JP6539395B1 - 予測装置および予測方法 - Google Patents
予測装置および予測方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6539395B1 JP6539395B1 JP2018156350A JP2018156350A JP6539395B1 JP 6539395 B1 JP6539395 B1 JP 6539395B1 JP 2018156350 A JP2018156350 A JP 2018156350A JP 2018156350 A JP2018156350 A JP 2018156350A JP 6539395 B1 JP6539395 B1 JP 6539395B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unloading
- time
- load
- information
- unloading time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Abstract
【解決手段】荷降ろし時間予測装置(1)は、輸送車両の積荷に関する情報およびフォークリフトに関する情報と、積荷の荷降ろしに要した時間との相関関係を機械学習させた学習済みモデルを用いて、トラック(3)からの荷降ろし時間を予測する荷降ろし時間予測部(104)を備えている。
【選択図】図1
Description
(システム概要)
本実施形態の荷降ろし時間予測システムの概要を図2に基づいて説明する。図2は、荷降ろし時間予測システム100の概要を示す図である。荷降ろし時間予測システム100は、対象輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用可能な荷降ろし車両に関する情報から、対象輸送車両の全ての積荷の荷降ろしの所要時間を予測するシステムである。なお、以下では、全ての積荷の荷降ろしの所要時間を、単に「荷降ろし時間」と呼ぶ。
荷降ろし時間予測装置1の要部構成について図1に基づいて説明する。図1は、荷降ろし時間予測装置1の要部構成の一例を示すブロック図である。図示のように、荷降ろし時間予測装置1は、荷降ろし時間予測装置1の各部を統括して制御する制御部10と、荷降ろし時間予測装置1が使用する各種データを記憶する記憶部20とを備えている。さらに、荷降ろし時間予測装置1は、荷降ろし時間予測装置1に対する入力操作を受け付ける入力部30と、情報を出力するための出力部40と、他の装置(例えば図2の撮影装置2)と通信するための通信部50とを備えている。
本実施形態の荷降ろし時間予測部104が使用する学習済みモデルは、荷降ろし時間を予測するために、教師ありの機械学習により生成された学習済みモデルである。以下では、この学習済みモデルについて説明する。なお、学習済みモデルとしては、例えば、CNN(Convolutional Neural Network)の学習済みモデルを用いることが好ましい。画像認識性能の高いCNNを用いることにより、積荷画像を含む入力データを用いた、荷降ろし時間の予測を高精度に行うことができる。
過去に行われた輸送車両からの荷降ろしについて、上述のような教師データをそれぞれ生成し、生成した教師データを用いて機械学習を行うことにより、荷降ろし時間予測部104が使用する学習済みモデルを生成することができる。この学習済みモデルは、トラック3等の輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用した荷降ろし車両に関する情報と、該輸送車両からの荷降ろし時間との相関関係を機械学習させたモデルとなる。なお、学習済みモデルは、荷降ろし時間予測装置1が構築してもよい。この場合、荷降ろし時間予測装置1の制御部10に学習部を追加し、該学習部に上記のような教師データを与えることにより、学習済みモデルを構築することができる。
リソース決定部105によるリソース決定方法について説明する。リソース決定部105は、荷降ろし時間予測部104が予測した荷降ろし時間に応じて、トラック3の積荷の荷降ろしに使用するフォークリフトの種類、台数、および運転者を決定する。これにより、予測した荷降ろし時間に応じた適切なリソースを決定することができる。例えば、予測した荷降ろし時間が短い場合には、それに応じた少ないリソース(少ない台数のフォークリフト、作業が遅い新人運転者など)が決定される。また、予測した荷降ろし時間よりも短時間で荷降ろしを完了させたい場合には、フォークリフトの台数を多くする、運転者をより作業の早い者に変更する等のように、リソースを増強することを決定してもよい。
荷降ろし時間予測装置1が実行する処理の流れを図3に基づいて説明する。図3は、荷降ろし時間予測装置1が実行する処理(荷降ろし時間予測方法)の一例を示すフローチャートである。
