JP6538237B1 - ペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラム - Google Patents

ペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ペットに個体差がある場合でも、ペットの健康を管理できるペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラムを提供する。【解決手段】ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する肥満度測定部を有するペット用トイレと、前記肥満度情報および前記ペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成する餌決定部と、前記餌情報に基づく餌を作成する餌作成部を有する給餌トレーと、を備えるペット管理システムが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、ネコなどのペットを管理するペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラムに関する。
ペットの代表としてネコが広く飼われている。野生のネコであれば、本能的に自身にとって適切なエネルギー量を摂取する。しかしながら、避妊あるいは去勢された飼いネコは適切なエネルギー量が分からなくなり、エネルギー過多となって太りすぎたり、エネルギー不足となって痩せすぎたりすることがある。また、品種などの先天的要因や、母ネコが摂取していた飼料、離乳後の飼料、発情期などの生理的な状態、生活環境などの後天的要因によって飼料の好みが変化することもある。
特許文献1では、ネコの血液や尿を診断し、診断結果に基づいて餌料を調節することによってネコの寿命を延長する方法が開示されている。しかしながら、ネコには個体差があるため、診断結果のみを考慮して調節された餌を与えてもネコが摂取するとは限らないし、摂取したときの影響もネコによって異なり得るし、その飼料をネコが好んで食べ続けるとも限らない。
以上のことは、ネコに限らずペット全般に当てはまる。
特表2008−539274号公報
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、好みの飼料においてペットに個体差がある場合でも、ペットの健康を管理し、嗜好管理でペットの食満足度を上げることができるペット管理システム、ペット管理方法、ペット管理装置およびペット管理プログラムを提供することである。
本発明の一態様によれば、ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する肥満度測定部を有するペット用トイレと、前記肥満度情報および前記ペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成する餌決定部と、前記餌情報に基づく餌を作成する餌作成部を有する給餌トレーと、を備えるペット管理システムが提供される。
前記餌決定部は、前記肥満度情報が示す前記ペットの肥満度変動に基づいて前記餌情報を生成するのが望ましい。
前記肥満度情報は、前記ペットの体重または体脂肪率を示すのが望ましい。
前記餌決定部は、前記ペットの標準体重または前記ペットの標準体脂肪率と、前記肥満度情報が示す前記ペットの体重または前記ペットの体脂肪率とに基づき、前記ペットが摂取すべき餌の量および/またはカロリーを考慮して前記餌情報を生成するのが望ましい。
前記ペットの情報を登録するペット情報登録部を備え、前記餌決定部は、前記ペットの情報に基づいて前記標準体重または前記ペットの体脂肪率を取得するのが望ましい。
前記給餌トレーは、作成した餌の摂取状況を示す摂取情報を生成する摂取状況取得部を有し、当該ペット管理システムは、前記摂取情報に基づいて前記ペットの嗜好を把握する嗜好管理部を備えるのが望ましい。
前記摂取状況は、前記ペットが餌を摂取する速度および/または食べ残し量を含むのが望ましい。
前記餌情報は、前記ペットに与える餌の特徴、前記ペットに与える餌の原料、前記ペットに与える餌の量、前記ペットに与える餌のカロリー、1日当たりの給餌回数、および、前記ペットに餌を与えるタイミングの少なくとも1つを示すのが望ましい。
飼い主からの指示に基づいて前記ペットに与える餌を調整するための餌調整情報を生成する餌調整部を備え、前記餌作成部は、前記餌調整情報も考慮して餌を作成するのが望ましい。
