JP6541409B2 - 時打ち時計 - Google Patents

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Description

本発明は時打ち時計(striking watch)に関する。
時計製造の分野においては、例えば大型時打ち仕掛けの場合のように規則的間隔で、または1分刻みリピータまたは15分刻みリピータの場合のように手作業での制御に応じて、あるいはアラームクロックの場合では一日の中の設定可能な時刻において、一つ以上の音を生成するように意図された時打ち仕掛けを時計に装備することは公知である。
音は、ハンマーにより打撃された後のゴングの振動における設定の結果として生じ得る。ゴングは概して、ケース内部の時計の計時ムーブメントを部分的に取り囲む、リングの一部分の形状をした細長い要素で構成されている。複数のゴングを同一の時計に同時に装備して、異なる音色を生成することができる。
ケースの内部から生成された音の振動は、このケースの外側で聞こえなければならないが、ケースはこれらの音の振動を弱める傾向を有する。この点において、時計のサイズが小さければ小さいほど、その構成要素は小さくなければならず、これらの構成要素に十分に強力な音を放出させることが困難になる。このことは、腕時計の場合に深刻な問題を提起し、本発明は、より具体的には腕時計向けに意図されている。
気密なハウジングの内部に時計ムーブメントが配置されている場合、気密なハウジングを画定する壁の1つを通して衝撃を伝達するために複雑な装置が具備される場合を除いて、1つまたは複数のゴングにも同じことがあてはまる。振動波の減衰は、気密なハウジングを画定する部品の間の界面にガスケットが存在することによって倍加される。
音の音響強度は、その一つの側面にすぎない。音は、その響きまたは音質によっても同様に際立つものであり、結果として複数の因子につながり、これらの因子の中には、音の中の倍音および部分音の構造、およびこの構造の経時的な推移が含まれる。ここで意図されている意味合いにおいて、音の質にはその強度ならびに他の側面、詳細にはその響きまたは音質が含まれる。
欧州特許第2196869号明細書中で提案されているのは、ケースの中間部と一体化したゴングホルダおよびゴングが備わったケースである。このような中間部は、時計が放出する音が予期された質、詳細には満足のいく響きを有することを保証することさえせずに、達成するのが極めて複雑で難しい。
欧州特許第2228693号明細書は、ケースのガラスにゴングを固定するという一つの解決法を提案している。ゴング用の固定装置は複雑である。その上、ここでもまた、時計が放出する音の響きが満足のいくものではないことが懸念される可能性がある。
仏国特許出願公開第2777095号明細書では、一つ以上の共鳴チャンバを格納するような形で中間部が少なくとも部分的に中空である時計が問題となっている。ゴングまたは別の共鳴要素は、ケースの内部に延在するこのような共鳴チャンバを画定する壁に固定される。共鳴チャンバを格納する中間部は、達成するのが困難な複雑な部分である。その上、共鳴チャンバを画定する壁は、中間部の全てまたは一部の材料と同じでなければならない、したがって、その音響特性だけで選択することのできない材料で作られている。
欧州特許出願公開第2367078号明細書、欧州特許出願公開第2461219号明細書および欧州特許出願公開第2461220号明細書中に記載されているのは、ケースの内部に分離用隔壁を形成する音響放射膜が具備された時計である。この膜の一方の側には、底板を含む時計ムーブメントが位置づけされている。ゴングを支える支持体は、時計ムーブメントのプレートに固定され、こうしてゴングの振動がこれに伝達される。
スイス特許出願公開第263861号明細書中で提案されているのは、ケース内部でインサート隔壁を形成し、ハンマーにより打撃された後に振動するように具備されたベルの形をした要素を支える音響膜を備えた時計である。
本発明は少なくとも、可能なかぎり単純な解決法を用いて時計の中に組込まれる時打ち仕掛けの音質の改善を可能にすることを目的としている。
