JP6538639B2 - 無線通信装置、方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークに接続する、無線通信装置、方法およびプログラムに関する。
一般企業や学校に無線LAN(Local Area Network)ネットワークを導入する場合、建物などに複数のアクセスポイント(以降、AP)が配置される。また、それらのAPは同一ネットワーク上に設置され、AP間の有線ネットワークを通して双方向通信が可能なことが多い。また、有線ネットワークはインターネットに接続する。
無線LANネットワークの障害の要因の一つに、APが有線ネットワークに接続できない障害がある。この障害の原因は、LANケーブルが抜けた場合や有線LANポート部分の接触不良という簡単な原因から、専門のネットワーク作業者が調査をしなければわからない原因など、様々である。
APに障害が発生したとき、その障害の原因に関係なく、復旧者はAPの近くに行き、たとえば、APの装置に具備されたLED(Light Emitting Diode)の点灯状態(点灯しているLEDの色や発光パターンなど)を目視して障害の内容を確認する。あるいは、APの電源を抜き差しすることでAPを再起動して、無線LAN通信が復旧するか試みる。あるいは、APと接続しているLANケーブルの接続状況を確認する。
障害の原因が何であれ、APが有線ネットワークに接続できない間、APに帰属している子機は、APに正常に無線LAN接続できているのに、インターネットに接続できない。このとき、無線LAN接続は正常なため、子機は障害を検知していないのにインターネットにアクセスできない状態に陥る。このように、子機がAPに接続できているのに、インターネットにアクセスできない状態となる問題を「ブラックホール問題」という。
この「ブラックホール問題」を解決するため、多くのAPは、有線ネットワーク接続に障害が発生したとき、自身の無線ネットワークをすべて停止する。APが無線ネットワークを停止すると、今までそのAPに帰属していた子機は近隣のAPへの接続を試みる。そして、近隣のAPへの接続が成功すると、その近隣のAPの無線帰属子機台数が増加する。しかし、APの無線帰属台数に制限がある場合はAPに帰属できない子機が発生する可能性がある。また、子機と近隣のAPとの距離が離れている場合にも、近隣のAPに帰属できない子機が発生する可能性がある。
これに対し、特許文献1に記載の方法では、APが自身の有線ネットワーク接続に障害が発生したことを検知し、最も近い他のAPへメッシュ・アクセスポイント・ポータルになって欲しい旨のリクエストを送信する。そして、障害が発生してメッシュ・アクセスポイントとなったAPは、メッシュ・アクセスポイント・ポータルになった他のAPに無線で接続する。これにより、障害が発生したAPに帰属する子機は、障害が発生したAPと他のAPとを経由してインターネットに接続することが可能になる。
特開2009−232379号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、メッシュ・アクセスポイント・ポータルとなった他のAPは、自身に帰属する子機との無線LAN通信に加えて、障害が発生したAPとも無線LAN通信を行う。そのため、他のAPの無線帰属台数に制限がある場合には、他のAPは障害が発生したAPと接続できない可能性がある。また、他のAPに帰属する装置が増えることにより、障害が発生したAPおよび他のAPに帰属する子機の通信速度が低下する可能性がある。
本発明の目的は、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することを可能にする、無線通信装置、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の無線通信装置は、ネットワークに接続するネットワーク接続部と、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知部と、前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断部と、前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続部と、前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無線通信方法は、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知し、前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断し、前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行い、前記第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継することを特徴とする。
また、本発明の無線通信プログラムは、コンピュータに、ネットワークに接続するネットワーク接続機能と、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知機能と、前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断機能と、前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続機能と、前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の無線通信装置、方法およびプログラムにより、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二から第四の実施形態の無線通信装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の障害確認用パケットの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータベースに記憶された情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の障害確認用パケットの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の障害確認用パケットの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータベースに記憶された情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のデータベースに記憶された情報の例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置のデータの流れの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の無線通信装置のデータの流れの例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の無線通信装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の障害確認用パケットの例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の無線通信装置10の構成例を示す。本実施形態の無線通信装置10は、ネットワーク接続部11、検知部12、判断部13、第一の無線接続部14および第一の中継部15により構成される。
ネットワーク接続部11は、ネットワークに接続する部分である。検知部12は、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する部分である。判断部13は、障害の発生を検知したとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する部分である。第一の無線接続部14は、第一の無線接続を行うとの判断をしたとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行う部分である。第一の中継部15は、第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する部分である。
