JP6543782B1 - 折畳テント - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトに保管でき、設営が簡単で、テントの安定性が高く、荷重による支柱の押し縮みを原因としたテントの傾倒が発生しない折畳テントを提供する。【解決手段】 四隅に配される折り畳み可能な4本の支柱11と、天幕16が掛止された屋根17とを備えた折畳テントにおいて、前記各支柱11は、縦長で平面視してL字状の部分支柱18,19を、ヒンジで内折れ可能に連結したものであり、前記各部分支柱18,19は、フレーム状の複数の支柱エレメント18A,18B,19A,19Bを、高さ方向に折り畳み可能なようにヒンジHで連結したものである。【選択図】図1

Description

この発明は、折畳テント、詳しくは支柱がコンパクトに折り畳める折畳テントに関する。
従来、折畳テントとして、例えば、特許文献1に記載されたものなどが知られている。
このテントでは、四隅に配置された支柱として、上方の外筒に下方の内筒をスライド自在に挿入し、蝶ねじなどのロック装置の締め付け力によって、任意の引き出し位置で固定できるテレスコピック構造のものを採用している。
特開2014−240576号公報
しかしながら、このようなテレスコピック構造の支柱では、テント設営時、地面と接触するのは、4本の支柱のうちの細長な内筒の先端部のみであり、設営したテントの安定性に欠けていた。
また、テントの屋根の全荷重が4本の支柱に作用するため、テント組立時(特に、屋根組立時)およびテント設営後において、ロック装置による締め付けが不十分な場合には、当該支柱の内筒が外筒に押し込まれ、支柱の長さが短くなってテントが傾くことがあった。
そこで、発明者は鋭意研究の結果、テントの各支柱として、それぞれが平面視してL字状にヒンジ連結された縦長な左側部分支柱と右側部分支柱とを有し、かつこれらの左,右側部分支柱が、複数枚のフレーム状またはパネル状の支柱エレメントを高さ方向に折り畳み可能に連結したものとすれば、上述した課題はすべて解消されることを知見し、この発明を完成させた。
本発明は、コンパクトに折り畳んで保管でき、かつテントの支柱による安定性が高いとともに、屋根組立時には、各支柱の安定した折り曲げ状態を確保して作業を行うことができ、テント設営後は、屋根の荷重による支柱の押し縮みを原因としたテントの傾倒が発生しない折畳テントを提供することを目的としている。
第1に、四隅に配される折り畳み可能な4本の支柱と、対応する支柱の上端部間に前後左右の梁材がそれぞれ着脱可能に連結され、かつ該各梁材に天幕が掛止された屋根とを備えた折畳テントにおいて、前記各支柱は、縦長な左右一対の部分支柱を、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結したもので、前記各部分支柱は、フレーム状またはパネル状の複数の支柱エレメントを、高さ方向に折り畳み可能に連結したものであることを特徴とする折畳テントである。
テントの種類は、限定されない。
テントの形状は、平面視して矩形状であれば限定されず、正方形でも長方形でもよい。
支柱の本数は、少なくとも4本であればよく、6本、8本でもよい。
各梁材の構造は、任意である。
例えば、1本の棒材のみでも、各種のフレーム構造物(平行弦トラスなど)や平板でもよい。
各梁材は、テントのコンパクト化の向上を図るため、長さ方向に折り畳み可能に構成してもよい。
天幕の素材は、任意である。
例えば、幌布、織布、合成樹脂シートなどを採用することができる。
また、天幕の形状やサイズは、屋根の形状やサイズに応じて適宜変更される。
部分支柱とは、支柱の右半分または左半分を構成する部材である。
各部分支柱を構成する支柱エレメントの数は、任意である。
「左右一対の部分支柱を、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結する」とは、左右一対の部分支柱を、ヒンジを介して、内方へ閉じることでこれらが2枚重ねとなり、左右一対の部分支柱を開くことで、これらが平面視してL字状に配置されるような連結状態をいう。
各部分支柱は、所定の支柱エレメント間で折り畳み(折り曲げ)可能となっている。