荷降ろし時間予測装置1の制御部10には、荷降ろし時間予測部104が予測した荷降ろし時間に基づいてトラック3の後続の輸送車両に対する通知を行う通知部が含まれていてもよい。上記通知部は、荷降ろし時間予測部104が予測した荷降ろし時間をそのまま通知してもよいし、トラック3からの荷降ろしの開始時刻に上記荷降ろし時間を加算して荷降ろし終了予想時刻を算出し、算出した荷降ろし終了予想時刻を通知してもよい。また、通知先は後続の輸送車両が備えるカーナビゲーション装置等の通信機器であってもよいし、該輸送車両の運転者が所持する端末装置であってもよいし、所定のネットワーク上のサーバ等であってもよい。サーバに通知した場合、後続の輸送車両の運転手は、自身の端末装置等を用いて該サーバにアクセスすることにより、荷降ろし終了予想時刻を確認できる。
以上のように、本実施形態の荷降ろし時間予測部104は、トラック3の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用可能なフォークリフトに関する荷降ろし車両情報201から、トラック3からの荷降ろし時間を予測する。よって、トラック3に積載された積荷および該積荷の荷降ろしに使用可能なフォークリフトを考慮した荷降ろし時間を予測することできる。そして、このようにして予測した荷降ろし時間を用いることにより、トラック3の荷降ろしに使用するリソース(フォークリフトとその運転者)の調整を行うことが可能になる。また、トラック3の荷降ろしが完了した後に荷降ろしを行う予定である後続の輸送車両に対する通知や制御等を行うことも可能となる。
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。実施形態3以降も同様である。
以上のように、本実施形態の荷降ろし時間予測部104は、トラック3の積荷に関する情報として、該積荷のサイズ、個数、およびレイアウトが推定可能な識別表示画像を用いる。トラック3の識別表示は、荷台を開ける前に撮影可能であるから、本実施形態の荷降ろし時間予測装置1によれば、荷台上の積荷を撮影した積荷画像を用いて予測する実施形態1の構成と比べて、荷降ろし時間をより早い時点で予測することが可能になる。
本実施形態の荷降ろし時間予測部104は、まず、実施形態2の荷降ろし時間予測部104と同様に、トラック3の積荷に関する情報として識別表示画像を用いて荷降ろし時間を予測する。その後、本実施形態の荷降ろし時間予測部104は、実施形態1の荷降ろし時間予測部104と同様に、トラック3の積荷に関する情報として積荷画像を用いて荷降ろし時間を予測する。これにより、まず識別表示画像に基づく大まかな荷降ろし時間を予測することができると共に、その後、積荷画像に基づくより正確な荷降ろし時間を予測することができる。
荷降ろし時間予測装置1が実行する処理の流れを図5に基づいて説明する。図5は、荷降ろし時間予測装置1が実行する処理(荷降ろし時間予測方法)の一例を示すフローチャートである。
以上のように、荷降ろし時間第一予測部106は、トラック3の積荷に関する情報として識別表示画像を用いて荷降ろし時間を予測する。このように、識別表示画像を用いることで、おおよその荷降ろし時間を早い時点で予測することができる。これにより、リソース仮決定部107は、予測された荷降ろし時間に応じて、大まかなリソース(フォークリフトおよび運転者)をまず確保することができる。
上記各実施形態で説明した荷降ろし時間予測装置1の実行する処理の一部は、荷降ろし時間予測装置1と通信接続された1または複数の装置に実行させてもよい。例えば、学習済みモデルを用いた演算処理を、荷降ろし時間予測装置1と通信接続されたAIサーバに実行させてもよい。この場合、荷降ろし時間予測装置1は、入力データ生成部103が生成した入力データをAIサーバに送信し、該AIサーバから学習済みモデルの出力値を受信して荷降ろし時間の予測を行う。
学習済みモデルに対する入力データとしては、画像をそのまま用いてもよいし、画像に対して所定の処理を施したものを用いてもよい。上記所定の処理は、積荷の特徴点を失わせることなく、特徴点と関係のない情報を減らすことができるものであればよい。例えば、画像がカラー画像であれば、グレースケール化して入力データとしてもよい。また、画像において、一部の領域のみを抽出して入力データとしてもよい。
上記各実施形態では、トラック3からの荷降ろしに使用可能なフォークリフトに関する情報として荷降ろし車両情報201を取得する例を示したが、トラック3からの荷降ろしに使用可能なフォークリフトに関する情報の取得方法はこの例に限られない。例えば、現在利用可能なフォークリフトが駐車されているフォークリフトの駐車スペースを撮影した画像を解析することにより、トラック3からの荷降ろしに使用可能なフォークリフトに関する情報を取得してもよい。この場合、画像解析には、各フォークリフトの画像を教師データとして機械学習することにより構築した学習済みモデルを用いることが好ましい。これにより、駐車スペースを撮影した画像から、駐車されているフォークリフトを検出することができると共に、検出したフォークリフトが何れの車両IDのフォークリフトであるかを特定することができる。この学習済みモデルについても、CNNを適用することが特定精度の面から好ましい。また、例えば運転者の待機場所を撮影した画像から上記と同様にして運転者を検出および識別し、識別した運転者をトラック3からの荷降ろし作業を行うことができる運転者として特定することも可能である。
荷降ろし時間予測装置1の制御ブロック(特に制御部10に含まれる各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
