JP6541615B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、表示画面に複数のウィンドウを表示させる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来から、情報処理装置の表示画面上に複数のウィンドウを表示し、複数のウィンドウに表示される情報を同時に視認することによって、作業の効率性を向上させることができる。そして、複数のウィンドウは、ドラッグ&ドロップ操作によって、表示画面上を自由に移動させることができる。
また、複数のアプリケーションソフトに対応したウィンドウを表示画面に表示するのにあたり、互いに重ならないようにあらかじめ設定された所定の表示エリアに配列するものがあった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特開2011−248489号公報
しかしながら、任意のウィンドウを所望の位置へ移動させた場合、当該位置にすでに他のウィンドウが存在する場合は、両者は重なり合い、すでに存在していたウィンドウは、あらたに移動させてきたウィンドウの背後に表示されることになり、重なり合った部分の情報が視認できなくなるという問題点があった。これにより、視認できなくなった部分を確認するためには、いずれかのウィンドウをさらに移動させるか、背後に表示されたウィンドウについてアクティブにする操作をおこなう必要がある。
再度移動させると、今度は、移動させた先に別のウィンドウが存在する場合には、同様の問題が発生する。また、背後に表示されたウィンドウについてアクティブにする操作をおこなうと、今度は、重なり合っていたウィンドウとの前面/背面が入れ替わるだけなので、背後にまわったウィンドウの情報については視認できなくなる。したがって、両ウィンドウの情報を確認したい場合は、その都度、いずれかがアクティブになるように切り替える操作は必要になり、操作者にとっては操作が頻繁になり、煩雑になるという問題があった。
また、上記特許文献1にあっては、表示エリアがあらかじめ設定されるため、ウィンドウの移動の自由度が制限され、作業に応じた各ウィンドウの適切な表示位置への移動ができないという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、表示画面上における複数のウィンドウの効率的な移動制御をおこなうことができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面と、当該表示画面に複数のウィンドウを表示させる表示制御部と、を備えた情報処理装置であって、前記表示制御部は、前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部が、前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの上側、右側または左側に位置するウィンドウである場合、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの表示領域と重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置は、前記表示画面において下方向の位置であることを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部が、前記対象ウィンドウがドラッグされた場合に、当該対象ウィンドウを同一の形状・サイズのダミー・ウィンドウの全部または一部を表示し、当該対象ウィンドウを移動させる代わりに当該ダミー・ウィンドウがドラッグされるように表示し、当該ダミー・ウィンドウの表示位置に合わせて、前記被対象ウィンドウを当該ダミー・ウィンドウの表示位置に重ならない位置に移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部が、前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合に、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部が、前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示であり、当該ドラッグ指示に引き続きドロップ指示があった場合に、当該対象ウィンドウを当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置へ戻すように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面と、当該表示画面に複数のウィンドウを表示させる表示制御部と、を備えた情報処理装置であって、前記表示制御部は、前記ウィンドウの一つ(以下「対象ウィンドウ」という)の形状またはサイズの変更指示を受け付け、当該変更指示が、前記表示画面上において当該対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるような変更指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なるウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部は、前記被対象ウィンドウまたは前記対象ウィンドウの移動にともなって、前記対象ウィンドウおよび前記被対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「周辺ウィンドウ」という)を前記対象ウィンドウおよび前記被対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理装置は、上記の発明において、前記表示制御部は、前記周辺ウィンドウを移動させる際は、前記表示画面において、左右方向への移動をさせることなく、上下方向に他のウィンドウとの隙間が生じないように移動させて表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理方法は、表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置が、前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理方法は、表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置が、前記ウィンドウの一つ(以下「対象ウィンドウ」という)の形状またはサイズの変更指示を受け付け、当該変更指示が、前記表示画面上において当該対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるような変更指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なるウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示することを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理プログラムは、表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置に、前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示させることを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理プログラムは、表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置に、前記ウィンドウの一つ(以下「対象ウィンドウ」という)の形状またはサイズの変更指示を受け付け、当該変更指示が、前記表示画面上において当該対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるような変更指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なるウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示させることを特徴とする。
