JP6543471B2 - ベルトコンベヤ用クリーナ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コンベヤベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置に関するものである。
火力発電所、製鉄所、化学プラント、下水処理場、ゴミ処理場等では、各種原料や燃料、処理済の材料、廃棄物等を搬送するベルトコンベヤが使用されている。このベルトコンベヤは、一般的に、駆動プーリと従動プーリとの間に所定幅のゴム製ベルトを巻き付け、駆動プーリを回転させることによりそのベルトを両プーリ間で周回運動させる。
その周回運動するベルトの上側に位置するキャリヤ部(往路側)のベルト上面一端に被搬送物が載せられ、そのベルトの動きとともに被搬送物がコンベヤの一端から他端へ搬送される。他端の反転部においては、前記ベルトが、下側に位置するリターン部(復路側)へと反転するとともに、被搬送物はベルト面から落下して取り下ろしされる(特許文献1、段落0012〜同0014、図1〜図4参照)。
この種のゴム製ベルトを使用したコンベヤは、通常、上記反転部付近やリターン部等の所定の場所にクリーナ装置を取り付け、そのクリーナ装置のスクレーパをベルト表面に押し付けることにより、付着物を剥ぎ取り(掻き取り)除去している。そのクリーナ装置は、ベルト幅方向に長いスクレーパと、前記ベルト幅方向を軸方向とした前記スクレーパの保持軸とを有する構成であり、スクレーパのベルト表面への押し付け力は、前記保持軸をスクレーパを押し付ける方向に回転付勢するコイルばねによって行い、その押し付け力の調整はコイルばねを貫通する調整ボルト(特許文献1、図4の符号25参照)によって行っている。
実開平7−2328号公報 特開平5−1728号公報 特開平5−126231号公報 特開平6−193652号公報 実開平7−18035号公報
上記クリーナ装置において、スクレーパ先端のチップが摩耗したり、ベルトに弛みや摩耗が生じたりすると、スクレーパとベルトの間に隙間が生じて円滑な掻き取りが行われないため、そのチップの摩耗やベルトの弛み・摩耗に応じて押し付け力の調整を行う必要がある。しかし、上記調整ボルトによる調整は煩わしく、前記弛みや摩耗に応じて適切に行われておらず、円滑な掻き取りがなされていないのが実状である。
この発明は、上記実状の下、上記チップの摩耗やベルトの弛み・摩耗に応じて上記スクレーパの適切な押し付け力が自動的に付与されるようにすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明は、スクレーパのベルトへの押し付け力をそのベルトの走行速度に応じたものとしたのである。
通常、ベルトコンベヤは一定のベルト走行速度で運転されるため、その走行速度に応じたスクレーパのベルトへの押し付け力も一定となり、その一定の押し付け力による安定した掻き取りがなされる。
この作用中等において、ベルトが弛んだり、摩耗したりして、スクレーパとベルトの間に隙間が生じても、ベルトが走行しておれば、そのベルト速度に応じた一定の押し付け力がスクレーパに付与されるため、前記隙間をなくすようにスクレーパがベルトに押し付けられて円滑な掻き取りがなされる。
この発明の構成としては、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け渡されて周回するベルトの幅方向に長いスクレーパと、前記ベルト幅方向を軸方向としたスクレーパの保持軸とを有し、前記保持軸を固定フレームに流体継手又は滑り継手を介して支持し、その流体継手又は滑り継手の従動側部材に保持軸を介してスクレーパを連結し、流体継手又は滑り継手の駆動側部材はスクレーパがベルトに押し付けられる方向にそのベルトの走行速度に応じた回転力が付与されている構成を採用することができる。
その回転力は、上記ベルトの駆動力によって与えれば、ベルトの走行速度に応じたものとなり、そのとき、その駆動プーリ又は従動プーリと上記流体継手又は滑り継手の駆動側部材とを連結して、前記駆動プーリ又は従動プーリの回転力を前記流体継手又は滑り継手の駆動側部材に伝えるようにしたり、周回するベルトの走行面に回転ローラを押し当て、その回転ローラと流体継手又は滑り継手の駆動側部材とを連結して、前記回転ローラの回転力を前記流体継手又は滑り継手の駆動側部材に伝えるようにしたりすることができる。流体継手又は滑り継手は、従来から周知の、前者は特許文献2,3等に記載のもの、後者は特許文献4、5に記載のもの等を採用することができる。
この発明は、以上のように構成して、スクレーパのベルトへの押し付け力をそのベルトの走行速度に応じたものとしたので、安定かつ円滑な掻き取りがなされるベルトコンベヤ用クリーナ装置を得ることができる。
この発明に係わるベルトコンベヤの一実施形態を示し、(a)はその要部概略斜視図、(b)は同正面図 同他の実施形態を示し、(a)はその要部概略斜視図、(b)は同正面図 さらに他の実施形態の要部概略正面図 同各実施形態における滑り継手の一例の概略正面図 同各実施形態における流体継手の一例の概略正面図
この発明に係わるベルトコンベヤ用クリーナ装置の実施形態を図1〜図5に示し、このベルトコンベヤBは、従来と同様に、駆動プーリ2と従動プーリ(図示せず)との間に所定幅のゴム製ベルト1を巻き付け、駆動プーリ2を回転させることによりそのベルト1を両プーリ間で矢印a方向に周回運動させる。
