部に接触させて設けられている。すなわち、上記拘束材12の端部側を上記芯材11とで挟むように上記補強板16を配置しており、上記交差接合部材112における上記ボルト孔形成手前部112aを上記補強板16よりも下側に位置させている。上記補強板16は、図5にも示したように、上記フランジ板18に溶接により固定される。なお、上記補強板16および上記フランジ板18によって枠形状を形成したが、角鋼管を用い、上記補強板16および上記フランジ板18に相当する枠部材を作製するようにしてもよい。
The reinforcing
上記拘束材12の端部が上記芯材11の弱軸方向に開くと、当該座屈拘束ブレース1の端部が損傷することになるが、上記補強板16を設けていることで、上記損傷が防止される。すなわち、十字形状の接合部110と拘束材12とを適切に配置しつつ、上記補強板16で上記拘束材12の端部側を補強することができる。また、上記補強板16を上記無補剛区間に重なるように設けることで、上記カット部15bを見えにくくできる。
When the end portion of the
上記内挿板13と上記拘束材12とが接触する面以外の箇所、例えば、4隅であって上記拘束材12の角部と上記内挿板13との間の凹となる箇所に溶接部を設けることにより、上記内挿板13を上記拘束材12に固定してもよい。
Welds at locations other than the surface where the
次に、上記接合端部111と交差接合部材112とによる上記接合部110の箇所の詳細について説明していく。図8において、軸部接合長さは、上記接合端部111におけるボルト孔形成部111cの長さに相当する。芯材縮代・拡幅部は、上記拘束材12の端からボルト孔形成手前部112aの終端(拡幅部112bの起点)までの区間に相当する。また、この区間は、拡幅部111bの形成位置に相当する。上記芯材縮代・拡幅部は、芯材11は、上記板状部11aが大変形時に圧縮力を受けて波状の変形により縮んだとしても、上記拘束材12の上記切欠き部12aが形成されていない側の第1面の端が、上記拡幅部112bに当たらない長さに設定されている。
Next, details of the portion of the
また、上記拡幅部111bと上記拡幅部112bの形成位置は、上記拡幅部112bの方を芯材11の端寄りにずらして互いに重ならないようにしており、また、上記接合端部111と交差接合部材112とにおけるボルト孔形成部111c、112cのボルト孔の位置をずらしている。交差接合部材接合長さは、ボルト孔形成部112cの長さであり、上記ボルト孔形成部111cにおける端から遠い方のボルト孔の中心までの距離に一致させている。
Further, the formation positions of the widening
また、鋼管余裕部Aは、上記補強板16の端からの上記拘束材12の突出量に相当している。大変形で上記芯材11に伸びが生じる場合に、上記補強板16の端が上記拘束材12の端側に近づくことになるが、上記拘束材12の端が開いた場合において、この端が上記補強板16の端に当たると、当該座屈拘束ブレース1の端部が損傷することになる。上記補強板16を、芯材11の拡幅部111bにできるだけ近い位置に設けつつ、上記のような当たりが生じないように、上記鋼管余裕部Aを設けている。
The steel pipe margin A corresponds to the amount of protrusion of the
また、鋼管余裕部Bは、上記切欠き部12aに呑み込まれているボルト孔形成手前部112aの端部と上記切欠き部12aの閉鎖端(奥端)までの長さに相当する。この鋼管余裕部Bは、芯材11において、上記板状部11aが大変形時に縮んだとしても、上記ボルト孔形成手前部112aの端部が上記切欠き部12aの閉鎖端に当たらない長さに設定されている。
Further, the steel pipe margin B corresponds to the length between the end of the bolt hole forming near
また、芯材縮代は、上記板状部11aから上記接合端部111に至る上記曲面領域の起点から上記幅方向補剛材15のカット部15bの閉鎖端(奥端)までの長さに相当する。この芯材縮代は、芯材11において、上記板状部11aが大変形時に縮んだとしても、上記曲面領域の起点が上記カット部15bの閉鎖端に当たらない長さに設定されている。なお、幅方向補剛材カット部長さは、上記幅方向補剛材15のカット部15bの開口端から閉鎖端までの長さに相当する。
Further, the core material shrinkage is a length from the starting point of the curved surface area from the plate-
鋼管切欠長さは、上記切欠き部12aの開口端から閉鎖端までの長さに相当する。また、呑み込み長さは、上記ボルト孔形成手前部112aの長さに相当する。補強板幅は、上記補強板16の幅に相当する。軸部側接合部幅は、上記接合端部111の幅(高さ)に相当する。また、交差接合部材側接合部幅は、上記交差接合部材112の幅(高さ)に相当する。交差接合部材呑み込み高さは、上記ボルト孔形成手前部112aの高さに相当する。
The steel pipe notch length corresponds to the length from the open end to the closed end of the
上記の構成であれば、上記交差接合部材112の一部と上記拘束材12の端部とが上記交差接合部材112の接合面と交差する方向に重複して存在するので、上記交差接合部材112および上記拘束材12の各々において所要の長さを適切に確保できる。例えば、上記拘束材12の長手方向の両端部を、上記ボルト孔形成部112cにおける接合に影響しない範囲で極力、当該ボルト孔形成部112cに近づけつつ、上記交差接合部材112についても所要の長さを確保できる。よって、十字形状の接合部110と拘束材12とを適切に配置した座屈拘束ブレース1を得ることができる。
