JP6538864B2 - 指紋検出回路及び電子機器 - Google Patents

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、中国国家知識産権局に2015年2月13日に出願された中国特許出願201510082139.X号の優先権及び利益を主張し、その全内容を参照によりここに取り込む。
(技術分野)
本開示は、指紋検出の技術分野に関し、特に指紋検出回路及び電子機器に関する。
従来から、チップに内蔵された容量型指紋検出回路は、小型で小電力消費という利点を有するため、この種の指紋検出回路は、携帯電話やタブレットの市場において、より好まれている。
上記の容量型指紋検出回路は、指紋隆線情報及び指紋谷線情報を検出する。指紋隆線と指紋検出部の感知部との距離は相対的に近く、かつ、指紋谷線と指紋検出部の感知部との距離は相対的に遠いので、指紋隆線と感知部との間で生成される隆線容量と、指紋谷線と感知部との間で生成される谷線容量とには、差がある。隆線容量と谷線容量と(以下、指紋容量という)が検出されると、指の隆線特徴及び谷線特徴を解析できる。
上記指紋検出回路から出力される出力電圧は、指容量(検査される容量)と線形比例の関係にある。最終的な結果は、隆線の指紋容量に対応する出力電圧と、谷線の指紋容量に対応する出力電圧と、の間の差は小さいので、指紋容量に対応する出力電圧を、処理のために予め定められた倍率で増幅させる必要がある。しかし増幅倍率は、ある範囲で制限されても良い。増幅倍率が大き過ぎる場合、出力電圧は、データをオーバーフローさせる範囲を超えることがあるので、増幅倍率が小さ過ぎる場合、隆線の指紋容量に対応する出力電圧と、谷線の指紋容量に対応する出力電圧と、の算出される差が、小さ過ぎ、識別が困難であり、指紋検出結果を最適化できないからである。
本開示の実施形態は、関連技術に存在する問題の少なくとも1つを少なくともある程度解決することを目的とする。
本開示は、指紋検出回路及び電子機器を提供する。
本開示の第1の観点の実施形態によれば、指紋検出回路が提供される。指紋検出回路は、指コンデンサを生成するために指に励起信号を印加するように構成され、指コンデンサの1つに接続された反転入力端子、基準電圧端子に接続された非反転入力端子、及び、指コンデンサの1つの容量値に応じた出力電圧を出力する出力端子を有する信号増幅器と、コンデンサと、信号増幅器の反転入力端子と出力端子とにそれぞれ接続され、指コンデンサの1つの容量値に対して出力電圧が非線形関係を有するように、コンデンサを信号増幅器の反転入力端子と出力端子とに接続させる制御を行うように構成されたスイッチユニットと、を備える。
本開示の実施形態に係る指紋検出回路では、信号増幅器の出力電圧は指コンデンサの1つの容量値に対し非線形関係を有し、後続の処理では、隆線コンデンサに対応する電圧と、谷線コンデンサに対応する電圧と、の差が比較的大きくなるように、信号増幅器の出力電圧は局所的に線形に増幅でき、信号対雑音比がより高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易なので、指紋検出効果が改善される。
本開示の第2の観点の実施形態によれば、本開示の第1の観点の実施形態に係る指紋検出回路を含む電子機器が提供される。
本開示の実施形態に係る電子機器では、信号増幅器の出力電圧は指コンデンサの1つの容量値に対し非線形関係を有し、後続の処理では、隆線コンデンサに対応する電圧と、谷線コンデンサに対応する電圧と、の差が比較的大きくなるように、信号増幅器の出力電圧は局所的に線形に増幅でき、信号対雑音比がより高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易なので、指紋検出効果が改善される。
本開示に付属の観点及び利点は、以下の説明で示され、それらの一部は、以下の説明で明かになるか、又は、本開示の実施によって習得される。
本開示の実施形態のこれら及び他の態様及び利点は、図面を参照してなされる以下の説明から明らかとなり、より容易に理解される。
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る指紋検出回路を表す回路図である。 図2は、本開示の例示的な実施形態に係る指紋検出回路によって実行される指紋採集操作を表す概略図である。 図3は、本開示の他の例示的な実施形態に係る指紋検出回路を表す回路図である。 図4は、本開示の例示的な実施形態に係る電子機器を表す概略図である。
実施形態の一例がここで詳細に説明され、その例が添付の図面に示される。本開示の実施形態に対して詳細な参照がなされる。図面を参照してここで説明される実施形態は、実例及び解説であり、本開示の一般的な理解に用いられる。実施形態は、本開示を限定するものと解釈されるべきではない。同一又は類似の要素と、同一又は類似の機能を有する要素と、は、明細書を通じて同一の参照番号で示される。