このように無線通信装置10を構成することによって、無線通信装置10は、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する。そして、第一の無線接続を行うとの判断をしたとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行い、第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する。無線通信装置10は、第一の無線通信装置に障害が発生したとき、障害が発生した第一の無線通信装置と第一の無線接続を行う。これにより、無線通信装置10は、無線通信装置10に帰属する子機があった場合でも、子機との通信とは別に、障害が発生した第一の無線通信装置との第一の無線接続を行うことが可能になる。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の無線通信装置10の動作の例を示す。
検知部12が第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき(ステップS101でYES)、判断部13は第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する。そして、判断部13が第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うとの判断をしたとき(ステップS102でYES)、第一の無線接続部14は第一の無線通信装置と第一の無線接続を行う。また、第一の中継部15は、第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する(ステップS103)。
このように動作することによって、無線通信装置10は、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する。そして、第一の無線接続を行うとの判断をしたとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行い、第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、無線通信装置10は、第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する。そして、第一の無線接続を行うとの判断をしたとき、第一の無線通信装置と第一の無線接続を行い、第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する。無線通信装置10は、第一の無線通信装置に障害が発生したとき、障害が発生した第一の無線通信装置と第一の無線接続を行う。これにより、無線通信装置10は、無線通信装置10に帰属する子機があった場合でも、子機との通信とは別に、障害が発生した第一の無線通信装置との第一の無線接続を行うことが可能になる。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態は、無線通信装置10が無線LANアクセスポイントである場合の具体的な例について説明する。
まず、図3に本実施形態の無線通信システムの構成例を示す。本実施形態の無線通信システムは、無線通信装置20(20A、20B、20C)、レイヤー3スイッチ50、無線子機60により構成される。
無線通信装置20(20A、20B、20C)は無線LANアクセスポイント(AP)である。この例では、同一ネットワーク上に一つ以上のAPが設置されており、これらのAPはネットワークを介して相互に通信可能である。
また、この例では、同一ネットワークからインターネットへ接続するためのレイヤー3スイッチ50が設置されている。レイヤー3スイッチ50より外側は上位ネットワークであり、APが直接接続するネットワークとは別のネットワークであるとする。
また、この例では、無線通信装置20Bに無線子機60が無線LAN経由で接続している。無線子機60は、無線通信装置20B経由で上位ネットワークにアクセスすることが可能である。
なお、無線通信システム内に無線子機60は0台以上存在することができ、無線子機60は無線通信装置20Aや無線通信装置20Cに接続することもできる。また、各無線通信装置20(20A、20B、20C)には0台以上の無線子機60が接続することが可能である。
次に、図4に本実施形態の無線通信装置20(20A、20B、20C)の構成例を示す。
無線通信装置20は、ネットワーク接続部11、検知部12、判断部13、第一の無線接続部14、第一の中継部15、第二の無線接続部26および第二の中継部27により構成される。
ネットワーク接続部11は、ネットワークに接続する部分である。本実施形態の場合、ネットワーク接続部11は、有線LANでネットワークに接続する。
第一の無線接続部14と第二の無線接続部26は無線LAN接続を行う部分である。第一の無線接続部14は他のAPと接続(第一の無線接続)する部分、第二の無線接続部26は無線子機と接続(第二の無線接続)する部分である。本実施形態の無線通信装置20は、二つの無線接続部を持つことで、互いに異なる周波数帯で他のAPおよび無線子機と無線接続することが可能である。
また、他のAPとの接続用の無線接続部を持つことにより、無線子機の接続台数に制限があっても他のAPが無線通信装置20に帰属でき、また、他のAPが無線通信装置20に帰属することによる通信速度の低下を低減することが可能になる。
なお、第一の無線接続部14および第二の無線接続部26は、それぞれ独立のハードウェア部品を備えていても良いし、一つのハードウェア部品を共有してソフトウェア制御により仮想的に二つの無線通信を行っても良い。
第一の中継部15は、第一の無線接続部14に接続する他のAPとネットワーク接続部11が接続するネットワークの間の通信を中継する部分である。第二の中継部27は、第二の無線接続部26に接続する無線子機とネットワーク接続部11が接続するネットワークの間の通信(第二の通信)を中継する部分である。第二の中継部27は、第二の無線接続部26に接続する無線子機と第一の無線接続部14に接続する他のAPとの間の通信を中継することも可能である。
検知部12は、他のAPのネットワーク接続の障害を検知する部分である。判断部13は、他のAPのネットワーク接続の障害を検知したとき、他のAPに接続するか否かを判断する部分である。
本実施形態では、ネットワーク接続部11は、所定時間おきに障害確認用パケットをネットワーク上に送信する。図3のシステム構成の場合、無線通信装置20A、無線通信装置20Bおよび無線通信装置20Cはそれぞれ障害確認用パケットをネットワーク上に送信する。
図5に障害確認用パケットの設定値の例を示す。図5に記載されていない項目は、一般的な通信プロトコルの仕様に則した形式であるとする。
データリンク層向けの項目のうち、送信元MAC(Media Access Control)アドレスには、障害確認用パケットを送信するAPのネットワーク接続部11のMACアドレスを設定する。また、送信先MACアドレスには、同一ネットワーク上の他のAPすべてに送信できるよう、マルチキャストアドレスを設定する。TTL(Time to Live)には、同一ネットワーク外への送信を行わないようにするために1を設定する。
ネットワーク層向けの項目のうち、送信元IP(Internet Protocol)アドレスには、データリンク層向けと同様に、障害確認用パケットを送信するAPのネットワーク接続部11のIPアドレスを設定する。また、送信先IPアドレスにはマルチキャストアドレスを設定する。
トランスポート層向けの項目のうち、送信元ポートおよび送信先ポートには、使用する通信ポート番号を設定する。無線通信装置20A、無線通信装置20Bおよび無線通信装置20Cがすべて共通のポートを使用すれば良い。
データ部分には、本実施形態では、モードタイプ、第一の無線接続部14あるいは/および第二の無線接続部26で使用するMACアドレス、SSID(Service Set Identifier)、無線チャンネルをそれぞれ格納する。なお、APで複数の無線接続部が動作しているときは、MACアドレス、SSIDおよび無線チャネルのセットを動作している無線接続部の数だけデータ部分に列挙する。
たとえば、無線通信装置20Bの第二の無線接続部26が無線子機60と第二の無線接続を行い、第一の無線接続部14が動作していないとする。このとき、無線通信装置20Bは第二の無線接続部26で使用しているMACアドレス、SSIDおよび無線チャネルを障害確認用パケットのデータ部分に格納する。
