JP6544454B1 - サーバ、サーバによる制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、関連する技術として、複数の情報処理装置の上限電力値の合計がシステム全体の上限電力値を超えないよう、情報処理装置それぞれの上限電力値を、各情報処理装置に設定可能な所定範囲の値からなる個別電力値範囲の値に設定する制御装置に関する技術が開示されている。
そこで、マルチノードサーバにおいて、2つのノードが共有する電源の制御の信頼性を高めることのできる技術が求められている。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
本発明の一実施形態によるマルチノードサーバ1(サーバの一例)は、ノード10a、10b、インターフェース(以下、「I/F」と記載)20a、20b、共有PLD(Programmable Logic Device)30、I2C(Inter−Integrated Circuit)スイッチ40、複数のPSU(Power Supply Unit)50を備える。
I2Cバス用ポート1011aは、BMC101aがI2Cバスを介してPSU50にアクセスするためのポートである。
制御Window1031aは、Par−N1_PLD103aがI/F20aを介して共有PLD30と通信するためのレジスタである。
Interrupt104aは、Par−N1_PLD103の制御Window1031aの中身が変更された事をBMC101aに知らせるための割り込み信号である。
I2Cバス用ポート1011bは、BMC101bがI2Cバスを介してPSU50にアクセスするためのポートである。
制御Window1031bは、Par−N2_PLD103bがI/F20bを介して共有PLD30と通信するためのレジスタである。
Interrupt104bは、Par−N2_PLD103の制御Window1031bの中身が変更された事をBMC101bに知らせるための割り込み信号である。
I2Cバス用ポート301、302のそれぞれは、I2Cスイッチ40に接続される。I2Cバス用ポート301、302のそれぞれは、共有PLD30がPSU50にアクセスする際に用いられるポートである。
共有PLD30は、I2Cバスを介してPSU50へアクセスし、そのアクセスが予め定めた回数(しきい値)以上失敗した場合に、I2Cバス用ポート301とI2Cバス用ポート302との間でアクセス可能なポートを切り替えてPSU50へのアクセスの継続を試みる。
PSU50は、マルチノードサーバ1に電力を供給する。PSU50は、マルチノードサーバ1のメイン電源である。
共有PLD30は、Par−N1_PLD103aから指示情報を受ける。共有PLD30は、指示情報を受けると、構成情報及び電源冗長設定情報に基づいて、必要なPSU50の台数を算出する(ステップS13)。
共有PLD30は、メイン電源をオン状態にして供給先に電力を供給させる電源制御信号を生成する(ステップS14)。共有PLD30は、I2Cバスを介して、算出した台数分のPSU50に生成した電源制御信号を出力する(ステップS15)。このとき、共有PLD30は、例えば、予めそれぞれのPSU50に番号を付与し、使用されていないPSU50のうち番号の小さい方から台数分のPSU50を選択することにより、電源制御信号を出力する台数分のPSU50を決定する。また、共有PLD30は、例えば、使用されていないPSU50の中からランダムに台数分のPSU50を選択することにより、電源制御信号を出力する台数分のPSU50を決定するものであってもよい。
共有PLD30から電源制御信号を受け取ったPSU50は、メイン電源をオン状態にして電力の供給先に電力を供給する。
Par−N1_PLD103aは、処理が完了したことを報知する処理完了報知信号を含むInterrupt104aによってBMC101aに出力する(ステップS17)。
BMC101aは、Par−N1_PLD103aから処理完了報知信号を受ける。BMC101aは、処理完了報知信号を受けると、制御Window1031aから処理完了通知を読み出す(ステップS18)。
このようにすれば、マルチノードサーバにおいて、LAN通信よりも通信の信頼性の高いI2Cバスを介した通信を確立して、電源制御信号を送受信することができ、2つ以上のノードが共有する電源の制御の信頼性を高めることができる。