本開示の明細書において、「第1」及び「第2」のような用語は、ここでは、説明のために使用され、相対的な重要性、若しくは、重大性を示す、若しくは、暗示する、又は、指し示される技術的特徴の番号を暗示することが意図されていないということが理解されるべきである。従って、「第1」及び「第2」を使って定義された特徴は、1以上のこの特徴からなるものでも良い。本発明の明細書において、「複数の」は、他に明記されていない限り、2以上を意味する。
本開示の明細書では、他に明記されていない又は限定されていない限り、「搭載された」、「接続された」、及び「連結された」という用語、並びに、それらの変形は、広く使用され、機械的な又は電気的な搭載、接続、及び、連結を包含することが理解されるべきである。機械的な又は電気的な搭載、接続、及び、連結は、二つの構成要素の内部での搭載、接続、及び、連結であっても良いし、さらに直接的な及び間接的な搭載、接続、連結であっても良く、これらのことは、本開示の詳細な実施形態を参照した当業者が理解できる。
本開示の異なる構成を実装するために、様々な実施形態及び実施例が以下の明細書に記載されている。本開示を簡素化するために、いくつかの要素及び設定について説明する。しかし、これらの要素及び設定は、単に例示の目的であって、本開示を限定することを目的としていない。また、参照番号は、本開示の異なる実施例で繰り返されても良い。この繰り返しは、簡素化及び明確化を目的としており、異なる実施形態及び/又は設定間の関係に言及するのではない。さらに、本開示では、様々な処理及び材料の実施例が示される。しかし、当業者は、他の処理及び/又は材料が適用可能であることを理解する。
以下、指紋検出回路及び電子機器について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本開示の例示的な実施形態に係る指紋検出回路の回路図である。図1に示されるように、指紋検出回路100は、信号増幅器102、コンデンサ104、及び、スイッチユニット106を含む。
指紋を採集する場合(図2参照)、指紋検出回路100は、指コンデンサ114を生成するために、励起信号を指500に印加しても良い。例えば、指紋検出回路100は、信号生成部116を介して励起信号を出力し、(不図示の)放出電極を介して指500へ励起信号を送信しても良い。励起信号は、正弦波信号、方形波信号、又は、三角波信号のような交流信号であっても良い。交流信号の電圧振幅(以下、励起電圧という)はVtであり、交流信号の周波数はSである。
指コンデンサ114は、指500の指紋と指紋センサ502との間で生成される。例えば、隆線コンデンサは、指500の指紋隆線と指紋センサ502との間で生成され、谷線コンデンサは、指500の指紋谷線と指紋センサ502との間で生成される。隆線コンデンサと谷線コンデンサとのそれぞれは、指コンデンサ114といわれ、測定されるコンデンサである。
例えば、図2に示されるように、指紋センサ502は、枠504と、複数の指紋感知部506を含む二次元の検出アレイ508と、を含む。
枠504は、二次元の検出アレイ508の周囲に配置されており、指紋検出が行われる場合に、(交流信号のような)励起信号を供給する。例えば、枠504は、励起信号を出力する放出電極に接続されても良い。
各指紋感知部506は、指紋画像の1ピクセルを取得するように構成されている。例えば、各指紋感知部506は、通常、約50μm*50μmの大きさである。指紋感知部506と指500との間に生成された指コンデンサ114の容量値は、指紋の隆線特徴又は谷線特徴である。従って、ある指紋感知部506と指500との間にそれぞれ生成された複数の指コンデンサ114の容量値を検出することにより、指紋画像の隆線特徴及び谷線特徴を、複数の指コンデンサ114に従って解析できる。
実施形態では、図1に示されるように、信号増幅器102が各指紋感知部506に対応し、指コンデンサ114に対応した出力電圧を出力する。信号増幅器102の反転入力端子は、指コンデンサ114と接続されており、信号増幅器102の非反転入力端子は、電圧基準端子118に接続されている。信号増幅器102は、信号増幅器102の出力端子から、指コンデンサ114の容量値に応じて出力電圧を出力するように構成されている。
実施形態では、電圧基準端子118は接地端子である。つまり、信号増幅器102の非反転入力端子は、接地端子に接続されている。
実施形態では、コンデンサ104は、指紋センサの内部コンデンサ、又は、他のコンデンサであっても良く、コンデンサ104の容量値は、通常、固定値である。
スイッチユニット106は、信号増幅器102の反転入力端子と、信号増幅器102の出力端子と、にそれぞれ接続されており、出力電圧が指コンデンサ114の容量値と非線形関係を有するように、コンデンサ104を、信号増幅器102の反転入力端子と、信号増幅器102の出力端子と、に接続させる制御を行うように構成されている。