前記餌決定部はサーバに設けられ、前記サーバは、前記トイレの前記肥満度測定部から前記肥満度情報を受信し、かつ、前記給餌トレーの前記餌作成部に前記餌情報を送信するのが望ましい。
前記餌作成部は、前記餌情報に基づいて、互いに異なる複数の原料を混合することによって餌を作成するのが望ましい。
本発明の別の態様によれば、ペット用トイレの肥満度測定部が、ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成し、餌決定部が、前記肥満度情報および前記ペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成し、給餌トレーの餌作成部が、前記餌情報に基づく餌を作成する、を備えるペット管理方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する肥満度測定部を有するペット用トイレから前記肥満度情報を受信する肥満度管理部と、前記ペットの嗜好を管理する嗜好管理部と、前記肥満度情報および前記ペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成し、該餌情報を前記餌情報に基づく餌を作成する餌作成部を有する給餌トレーに送信する餌決定部と、を備えるペット管理装置が提供される。
本発明の別の態様によれば、コンピュータを、ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する肥満度測定部を有するペット用トイレから前記肥満度情報を受信する肥満度管理部と、前記ペットの嗜好を管理する嗜好管理部と、前記肥満度情報および前記ペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成し、該餌情報を前記餌情報に基づく餌を作成する餌作成部を有する給餌トレーに送信する餌決定部と、として機能させるペット管理プログラムが提供される。
好みの飼料においてペットに個体差がある場合でも、ペットの健康を管理し、ペットの食満足度を上げることができる。
一実施形態に係るペット管理システムの概略構成を示すブロック図。 ペット管理システムの処理動作の一例を示すフローチャート。 ペット管理システムの処理動作の一例を示すフローチャート。 餌作成部21の一例を模式的に示す斜視図。 餌作成部21の別の例を模式的に示す斜視図。 餌作成部21の別の例を模式的に示す分解斜視図。 餌作成部21の別の例を模式的に示す断面図。 餌作成部21の別の例を模式的に示す使用状態を説明する図。 餌作成部21のまた別の例を模式的に示す斜視図。 餌作成部21のまた別の例を模式的に示す拡大図。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明は、室内で与えられた餌のみを摂取し、決まった場所で排泄をするネコに特に好適であるが、他のペットにも適用可能である。
図1は、一実施形態に係るペット管理システムの概略構成を示すブロック図である。ペット管理システムは、トイレ1と、給餌トレー2と、サーバ3と、端末装置4とを備えている。そして、トイレ1とサーバ3、給餌トレー2とサーバ3はネットワークで接続され、通信可能となっている。通信手段に特に制限はなく、有線あるいは無線ネットワークでもよいし、Blutooth(登録商標)などの近距離通信を適用してもよい。また、サーバ3と端末装置4も当然、ネットワークで接続され、通信可能となっている。あるいは、端末装置4からトイレ1や給餌トレー2と直接通信可能であってもよい。
トイレ1は、通常のトイレとしての機能に加え、肥満度測定部11を有する。肥満度測定部11はペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する。以下では、肥満度測定部11は、ペットが排泄する際にペットの体重を測定し、その体重を示す体重情報を肥満度情報として生成する例を示す。肥満度測定部11は体重情報をサーバ3に送信する。体重情報はリアルタイムに肥満度測定部11からサーバ3に送信されるのが望ましい。
なお、肥満度情報の別の例として、肥満度測定部11は、ペットが排泄する際にペットの体脂肪率を測定し、該体脂肪率を示す体脂肪情報を肥満度情報として生成することも考えられるし、肥満度を示す他の指標を用いてもよい。
