JP6539979B2 - カメラ及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施の形態によるカメラシステムの構成例を示す。図1に例示されるカメラシステム300は、本発明の一実施の形態によるカメラ100と、サーバ装置200とを備える。カメラ100とサーバ装置200は、通信回線網150に接続されている。
以降、AF撮影条件を仮設定するため、サーバ装置200が推定した競技種別に関する情報を取得することを第1の被写体推定と呼ぶ。
以降、仮選択された焦点検出エリアの画像に基づいて被写体の種別を推定することを第2の被写体推定と呼ぶ。
以降、仮選択された焦点検出エリアの周囲の画像に基づいて被写体の種別を推定することを第3の被写体推定と呼ぶ。
C[n,k]=Σ|A[n,i]・B[n,i+1+k]−B[n,i+k]・A [n,i+1]| …(1)
なお、(1)式において、Σ演算はiについて累積される。iのとる範囲は、シフト量kに応じてA[n,i]、A[n,i+1]、B[n,i+k]、B[n,i+1+k]のデータが存在する範囲に限定される。
k2[n]=k1[n]+D[n]/SLOP[n] ・・・(2)
C[n,k2]=C[n,k1]-|D[n]| ・・・(3)
D[n]={C[n,k1-1]-C[n,k1+1]}/2 ・・・(4)
SLOP[n]=MAX{C[n,k1+1]-C[n,k1],C[n,k1-1]-C[n,k1]}・・・(5)
通信モジュール21は、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などを用いて、図1に示した通信回線網150に接続する。
図5(a)は、競技種別ごとに設定されるAF撮影条件の一例を示す図である。図5(a)には、陸上のトラック競技と、トラック競技以外の陸上競技と、水泳と、野球と、デーゲームおよびナイターのサッカーと、バスケットボールと、バレーボールと、テニスと、スピードスケートと、フィギュアスケートなどに対するAF撮影条件の設定値が示されている。図5(a)には、AF撮影条件の例として、エリアモード、コントラストしきい値、エリア移動特性、駆動敏感度の四つの設定が示されている。エリアモードの設定は、前述したとおり、デフォーカス量の演算に用いられる焦点検出エリアの個数に関係する。コントラストしきい値は、前述したとおり、デフォーカス演算部11が算出するシフト量k2[n]の信頼性の評価基準となる。エリア移動特性は、前述したデフォーカス量の信頼性の判断により、フォーカスエリア位置決定部12がレンズ光学系1を合焦させるべき焦点検出エリアの有無を判断する際の基準として用いられる。駆動敏感度は、前述したとおり、レンズ駆動量演算部13が予測駆動に用いる履歴情報の個数に関わる。
第2の被写体推定では、制御装置19は、合焦させる焦点検出エリアとして仮選択された焦点検出エリアの画像に基づいて、たとえば、以下の5項目について評価を行う。
〔1〕人物像の有無
〔2〕色追尾の信頼性
〔3〕被写体速度v1
〔4〕レンズ光学系1の主点から被写体までの距離a
〔5〕焦点距離f
1/f=1/(a−v1・t)+1/(b−v2・t)・・・(6)
ステップS102では、制御装置19は、図9に示す第1の被写体推定を行い、被写体で行われている競技種別に関する情報をサーバ装置200から取得する。
ステップS103では、制御装置19は、ステップS102にて取得した競技種別に関する情報に基づいて、図5(a)および(b)に関するルックアップテーブルを参照して、AF撮影条件、たとえば、エリアモード、コントラストしきい値、エリア移動特性、駆動敏感度、ゲインを仮設定する。
ステップS109では、制御装置19は、ステップS108で算出したデフォーカス量D[n]の中にその絶対値がエリア移動特性の設定に応じたしきい値以下のデフォーカス量D[n]が存在するか否かを判定する。ステップS108で算出したデフォーカス量D[n]の中に絶対値がしきい値より大きいものしかない場合は、ステップS110に進み、デフォーカス量の演算に用いる焦点検出エリアを周囲に移動させて、ステップS104に戻る。たとえば、仮選択した焦点検出エリアの周囲に位置する焦点検出エリアから読み出された像信号に基づいてデフォーカス量を算出し、デフォーカス量が最小となる焦点検出エリアの位置する方向に焦点検出エリアを移動させる。
ステップS109においてステップS108で算出したデフォーカス量D[n]の中にその絶対値がエリア移動特性の設定に応じたしきい値以下のデフォーカス量D[n]が存在した場合、ステップS111に進む。
ステップS111では、制御装置19は、絶対値がしきい値以上のデフォーカス量D[n]のうちデフォーカス量がゼロに最も近い焦点検出エリアを、合焦させる焦点検出エリアとして仮選択する。