モードタイプは、障害確認用パケットが通知する内容の種別を示す。ネットワーク接続に障害が発生していないとき、ネットワーク接続部11は自身の情報を障害確認用パケットで送信する。このとき、障害確認用パケットのモードタイプを「通常モード」(01)とする。
また、本実施形態では、検知部12は、あるAPから通常モードの障害確認用パケットを所定期間受信できないとき、そのAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知する。
検知部12では、他のAPから障害確認用パケットを受信すると、モードタイプを確認する。モードタイプが通常モードを示すとき、ネットワーク接続部11のMACアドレスをタグとして、障害確認用パケットのデータ部分をデータベースに記憶させる。そして、再度同じAPから障害確認用パケットを受信すると、データベースを更新する。
図6にデータベースの例を示す。この例では、データベースに、自装置の情報と他装置の情報を記憶させている。検知部12では、他のAPから通常モードの障害確認用パケットを受信したとき、図6の他装置の情報をデータベースに記憶させる。この例は、無線通信装置20A、無線通信装置20B、無線通信装置20Cで、第二の無線接続部26のみが動作している(第一の無線接続部14は動作していない)場合にデータベースが記憶している情報の例である。
他のAPの、たとえば、無線通信装置20Bのネットワーク接続に障害が発生すると、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Cの検知部12は、無線通信装置20Bから通常モードの障害確認用パケットを受信できなくなる。検知部12では、他APから通常モードの障害確認用パケットを所定期間受信できないとき、そのAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知する。
また、本実施形態では、判断部13は、障害が発生したAP(以降、障害AP)の電波状況に基づいて、障害APに接続するか否かを判断する。本実施形態では、検知部12が障害の発生を検知したとき、判断部13が障害APの電波状況を取得して障害APに接続するか否かを判断する。あるいは、障害発生以前に、他の各APの電波状況を取得し、どのAPに障害が発生したときに障害APに接続するのかを決定しておいても良い。なお、この、電波状況に基づいて障害APに接続するか否かを判断する動作のことを以降、探索動作と呼ぶ。また、無線通信装置20は、通常のアクセスポイントとしての動作と並行して、探索動作を行う。
本実施形態では、判断部13では、障害APの無線電波を受信し、電波状況を測定する。このとき、判断部13では、まず、データベースから障害APのMACアドレス、SSIDおよび無線チャネルを取得する。たとえば、図6の情報が無線通信装置20Aのデータベースに記憶され、無線通信装置20Bで障害が発生したとする。このとき、無線通信装置20Aの判断部13は、無線通信装置20BのMACアドレス(MAC−B2)、SSID(SSID−B2)および無線チャネル(CH−B2)を取得する。
そして、第一の無線接続部14あるいは第二の無線接続部26を使用して、障害APが報知するビーコンを受信し、ビーコンの電波状況を測定する。障害APが複数のチャネルで複数の無線通信を行っている場合は、すべての無線通信の電波状況を測定する。なお、電波状況には、RSSI(Received Signal Strength Indicator)、SN(signal to noise)比、BER(Bit Error Rate)等や、これらを組み合わせた指標などを使用することができる。
そして、判断部13は、測定した障害APの電波状況を、電波状況通知用の障害確認用パケットに乗せて他のAPに向けて送信する。
図7は、電波状況通知用の障害確認用パケットの設定例である。この例では、モードタイプに、電波状況を通知する障害確認用パケットであることを示す、「探索モード」(02)を格納する。また、データ部分に、障害APのMACアドレス、SSID、無線チャネルおよび電波状況を格納する。障害APが複数のチャネルで複数の無線通信を行っている場合は、そのすべてについてMACアドレス、SSID、無線チャネルおよび電波状況のセットを格納する。
そして、判断部13は、障害APを除いた他のAPからモードタイプが探索モードの障害確認用パケットを受信すると、自身が測定した電波状況と他AP(第二の無線通信装置)が測定した電波状況を比較する。そして、自身が測定した電波状況が最も良いとき、障害APに接続すると判断する。判断部13が、障害APに接続すると判断したとき、無線通信装置20は救済モードに移行する。このとき、無線通信装置20は、通常のアクセスポイントとしての動作と並行して、救済モードの動作を行う。救済モードは、障害APと接続するモードである。
救済モードに移行すると、判断部13は、救済モードに移行したことを示す障害確認用パケットをネットワークへ送信する。
図8に救済モードに移行したときに無線通信装置20が送信する障害確認用パケットの設定値の例を示す。救済モードに移行したとき、無線通信装置20は、データ部分に、救済モードを示すモードタイプ(03)、障害APのMACアドレス、SSIDおよび無線チャネルを格納して送信する。
救済モードの障害確認用パケットを送信することで、無線通信装置20は、障害APに接続することを他のAPに報知することができる。他のAPから救済モードの障害確認用パケットを受信したとき、判断部13は、他のAPが障害APと接続することがわかるため、探索動作を終了する。このようにすることで、電波状況が最良のAPが二台以上あるときも、最初に救済モードへ移行して救済モードの障害確認用パケットを送信したAPが救済モードに移行し、他のAPは救済モードへ移行しないことになる。
第一の無線接続部14は、障害APに接続すると判断部13が判断したとき、障害APと接続するためのユニークな救済用プロファイル(MACアドレス、SSID、暗号化モード、暗号化キー、無線チャネル)で無線動作を開始する。このとき、第一の無線接続部14は親機モードで動作し、所定時間おきにビーコンを送信する。
無線通信装置20の検知部12は、さらに、自装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する。検知部12は、たとえば、ネットワーク接続部11に接続しているケーブルが抜けたことを検知したり、ネットワーク接続部11の障害を検知したりすることで、ネットワーク接続の障害を検知する。あるいは、ネットワーク側から所定期間パケットを受信していないことを検知することで、ネットワーク接続の障害を検知する。
第一の無線接続部14は、自装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知すると、救済モードのAPと接続するためのユニークな救済用プロファイル(MACアドレス、SSID、暗号化モード、暗号化キー、無線チャネル)で無線動作を開始する。このとき、第一の無線接続部14は子機モードで動作する。
救済モードのAPに障害APが帰属するため、救済モードのAPと障害APの無線プロファイルは同一である必要がある。そのため、各無線通信装置20は、救済用プロファイルをあらかじめ共有しておく。共有の方法はAPの設置者やネットワーク管理者が事前に設定しても良いし、何らかの手段で相互にAP間で共有させても良い。
障害APの第一の無線接続部14に救済用プロファイルが設定されて第一の無線接続部14が動作を開始すると、障害APの第一の無線接続部14は救済モードのAPのビーコンを検知し、救済モードのAPに無線接続する。この無線接続はIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11で定義されている一般的なものであるとする。
また、障害APの第二の中継部27は、第二の無線接続部26に帰属している無線子機60のデータの転送先を第一の無線接続部14が接続している救済モードのAPへ切り替える。
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。無線通信装置20は、他のAPに障害が発生したとき、障害APと第一の無線接続を行う。これにより、無線通信装置20は、無線通信装置20に帰属する子機との通信とは別に、障害APとの第一の無線接続を行うことが可能になる。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
次に、図9から図13に本実施形態の無線通信装置20(20A、20B、20C)の動作例を示す。