給餌トレー2は餌をペットに提供する。ここで、給餌トレー2は餌作成部21を有し、後述する餌情報に基づいてペットの好みに合った餌を作成する。餌作成部21の具体的な構成例は後述する。また、給餌トレー2は摂取状況取得部22を有し、ペットの嗜好を判定するための摂取情報を生成する。具体的には、摂取状況取得部22は、ペットが餌を摂取する速度や、食べ残し量を示す摂取情報を生成する。そして、摂取状況取得部22は摂取情報をサーバ3に送信する。摂取情報はリアルタイムに摂取状況取得部22からサーバ3に送信されるのが望ましい。なお、本明細書における嗜好とは、先天的要因(品種など)および後天的要因(母親が摂取していた飼料、離乳後の飼料、生理的な状態、生活環境など)の両方を含むものとする。
サーバ3は、肥満度管理部31と、嗜好管理部32と、餌決定部33とを有する。これら各部の少なくとも一部は、例えばサーバ3が有するプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。なお、サーバ3をペット管理装置と考えることもできる。
肥満度管理部31は、トイレ1の肥満度測定部11から肥満度情報を受信し、ペットの肥満度を記憶・管理する。本実施形態においては、肥満度管理部31は、トイレ1の肥満度測定部11から体重情報を受信し、ペットの体重(特に、体重の変動)を記憶・管理する。また、肥満度管理部31は、後述するペット情報に基づいて、ペットの標準体重を取得する。
嗜好管理部32はペットの嗜好を管理する。特定のペットの管理を行う初期段階では、嗜好管理部32は一般的にペットが好む餌の特徴をそのペットの好みであるとみなしてもよい。あるいは、いくつかの代表的な餌を給餌トレー2からペットに与え、摂取状況取得部22からの摂取情報に基づいていずれかの餌をそのペットの好みであるとみなしてもよい。また、本実施形態によって蓄積されたデータや外部データに基づいて、そのペットの好みを推定してもよい。その後は、餌作成部21が作成した餌の摂取状況を示す摂取情報から嗜好管理部32はペットの好みを把握する。嗜好管理の詳細は後述する。
餌決定部33は、ペットに与える餌、言い換えると、餌作成部21がどのような餌を作成し、どのような回数・タイミングで給餌すべきかを示す餌情報を生成する。より具体的には、餌決定部33は、肥満度管理部31が管理するペットの体重と、嗜好管理部32が把握するペットの嗜好に基づいて、ペットに与える餌を決定する。簡単な例としては、ペットの体重が過多である場合や増加傾向にある場合には、好みの煮干の香りで低カロリーの餌を与えるようにする。
端末装置4はペットの飼い主が用いるものであり、典型的にはスマートフォンやタブレットなどの携帯端末であるが、パーソナルコンピュータや専用コンピュータであってもよい。端末装置4は、ペット情報登録部41と、餌調整部42とを有する。これら各部の少なくとも一部は、いわゆる「アプリ」であって、端末装置4が有するプロセッサが所定のプログラムを実行することによって実現されてもよいし、ハードウェアで実装されてもよい。なお、端末装置4はタッチパネルなどの入力インターフェース、ディスプレイなどの出力インターフェースを有するが、説明は省略する。
ペット情報登録部41はユーザからの指示に基づいてペット情報を登録する。ペット情報とは、例えばペットの品種、年齢、性別、嗜好などを含み得るが、これらに限られない。ペット情報はサーバ3に送信される。
餌調整部42はユーザからの指示に基づいて餌を調整する情報を設定し、餌調整情報を生成する。そして、餌調整部42は餌調整情報をサーバ3に送信し、サーバ3の餌決定部33は餌調整情報も考慮して餌情報を生成する。あるいは、餌調整部42は餌調整情報を給餌トレー2に送信する。いずれにしても、給餌トレー2の餌作成部21は餌調整情報も考慮して餌を作成する。餌調整部42は、飼い主がペットを観察していて気づいた点を餌に反映させるために用いられ得る。
図2は、ペット管理システムの処理動作の一例を示すフローチャートであり、ペットの体重を計測することによる健康管理および食満足度向上の手順を示している。
予め端末装置4のペット情報登録部41はユーザからの指示に基づいてペット情報を登録する(ステップS1)。ペット情報はペット情報登録部41からサーバ3に送信される。そして、サーバ3の肥満度管理部31はペット情報に基づいてペットの標準体重を取得する(ステップS2)。
ペットがトイレ1で排泄する際に、肥満度測定部11がペットの体重を測定し、体重情報をサーバ3に送信する(ステップS3)。このとき、餌決定部33はペットが摂取すべき1日の理想的なカロリー量を標準カロリーとして算出してもよく、例えば以下の式を適用してもよい。