ステップS117では、制御装置19は、第1の被写体推定の推定結果が第3の被写体推定の推定結果に含まれるか否かを判定する。第1の被写体推定の推定結果が第3の被写体推定の推定結果に含まれると判定された場合、ステップS115に進み、第1の被写体推定の推定結果を採用し、ステップS127に進む。
ステップS119では、制御装置19は、第2の被写体推定の推定結果を用いて、ステップS105と同様の制御を行う。
ステップS120では、制御装置19は、ステップS106と同様に、デフォーカス演算部11として機能して、ステップS119で取得した像信号A[n,i]、B[n,i]について相関演算を行い、シフト量k2[n]と、相関量C[n,k]の傾きSLOP[n]を算出する。
ステップS121では、制御装置19は、ステップS107と同様に、ステップS120で算出した傾きSLOP[n]の中にコントラストしきい値よりも大きいものが存在するか否かを判定する。制御装置19は、コントラストしきい値よりも大きい傾きSLOP[n]が無い場合、ステップS120の算出結果を破棄し、フォーカシングレンズの駆動を行わずに図8のステップS128に進む。制御装置19は、一つでもコントラストしきい値よりも大きい傾きSLOP[n]が存在する場合、コントラストしきい値よりも大きい傾きSLOP[n]のみを残し、ステップS122に進む。
ステップS122では、制御装置19は、ステップS108と同様に、デフォーカス演算部11として機能して、ステップS121で残した傾きSLOP[n]に応じたシフト量k2[n]をそれぞれデフォーカス量D[n]に変換する。
ステップS123では、制御装置19は、ステップS109と同様に、ステップS122で算出したデフォーカス量D[n]の中にその絶対値がエリア移動特性の設定に応じたしきい値以下のデフォーカス量D[n]が存在するか否かを判定する。ステップS122で算出したデフォーカス量D[n]の中に絶対値がしきい値より大きいものしかない場合は、ステップS124に進み、デフォーカス量の演算に用いる焦点検出エリアを周囲に移動させて、ステップS119に戻る。
ステップS123において、ステップS122で算出したデフォーカス量D[n]の中にその絶対値がエリア移動特性の設定に応じたしきい値以下のデフォーカス量D[n]が存在した場合、制御装置19は、ステップS125に進む。
ステップS125では、制御装置19は、絶対値がしきい値以上のデフォーカス量D[n]のうちデフォーカス量がゼロに最も近い焦点検出エリアを合焦させる焦点検出エリアとして本設定する。
ステップS126では、制御装置19は、ステップS112と同様にレンズ駆動量演算部13として機能して、ステップS125で本設定された焦点検出エリアにおけるデフォーカス量と、その履歴データと、駆動敏感度に関する設定とに基づいて、フォーカシングレンズの駆動量を算出する。
ステップS128では、制御装置19は、レリーズボタンが全押し操作されたか否かを判定する。全押し操作された場合は、ステップS129に進み、撮像素子6を露光させて、被写体像を撮像して、撮像画像に基づいて静止画像を生成し、不図示のメモリカードにその静止画像を記録し、ステップS100に進む。ステップS128において全押し操作されていない場合、制御装置19は、ステップS100に進む。
ステップS201では、制御装置19は、GPSモジュール20を起動する。
ステップS202では、制御装置19は、ステップS201で起動したGPSモジュール20から現在位置に関する位置情報を取得し、不図示のタイマー等から現在日時に関する日時情報を取得する。
ステップS203では、制御装置19は、通信モジュール21を介してサーバ装置200に接続し、ステップS202で取得した位置情報と日時情報とをサーバ装置200へ送信する。
ステップS212では、サーバ装置200は、ステップS211で受信した位置情報と日時情報とに基づいてイベントデータベース201を検索して、カメラ100の現在位置で現在日時に実施されているスポーツイベントに関するイベント情報を取得する。たとえば、カメラ100の現在位置が(X1,Y1)、現在日時が3月18日14:00の場合、サーバ装置200は、○○競技場で実施されているデーゲームのサッカーの試合に関するイベント情報を取得する。
ステップS213では、サーバ装置200は、取得したイベント情報に基づいて、現在位置で現在日時に実施される競技種別に関する情報を推定する。たとえば、制御装置19は、○○競技場で実施されているデーゲームのサッカーの試合に関するイベント情報に基づいて、競技種別をデーゲームのサッカーと推定する。
