JP6539636B2 - 飛行システム、飛行装置、操縦装置及び飛行制御方法 - Google Patents

飛行システム、飛行装置、操縦装置及び飛行制御方法 Download PDF

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本発明は、外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置、当該飛行装置を操縦する操縦装置、飛行装置及び操縦装置を含む飛行システム、並びに飛行装置を制御するための飛行制御方法に関する。
近年、遠隔から操縦することができる飛行装置であるドローンが普及している。特許文献1には、飛行装置に対して放射される電波を強くするために、飛行装置を操縦するための操縦装置の向きを最適化する方法が開示されている。
特開2016−174360号公報
従来のシステムにおいては、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等のように、操縦装置から飛行装置に向けて直接電波を放射する無線通信方式を一つだけ用いて、飛行装置を制御するための制御情報が送信されていた。特許文献1に記載されているように、飛行装置に届く電波の強度が大きくなるように操縦装置の向きを変えたとしても、飛行装置の位置によっては、電界強度が低下してしまう。その結果、制御情報が飛行装置に到達しなかったり、再送を繰り返すことによって、制御情報が飛行装置に到達するまでの遅延時間が大きくなったりしてしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行装置を制御するための制御情報を、より確実に飛行装置に届けるための飛行システム、飛行装置及び操縦装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の飛行システムは、外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置と、前記飛行装置を操縦するための操縦装置と、を備え、前記操縦装置は、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信し、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する送信制御部を有し、前記飛行装置は、前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信し、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信する受信制御部と、前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、を有する。
前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、前記受信制御部が先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御してもよい。前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、誤りがない状態で前記受信制御部が先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御してもよい。
前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、前記受信制御部が後に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御することなく記憶部から消去してもよい。
前記送信制御部は、同一の制御情報を含む前記第1制御情報及び前記第2制御情報に、同一の識別情報を付して送信し、前記飛行制御部は、同一の前記識別情報が付された前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、先に受信した情報に基づいて飛行状態を制御してもよい。
前記送信制御部は、前記第1無線通信回線の状態が所定の条件を満たす間は、前記第2制御情報を送信せずに前記第1制御情報を送信し、前記第1無線通信回線の状態が前記所定の条件を満たさなくなった場合に前記第2制御情報を送信してもよい。
前記送信制御部は、前記第1制御情報が前記飛行装置に届くまでの時間、又は送信した前記第1制御情報に対する応答を受信するまでの時間が所定の閾値以上である場合に、前記第2制御情報を送信してもよい。
前記送信制御部は、前記受信制御部が前記第2制御情報よりも先に前記第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、前記第2制御情報の送信を停止してもよい。
前記受信制御部は、前記飛行装置から受信した、前記第1無線通信回線の状態を示す状態情報に基づいて、前記第1無線通信回線の状態を特定してもよい。
前記受信制御部は、前記第2制御情報よりも先に前記第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、前記状態情報を前記操縦装置に通知してもよい。
本発明の第2の態様の飛行装置は、外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置であって、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を受信し、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を受信する受信制御部と、前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、を有する。