本発明によると、この目的は、内部チャンバを画定するケース、ならびに音響放音膜を規定するインサート隔壁を含む時打ち時計を用いて達成される。インサート隔壁は、内部チャンバを音響空洞と気密なハウジングとに分割しており、気密なハウジングは、時計ムーブメントと時計ムーブメントに結びつけられた時打ち機構と時打ち機構から衝撃を受けた後に振動するように具備された少なくとも一つのゴングを収容する。音響空洞は、少なくともインサート隔壁によって、およびケースに付属する裏蓋によって画定されている。インサート隔壁は、ゴングを支えている。インサート隔壁の周縁が、この隔壁をケースに連結する連結用フランジを形成している。インサート隔壁の中央部分が、前記音響放音膜を形成する。インサート隔壁に対するゴングの固定が提供されている。インサート隔壁に対するゴングのこの固定は、音響膜の縁を連結用フランジに連結している部分に位置づけられている。
ここで理解される意味合いにおいて、機械的振動は、固体材料中で発生しその中を伝播する振動である。本発明を組込んだ時計において、ゴングの機械的振動は、音響放音膜まで伝達され、この音響放音膜はその結果振動し、ゴングが放出した音波に加えて音波を放出する。こうして、音響放音膜の特徴を利用して修正可能なパラメータを有する音質を得ることができる。
詳細には、音響放音膜の仕様、特にその製造材料、その幾何形状およびそのサイズは、打撃された後ゴングが振動する際の部分音を含めた、全てのまたは一部の振動数について、この音響放音膜の振動に有利に作用するように選択され得る。
この点において、ケースのガラスの振動特性を同じように自由に選択することは不可能であるという点が指摘される。詳細には、このようなガラスは、十分な強度を有するよう大きい厚みを有していなければならず、こうしてその第一の固有共鳴モードは通常16kHz前後に位置している、すなわちゴングの部分音を含み、概して500Hzと1kHzの間にある有利なゾーンよりもはるかに上に位置するようになっている。このような理由から、上述の欧州特許第2228693号明細書の中で提案された解決法は、以上で定義された発明とは対照的に、音質の観点から見て満足のいくものではあり得ない。
先行部分で定義した時打ち時計は、詳細には以下に定義するものの中からの、一つ以上の他の有利な特徴を単独でまたは組合せた形で組込むことができる。
好ましくは、インサート隔壁に対するゴングの固定は、剛性振動伝導型固定である。このような場合、音響放音膜に対するゴングの機械的振動の伝達は効率的である。
好ましくは、剛性振動伝導型固定は、単独でゴングを保持している。このような場合、音の放出がなく、ゴングの振動の減衰はわずかしかない。
好ましくは、剛性振動伝動型固定は、ゴングを固く保持しインサート隔壁に対し固く固定されているブロックを含む固定用装置により達成される。
好ましくは、ブロックは、インサート隔壁の表面上に押圧される面を含んでいる。このような場合、音響放音膜に対するゴングの機械的振動の伝達は効率的である。
好ましくは、インサート隔壁は、ゴングが取付けられている取付け用ベースを含んでいる。
好ましくは、取付け用ベースと音響膜の縁との局所的接合部が存在している。
好ましくは、連結用フランジは、音響放音膜から離隔した平面内に延在している。好ましくは、インサート隔壁の無端壁が音響放音膜を連結用フランジに連結している。
好ましくは、無端壁の局所的に厚い部分が取付け用ベースを形成する。
好ましくは、インサート隔壁に対するゴングの固定は、無端壁に位置づけられている。
好ましくは、音響放音膜、剛性振動伝動型固定、およびゴングは、インサート隔壁とは異なるあらゆる部材から離隔している。このような場合、音の放出に関与しない要素内におけるゴングの振動損失は、あったとしても極わずかである。
好ましくは、時打ち時計は、気密なハウジングと音響空洞の間の封止を達成する形で、連結用フランジとケースの間に配置されたガスケットを含む。
好ましくは、音響空洞と外部とを連結する少なくとも一つの音拡散用貫通孔が、前記裏蓋内に開けられている。
好ましくは、音響放音膜は、衝撃を受けた後にゴングが振動できる振動数のうちの少なくとも一部において、この音響放音膜の振動に有利に作用するようなものである。