With the above configuration, a part of the
上記重複する箇所となる上記拘束材12の端部に形成された切欠き部12aに上記交差接合部材112の上記ボルト孔形成部112cを位置させる構成であれば、上記交差接合部材112として平板を用い、上記交差接合部材112の形状の複雑化を回避することができる。
If the bolt
上記切欠き部12aの幅が上記曲げヒンジを考慮して適切に設定されると、上記曲げヒンジによる回転に対する障害を無くし、上記拘束材12に曲げや軸力が入って拘束材12が損傷するのを防止できる。
If the width of the
上記拘束材12の端部に上記補強用蓋状部材19が設けられていると、上記拘束材12の端部の補強が図れる。
When the reinforcing
上記交差接合部材112の上記ボルト孔形成部112cを上記補強板16よりも下側に位置させていると、十字形状の接合部110と拘束材12とを適切に配置しつつ、上記補強板16で上記拘束材12の端部側を補強することができる。
When the bolt
なお、上記の例では、上記交差接合部材112のボルト孔形成手前部112aを上記拘束材12の端部に入れる(呑み込ませる)構造としたが、これに限らない。例えば、上記ボルト孔形成手前部112aを略Y字状の二股に形成し、この二股の部分を上記拘束材12の端部の両外側に位置させてもよい。この構造も、上記交差接合部材112の一部(ボルト孔形成手前部112a)と上記拘束材12の端部とが、上記交差接合部材112の接合面と交差する方向に重複して存在する構造となる。また、この構造では、上記拘束材12の端部に切欠き部12aを形成しなくてもよい。また、この構造では、上記拘束材12の端部に上記補強用蓋状部材19を設けないこととしてもよい。
In the above example, the bolt hole
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described above with reference to the drawings, the present invention is not limited to the illustrated embodiments. Various modifications and variations can be made to the illustrated embodiment within the same or equivalent scope of the present invention.
1 座屈拘束ブレース
11 芯材
11a 板状部
110 接合部
111 接合端部
111aボルト孔形成手前部
111b拡幅部
111cボルト孔形成部
112 交差接合部材
112aボルト孔形成手前部
112b拡幅部
112cボルト孔形成部
12 拘束材
12a 切欠き部
13 内挿板
14 アンボンド材
15 幅方向補剛材
16 補強板
18 フランジ板
19 補強用蓋状部材
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 buckling-restrained
Claims (4)
上記重複する箇所となる上記拘束材の端部であって上記板状部に近接して対面する一方の面部に切欠き部が形成され、この切欠き部に上記交差接合部材の上記低部位を位置させていることを特徴とする座屈拘束ブレース。 A constraining member comprising a core member having joining ends for joining with other members at both ends of the plate-like portion, and a square steel pipe disposed opposite to each surface orthogonal to the weak axis direction of the plate-like portion. And the junction end portion has a height lower than that of the joint surface and the joint surface so as to form a cruciform crossing the plane of the joint end. to which cross joint member is provided with a low site was the end of the low portion and the restraining member of the cross joint member is present in duplicate in a direction crossing the joint surface of the cross joint member Yes,
A notch is formed in one of the end portions of the constraining member, which is the overlapping portion, facing and facing the plate-like portion, and the low portion of the cross-joining member is formed in the notch. A buckling restrained brace characterized by being positioned .
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