JP6537870B2 - モニタの画質を自動的に調整するインターホン装置およびシステム - Google Patents

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本発明は、モニタを備えたインターホン装置およびインターホンシステムであって、特に使用者の視線位置に合せてモニタの画質を自動的に調整する機能を備えたインターホン装置およびシステムに関する。
インターホン装置のモニタに多用されているLCDパネルには視野角があるため、斜め方向から見ると画質(明るさや色調等のバランス)が悪くなり、画面が見難くなってしまうという問題があった。このため、使用者は、何とかモニタを正面から見ようと、背伸びをし、身を屈め、あるいは、モニタの画質調整を手動で行ったりしていた。
従来、このような煩雑さを回避するため、使用者の身長に応じて自動的にモニタを上下方向に角度調整し、モニタをできるだけ正面から見られるようにしたインターホン装置が知られている(特許文献1)。
また、あらかじめ使用者毎に最適な画質調整値を登録しておき、使用者がモニタの確認をする際には、その使用者と関連づけられた調整値を読み出して、自動的に画質調整をする機能を備えたインターホン装置も知られている(特許文献2)。
特開2001−157194号公報 特開2012−138872号公報
ところが、特許文献1のインターホン装置によると、使用者の身長を基準にモニタの傾斜を調整するため、上下方向の傾斜角度のみしか調整されない。左右中央からずれた位置に立つと、モニタを斜めに見ることになり、最適な画質でモニタを見られず、左右中央へ移動する必要があった。
また、特許文献2のインターホン装置によると、同じ使用者であっても、例えばモニタ中央に立って調整値を登録した場合、左右中央からずれた位置に立つと、モニタを斜めに見ることになり、最適な画質でモニタを見られず、この場合も、左右中央へ移動する必要があった。
そこで、本発明の目的は、使用者の視線位置に最適な画質で、訪問者の映像や文字情報等を確認できるインターホン装置およびシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のようなインターホン装置およびインターホンシステムを提供する。
(1)モニタを備えたインターホン装置において、モニタ周辺の人物を撮影するカメラと、該カメラが撮影した映像に基づいて人物の視線位置を特定する映像処理手段と、視線位置に基づいてモニタの画面を調整するモニタ制御手段とを備えたことを特徴とするインターホン装置。モニタ画面の調整には、例えば、LCDパネルの角度調整や画質調整などが含まれる。
(2)モニタ制御手段は、モニタ画面の画質に関して予め設定された調整値を記憶する記憶部と、該記憶部から視線位置に応じた調整値を読み出してモニタの画質を調整する調整部とを含むことを特徴とする上記1に記載のインターホン装置。画質に関する調整値としては、LCDパネルのバックライトの明るさ、画像の明るさ、コントラスト、色の濃さ、色合いなど、一つまたは複数種のパラメータを組み合わせた調整値を例示できる。
(3)映像処理手段は複数エリアに分割されたカメラの映像から視線位置を含むエリアを特定し、記憶部が調整値を複数エリアに関連付けて記憶し、調整部が視線位置を含むエリアに対応する調整値を記憶部から読み出してモニタの画質を調整することを特徴とする上記2に記載のインターホン装置。
(4)上記1〜3の何れか一つに記載のインターホン装置を集合玄関機、管理室親機、居室親機のうち少なくとも一つに使用したことを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
(5)上記1〜3の何れか一つに記載のインターホン装置を玄関子機、居室親機のうち少なくとも一つに使用したことを特徴とする戸建用インターホンシステム。
本発明のインターホン装置およびシステムによれば、モニタ周辺の人物を撮影し、その人物の視線位置を特定し、視線位置に合せてモニタの画面を調整するため、使用者はモニタの正面にいるときと同等の画質で来訪者の映像や文字情報等の確認をできるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すインターホンシステムのブロック図である。 図1の居室親機におけるモニタ調整システムを示すブロック図である。 居住者の視線位置とモニタ画面の調整値の対応関係を示す模式図である。 視線位置が右方に移動したときの調整値と調整結果を示す模式図である。 視線位置が左方に移動したときの調整値と調整結果を示す模式図である。 視線位置が上方に移動したときの調整値と調整結果を示す模式図である。
以下、本発明を戸建住宅用のインターホンシステムに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態のインターホンシステム1は、玄関に設置された玄関子機2と、居室に設置された居室親機3と、両者の間に双方向の伝送路を形成する伝送線4とから構成されている。
玄関子機2には、玄関の周辺を撮影する子機カメラ11、子機カメラ11が撮影した映像情報を居室親機3への伝送情報に変換するための子機映像回路12、居住者を呼び出すための呼出ボタン13、居住者との通話に使用する子機マイク14および子機スピーカ15、音声信号の符号・復号を行う通話回路16、居室親機3と通信する子機インターフェース17、玄関子機2の各部を制御する子機CPU18が設けられている。
居室親機3には、子機カメラ11が撮影した映像や文字情報等を表示するモニタ21、モニタ21周辺の居住者を撮影する親機カメラ30、親機カメラ30が撮影した映像の解析を行う画像処理エンジン31、玄関子機2から受信した映像情報をモニタ21の表示画像に変換するための親機映像回路22、玄関子機2からの呼び出しに応答する通話ボタン23、モニタ21の調整値等を格納するROM24、来訪者との通話に使用する親機マイク25および親機スピーカ26、音声信号の符号・復号を行う通話回路27、玄関子機2と通信する親機インターフェース28、居室親機3の各部を制御する親機CPU29が設けられている。
図2に示すように、モニタ制御手段としての親機CPU29は、玄関子機2から出画信号を受信したときに親機カメラ30を起動し、映像信号が親機カメラ30から画像処理エンジン31に送信される。映像処理手段としての画像処理エンジン31は、画像解析回路(図示略)により親機カメラ30の映像42を所定数のエリア(1〜25の番号で示す)に分割し、そのうちから居住者51の視線位置が含まれるエリア(例えば、視線位置エリア19)を特定する。そして、記憶部としてのROM24にモニタ21の調整値が各エリアに関連付けて予め記憶され、親機CPU29が画像処理エンジン31から受け取った視線位置エリアに対応する調整値をROM24から読み出してモニタ21の画面を調整する。
次に、モニタ21の画面を調整する方法について説明する。図3〜図6において、(A)は調整前のモニタ画面41を示し、(B)は映像42中の居住者51の視線位置を示し、(C)は視線位置エリアを示し、(D)は視線位置エリアに対応する調整値を示し、(E)は調整後のモニタ画面41を示す。
図3に示すように、居住者51がモニタ21の正面に立ち、視線位置が映像42のほぼ中央に位置する場合は、画像処理エンジン31が「視線位置エリア13」を特定し、親機CPU29が「視線位置エリア13」に対応する「調整値13」をROM24から読み出して、モニタ画面41を調整する。このときは、「調整値13」がモニタ21の標準値と合致しているため、調整前後でモニタ画面41の画質に変化はなく、居住者51はどちらの画面41からも来訪者52の映像を明瞭に確認することができる。
図4に示すように、居住者51がモニタ21の右側に立ち、視線位置が映像42の右下方に位置する場合は、画像処理エンジン31が「視線位置エリア19」を特定し、親機CPU29が「視線位置エリア19」に対応する「調整値19」をROM24から読み出して、モニタ画面41の画質を調整する。このように調整すれば、居住者51の視線位置に合せて画質が最適化されているため、居住者51はモニタ正面にいるときと同等の画質で来訪者52の映像を確認することができる。
図5に示すように、居住者51がモニタ21の左側に立ち、視線位置が映像42の左下方に位置する場合は、画像処理エンジン31が「視線位置エリア17」を特定し、親機CPU29が「視線位置エリア17」に対応する「調整値17」をROM24から読み出して、モニタ画面41の画質を調整する。したがって、この場合も、居住者51は調整後のモニタ正面41から来訪者52の映像を明瞭に確認することができる。
図6に示すように、背の高い居住者51がモニタ21の左側に立ち、視線位置が映像42の左上方に位置する場合は、画像処理エンジン31が「視線位置エリア7」を特定し、親機CPU29が「視線位置エリア7」に対応する「調整値7」をROM24から読み出して、モニタ画面41の画質を調整する。したがって、居住者51の身長に関わりなく、モニタ画面41の画質を最適化することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成を適宜変更して実施することも可能である。
(1)戸建住宅用インターホンシステムの玄関子機にカメラとモニタを設け、カメラが撮影した来訪者や玄関周辺の人物の映像からその人の視線位置を特定し、視線位置に基づいてモニタの画面を調整すること。
(2)集合住宅用インターホンシステムにおいて、集合玄関機、管理室親機、居室親機のうち少なくとも一つのインターホン装置にカメラとモニタを設け、戸建住宅用のインターホン装置と同様の制御により、集合住宅用インターホン装置のモニタの画面を調整すること。
(3)集合住宅用または戸建住宅用インターホン装置において、カメラが撮影した人物の視線位置に基づいて、モニタ(LCDパネル)の上下または左右方向の角度を見やすく調整すること。
1 インターホンシステム
2 玄関子機
3 居室親機
21 モニタ
24 ROM
29 親機CPU
30 親機カメラ
31 画像処理エンジン
41 モニタ画面
42 映像
44 視線位置情報
45 調整値情報
51 居住者

