JP6544191B2 - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6544191B2
JP6544191B2 JP2015206165A JP2015206165A JP6544191B2 JP 6544191 B2 JP6544191 B2 JP 6544191B2 JP 2015206165 A JP2015206165 A JP 2015206165A JP 2015206165 A JP2015206165 A JP 2015206165A JP 6544191 B2 JP6544191 B2 JP 6544191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
inspection
erroneous determination
reference image
erroneous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015206165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017078935A (ja
Inventor
室崎 隆
隆 室崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015206165A priority Critical patent/JP6544191B2/ja
Publication of JP2017078935A publication Critical patent/JP2017078935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544191B2 publication Critical patent/JP6544191B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、画像認識を用いた検査において検査対象画像と比較される基準画像を作成する装置に関する。
従来、特許文献1には、映像再生装置の画像判定を行うための基準画像や、テスト対象装置のログ出力の期待値を予め準備することなく、映像再生装置を正確に自動検証する自動検証システムが記載されている。
この従来技術では、モデルシミュレータ、基準保存部、結果保存部、画像比較部および連写判定制御部を備えている。基準保存部は、モデルシミュレータの出力画像を連続してキャプチャし、基準画像として保存する。結果保存部は、映像再生装置の出力画像を連続してキャプチャし、比較対象画像として保存する。画像比較部は、基準画像と比較対象画像とを比較する。連写判定制御部は、画像比較部に対して、基準画像の読込と比較対象画像の読込とを指示する。
これによると、テスト基準となる画像をモデルシミュレータの画像出力により判定できるため、テストケース作成工数の削減に有用である。
特開2011−228810号公報
一般的に、部品や製品等のワークの外観や形状等を画像認識によって検査する検査装置においては、ワークを撮影した検査対象画像を、予め作成された基準画像と比較することによって、ワークの良否を判定する。
この種の検査装置における基準画像としては、ワークの良品を撮影した画像が用いられている。そのため、ワークの仕様が変更されたり、検査対象画像の撮影環境が変化したりすると、検査装置の検査結果に誤りが生じることがある。
すなわち、ワークの仕様が変更されたり、検査対象画像の撮影環境が変化したりすると、仕様の変更や撮影環境の変化に対応して基準画像も変更しないとワークが良品であっても不良品と誤判定されてしまうことが起こり得る。
また、当初想定外であったワーク不良が発生した場合、既存の基準画像では不良と判定することができず、良品であると誤判定してしまうことが起こり得る。
これらの誤判定の対策として、誤判定が発生した都度、基準画像を修正・追加する作業が必要となるので、メンテナンスが煩雑になってしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、画像検査に用いられる基準画像の作成を容易化することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、
検査対象物(1)を含む検査対象画像(30、40、41)に対して画像認識を行うことによって検査対象物(1)の良否を判定する検査装置(10)にて検査対象画像(30、40、41)と比較される基準画像を作成する画像作成装置であって、
検査装置(10)の誤判定を招く要因である誤判定要因が複数種類記憶された誤判定要因記憶部(201)と、
検査装置(10)によって誤判定された検査対象画像(30、40、41)が、誤判定要因記憶部(201)によって記憶された複数種類の誤判定要因のうちいずれの誤判定要因を有しているか判定する誤判定要因判定部(S110)と、
誤判定要因判定部(S110)で処理された検査対象画像(30、40、41)を、誤判定要因判定部(S110)で判定された誤判定要因に関して修正することによって、基準画像を新たに作成する基準画像作成部(S120〜S190)とを備え
基準画像作成部(S120〜S190)は、誤判定要因判定部(S110)で処理された検査対象画像(30、40、41)を、誤判定要因に対するマージンを付加することによって、基準画像を新たに作成し、