本発明の第3の態様の操縦装置は、外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置であって、前記飛行装置を制御するための制御情報を生成する情報生成部と、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて前記制御情報に対応する第1制御情報を送信し、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を送信する送信部を有する。
本発明の第4の態様の飛行制御方法は、外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置が制御する飛行制御方法であって、前記操縦装置が、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信する第1送信ステップと、前記操縦装置が前記第1送信ステップと並行して実行する、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する第2送信ステップと、前記飛行装置が、前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信するステップと、前記飛行装置が、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信するステップと、前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて前記飛行装置の飛行状態を制御するステップと、を有する。
本発明によれば、飛行装置を制御するための制御情報を、より確実に飛行装置に届けることができるという効果を奏する。
本実施の形態に係る飛行システムの構成を示す図である。 操縦装置の構成を示す図である。 飛行装置の構成を示す図である。 飛行システムにおける動作シーケンスの一例を示す図である。
[本実施の形態の概要]
図1は、本実施の形態に係る飛行システムSの構成を示す図である。飛行システムSは、操縦装置1と、飛行装置2とを備える。飛行装置2は、ユーザが操縦装置1を用いて操縦可能な装置であり、例えばドローンである。操縦装置1は、プロポ、スマートフォン及びタブレットのように、飛行装置2を操縦するための制御情報を、無線通信回線を介して送信可能な端末である。
ユーザが操縦装置1を操作すると、操縦装置1は、操作内容に応じた制御情報を飛行装置2に送信する。飛行装置2は、飛行位置及び飛行速度等のような、操縦に必要な飛行情報を操縦装置1に送信する。また、飛行装置2はカメラを有しており、カメラで撮影して生成した画像データを操縦装置1に送信する。
操縦装置1及び飛行装置2は、複数の無線通信回線を用いて、制御情報、飛行情報及び画像データを送受信することができる。操縦装置1及び飛行装置2は、携帯電話網の基地局3を介することなく情報を送受信できる第1無線通信回線W1を用いて通信する。また、操縦装置1及び飛行装置2は、携帯電話網の基地局3を介して情報を送受信できる第2無線通信回線W2を用いて通信する。
第1無線通信回線W1は、例えばWi−Fi回線である。第2無線通信回線W2は、例えばLTE回線である。第2無線通信回線W2には、第2無線通信回線W2a及び第2無線通信回線W2bが含まれる。第2無線通信回線W2aは、携帯電話網の移動端末としての操縦装置1と基地局3との間の無線通信回線であり、第2無線通信回線W2bは、携帯電話網の移動端末としての飛行装置2と基地局3との間の無線通信回線である。
飛行システムSにおいては、操縦装置1及び飛行装置2が、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2を同時に用いて、同一の情報を送受信することができる。例えば、操縦装置1は、同一の制御情報を、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のそれぞれを介して飛行装置2に送信する。飛行装置2は、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のそれぞれを介して同一の制御情報を受信した場合、先に受信した制御情報を用いて飛行制御を行い、後から受信した制御情報を使用することなく消去する。なお、飛行制御とは、飛行装置2の飛行方向及び飛行速度の制御を含み、具体的には、飛行装置2が有するプロペラや方向舵を制御することである。
以上のように、飛行システムSにおいては、操縦装置1及び飛行装置2が、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2を並行して用いて同一の情報を送受信する。このようにすることで、例えば第1無線通信回線W1の電波が弱くなったり、第1無線通信回線W1のトラヒックが増えたことで遅延時間が大きくなったりしても、操縦装置1から飛行装置2に制御情報を送信する場合の遅延時間が大きくなることを防止できる。
以下、操縦装置1及び飛行装置2の構成を詳細に説明する。
[操縦装置1の構成]
図2は、操縦装置1の構成を示す図である。操縦装置1は、表示部11と、操作部12と、第1通信部13と、第2通信部14と、記憶部15と、制御部16とを有する。制御部16は、表示制御部161と、操作受付部162と、制御情報生成部163と、送信制御部164と、受信制御部165とを有する。
表示部11は、ユーザが飛行装置2を操縦するために必要な情報を表示するためのディスプレイである。表示部11は、表示制御部161から入力される表示用データを表示する。
操作部12は、ユーザが飛行装置2を操縦するための操作を行うためのデバイスであり、例えば、飛行方向及び飛行速度を制御するためのジョイスティック又はボリュームを含む。操作部12は、表示部11の表面に設けられたタッチパネルをさらに含んでもよい。操作部12は、ユーザの操作内容に応じた信号を操作受付部162に通知する。