他の利点および特徴は、非限定的な実施例として提供され添付図面で表わされている本発明の特定の実施形態についての以下の説明から、より一層明確になる。
本発明に係る腕時計がリストバンドなしで表わされている側面図である。 図1と同じ本発明に係る腕時計を表わす簡略化された図であるが、ここでは、この時計の一部の部品のみが図1のラインII−IIに沿って断面図で表わされ、一方、図1の時計のそれ自体公知である内部サブアセンブリは概略的に表わされているかまたは明確さを期して省略されている。 図1と同じ本発明に係る時計を同様に表わす簡略化された図であるが、この図は、時計のムーブメントおよび時打ち機構が省略されているという点を除いて、図2と同一である。 図1〜3の時計に属し、固定ブロックにより保持されたゴングと、中央部分が音響膜を構成しているインサート隔壁とを含むサブアセンブリの斜視図である。 図4と同じサブアセンブリを表わす側面図である。
図1では、本発明に係る時計は、中間部2、裏蓋3およびベゼル4といった複数の部品の組立ての結果として得られるケース1を含む。
図2からもわかるように、ケース1は同様に、ベゼル4により保持されたガラス5およびガスケットを含む。ケース1の構成部分は、それ自体公知であり図中には見えない固定手段により合わせて保持されている。
ケース1は、内部チャンバ6を画定し、この内部チャンバを、インサート隔壁7が、閉鎖された気密なハウジング8と音響空洞9である二つの重ねられた空間へと分割している。気密なハウジング8内には、時計ムーブメント10およびこの時計ムーブメント10に結びつけられた時打ち機構11が見い出される。ゴング12も同様に、気密なハウジング8内に存在する。図示された実施例では、単一のゴング12しか存在しないが、本発明の範囲から逸脱することなく複数のゴングを具備することも可能である。
円環面の一部分で構成されたゴング12は、実質的にその長さ全体にわたり均一な形で湾曲した細長い要素である。それは中間部2に沿って走り、時計ムーブメント10を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
時計ムーブメント10および時打ち機構11は、それ自体公知であり、時計ムーブメント10の底板13と同様、概略的に図示されている。時打ち機構11は、それを例えば1回以上の回数規則的間隔で、毎時間、または手作業による起動の後、あるいはアラームの場合には一日の設定可能な時刻に、ゴング12を打撃して振動させるために、具備されている。
裏蓋3およびインサート隔壁7はそれらの間に音響空洞9を画定しており、この音響空洞は時計の厚みの方向に平担化され、音拡散用の貫通孔14を通して外部とつながっている。一変形形態として、ケース1の裏蓋3は、音拡散用貫通孔14を備えていなくてもよく、時打ち時計は、そのケースの裏蓋内に音拡散用孔14が全く開いていなくても、本発明を組込むことができる。
図3を見ればわかるように、ゴング12は、図3では取外されている時計ムーブメント10および時打ち機構11とは独立して、気密なハウジング8内に取付けられる。詳細には、ゴング12は底板13に固定されていない。このゴング12は、ゴング12と同様金属製であるブロック15を介してインサート隔壁7に固定される。
インサート隔壁7は、ケース1とは異なるものである。このインサート隔壁7、ゴング12、およびブロック15はサブアセンブリ16の一部を成し、このサブアセンブリは、ケース1内へ取付けられる前に組立てられ、その後このケース1内で中間部2において一組のネジ17を用いて固定され得る。インサート隔壁7と中間部2は、それらの間にガスケット18を押圧し、このガスケットが外部に対する気密なハウジング8の気密性に寄与する。サブアセンブリ16は、その存在が時計の気密性に影響を及ぼさないようなものである。
サブアセンブリ16は図4と5にのみ表わされている。このサブアセンブリ16のインサート隔壁7は全体として唇状部を伴う皿の形状を有する。それは、連結用フランジ20を形成する周縁を含み、これには、各々1本のネジ17を通過させるための分布した孔21が具備されている。連結用フランジ20の一つの面が、ガスケット18の位置付けのための環状溝22を画定する。