マージンは、誤判定要因記憶部(201)に予め記憶されていることを特徴とする。
これによると、検査対象画像(30、40、41)の誤判定要因を反映して基準画像を自動的に作成するので、基準画像の作成を容易化できる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
一実施形態における検査システムの全体構成を示す図である。 一実施形態における端末装置が実行する処理を示すフローチャートである。検査システムの全体構成を示す図である。 一実施形態における検査対象画像の例を示す図である。 一実施形態の第1実施例におけるワークの仕様変更の例を示す図である。 一実施形態の第2実施例における検査対象画像の例を示す図である。
以下、実施形態について図に基づいて説明する。本実施形態の検査システムは、図1に示すように、検査装置10と端末装置20とを備えている。
検査装置10は、検査対象物であるワーク1を検査する検査工程で用いられている。検査装置10は、ワーク1の表面に刻印された型番等の文字(アルファベット文字や数字等)を認識することによって、刻印の良否を判定する。
ワーク1は、図示しない搬送装置によって所定のサイクルタイム毎に1つずつ検査工程に搬送される。検査装置10での検査が終了したワーク1は、図示しない搬送装置によって次工程に搬送される。
検査装置10は、撮像部11と処理部12とを備えている。撮像部11は、ワーク1を撮影して検査対象画像を取得するデジタルカメラを有している。撮像部11は、取得した検査対象画像を処理部12へ送信する。撮像部11は、ワーク1を照明する照明光源を有していてもよい。
処理部12は、撮像部11が取得した検査対象画像に基づいてワーク1表面に刻印された文字を認識するとともに種々の制御を行う。処理部12は、パーソナルコンピュータ121およびその周辺機器で構成されている。
パーソナルコンピュータ121は、中央演算装置(CPU)と、その周辺回路などで構成されており、中央演算装置に読み込まれたプログラムにしたがって動作し、撮像部11を制御する。
パーソナルコンピュータ121は、記憶部および通信部を有している。記憶部は、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(ROM)といった半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶媒体、および記憶媒体へのアクセス装置などを有しており、パーソナルコンピュータ121のCPUが実行するプログラムや種々のデータを記憶する。
記憶部が記憶するデータとしては、例えばログデータおよび検査パラメータなどがある。ログデータは、パーソナルコンピュータ121が過去に実行した処理の履歴に関連するデータであり、パーソナルコンピュータ121によって自動的に記憶部に記録される。ログデータには、撮像部11が撮影した検査対象画像が含まれている。検査パラメータは、画像認識を行う際に用いられるデータである。検査パラメータとしては、検査対象画像に対する検出エリア(サーチ範囲)、閾値、パターンマッチングの基準画像、計算モード情報等がある。
パーソナルコンピュータ121は、例えばパターンマッチングにより画像認識を行って、ワーク1の良否判定を行う。具体的には、パーソナルコンピュータ121は、検査対象画像を基準画像と比較してパターンマッチングを行うことによって、検査対象画像に含まれるワーク1の形状・位置等を認識する。
パーソナルコンピュータ121は、パターンマッチングによる文字認識結果を、ディスプレイに表示してユーザに報知したり、他の機器へ出力したりする。
パーソナルコンピュータ121の通信部は、パーソナルコンピュータ121と端末装置20との間で制御信号およびデータ信号等を送受信する通信インタフェースであり、I/Oポートおよびドライバ等を有している。パーソナルコンピュータ121と端末装置20との間の情報通信は、例えば有線または無線のLAN(Local Area Network)を用いて行われる。
パーソナルコンピュータ121は、ログデータおよび検査パラメータを端末装置20に送信する。
端末装置20は、基準画像を作成する画像作成装置である。端末装置20は、検査装置10のパーソナルコンピュータ121とは別個のパーソナルコンピュータやタブレット端末等である。端末装置20は、中央演算装置(CPU)と、その周辺回路などで構成されており、中央演算装置に読み込まれたプログラムにしたがって動作する。
端末装置20は、記憶部201および通信部を有している。記憶部201は、ランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリメモリ(ROM)といった半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶媒体、および記憶媒体へのアクセス装置などを有しており、端末装置20のCPUが実行するプログラムや種々のデータを記憶する。
端末装置20の記憶部201が記憶するデータとしては、例えば、パーソナルコンピュータ121から送信されたログデータおよび検査パラメータなどがある。