実施形態において、第1電源108は、スイッチユニット106を介してコンデンサ104に接続されており、スイッチユニット106は、第1電源108にコンデンサ10を充電させたり、コンデンサ10を第1電源108から切り離したりする制御を行うように構成されている。第1電源108は、例えば、第1電源108の第1電極が負の電極であり、かつ、第1電源108の第2の電極が正の電極である、指紋検出回路100の内部電源であっても良い。
また、スイッチユニット106は、第1スイッチS1と第2スイッチS2とを含む。第1スイッチS1は、コンデンサ104の第1端子に接続された第1選択端子A1、第1電源108の第1電極に接続された第1電源端子B1、及び、信号増幅器102の反転入力端子に接続された第1接続端子C1を含む。第2スイッチS2は、コンデンサ104の第2端子に接続された第2選択端子A2、第1電源108の第2電極に接続された第2電源端子B2、及び、信号増幅器102の出力端子に接続された第2接続端子C2を含む。第1選択端子A1は、第1接続端子C1、又は、第1電源端子B1に接続されても良いし、第2選択端子A2は、第2接続端子C2、又は、第2電源端子B2に接続されても良い。第1選択端子A1が、第1接続端子C1に接続され、かつ、第1電源端子B1から切り離されている場合であって、かつ、第2選択端子A2が、第2接続端子C2に接続され、第2電源端子B2から切り離されている場合、コンデンサ104は、信号増幅器102の反転入力端子と、信号増幅器102の出力端子と、に、接続されており、かつ、第1電源108から切り離されている。第1選択端子A1が、第1電源端子B1に接続され、かつ、第1接続端子C1から切り離されている場合であって、かつ、第2選択端子A2が、第2電源端子B2に接続され、かつ、第2接続端子C2から切り離されている場合、第1電源108は、コンデンサ104の2つの端子が所定の電圧を有するように、コンデンサ104を充電する。
実施形態では、図1に示されたように、指紋検出回路100は、サンプルホールド(S/H)回路110と、アナログ−デジタル変換器(ADC)112と、を、さらに含む。サンプルホールド回路110は、信号増幅器102の出力端子と、アナログ−デジタル変換器112の端子と、に接続されている。サンプルホールド回路110は、信号増幅器102の出力端子からの出力電圧を、予め定められた倍率で増幅させるように構成されている。アナログ−デジタル変換器112は、増幅された出力電圧を数値に変換し、その数値を保存するように構成されている。指紋検出回路100は、デジタル信号を処理する(不図示の)デジタル信号処理器をさらに含み、デジタル信号処理器は、アナログ−デジタル変換器112の出力端子に接続されている。信号増幅器102から出力された、デジタル化された電圧は、後続の演算に適している。
実施形態では、指コンデンサの1つの容量値は、
Vo=(Vc−Vt*Cx/Ci)
という式に従って決定される。但し、Voは、出力電圧であり、Vtは、励起信号の励起電圧であり、Cxは、指コンデンサ114の容量値であり、Ciは、コンデンサ104の容量値であり、Vcは、コンデンサ104の第1端子と第2端子との間の電圧である。上記の式によれば、信号増幅器102の出力電圧Voは、指コンデンサ114の容量値Cxに対して非線形関係を有する。
例えば、指紋検出回路100が初期化されると、第1選択端子A1は第1電源端子B1に接続され、かつ、第2選択端子A2は第2電源端子B2に接続され、第2電源端子B2は第1電源108の正の電極に接続され、第1電源端子B1は第1電源108の負の電極に接続され、第1電源108はコンデンサ104を充電する。充電後、コンデンサ104の電圧は、Vcである。実施形態では、Vc=Vsであり、Vsは、第1電源108の電圧である。初期化の間、指コンデンサ114の2つの端子が接地され、かつ、信号生成部116が接地される(つまり、Vtは、接地される)。その後、第1選択端子A1は第1接続端子C1に接続され、第2選択端子A2は第2接続端子C2に接続され、コンデンサ104は、信号増幅器102の反転端子と、信号増幅器102の出力端子と、に接続される。このとき、信号増幅器102の出力端子からの出力電圧VoはVcに等しく、初期化が完了する。
指紋検出回路100が指紋を採集するとき、信号生成部116は励起電圧Vtを増加させ、励起電圧Vtの増加中に、指コンデンサ114が充電される。但し、充電電荷量は、Q=Vt*Cxである。オペアンプの仮想的なショート及び仮想的なオフ特性によって、信号増幅器102から出力される電圧は低下し、コンデンサ104は、同じ量の電荷で充電する必要があるので、オペアンプの入力端子は、接地電位に維持される。そして、コンデンサ104に充電された電荷量は、(Vc−Vo)*Ci=Vt*Cxであり、従って、信号増幅器102の出力端子から出力された電圧Voは、Vo=Vc−Vt*Cx/Ciである。そして、電圧Voは、サンプルホールド回路110によってn倍増幅され、アナログ−デジタル変換器112に入力される最終検出電圧は、Va=n*(Vc−Vt*Cx/Ci)である。