無線通信装置20(20A、20B、20C)の第二の無線接続部26は、アクセスポイントの親機としてのビーコンを定期的に送信しているとする。そして、第二の無線接続部26に帰属する無線子機60があるとき、第二の中継部27が無線子機60とネットワークとの間の通信を中継しているものとする。また、動作開始時、無線通信装置20(20A、20B、20C)の第一の無線接続部14は動作を停止し、第一の中継部15は中継を行っていないものとする。なお、図9、図10および図13の動作は、無線通信装置20への電源投入、あるいは、利用者の開始操作など、電源投入後の所定の事象を契機として開始するものとする。
まず、無線通信装置20(20A、20B、20C)のネットワーク接続部11は、ネットワーク接続に障害が発生するまで(図9のステップS201でNO)、所定時間おきに通常モードの障害確認用パケットを送信する(ステップS202)。このとき、ネットワーク接続部11は、障害確認用パケットに、たとえば、図5に示す設定値を格納する。
無線通信装置20(20A、20B、20C)の検知部12は、障害確認用パケットを受信すると(図10のステップS203)、障害確認用パケットのモードタイプを確認する。モードタイプが通常モードを示すとき(ステップS204で通常モード)、検知部12は、障害確認用パケットの送信元MACアドレスがデータベースにあるか確認する。障害確認用パケットの送信元MACアドレスがデータベースになければ(ステップS205でNO)、障害確認用パケットの送信元MACアドレスをタグとして、データ部分の情報をデータベースに登録する(ステップS206およびステップS207)。障害確認用パケットの送信元MACアドレスがデータベースにあれば(ステップS205でYES)、データベースのデータ部分の情報を更新する(ステップS207)。そして、各送信元MACアドレスに対するタイマーを初期化し、起動する(ステップS208)。
たとえば、無線通信装置20Aは、無線通信装置20Bから通常モードの障害確認用パケットを受信すると、無線通信装置20BのMACアドレスと障害確認用パケットのデータ部分を対応付けてデータベースに記憶させる。これにより、無線通信装置20Aのデータベースに、無線通信装置20Bのネットワーク接続部11のMACアドレスをタグとして、無線通信装置20Bの第二の無線接続部26のMACアドレス、SSIDおよび無線チャネルが記憶される(図6)。また、同様に、無線通信装置20Aは、無線通信装置20Cから通常モードの障害確認用パケットを受信すると、無線通信装置20Cの情報をデータベースに記憶させる。無線通信装置20Bおよび無線通信装置20Cについても同様に、他APの情報を自身のデータベースに記憶させる。
ここで、図14のように、無線通信装置20Bのネットワーク接続に障害が発生したとする。このとき、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Cは、無線通信装置20Bからの障害確認用パケットを受信できなくなる。そして、無線通信装置20A(20C)が無線通信装置20Bから障害確認用パケットを受信してから所定期間が経過すると、無線通信装置20Bに対するタイマーが満了する。無線通信装置20Bに対するタイマーが満了すると(図13のステップS209でYES)、無線通信装置20Aおよび無線通信装置20Cの検知部12は、無線通信装置20Bのネットワーク接続に障害が発生したことを検知する。
検知部12が無線通信装置20Bのネットワーク接続に障害が発生したことを検知すると、無線通信装置20A(20C)は、探索動作を開始する(ステップS210)。なお、探索動作(ステップS210〜ステップS213)は、障害発生前に各APに対して行っても良い。
探索動作を開始すると、無線通信装置20A(20C)の判断部13は、自身のデータベースから、障害AP(無線通信装置20B)の情報を取得する(ステップS211)。そして、判断部13は、第一の無線接続部14を無線通信装置20Bの第二の無線接続部26の無線チャネルに合わせて、無線通信装置20Bが報知しているビーコンを受信して、ビーコンの電波状況を測定する(ステップS212)。電波状況を測定後、検知部12は、探索モードの障害確認用パケットをネットワーク接続部11経由で送信する(ステップS213)。探索モードの障害確認用パケットには、たとえば、図7に示す設定値を格納する。
無線通信装置20A(20C)は、探索モードの障害確認用パケットを受信したとき(図10のステップS204で探索モード)、障害確認用パケットの送信元MACアドレスをタグとして、データ部分をデータベースに記憶させる(図11のステップS214)。
図16に無線通信装置20Aのデータベースに記憶させた電波状況の例を示す。無線通信装置20AのMACアドレス(MAC−An)に対して、障害AP(無線通信装置20B)の第二の無線接続部26のMACアドレス、SSID、無線チャネルが記憶されている。また、無線通信装置20AのMACアドレス(MAC−An)に対して、無線通信装置20Aが測定した無線通信装置20Bの電波状況が記憶されている。また、無線通信装置20CのMACアドレス(MAC−Cn)に対して、障害APの第二の無線接続部26のMACアドレス、SSID、無線チャネル、および、電波状況が記憶されている。
探索モードの障害確認用パケットを受信したとき、対象の障害APに対する探索動作を行っていなければ(ステップS215でNO)、無線通信装置20A(20C)は、対象の障害APに対する探索動作を開始する。そして障害AP(無線通信装置20B)の電波状況を測定し、探索モードの障害確認用パケットを送信する(ステップS216からステップS219)。これは、図13のステップS210からステップS213の動作と同様である。無線通信装置20A(20C)が対象の障害APに対する探索動作を行っていれば(ステップS215でYES)、ステップS216からステップS219はスキップする。
そして、無線通信装置20A(20C)の判断部13は、障害AP(無線通信装置20B)を除く他のAPの電波状況が揃ったら(図12のステップS220でYES)、障害APについて、自身が測定した電波状況と他のAPの電波状況を比較する。比較の結果、自身が測定した電波状況が最良なら(ステップS221でYES)、無線通信装置20A(20C)は、障害APに接続すると判断し、救済モードへ移行する(ステップS222)。ここでは、無線通信装置20Cが測定した電波状況より無線通信装置20Aが測定した電波状況が良かったとする。そのため、無線通信装置20Aは救済モードへ移行する。
無線通信装置20Aは、救済モードへ移行すると、救済モードの障害確認用パケットをネットワーク接続部11経由で送信する(ステップS223)。救済モードの障害確認用パケットには、たとえば、図8に示す設定値を格納する。これにより、無線通信装置20Aは、自身が接続する(救済する)障害APの情報を他APに通知することができる。
また、無線通信装置20Aは、第一の無線接続部14の動作を開始する(ステップS224)。このとき、第一の無線接続部14は、ネットワーク内のAPで使用していない、救済用無線プロファイル(MACアドレス、SSID、暗号化モード、暗号化キー、無線チャネル等)を使用する。また、第一の無線接続部14は親機モードで動作し、ビーコンを送信する。
電波状況の比較の結果、自身が測定した電波状況が最良でなかった場合(ステップS221でNO)、無線通信装置20Cは、障害確認用パケットの受信(図10のステップS203)に戻る。そして、無線通信装置20Cは、救済モードの障害確認用パケットを受信したとき(ステップS204で救済モード)、他のAPが無線通信装置20Bを救済することがわかる。そのため、無線通信装置20Cが障害AP(無線通信装置20B)に対して探索動作中のとき(ステップS225でYES)、探索動作を終了する(ステップS226)。
障害が発生した無線通信装置20Bは、ネットワーク接続に障害が発生したことを検知すると(図9のステップS201でYES)、第一の無線接続部14の動作を開始する(ステップS227)。このとき、無線通信装置20Bの第一の無線接続部14は、所定の救済用無線プロファイル(SSID、暗号化モード、パスワード)を使用し、子機モードで動作を開始する。
救済モードの各無線通信装置20(20A、20B、20C)に障害APが接続できるよう、各無線通信装置20は、あらかじめ救済用の無線プロファイルを共有しておく。たとえば、利用者があらかじめ各無線通信装置20に救済用の無線プロファイルを設定しても良いし、あるいは、無線通信装置20同士で別の手段で無線プロファイルを共有しても良い。