端末装置20の通信部は、パーソナルコンピュータ121と端末装置20との間で制御信号、画像データおよびデータ信号を送受信する通信インタフェースであり、I/Oポートおよびそのドライバで構成される。
端末装置20の通信部は、パーソナルコンピュータ121からログデータおよび検査パラメータを受信する。端末装置20は、パーソナルコンピュータ121から受信したログデータに基づいて、パーソナルコンピュータ121から受信した検査パラメータの改善を行う。端末装置20の通信部は、端末装置20で改善された検査パラメータをパーソナルコンピュータ121へ送信する。
次に、端末装置20が実行する処理を説明する。端末装置20は、図2のフローチャートに示す処理を実行する。まずステップS100では、パーソナルコンピュータ121から誤判定画像を受信する。
誤判定画像とは、検査装置10の撮像部11が取得した検査対象画像のうち、検査装置10が誤った検査結果を出した画像のことである。例えば、実際にはワーク1が良品であるにもかかわらずワーク1が不良品であると検査装置10が誤判定した検査対象画像である。例えば、実際にはワーク1が不良品であるにもかかわらずワーク1が良品であると検査装置10が誤判定した検査対象画像である。
続くステップS110では、誤判定画像から誤判定要因を抽出する。誤判定要因は、検査装置10の誤判定を招く要因である。記憶部201には、誤判定要因の候補が予め記憶されている。
すなわち、ステップS110では、検査対象画像が有している誤判定要因が、記憶部201に記憶された複数種類の誤判定要因のいずれに該当するか判定する。図2の例では、記憶部201には、照度、フォント、位置および角度の4種類の誤判定要因候補が予め記憶されている。
この判定は、誤判定画像の特徴量を計算することによって行われる。例えば、誤判定画像の照度が低すぎた場合、誤判定要因が照度であると判定する。例えば、誤判定画像中のワーク1に刻印された文字のフォントが小さすぎたり、誤判定画像中のワーク1に刻印された文字の太さが細すぎたりした場合、誤判定要因がフォントであると判定する。例えば、誤判定画像中のワーク1の重心位置がずれすぎていた場合、誤判定要因が位置であると判定する。例えば、誤判定画像中のワーク1の傾きが大きすぎた場合、誤判定要因が角度であると判定する。
続くステップS120〜S190では、誤判定画像と、ステップS110で抽出した誤判定要因とに基づいて、新たな基準画像を作成する。具体的には、ステップS120〜S190では、誤判定画像を、ステップS110で抽出した誤判定要因に関して修正することによって、基準画像を新たに作成する。
図2の例では、誤判定画像に、誤判定要因に対するマージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。
例えば、ステップS120において誤判定要因が照度であると判定された場合、ステップS130へ進み、照度マージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。付加する照度マージンは、予め記憶部201に記憶されている。例えば、±20%の照度マージンが記憶部201に記憶されている場合、新たな基準画像として、照度を20%増減した模擬画像を生成する。
例えば、ステップS140において誤判定要因がフォントであると判定された場合、ステップS150へ進み、フォントマージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。付加するフォントマージンは、予め記憶部201に記憶されている。例えば、±1ランクのフォントマージンが記憶部201に記憶されている場合、新たな基準画像として、フォントを1ランク拡大・縮小した模擬画像を生成する。
例えば、ステップS160において誤判定要因が位置であると判定された場合、ステップS170へ進み、位置マージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。付加する位置マージンは、予め記憶部201に記憶されている。例えば、±10μmの位置マージンが記憶部201に記憶されている場合、新たな基準画像として、ワーク1の位置を上下左右方向に10μmずらした模擬画像を生成する。
例えば、ステップS180において誤判定要因が角度であると判定された場合、ステップS190へ進み、角度マージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。付加する角度マージンは、予め記憶部201に記憶されている。例えば、±5度の角度マージンが記憶部201に記憶されている場合、新たな基準画像として、ワーク1の角度を時計方向・反時計方向に5度回転させた模擬画像を生成する。
そして、新たに作成した基準画像を検査装置10に送信する。検査装置10は、既存の基準画像を検査対象画像と比較するとともに、新たな基準画像も検査対象画像と比較して検査を行う。これにより、検査精度を向上できる。
本実施形態の第1実施例を図3、図4に基づいて説明する。本実施例では、検査装置10は、ワーク1上の刻印文字の良否を検査する。具体的には、検査装置10は、図3に示す検査対象画像30のうち検査領域31内に対して文字認識を行い、認識した文字の良否を判定する。