例えば、指500が指紋センサ502に置かれた場合、従来の検出では、隆線コンデンサに対応する第1電圧は、Vo1=−2Vであり、谷線コンデンサに対応する第2電圧が第1電圧よりも15%少ないとすると、第2電圧は、Vo2=−1.7Vである。アナログ−デジタル変換器112の入力範囲が0から−5Vである場合、サンプルホールド回路110は、第1電圧及び第2電圧を最大で2.5回増幅しても良い。すなわち、増幅させられた第1電圧はVa1=−5Vであり、増幅させられた第2電圧はVa2=−4.25Vであり、差Va1−Va2=−0.75Vである。
実施形態では、指紋検出回路100が指紋を採集するために使用される場合、コンデンサ104の初期化された電圧がVs=1.5Vである場合、検出中、第1電圧Vo1=1.5−2=−0.5Vであり、第2電圧Vo2=1.5−1.7=−0.2Vである。このとき、サンプルホールド回路110は、第1電圧と第2電圧を10回増幅させても良い。すなわち、増幅させられた第1電圧はVa1=−5Vであり、増幅させられた第2電圧はVa2=−2Vであり、差Va1−Va2=−3Vであり、従来の検出における上記差よりも−3/−0.75=4倍大きい。第2電圧は、第1電圧よりも60%少なく、従来の検出における15%よりも4倍大きい。その結果、増幅させられた第1電圧と増幅させられた第2電圧との差は比較的大きく、信号対雑音比が高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易である
従って、第1電圧を例として挙げると、第1電圧Vo1が−0.5V(予め定められた値)以上であるかを決定でき、もしそうであれば、第1電圧は、指紋画像を生成するために使用される。もしそうでないならば、指紋検出回路100は、出力電圧Voを調節するために、励起電圧Vtとコンデンサ104の電圧Vcとの少なくとも一つを調整できる。予め定められた値の設定においては、アナログ−デジタル変換器112の範囲、励起電圧Vtの安全範囲、及び、コンデンサの電圧Vcのような要因を考慮できる。
本開示の実施形態に係る指紋検出回路100では、信号増幅器102の出力電圧は指コンデンサ114の1つの容量値に対し非線形関係を有する。後続の処理では、隆線コンデンサに対応する電圧と、谷線コンデンサに対応する電圧と、の差が比較的大きくなるように、信号増幅器102の出力電圧は局所的に線形に増幅でき、信号対雑音比がより高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易なので、指紋検出効果が改善される。
図3は、本開示の他の例示的な実施形態に係る指紋検出回路の回路図である。図3に示されたように、指紋検出回路00は、信号増幅器202、コンデンサ204、スイッチユニット206、第2電源(図3に不図示)、サンプルホールド回路210、及び、アナログ−デジタル変換器212を含む。
指紋を採集する場合(図2参照)、指紋検出回路200は、指コンデンサ214を生成するために指紋センサ502によって指500に励起信号を印加しても良い。
信号増幅器202の反転入力端子は、指コンデンサ214の1つに接続されており、信号増幅器202の非反転入力端子は、基準電圧端子216に接続されており、信号増幅器202は、信号増幅器202の出力端子から指コンデンサ214の1つの容量に従って出力電圧を出力する。
実施形態において、基準電圧端子216は、第2電源の出力端子である。すなわち、信号増幅器202の非反転端子は、第2電源に接続されている。
実施形態において、コンデンサ204は、指紋センサの内部コンデンサ、又は、他のコンデンサでも良く、コンデンサ204の容量値は、通常、固定である。
スイッチユニット206は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にそれぞれ接続されており、出力電圧が指コンデンサ214の1つの容量値に対して非線形関係を有するように、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にコンデンサ204を接続させる制御を行うように構成されている。
実施形態において、スイッチユニット206は、コンデンサ204に並列に接続されている。スイッチユニット206が開かれた場合、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にそれぞれ連絡される。つまり、スイッチユニット206が開かれた場合、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にそれぞれ連絡されている。スイッチユニット206が閉じられた場合、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、から切り離される。連絡は、接続と閉路とを意味する。本実施形態において、スイッチユニット206が閉じられると、コンデンサ204が信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、に接続されていても、コンデンサ204が短絡され、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にそれぞれ連絡できない。
実施形態において、スイッチユニット206は、第1接続端子D1と第2接続端子D2とを含む。第1接続端子D1は、コンデンサ204の第1端子と、信号増幅器202の反転端子と、に接続されている。第2接続端子D2は、コンデンサ204の第2端子と、信号増幅器202の出力端子と、に接続されている。スイッチユニット206が開かれる場合、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、にそれぞれに連絡される。すなわち、第1接続端子D1が第2接続端子D2から切り離される。スイッチユニット206が閉じられる場合、コンデンサ204は、信号増幅器202の反転入力端子と、信号増幅器202の出力端子と、から切り離される。つまり、信号増幅器202の出力端子からの出力電圧が第2電源の電圧と等しくなるように、第1接続端子D1は、第2接続端子D2に接続される。コンデンサ204は短絡され、信号増幅器202の反転端子と出力端子とから切り離されるので、信号増幅器202の出力端子からの出力電圧に影響を与えない。
実施形態において、図3に示すように、指紋検出回路200は、サンプルホールド回路210と、アナログ−デジタル変換器212と、をさらに含む。サンプルホールド回路210は、信号増幅器202の出力端子と、アナログ−デジタル変換器212の端子とに接続されている。サンプルホールド回路210は、信号増幅器202の出力端子からの出力電圧を予め定められた倍率で増幅させるように構成されている。アナログ−デジタル変換器212は、増幅された出力電圧を数値に変換し、その数値を保存するように構成されている。指紋検出回路200は、デジタル信号を処理するデジタル信号処理器(不図示)をさらに含んでも良く、デジタル信号処理機は、アナログ−デジタル変換器212の出力端子に接続される。信号増幅器202から出力され、デジタル化された電圧は、後続の演算に適している。
実施形態では、指コンデンサの1つの容量値は、
Vo=(Vs−Vt*Cx/Ci)
という式に従って決定される。但し、Voは、出力電圧であり、Vtは、励起信号の励起電圧であり、Cxは、指コンデンサ214の1つの容量値であり、Ciは、コンデンサ204の容量値であり、Vsは、第2電源の電圧である。上記式によれば、信号増幅器202の出力電圧Voは、指コンデンサ214の1つの容量値Cxに対して非線形関係を有する。
例えば、指紋検出回路200が初期化された場合、スイッチユニット206は閉じられ、指コンデンサ214の2つの端子は、初期化の間に接地される。このとき、信号増幅器02の出力端子からの出力電圧VoはVsに等しく、初期化が完了する。
指紋検出回路200が指紋を採集するとき、スイッチユニット206は開かれ、信号生成部218は励起電圧Vtを増加させ、励起電圧Vtの増加中に、指コンデンサ214が充電される。但し、充電電荷量は、Q=Vt*Cxである。オペアンプの仮想的なショート及び仮想的なオフ特性によって、信号増幅器202から出力される電圧は低下し、コンデンサ204は、同じ量の電荷で充電する必要があるので、オペアンプの入力端子は、接地電位に維持される。そして、コンデンサ204に充電された電荷量は、(Vs−Vo)*Ci=Vt*Cxであり、このようにして、信号増幅器202の出力端子から出力された電圧Voは、Vo=Vs−Vt*Cx/Ciである。そして、電圧Voは、サンプルホールド回路210によってn倍増幅され、アナログ−デジタル変換器212に入力される最終検出電圧は、Va=n*(Vc−Vt*Cx/Ci)である。そのため、信号増幅器202の出力電圧Voは、励起電圧Vtと、コンデンサ204の電圧と、の少なくとも1つの調整によって調整される。
本開示の実施形態に係る指紋検出回路200では、信号増幅器202の出力電圧は、指コンデンサ214の1つの容量値に対し非線形関係を有し、後続の処理では、隆線コンデンサに対応する電圧と、谷線コンデンサに対応する電圧と、の差が比較的大きくなるように、信号増幅器202の出力電圧は局所的に線形に増幅でき、信号対雑音比がより高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易なので、指紋検出効果が改善される。
図4は、本開示の例示的な実施形態に係る電子機器の概略図である。図4に示されるように、電子機器300は、指紋検出回路を含む。指紋検出回路は、電子機器300の内部に構成されても良い。指紋検出回路は、上記実施形態の上記指紋検出回路のいずれか1つであって良い。
本開示の実施形態に係る電子機器では、信号増幅器の出力電圧は、指コンデンサの1つの容量値に対し非線形関係を有し、後続の処理では、隆線コンデンサに対応する電圧と、谷線コンデンサに対応する電圧と、の差が比較的大きくなるように、信号増幅器の出力電圧は局所的に線形に増幅でき、信号対雑音比がより高く、後続のアルゴリズムが認識することがより容易なので、指紋検出効果が改善される。
実施形態において、電子機器300は、携帯電話であって良い。他の実施形態では、電子機器300は、タブレットPC、ノートブックコンピュータ、インテリジェントウェアラブルデバイス、オーディオプレーヤー、ビデオプレーヤー、又は、指紋検出の必要があるいかなる他の電子機器であっても良いということは、理解可能である。
指紋センサ502の採集窓302は、電子機器300のフロントパネル304に配置されても良く、このようにすると、ユーザの指紋の採集が容易である。採集窓302は、電子機器300の側面又は裏面などの電子機器300の他の位置にあっても良い。
このように、電子機器300は、改善された指紋検出効果を有することができる。
本明細書を通じて、「実施形態」、「ある実施形態」、「一実施形態」、「他の実施例」、「実施例」、「具体例」、又は、「ある実施例」との言及は、実施形態又は実施例に関連して記述された特別な特性、構造、材料、特徴が本開示の少なくとも一の実施形態又は実施例に含まれることを意味する。このように、「ある実施形態において」、「一実施形態において」、「実施形態において」、「他の実施例において」、「実施例において」、「具体例において」、又は、「ある実施例において」などの文言が様々な場所で本明細書を通じて出現することは、本開示の同じ実施形態又は同じ実施例を必ずしも参照するのではない。さらに、特別な特性、構造、材料、特徴は、1以上の実施形態又は実施例において、任意の適切な方法で組み合わされて良い。
本開示の各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又は、それらの組み合わせで実現されても良いということは、明らかである。上記実施形態では、複数のステップ又は方法は、メモリに保存され、好適な命令実行システムで実行されるソフトウェア、又は、ファームウェアによって実現されて良い。例えば、ハードウェアによって実現される場合、他の実施形態と同様に、ステップ又は方法は、当該技術分野で周知の以下の技術の1つ又は組み合わせによって実現されて良い。すなわち、データ信号の論理機能を実現する論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な組合せ論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等である。
当業者は、本開示の上記例示の方法のステップの全て、又は、一部分は、プログラムに関連したハードウェアに命令することによって達成されても良いということを理解する。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に保存されても良い。プログラムは、コンピュータ上で実行される場合、本開示の方法の実施形態におけるステップの1つ又は組み合わせを含む。
さらに、本開示の実施形態の各機能セルは、1つの処理モジュールに統合されても良いし、これらのセルが別個の物理的存在であっても良いし、2以上のセルが1つの処理モジュールに統合されても良い。統合されたモジュールは、ハードウェアの形で、又は、ソフトウェア機能モジュールの形で、実現されても良い。統合されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形で実現され、かつ、スタンドアローン製品として販売される又は使用される場合、統合されたモジュールは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に保存されても良い。
上述された記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、CD等であっても良い。本開示は、実施形態に言及して説明されたが、当業者が当該開示を実施するために知る他の実施例を本開示は含むということを、当業者は理解するということに注意が必要である。このため、本開示は、実施形態に限定されない。
(付記)
(付記1)
指コンデンサを生成するために指に励起信号を印加するように構成された指紋検出回路であって、
前記指コンデンサの1つに接続された反転入力端子、基準電圧端子に接続された非反転入力端子、及び、前記指コンデンサの1つの容量値に応じた出力電圧を出力する出力端子を有する信号増幅器と、
コンデンサと、
前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とにそれぞれ接続され、前記出力電圧が前記指コンデンサの1つの前記容量値と非線形関係を有するように、前記コンデンサを前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続させる制御を行うように構成されたスイッチユニットと、を備える、
指紋検出回路。
(付記2)
前記スイッチユニットを介して前記コンデンサに接続された第1電源を備え、
前記スイッチユニットは、前記コンデンサを充電するように前記第1電源を制御する、又は、前記第1電源から切り離されるように前記コンデンサを制御する、ように構成されている、
付記1に記載の指紋検出回路。
(付記3)
前記基準電圧端子は接地端子である、
付記1又は2に記載の指紋検出回路。
(付記4)
前記スイッチユニットは、第1スイッチと第2スイッチとを備え、
前記第1スイッチは、前記コンデンサの第1端子に接続された第1選択端子と、前記第1電源の第1電極に接続された第1電源端子と、前記信号増幅器の前記反転入力端子に接続された第1接続端子と、を備え、
前記第2スイッチは、前記コンデンサの第2端子に接続された第2選択端子と、前記第1電源の第2電極に接続された第2電源端子と、前記信号増幅器の前記出力端子に接続された第2接続端子と、を備え、
前記第1選択端子は、前記第1接続端子又は前記第1電源端子に接続されるように構成され、かつ、前記第2選択端子は、前記第2接続端子又は前記第2電源端子に接続されるように構成されている、
付記1から3のいずれか一つに記載の指紋検出回路。
(付記5)
前記第1選択端子が、前記第1接続端子に接続され、かつ、前記第1電源端子から切り離される場合であって、かつ、前記第2選択端子が、前記第2接続端子に接続され、かつ、前記第2電源端子から切り離される場合に、前記コンデンサは、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続され、かつ、前記第1電源から切り離される、
付記4に記載の指紋検出回路。
(付記6)
前記第1選択端子が、前記第1電源端子に接続され、かつ、前記第1接続端子から切り離される場合であって、かつ、前記第2選択端子が、前記第2電源端子に接続され、かつ、前記第2接続端子から切り離される場合に、前記第1電源は、前記コンデンサを充電するように構成されている、
付記4に記載の指紋検出回路。
(付記7)
前記指コンデンサの1つの前記容量値が、下記の式
Vo=(Vc−Vt*Cx/Ci)
但し、Voは、前記出力電圧であり、Vtは、前記励起信号の励起電圧であり、Cxは、前記指コンデンサの1つの前記容量値であり、Ciは、前記コンデンサの容量値であり、Vcは、前記コンデンサの前記第1端子と前記第2端子との間の電圧である、
に従って決定される、
付記2から6のいずれか一つに記載の指紋検出回路。
(付記8)
第2電源を備え、
前記基準電圧端子は、前記第2電源の出力端子であり、前記スイッチユニットは、前記コンデンサに並列に接続されており、
前記スイッチユニットが開かれた場合、前記コンデンサは、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とにそれぞれ連絡され、
前記スイッチユニットが閉じられた場合、前記コンデンサは、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とから切り離される、
付記1に記載の指紋検出回路。
(付記9)
前記指コンデンサの1つの前記容量値は、下記の式
Vo=(Vs−Vt*Cx/Ci)
但し、Voは、前記出力電圧であり、Vtは、前記励起信号の励起電圧であり、Cxは、前記指コンデンサの1つの前記容量値であり、Ciは、前記コンデンサの容量値であり、Vsは、前記第2電源の電圧である、
に従って決定される、
付記8に記載の指紋検出回路。
(付記10)
サンプルホールド回路と、アナログ−デジタル変換器と、を備え、
前記サンプルホールド回路は、前記信号増幅器の前記出力端子と、前記アナログ−デジタル変換器の端子と、に接続されている、
付記1から9のいずれか一つに記載の指紋検出回路。
(付記11)
付記1から10のいずれか一つに記載の指紋検出回路を備える、
電子機器。

Claims (11)

  1. 指コンデンサを生成するために指に励起信号を印加するように構成された指紋検出回路であって、
    前記指コンデンサの1つに接続された反転入力端子、基準電圧端子に接続された非反転入力端子、及び、前記指コンデンサの1つの容量値に応じた出力電圧を出力する出力端子を有する信号増幅器と、