この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムによれば、表示画面上における複数のウィンドウの効率的な移動制御をおこなうことができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の機能的構成を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャート(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャート(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャート(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の一例(表示例1)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の一例(表示例1)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の一例(表示例1)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例2)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例2)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例2)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例3)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例3)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例3)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例4)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例4)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例4)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例5)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例5)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例5)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例6)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例6)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例6)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例7)を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例7)を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例7)を示す説明図(その3)である。 この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面における一連の動作の他の一例(表示例7)を示す説明図(その4)である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの好適な実施の形態を説明する。
(情報処理装置の機能的構成)
まず、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の機能的構成について説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の機能的構成を示す説明図である。
この発明にかかる実施の形態の情報処理装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末など、表示画面を備えた情報処理装置である。図1において、この情報処理装置は、入力部101と、表示制御部102と、表示画面103と、を備えている。
入力部101は、操作者が、表示画面103に表示されるウィンドウの追加や削除、ウィンドウの形状(縦横比)やサイズの変更、ウィンドウのドラッグ(引きずる)やドロップ(落とす)などの操作指示をおこなう。入力部101は、具体的には、たとえば図2に示す入力装置207によってその機能を実現する。また、入力部101は、各ウィンドウ内に、当該ウィンドウ内の情報を制御するアプリケーションにしたがって、文字を入力したり、図形を描画したりすることもできる。
表示制御部102は、表示画面103に複数のウィンドウを表示させるための制御をおこなう。表示制御部102は、ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110と、重なり領域検出部111と、ダミー・ウィンドウ生成部112と、移動位置決定部113と、ウィンドウ表示位置記憶部114とを含む。表示制御部102は、具体的には、たとえば図2に示すCPU201、ROM202、RAM203およびメモリ204によってその機能を実現する。
ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110は、ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、受け付けたドラッグ指示にともなってウィンドウが移動したことに関する情報を、ウィンドウ表示位置記憶部114に送る。ウィンドウ表示位置記憶部114は、その情報を記憶する。具体的には、入力部101の一例として、図示を省略するマウスを用いる場合に、当該マウス本体を動かして、表示画面103に表示されている対象となるウィンドウ(「対象ウィンドウ」)の表示領域にカーソルを移動させ、その後、マウスのボタン(たとえば左右にボタンがある場合は左ボタン)を押下することによって、ドラッグ(引きずる)開始指示がなされる。
そして、マウスの左ボタンの押下を解除することなく押し続けた状態で、マウス本体を移動させることにより、マウスの移動に連動して対象ウィンドウが表示画面103上で移動する。その間はドラッグ指示が継続している。そして、マウスのボタンの押下を解除することにより、ドロップ(落とす)指示がなされる。
また、タッチパネルの場合は、たとえば、表示画面103に指などを接触させることがドラッグ開始指示であり、指などの接触を解除することなく、表示画面103上を移動させる間はドラッグ指示の状態が継続する。そして、表示画面103から指などの接触を解除することで、ドロップ指示がなされる。ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110は、これらのドラッグ・ドロップ指示に関する情報を入力部101から受け付ける。