例えば、検査対象画像30を撮影する際に照明の明るさが変動して暗くなった場合、検査対象画像30の照度が低くなってしまう。検査対象画像30の照度が基準画像(図示せず)の照度よりも顕著に低い場合、ワーク1上の刻印文字が正しくても、文字認識に失敗して不良の検査結果を出してしまう。すなわち、過剰な不良判定をしてしまう。
そこで、端末装置20が図2のフローチャートに示す処理を実行して新たな基準画像を作成することによって、検査装置10の過剰な不良判定を防止する。
具体的には、ステップS100では、誤判定画像として、照度の低い検査対象画像30を検査装置10から受信する。続くステップS110では、検査対象画像30の誤判定要因が照度であると判定してステップS130へ進む。
ステップS130では、検査対象画像30に対して照度を20%増加させた模擬画像(図示せず)と、検査対象画像30に対して照度を20%減少させた模擬画像(図示せず)とを、新たな基準画像として作成する。
そして、新たに作成した基準画像を検査装置10に送信する。検査装置10は、新たな基準画像を検査対象画像と比較して検査を行う。例えば、検査装置10は、検査対象画像と新たな基準画像との一致度が高い場合、良判定の検査結果を出す。これにより、照度不足を要因とする過剰な不良判定を防止できる。
図4(a)、(b)は、本実施形態の第1実施例において、ワーク1の仕様変更によって刻印文字のフォントが変更された場合の例を示している。図4(a)は、仕様変更前の刻印文字を示しており、図4(b)は、仕様変更後の刻印文字を示している。図4(b)に示す仕様変更後の刻印文字は、図4(a)に示す仕様変更前の刻印文字よりもフォントサイズが小さく、線の太さが細くなっている。
図4(a)、(b)に示す例のように、ワーク1の仕様変更によって刻印文字のフォントが変更された場合、ワーク1上の刻印文字が正しくても、正しい刻印文字であると認識することができず不良の検査結果を出してしまう。すなわち、過剰な不良判定をしてしまう。
そこで、端末装置20が図2のフローチャートに示す処理を実行して新たな基準画像を作成することによって、検査装置10の過剰な不良判定を防止する。
ステップS100では、誤判定画像として、仕様変更後の検査対象画像30を検査装置10から受信する。続くステップS140では、検査対象画像30の誤判定要因がフォントであると判定してステップS150へ進む。
ステップS150では、検査対象画像30に対してフォントサイズを1ランク拡大させた模擬画像(図示せず)と、検査対象画像30に対してフォントサイズを1ランク縮小させた模擬画像(図示せず)とを、新たな基準画像として作成する。
さらに、ステップS150では、検査対象画像30に対して文字の線の太さを1ランク太くさせた模擬画像(図示せず)と、検査対象画像30に対して文字の線の太さを1ランク細くさせた模擬画像(図示せず)とを、新たな基準画像として作成する。
そして、新たに作成した基準画像を検査装置10に送信する。検査装置10は、新たな基準画像を検査対象画像と比較して検査を行う。例えば、検査装置10は、検査対象画像と新たな基準画像との一致度が高い場合、良判定の検査結果を出す。これにより、フォントの変更を要因とする過剰な不良判定を防止できる。
本実施形態の第2実施例を図5、図6に基づいて説明する。本実施例では、検査装置10は、検査対象画像40を基準画像(図示せず)と比較して画像認識を行うことによって、ワーク1の位置の良否を検査する。図5(a)、(b)は、本実施例における検査対象画像40の例を示している。
図5(a)は、ワーク1が正しい位置にある場合の検査対象画像40の例を示している。例えば、ワーク1の位置が当初の想定範囲を超えてずれている場合、それに対応する基準画像がないために検査装置10が良品であると誤判定してしまう場合がある。図5(b)は、検査装置10が良品であると誤判定した検査対象画像41の例を示している。
そこで、端末装置20が図2のフローチャートに示す処理を実行して新たな基準画像を作成することによって、検査装置10の誤判定を防止する。
ステップS100では、誤判定画像として、図5(b)に示す検査対象画像41を検査装置10から受信する。続くステップS160、S180では、検査対象画像41の誤判定要因が位置および角度であると判定してステップS170、S190へ進む。
ステップS170では、検査対象画像41に対してワーク1の位置を上方に10μmずらした模擬画像(図示せず)と、検査対象画像41に対してワーク1の位置を下方に10μmずらした模擬画像(図示せず)と、検査対象画像41に対してワーク1の位置を左方に10μmずらした模擬画像(図示せず)と、検査対象画像41に対してワーク1の位置を右方に10μmずらした模擬画像(図示せず)とを、新たな基準画像として作成する。
ステップS190では、検査対象画像41に対してワーク1を時計方向に5度回転させた模擬画像(図示せず)と、検査対象画像41に対してワーク1を反時計方向に5度回転させた模擬画像(図示せず)とを、新たな基準画像として作成する。
ステップS170、S190では、検査対象画像41に対してワーク1の位置を上下左右のいずれかに10μmずらすとともにワーク1を時計方向または反時計方向に5度回転させた模擬画像を、新たな基準画像として作成してもよい。
そして、新たに作成した基準画像を検査装置10に送信する。検査装置10は、新たな基準画像を検査対象画像と比較して検査を行う。例えば、検査装置10は、検査対象画像と新たな基準画像との一致度が高い場合、不良判定の検査結果を出す。これにより、検査装置10の誤判定を防止できる。