インサート隔壁7の中央部分が、放音用の平担な音響膜23を構成し、この膜を無端立上り壁24が連結用フランジ20に連結している。図5を見ればよくわかるように、放音用の平担な音響膜23は平面P1内に延在し、その一方で連結用フランジ20が内部に延在している平面P2からオフセットされている。図4を見ればわかるように、内部へ向かう局所的に厚い部分から生じる立上り壁24の隆起した箇所が、取付け用ベース25を形成し、ここにブロック15が取付けられる。この取付け用ベース25は、音拡散のための音響膜23の縁に対し局所的に連結する。インサート隔壁7は、その音響放音膜23を含め、金属ガラス、例えばチタン、または鋼、さらには第一銅金属で製造可能である。音響放音膜23はまた複合体であり得、複数の付随する要素で構成可能である。その構成材料は、複合材料であり得る。
ブロック15は、それ自体公知であり図示されていない金属ネジによってインサート隔壁7に堅く固定されており、このネジはブロック15の孔26の中に通り、取付け用ベース25上に螺入される。図3を見ればわかるように、ブロック15の平担な面27は、取付け用ベース25の相補的な平担な表面28上に気密な形で押圧され、こうして、ブロック15からインサート隔壁7への機械的振動の伝達に有利に作用する。
一変形形態においては、ブロック15を、はんだづけによって隔壁7に対し堅く固定することができる。
ブロック15のみがゴング12を保持する。より厳密には、ブロックは、ゴング12の固定端部29を堅く保持し、このゴングのもう一方の端部30は自由である。固定端部29は、ブロック15の孔の中に強制嵌合されて、このブロック15と堅く一体化した状態になる。ゴング12は、その固定端部29だけで保持されている。
ブロック15と、それを取付け用ベース25に固定するネジは、インサート隔壁7に対するゴング12の剛性固定を達成する。この剛性固定は、機械的振動を伝導する。
時打ち機構11は、固定端部29の近傍でゴング12に衝撃を加えるために具備されている。このような衝撃の後、ゴング12は振動し始める。ひとたび振動すると、ゴング12は、それを取り囲む空気の中に音波を放出する。さらに、ブロック15は、ゴング12の機械的振動をインサート隔壁7に伝達する。こうしてゴング12により生成された機械的振動は、音響放音膜23に伝達され、この音響放音膜は同様に振動し始め、詳細には音響空洞9の空気中にも同様に音波を放出する。
このようにして、ゴング12の振動から出発する音の放出は、このゴング12においてと同様に音響放音膜23においても発生し、この音響放音膜は、単に音の振動を伝達するだけでなく共鳴板の要領で作用する。
音響放音膜23の仕様、詳細にはその構成材料、その幾何形状およびそのサイズは、衝撃を受けた後にゴング12が振動できる、部分音を含めた振動数の全てまたは一部におけるこの放音用音響膜23の振動に有利に作用するように選択される。ゴング12および音響放音膜23により放出される音は、音響強度の観点から見ても、音の響きまたは豊かさにおいてと同様、優れた質のものである。
音拡散用孔14は、音響空洞9内で放出された音を外部に拡散させる。
1 ケース
2 中間部
3 裏蓋
4 ベゼル
5 ガラス
6 内部チャンバ
7 インサート隔壁
8 ハウジング
9 音響空洞
10 時計ムーブメント
11 時打ち機構
12 ゴング
13 底板
14 貫通孔
15 ブロック
16 サブアセンブリ
17 ネジ
18 ガスケット
20 連結用フランジ
21 孔
22 環状溝
23 音響膜
24 立上り壁
25 取付け用ベース
26 孔
29 固定端部
30 自由端部
欧州特許第2196869号明細書 欧州特許第2228693号明細書 仏国特許出願公開第2777095号明細書 欧州特許出願公開第2367078号明細書 欧州特許出願公開第2461219号明細書 欧州特許出願公開第2461220号明細書 スイス特許出願公開第263861号明細書

Claims (14)