積荷が積載されたトラック3の荷台を撮影した画像を解析することにより、その積荷のサイズ、個数、およびレイアウトを特定することも可能である。この解析にもCNNを適用することができる。そして、特定したサイズ、個数、およびレイアウトと、荷降ろしに使用可能なフォークリフトの種類、台数、および運転者とから、荷降ろし時間を予測することも可能である。この予測には、上記各実施形態と同様の学習済みモデルを用いてもよいし、統計的手法等、他の手法を用いてもよい。
104 荷降ろし時間予測部
105 リソース決定部
Claims (5)
- 輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用した荷降ろし車両に関する情報と、該輸送車両の全ての積荷の荷降ろしに要した時間との相関関係を機械学習させた学習済みモデルを用いて、対象輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用可能な荷降ろし車両に関する情報から、上記対象輸送車両の全ての積荷の荷降ろしに要する所要時間を予測する荷降ろし時間予測部を備えていることを特徴とする荷降ろし時間予測装置。
- 上記荷降ろし時間予測部が予測した上記所要時間に応じて、上記対象輸送車両の積荷の荷降ろしに使用する荷降ろし車両の種類、台数、および運転者の少なくとも何れかを決定するリソース決定部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の荷降ろし時間予測装置。
- 上記荷降ろし時間予測部は、上記対象輸送車両の積荷に関する情報として、該積荷のサイズ、個数、およびレイアウトが推定可能な、上記対象輸送車両の識別表示を撮影した画像、および上記積荷が積載された上記対象輸送車両の荷台を撮影した画像の少なくとも何れかを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の荷降ろし時間予測装置。
- 上記荷降ろし時間予測部は、上記対象輸送車両の積荷に関する情報として上記対象輸送車両の識別表示を撮影した画像を用いて上記所要時間を予測した後、上記対象輸送車両の積荷に関する情報として当該積荷が積載された上記対象輸送車両の荷台を撮影した画像を用いて上記所要時間を予測することを特徴とする請求項3に記載の荷降ろし時間予測装置。
- 荷降ろし時間予測装置による荷降ろし時間予測方法であって、
輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用した荷降ろし車両に関する情報と、該輸送車両の全ての積荷の荷降ろしに要した時間との相関関係を機械学習させた学習済みモデルを用いて、対象輸送車両の積荷に関する情報および該積荷の荷降ろしに使用可能な荷降ろし車両に関する情報から、上記対象輸送車両の全ての積荷の荷降ろしに要する所要時間を予測する荷降ろし時間予測ステップを含むことを特徴とする荷降ろし時間予測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156350A JP6539395B1 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 予測装置および予測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018156350A JP6539395B1 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 予測装置および予測方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6539395B1 true JP6539395B1 (ja) | 2019-07-03 |
JP2020029344A JP2020029344A (ja) | 2020-02-27 |
Family
ID=67144729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018156350A Active JP6539395B1 (ja) | 2018-08-23 | 2018-08-23 | 予測装置および予測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6539395B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7220421B2 (ja) * | 2020-02-27 | 2023-02-10 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP7436878B2 (ja) * | 2021-12-24 | 2024-02-22 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、プログラム |
JP7348548B2 (ja) * | 2021-12-24 | 2023-09-21 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、プログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000142983A (ja) * | 1998-11-09 | 2000-05-23 | Daido Steel Co Ltd | スクラップのトラック積荷下し方法 |