ステップS214では、サーバ装置200は、ステップS212で取得した競技場所に関する情報と、ステップS213で推定した競技種別に関する情報とをカメラ100へ送信する。
ステップS301では、制御装置19は、ステップS105で仮選択された焦点検出エリアについて、顔領域抽出部9による人物像の抽出結果を取得する。顔領域抽出部9は、仮選択された焦点検出エリアについて、測光センサ17から画像情報を読み込み、その画像情報から顔画像を抽出する。
ステップS401では、制御装置19は、仮選択された焦点検出エリアの周囲に位置する焦点検出エリアについて、顔領域抽出部9による人物像の抽出結果を取得する。顔領域抽出部9は、ステップS105で仮選択された焦点検出エリアの周囲の焦点検出エリアについて、測光センサ17から画像情報を読み込み、その画像情報から顔画像を抽出する。
スポーツモードに設定した競技以外、たとえば観客、静止物、背景などを撮影する場合、AF撮影条件をそのままにして撮影するとAFの精度が低くなるおそれがある。本発明では、第2および第3の被写体推定により競技以外にカメラ100を向けていることを検出することができ、被写体の種別に応じた設定に自動的に変更することができる。スポーツモードでのAF撮影条件の設定変更がより一層簡素化され、初心者であっても被写体ごとに適正なAF撮影条件に変更することができる。
(1)第1の実施の形態におけるカメラ100は、次の工程を実行する。カメラ100が存在する現在位置で現在日時に実施されているスポーツの競技種別に関する第1の推定結果を外部サーバから取得する(第1の推定方法、図7のステップS102、図9)。第1の推定結果に基づいて合焦させる焦点検出エリアを少なくとも含むAF撮影条件を仮に設定する(図7のステップS103)。仮選択された焦点検出エリアの中の画像に基づいて、第1の推定方法で推定することができる各競技種別と、競技種別とは別の被写体種別、たとえば人物スナップ、静止物、風景との中から被写体の種別の候補を一つ以上推定し、第2の推定結果を得る(第2の推定方法、図7のステップS113、図10)。第1の推定結果である競技種別が第2の推定結果である被写体種別の候補に含まれないとき、仮選択された焦点検出エリアの周囲に位置する焦点検出エリアの中の画像に基づいて、第1の推定方法で推定され得る競技種別と、競技種別とは別の被写体種別との中から被写体の種別の候補を一つ以上推定し、第3の推定結果を得る(第3の推定方法、図8のステップS116)。第1乃至第3の推定結果に基づいて第1又は第2の推定結果を採用し、採用した推定結果に基づいてAF撮影条件を本設定する(図8のステップS115、ステップS118など)。具体的には、第1の推定結果が第2および第3の推定結果のいずれか一方に含まれる場合、第1の推定結果である競技種別に適したAF撮影条件を本設定し(ステップS115)、第1の推定結果が第2および第3の推定結果のどちらにも含まれない場合、第2の推定結果のうちの競技種別とは別の被写体種別に適したAF撮影条件を本設定する(ステップ118)。
したがって、スポーツモードでのAF撮影条件の設定変更が簡素化される。
したがって、被写体種別の候補を精度よく推定することができる。
したがって、被写体種別の候補を精度よく推定することができる。
したがって、カメラ100は、被写体種別に合わせた設定で焦点検出を行うことができる。
したがって、サーバ装置200で競技種別を推定することができるため、カメラ100の演算負荷を軽減することができる。
本発明の第2の実施の形態におけるカメラシステムについて説明する。第2の実施の形態におけるカメラシステムでは、第3の被写体推定を行わず、第1の被写体推定の推定結果が第2の被写体推定の推定結果の中に含まれない場合、ただちに人物スナップ、静止物、風景のうち第2の被写体推定の推定結果に含まれる被写体種別を採用する。このようにすることで、被写体推定に関する演算速度を高速化することができる。
(1)第2の実施の形態におけるカメラ100は、カメラ100が存在する現在位置で現在日時に実施されているスポーツの競技種別に関する第1の推定結果を外部サーバから取得する(第1の推定方法、図7のステップS102、図9)。第1の推定結果に基づいて合焦させる焦点検出エリアを少なくとも含むAF撮影条件を仮に設定する(図7のステップS103)。仮選択された焦点検出エリアの中の画像に基づいて、第1の推定方法で推定することができる競技種別と、競技種別とは別の被写体種別の中から被写体の種別の候補を一つ以上推定し、第2の推定結果を得る(第2の推定方法、図7のステップS113、図10)。第1及び第2の推定結果に基づいて第1又は第2の推定結果を採用し、採用した推定結果に基づいてAF撮影条件を設定する(図8のステップS115、ステップS118など)。具体的には、第1の推定結果が第2の推定結果に含まれる場合、第1の推定結果を採用し(ステップS115)、第1の推定結果が第2の推定結果に含まれない場合、第2の推定結果の候補の中から競技種別とは別の被写体種別を採用する(ステップ118)。