第1通信部13は、第1無線通信回線W1を用いて通信するための電波を送受信する通信モジュールである。第1通信部13は、送信制御部164から入力される送信データを変調する変調器、及び変調後のデータを、Wi−Fiに割り当てられている周波数帯の高周波信号として送信する高周波部を有する。また、第1通信部13は、高周波部が飛行装置2から受信した高周波信号を復調する復調器を有する。復調器は、復調後の受信データを受信制御部165に入力する。
第2通信部14は、第2無線通信回線W2aを用いて通信するための電波を送受信する通信モジュールである。第2通信部14は、送信制御部164から入力される送信データを変調する変調器、及び変調後のデータを、LTEに割り当てられている周波数帯の高周波信号として送信する高周波部を有する。また、第2通信部14は、高周波部が飛行装置2から受信した高周波信号を復調する復調器を有する。復調器は、復調後の受信データを受信制御部165に入力する。
記憶部15は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部15は、制御部16が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部15は、制御部16のワークメモリとして使用され、例えば飛行装置2から受信した飛行情報を一時的に記憶する。
制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部15に記憶されたプログラムを実行することにより、表示制御部161、操作受付部162、制御情報生成部163、送信制御部164及び受信制御部165として機能する。
表示制御部161は、表示部11に表示させる表示用データを生成する。表示制御部161は、生成した表示用データを表示部11に入力することにより、表示用データを表示部11に表示させる。表示制御部161は、例えば、操作受付部162を介して受信したユーザの操作内容に基づく表示用データを表示部11に表示させる。また、表示制御部161は、受信制御部165を介して受信した飛行装置2からの飛行情報に基づく表示用データを表示部11に表示させる。
操作受付部162は、操作部12から入力される操作内容を示す信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部162は、特定した操作内容を、表示制御部161及び制御情報生成部163に通知する。
制御情報生成部163は、操作受付部162から通知された操作内容に基づいて、飛行装置2を制御するための制御情報を生成する。制御情報生成部163は、ユーザが指定した飛行方向及び飛行速度を含む制御情報を生成し、生成した制御情報を送信制御部164に入力する。
送信制御部164は、飛行装置2を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局3を介さない第1無線通信回線W1を用いて送信し、第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局3を介する第2無線通信回線W2を用いて送信する。送信制御部164は、制御情報生成部163から入力された制御情報に基づいて、第1制御情報、及び第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を生成する。送信制御部164は、例えば、制御情報生成部163から入力された同一の情報を含む制御情報に、同一の識別情報を付して飛行装置2に送信する。識別情報は、送信する制御情報に固有のIDであり、例えば、制御情報を送信する順番に対応する数値や制御情報を生成した時刻を含む。
送信制御部164は、制御情報生成部163から入力された第1制御情報を第1通信部13に入力することにより、第1無線通信回線W1を介して、第1制御情報を直接飛行装置2に送信する。また、送信制御部164は、第2制御情報を第2通信部14に入力することにより、第2無線通信回線W2a、基地局3及び第2無線通信回線W2bを介して、第2制御情報を飛行装置2に送信する。
送信制御部164は、第1無線通信回線W1の状態が所定の条件を満たす間は、第2制御情報を送信せずに第1制御情報を送信し、第1無線通信回線W1の状態が所定の条件を満たさなくなった場合に第2制御情報を送信してもよい。送信制御部164は、デフォルト状態では、第1無線通信回線W1を介して第1制御情報のみを送信する。送信制御部164は、例えば、第1無線通信回線W1が所定の条件を満たしている間であっても、第1無線通信回線W1の通信品質が低下してきた時点で第2無線通信回線W2を接続しておき、第1無線通信回線W1の状態が所定の条件を満たさなくなった時点で、速やかに第2制御情報を送信できるようにする。
送信制御部164は、第1無線通信回線W1を使用している他の通信端末が少なく、第1無線通信回線W1のトラヒック量が閾値よりも小さく、第1制御情報を送信してから所定の時間以内に送信した第1制御情報に対する飛行装置2からの応答を受信できている間は、第1制御情報のみを継続して送信し、第2無線通信回線W2に対して第2制御情報を送信しない。
送信制御部164は、第1制御情報を再送した回数に基づいて、第1制御情報のみを継続して送信するか否かを判定してもよい。送信制御部164は、第1制御情報を再送した回数が所定の閾値よりも小さい間は、第1制御情報のみを継続して送信し、第1制御情報を再送した回数が所定の閾値以上になった場合に、第2制御情報の送信を開始する。
一方、送信制御部164は、第1制御情報が飛行装置2に届くまでの時間、又は送信した第1制御情報に対する応答情報を受信するまでの時間が所定の第1閾値以上である場合に、第2無線通信回線W2を介して第2制御情報を送信する。送信制御部164は、飛行制御部から受信した応答に含まれる状態情報に基づいて、第1無線通信回線W1の状態を特定することができる。送信制御部164は、例えば、第1制御情報を送信した時刻と、飛行装置2から送信されてきた状態情報に含まれる、飛行装置2が第1制御情報を受信した時刻との差分に基づいて、第1制御情報が飛行装置2に届くまでの時間を特定することができる。