JP2004323230A (ja) * | 2003-03-03 | 2004-11-18 | Sagawa Express Co Ltd | 地域内物流コンサルティング方法及びそのプログラム |
JP2005227805A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Hideki Kawada | 引越し見積り方法、引越し見積りシステム及び引越し見積りシステムとして機能させるコンピュータにおいて実行可能なコンピュータプログラム |
JP4718928B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-07-06 | ユーピーアール株式会社 | Phsによる移動機器の位置探査方法 |
-
2018
- 2018-08-23 JP JP2018156350A patent/JP6539395B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020029344A (ja) | 2020-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6539395B1 (ja) | 予測装置および予測方法 | |
US11875422B2 (en) | Baggage transportation using autonomous vehicle | |
US10176443B2 (en) | Method and system for dispatching of vehicles in a public transportation network | |
JP2020504856A (ja) | 画像に基づく車両損傷判定方法、装置および電子デバイス | |
CN108388837A (zh) | 一种用于评估自主车辆的内部的系统和方法 | |
CN113326126A (zh) | 任务处理方法、任务调度方法、装置及计算机设备 | |
CN113807759A (zh) | 基于深度学习的货物运费决定方法以及装置 | |
Awaisi et al. | Deep reinforcement learning approach towards a smart parking architecture | |
US20210125300A1 (en) | Transportation operator collaboration for enhanced user experience and operational efficiency | |
CN112001258B (zh) | 物流货车准时到站识别方法、装置、设备和存储介质 | |
CN111754261B (zh) | 一种车辆出租意愿的评估方法、装置及终端设备 | |
US11511769B2 (en) | Data collecting system, server, and data processing apparatus | |
KR102482149B1 (ko) | 노이즈가 있는 다중 모드형 데이터로부터 관심 지점에 대한 최적의 운송 서비스 위치의 자동 결정 | |
CN113822614A (zh) | 基于装卸场地状态提供运送服务的方法以及装置 | |
CN111815250B (zh) | 用于物流的货物状态识别方法、装置及二分类建模方法 | |
US20210110326A1 (en) | Route-based digital service management | |
CN115123302A (zh) | 用于自动驾驶车辆的决策规划系统、方法和车辆 | |
CN112238863A (zh) | 用于运行自动化车辆的方法、装置和存储介质 | |
US20240094725A1 (en) | Remote assistance system and remote assistance method | |
WO2023101088A1 (ko) | 혼적 가능성을 기초로 화물 운송경로를 선택하는 사용자 인터페이스 제공 방법 및 장치 | |
US20230251637A1 (en) | Control device, system, and adjustment method | |
US20220027836A1 (en) | Yard check system with customer feedback | |
JP2024109444A (ja) | Avpシステム | |
JP2020203753A (ja) | 配達支援システムおよび配達支援プログラム | |
JP2024046464A (ja) | 情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190522 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6539395 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |