JP6536986B1 - 洗濯機用置台及びその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯機の振動を抑制する洗濯機用置台を提供する。
【解決手段】洗濯機用置台は、床上に置かれる木製の地板と当該地板の周囲に取り付けられるフレーム状の側板とから構成されるベース台と、ベース台の地板上に載置される木製の底板と、底板上に第一の接着剤により接着されて積層される第一の石膏ボードと、第一の石膏ボード上に第二の接着剤により接着されて積層されるゴム製又はアスファルト製のマットと、マット上に第三の接着剤により接着されて積層される第二の石膏ボードと、第二の石膏ボード上に第四の接着剤により接着されて積層されるコルク板とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、家屋・住居内で家庭用電気洗濯機を置くための洗濯機用置台及びその設置方法に関する。
家庭用の電気洗濯機は、水栓や排水口があらかじめ設けられた家屋内の所定箇所に設置される。洗濯機の設置は、床の上に直接設置される場合や、床の上に置かれた洗濯機用の防水パン上に設置される場合など、家屋の設置条件に応じて適宜行なわれる。家屋内における洗濯機設置場所に防水パンがあらかじめ取り付けられていない場合は、洗濯機の設置の際、防水パンも同時に床に取り付ける場合もある。
また、2階建て以上の戸建住宅や集合住宅などでは、上階からの振動を抑制するために、少なくとも上階の床には制振・防振材などが床の下地に設置され、又は制震構造の床板が用いられる(特許文献1、2)。上階に設置された洗濯機の振動(特に、脱水動作による振動)は、通常は床の制振機能により抑制されうる。
特開2005−076816号公報 特開平9−203153号公報
このように、床上に設置された洗濯機の特に脱水動作時の振動は、通常、床や防水パンなどの制振・防振機能により吸収されるが、ときに十分に吸収しきれず、家屋全体が洗濯機の振動と共振する現象が発生するような振動を抑制しきれない場合が想定される。
そこで、本発明の目的は、洗濯機の振動を抑制することができる洗濯機を置くための洗濯機用置台及びその設置方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の洗濯機用置台は、床上に置かれる木製の地板と当該地板の周囲に取り付けられるフレーム状の側板とから構成されるベース台と、前記ベース台の前記地板上に載置される木製の底板と、前記底板上に第一の接着剤により接着されて積層される第一の石膏ボードと、前記第一の石膏ボード上に第二の接着剤により接着されて積層されるゴム製又はアスファルト製のマットと、前記マット上に第三の接着剤により接着されて積層される第二の石膏ボードと、前記第二の石膏ボード上に第四の接着剤により接着されて積層されるコルク板とを備えることを特徴とする。
好ましくは、第一、第二及び第三の接着剤は、アクリル樹脂系エマルション型接着剤であり、地板及び底板は、ベニヤ板である。
上記本発明の洗濯機用置台の設置方法は、前記ベース台を床に載置して、第一のビスにより前記地板を当該床に固定する工程と、前記地板の上に前記底板、前記第一の石膏ボード、前記マット、前記第二の石膏ボード及び前記コルク板を積層して前記洗濯機用置台を形成する工程と、前記コルク板の上に洗濯機用防水パンを載置して、第二のビスが前記床まで到達しないように当該第二のビスにより前記防水パンを前記洗濯機用置台に固定する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、家庭用の電気洗濯機の振動を確実に抑制することができ、家屋との共振も防止される。
本発明の実施の形態における洗濯機用置台の構成例を示す断面図である。 ベース台10の平面図及び正面図を示す。 底板11の平面図を示す。 本発明の実施の形態における洗濯機置台の外観を示す写真である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施の形態における洗濯機用置台の構成例を示す断面図である。洗濯機用置台は、家屋の床に取り付けられる台であって、その平面形状はほぼ正方形の矩形であり、洗濯機が載置可能に洗濯機の横断面形状より拡張された平面を有する。一例としての平面寸法は、縦720mm×横720mm(後述する側板の幅を含む)である。また、高さは、以下に示す各層の積層により50〜60mm程度である。