重なり領域検出部111は、ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110によって受け付けられたドラッグ指示が、表示画面103上においてドラッグされている対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示であることを検出するとともに、ウィンドウの重なり領域がどの部分であり、どのくらい重なっているかを検出する。
ダミー・ウィンドウ生成部112は、対象ウィンドウのドラッグ開始指示があった場合に、当該対象ウィンドウと同一の形状・同一サイズのダミー・ウィンドウを生成する。ダミー・ウィンドウは、たとえば、その一部が対象ウィンドウの影のように、表示画面103において、対象ウィンドウの背後に、対象ウィンドウの表示位置からドラッグの方向に少しずれた位置に表示される。
そして、ダミー・ウィンドウは、対象ウィンドウに代わって、ドラッグ指示に連動して、ドラッグ指示の方向にドラッグされた距離に相当する距離だけ移動する。その間、対象ウィンドウは、移動しないかあるいはドラッグ指示の方向にダミー・ウィンドウよりも短い距離だけ移動する。
そして、ドロップ指示があると、対象ウィンドウは、ダミー・ウィンドウが表示されている位置へ素早い速度で移動する。このように、ダミー・ウィンドウを対象ウィンドウに変えてドラッグさせることによって、実際に対象ウィンドウを移動させることなく、対象ウィンドウが移動すべき位置や、他のウィンドウとの配置の状況を容易に把握することができる。
ダミー・ウィンドウの色は、たとえば灰色など、表示画面103において、一目でダミー・ウィンドウと認識できる色であって、対象ウィンドウや他のウィンドウの表示に支障を来さない色であることが望ましい。ダミー・ウィンドウの色は任意に変更することができる。
なお、ダミー・ウィンドウを生成し、表示させるかは任意である。ダミー・ウィンドウを生成しない場合は、ドラッグ指示に連動して対象ウィンドウを移動させるようにすればよい。以下の説明においては、「対象ウィンドウ」という場合は、特別に定義しない限り、対象ウィンドウに代えてダミー・ウィンドウである場合を含んでいる。
移動位置決定部113は、重なり領域検出部111によって重なりが検出された場合に、被対象ウィンドウ(対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ)が移動する位置、すなわち当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置を決定する。
移動位置決定部113は、被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの上側、右側または左側に位置するウィンドウである場合(たとえば、被対象ウィンドウが、後述する図6A〜図6Cにおける『ウィンドウA』601、図7A〜図7Cにおける『ウィンドウA』701、図8A〜図8Cにおける『ウィンドウD』804、図9A〜図9Cにおける『ウィンドウD』904である場合)に、当該被対象ウィンドウが当該対象ウィンドウの表示領域と重ならない位置を決定する。
被対象ウィンドウが対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置は、具体的には、たとえば、表示画面において下(真下)方向の位置であるとよい。重なりを回避する位置を下(真下)方向以外の方向とせずに、常に下(真下)方向の位置とすることによって、操作者は感覚的に被対象ウィンドウの移動位置を予測することができ、レイアウトを効率的におこなうことができる。
さらに、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウ以外のウィンドウ(「周辺ウィンドウ」)を、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウと重ならない位置へ移動させる。この移動は、左右方向への移動をさせず、上下方向に、他のウィンドウとの隙間が生じない位置への移動である。
隙間が生じないようにとは、ウィンドウどうしの間隔が0であってもよいウィンドウ間の距離が数ミリの間隔をもって表示されるようになっていてもよい。この場合、上下間の間隔と、左右間の間隔を異なる距離になるようにしてもよい。これらの間隔は、操作者が任意で設定することができる。
具体的な移動位置は、図6A〜図6C、図7A〜図7C、図8A〜図8C、図9A〜図9Cを用いて後述する。
ただし、重なりを回避する方向は、常に下(真下)方向に限定されるものではなく、ウィンドウに表示されている情報や、全体のレイアウトに基づいて、重なりを回避する位置を下方向以外の方向(たとえば、上(真上)方向、右方向、左方向、さらには、斜め方向など)に変えることもできるものとする。
移動位置決定部113は、被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウ(たとえば、後述する図11A〜図11Cにおける『ウィンドウD』1104)である場合であって、ドラッグ指示が、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合(たとえば、後述する図11Bにおける『ウィンドウC』1103の位置に至った場合)に、被対象ウィンドウを対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように、被対象ウィンドウの位置を決定する。
また、移動位置決定部113は、被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合(たとえば、後述する図10A〜図10Cにおける『ウィンドウD』1004である場合)であって、ドラッグ指示が、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示である場合(たとえば、後述する図10Bにおける『ウィンドウC』1003の位置に至った場合)には、当該対象ウィンドウのダミー・ウィンドウの位置を、当該対象ウィンドウが当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置に決定する。
すなわち、ダミー・ウィンドウの位置は、対象ウィンドウがドラッグされる前の元の位置から移動しない。したがって、この状態で、ドロップ指示がなされると、ドラッグされた対象ウィンドウは、ダミー・ウィンドウの位置、すなわち元の位置へ素早く戻る。
そして、上述のように、ドラッグ指示が、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きくなった場合に、移動位置決定部113は、対象ウィンドウと被対象ウィンドウの上下が反対となるような位置にダミー・ウィンドウの位置を決定することになる。具体的な移動位置は、図10A〜図10C、図11A〜図111Cを用いて後述する。
ウィンドウ表示位置記憶部114は、表示画面103に表示されている各ウィンドウの表示位置に関する情報を記憶するとともに、ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110から送られてきたドラッグ指示に関する情報およびドロップ指示に関する情報を記憶する。そして、ウィンドウ表示位置記憶部114に記憶された位置に基づいて、表示画面103上に、各ウィンドウが表示される。また、移動位置決定部113によって決定された位置に関する情報が、ウィンドウ表示位置記憶部114に上書きされる。それによって、表示画面103において、各ウィンドウがその位置を移動したように見える。
ウィンドウ表示位置記憶部114には、ダミー・ウィンドウの表示位置に関する情報も記憶する。ウィンドウ表示位置記憶部114に記憶された位置に基づいて、表示画面103上に、ダミー・ウィンドウも表示される。
ドラッグ・ドロップ指示情報受付部110は、対象ウィンドウの形状またはサイズを変更指示も受け付け、受け付けた変更情報を、ウィンドウ表示位置記憶部114に送る。ウィンドウ表示位置記憶部114は、その情報を記憶する。そして、重なり領域検出部111は、受け付けられた変更指示が、表示画面103上において形状またはサイズが変更された対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるような変更指示があったことを検出するとともに、重なり領域がどの部分であり、どのくらい重なっているかを検出する。
移動位置決定部113は、重なり領域検出部111によって重なりが検出された場合に、被対象ウィンドウ(すなわち対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ)の位置が移動する位置、すなわち当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置を決定する。そして、ウィンドウ表示位置記憶部114は、表示画面103に表示されている各ウィンドウの表示位置に関する情報を記憶するとともに、移動位置決定部113によって決定された位置に関する情報を上書きする。
このようにして、対象ウィンドウの形状やサイズが変更された場合も、対象ウィンドウがドラッグされた場合と同様に、ウィンドウどうしの重なりを回避するように被対象ウィンドウが表示画面103上において移動する。
(情報処理装置のハードウエア構成)
つぎに、情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置のハードウエア構成の一例を示す説明図である。図2において、情報処理装置は、CPU201と、ROM(Read−Only Memory)202と、RAM203(Random Access Memory)と、メモリ(補助記憶装置)204と、ネットワーク206に接続するためのネットワークI/F(Interface)205と、入力装置207と、表示装置208とを含む。情報処理装置が備える各部201〜205、207、208は、バス200によってそれぞれ接続されている。
CPU201は、情報処理装置の全体の制御をつかさどる。ROM(Read−Only Memory)202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201のワークエリアとして使用される。メモリ(補助記憶装置)204は、各種プログラムやデータなどを記憶する。
ネットワークI/F205は、インターネットなどのネットワーク206に接続され、当該ネットワーク206を介して、外部装置に接続される。ネットワークI/F205は、ネットワーク206と他のコンピュータ装置の内部とのインターフェースをつかさどり、他のコンピュータ装置との間におけるデータの入出力を制御する。
入力装置207は、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、タッチパネルなどを含む。タッチパネルは、表示装置208としてのディスプレイにおける表示面側に積層され、操作位置に応じた信号をCPU201に対して出力する。タッチパネルは、電磁誘導方式、抵抗膜方式や静電容量方式、音響パルス認識方式、超音波表面弾性波方式、赤外遮光方式、画像認識方式など公知の各種の方式のものを用いることができる。
タッチスクリーンは、タッチパネルをタッチさせることによって操作を受け付けるタッチスクリーンのうち、タッチパネル上の複数のポイントに同時に触れるマルチタッチ操作を受け付け可能なマルチタッチスクリーンであってもよい。マルチタッチスクリーンは、たとえば、親指と人差し指などの2本の指先の間をタッチパネルに接触させた状態で、当該2本の指先の間隔を広げるピンチアウト操作や、当該2本の指先の間隔を縮めることによるピンチイン操作を受け付けることができる。マルチタッチスクリーンによってタッチスクリーンを実現することにより、キーボードを用いることなく、複雑な入力操作を受け付けることができる。
タッチパネルは、操作者による入力操作を受け付け、受け付けた入力操作に応じた信号を表示制御部102に出力する。タッチパネルは、たとえば、タッチパネルに対する入力操作の有無、タッチパネルにおいて入力操作を受け付けた位置、入力操作をおこなった媒体などを判断し、受け付けた入力操作に応じた信号を表示制御部102に出力する。
表示装置208は、たとえば、主に液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイなどによって実現することができる。また、ディスプレイとタッチパネルとを備えているタッチスクリーンであってもよい。
そして、図1に示した入力部101は、入力装置207などによってその機能を実現することができる。また、図1に示した表示制御部102は、CPU201がROM202、RAM203、メモリ204を用いることによって、その機能を実現することができる。特にウィンドウ表示位置記憶部114は、メモリ204によってその機能を実現することができる。また、図1に示した表示画面103は、表示装置208によって、その機能を実現することができる。
また、図示は省略するが、情報処理装置は、マイク、スピーカーなどを備えていてもよい。特にウィンドウの移動指示をマイクなどを用いて入力するようにしてもよい。
(表示制御の処理手順)
つぎに、情報処理装置の表示制御部102の表示制御の処理手順について説明する。図3は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャートである。
図3のフローチャートにおいて、表示制御部102は、ウィンドウのドラッグが開始されたか否かを判断する(ステップS301)。ここで、ウィンドウのドラッグが開始されるのを待って(ステップS301:No)、ドラッグが開始された場合(ステップS301:Yes)は、ダミー・ウィンドウを生成する(ステップS302)。そして、ダミー・ウィンドウの表示領域と他のウィンドウの表示領域とが重なったか否かを判断する(ステップS303)。ここで、表示領域が重なっていない場合(ステップS303:No)は、ステップS307へ移行する。
ステップS303において、表示領域が重なった場合(ステップS303:Yes)は、ダミー・ウィンドウの表示領域が重なった被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側ウィンドウであるか否かを判断する(ステップS304)。ここで、重なった被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側ウィンドウである場合(ステップS304:Yes)は、図4のフローチャートのステップS401へ移行する。
一方、重なった被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側ウィンドウでない場合(ステップS304:No)は、被対象ウィンドウをダミー・ウィンドウと重ならない位置まで下方向へ移動させる(ステップS305)。
そして、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウ以外のウィンドウ(「周辺ウィンドウ」)を、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウと重ならない位置(左右方向への移動をさせず、上下方向に他のウィンドウとの隙間が生じない位置)へ移動させる(ステップS306)。その後、ステップS307へ移行する。