その周回運動するベルト1のうち、上側に位置するキャリヤ部(往路側)3のベルト1上面一端に被搬送物が載せられ、そのベルト1の動きとともに被搬送物がコンベヤBの一端から他端へ搬送される。他端の反転部4においては、前記ベルト1が、下側に位置するリターン部(復路側)5へと反転するとともに、被搬送物は、矢印bで示すようにベルト面から落下して取り下ろしされる。
そして、上記リターン部5の所定の場所にクリーナ装置10を取り付け、そのクリーナ装置10のスクレーパSをベルト1表面に押し付けることにより、付着物を剥ぎ取り除去する。クリーナ装置10は、従動プーリ側に設けることもできる。図中、6は案内ローラである。
クリーナ装置10は、ベルトコンベヤBのベルト1幅方向に長いスクレーパSと、前記ベルト幅方向を軸方向とした保持軸11とを有し、その保持軸11を固定フレームFに滑り継手(スリップクラッチ)20又は流体継手30を介して支持したものである。スクレーパSはベルト1と同質のゴムや鉄板等からなり、ベルト1に接する部分はセラミックや超硬合金などの耐摩耗性材からなるチップで構成することができる。
その滑り継手20は、図4に示すように、従来周知のものと同様に、ケーシング21内に設けた、対の摩擦板22a、22bと、その一方の摩擦板22aを他方の摩擦板22bに押し付けるばね23等からなり、一方の摩擦板22aが従動側となり、他方の摩擦板22bが駆動側となっている。
流体継手30は、図5に示すように、従来周知のものと同様に、ケーシング31内に対の羽根車32a、32bを設けるとともに、そのケーシング31内に流体cを充填したものであり、その一方の羽根車32aが従動側となり、他方の羽根車32bが駆動側となっている。
それらの駆動側部材(他方の摩擦板22b、他方の羽根車32b)は、外部から回転される駆動輪24、34と一体になっている。一方、同従動側部材(一方の摩擦板22a、一方の羽根車32a)は保持軸11と連結されて一体に回転する。
上記駆動輪24、34は、図1に示すように、駆動プーリ2に設けたプーリ7aとベルト8を掛け渡したり、図2に示すように、案内ローラ6に設けたプーリ7bとベルト8を掛け渡したりしている。このため、ベルト1が走行すると、その走行に伴って駆動輪24、34も回転し、その走行速度に応じた回転トルクが滑り継手20又は流体継手30に付与され、その回転トルクに応じたスクレーパSのベルト1への押し付け力が付与される。
上記駆動輪24、34の回転手段としては、図3に示すように、案内ローラ6とは別に、回転輪9をそれらの駆動輪24、34に掛け渡されたベルト8を介在してベルト1のリターン部5に設け、ベルト1の走行に伴って回転するようにすることができる。
なお、特許文献1に示す従来のクリーナ装置においても、スクレーパの保持軸(同文献の図4の符号13)に、滑り継手20又は流体継手30を設け、その従動側部材にスクレーパを前記保持軸を介して連結し、同駆動側部材は前記スクレーパがベルトに押し付けられる方向にそのベルトの走行速度に応じた回転力が付与されるように構成して、この発明に係るものとすることもできる。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
B ベルトコンベヤ
S スクレーパ
1 コンベヤベルト
2 駆動プーリ
3 ベルト往路
4 ベルト反転部
5 ベルト復路
6 案内ローラ
8 回転力伝達ベルト
9 回転輪
10 クリーナ装置
11 同装置の保持軸
20 滑り継手(スリップクラッチ)
21 滑り継手のケーシング
22a、22b 対の摩擦板
23 摩擦板押圧用ばね
24 駆動輪
30 流体継手
31 流体継手のケーシング
32a、32b 対の羽根車
34 駆動輪

Claims (4)

  1. 駆動プーリ(2)と従動プーリとの間に掛け渡されて周回するベルト(1)の幅方向に長いスクレーパ(S)と、前記ベルト幅方向を軸方向とした前記スクレーパ(S)の保持軸(11)とを有し、前記保持軸(11)を固定フレーム(F)に流体継手(30)又は滑り継手(20)を介して支持し、その流体継手(30)又は滑り継手(20)の従動側部材(22a、32a)に前記スクレーパ(S)を前記保持軸(11)を介して連結し、前記流体継手(30)又は滑り継手(20)の駆動側部材(22b、32b)は前記スクレーパ(S)がベルト(1)に押し付けられる方向にそのベルト(1)の走行速度に応じた回転力が付与されることを特徴とするベルトクリーナ装置。
  2. 上記回転力を、上記ベルト(1)の駆動力によって与えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のベルトクリーナ装置。
  3. 上記駆動プーリ(2)又は従動プーリと上記流体継手(30)又は滑り継手(20)の駆動側部材(22b、32b)とを連結して、前記駆動プーリ(2)又は従動プーリの回転力を前記流体継手(30)又は滑り継手(20)の駆動側部材(22b、32b)に伝えるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のベルトクリーナ装置。
  4. 上記周回するベルト(1)の走行面に回転ローラ(6、9)を押し当て、その回転ローラ(6、9)と上記流体継手(30)又は滑り継手(20)の駆動側部材(22b、32b)とを連結して前記回転ローラ(6、9)の回転力を前記流体継手(30)又は滑り継手(20)の駆動側部材(22b、32b)に伝えるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のベルトクリーナ装置。
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