無線通信装置20Bの第一の無線接続部14が動作を開始すると、無線通信装置20Bは無線通信装置20Aを発見し、無線通信装置20Aに帰属する。そして、無線通信装置20Bの第二の中継部27は、第二の無線接続部26が送受信するデータの中継先を、ネットワーク接続部11から第一の無線接続部14へ切り替える。
図17に、無線通信装置20B(障害AP)が無線通信装置20Aに接続している状態での、無線通信装置20Aのデータ送受信経路(点線)を示す。無線通信装置20Aでは、第二の無線接続部26は自身に帰属する無線子機と接続し、第二の中継部27は、自身に帰属する無線子機とネットワークとの間の送受信データ(第二の通信)を中継している。また、第一の無線接続部14は無線通信装置20Bと接続し、第一の中継部15は無線通信装置20Bとネットワークとの間の送受信データを中継している。
また、図18に、このときの無線通信装置20Bのデータ送受信経路(点線)を示す。第二の中継部27は、第二の無線接続部26に接続する無線子機60と第一の無線接続部14に接続する無線通信装置20A(第三の無線通信装置)との間の送受信データ(第三の通信)を中継している。このようにして、無線通信装置20Bに帰属する無線子機60は、無線通信装置20Bおよび無線通信装置20Aを経由してネットワークに接続することが可能になる。
なお、無線通信装置20Bは、ネットワーク接続に障害が発生したことを、ネットワーク接続部11に接続しているLANケーブルが抜けたことを検知する、ネットワーク側からのパケットが所定時間到着しないことを検知する、等の方法で検知することができる。
このように動作することによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。無線通信装置20は、他のAPに障害が発生したとき、障害APと第一の無線接続を行う。これにより、無線通信装置20は、無線通信装置20に帰属する子機との通信とは別に、障害APとの第一の無線接続を行うことが可能になる。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。無線通信装置20は、他のAPに障害が発生したとき、障害APと第一の無線接続を行う。これにより、無線通信装置20は、無線通信装置20に帰属する子機との通信とは別に、障害APとの第一の無線接続を行うことが可能になる。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態では、無線通信装置20のネットワーク接続部11の障害が解消した場合について説明する。
まず、図4を用いて、本実施形態の無線通信装置20の構成例について説明する。本実施形態の無線通信装置20の構成例は、第二の実施形態とほぼ同様である。
本実施形態では、検知部12は、さらに、自身のネットワーク接続部11の障害の復旧を検知する。そして、検知部12がネットワーク接続部11の障害の復旧を検知すると、第一の無線接続部14は、救済モードの無線通信装置20との接続を切断する。また、第二の中継部27は、第二の無線接続部26が無線子機60と送受信するデータの中継先を、第一の無線接続部14からネットワーク接続部11へ戻す。
ネットワーク接続部11は、ネットワーク接続が復旧すると、通常モードの障害確認用パケットの送信を再開する。また、検知部12は、ネットワーク接続の復旧を示す復旧モードの障害確認用パケットをネットワーク接続部11経由で送信しても良い。
また、無線通信装置20が救済モードの場合、検知部12は、さらに、救済モードで接続している障害APの復旧を検知する。復旧の検知は、第一の無線接続部14に接続している障害APの復旧モードあるいは通常モードの障害確認用パケットをネットワーク接続部11が受信することで検知することができる。そして、検知部12が復旧を検知すると、第一の無線接続部14は無線接続(第一の無線接続)を切断する。
その他の構成については、第二の実施形態と同様のため、説明を省略する。
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置20は、自身が救済モードのとき、障害APのネットワーク接続の復旧を検知し、障害APとの無線接続を切断する。また、本実施形態の無線通信装置20は、自身のネットワーク接続が復旧したとき、救済モードのAPとの無線接続を切断して、第二の中継部27の中継先を第一の無線接続部14からネットワーク接続部11へ戻す。これにより、ネットワーク接続が復旧したとき、障害APおよび救済モードのAPを元の状態に戻すことが可能になる。
次に、図19および図20に本実施形態の無線通信装置20の動作例を示す。なお、図20は、図10のステップS203とステップS204の間に行う動作の例である。また、図19の動作は、無線通信装置20への電源投入、あるいは、利用者の開始操作など、電源投入後の所定の事象を契機として開始するものとする。
第二の実施形態と同様に、無線通信装置20Bのネットワーク接続に障害が発生し、無線通信装置20Aが救済モードで動作して、無線通信装置20Aに無線通信装置20Bが接続したとする。ここまでの動作例は第二の実施形態と同様である。
この状態で、無線通信装置20Bの検知部12が自身のネットワーク接続が障害から復旧したことを検知すると(図19のステップS301でYES)、第一の無線接続部14は無線接続を切断する(ステップS302)。また、第二の中継部27は無線子機60と送受信するデータの中継先を第一の無線接続部14からネットワーク接続部11に戻す(ステップS303)。そして、検知部12は、ネットワーク接続部11経由で復旧モードの障害確認用パケットを送信する(ステップS304)。
このとき送信する復旧モードの障害確認用パケットの設定例を図21に示す。この例では、たとえば、データ部分に、自装置が復旧したことを示すモードタイプ、および、第二の無線接続部26の無線設定値を格納する。他のAPでは、この復旧モードの障害確認用パケットを受信することで、無線通信装置20Bのネットワーク接続が障害から復旧したことを検知することができる。
また、ネットワーク接続が障害から復旧すると、ネットワーク接続部11は、通常モードの障害確認用パケットを所定時間おきに送信する(図9のステップS202)。このとき、障害確認用パケットには、たとえば、図5の設定値を格納する。この通常モードの障害確認用パケットを受信することでも、他のAPは、無線通信装置20Bのネットワーク接続が障害から復旧したことを検知することができる。そのため、ステップS304は省略することも可能である。
無線通信装置20Aは、障害確認用パケットを受信し(図10のステップS203)、障害確認用パケットのモードタイプを確認する。そして、モードタイプが復旧モードあるいは通常モードを示すとき(図20のステップS305で復旧モードまたは通常モード)、障害確認用パケットの送信元APのネットワーク接続が障害から復旧したことを検知する。
そして、自身が救済モードのときは、第一の無線接続部14の無線接続を停止し、救済モードを終了する(ステップS307)。また、自身が対象の障害APの探索動作を行っている場合は(ステップS308でYES)、探索動作を終了し(ステップS309)、図10のステップS204以降の動作を行う。
障害確認用パケットのモードタイプが復旧モードあるいは通常モード以外のときは(ステップS305で他)、図10のステップS204以降の動作を行う。
このように動作させることによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、第一および第二の実施形態と同様に、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置20は、自身が救済モードのとき、障害APのネットワーク接続の復旧を検知し、障害APとの無線接続を切断する。また、本実施形態の無線通信装置20は、自身のネットワーク接続が復旧したとき、救済モードのAPとの無線接続を切断して、第二の中継部27の中継先を第一の無線接続部14からネットワーク接続部11へ戻す。これにより、ネットワーク接続が復旧したとき、障害APおよび救済モードのAPを元の状態に戻すことが可能になる。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。第二および第三の実施形態では、一度に一台のAPのみ障害が発生する場合を前提にしていた。本実施形態では、複数のAPに障害が発生する場合の例について説明する。