  1. 内部チャンバ(6)を画定するケース(1)ならびに音響放音膜(23)を規定するインサート隔壁(7)を含む時打ち時計において、インサート隔壁(7)が、内部チャンバ(6)を音響空洞(9)と気密なハウジング(8)とに分割しており、気密なハウジングは、時計ムーブメント(10)と時計ムーブメント(10)に結びつけられた時打ち機構(11)と時打ち機構(11)から衝撃を受けた後に振動するように具備された少なくとも一つのゴング(12)を収容するものであり、音響空洞(9)が少なくともインサート隔壁(7)によって、およびケース(1)に付属する裏蓋(3)によって画定されており、インサート隔壁(7)がゴング(12)を支えており、インサート隔壁(7)の周縁が、この隔壁(7)をケースに連結する連結用フランジ(20)を形成しており、インサート隔壁(7)の中央部分が、前記音響放音膜(23)を形成し、インサート隔壁(7)に対するゴング(12)の固定が提供されている時打ち時計であって、インサート隔壁(7)に対するゴング(12)の固定が、音響膜(23)の縁を連結用フランジ(20)に連結している部分(24、25)に位置づけられていることを特徴とする、時打ち時計。
  2. インサート隔壁(7)に対するゴング(12)の固定が剛性振動伝導型固定であることを特徴とする、請求項1に記載の時打ち時計。
  3. 剛性振動伝導型固定が単独でゴング(12)を保持していることを特徴とする、請求項2に記載の時打ち時計。
  4. 剛性振動伝動型固定が、ゴング(12)を堅く保持しインサート隔壁(7)に対し堅く固定されているブロック(15)を含む固定用装置により達成されることを特徴とする、請求項2または3に記載の時打ち時計。
  5. ブロック(15)が、インサート隔壁(7)の表面(28)上に押圧される面(27)を含んでいることを特徴とする、請求項4に記載の時打ち時計。
  6. インサート隔壁(7)が、ゴング(12)が取付けられている取付け用ベース(25)を含んでいることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  7. 取付け用ベース(25)と音響膜(23)の縁との局所的接合部が存在していることを特徴とする、請求項6に記載の時打ち時計。
  8. 連結用フランジ(20)が音響放音膜(23)から離隔した平面(P2)内に延在しており、インサート隔壁(7)の無端壁(24)が音響放音膜(23)を連結用フランジ(20)に連結していることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  9. 無端壁(24)の局所的に厚い部分が取付け用ベース(25)を形成することを特徴とする、請求項8ならびに、請求項6および7のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  10. インサート隔壁(7)に対するゴング(12)の固定が無端壁(24)に位置づけられていることを特徴とする、請求項8または9に記載の時打ち時計。
  11. 音響放音膜(23)、インサート隔壁(7)に対するゴング(12)の固定、およびゴング(12)が、インサート隔壁(7)とは異なるあらゆる部材から離隔していることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  12. 気密なハウジング(8)と音響空洞(9)の間の封止を達成する形で、連結用フランジ(20)とケースの間に配置されたガスケット(18)を含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  13. 音響空洞(9)と外部とを連結する少なくとも一つの音拡散用貫通孔(14)が前記裏蓋(3)内に開けられていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一つに記載の時打ち時計。
  14. 音響放音膜(23)は、衝撃を受けた後にゴング(12)が振動できる振動数のうちの少なくとも一部において、この音響放音膜(23)の振動に有利に作用するようなものであることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一つに記載の時打ち時計。
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