したがって、スポーツモードでのAF撮影条件の設定変更が簡素化される。
本発明の第3の実施の形態におけるカメラシステムについて説明する。第3の実施の形態におけるカメラシステムでは、第2および第3の被写体推定を行わず、第1の被写体推定の推定結果に基づいてAF撮影条件を本設定する。このようにすることで、被写体推定に関する演算速度を高速化することができる。
ステップS1109において、ステップS108で算出したデフォーカス量D[n]の中にその絶対値がエリア移動特性の設定に応じたしきい値以下のデフォーカス量D[n]が存在した場合、ステップS1111に進む。
ステップS1111では、制御装置19は、絶対値がしきい値以上のデフォーカス量D[n]のうちデフォーカス量がゼロに最も近い焦点検出エリアを合焦させる焦点検出エリアとして選択する。
(1)第3の実施の形態におけるカメラ100は、通信モジュール21を用いて、現在位置と現在日時とに関する情報をサーバ装置200に送信し(図13のステップS102から参照される図9のステップS203)、現在位置で現在日時に実施されているスポーツの競技種別に関する情報をサーバ装置200から受信し(図13のステップS102から参照される図9のステップS204)、受信した競技種別に関する情報に基づいて、AF撮影条件を設定する(図13のステップS1103)。すなわち、競技名に適したAF撮影条件を設定する。
したがって、スポーツモードでのAF撮影条件の設定変更が簡素化され、初心者であっても競技種別ごとに適正なAF撮影条件に変更することができる。
したがって、カメラ100は、被写体種別に合わせた設定で焦点検出を行うことができる。
本発明の第4の実施の形態におけるカメラシステムについて説明する。第4の実施の形態におけるカメラシステムでは、カメラ100は、位置情報と日時情報とをサーバ装置200へ送信した後、サーバ装置200からイベント情報を取得して、そのイベント情報から競技種別を推定する。それ以外の点は、第3の実施の形態と同様である。すなわち、第4の実施の形態におけるカメラシステムでは、第2および第3の被写体推定を行わず、第1の被写体推定の推定結果に基づいてAF撮影条件を本設定する。
ステップS225では、制御装置19は、ステップS223で取得したイベント情報に基づいて、競技場所と競技種別を推定する。たとえば、制御装置19は、○○競技場で実施されているデーゲームのサッカーの試合に関するイベント情報に基づいて、競技場所を○○競技場、競技種別をデーゲームのサッカーと推定し、図14の処理を終了する。
(1)第4の実施の形態におけるカメラ100は、通信モジュール21を用いてサーバ装置200に接続し、カメラ100が存在する現在位置と現在日時とに関する情報に基づいて、現在位置で現在日時に実施されているスポーツイベントに関するイベント情報を取得する(ステップS223)。その後、カメラ100は、取得したイベント情報に基づいて、現在位置で現在日時に実施されている競技種別に関する情報を推定する(ステップS225)。カメラ100は、推定した競技種別に関する情報に基づいて、AF撮影条件を設定する(図13のステップS1103)。すなわち、競技名に適したAF撮影条件を設定する。
したがって、スポーツモードでのAF撮影条件の設定変更が簡素化され、初心者であっても競技種別ごとに適正なAF撮影条件に変更することができる。
したがって、カメラ100は、被写体種別に合わせた設定で焦点検出を行うことができる。
(変形例1)
上記の実施の形態では、AF撮影条件は、エリアモード、コントラストしきい値、エリア移動特性、駆動敏感度、ゲインの五つを含むものとしたが、この五つのうち少なくとも一つを含んでいればどのような組み合わせでもよい。たとえば、五つのパラメータのうちのいくつかを含まないことにしてもよいし、CCDラインセンサの電荷蓄積時間など他のパラメータをさらに含むことにしてもよい。
上記の実施の形態では、位相差AF検出素子8から一対の被写体像に関する像信号を読み出して、位相差検出AFを行うことにした。しかし、本発明は、焦点検出装置を有する撮像装置であれば、いかなる撮像装置にも適用することができる。たとえば、撮像素子6の撮像画素配列のうち焦点検出エリア30に対応する画素位置に、レンズ光学系1の瞳の異なる部分を通過した一対の光束を受光する焦点検出用画素を配置するようにし、この焦点検出用画素の出力を用いて位相差検出AFを行うことにしてもよい。また、焦点検出装置によって用いられる焦点検出方法は、位相差検出AFでなくてもよく、コントラスト検出AFなど、他の焦点検出方法を用いることにしてもよい。