標準カロリー=1.2×70×体重0.75
そして、サーバ3の肥満度管理部31は、標準体重と、体重情報が示すペットの体重との比較により、ペットが太りすぎであるか、普通であるか、痩せすぎであるかを判定する(ステップS4)。肥満度管理部31は判定結果を端末装置4に送信し、端末装置4のディスプレイ上にペットが太りすぎであるか、ふつうであるか、痩せすぎであるかを表示するようにしてもよい。
例えば、ペットの体重が標準体重の107%以上の場合、肥満度管理部31はペットが太りすぎであると判定する(ステップS5a)。この場合、餌決定部33は、1日当たりの餌の量を減らし、かつ、標準より低カロリーの餌を与えるべきことを決定する(ステップS6a)。
一方、ペットの体重が標準体重の94%以上107%未満の場合、肥満度管理部31はペットが標準であると判定する(ステップS5b)。この場合、餌決定部33は、1日当たりの餌の量を標準量とし、かつ、標準カロリーの餌を与えるべきことを決定する(ステップS6b)。
また、ペットの体重が標準体重の94%未満の場合、肥満度管理部31はペットが痩せすぎであると判定する(ステップS5c)。この場合、餌決定部33は、1日当たりの餌の量を増やし、かつ、標準より高カロリーの餌を与えるべきことを決定する(ステップS6c)。
餌決定部33は、決定された餌の量およびカロリーの情報(必要に応じて、1日に給餌する回数や、与えるタイミングの情報を含んでもよい)と、嗜好管理部32が把握するペットの嗜好の情報とを含む餌情報を生成し、給餌トレー2に送信する(ステップS7)。このとき、餌決定部33は餌情報を端末装置4に送信し、どのような餌をどのようなタイミング・回数で与えるかを端末装置4のディスプレイ上に表示するようにしてもよい。そして、給餌トレー2の餌作成部21は餌情報に基づいて餌を作成し(ステップS8)、ペットに提供する。
以上が基本的なペット管理システムの処理動作である。例えば、1回の体重測定(ステップS2)の結果を、当日あるいは数日間の餌作成(ステップS8)に反映させてもよいが、以下に述べるようにある程度長い期間の餌作成に反映させるのが望ましい。
例えば、太りすぎと判定され、餌の量を減らし、低カロリーとする必要がある場合でも、急に餌が変化するとペットが餌を摂取しなくなることも考えられる。そこで、餌決定部33は徐々に量を減らしたり、低カロリーにしたりするのが望ましい。より具体的には、体重測定の直後は、これまで与えていた餌にわずかに低カロリーの餌を混合するようにし、その後、徐々に低カロリーの餌の割合を増やして慣らしていくことが考えられる。
そして、ペットの体重を定期的に測定し、肥満度管理部31はペットの体重変動を管理する。遺伝などの個体差により、標準的な摂取カロリーであっても、太るペットもいれば痩せるペットもいるためである。太りすぎであるとして餌の量を減らし、低カロリーとした場合に、想定以上に体重が大幅に減るのであれば、餌決定部33は、餌の量を増やしたり、高カロリーとしたりする(低カロリーの餌の割合を減らす)のが望ましい。逆に、餌の量を減らし、低カロリーとしても体重が減らない場合、餌決定部33は、餌の量をさらに減らしたり、低カロリーの餌の割合を増やす(高カロリーの餌の割合を減らす)のが望ましい。このようにすることで、ペットを標準体重に近づけることができる。
さらに、このようなペットの管理を行うに際し、飼い主が餌を調整するための情報を端末装置4の餌調整部42に設定してもよい。
例えば、太りすぎであるとして餌の量を減らした場合に、ペットが空腹感を訴えるのであれば、飼い主は低カロリーの餌の量を増やすような設定を行ったり、餌の粘度を高くする(これにより咀嚼が促される)ような設定を行ったり、1日の給餌回数を増やす(その分、1回の量を減らす)ような設定を行ったりしてもよい。
あるいは、ペットが低カロリーの餌をどうしても好まない場合、美味しい高カロリーな餌を少量与えるような設定を行い、摂取するカロリーは個体が理想とするエネルギー総量を保つようにしてもよい。さらに、餌情報に基づく餌の他に飼い主がおやつなどを与えた場合、与えた餌のカロリーを餌調整部42に設定してもよい。これにより、飼い主が餌を与える機会があったとしても摂取カロリーを一定に保てる。