ステップS307において、ドロップされたか、すなわちドラッグ状態が解除されたか否かを判断する。ここで、ドロップされた場合(ステップS307:Yes)は、対象ウィンドウをダミー・ウィンドウが表示されている位置へ素早く移動させ(ステップS308)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS307において、ドロップされていない場合(ステップS307:No)は、さらにドラッグされたか否かを判断する(ステップS309)。ここで、ドラッグされていない場合(ステップS309:No)は、ステップS307へ戻って、ステップS307〜ステップS309の各処理を繰り返す。そして、ステップS309において、さらにドラッグされた場合(ステップS309:Yes)は、表示領域の重なりが解消されているか(あるいは、表示領域の重なりが引き続き無い状態であるか)否かを判断する(ステップS310)。
ステップS310において、表示領域の重なりが解消された(すなわち、表示領域が重なっていない)場合(ステップS310:Yes)は、ステップS305において移動した被対象ウィンドウ、ステップS306において移動した周辺ウィンドウを元の位置へ戻るように移動させる(ステップS311)。その後、ステップS307へ戻って、ステップS307〜ステップS311の一連の処理を繰り返しおこなう。
ステップS310において、表示領域の重なりが解消されていない(すなわち、未だ表示領域が重なり合っている)場合(ステップS310:No)は、ダミー・ウィンドウの表示領域が、さらに被対象ウィンドウとは別のウィンドウの表示領域と重なったか否かを判断する(ステップS312)。
ここで、さらに別のウィンドウの表示領域と重なった場合(ステップS312:Yes)は、ステップS304へ戻って、ステップS305〜ステップS312の一連の処理を繰り返しおこなう。一方、さらに別のウィンドウの表示領域と重なっていない場合(ステップS312:No)は、ステップS307へ戻って、ステップS307〜ステップS312の一連の処理を繰り返しおこなう。
図4は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャート(その2)である。図3のフローチャートのステップS304において、表示制御部102は、重なった被対象ウィンドウが、対象ウィンドウの下側ウィンドウである場合(ステップS304:Yes)は、ダミー・ウィンドウは移動させずに、対象ウィンドウをドラッグ指示に連動して下方向へ移動する(ステップS401)。
そして、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいか否かを判断する(ステップS402)。ここで、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きい場合(ステップS402:Yes)は、被対象ウィンドウを上方向に移動するとともに、ダミー・ウィンドウを被対象ウィンドウの下方向へ移動する(ステップS406)。その後、図3のステップS306へ移動し、以後、ステップS306〜S312の各処理を実行する。
ステップS402において、対象ウィンドウの上下方向の移動距離が被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きくない場合(ステップS402:No)は、ドロップされたか否かを判断する(ステップS403)。ここで、ドロップされた場合(ステップS403:Yes)は、対象ウィンドウをダミー・ウィンドウの表示位置すなわち元の位置へ戻して(ステップS404)、一連の処理を終了する。
ステップS403において、未だドロップされていない場合(ステップS403:No)は、さらにドラッグされたか否かを判断する(ステップS405)。ここで、ドラッグされていない場合(ステップS405:No)は、ステップS403へ戻って、ステップS403〜ステップS405の各処理を繰り返しおこなう。
一方、さらにドラッグされた場合(ステップS405:Yes)は、ステップS402へ戻って、ステップS402〜ステップS405の各処理を繰り返しおこなう。
図5は、この発明にかかる実施の形態の情報処理装置の表示制御の処理手順を示すフローチャート(その3)である。図5のフローチャートにおいて、表示制御部102は、ウィンドウの形状またはサイズが変更されたか否かを判断する(ステップS501)。そして形状またはサイズが変更されたウィンドウが対象ウィンドウとなる。
ここで、ウィンドウの形状またはサイズが変更されるのを待って(ステップS501:No)、形状またはサイズが変更された場合(ステップS501:Yes)は、対象ウィンドウの表示領域と他のウィンドウの表示領域とが重なったか否かを判断する(ステップS502)。ここで、表示領域が重なっていない場合(ステップS502:No)は、一連の処理を終了する。
ステップS502において、表示領域が重なった場合(ステップS502:Yes)は、被対象ウィンドウを対象ウィンドウと重ならない位置まで下方向へ移動させる(ステップS503)。
そして、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウ以外のウィンドウ(「周辺ウィンドウ」)を、対象ウィンドウ・被対象ウィンドウと重ならない位置(左右方向への移動をさせず、上下方向に他のウィンドウとの隙間が生じない位置)へ移動させ(ステップS504)、一連の処理を終了する。
(表示画面上の動作)
つぎに、表示画面103上の各ウィンドウの移動動作を、表示例1〜表示例7について説明する。
(表示例1)
図6A〜図6Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例1)を示す説明図である。図6Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』601、『ウィンドウB』602、『ウィンドウC』603、『ウィンドウD』604)が表示されている。ここで、『ウィンドウC』603が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウC』603をドラッグして左側へ移動させると、図6Bに示すように、『ウィンドウC』603のダミー・ウィンドウ605が『ウィンドウC』603の代わりに左側へ移動する(『ウィンドウC』603は、ダミー・ウィンドウ605よりも移動量は少ないが、左側へ移動している)。それにともなって、ダミー・ウィンドウ605と重ならないように、被対象ウィンドウである『ウィンドウA』601が下側へ移動し、『ウィンドウA』601の移動にともなって、『ウィンドウA』601と重ならないように、周辺ウィンドウである『ウィンドウB』602が下側へ移動する。
そして、『ウィンドウC』603をドロップすると、図6Cに示すように、『ウィンドウC』603がダミー・ウィンドウ605の表示位置へ移動する。このようにして、『ウィンドウC』603を左側に移動すると、『ウィンドウC』603と重ならないように、『ウィンドウA』601および『ウィンドウB』602が下側へ移動する。『ウィンドウD』604は、『ウィンドウC』603の移動によっては重ならないので、表示位置は変わらない。
(表示例2)
図7A〜図7Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例2)を示す説明図である。図7Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』701、『ウィンドウB』702、『ウィンドウC』703、『ウィンドウD』704)が表示されている。ここで、『ウィンドウD』704が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウD』704をドラッグして左上側へ移動させると、図7Bに示すように、『ウィンドウD』704のダミー・ウィンドウ705が『ウィンドウD』704の代わりに左上側へ移動する(『ウィンドウD』704は、ダミー・ウィンドウ705よりも移動量は少ないが、左上側へ移動している)。