上記の実施の形態では、像面中に焦点検出エリア30が51点設定されていることにしたが、像面中に設定されている焦点検出エリア30の個数は、51点に限られない。
第1および第2の実施の形態では、第1の被写体推定において、サーバ装置200がイベント情報に基づいて競技種別を推定し、推定した競技種別に関する情報をカメラ100へ送信することにした。しかし、第1および第2の実施の形態における第1の被写体推定においても、第4の実施の形態のように、サーバ装置200が検索したイベント情報をカメラ100へ送信し、カメラ100がそのイベント情報に基づいて競技種別を推定することにしてもよい。
上記の実施の形態では、カメラ100は、デジタルカメラであることにしたが、デジタルカメラ以外の撮像装置、たとえばインターネット接続機能とカメラ機能を有するスマートフォンなどの情報端末であってもよい。
第1の実施の形態において、第2および第3の被写体推定のいずれか少なくとも一方を、顔領域抽出部9による人物像の抽出結果、色追尾の信頼性に関する評価結果および被写体速度v1を用いない被写体種別を推定する他の方法に替えてもよい。
上記の実施の形態における第2の被写体推定では、ステップS301で取得された顔領域抽出部9による人物像の抽出結果、ステップS302で取得した色追尾の信頼性に関する評価結果、ステップS303で算出された被写体速度v1ならびに被写体速度v1の算出に用いた被写体距離aおよび焦点距離fとを用いて、図6のルックアップテーブルを参照し、被写体の種別の候補を推定することにした。しかし、被写体速度v1の算出に用いた被写体距離aおよび焦点距離fの少なくともいずれか一方を用いずに被写体の種別の候補を大まかに推定することにしてもよい。
第3の被写体推定についても同様に、被写体速度v1の算出に用いた被写体距離aおよび焦点距離fの少なくともいずれか一方を用いずに被写体の種別の候補を大まかに推定することにしてもよい。たとえば、ステップS401で取得された顔領域抽出部9による人物像の抽出結果、ステップS402で取得された色追尾の信頼性の評価結果およびステップS403で算出された被写体速度v1とを用いて、被写体の種別の候補を推定することにしてもよい。被写体距離aおよび焦点距離fの少なくともいずれか一方を用いずに被写体の種別の候補を大まかに推定する場合には、用いない項目はルックアップテーブルの中から省略することができる。
Claims (7)
- スポーツの競技種別に関する情報を受信する受信部と、
前記競技種別に関する情報と、前記競技種別によって決まる光学系の焦点調節の条件に基づいて得られる画像から推定される被写体種別とに基づいて、前記焦点調節の条件を設定する設定部と、
を備えるカメラ。 - 請求項1に記載のカメラであって、
前記設定部は、前記光学系の像面内における焦点調節位置のうち、前記競技種別によって決まる焦点調節位置の被写体の画像により前記被写体種別を推定するカメラ。 - 請求項1または2に記載のカメラであって、
前記設定部は、前記競技種別が前記被写体種別に含まれると、前記競技種別に基づいて前記焦点調節の条件を設定するカメラ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のカメラであって、
前記設定部は、前記競技種別が前記被写体種別に含まれないと、前記被写体種別に基づいて前記焦点調節の条件を設定するカメラ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のカメラであって、
前記設定部は、前記競技種別が前記被写体種別に含まれないと、前記光学系の像面内における焦点調節位置のうち、前記競技種別によって決まる焦点調節位置の周囲の被写体の画像により前記被写体種別を推定するカメラ。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のカメラであって、
前記カメラによる撮影を行う位置と日時に関する情報をサーバ装置へ送信する送信部をさらに備え、
前記受信部は、前記位置と前記日時とに基づく前記競技種別に関する情報を前記サーバ装置から受信するカメラ。 - スポーツの競技種別に関する情報を受信する処理と、
前記競技種別に関する情報と、前記競技種別によって決まる光学系の焦点調節の条件に基づいて得られる画像から推定される被写体種別とに基づいて、前記焦点調節の条件を設定する処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
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