    コンデンサと、
    前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とにそれぞれ接続され、前記出力電圧が前記指コンデンサの1つの前記容量値と非線形関係を有するように、前記コンデンサを前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続させる制御を行うように構成されたスイッチユニットと、を備える、
    指紋検出回路。
  2. 前記スイッチユニットを介して前記コンデンサに接続された第1電源をさらに備え、
    前記スイッチユニットは、前記コンデンサを充電するように前記第1電源を制御する、又は、前記第1電源から切り離されるように前記コンデンサを制御する、ように構成されている、
    請求項1に記載の指紋検出回路。
  3. 前記基準電圧端子は接地端子である、
    請求項1又は2に記載の指紋検出回路。
  4. 前記スイッチユニットは、第1スイッチと第2スイッチとを備え、
    前記第1スイッチは、前記コンデンサの第1端子に接続された第1選択端子と、前記第1電源の第1電極に接続された第1電源端子と、前記信号増幅器の前記反転入力端子に接続された第1接続端子と、を備え、
    前記第2スイッチは、前記コンデンサの第2端子に接続された第2選択端子と、前記第1電源の第2電極に接続された第2電源端子と、前記信号増幅器の前記出力端子に接続された第2接続端子と、を備え、
    前記第1選択端子は、前記第1接続端子又は前記第1電源端子に接続されるように構成され、かつ、前記第2選択端子は、前記第2接続端子又は前記第2電源端子に接続されるように構成されている、
    請求項に記載の指紋検出回路。
  5. 前記第1選択端子が、前記第1接続端子に接続され、かつ、前記第1電源端子から切り離される場合であって、かつ、前記第2選択端子が、前記第2接続端子に接続され、かつ、前記第2電源端子から切り離される場合に、前記コンデンサは、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とに接続され、かつ、前記第1電源から切り離される、
    請求項4に記載の指紋検出回路。
  6. 前記第1選択端子が、前記第1電源端子に接続され、かつ、前記第1接続端子から切り離される場合であって、かつ、前記第2選択端子が、前記第2電源端子に接続され、かつ、前記第2接続端子から切り離される場合に、前記第1電源は、前記コンデンサを充電するように構成されている、
    請求項4に記載の指紋検出回路。
  7. 前記指コンデンサの1つの前記容量値が、下記の式
    Vo=(Vc−Vt*Cx/Ci)
    但し、Voは、前記出力電圧であり、Vtは、前記励起信号の励起電圧であり、Cxは、前記指コンデンサの1つの前記容量値であり、Ciは、前記コンデンサの容量値であり、Vcは、前記コンデンサの前記第1端子と前記第2端子との間の電圧である、
    に従って決定される、
    請求項4から6のいずれか一項に記載の指紋検出回路。
  8. 第2電源をさらに備え、
    前記基準電圧端子は、前記第2電源の出力端子であり、前記スイッチユニットは、前記コンデンサに並列に接続されており、
    前記スイッチユニットが開かれた場合、前記コンデンサは、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とにそれぞれ連絡され、
    前記スイッチユニットが閉じられた場合、前記コンデンサは、短絡されて、前記信号増幅器の前記反転入力端子と前記出力端子とにそれぞれ連絡されない
    請求項1に記載の指紋検出回路。
  9. 前記指コンデンサの1つの前記容量値は、下記の式
    Vo=(Vs−Vt*Cx/Ci)
    但し、Voは、前記出力電圧であり、Vtは、前記励起信号の励起電圧であり、Cxは、前記指コンデンサの1つの前記容量値であり、Ciは、前記コンデンサの容量値であり、Vsは、前記第2電源の電圧である、
    に従って決定される、
    請求項8に記載の指紋検出回路。
  10. サンプルホールド回路と、アナログ−デジタル変換器と、をさらに備え、
    前記サンプルホールド回路は、前記信号増幅器の前記出力端子と、前記アナログ−デジタル変換器の端子と、に接続されている、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の指紋検出回路。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の指紋検出回路を備える、
    電子機器。
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