それにともなって、ダミー・ウィンドウ705と重ならないように、被対象ウィンドウである『ウィンドウA』701および被対象ウィンドウである『ウィンドウC』703が下側へ移動し、『ウィンドウA』701の移動にともなって、『ウィンドウA』701と重ならないように、周辺ウィンドウである『ウィンドウB』702が下側へ移動し、その一部は表示画面103の外側に移動し、表示画面103には表示されない(図7Bの表示画面103の外側へ移動する(『ウィンドウB』702の表示されない部分を表示させるためには、表示画面103をスクロールする必要がある)。
そして、『ウィンドウD』704をドロップすると、図7Cに示すように、『ウィンドウD』704がダミー・ウィンドウ705の表示位置へ移動する。このようにして、『ウィンドウD』704を左上側に移動すると、『ウィンドウD』704と重ならないように、『ウィンドウA』701、『ウィンドウC』703および『ウィンドウB』702が下側へ移動する。
(表示例3)
図8A〜図8Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例3)を示す説明図である。図8Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』801、『ウィンドウB』802、『ウィンドウC』803、『ウィンドウD』804)が表示されている。ここで、『ウィンドウB』802が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウB』802をドラッグして右上側へ移動させると、図8Bに示すように、『ウィンドウB』802のダミー・ウィンドウ805が『ウィンドウB』802の代わりに右上側へ移動する(『ウィンドウB』802は、ダミー・ウィンドウ805よりも移動量は少ないが、右上側へ移動している)。それにともなって、ダミー・ウィンドウ805と重ならないように、被対象ウィンドウである『ウィンドウD』804が下側へ移動する。
そして、『ウィンドウB』802をドロップすると、図8Cに示すように、『ウィンドウB』802がダミー・ウィンドウ805の表示位置へ移動する。このようにして、『ウィンドウB』802を右上側に移動すると、『ウィンドウB』802と重ならないように、『ウィンドウD』804が下側へ移動する。『ウィンドウA』801、『ウィンドウC』803は、『ウィンドウB』802の移動によっては重ならないので、表示位置は変わらない。
(表示例4)
図9A〜図9Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例4)を示す説明図である。図9Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』901、『ウィンドウB』902、『ウィンドウC』903、『ウィンドウD』904)が表示されている。ここで、『ウィンドウA』901が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウA』901をドラッグして右下側へ移動させると、図9Bに示すように、『ウィンドウA』901のダミー・ウィンドウ905が『ウィンドウA』901の代わりに右下側へ移動する(『ウィンドウA』901は、ダミー・ウィンドウ905よりも移動量は少ないが、右下側へ移動している)。
それにともなって、ダミー・ウィンドウ905と重ならないように、被対象ウィンドウである『ウィンドウD』904が下側へ移動し、その一部は表示画面103の外側に移動し、表示画面103には表示されない(図9Bの表示画面103の外側へ移動する(『ウィンドウD』904の表示されない部分を表示させるためには、表示画面103をスクロールする必要がある)。
また、『ウィンドウB』902は、『ウィンドウA』901の移動にともなって、『ウィンドウB』902の上側に移動可能な空間が生じたため、その空間を埋めるために、自動的に上側に移動する。
そして、『ウィンドウA』901をドロップすると、図9Cに示すように、『ウィンドウA』901がダミー・ウィンドウ905の表示位置へ移動する。このようにして、『ウィンドウA』901を右下側に移動すると、『ウィンドウA』901と重ならないように、『ウィンドウD』904が下側へ移動するとともに、『ウィンドウA』901の移動にともなって生じた空間を埋めるように移動する。『ウィンドウC』903は、『ウィンドウA』901の移動によっては重ならないので、表示位置は変わらない。
(表示例5)
図10A〜図10Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例5)を示す説明図である。図10Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』1001、『ウィンドウB』1002、『ウィンドウC』1003、『ウィンドウD』1004)が表示されている。ここで、『ウィンドウC』1003が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウC』1003をドラッグして下側へ移動させると、図10Bに示すように、『ウィンドウC』1003が下側に移動し、『ウィンドウC』1003のダミー・ウィンドウ1005が『ウィンドウC』1003の代わりにその場の位置にとどまる。そして、『ウィンドウC』1003は、被対象ウィンドウである『ウィンドウD』1004と重なって表示され、『ウィンドウD』1004のうち、『ウィンドウC』1003と重なった部分については表示されない。
また、図10Bでは、『ウィンドウC』1003の下側への移動距離<『ウィンドウD』1004の上下方向の幅であるため、この状態で、『ウィンドウA』901をドロップすると、図10Cに示すように、『ウィンドウC』1003がダミー・ウィンドウ1005の表示位置へ移動する(ドラッグ前の位置へ戻る)。
このようにして、『ウィンドウC』1003を下側に移動しても、『ウィンドウD』1004が上側へ移動する空間が生じるほど『ウィンドウC』1003が下側に移動していないので、『ウィンドウD』1004が『ウィンドウC』1003の上側に移動することができず、『ウィンドウC』1003の上側には移動しない。したがって、『ウィンドウA』1001、『ウィンドウB』1002、『ウィンドウC』1003、『ウィンドウD』1004のいずれも表示位置は変わらない。
(表示例6)
図11A〜図11Cは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例6)を示す説明図である。図11Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる4つのウィンドウ(『ウィンドウA』1101、『ウィンドウB』1102、『ウィンドウC』1103、『ウィンドウD』1104)が表示されている。ここで、『ウィンドウC』1103が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウC』1103をドラッグして下側へ移動させると、図11Bに示すように、『ウィンドウC』1103が下側に移動し、『ウィンドウC』1103のダミー・ウィンドウ1105が『ウィンドウC』1103の代わりにその場の位置にとどまる。そして、『ウィンドウC』1103は、被対象ウィンドウである『ウィンドウD』1104と重なって表示され、『ウィンドウD』1104のうち、『ウィンドウC』1103と重なった部分については表示されない。
そして、図11Bにおいて、『ウィンドウC』1103の下側への移動距離≧『ウィンドウD』1104の上下方向の幅となった状態で、『ウィンドウC』1103をドロップすると、図11Cに示すように、『ウィンドウC』1103と『ウィンドウD』1104の上下が反対となる。
このようにして、『ウィンドウC』1103を下側に移動して、『ウィンドウD』1104が上側へ移動する空間が生じるほど『ウィンドウC』1103が下側に移動した場合には、『ウィンドウD』1104が『ウィンドウC』1103の上側に移動することができるので、『ウィンドウC』1103の上側に移動する。『ウィンドウA』1101、『ウィンドウB』1102は、『ウィンドウC』1103と『ウィンドウD』1104の移動によって影響を受けないので、表示位置は変わらない。
(表示例7)
図12A〜図12Dは、この発明にかかる実施の形態の情報処置装置が表示する表示画面例(表示例7)を示す説明図である。図12Aにおいて、表示画面103には、形状・サイズが異なる5つのウィンドウ(『ウィンドウA』1201、『ウィンドウB』1202、『ウィンドウC』1203、『ウィンドウD』1204、『ウィンドウE』1205)が表示されている。ここで、『ウィンドウC』1203が対象ウィンドウである。
つぎに、対象ウィンドウである『ウィンドウC』1203をドラッグして下側へ移動させると、図12Bに示すように、『ウィンドウC』1203が下側に移動し、『ウィンドウC』1203のダミー・ウィンドウ1206が『ウィンドウC』1203の代わりにその場の位置にとどまる。そして、『ウィンドウC』1203は、被対象ウィンドウである『ウィンドウD』1204と重なって表示され、『ウィンドウD』1204のうち、『ウィンドウC』1203と重なった部分については表示されない。
そして、図12Bにおいて、『ウィンドウC』1203の下側への移動距離≧『ウィンドウD』1204の上下方向の幅となった状態で、図12Cに示すように、ダミー・ウィンドウ1206が『ウィンドウD』1204の下側に移動する。
ダミー・ウィンドウ1206が『ウィンドウD』1204の下側への移動にともなって、『ウィンドウD』1204が上側に移動するにあたり、『ウィンドウE』1205の存在により、『ウィンドウA』1201と『ウィンドウE』1205との間の空間には移動することができず、『ウィンドウD』1204は『ウィンドウE』1205と重ならない位置まで上側に移動する(図12Cでは『ウィンドウD』1204は上側には移動しない)。したがって、ダミー・ウィンドウ1206は、『ウィンドウD』1204の下側に移動する。
この状態で、『ウィンドウC』1203をドロップすると、図12Dに示すように、『ウィンドウC』1203がダミー・ウィンドウ1206の表示位置へ移動し、『ウィンドウC』1203と『ウィンドウD』1204の上下が反対となる。ただし、『ウィンドウA』1201と『ウィンドウE』1205との間には空間が生じる。『ウィンドウA』1201、『ウィンドウB』1202、『ウィンドウE』1205は、『ウィンドウC』1203と『ウィンドウD』1204の移動によって影響を受けないので、表示位置は変わらない。
以上説明したように、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面103と、表示画面103に複数のウィンドウを表示させる表示制御部102と、を備え、表示制御部102が、ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされた対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外の被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示する。
特に、表示制御部102が、被対象ウィンドウが、表示画面102において対象ウィンドウの上側、右側または左側に位置するウィンドウである場合、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの表示領域と重ならない位置へ移動させるように表示する。
このように構成することによって、この発明にかかる情報処理装置は、複数のウィンドウのうちの一つのウィンドウを表示画面103上の任意の位置へ移動させたとしても、当該移動にともなって、他のウィンドウが重なりを回避するように自動的に移動するので、操作者が移動させた対象ウィンドウによって、他のウィンドウの表示内容が隠れて確認できなくなるということがなくなるという作用効果を奏する。
そして、被対象ウィンドウが対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置は、表示画面103において下方向の位置であるとする。これは、対象ウィンドウの方が、被対象ウィンドウよりも重要度が高い場合が多く、重要度のより高いウィンドウを上側に自動的に配置することができるという作用効果を奏する。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示制御部102が、対象ウィンドウがドラッグされた場合に、当該対象ウィンドウを同一の形状・サイズのダミー・ウィンドウの全部または一部を表示し、当該対象ウィンドウを移動させる代わりに当該ダミー・ウィンドウがドラッグされるように表示し、当該ダミー・ウィンドウの表示位置に合わせて、被対象ウィンドウを当該ダミー・ウィンドウの表示位置に重ならない位置に移動させるように表示する。
このように、ダミー・ウィンドウを表示することによって、対象ウィンドウを移動させることなく、効率よく、他のウィンドウの配置を確認することができるという作用効果を奏する。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示制御部102が、被対象ウィンドウが、表示画面103において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合に、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように表示する。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示制御部102が、被対象ウィンドウが、表示画面103において対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示であり、当該ドラッグ指示に引き続きドロップ指示があった場合に、当該対象ウィンドウを当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置へ戻すように表示する。
このように構成することによって、被対象ウィンドウが上側へ移動するために空間が確保された場合にのみ、被対象ウィンドウを上側へ移動させることができる。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示画面103と、表示画面103に複数のウィンドウを表示させる表示制御部102とを備え、表示制御部102は、対象ウィンドウの形状またはサイズの変更指示を受け付け、当該変更指示が、表示画面103上において当該対象ウィンドウの表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるような変更指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示する。
このように構成することによって、対象ウィンドウを移動させる代わりに、対象ウィンドウの形状・サイズを変更することで、他のウィンドウと重なる場合であっても、他のウィンドウが重なりを回避するように自動的に移動するので、操作者が移動させた対象ウィンドウによって、他のウィンドウの表示内容が隠れて確認できなくなるということがなくなるという作用効果を奏する。
また、この発明にかかる情報処理装置は、表示制御部102が、被対象ウィンドウまたは対象ウィンドウの移動にともなって、対象ウィンドウおよび被対象ウィンドウ以外の周辺ウィンドウを対象ウィンドウおよび被対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるように表示する。