洗濯機用置台1は、床上に置かれる木製の地板10aと当該地板10aの周囲に取り付けられるフレーム状の側板10bとから構成されるベース台10と、ベース台10地板10a上に載置される最下層の木製の底板11と、その底板11上に第一の接着剤12により接着されて積層される第一の石膏ボード13と、その第一の石膏ボード13上に第二の接着剤14により接着されて積層されるゴム製又はアスファルト製のマット15と、そのマット15上に第三の接着剤16により接着されて積層される第二の石膏ボード17と、その第二の石膏ボード17上に第四の接着剤18により接着されて積層される最上層のコルク板19とを備えて構成される。
底板11、第一の接着剤12、第一の石膏ボード13、第二の接着剤14、マット15、第三の接着剤16、第二の石膏ボード17、第四の接着剤18及びコルク板19は、ベース台10の地板10a上に積層される層部分Aを構成する。
最上層のコルク板19の面上に洗濯機用防水パン23が載置され、その防水パン23に洗濯機が置かれる。防水パン23に排水用の開口部が設けられるいる場合は、ベース台10の地板10a、底板11、第一の石膏ボード13、マット15、第二の石膏ボード17及びコルク板19それぞれには、防水パン23の孔部に対応する位置に開口部が設けられる。
図2は、ベース台10の平面図(図2(a))及び正面図(図2(b))を示す。ベース台10の地板10aは、厚さ9mm程度のベニヤ板であり、その四方全周にわたって幅30mm及び高さ50mm程度のメラミン化粧板からなる側板10bが取り付けられる。側板10bに囲まれる内側に、底板11、第一の石膏ボード13、マット15、第二の石膏ボード17及びコルク板19が積層される。
図3は、底板11の平面図を示す。底板11は厚さ5mm程度のベニヤ板である。ベニヤ板を最下層の底板11とし、ベース台10の地板10a上に載置される。底板11の縦横寸法は例えば縦655mm×横655mmであり、この上に順に積層される層部分の他の構成要素も同じ形状及び縦横寸法である。
第一の石膏ボード13が、底板11の上に第一の接着剤12により接着されて積層される。石膏ボードは、例えば厚さ12.5mm程度のものが用いられ、第一の接着剤12は、例えばアクリル共重合樹脂を主成分とするアクリル樹脂系エマルション型接着剤(一例として、商品名:サウンドカット、吉野石膏株式会社製)が用いられる。アクリル樹脂系エマルション型接着剤は、硬化後もある程度の柔軟性を有することにより、振動吸収材として機能する。第一の接着剤12は、アクリル樹脂系エマルション型接着剤に限らず、硬化後もある程度の柔軟性を有する他の種類の接着剤であってもよい。
マット15が、第一の石膏ボード13上に第二の接着剤14により接着されて積層される。マット15は、ゴム又はアスファルトを基材とするシート体又はマット体であり、防音・制振機能を有する材料である。例えば厚さ4mm程度のものが用いられ、第二の接着剤14は、第一の接着剤12と同様に例えばアクリル樹脂系エマルション型接着剤が用いられる。
第二の石膏ボード17が、ゴム製マット15上に第三の接着剤16により接着されて積層される。石膏ボードは、第一の石膏ボード13と同様に、例えば厚さ12.5mm程度のものが用いられ、第三の接着剤16は、第一の接着剤12と同様に例えばアクリル樹脂系エマルション型接着剤が用いられる。
コルク板19が、第二の石膏ボード17上に第四の接着剤18により接着されて積層される。コルク板19は、例えば厚さ5mm程度であり、第四の接着剤18は、例えば速乾性を有する合成ゴム系速乾型接着剤が用いられる。コルク板19も防音・制振機能を有する材料である。
本発明の洗濯機用置台1を構成する各層の部材において、例えば第一の接着剤12、第二の接着剤14、第三の接着剤、ゴム製又はアスファルト製のマット15は、それ単体で防音・制振性能を有する部材であるが、上記構成の通り、石膏ボードとは振動吸収スペクトルが異なるマット15の両面を第一の石膏ボード13と第二の石膏ボード17で挟む構造とし、マット15と両石膏ボード13、17との間はアクリル樹脂系エマルション接着剤で接着し、さらに、最上層にコルク板19を置く構成とすることで、洗濯機の振動をほぼ完全に抑制することができ、家屋全体と共振する現象の発生を防止することができる。マット15を挟んで石膏ボードを2枚用いることで、さまざまな振動を確実に吸収することができる。