また、本発明の一実施形態によるマルチノードサーバ1において、共有PLD30が複数のポートを備え、通信のエラー回数に応じて使用するポートを切り替えることにより、通信経路に冗長性を持たせることができ、2つ以上のノードが共有する電源の制御の信頼性を高めることができる。
マルチノードサーバ1は、図4に示すように、PLD103(個別PLDの一例)、共有PLD30を備える。
PLD103は、共有PLD30に指示情報を出力する。指示情報は、メイン電源をオン状態にする指示を含む情報である。
共有PLD30は、指示情報を受けた場合に、電源制御信号を生成し、供給先に電力を供給するPSUへ電源制御信号を出力する。電源制御信号は、メイン電源をオン状態にして供給先に電力を供給させる信号である。
図5は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図5に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述のマルチノードサーバ1、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9、20a、20b・・・インターフェース
10a、10b・・・ノード
30・・・共有PLD
40・・・I2Cスイッチ
50・・・PSU
101a、101b・・・BMC
102a、102b・・・I2Cバス
103・・・PLD
103a・・・Par−N1_PLD
103b・・・Par−N2_PLD
104a、104b・・・Interrupt
1011a、1011b・・・I2Cバス用ポート
1031a、1031b・・・制御Window
Claims (5)
- 複数のポートを備え、所定の状態にする指示を含む指示情報を受けた場合に、前記所定の状態にさせる電源制御信号を生成し、供給先に電力を供給するPSUへ前記電源制御信号を出力する共有PLDであって、複数の前記ポートのうちの1ポートを使用して前記PSUへアクセスを行い、前記アクセスが予め定めた回数以上失敗した場合に、前記1ポートを複数の前記ポートのうちの別の1ポートに切り替える共有PLDと、
前記指示情報をI2Cバスを介して前記共有PLDに出力する個別PLDと、
を備えるサーバ。 - 前記共有PLDは、
前記PSUが電力を供給する供給先の装置の構成を示す構成情報と、前記PSUを予備として何台用意するかを示す電源冗長設定情報とに基づいて、必要なPSUの台数を算出し、算出した前記台数のPSUへ前記電源制御信号を出力する、
請求項1に記載のサーバ。 - 前記指示情報は、
メイン電源をオン状態にする指示を含み、
前記共有PLDは、
前記メイン電源をオン状態にして供給先に電力を供給させる電源制御信号を生成し、前記供給先に電力を供給するPSUへ前記電源制御信号を出力する、
請求項1または請求項2に記載のサーバ。 - 複数のポートを備える共有PLDと、個別PLDと、を備えるサーバによる制御方法であって、
所定の状態にする指示を含む指示情報をI2Cバスを介して前記共有PLDに出力することと、
前記指示情報を受けた場合に、前記所定の状態にさせる電源制御信号を生成し、供給先に電力を供給するPSUへ前記電源制御信号を出力することと、
複数の前記ポートのうちの1ポートを使用して前記PSUへアクセスを行い、前記アクセスが予め定めた回数以上失敗した場合に、前記1ポートを複数の前記ポートのうちの別の1ポートに切り替えることと、
を含むサーバによる制御方法。 - 複数のポートを備える共有PLDと、個別PLDと、を備えるサーバのコンピュータに、
所定の状態にする指示を含む指示情報をI2Cバスを介して前記共有PLDに出力することと、
前記指示情報を受けた場合に、前記所定の状態にさせる電源制御信号を生成し、供給先に電力を供給するPSUへ前記電源制御信号を出力することと、
複数の前記ポートのうちの1ポートを使用して前記PSUへアクセスを行い、前記アクセスが予め定めた回数以上失敗した場合に、前記1ポートを複数の前記ポートのうちの別の1ポートに切り替えることと、
を実行させるプログラム。
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WO2021169260A1 (zh) * | 2020-02-26 | 2021-09-02 | 苏州浪潮智能科技有限公司 | 一种系统板卡电源检测方法、装置、设备及存储介质 |
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