送信制御部164は、第2制御情報の送信を開始した後に、第1制御情報と第2制御情報とを同時に送信する。その後、送信制御部164は、飛行装置2が第2制御情報よりも先に第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、第2制御情報の送信を停止してもよい。このようにすることで、送信制御部164が第2制御情報を送信することによる効果がないにもかかわらず第2無線通信回線W2のトラヒック量が増加してしまうことを防止できる。
同様に、送信制御部164は、飛行装置2が第1制御情報よりも先に第2制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、第1制御情報の送信を停止してもよい。また、送信制御部164は、第1無線通信回線W1を介して送信している第1制御情報が飛行装置2に届くまでの時間、又は送信した第1制御情報に対する応答情報を受信するまでの時間がさらに長くなり、第1閾値よりも長い第2閾値以上になった場合に、第1制御情報の送信を停止してもよい。この場合、送信制御部164は、定期的に第1制御情報の送信を試みて、送信した第1制御情報が飛行装置2に届くまでの時間、又は送信した第1制御情報に対する応答情報を受信するまでの時間が第2閾値未満になったことを条件として、第1制御情報の送信を再開してもよい。
送信制御部164は、飛行装置2から送信される飛行情報に基づいて特定される飛行装置2の飛行速度に基づいて、第1閾値及び第2閾値を決定してもよい。例えば、送信制御部164は、飛行速度が大きければ大きいほど、第1閾値及び第2閾値を小さくする。このようにすることで、送信制御部164は、飛行速度が大きく、制御情報が遅延することによる飛行への影響度が大きい場合に、第1制御情報及び第2制御情報を送信することができる。その結果、制御情報の遅延による飛行への影響が発生することを抑制できる。
送信制御部164は、飛行している位置に基づいて、第1閾値及び第2閾値を決定してもよい。送信制御部164は、例えば、市街地、飛行禁止エリアの周辺、及び他の飛行装置の飛行地域のように、飛行が不安定になった場合の影響が大きい位置を飛行している間、第1閾値及び第2閾値を、他の位置を飛行している間よりも小さくする。このようにすることで、送信制御部164は、飛行が不安定になった場合の影響が大きいエリアを飛行している間の安全性を向上させることができる。また、送信制御部164は、飛行が不安定になった場合の影響が大きい位置を飛行している間、遅延が小さい場合であっても第1制御情報及び第2制御情報を同時に送信してもよい。
送信制御部164は、第1無線通信回線W1を介して送信している第1制御情報が飛行装置2に届くまでの遅延時間、又は送信した第1制御情報に対する応答情報を受信するまでの遅延時間を、表示制御部161を介して、表示部11に表示させてもよい。送信制御部164は、例えば、遅延時間が、所定の基準時間範囲よりも小さいか、所定の基準時間範囲に含まれているか、所定の基準時間範囲よりも大きいかを視覚的に確認するための情報を表示部11に表示させる。送信制御部164は、例えば、時間の経過とともに遅延時間の変化を示すグラフを表示部11に表示させてもよい。
また、送信制御部164は、飛行装置2が所定の速度以上で飛行していることを条件として、第1制御情報及び第2制御情報を同時に送信してもよい。飛行装置2が高速で飛行している間は、無線通信回線の瞬断により制御情報が飛行装置2に届かないことが致命的な問題につながりかねないところ、飛行装置2の飛行速度が所定の値以上である場合に第1制御情報及び第2制御情報を送信することで、飛行の安全性を向上させることができる。
なお、送信制御部164は、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のうち、どの無線通信回線を用いて制御情報を送信したかを表示制御部161に通知してもよい。このようにすることで、表示制御部161は、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のうち、どの無線通信回線を介して制御情報を送信しているかを表示部11に表示させることができるので、ユーザは無線通信回線の状態を把握しながら操縦をすることが可能になる。なお、表示制御部161は、第2無線通信回線W2が使用された累計時間を表示させてもよい。また、表示制御部161は、制御情報を送信する通信回線が増減した場合に、通信回線が増減した旨を表示部11に表示したり、操縦装置1を振動させたり、音声を出力したりしてユーザに通知してもよい。
受信制御部165は、第1通信部13及び第2通信部14を介して飛行装置2から受信した飛行情報を表示制御部161に通知する。飛行情報は、例えば、飛行装置2の位置、高度、速度、方向、姿勢(傾き)、風速、及びバッテリー残量に関する情報である。また、受信制御部165は、飛行装置2から受信した状態情報を含む応答を送信制御部164に通知する。受信制御部165は、飛行装置2が送信した飛行情報が第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のうち、どの無線通信回線を介して届いたかを示す情報を表示制御部161に通知することにより、表示部11に表示させてもよい。
[飛行装置2の構成]
図3は、飛行装置2の構成を示す図である。飛行装置2は、カメラ21と、検出部22と、第1通信部23と、第2通信部24と、飛行機構25と、記憶部26と、制御部27とを有する。制御部27は、飛行情報生成部271と、送信制御部272と、受信制御部273と、飛行制御部274とを有する。