上述した本発明の洗濯機用置台の設置方法について説明する。まず、ベース台10を床の所定位置に載置し、第一のビス(ねじ)21により地板10aを当該床に固定する。その後、床に固定されたベース台10の地板10a上に底板11を載置し、さらにその上に順に第一の石膏ボード13、マット15、第二の石膏ボード17及びコルク板19をそれぞれの接着剤を介して積層して洗濯機用置台1を形成する。
コルク板19の上に市販されている洗濯機用防水パン23を載置して、第二のビス(ねじ)22が床まで到達しないようにこの第二のビス22により防水パン23を洗濯機用置台1に固定する。第二のビス22は、家屋の床に届かない長さであり、その先端が洗濯機用置台1の内部にとどまるようにして(好ましくは、図示するように、第二のビス22の先端が底板11に到達する程度にして)、防水パン23を洗濯機用置台1に固定する。このため、防水パン23の上に載せられた洗濯機の振動は、床に伝播せずに、洗濯機用置台1にのみ伝播し、洗濯機用置台1により確実に制振される。ビスを介した振動の床への伝播は生じない。
図4は、本発明の実施の形態における洗濯機置台の外観を示す写真である。図4(b)の写真は、図4(a)に示す洗濯機置台1上に防水パン23が載置された状態を示す。図4では、写真撮影のために、側板10bの一辺(図の手前の辺)が外され、内部の層部分の断面が視認できる状態となっている。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の分野における通常の知識を有する者であれば想到し得る各種変形、修正を含む要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても、本発明に含まれることは勿論である。
1:洗濯機用置台、10:ベース台、10a:地板、10b:側板、11:底板、12:第一の接着剤、13:第一の石膏ボード、14:第二の接着剤、15:マット、16:第三の接着剤、17:第二の石膏ボード、18:第四の接着剤、19:コルク板、21:第一のビス、22:第二のビス、23:洗濯機用防水パン

Claims (4)

  1. 洗濯機を置くための洗濯機用置台において、
    床上に置かれる木製の地板と当該地板の周囲に取り付けられるフレーム状の側板とから構成されるベース台と、
    前記ベース台の前記地板上に載置される木製の底板と、
    前記底板上に第一の接着剤により接着されて積層される第一の石膏ボードと、
    前記第一の石膏ボード上に第二の接着剤により接着されて積層されるゴム製又はアスファルト製のマットと、
    前記マット上に第三の接着剤により接着されて積層される第二の石膏ボードと、
    前記第二の石膏ボード上に第四の接着剤により接着されて積層されるコルク板とを備えることを特徴とする洗濯機用置台。
  2. 前記第一、第二及び第三の接着剤は、アクリル樹脂系エマルション型接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機用置台。
  3. 前記地板及び前記底板は、ベニヤ板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機用置台。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の洗濯機用置台の設置方法であって、
    前記ベース台を床に載置して、第一のビスにより前記地板を当該床に固定する工程と、
    前記地板の上に前記底板、前記第一の石膏ボード、前記マット、前記第二の石膏ボード及び前記コルク板を積層して前記洗濯機用置台を形成する工程と、
    前記コルク板の上に洗濯機用防水パンを載置して、第二のビスが前記床まで到達しないように当該第二のビスにより前記防水パンを前記洗濯機用置台に固定する工程とを備えることを特徴とする設置方法。
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