本実施形態では、障害APと接続している救済モードのAPも、さらに新たなAPに障害が発生したことを検知した場合には、その新たな障害APに対して探索動作を行う。そして、新たな障害APに対しても自装置の電波状況が最良のとき、第一の無線接続部14に、先に障害が発生していたAPに加えて、新たな障害APを接続する。
また、第一の無線接続部14で使用する救済用プロファイルを複数用意し、新たに救済モードになるAPは、他のAPが使用していない救済用プロファイルを使用する。また、障害APは、複数用意された救済用プロファイルのいずれかを使用して救済モードのAPに接続する。たとえば、救済用プロファイルを順に接続して接続を試みる、あるいは、電波状況が最良のAPに接続する。
まず、本実施形態の無線通信装置20の構成例について、図4を用いて説明する。本実施形態の無線通信装置20の構成例は、第二および第三の実施形態とほぼ同様である。
本実施形態では、第一の無線接続部14は、判断部13が障害APと接続すると判断したとき、複数用意した救済用プロファイルのうち、他のAPが使用していないものを使用する。救済モードの障害確認用パケットには、第二の無線接続部26が使用している無線プロファイルとともに、第一の無線接続部14が使用している無線プロファイルが記載されている。そのため、他のAPが使用している救済用プロファイルは、救済モードの障害確認用パケットのデータ部分から知ることができる。
また、判断部13が新たな障害APと接続すると判断し、すでに自身が救済モードのときには、第一の無線接続部14は使用中の救済用無線プロファイルを変更せずに、新たな障害APが接続してくるのを待つ。
検知部12が自装置のネットワーク接続の障害を検知したときは、第一の無線接続部14は、複数用意した救済用無線プロファイルを順に使用して救済モードのAPへの接続を試みる。そして、接続に成功すると、その救済用無線プロファイルで救済モードのAPと通信を行う。あるいは、複数用意した救済用無線プロファイルの各々で救済モードのAPの電波状況を測定し、電波状況が最良のAPへ接続するようにしても良い。
その他の構成については、第二および第三の実施形態と同様のため説明を省略する。
このように無線通信装置20を構成することによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置20は、救済用の無線プロファイルを複数用意することで、ネットワーク内の複数のAPのネットワーク接続に障害が発生した場合にも対応することが可能になる。
次に、本実施形態の無線通信装置20の動作例について説明する。本実施形態の動作例は、第二および第三の実施形態とほぼ同様である。
本実施形態では、図12のステップS224において、すでに自身が救済モードで他の障害APと接続しているときには、第一の無線接続部14は、そのままの救済用プロファイルで動作を続け、新たな障害APの接続を待つ。他の障害APと接続していないときには、他のAPが使用していない救済用プロファイルを使用して第一の無線接続部14の動作を開始する。
また、自装置のネットワーク接続の障害を検知した障害APの第一の無線接続部14は、図9のステップS227において、複数用意した救済用無線プロファイルを順に使用して救済モードのAPへの接続を試みる。そして、接続に成功すると、その救済用無線プロファイルで救済モードのAPと通信を行う。あるいは、複数用意した救済用無線プロファイルの各々で救済モードのAPの電波状況を測定し、電波状況が最良のAPへ接続するようにしても良い。
このように動作させることによって、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、第一から第三の実施形態と同様に、無線通信装置20は、他のAPのネットワーク接続に障害が発生したことを検知したとき、障害APと接続するか否かを判断する。そして、接続を行うと判断したとき、障害APと第一の無線接続を行い、障害APとネットワークとの間の第一の通信を中継する。そのため、ネットワーク接続に障害が発生したAPと接続できない可能性を低減し、また、通信速度の低下を軽減することが可能になる。
また、本実施形態の無線通信装置20は、救済用の無線プロファイルを複数用意することで、ネットワーク内の複数のAPのネットワーク接続に障害が発生した場合にも対応することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における無線通信装置(10、20)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、無線通信装置は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、無線通信装置は、専用の装置として実現してもよい。また、無線通信装置の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図22は、本発明の各実施形態の無線通信装置を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94および不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の無線通信装置が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、無線通信装置を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図22に例示した情報処理装置90により無線通信装置を構成し、この無線通信装置に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、無線通信装置に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、無線通信装置のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、無線通信装置の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して無線通信装置内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワークに接続するネットワーク接続部と、
第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知部と、
前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断部と、
前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続部と、
前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継部と
を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記2)
前記判断部は、前記判断を、前記第一の無線通信装置の無線電波の電波状況に基づいて行う
ことを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記判断部は、前記第一の無線通信装置の前記電波状況を測定して前記ネットワーク経由で送信するとともに、前記障害が前記発生していない第二の無線通信装置が測定した前記第一の無線通信装置の前記電波状況を前記ネットワーク経由で受信し、自装置が測定した前記電波状況が前記第二の無線通信装置が測定した前記電波状況のいずれよりも劣っていないとき、前記第一の無線接続を行うと前記判断する
ことを特徴とする付記2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記検知部は、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続に前記障害が前記発生したことを検知する
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記5)
前記検知部は、さらに、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続部は、前記障害が前記解消したとき、前記第一の無線通信装置との前記第一の無線接続を切断する
ことを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記6)
前記検知部は、前記第一の無線通信装置から前記ネットワーク経由でパケットを受信したとき、前記障害の前記解消を検知する