本実施形態における端末装置20の記憶部201は、複数種類の誤判定要因が記憶された誤判定要因記憶部である。
本実施形態におけるステップS110は、検査装置10によって誤判定された検査対象画像30、40、41が、記憶部201によって記憶された複数種類の誤判定要因のうちいずれの誤判定要因を有しているか判定する誤判定要因判定部である。
本実施形態のステップS120〜S190は、ステップS110で処理された検査対象画像30、40、41を、ステップS110で判定された誤判定要因に関して修正することによって、基準画像を新たに作成する基準画像作成部である。
これによると、検査対象画像30、40、41の誤判定要因を反映して基準画像を自動的に作成するので、基準画像の作成を容易化できる。
本実施形態におけるステップS120〜S190では、ステップS110で処理された検査対象画像30、40、41を、誤判定要因に対するマージンを付加することによって、基準画像を新たに作成する。
これによると、誤判定要因に対応した適切な基準画像を作成できるので、検査装置における検査精度の向上に資することができる。
本実施形態では、端末装置20の記憶部201で記憶された複数種類の誤判定要因は、検査対象画像の照度、検査対象画像中の文字の大きさ、検査対象画像中の文字の太さ、ワーク1の位置、およびワーク1の角度のうち少なくとも2つである。
これにより、ワーク1の仕様変更や検査対象画像の撮影環境の変化や想定外の不良に対応して、適切な基準画像を新たに作成できるので、検査装置10における検査精度を向上できる。
(他の実施形態)
上記実施形態を適宜組み合わせ可能である。上記実施形態を例えば以下のように種々変形可能である。
(1)上記実施形態では、記憶部201には、照度、フォント、位置および角度の4種類の誤判定要因候補が予め記憶されているが、例えば検査対象画像中のノイズ等、他の種々の誤判定要因候補が記憶部201に記憶されていてもよい。
また、記憶部201には、少なくとも2種類の誤判定要因候補が記憶されていればよい。
(2)上記実施形態では、検査装置10と端末装置20との間における誤判定画像の授受を通信によって行うが、誤判定画像が記憶された可搬記憶媒体を用いて誤判定画像の授受を行ってもよい。
(3)上記実施形態では、端末装置20は、パーソナルコンピュータやタブレット端末等であるが、これに限定されることなく、端末装置20は他の種々の処理装置であってもよい。
(4)上記実施形態では、検査装置10の処理部12は、パーソナルコンピュータ121およびその周辺機器で構成されているが、これに限定されることなく、検査装置10の処理部12は他の種々の処理装置であってもよい。
30、40、41 誤判定画像(検査対象画像)
201 誤判定要因記憶部
S110 誤判定要因判定部
S120〜S190 基準画像作成部

Claims (2)

  1. 検査対象物(1)を含む検査対象画像(30、40、41)に対して画像認識を行うことによって前記検査対象物(1)の良否を判定する検査装置(10)にて前記検査対象画像(30、40、41)と比較される基準画像を作成する画像作成装置であって、
    前記検査装置(10)の誤判定を招く要因である誤判定要因が複数種類記憶された誤判定要因記憶部(201)と、
    前記検査装置(10)によって誤判定された前記検査対象画像(30、40、41)が、前記誤判定要因記憶部(201)によって記憶された前記複数種類の誤判定要因のうちいずれの誤判定要因を有しているか判定する誤判定要因判定部(S110)と、
    前記誤判定要因判定部(S110)で処理された前記検査対象画像(30、40、41)を、前記誤判定要因判定部(S110)で判定された前記誤判定要因に関して修正することによって、前記基準画像を新たに作成する基準画像作成部(S120〜S190)とを備え
    前記基準画像作成部(S120〜S190)は、前記誤判定要因判定部(S110)で処理された前記検査対象画像(30、40、41)を、前記誤判定要因に対するマージンを付加することによって、前記基準画像を新たに作成し、
    前記マージンは、前記誤判定要因記憶部(201)に予め記憶されていることを特徴とする画像作成装置。
  2. 前記誤判定要因記憶部(201)で記憶された前記複数種類の判定要因は、前記検査対象画像(30、40、41)の照度、前記検査対象画像(30、40、41)中の文字の大きさ、前記文字の太さ、前記検査対象物(1)の位置、および前記検査対象物(1)の角度のうち少なくとも2つであることを特徴とする請求項1に記載の画像作成装置。
JP2015206165A 2015-10-20 2015-10-20 画像作成装置 Active JP6544191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206165A JP6544191B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 画像作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206165A JP6544191B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 画像作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017078935A JP2017078935A (ja) 2017-04-27