図3は、ペット管理システムの処理動作の一例を示すフローチャートであり、ペットの嗜好を把握するための手順を示している。このような嗜好の把握は、例えば与える餌の量およびカロリーを増減させる必要がある際(図2のステップS6a,S6c)に、変更後の餌にある程度慣れてきた段階で、ペットに変更後の餌を好んで摂取してもらえるよう行われる。
まず、餌情報に基づいて給餌トレー2の餌作成部21が餌を作成する(ステップS21)。ここで、作成した餌の特徴(香り、味、粘度、形状、大きさ、温度など)は餌作成部21に記録される。そして、給餌トレー2の摂取状況取得部22は、作成された餌の摂取状況を示す摂取情報を生成する。ここでは、摂取状況が摂取速度および食べ残し量を含むとするが(ステップS22)、これらの一方でもよいし、他の情報であってもよい。この摂取情報は餌の特徴を示す情報とともに給餌トレー2からサーバ3に送信される(ステップS23)。
サーバ3の嗜好管理部32は給餌トレー2からの情報に基づいてペットの嗜好を判定する(ステップS24)。具体的には、摂取速度が速いか遅いか、および、食べ残しが多いか少ない(あるいは、ない)か、に基づいて判定する。摂取速度が速いか遅いかの基準は、例えば一般的な特徴を有するテストフードの摂取速度を用いてもよいし、これまで摂取していた餌の摂取速度を用いてもよい。
摂取速度が速く、食べ残しも少ない場合(ステップS25a)、嗜好管理部32は作成された餌の特徴がペットの好みに合っており、かつ、1回に摂取する量も適切であると判断する(ステップS26a)。この場合、餌決定部33は現在与えている餌を、同量今後も与え続けることとする(ステップS27a)。
摂取速度が速いが、食べ残しが多い場合(ステップS25b)、嗜好管理部32は作成された餌の特徴がペットの好みに合っているが、1回に摂取する量が多すぎであると判断する(ステップS26b)。この場合、餌決定部33は現在与えている餌を、量を減らして今後も与え続けることとする(ステップS27b)。なお、量を減らすことで摂取カロリーが減るので、1回当たりの量を減らし、1日当たりの給餌回数を増やすようにしてもよい。
摂取速度が遅い場合(ステップS25c)、嗜好管理部32は作成された餌の特徴がペットの好みに合っていないと判断する(ステップS26c)。そこで、餌決定部33は餌の特徴あるいは与えるタイミング・回数の1つを変更して(ステップS27c)、ステップS21以降を繰り返し、ペットの好みに合う餌を取得する。
このようにして、ペットが摂取すべき餌の量やカロリーを保ちつつ、好みの餌を与えることができる。また、一度好みに合う餌を把握して与えるようにしても、いわゆる「食べ飽き」によって摂取が進まなくなることも考えられる。その場合には、図3のステップS27c以降をやり直し、新鮮味を持たせて餌を与え続けることができる。
以下、餌作成部21の具体例をいくつか説明する。
図4は、餌作成部21の一例を模式的に示す斜視図である。この餌作成部21は互いに異なる複数の原料を混合することによって餌を作成するものであり、複数の原料供給部51と、そのそれぞれに設けられた原料抽出手段52と、トレー本体53とを有する。原料供給部51のそれぞれには、互いに特徴が異なる(例えば単位重量当たりのカロリー、香り、味、粘度、形状、大きさおよび温度の少なくとも1つが互いに異なる)原料が予め充填されている。そして、各原料供給部51の下部には原料抽出手段52が設けられ、餌情報に基づくタイミングで、かつ、餌情報に基づく量の原料をトレー本体53に抽出する。これにより、トレー本体53において複数の原料が混合され、餌情報に基づく餌が作成される。
なお、このような餌作成部21は一般の餌から療法食に切り替える際に用いることもできる。一般の餌から療法食に切り替える際、まずは一般の餌と療法食との混合物を与え、7〜10日程度かけて徐々に療法食の割合を増やしていくのが一般的である。この作業は非常に手間がかかるが、本餌作成部21を利用すれば、餌決定部33が混合割合を徐々に増やしていくように設定し、これに応じて餌作成部21が自動で一般の餌と療法食とを混合することができる。
図5A〜図5Dは、それぞれ、餌作成部21の別の例を模式的に示す斜視図、分解斜視図、断面図および使用状態を説明する図である。この餌作成部21は原料を所定の形状に加工することによって餌を作成するものであり、原料供給部61と、円環状のリング部材62と、円盤状の原料抽出部63と、円盤状の形状決定部64と、糸状の切断手段65とを有し、この順に配置されている(図5B)。