ことを特徴とする付記5に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記ネットワーク接続部は、所定時間おきにパケットを送信する
ことを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記8)
前記検知部は、さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記9)
前記検知部は、さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記8に記載の無線通信装置。
(付記10)
無線子機と第二の無線接続を行う第二の無線接続部と、
前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する第二の中継部と
をさらに備える
ことを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の無線通信装置。
(付記11)
前記検知部は、さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記10に記載の無線通信装置。
(付記12)
前記第二の中継部は、前記無線接続動作により第三の無線通信装置と接続したとき、前記無線子機と前記第三の無線通信装置との間の第三の通信を中継する
ことを特徴とする付記11に記載の無線通信装置。
(付記13)
前記検知部は、さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記11あるいは付記12に記載の無線通信装置。
(付記14)
前記第二の中継部は、前記無線接続動作を停止したとき、前記無線子機と前記ネットワークとの間の前記第二の通信を中継する
ことを特徴とする付記13に記載の無線通信装置。
(付記15)
第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知し、
前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断し、
前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行い、
前記第一の無線通信装置とネットワークとの間の第一の通信を中継する
ことを特徴とする無線通信方法。
(付記16)
前記判断を、前記第一の無線通信装置の無線電波の電波状況に基づいて行う
ことを特徴とする付記15に記載の無線通信方法。
(付記17)
前記第一の無線通信装置の前記電波状況を測定して前記ネットワーク経由で送信するとともに、前記障害が前記発生していない第二の無線通信装置が測定した前記第一の無線通信装置の前記電波状況を前記ネットワーク経由で受信し、自装置が測定した前記電波状況が前記第二の無線通信装置が測定した前記電波状況のいずれよりも劣っていないとき、前記第一の無線接続を行うと前記判断する
ことを特徴とする付記16に記載の無線通信方法。
(付記18)
前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続に前記障害が前記発生したことを検知する
ことを特徴とする付記15から付記17のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記19)
さらに、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記障害が前記解消したとき、前記第一の無線通信装置との前記第一の無線接続を切断する
ことを特徴とする付記15から付記18のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記20)
前記第一の無線通信装置から前記ネットワーク経由でパケットを受信したとき、前記障害の前記解消を検知する
ことを特徴とする付記19に記載の無線通信方法。
(付記21)
所定時間おきに前記ネットワーク経由でパケットを送信する
ことを特徴とする付記15から付記20のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記22)
さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記15から付記21のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記23)
さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記22に記載の無線通信方法。
(付記24)
無線子機と第二の無線接続を行い、
前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する
ことを特徴とする付記15から付記21のいずれかに記載の無線通信方法。
(付記25)
さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記24に記載の無線通信方法。
(付記26)
前記無線接続動作により第三の無線通信装置と接続したとき、前記無線子機と前記第三の無線通信装置との間の第三の通信を中継する
ことを特徴とする付記25に記載の無線通信方法。
(付記27)
さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記25あるいは付記26に記載の無線通信方法。
(付記28)
前記無線接続動作を停止したとき、前記無線子機と前記ネットワークとの間の前記第二の通信を中継する
ことを特徴とする付記27に記載の無線通信方法。
(付記29)
コンピュータに、
ネットワークに接続するネットワーク接続機能と、
第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知機能と、
前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断機能と、
前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続機能と、
前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継機能と
を実現させることを特徴とする無線通信プログラム。
(付記30)
前記判断機能は、前記判断を、前記第一の無線通信装置の無線電波の電波状況に基づいて行う
ことを特徴とする付記29に記載の無線通信プログラム。
(付記31)
前記判断機能は、前記第一の無線通信装置の前記電波状況を測定して前記ネットワーク経由で送信するとともに、前記障害が前記発生していない第二の無線通信装置が測定した前記第一の無線通信装置の前記電波状況を前記ネットワーク経由で受信し、自装置が測定した前記電波状況が前記第二の無線通信装置が測定した前記電波状況のいずれよりも劣っていないとき、前記第一の無線接続を行うと前記判断する
ことを特徴とする付記30に記載の無線通信プログラム。
(付記32)
前記検知機能は、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続に前記障害が前記発生したことを検知する
ことを特徴とする付記29から付記31のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記33)
前記検知機能は、さらに、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続機能は、前記障害が前記解消したとき、前記第一の無線通信装置との前記第一の無線接続を切断する
ことを特徴とする付記29から付記32のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記34)
前記検知機能は、前記第一の無線通信装置から前記ネットワーク経由でパケットを受信したとき、前記障害の前記解消を検知する
ことを特徴とする付記33に記載の無線通信プログラム。
(付記35)
前記ネットワーク接続機能は、所定時間おきにパケットを送信する
ことを特徴とする付記29から付記34のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記36)