Claims (4)

  1. モニタを備えたインターホン装置において、
    前記モニタ周辺の人物を撮影するカメラと、該カメラが撮影した映像に基づいて前記人物の視線位置を特定する映像処理手段と、前記視線位置に基づいて前記モニタの画面を調整するモニタ制御手段とを備え、
    前記映像処理手段は、前記カメラの映像を縦方向および横方向に分割して複数エリアを設け、前記複数エリアに分割された前記カメラの映像から前記視線位置を含むエリアを特定することを特徴とするインターホン装置。
  2. 前記モニタ制御手段は、前記モニタの画面の画質に関して予め設定された調整値を記憶する記憶部と、該記憶部から前記視線位置に応じた前記調整値を読み出して前記モニタの画質を調整する調整部とを含み、
    前記記憶部が前記調整値を前記複数エリアに関連付けて記憶し、前記調整部が前記特定されたエリアに対応する前記調整値を前記記憶部から読み出して前記モニタの画質を調整する請求項1に記載のインターホン装置。
  3. 請求項1または2に記載のインターホン装置を集合玄関機、管理室親機、居室親機のうち少なくとも一つに使用した集合住宅用インターホンシステム。
  4. 請求項1または2に記載のインターホン装置を玄関子機、居室親機のうち少なくとも一つに使用した戸建用インターホンシステム。
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