具体的には、原料供給部61は一端が開口しており、内部に餌の原料が予め充填されている。この原料は粘性があり、空気に触れると表面が固くなるものが望ましい。原料抽出部63はリング部材62を介して原料供給部61に固定されている。そして、原料抽出部63には1つの穴63aが形成されており、原料がこの穴63aを通って出てくる。形状決定部64は、原料抽出部63に対して回転可能であり、形状が互いに異なる複数の穴64aが形成されている。切断手段65は一端が形状決定部64の中心に固定され、他端が形状決定部64の縁を移動可能となっている。このような餌作成部21は次のように動作する。
まず、餌情報に基づいて形状決定部64におけるいずれかの穴64aが選択され、原料抽出部63の穴63aと位置合わせされる。そして、原料抽出部63の穴63aを介して、原料供給部61から形状決定部64の選択された穴64aの前方にまで原料が押し出される。次いで、切断手段65が周方向に回転する(図5D)ことにより、押し出された原料が切断され、形状決定部64の穴64aに応じた形状の餌が作成される。
図6Aおよび図6Bは、それぞれ、餌作成部21のまた別の例を模式的に示す斜視図および拡大図である。この餌作成部21は粉末状の原料に液体をスプレーして粘度を調整することによって餌を作成するものであり、原料供給部71と、液体供給部72と、原料抽出手段73と、液体噴射手段74と、攪拌部75とを有する。
原料供給部71には粉末状である餌の原料が予め充填されている。液体供給部72には水などの液体が予め充填されている。
原料供給部71の下部には原料抽出手段73が設けられ、餌情報に基づくタイミングで、かつ、餌情報に基づく量の原料を攪拌部75に抽出する。また、液体供給部72の下部には液体噴射手段74が設けられ、餌情報に基づくタイミングで、かつ、餌情報に基づく時間、温度および量の液体を攪拌部75に抽出する。そして、攪拌部75は抽出された原料および液体を攪拌する。これにより、餌情報に基づく粘度の餌が作成される。
なお、餌情報は、噴射する液体の時間、温度および量を示していてもよいし、作成すべき餌の粘度を示していてもよい。後者の場合、餌作成部21は、液体の噴射時間、噴射温度および/または噴射量と、攪拌されて作成された餌の粘度との関係を予め測定して記憶しておけばよい。
その他、種々の構成の餌作成部21が考えられるのは言うまでもない。例えば、餌情報に応じた量あるいは種類の香料を噴射する匂いスプレーで原料に香り付けをしてもよい。あるいは、餌情報に応じた香料あるいは風味のパック(例えば、出汁パック)に乾燥した餌を入れることで餌の香りや風味を調整してもよい。
上述した各餌作成部21は療法食を与える際の「食べ飽き」を解決するために用いることができる。療法食はすなわち、与える療法食の量やカロリーは一定に保ったまま、香りや粘度といった特徴を変えることにより、ペットが特定の療法食に飽きてしまった場合でも、いつも特徴が異なる餌を与えることができ、療法食の継続が可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、ペットの体重およびペットの嗜好に基づいて与える餌を調整する。そのため、ペットによって個体差があったとしても、そのペットに最適な餌を与えることができ、適正な体重になるような健康管理が可能となる。特に、単に体重管理という健康の視点のみならず、嗜好も考慮して餌をカスタマイズすることで、ペットのQOL(Quality of Life)も向上する。また、与えた餌の影響は体重に現れるため、餌が適切か否かもペットごとに判断でき、当該ペットに適した餌を提供可能となる。
さらに、本実施形態に係るサーバ3には様々な情報が蓄積される。例えば、端末装置4のペット情報登録部41からは、ペットの品種、年齢、性別、嗜好といったペット情報が登録される。トイレ1の肥満度測定部11からはペットの体重や体脂肪率など肥満度の変化の情報が蓄積される。給餌トレー2の摂取状況取得部22からは、ペットが餌を摂取する速度、食べ残し量(摂取量)、摂取タイミングといった摂取情報が蓄積される。また、サーバ3自身の嗜好管理部32はペットの嗜好を把握する。
これらサーバ3に蓄積された情報を一括して取得することで、ペットの品種や年齢に応じた適切な餌や給餌タイミング、ペットの肥満度(およびその変化)に応じた適切な摂取カロリー、病気の兆候の事前把握などを精度良く行うことも可能となる。