カメラ21は、飛行装置2の周囲を撮影して撮像画像データを生成する。カメラ21は、生成した撮像画像データを飛行情報生成部271へと出力する。検出部22は、例えば加速度センサ及びGPS(Global Positioning System)受信機を含み、飛行装置2の飛行速度、傾き及び飛行位置等のように、飛行装置2の状態を特定するための情報を飛行情報生成部271へと出力する。
第1通信部23は、第1無線通信回線W1で通信するための電波を送受信する通信モジュールであり、第1通信部13と同等の機能を有する。第2通信部24は、第2無線通信回線W2で通信するための電波を送受信する通信モジュールであり、第2通信部14と同等の機能を有する。
飛行機構25は、プロペラ、プロペラを回転させるモーター及び方向舵等を含む。飛行機構25は、飛行制御部274の制御に基づいてこれらの機構を動作させることで、飛行速度及び飛行方向を変化させることができる。
記憶部26は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部26は、制御部27が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部26は、制御部27のワークメモリとして使用され、例えば操縦装置1から受信した制御情報を一時的に記憶する。
制御部27は、例えばCPUである。制御部27は、記憶部26に記憶されたプログラムを実行することにより、飛行情報生成部271、送信制御部272、受信制御部273及び飛行制御部274として機能する。
飛行情報生成部271は、カメラ21から入力される撮像画像データを取得する。また、飛行情報生成部271は、検出部22から入力される飛行装置2の状態を特定するための情報を取得する。飛行情報生成部271は、取得した情報に基づいて、飛行装置2の飛行状態に関する情報を含む飛行情報を生成する。飛行情報生成部271は、生成した飛行情報を送信制御部272に入力する。
送信制御部272は、飛行情報生成部271から入力された飛行情報を、第1通信部23及び第2通信部24の少なくともいずれかを介して操縦装置1に送信する。送信制御部272は、例えば、飛行情報生成部271から入力された飛行情報に基づいて第1飛行情報、及び第1飛行情報と同一の情報を含む第2飛行情報を生成する。送信制御部272は、飛行情報生成部271から入力された同一の情報を含む飛行情報に、同一の識別情報を付して操縦装置1に送信する。識別情報は、送信する飛行情報に固有のIDであり、例えば、飛行情報を送信する順番に対応する数値を含む。
送信制御部272は、受信制御部273が、操縦装置1が送信した第1制御情報を第1無線通信回線W1を介して受信した場合、飛行情報に基づいて生成した第1飛行情報を入力することにより、第1無線通信回線W1を介して第1飛行情報を送信する。送信制御部272は、受信制御部273が、操縦装置1が送信した第2制御情報を第2無線通信回線W2を介して受信した場合、飛行情報に基づいて生成した第2飛行情報を入力することにより、第2無線通信回線W2を介して第2飛行情報を送信する。
また、送信制御部272は、第1無線通信回線W1又は第2無線通信回線W2の状態を示す状態情報を操縦装置1に通知してもよい。送信制御部272は、例えば、第1無線通信回線W1又は第2無線通信回線W2の電波の電界強度、操縦装置1が送信した制御情報が受信制御部273に届くまでに要した時間等のように、第1無線通信回線W1又は第2無線通信回線W2の状態を特定するための状態情報を操縦装置1に送信する。
送信制御部272は、受信制御部273が第2制御情報よりも先に第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、第1無線通信回線W1が良好な状態にあることを示す状態情報を操縦装置1に通知してもよい。また、送信制御部272は、受信制御部273が第1制御情報よりも先に第2制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、第1無線通信回線W1が悪い状態にあることを示す状態情報を操縦装置1に通知してもよい。このようにすることで、上述したように、操縦装置1は、状態情報に基づいて特定した第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2の状態に応じて、制御情報を送信する無線通信回線を切り替えることができる。
受信制御部273は、第1無線通信回線W1を介して第1制御情報を受信し、第2無線通信回線W2を介して第2制御情報を受信する。受信制御部273は、第1通信部23が第1無線通信回線W1を介して受信した第1制御情報、及び第2通信部24が第2無線通信回線W2を介して受信した第2制御情報を記憶部26に記憶させ、第1制御情報又は第2制御情報を受信したことを飛行制御部274に通知する。
飛行制御部274は、操縦装置1から受信した第1制御情報又は第2制御情報に基づいて飛行機構25を制御することにより、飛行状態を制御する。飛行制御部274は、例えば、第1制御情報及び第2制御情報のうち、受信制御部273が先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御する。具体的には、飛行制御部274は、受信制御部273が受信した複数の第1制御情報及び第2制御情報のうち、同一の識別情報が付された第1制御情報及び第2制御情報を特定する。そして、飛行制御部274は、同一の識別情報が付された第1制御情報及び第2制御情報のうち、先に受信した情報に基づいて飛行状態を制御する。