また、この発明にかかる情報処理装置は、記表示制御部102が、周辺ウィンドウを移動させる際は、表示画面において、左右方向への移動をさせることなく、上下方向に他のウィンドウとの隙間が生じないように移動させて表示する。
このように構成することによって、全てのウィンドウが重ならないようにすることができ、表示画面103の表示領域をより有用に活用することができる。
なお、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムは、上述の実施の形態とは別の実施の形態によって実現することも可能である。
たとえば、画面の表示位置(「画面位置」)に依存せず、縦横のサイズを抽象化したセル、およびセルの組み合わせからなる内部的なマップ(「セルマップ」)に基づいて位置(「セルマップ位置」)を決定することができる。
それを実現するために、セルマップ位置で重なりを発生させない位置調整アルゴリズムや、セルマップで空白が生じる場合に呼び出され、空白を詰めるための空白詰めアルゴリズムを用いるようにしてもよい。
セルマップは、n次元の配列として表現され、画面上の位置からセルマップの位置に変換するための関数f(p1,p2,...pm)、および逆変換するための関数g(q1,q2,...qn)を通して、相互に座標を変換することができる。このとき、f(g(q1,q2,...qn))=(q1,q2,...qn)が成立する必要はない。したがって、非対称な変換も可能である。
たとえば、横方向は画面幅に対して12分割したものを1列として定義することができる。また、縦方向は30ピクセルごとに1行として定義することができる。変換関数は対称とする。
ここで、2つのアルゴリズムを用いる。一つ目のアルゴリズムは、位置調整アルゴリズムであり、この位置調整アルゴリズムは、ウィンドウの移動やリサイズが発生したときに呼び出されるアルゴリズムである。
また、2つめのアルゴリズムは、空白詰めアルゴリズムであり、この空白詰めアルゴリズムは、配置されているウィンドウが削除されたときや、位置調整アルゴリズムの途中で呼び出されるアルゴリズムである。
空白詰めアルゴリズムおよび位置調整アルゴリズムは、空間上の断面に対し、それと垂直になるような方向に作用する真逆のベクトルと定義できるので、上下だけでなく左右、前後、もしくはそれらの組み合わせの挙動を実装するようにしてもよい。
そのため、より一般化した仕組みとして、n次のセルマップに対して、n−1次までのサイズに上限が存在する場合、第1変化方向、第2変化方向、...第n変化方向を定義することができる。ただし、全ての変化方向は互いに垂直である。
2次のセルマップのときに、水平方向が12列固定であれば、1次変化方向を水平軸と置いたときに、位置調整アルゴリズムでの調整結果が12列を超えてしまう場合、垂直方向で解決をおこなうことができる。また、3次のマップのとき、画面内に収まりきらない場合は、奥側に移動するなどの対応をすることができる。
これらのアルゴリズムを用いても、上述の実施の形態と同様の処理を実現することができる。また、それ以外のアルゴリズムを用いて、同様の処理を実現するようにしてもよい。
以上のように、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムは、表示画面にウィンドウを複数表示する情報処理装置に有用であり、特に、表示画面に表示したウィンドウの表示位置を操作者が所望する最適な位置に移動させる情報処理方法および情報処理プログラムに適している。
102 表示制御部
103 表示画面
603、704、802、901、1003、1103、1203 対象ウィンドウ
601、701、703、804、904、1004、1104、1204 被対象ウィンドウ
605、705、805、905、1005、1105、1206 ダミー・ウィンドウ

Claims (7)

  1. 表示画面と、当該表示画面に複数のウィンドウを表示させる表示制御部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合に、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 表示画面と、当該表示画面に複数のウィンドウを表示させる表示制御部と、を備えた情報処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示であり、当該ドラッグ指示に引き続きドロップ指示があった場合に、当該対象ウィンドウを当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置へ戻すように表示することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記対象ウィンドウがドラッグされた場合に、当該対象ウィンドウを同一の形状・サイズのダミー・ウィンドウの全部または一部を表示し、当該対象ウィンドウを移動させる代わりに当該ダミー・ウィンドウがドラッグされるように表示し、当該ダミー・ウィンドウの表示位置に合わせて、前記被対象ウィンドウを当該ダミー・ウィンドウの表示位置に重ならない位置に移動させるように表示することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置が、
    前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合に、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように表示することを特徴とする情報処理方法。
  5. 表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置が、
    前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示であり、当該ドラッグ指示に引き続きドロップ指示があった場合に、当該対象ウィンドウを当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置へ戻すように表示することを特徴とする情報処理方法。
  6. 表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置に、
    前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも大きいドラッグ指示の場合に、当該被対象ウィンドウを当該対象ウィンドウの上方向の位置へ移動させるように表示させることを特徴とする情報処理プログラム。
  7. 表示画面に複数のウィンドウを表示する情報処理装置に、
    前記ウィンドウの一つのドラッグ指示を受け付け、当該ドラッグ指示が、前記表示画面上においてドラッグされたウィンドウ(以下「対象ウィンドウ」という)の表示領域と当該対象ウィンドウ以外のウィンドウの表示領域とが重なるようなドラッグ指示の場合に、当該対象ウィンドウと表示領域が重なる当該対象ウィンドウ以外のウィンドウ(以下「被対象ウィンドウ」という)を当該対象ウィンドウと表示領域が重ならない位置へ移動させるにあたり、
    前記被対象ウィンドウが、前記表示画面において前記対象ウィンドウの下側に位置するウィンドウである場合であって、前記ドラッグ指示が、当該対象ウィンドウの上下方向の移動距離が、当該被対象ウィンドウの上下方向の幅よりも小さいドラッグ指示であり、当該ドラッグ指示に引き続きドロップ指示があった場合に、当該対象ウィンドウを当該ドラッグ指示にかかるドラッグがされる前の元の位置へ戻すように表示させることを特徴とする情報処理プログラム。
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