なお、図1に示すペット管理システムの構成はあくまで一例にすぎない。例えば、サーバ3の各部の少なくとも一部を端末装置4、トイレ1および給餌トレー2のいずれかに設けてもよいし、端末装置4の各部の少なくとも一部をサーバ3、トイレ1および給餌トレー2のいずれかに設けてもよいし、端末装置4およびサーバ3の機能を一体化してもよい。また、端末装置4のディスプレイに表示されるとした情報を、トイレ1または給餌トレー2に設けられたディスプレイに表示してもよい。
さらに、ペット情報の登録を、ユーザからの指示に基づく端末装置4からの登録ではなく、他の装置を介して登録を行ってもよい。例えば、ネットワークカメラなどの画像認識端末がペットを撮影して品種などを認識して登録を行ってもよいし、スマートスピーカなどの音声認識端末がペットの鳴き声を聞き取って品種などを認識して登録を行ってもよい。この場合、認識結果を直接サーバ3に送信して登録を行ってもよいし、端末装置4、トイレ1あるいは給餌トレー2に設けられたディスプレイに認識結果を表示し、誤りがないことをユーザが確認して(誤っていればユーザが訂正して)登録を行うようにしてもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうることである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲とすべきである。
1 トイレ
11 肥満度測定部
2 給餌トレー
21 餌作成部
22 摂取状況取得部
3 サーバ
31 肥満度管理部
32 嗜好管理部
33 餌決定部
4 端末装置
41 ペット情報登録部
42 餌調整部
51 原料供給部
52 原料抽出手段
53 トレー本体
61 原料供給部
62 リング部材
63 原料抽出部
63a 穴
64 形状決定部
64a 穴
65 切断手段
71 原料供給部
72 液体供給部
73 原料抽出手段
74 液体噴射手段
75 攪拌部

Claims (9)

  1. ペットの肥満度を測定して該肥満度を示す肥満度情報を生成する肥満度測定部を有するペット用トイレと、
    前記肥満度情報およびペットの嗜好に基づき、前記ペットに与える餌を示す餌情報を生成する餌決定部と、
    前記餌情報に基づく餌を作成する餌作成部と、作成した餌の摂取状況を示す摂取情報を生成する摂取状況取得部と、を有する給餌トレーと、
    前記摂取情報に基づいて前記ペットの嗜好を把握する嗜好管理部と、を備え、
    前記餌決定部は、前記嗜好管理部が把握するペットの嗜好に基づき、前記餌情報を生成する、ペット管理システム。
  2. 前記肥満度情報は、前記ペットの体重または体脂肪率を示す、請求項1に記載のペット管理システム。
  3. 前記餌決定部は、前記ペットの標準体重または前記ペットの標準体脂肪率と、前記肥満度情報が示す前記ペットの体重または前記ペットの体脂肪率とに基づき、前記ペットが摂取すべき餌の量および/またはカロリーを考慮して前記餌情報を生成する、請求項に記載のペット管理システム。
  4. 前記ペットの情報を登録するペット情報登録部を備え、
    前記餌決定部は、前記ペットの情報に基づいて前記標準体重または前記標準体脂肪率を取得する、請求項に記載のペット管理システム。
  5. 前記摂取状況は、前記ペットが餌を摂取する速度および/または食べ残し量を含む、請求項に記載のペット管理システム。
  6. 前記餌情報は、
    前記ペットに与える餌の特徴、
    前記ペットに与える餌の原料、
    前記ペットに与える餌の量、
    前記ペットに与える餌のカロリー、
    1日当たりの給餌回数、および、
    前記ペットに餌を与えるタイミング
    の少なくとも1つを示す、請求項1乃至のいずれかに記載のペット管理システム。
  7. 飼い主からの指示に基づいて前記ペットに与える餌を調整するための餌調整情報を生成する餌調整部を備え、
    前記餌作成部は、前記餌調整情報も考慮して餌を作成する、請求項1乃至のいずれかに記載のペット管理システム。
  8. 前記餌決定部はサーバに設けられ、
    前記サーバは、前記トイレの前記肥満度測定部から前記肥満度情報を受信し、かつ、前記給餌トレーの前記餌作成部に前記餌情報を送信する、請求項1乃至のいずれかに記載のペット管理システム。
  9. 前記餌作成部は、前記餌情報に基づいて、互いに異なる複数の原料を混合することによって餌を作成する、請求項1乃至のいずれかに記載のペット管理システム。
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