折り畳み方向(折り畳み角度)は、任意である。
例えば、側面視して直角に外折りしてもよい。
または、側面視して直角に内折してもよい。
ただし、外折れの方が、例えばテント組み立て時の安定性は高い。
ヒンジの種類は、任意である。
例えば、平丁番、ごぼし丁番、自由丁番、フランス丁番、樹脂丁番などを採用することができる。
第2に、前記各部分支柱は、それぞれ上下一対の前記支柱エレメントを有し、前記各部分支柱のうち、左右一対の上側の前記支柱エレメントは、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結されたもので、前記各部分支柱のうち、左右一対の下側の前記支柱エレメントは、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結されたもので、一方の前記部分支柱は、上側の前記支柱エレメントに下側の前記支柱エレメントを、側面視して直角に外折れ可能にヒンジ連結したもので、他方の前記部分支柱には、前記上下一対の支柱エレメントの隣接する端部間に、互いを掛止する掛止具が配されたことを特徴とする前記第1に記載の折畳テントである。
「左右一対の上側の支柱エレメント(下側の支柱エレメント)を、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結する」とは、左右一対の上側の支柱エレメント(または下側の支柱エレメント)を、ヒンジを介して、内方へ閉じることで、これらが2枚重ねとなり、左右一対の上側の支柱エレメント(または下側の支柱エレメント)を開くことで、これらが平面視してL字状に配置されるような連結状態をいう。
「一方の部分支柱は、上側の支柱エレメントに、下側の支柱エレメントが、側面視して直角に外折れ可能にヒンジ連結されている」とは、左側の部分支柱または右側の部分支柱において、上側の支柱エレメントの下端部に、ヒンジを介して、下側の支柱エレメントの上端部が連結されており、かつ下側の支柱エレメントの回動方向と最大回動角度が、部分支柱を(厚さ方向から)側面視したとき、外方向へ90°であることを意味する。
「他方の部分支柱は、上下一対の支柱エレメントの隣接する端部間に、互いを掛止する掛止具が配されている」とは、左側の部分支柱または右側の部分支柱において、互いに隣接する(突き合わされる)上側の支柱エレメントの下端部と、下側の支柱エレメントの上端部とが、着脱可能な連結具(係止具)を介して連結されていることを意味する。
掛止具(留め具)の種類は、限定されない。
例えば、パッチン錠、クラスプ留め金具、スネーク錠、ラッチ、面ファスナなどを採用することができる。
第3に、前記折畳テントは、前記各支柱の高さが同一で、かつ前記屋根の高さが前側より後側の方が低い片流れ式のものである前記第1または第2に記載の折畳テントである。
「各支柱の高さが同一」とは、各支柱を真っ直ぐにした状態で、全ての支柱の高さが同じであることを意味する。
各支柱を同一高さ(同一長さ)にすることで、テント天井部の片流れは、屋根の傾斜構造によって現出される。
第4に、前記支柱エレメントは、平行に離間した2本の縦枠材と、複数本の横枠材とを有した梯子状の構造物であることを特徴とする前記第1〜3のうち、いずれか一つに記載の折畳テントである。
第5に、前記各支柱と前記各梁材とは、それぞれ木製であることを特徴とする前記第1〜4のうち、いずれか一つに記載の折畳テントである。
木の種類は、任意である。
例えば、杉、檜、松などの各種の天然木を採用することができる。
その他、各種の人工木でもよい。
第1の発明によれば、テントの四隅に配された支柱として、縦長な左右一対の部分支柱を、平面視して内折れ可能なL字状にヒンジ連結したものを採用している。
ここで、各部分支柱は、フレーム状またはパネル状の複数の支柱エレメントを、高さ方向に折り畳み可能に連結したものである。
これにより、保管時には、屋根を各梁材と天幕とに分解し、かつ各支柱をコンパクトに折り畳んで保管できる。
また、屋根の組立時には、各支柱を所定の支柱エレメント間で折り曲げた中折れ状態の低い位置で、屋根の組み立て作業を行うことができる。
その結果、屋根組み立ての作業性が高まり、テントの設営時間を短縮できる。
さらに、屋根の組み立て後は、折り曲げた各支柱エレメントを真っ直ぐに伸ばし、その後、左右一対の部分支柱を、ヒンジを介して平面視してL字状に開く。
こうしてテントの組み立て(設営)が、完了する。
そのため、テント設営後は、テレスコピック構造の支柱を有した従来のテントに比べて接地面積が大きくなるとともに、各支柱が平面視してL字状の部材となるため、支柱によるテントの安定性が高まる。
しかも、従来テントの課題であった、テント設営後に、屋根の荷重による支柱の押し縮みを原因としたテントの傾倒が生じない。
第2の発明によれば、まずテントの四隅に支柱を配置する。
その後、各支柱において、ヒンジを介して、各上側の支柱エレメントをL字状に開く一方、別のヒンジを介して、各下側の支柱エレメントを内折りして重ね合わせる。
その後、また別のヒンジを介して、重なり合った各下側の支柱エレメントを、そのままの状態で側面視して直角に外折りする。
その結果、この外折り部分が、各支柱の地面と接するアンカーになる。
その後の屋根の組立時には、各支柱の上端部に、前後左右側の4つ梁材を矩形枠状に連結する。
具体的には、隣り合う梁材同士が直交するテントの四隅において、一方の上側の支柱エレメントの上端部を、一方の梁材に着脱可能に連結するとともに、他方の上側の支柱エレメントの上端部を、他方の梁材に着脱可能に連結する。
その後、各梁材に天幕を展張することで、屋根が組み立てられる。
屋根組立後は、各支柱において、ヒンジを介して、上下一対の支柱エレメントを真っ直ぐに伸ばすとともに、左右一対の部分支柱を、別のヒンジを介して、平面視してL字状に開く。
その後、各支柱の他方の部分支柱において、掛止具を介して、上下一対の支柱エレメントの突合せ側の端部同士を掛止する。
これにより、テントが設営される。
このように構成したことで、屋根の組立時、各支柱の重なり合った各下側の支柱エレメントが、地面と接するアンカーとなる。
そのため、組み立て時におけるテントの安定性が高まる。
また、各支柱における一方の部分支柱では、ヒンジを介して、上下一対の支柱エレメント同士を折り畳み可能に連結し、かつ他方の部分支柱にあっては、掛止具を介して、上下一対の支柱エレメント同士を掛止するように構成している。
そのため、テントの四隅において、各部分支柱の上側の支柱エレメントの上端部を、対応する梁材の端部にそれぞれ連結した状態で、側面視して直角に外折りし、この外折り部分を接地させることができる。
第3の発明によれば、片流れ式の折畳テントを作製するに際して、屋根の前後方向の高さを変更することで、各支柱の高さを同一とした。
これにより、各支柱を同一サイズの支柱エレメントのみを用いて作製することが可能となり、部品点数を減らすことができる。
第4の発明によれば、各支柱エレメントを、平行に離間した2本の縦枠材と、複数本の横枠材とを有した梯子状の構造物としたため、横枠材を利用して、簡単に棚を付けたり、フックを引っ掛けることができる。
第5の発明によれば、各支柱を平面視してL字状の部材としたため、金属製に比べて低強度となる木製の支柱であっても高いテントの安定性が得られる。
さらには、テントの骨組みである各支柱と各梁材とをそれぞれ木製としたため、例えば、オーガニックマーケットでの出店コンセプトに合致したものとなる。
本発明の実施例1に係る折畳テントの設営状態の斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する支柱を、正面方向から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する支柱を、背面方向から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する支柱の折り畳み状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する左側梁材及び右側梁材の展開状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する左側梁材及び右側梁材の折り畳み状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する後側梁材の展開状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する後側梁材の折り畳み状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する前側梁材の展開状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する前側梁材の折り畳み状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成するセンター天幕支持枠の折り畳み状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの一部を構成する左右のサイド天幕支持枠の折り畳み状態を示す正面図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントについて、骨組みの組立途中の状態を前方から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントについて、骨組みの組立途中の状態を側方から見た斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントについて、屋根のコーナー部の骨組み構造を上方から見た要部拡大斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントについて、屋根のコーナー部の骨組み構造をテント内方から見た要部拡大斜視図である。 本発明の実施例1に係る折畳テントの屋根への天幕の展張作業を示す斜視図である。
以下、この発明の実施例を具体的に説明する。
ここでは、平面視してほぼ正方形状の折畳テントを例とする。
図1および図13おいて、10はこの発明の実施例1に係る折畳テントで、この折畳テント10は、四隅に配される折り畳み可能な4本の支柱11と、対応する支柱11の上端部間に、前側梁材12、後側梁材13、左側梁材14および右側梁材15が、それぞれ着脱可能に連結され、かつ各梁材12〜15に天幕16が掛止された屋根17とを備えたものである。
以下、これらの構成部品を具体的に説明する。
まず、図2〜図4を参照して支柱11を説明する。
4本の支柱11は、同一物であるため、説明の都合上、1本の支柱11のみについて説明する。
支柱11の材料は杉材で(梁材12〜15も同じ)、図2および図3に示すように、縦長な左右一対の部分支柱18,19を、平面視して内折れ可能なL字状に、ヒンジHを用いて連結したものである。
ここで、正面方向から見た図2に示すように、18を左側の部分支柱とし、19を右側の部分支柱とする。
該支柱11は、フレーム状の4枚の支柱エレメント18A,18B,19A,19Bを、高さ方向に折り畳み可能に連結した構造を有している。
以下、図2〜図4を参照して、支柱11を構成する部分支柱18,19を具体的に説明する。
部分支柱18は、上側支柱エレメント18Aと、下側支柱エレメント18Bとを有している。
部分支柱19は、上側支柱エレメント19Aと、下側支柱エレメント19Bとを有している。
各支柱エレメント18A,18B,19A,19Bは、20cm前後の間をあけて平行に離間した長さ90cmの左右一対の縦枠材20と、長さ(横幅)20cm前後の各3本の細い横枠材21とを梯子状に連結したものである。
各縦枠材20の長さ方向の一端間は、それぞれ短尺な連結端材22を介して連結されている。
すなわち、各縦枠材20の長さ方向の一端に位置する上側支柱エレメント18A,下側支柱エレメント18B,上側支柱エレメント19A,下側支柱エレメント19Bの各突き合わせ側の端部が、それぞれ短尺な連結端材22を介して連結されている。
したがって、支柱11の展開状態の長さは、180cmである。
各部分支柱18,19のうち、左右一対の上側支柱エレメント18A,19Aと、左右一対の下側支柱エレメント18B,19Bとは、それぞれ平面視して内折れ可能なL字状に、上下一対のヒンジHによって連結されている。
背面方向から見た図3に示すとおり、左側の部分支柱18には、上下一対の支柱エレメント18A,18Bの隣接する連結端材22間に、上側支柱エレメント18Aと下側支柱エレメント18Bとを互いに掛止する掛止具であり、パッチン錠23が配されている。
該パッチン錠23は、本体部24とフック部25とから構成されている。
そして、下側支柱エレメント18Bの連結端材22のうち、その外側(左右一対の部分支柱18,19の折り畳み中心を内側とした場合の外側、以下同じ)の端部の内面に、パッチン錠23の本体部24が固定されている。
また、上側の支柱エレメント18Aの連結端材22のうち、その外側の端部の内面に、本体部24に軸支された掛止リングを引っ掛けるためのフック部25が固定されている。
図2に示すとおり、右側の部分支柱19は、連結部材22に取り付けられたヒンジHを介して、上側の支柱エレメント19Aに下側の支柱エレメント19Bを、側面視して直角に外折れ可能に連結したものである。
また、上側の支柱エレメント18A,19Aにおいて、各外側の縦枠材20の上端部の外面には、上下一対の上向フック金具26が、それぞれ上下に離間した状態で配設されている。
次に、図5〜図8を参照して、後側梁材13、左側梁材14および右側梁材15について説明する。
3つの梁材13〜15は、後側梁材13のみが、左,右側梁材13,14に一対ずつ配設された鉤形の位置決金具27を有していない外は同一構造である。
そのため、説明の都合上、後側梁材13は後述するとともに、主に右側梁材15についてのみ説明する。
図5に示すとおり、右側梁材15は、それぞれ横長な右前側の部分梁材15Aと、右後側の部分梁材15Bとからなる。
各部分梁材15A,15Bは、上下に20cm前後の間をあけて平行に離間した長さ90cmの上弦材28および下弦材29の間に、長さ(高さ)20cm前後の各3本の細い束材30を取り付け、梯子状に連結したものである。
各部分梁材15A,15Bは、各上弦材28の突き合わせ側の端部の内面(テントの内面)同士と、各下弦材29の突き合わせ側の端部の内面同士とが、上下一対のヒンジHを介して、折り畳み可能に連結されている。
図6に示すとおり、各部分梁材15A,15Bのうち、下弦材29の突き合わせ側の端部の外面(テントの外面)間に、前記連結部材22に設けたものと同様のパッチン錠23が配設されている。
具体的には、右前側の部分梁材15Aにおいて、下弦材29の突き合わせ側の端部の外面(ヒンジHの取付部分の裏側)に、図3に示すものと同様のパッチン錠23のフック部25が固定されている。
右後側の部分梁材15Bにおいて、下弦材29の突き合わせ側の端部の外面に、図3に示すものと同様のパッチン錠23の本体部24が固定されている。
右後側の部分梁材15Bの上弦材28の三分の一程度の位置で最後側の束材30との連結部付近に、後述するサイド天幕支持部材32の先細りした先端部を位置決めする、鈎状の位置決金具27が取り付けられている。
右前側の部分梁材15Aの上弦材28,下弦材29のうち、最前側の束材30との連結部分の内面には、対応する支柱11の各上向フック金具26に掛止される上下一対のフック掛止金具31が、それぞれ取り付けられている。
左側梁材14は、左前側の部分梁材14Aと、左後側の部分梁材14Bとが、ヒンジHを介して、折り畳み可能に連結されたものである。
そして、左後側の部分梁材14Bの上弦材28の三分の一程度の位置に、鈎状の位置決金具27が取り付けられている。
その他の構成は、右側梁材15と同一であるため、説明を省略する。
図7に示すように、後側梁材13は、後左側梁材13Aと、後右側梁材13Bとを、ヒンジHにより折り畳み可能に連結したものである。
なお、後側梁材13には、図5,図6に示す位置決金具27は存在しない。
その他の構成は、右側梁材15と同じであるため、説明を省略する。
次に、図9および図10を参照して、前側梁材12を説明する。
前側梁材12は、前左側梁材12Aと、前右側梁材12Bとを、ヒンジHにより折り畳み可能に連結したものである。
その他の基本構造は、後側梁材13と略同じであるが、全ての束材30は、後側梁材13のものより高く(長く)形成されている。
これにより、前側梁材12の方が、後側梁材13に比べて高さがあり、これが片流れの屋根17のベース構造の一部となっている(図13,14参照)。
前側梁材12の6本の束材30のうち、最左側と最右側は、他の4本より幅広な材料で形成された幅広束材30Aである(図9参照)。
両側の幅広束材30Aの半分より上側には、フック掛止金具31が各々取り付けられている。
また、両側の幅広束材30Aの下端側の下弦材29の内面側にも、フック掛止金具31が各々取り付けられている。
次に、図11〜図14を参照して、片流れの屋根17の一部を構成する、左右のサイド天幕支持部材32と、センター天幕支持部材33とについて説明する。
センター天幕支持部材33は、前側梁材12,後側梁材13の上弦材28のうち、長さ方向(テント幅方向)の中間部間に、前方へ上方傾斜した状態で掛け渡されて、天幕16の中央部を支持する細長い部材である。
図11に示すように、センター天幕支持部材33は、前側センター部分長材33Aの後端部と、後側センター部分長材33Bの先端部とを、ヒンジHを介して折り畳み可能に連結したものである。
前側センター部分長材33Aと後側センター部分長材33BのヒンジHの取り付け端部の反対側の各端部には、対応する前側梁材及12,後側梁材13の各上弦材28に連結するために、鉤形の連結金具34が各々取り付けられている。
図12および図14に示すように、左右のサイド天幕支持部材32は、天幕16の左右の側部をそれぞれ支持する細長い部材である。
各サイド天幕支持部材32の長さは、センター天幕支持部材33の長さより短く形成されている。
各サイド天幕支持部材32は、前側サイド部分長材32Aの後端部と、これより短い後側サイド部分長材32Bの先端部とを、ヒンジHを介して折り畳み可能に連結したものである。
前側サイド部分長材32Aの前端部には、対応する前側梁材12の上弦材28に連結するために、鉤形の連結金具34が固定されている。
後側サイド部分長材32Bの後端部は、対応する位置決金具27に差し込んで掛止可能なように、後方へ向かって徐々に薄くなるように形成されている。
図13,図14に示すように、サイド天幕支持部材32は、前側梁材12の上弦材28の端部から、位置決金具27側に向けて、徐々に低くなるように、前上がりの傾斜状態で掛け渡されている。
次に、図1〜図17を参照して、この発明の実施例1に係る折畳テント10の設営(組立)手順について説明する。
設営現場において、テント設営予定箇所の四隅に、各支柱11を配置する(図13,図14参照)。
この際、各支柱11において、ヒンジHを介して、上側支柱エレメント18A,19AをL字状に開くと共に、別のヒンジHを介して、下側支柱エレメント18B,19Bを内折りして重ね合わせ、重なり合った下側支柱エレメント18B,19Bを、ヒンジHを介して、そのままの状態で側面視して直角に外折りする(図13参照)。
その結果、この外折り部分が、各支柱11の地面と接するアンカーの役割を果たすと共に、上側支柱エレメント18A,19AがL型に開いているので、安定して自立する。
次に、図13,図14に示すように、各支柱11の上端部に、前後左右の梁材12〜15を矩形枠状に連結して、屋根17を組み立てる。
具体的には、図5〜図10に示すように、折り畳まれた各対配置された梁材12A−12B,13A−13B,14A−14B,15A−15Bを、それぞれヒンジHを中心に回動して伸ばして直線状にし、対応するパッチン錠23により連結することで、前後左右側の梁材12〜15からなる屋根17の骨組みを組み立てる。
その後、図13〜図15に示すように、隣り合う梁材12−14,12−15,13−14,13−15同士が直交するテントの四隅において、各支柱11のうち、左右一対の上側支柱エレメント18A,19Aの上端部を、対応する梁材12−14,12−15,13−14,13−15に着脱可能に連結する。
すなわち、これらの連結時には、左右一対の上側支柱エレメント18A,19Aに配された各上向フック金具26に、対応する梁材12〜15の各フック掛止金具31を、引っ掛けることで、それぞれ掛止する(図2,図5,図7,図9,図15参照)。
その後、図11に示す、前側センター部分長材33Aと後側センター部分長材33Bとを、ヒンジHを中心に回動して直線状に伸ばし、長尺なセンター天幕支持部材33を組み立てる。
また、前側サイド部分長材32Aと先細りの後側サイド部分長材32Bとを、ヒンジHを中心に回動して直線状に伸ばすことで、左右のサイド天幕支持部材32を組み立てる。
次いで、図13,図14に示すように、センター天幕支持部材33を、前側梁材12,後側梁材13の上弦材28の中間部間に、一対の連結金具34を介して、前上がりの状態で掛け渡して組み立てる。
左右のサイド天幕支持部材32は、前側梁材12の上弦材28の対応する端部と、左側梁材14,右側梁材15に取り付けられた対応する位置決金具27との間に、前上がりの状態で掛け渡す。
この際、各サイド天幕支持部材32は、各前側サイド部分長材32Aの先端に取り付けられた連結金具34によって、前側梁材12の上弦材28の対応する端部に連結される。
このようにして、各支柱11の上端部に、各梁材12〜15からなる屋根17の骨組みが組み立てられる。
その後、各梁材12〜15、サイド天幕支持部材32,センター天幕支持部材33の上に、四方に側面幕を有する天幕16を展張することで、屋根17が完成する。
屋根17が完成すると、各支柱11の上端部に組み立てられた各梁材12〜15が、天幕16により被覆されることで押さえられることになるので、上向フック金具26とフック掛止金具31とが外れることなく、折畳テント10の屋根17部分が安定したものとなる(図17参照)。
この屋根17の組立後は、各支柱11において、畳んだ状態で直角に折り曲げられていた下側支柱エレメント18B,19Bを、上側支柱19Aの下端側の連結部材22に取り付けられたヒンジH(図2参照)を中心に回動して直線状に一気に伸ばす。
次いで、畳んだ状態の下側支柱エレメント18B,19Bを、縦枠材20に取り付けられたヒンジH(図3参照)を介して、平面視してL字状に開く。
その後、各左側の部分支柱18において、各パッチン錠23によって、対応する上側支柱エレメント18A,下側支柱エレメント18Bの突合せ側の端部同士を、それぞれ掛止する(図3参照)。
これにより、折畳テント10が設営される。
このように、実施例1では、各支柱11として、左右一対の部分支柱18,19を、ヒンジHを介して、平面視して内折れ可能に連結したものを採用している。
また、各支柱11は、4枚のフレーム状の支柱エレメント18A,18B,19A,19Bを、高さ方向に折り畳み可能に連結したものとしている。
これにより、保管時には、折畳テント10を、各支柱11と、各梁材12〜15と、天幕16と、サイド天幕支持部材32と、センター天幕支持部材33とにそれぞれ分解し、かつ各支柱11を含むこれらの部材を、コンパクトに折り畳んで保管することができる。
また、屋根17の組立時には、各支柱11を所定の支柱エレメント18A,18B,19A,19B間で折り曲げた、中折れ状態の高さが低い姿勢で、屋根17の組み立て作業を行うことができる。
その結果、この屋根17の組み立ての作業性が高まり、テント設営に要する時間を短縮することができる。
さらに、このように左右一対の部分支柱18,19を、ヒンジHを介して平面視してL字状に開くようにしたため、テント設営後は、テレスコピック構造の支柱を有した従来のテントに比べて接地面積が大きくなり、折畳テント10の安定性が高まる。
しかも、上側支柱エレメント18A,19Aの下端側面が、下側支柱エレメント18B,19Bの上端側面に、全面的に接触することで直立しているので、従来テントの課題であった、テント設営後、屋根の荷重による支柱の押し縮みを原因としたテントの傾倒は発生しない。
また、各支柱11における右側の部分支柱19では、ヒンジHを介して、上下一対の支柱エレメント19A,19B同士を折り畳み可能に連結した。
一方、左側の部分支柱18にあっては、パッチン錠23を介して、上下一対の支柱エレメント18A,18B同士を掛止するように構成した。
これにより、テントの四隅において、各支柱11の支柱エレメント18B,19Bを、側面視して直角に外折りし、その後、各部分支柱18,19の上側の支柱エレメント18A,19Aの上端部を、対応する梁材12〜15の端部にそれぞれ連結する。
このように、外折り部分を接地させることができるため、脚立等を使用せずとも、地面からさほど高くない位置(90cm程度)で、屋根17の組み立て作業を楽な姿勢で行うことができる。
また、ここでは、屋根17の前側梁材12を後側梁材13より高くすることで、屋根17(天幕16)の片流れを実現させている。