飛行制御部274は、第1制御情報及び第2制御情報のうち、誤りがない状態で受信制御部273が先に正常に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御してもよい。このように、飛行制御部274が、先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御することで、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のいずれかの状態が悪化して、制御情報の伝送に要する時間が長くなった場合であっても、操縦装置1における操作に応じて速やかに飛行機構25を制御することができる。
飛行制御部274は、第1制御情報及び第2制御情報のうち、受信制御部273が後に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御することなく記憶部26から消去する。このようにすることで、飛行装置2が同一の内容の第1制御情報及び第2制御情報を受信する場合であっても、一つの制御情報を受信する場合と同等の容量のメモリを使用することができる。
また、飛行制御部274は、操縦装置1から受信した第1制御情報及び第2制御情報に含まれている識別情報が、制御情報が生成された時刻を含んでいる場合、最新の時刻を含む制御情報に基づいて飛行状態を制御してもよい。例えば、飛行制御部274は、受信制御部273が、同一の制御内容を含み、異なる時刻に生成された第1制御情報及び第2制御情報を受信した場合、最新の時刻に生成された第1制御情報又は第2制御情報を使用し、その他の第1制御情報及び第2制御情報を記憶部26から消去してもよい。このようにすることで、記憶部26のメモリ容量を抑制することができる。
[飛行システムSにおける動作シーケンス]
図4は、飛行システムSにおける動作シーケンスの一例を示す図である。まず、操縦装置1の送信制御部164は、デフォルト状態で第1無線通信回線W1としてのWi−Fi回線を選択し(S11)、選択したWi−Fi回線を介して、第1制御情報を飛行装置2に送信する。飛行装置2の飛行制御部274は、受信した第1制御情報に基づいて飛行状態を制御する(S12)。この間、送信制御部272は、Wi−Fi回線を介して飛行情報を操縦装置1に送信する。
操縦装置1の送信制御部164は、第1制御情報を飛行装置2に送信している間、Wi−Fi回線の状態を監視している(S13)。送信制御部164は、例えば、受信制御部165が飛行装置2から受信した状態情報、又は送信した第1制御情報に対する応答を受信するまでの時間に基づいて、Wi−Fi回線の状態を監視する。送信制御部164は、Wi−Fi回線の状態が悪化していない場合(S13においてNO)、Wi−Fi回線を介して第1制御情報を送信し続ける。
一方、送信制御部164は、Wi−Fi回線の状態が悪化したと判定した場合(S13においてYES)、第2無線通信回線W2としてのLTE回線も選択する(S14)。送信制御部164は、Wi−Fi回線を介して第1制御情報を送信し、LTE回線を介して第2制御情報を送信する。
飛行装置2の飛行制御部274は、第1制御情報及び第2制御情報を受信すると、先に受信した制御情報に基づいて飛行制御を行い(S15)、後から受信した制御情報をメモリから消去することで廃棄する。送信制御部272は、飛行制御に用いた制御情報が送信された無線通信回線を介して、飛行情報を操縦装置1に送信する。例えば、送信制御部272は、第1制御情報を第2制御情報よりも先に受信した場合、Wi−Fi回線を介して第1飛行情報を送信する。また、送信制御部272は、第2制御情報を第1制御情報よりも先に受信した場合、LTE回線を介して第2飛行情報を送信する。なお、送信制御部272は、Wi−Fi回線を介して第1飛行情報を送信すると同時に、LTE回線を介して第2飛行情報を送信してもよい。
(変形例)
以上の説明においては、送信制御部164がデフォルト状態で、第1無線通信回線W1を介して第1制御情報を送信するものとしたが、デフォルト状態で第2無線通信回線W2を介して第2制御情報を送信してもよい。この場合、送信制御部164は、例えば飛行装置2の位置における第2無線通信回線W2bの電波強度が弱くなったという通知を飛行装置2から受けた場合に、第1無線通信回線W1を介して第1制御情報の送信を開始する。
[飛行システムSによる効果]
以上説明したように、飛行システムSにおいては、操縦装置1が、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2を用いて同一の内容を含む制御情報を飛行装置2に送信することができる。したがって、飛行装置2は、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2のいずれかの状態が悪い場合であっても、確実に制御情報を受信することができるので、安定した飛行を継続することが可能になる。
そして、飛行制御部274は、第1制御情報及び第2制御情報を受信した場合、先に受信した制御情報に基づいて飛行制御を行う。このようにすることで、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2の状態によらず、操縦装置1が送信した制御情報に基づいて、迅速に飛行制御を行うことができる。
なお、以上の説明においては、第1無線通信回線W1が、基地局3を介さない通信回線であり、第2無線通信回線W2が、基地局3を介する通信回線である場合を例示したが、第1無線通信回線W1及び第2無線通信回線W2が基地局3を介する異なる通信回線であってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 操縦装置
2 飛行装置
3 基地局
11 表示部
12 操作部
13 第1通信部
14 第2通信部
15 記憶部
16 制御部
21 カメラ
22 検出部
23 第1通信部
24 第2通信部
25 飛行機構
26 記憶部
27 制御部
161 表示制御部
162 操作受付部