JP6544191B2 true JP6544191B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58666124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015206165A Active JP6544191B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 画像作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6544191B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002288633A (ja) * 2001-03-27 2002-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 画像処理装置およびその位置補正方法
JP6264965B2 (ja) * 2014-03-14 2018-01-24 オムロン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017078935A (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5831420B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
WO2018068415A1 (zh) 元件错件检测方法和系统
US20190066333A1 (en) Information processing apparatus, method for controlling information processing apparatus, and storage medium
US8781207B2 (en) Computing device and image correction method
US9679217B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method and storage medium
US20180089835A1 (en) Image processing apparatus for identifying region within image, information processing method, and storage medium
US20120141010A1 (en) Image analysis device and method
CN110596121A (zh) 键盘外观检测方法、装置和电子系统
CN110569845A (zh) 一种试卷图像的校正方法及相关装置
JP2023040038A (ja) プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
CN112419207A (zh) 一种图像矫正方法及装置、系统
JP2018156308A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
CN113936288A (zh) 倾斜文本方向分类方法、装置、终端设备和可读存储介质
KR101893823B1 (ko) 기판 검사장치 및 이를 이용한 기판의 왜곡 보상 방법
JP6330388B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、並びに、当該方法を実行するプログラム、及び、当該プログラムを記録する記録媒体
JP2019144703A (ja) 読取システム、読取方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6544191B2 (ja) 画像作成装置
JP4550768B2 (ja) 画像検出方法および画像検出装置
US20220392107A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, image capturing apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
TW201715472A (zh) 影像分區門檻值決定方法、手勢判斷方法、影像感測系統以及手勢判斷系統
JP2020071739A (ja) 画像処理装置
JP5993100B2 (ja) 画像処理装置および特定図形検出方法
JP2019045451A (ja) 検査装置、検査方法、およびプログラム
CN115239612A (zh) 电路板定位方法、装置、设备及存储介质
CN110674863B (zh) 汉明码识别方法、装置及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6544191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250