JP6539973B2 - 光学装置及び光学装置の製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、光ファイバ及びガイドピンが設けられたフェルールと、光ファイバと光学的に接続されるべき光素子(発光部、受光部、カプラ、ミラー等)及びピン穴が設けられた基板とを接続する場合、用いるガイドピン及びピン穴の径には、それぞれ公差が存在し得る。図22には、このようなガイドピンとピン穴の公差の関係を示している。
まず、第1の実施の形態について説明する。
フェルール10には、複数本の光ファイバ11(光素子)、及び、一対のガイドピン12が設けられている。ここでは、一対のガイドピン12の間に、複数本(この例では12本)の光ファイバ11が1列に整列配置されたフェルール10を例示している。ガイドピン12には、例えば、円柱状のものが用いられている。ガイドピン12の、基板20側の端部は、フェルール10の基板20との対向面から、基板20側に突出している。
図3及び図4は第1の実施の形態に係る光学装置の組み立て方法の一例を示す図である。図3は第1の実施の形態に係る配置工程の一例の要部斜視模式図、図4は第1の実施の形態に係る接続工程の一例の要部斜視模式図である。
図5及び図6は第2の実施の形態に係る光学装置の組み立て方法の一例を示す図である。図5は第2の実施の形態に係る配置工程の一例の要部斜視模式図、図6は第2の実施の形態に係る接続工程の一例の要部斜視模式図である。
次いで、図10(A)に示すように、グレーティングカプラ41bの形成領域に、グレーティングカプラ41bとして設ける凹凸のその凹部に対応する領域に開口部46aを有するフォトレジストパターン46を形成する。
図5及び図6に戻り、準備されたフェルール30と光導波路基板40の組み立て工程について説明する。
対応する光ファイバ31とグレーティングカプラ41bは、このようにガイドピン32がピン穴42の領域42bの側壁に当接した時に光学的に接続されるように形成されている。ガイドピン32をピン穴42の領域42bの側壁に当接させることで、対応する光ファイバ31とグレーティングカプラ41bとを位置合わせし、光学的に接続することができる。
図12及び図13は第2の実施の形態に係るガイドピンとピン穴の公差による位置誤差の説明図である。
図14には、角度θ(度)とΔR1=1μmの時の位置ずれ量(μm)の関係の一例を示している。また、図15には、θ=60度,90度,120度のピン穴42とそれぞれに挿入されたガイドピン32の平面配置の一例を示している。
上記第2の実施の形態では、ピン穴42の、ガイドピン32が当接される領域42bの側壁を平面V字状としたが、ピン穴42には、ガイドピン32が当接される側壁が平面円弧状の領域42bを設けることもできる。このように側壁が平面円弧状の領域42bを含むピン穴42を用いた例を、第3の実施の形態として説明する。
第3の実施の形態に係る光学装置1Bにおいて、光導波路基板40のピン穴42は、平面視でガイドピン32の断面形状とは非相似形の穴とされる。
ここでも上記第2の実施の形態と同様に、ガイドピン32とピン穴42の公差のうち、ガイドピン32の公差のみを考える。ガイドピン32の半径の中心値をR1、公差を±ΔR1とする。ピン穴42の領域42bの、平面円弧状の側壁の曲率半径は、ガイドピン32の最大径R1+ΔR1以上に設定する。
上記第1〜第3の実施の形態で述べたガイドピン(12,32)の押し付け方向は、上記の例に限定されるものではない。
上記第2の実施の形態を例にとると、上記第2の実施の形態では、ガイドピン32の公差による光ファイバ31とグレーティングカプラ41b等の光素子41との位置ずれが、ガイドピン32の押し付け方向に発現する。
上記第1〜第4の実施の形態で述べたピン穴(22,42)の形状は、上記の例に限定されるものではない。
図21(A)に示すピン穴42は、挿入されたガイドピン32の押し付け方向の、V字状の側壁がぶつかり合う部位49aが丸みを帯びている点で、上記第2及び第4の実施の形態で述べたピン穴42と相違する。ピン穴42(領域42b)の形成容易性の観点から、このような丸みを帯びた部位49aを形成することもできる。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
前記第1光学部品と対向し、平面視で前記第1ピン及び前記第2ピンとはそれぞれ非相似形の第1穴及び第2穴を有する第2光学部品と
を含み、
前記第1ピン及び前記第2ピンはそれぞれ、前記第1穴及び前記第2穴に挿入され、前記第1穴及び前記第2穴の第1方向側の側壁に当接されていることを特徴とする光学装置。
前記第2穴は、前記第2ピンよりも大きい第3領域と、前記第3領域と連通し、前記第1方向に向かって幅が狭くなる第4領域とを有し、
前記第1ピン及び前記第2ピンはそれぞれ、前記第2領域及び前記第4領域の側壁に当接されていることを特徴とする付記1に記載の光学装置。
(付記4) 前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁が平面視で円弧状であることを特徴とする付記1又は2に記載の光学装置。