これにより、各支柱11の高さが同一となるので、各支柱11を同一サイズの支柱エレメント18A,18B,19A,19Bのみを用いて、これらの支柱11を作製することができる。
さらに、各支柱エレメント18A,18B,19A,19Bを、平行に離間した2本の縦枠材20と、複数本の横枠材21とを有する梯子状の構造物としたため、所定の横枠材21を利用して棚を付けたり、例えば商品を吊下したフックを引っ掛けることができる。
さらにまた、各支柱11を、平面視してL字状に開閉可能な構造物としたため、金属製のものに比べて低強度となる木製の支柱11であっても、折畳テント10の高い安定性が得られる。
さらには、折畳テント10の骨組みである各支柱11と各梁材12〜15を、それぞれ木製とすることで、例えば、オーガニックマーケットでの出店コンセプトに合致したものとなる。
10 折畳テント
11 支柱
12 前側梁材
12A 前左側梁材
12B 前右側梁材
13 後側梁材
13A 後左側梁材
13B 後右側梁材
14 左側梁材
14A 左前側の部分梁材
14B 左後側の部分梁材
15 右側梁材
15A 右前側の部分梁材
15B 右後側の部分梁材
16 天幕
17 屋根
18 左側の部分支柱
18A 上側支柱エレメント
18B 下側支柱エレメント
19 右側の部分支柱
19A 上側支柱エレメント
19B 下側支柱エレメント
20 縦枠材
21 横枠材
22 連結部材
23 パッチン錠
24 本体部
25 フック部
26 上向フック金具
27 位置決金具
28 上弦材
29 下弦材
30 束材
30A 幅広束材
31 フック掛止金具
32 サイド天幕支持部材
32A 前側サイド部分長材
32B 後側サイド部分長材
33 センター天幕支持部材
33A 前側センター部分長材
33B 後側センター部分長材
34 連結金具
H ヒンジ

Claims (7)

  1. 四隅に配される折り畳み可能な4本の支柱と、
    対応する支柱の上端部間に前後左右の梁材がそれぞれ着脱可能に連結され、かつ該各梁材に天幕が掛止された屋根とを備えた折畳テントにおいて、
    前記各支柱は、縦長な左右一対の部分支柱を、平面視して内折れ可能に連結したもので、
    前記各部分支柱は、支柱エレメントを、高さ方向に折り畳み可能に連結したものであることを特徴とする、折畳テント。
  2. 前記各部分支柱は、フレーム状またはパネル状の複数の支柱エレメントで構成され、
    前記各部分支柱は、それぞれ上下一対の前記支柱エレメントを有し、
    前記各部分支柱のうち、左右一対の上側の前記支柱エレメントは、平面視して内折れ可能に連結されたもので、
    前記各部分支柱のうち、左右一対の下側の前記支柱エレメントは、平面視して内折れ可能に連結されたもので、
    一方の前記部分支柱は、上側の前記支柱エレメントに、下側の前記支柱エレメントを、側面視して外折れ可能に連結したものであることを特徴とする、請求項1に記載の折畳テント。
  3. 前記折畳テントは、前記各支柱の高さが同一で、かつ前記屋根の高さが前側より後側の方が低い片流れ式のものであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の折畳テント。
  4. 前記支柱エレメントは、平行に離間した2本の縦枠材と、複数本の横枠材とを有した梯子状の構造物であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載の折畳テント。
  5. 前記各支柱と前記各梁材とは、それぞれ木製であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載の折畳テント。
  6. 前記内折れ可能に連結と、折り畳み可能に連結とが、共にヒンジによるものであることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載の折畳テント。
  7. 前記外折れ可能な連結が、ヒンジによるものであることを特徴とする、請求項2〜請求項6のいずれか一つに記載の折畳テント。
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