163 制御情報生成部
164 送信制御部
165 受信制御部
271 飛行情報生成部
272 送信制御部
273 受信制御部
274 飛行制御部



Claims (15)

  1. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置と、
    前記飛行装置を操縦するための操縦装置と、
    を備え、
    前記操縦装置は、
    前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信し、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する送信制御部を有し、
    前記飛行装置は、
    前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信し、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信する受信制御部と、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、
    を有し、
    前記送信制御部は、前記第1無線通信回線の状態が所定の条件を満たす間は、前記第2制御情報を送信せずに前記第1制御情報を送信し、前記第1無線通信回線の状態が前記所定の条件を満たさなくなった場合に前記第2制御情報を送信し、前記受信制御部が前記第2制御情報よりも先に前記第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、前記第2制御情報の送信を停止する飛行システム。
  2. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置と、
    前記飛行装置を操縦するための操縦装置と、
    を備え、
    前記操縦装置は、
    前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信し、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する送信制御部を有し、
    前記飛行装置は、
    前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信し、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信する受信制御部と、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、
    を有し、
    前記送信制御部は、前記第1無線通信回線の状態が、前記飛行装置が飛行している位置に対応して定められた所定の条件を満たす間は、前記第2制御情報を送信せずに前記第1制御情報を送信し、前記第1無線通信回線の状態が前記所定の条件を満たさなくなった場合に前記第2制御情報を送信する飛行システム。
  3. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置と、
    前記飛行装置を操縦するための操縦装置と、
    を備え、
    前記操縦装置は、
    前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信し、前記飛行装置が所定の速度以上で飛行していることを条件として、前記第1制御情報と同時に、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する送信制御部を有し、
    前記飛行装置は、
    前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信し、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信する受信制御部と、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、
    を有する飛行システム。
  4. 前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、前記受信制御部が先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の飛行システム。
  5. 前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、誤りがない状態で前記受信制御部が先に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御する、
    請求項に記載の飛行システム。
  6. 前記飛行制御部は、前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、前記受信制御部が後に受信した制御情報に基づいて飛行状態を制御することなく記憶部から消去する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行システム。
  7. 前記送信制御部は、同一の制御情報を含む前記第1制御情報及び前記第2制御情報に、同一の識別情報を付して送信し、
    前記飛行制御部は、同一の前記識別情報が付された前記第1制御情報及び前記第2制御情報のうち、先に受信した情報に基づいて飛行状態を制御する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行システム。
  8. 前記送信制御部は、前記第1制御情報が前記飛行装置に届くまでの時間、又は送信した前記第1制御情報に対する応答を受信するまでの時間が所定の閾値以上である場合に、前記第2制御情報を送信する、
    請求項に記載の飛行システム。
  9. 前記送信制御部は、前記飛行装置から受信した、前記第1無線通信回線の状態を示す状態情報に基づいて、前記第1無線通信回線の状態を特定する、
    請求項からのいずれか一項に記載の飛行システム。
  10. 前記受信制御部は、前記第2制御情報よりも先に前記第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、前記状態情報を前記操縦装置に通知する、
    請求項に記載の飛行システム。
  11. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置であって、
    携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を受信し、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を受信する受信制御部と、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて飛行状態を制御する飛行制御部と、
    を有する飛行装置。
  12. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置であって、
    前記飛行装置を制御するための制御情報を生成する情報生成部と、
    携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて前記制御情報に対応する第1制御情報を送信し、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を送信する送信部を有する操縦装置。
  13. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置が制御する飛行制御方法であって、
    前記操縦装置が、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信する第1送信ステップと、
    前記操縦装置が前記第1送信ステップと並行して実行する、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、前記第1無線通信回線の状態が所定の条件を満たす間は、前記第2制御情報を送信せずに、前記第1無線通信回線の状態が前記所定の条件を満たさなくなった場合に携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信し、前記第2制御情報よりも先に前記第1制御情報を受信する状態が所定の期間以上継続した場合に、前記第2制御情報の送信を停止する第2送信ステップと、
    前記飛行装置が、前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信するステップと、
    前記飛行装置が、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信するステップと、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて前記飛行装置の飛行状態を制御するステップと、
    を有する飛行制御方法。
  14. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置が制御する飛行制御方法であって、
    前記操縦装置が、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信する第1送信ステップと、
    前記操縦装置が前記第1送信ステップと並行して実行する、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、前記第1無線通信回線の状態が、前記飛行装置が飛行している位置に対応して定められた所定の条件を満たす間は、前記第2制御情報を送信せず、前記第1無線通信回線の状態が前記所定の条件を満たさなくなった場合に携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する第2送信ステップと、
    前記飛行装置が、前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信するステップと、
    前記飛行装置が、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信するステップと、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて前記飛行装置の飛行状態を制御するステップと、
    を有する飛行制御方法。
  15. 外部からの制御に基づいて飛行する飛行装置を操縦するための操縦装置が制御する飛行制御方法であって、
    前記操縦装置が、前記飛行装置を制御するための第1制御情報を、携帯電話網の基地局を介さない第1無線通信回線を用いて送信する第1送信ステップと、
    前記操縦装置が前記第1送信ステップと並行して実行する、前記飛行装置が所定の速度以上で飛行していることを条件として、前記第1制御情報と同時に、前記第1制御情報と同一の情報を含む第2制御情報を、携帯電話網の基地局を介する第2無線通信回線を用いて送信する第2送信ステップと、
    前記飛行装置が、前記第1無線通信回線を介して前記第1制御情報を受信するステップと、
    前記飛行装置が、前記第2無線通信回線を介して前記第2制御情報を受信するステップと、
    前記第1制御情報又は前記第2制御情報に基づいて前記飛行装置の飛行状態を制御するステップと、
    を有する飛行制御方法。
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