前記検知機能は、さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記第一の無線接続機能は、前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記29から付記35のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記37)
前記検知機能は、さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続機能は、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記36に記載の無線通信プログラム。
(付記38)
無線子機と第二の無線接続を行う第二の無線接続機能と、
前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する第二の中継機能と
をコンピュータにさらに実現させる
ことを特徴とする付記29から付記35のいずれかに記載の無線通信プログラム。
(付記39)
前記検知機能は、さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
前記第一の無線接続機能は、前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
ことを特徴とする付記38に記載の無線通信プログラム。
(付記40)
前記第二の中継機能は、前記無線接続動作により第三の無線通信装置と接続したとき、前記無線子機と前記第三の無線通信装置との間の第三の通信を中継する
ことを特徴とする付記39に記載の無線通信プログラム。
(付記41)
前記検知機能は、さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
前記第一の無線接続機能は、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
ことを特徴とする付記39あるいは付記40に記載の無線通信プログラム。
(付記42)
前記第二の中継機能は、前記無線接続動作を停止したとき、前記無線子機と前記ネットワークとの間の前記第二の通信を中継する
ことを特徴とする付記41に記載の無線通信プログラム。
10、20 無線通信装置
11 ネットワーク接続部
12 検知部
13 判断部
14 第一の無線接続部
15 第一の中継部
26 第二の無線接続部
27 第二の中継部
50 レイヤー3スイッチ
60 無線子機
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (12)

  1. ネットワークに有線通信で接続するネットワーク接続部と、
    第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知部と、
    前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断部と、
    前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続部と、
    前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継部と
    無線子機と第二の無線接続を行う第二の無線接続部と、
    前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する第二の中継部と
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記判断部は、前記判断を、前記第一の無線通信装置の無線電波の電波状況に基づいて行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記判断部は、前記第一の無線通信装置の前記電波状況を測定して前記ネットワーク経由で送信するとともに、前記障害が前記発生していない第二の無線通信装置が測定した前記第一の無線通信装置の前記電波状況を前記ネットワーク経由で受信し、自装置が測定した前記電波状況が前記第二の無線通信装置が測定した前記電波状況のいずれよりも劣っていないとき、前記第一の無線接続を行うと前記判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記検知部は、さらに、前記第一の無線通信装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
    前記第一の無線接続部は、前記障害が前記解消したとき、前記第一の無線通信装置との前記第一の無線接続を切断する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 前記検知部は、前記第一の無線通信装置から前記ネットワーク経由でパケットを受信したとき、前記障害の前記解消を検知する
    ことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  6. 前記ネットワーク接続部は、所定時間おきに前記ネットワーク経由でパケットを送信する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記検知部は、さらに、自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したことを検知し、
    前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続に前記障害が発生したとき、所定の無線プロファイルで無線接続動作を開始する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記第二の中継部は、前記無線接続動作により第三の無線通信装置と接続したとき、前記無線子機と前記第三の無線通信装置との間の第三の通信を中継する
    ことを特徴とする請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記検知部は、さらに、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したことを検知し、
    前記第一の無線接続部は、前記自装置の前記ネットワーク接続の前記障害が解消したとき、前記所定の無線プロファイルでの前記無線接続動作を停止する
    ことを特徴とする請求項7あるいは請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記第二の中継部は、前記無線接続動作を停止したとき、前記無線子機と前記ネットワークとの間の前記第二の通信を中継する
    ことを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
  11. ネットワークに有線通信で接続し、
    第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知し、
    前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断し、
    前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行い、
    前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継し、
    無線子機と第二の無線接続を行い、
    前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  12. コンピュータに、
    ネットワークに有線通信で接続するネットワーク接続機能と、
    第一の無線通信装置の前記ネットワーク経由のパケットを所定期間受信しなかったとき、前記第一の無線通信装置のネットワーク接続に障害が発生したことを検知する検知機能と、
    前記障害の前記発生を検知したとき、前記第一の無線通信装置と第一の無線接続を行うか否かを判断する判断機能と、
    前記第一の無線接続を行うとの前記判断をしたとき、前記第一の無線通信装置と前記第一の無線接続を行う第一の無線接続機能と、
    前記第一の無線通信装置と前記ネットワークとの間の第一の通信を中継する第一の中継機能と
    無線子機と第二の無線接続を行う第二の無線接続機能と、
    前記無線子機と前記ネットワークとの間の第二の通信を中継する第二の中継機能と
    を実現させることを特徴とする無線通信プログラム。
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