前記第1ピン及び前記第2ピンがそれぞれ前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁に当接されて、前記第1光素子群と前記第2光素子群とが光学的に接続されることを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の光学装置。
(付記7) 前記第1光素子群及び前記第2光素子群はそれぞれ、前記第1方向に向かって配列されていることを特徴とする付記5に記載の光学装置。
挿入された前記第1ピン及び前記第2ピンをそれぞれ、前記第1穴及び前記第2穴の第1方向側の側壁に当接させる工程と
を含むことを特徴とする光学装置の製造方法。
前記第2穴は、前記第2ピンよりも大きい第3領域と、前記第3領域と連通し、前記第1方向に向かって幅が狭くなる第4領域とを有し、
前記第1ピン及び前記第2ピンを挿入する工程では、前記第1ピン及び前記第2ピンをそれぞれ前記第1領域及び前記第3領域に挿入し、
前記第1ピン及び前記第2ピンを当接させる工程では、前記第1領域及び前記第3領域に挿入された前記第1ピン及び前記第2ピンをそれぞれ前記第2領域及び前記第4領域の側壁に当接させることを特徴とする付記8又は9に記載の光学装置の製造方法。
前記第1ピン及び前記第2ピンを当接させる工程は、前記第1ピン及び前記第2ピンをそれぞれ前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁に当接させて、前記第1光素子群と前記第2光素子群とを光学的に接続する工程を含むことを特徴とする付記8乃至10のいずれかに記載の光学装置の製造方法。
10,30 フェルール
11,31,110 光ファイバ
12,32,100 ガイドピン
20,43 基板
21,210 光素子
22,42,200 ピン穴
22a,22b,42a,42b 領域
31a,31b,31c,32a,32b,41ba,100a,110a,200a,210a 中心
40 光導波路基板
41a 光導波路
41b グレーティングカプラ
42c 点
43a Si基板
43b BOX層
43c SOI層
44,47 SiO2膜
44a ハードマスクパターン
45,46,48 フォトレジストパターン
46a,48a 開口部
49a,49b 部位
49c 頂点
Claims (6)
- 第1ピン及び第2ピンを有する第1光学部品と、
前記第1光学部品と対向し、平面視で前記第1ピン及び前記第2ピンとはそれぞれ非相似形の有底の第1穴及び第2穴を有する第2光学部品と
を含み、
前記第1ピン及び前記第2ピンはそれぞれ、前記第1穴及び前記第2穴に挿入され、前記第2光学部品の、前記第1光学部品との対向面に対し、前記第1穴及び前記第2穴の第1方向側に傾斜され、前記第1穴及び前記第2穴の底面に当接され、且つ、前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁に当接されていることを特徴とする光学装置。 - 前記第1穴は、前記第1ピンよりも大きい第1領域と、前記第1領域と連通し、前記第1方向に向かって幅が狭くなる第2領域とを有し、
前記第2穴は、前記第2ピンよりも大きい第3領域と、前記第3領域と連通し、前記第1方向に向かって幅が狭くなる第4領域とを有し、
前記第1ピン及び前記第2ピンはそれぞれ、前記第2領域及び前記第4領域の側壁に当接されていることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。 - 前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁が平面視でV字状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
- 前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁が平面視で円弧状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
- 前記第1光学部品及び前記第2光学部品はそれぞれ、第1光素子群及び第2光素子群を備え、
前記第1ピン及び前記第2ピンがそれぞれ前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側の側壁に当接されて、前記第1光素子群と前記第2光素子群とが光学的に接続されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光学装置。 - 第1光学部品に設けられた第1ピン及び第2ピンをそれぞれ、前記第1光学部品と対向する第2光学部品に設けられ平面視で前記第1ピン及び前記第2ピンとはそれぞれ非相似形の有底の第1穴及び第2穴に挿入する工程と、
挿入された前記第1ピン及び前記第2ピンをそれぞれ、前記第1穴及び前記第2穴の底面に当接させ、且つ、前記第1穴及び前記第2穴の第1方向側の側壁に当接させる工程と
を含み、
前記第1穴及び前記第2穴の底面に当接され、且つ、前記第1方向側の側壁に当接される前記第1ピン及び前記第2ピンはそれぞれ、前記第2光学部品の、前記第1光学部品との対向面に対し、前記第1穴及び前記第2穴の前記第1方向側に傾斜して配置されることを特徴とする光学装置の製造方法。
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